JPH04215871A - 無機質板材の塗装方法 - Google Patents
無機質板材の塗装方法Info
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- JPH04215871A JPH04215871A JP41100090A JP41100090A JPH04215871A JP H04215871 A JPH04215871 A JP H04215871A JP 41100090 A JP41100090 A JP 41100090A JP 41100090 A JP41100090 A JP 41100090A JP H04215871 A JPH04215871 A JP H04215871A
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- JP
- Japan
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- roll
- coating
- doctor
- doctor roll
- wall panel
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- Pending
Links
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- 238000010422 painting Methods 0.000 title claims abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims description 5
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 9
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無機質板材の塗装方法
に関し、詳しくはロールコータによる塗装方法の改良に
関する。
に関し、詳しくはロールコータによる塗装方法の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無機質壁板を連続塗装する場合、
図1に示すようなロールコータが使用される場合がある
。このロールコータAは、壁板Bを支える支持ロールC
に対面させて、スポンジ又はゴムなどの弾性材料より成
る塗布ロールDを軸支し、ドクターロールEを塗布ロー
ルDに外接させて回転させ塗料Fを供給し、これを壁板
B表面に転位付着させて塗装していく構成とされている
。
図1に示すようなロールコータが使用される場合がある
。このロールコータAは、壁板Bを支える支持ロールC
に対面させて、スポンジ又はゴムなどの弾性材料より成
る塗布ロールDを軸支し、ドクターロールEを塗布ロー
ルDに外接させて回転させ塗料Fを供給し、これを壁板
B表面に転位付着させて塗装していく構成とされている
。
【0003】
【従来技術の問題点】ところで、上記手段で塗装する場
合、塗布量は6〜20g/m2程度で、平滑表面であれ
ば問題無いが、複雑な表面凹凸模様、また深い目地や溝
のある形状の壁板を塗装する場合、単位面積当たりの塗
布量が不足し、均一な塗装が出来ない欠点があった。
合、塗布量は6〜20g/m2程度で、平滑表面であれ
ば問題無いが、複雑な表面凹凸模様、また深い目地や溝
のある形状の壁板を塗装する場合、単位面積当たりの塗
布量が不足し、均一な塗装が出来ない欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記欠点に
鑑み、従来と同じロールコータを使用するにもかかわら
ず表面凹凸差を有する壁板の均一塗装を可能とする方法
を得ることを目的としてなされたものである。
鑑み、従来と同じロールコータを使用するにもかかわら
ず表面凹凸差を有する壁板の均一塗装を可能とする方法
を得ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の無機質
板材の塗装方法は、無機質壁板裏面を支持ロールで支え
ると共に、該支持ロールに対応する前記無機質表面に弾
性材質より成る塗布ロールを当接させ、該塗布ロールに
ドクターロールを外接させて塗料を供給し、連続塗装し
ていく無機質板材の塗装方法において、前記ドクターロ
ールと塗布ロールとの軸間を少し広げた状態でドクター
ロールを塗布ロールと異なる周速で回転させることを特
徴とするものである。
板材の塗装方法は、無機質壁板裏面を支持ロールで支え
ると共に、該支持ロールに対応する前記無機質表面に弾
性材質より成る塗布ロールを当接させ、該塗布ロールに
ドクターロールを外接させて塗料を供給し、連続塗装し
ていく無機質板材の塗装方法において、前記ドクターロ
ールと塗布ロールとの軸間を少し広げた状態でドクター
ロールを塗布ロールと異なる周速で回転させることを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明において使用されるロールコータ装置
は従来と同じ装置が使用されるが、塗布ロールへの塗布
量を規制するドクターロールと塗布ロールとの軸間を具
体的には0〜1.0mm の範囲で少し広げた状態とし
て、ドクターロールの回転を塗布ロールと異なる周速で
回転させる。
は従来と同じ装置が使用されるが、塗布ロールへの塗布
量を規制するドクターロールと塗布ロールとの軸間を具
体的には0〜1.0mm の範囲で少し広げた状態とし
て、ドクターロールの回転を塗布ロールと異なる周速で
回転させる。
【0007】この場合、ドクターロールの周速は、塗布
ロールより遅くする場合と、早くする場合とが有り、さ
らに遅くする場合には、塗布ロールに対し逆回転させる
場合も有る。またこのとき塗布ロールとドクターロール
の軸間を少し広げて塗布量を調整する。この周速の違い
において、塗布ロールよりドクターロールの回転を遅く
すると塗料供給が30〜110g/m2 となり、また
塗布ロールよりドクターロールの回転を早くすると塗料
供給が30〜70g/m2となる。
ロールより遅くする場合と、早くする場合とが有り、さ
らに遅くする場合には、塗布ロールに対し逆回転させる
場合も有る。またこのとき塗布ロールとドクターロール
の軸間を少し広げて塗布量を調整する。この周速の違い
において、塗布ロールよりドクターロールの回転を遅く
すると塗料供給が30〜110g/m2 となり、また
塗布ロールよりドクターロールの回転を早くすると塗料
供給が30〜70g/m2となる。
【0008】いずれにせよ塗布ロールとドクターロール
との周速を同期した場合に比べ単位面積当たりの塗布量
が増加する。よってこの塗布量の増加により凹凸表面を
有する壁板表面であっても均一な塗装が可能となる。
との周速を同期した場合に比べ単位面積当たりの塗布量
が増加する。よってこの塗布量の増加により凹凸表面を
有する壁板表面であっても均一な塗装が可能となる。
【0009】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。実施例に
使用した壁板は、凹凸差約3mmの波状凹凸模様のもの
(A)と、平滑表面に深さ5mmの縦横溝をレンガ模様
状に付したもの(B)を使用した。
使用した壁板は、凹凸差約3mmの波状凹凸模様のもの
(A)と、平滑表面に深さ5mmの縦横溝をレンガ模様
状に付したもの(B)を使用した。
【0010】(実施例1)
図1に示したロールコータAの塗布ロールD周速に対し
、ドクターロールEの周速を30%遅く設定し、かつ、
ドクターロールEを塗布ロールDに対し0.5mm の
間隔として塗料Fを供給して塗装を行なった。このとき
の塗布量は 98g/m2 であり、壁板Aは均一な塗
装ができた。なお、壁板Bは、溝内部の塗装に一部かす
れが出来た。
、ドクターロールEの周速を30%遅く設定し、かつ、
ドクターロールEを塗布ロールDに対し0.5mm の
間隔として塗料Fを供給して塗装を行なった。このとき
の塗布量は 98g/m2 であり、壁板Aは均一な塗
装ができた。なお、壁板Bは、溝内部の塗装に一部かす
れが出来た。
【0011】(実施例2)
実施例1におけるドクターロールEと塗布ロールDとの
間隔 0.5mmを 1.0mmとして同一条件で塗装
を行った。このときの塗布量は110g/m2 であり
、壁板Aは塗料のボタ落ちを生じることなく均一な塗装
ができた。また、壁板Bは溝内部も含め全体が均一に塗
装された。
間隔 0.5mmを 1.0mmとして同一条件で塗装
を行った。このときの塗布量は110g/m2 であり
、壁板Aは塗料のボタ落ちを生じることなく均一な塗装
ができた。また、壁板Bは溝内部も含め全体が均一に塗
装された。
【0012】(実施例3)
ドクターロールEの周速を30%早く設定し実施例1と
同じ軸間隔のまま塗料Eを供給して塗装を行なった。こ
のときの塗布量は 73g/m2 であり、壁板A
,Bについての塗装状態は実施例1と同じであった。
同じ軸間隔のまま塗料Eを供給して塗装を行なった。こ
のときの塗布量は 73g/m2 であり、壁板A
,Bについての塗装状態は実施例1と同じであった。
【0013】(比較例)
塗布ロールDとドクターロールEの周速を同一にし、か
つ両ロールを接触する状態として壁板A,Bを塗装した
。この結果壁板A表面の特に凹入部分にかすれが見られ
、また壁板Bでは、目地溝内は全く塗装されなかった。
つ両ロールを接触する状態として壁板A,Bを塗装した
。この結果壁板A表面の特に凹入部分にかすれが見られ
、また壁板Bでは、目地溝内は全く塗装されなかった。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、ドクターロールの
周速と、塗布ロールに対する対向間隔の隙間の調整によ
り、塗布量を6〜40 g/m2 まで任意に調整でき
、従来では困難であった凹凸表面を有する壁板表面の均
一塗装が可能となった。
周速と、塗布ロールに対する対向間隔の隙間の調整によ
り、塗布量を6〜40 g/m2 まで任意に調整でき
、従来では困難であった凹凸表面を有する壁板表面の均
一塗装が可能となった。
【図1】この発明のロールコータの説明図である。
A ロールコータ
B 壁板
C 支持ロール
D 塗布ロール
E ドクターロール
Claims (1)
- 【請求項1】無機質壁板裏面を支持ロールで支えると共
に、該支持ロールに対応する前記無機質表面に弾性材質
より成る塗布ロールを当接させ、該塗布ロールにドクタ
ーロールを外接させて塗料を供給し、連続塗装していく
無機質板材の塗装方法において、前記ドクターロールと
塗布ロールとの軸間を少し広げた状態でドクターロール
を塗布ロールと異なる周速で回転させることを特徴とす
る無機質板材の塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41100090A JPH04215871A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 無機質板材の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41100090A JPH04215871A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 無機質板材の塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04215871A true JPH04215871A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18520075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41100090A Pending JPH04215871A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 無機質板材の塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04215871A (ja) |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP41100090A patent/JPH04215871A/ja active Pending
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