JPH04215269A - 防水型電線接続具 - Google Patents

防水型電線接続具

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JPH04215269A
JPH04215269A JP282691A JP282691A JPH04215269A JP H04215269 A JPH04215269 A JP H04215269A JP 282691 A JP282691 A JP 282691A JP 282691 A JP282691 A JP 282691A JP H04215269 A JPH04215269 A JP H04215269A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水及び防火型接続具に
関し、更に詳しくは1回の操作で電線の接続端を圧着し
接触電気抵抗を低減すると同時に電線の接続端に防水被
覆を形成できる防水型電線接続具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電線に
冠着したキャップを捻回して2本以上の電線を接続する
電線接続具の技術思想の歴史は古い。電線接続具は公知
であり先細形の開口に電線を挿入できるように内面にテ
ーパーねじを有する外部ハウジングを含む。従来の電線
接続具の代表例が米国特許第3497607号公報、同
第3875324号公報、及び同第4691079号公
報に開示されている。使用者は電線接続具の内腔に捻回
された電線の端部を挿入した後で電線を片手で把持して
もう一方の手でキャップを捻回する。捻回操作により電
線の接続端には引張力が作用し接触電気抵抗を低下させ
る。
【0003】電線接続具が湿度の高い場所に位置される
時には電線接続具の周囲に防水性封止材を塗布する必要
がある。水又は湿度が電線接続具に侵入して電線の端部
に酸化膜の層を形成することを防止するために、電線接
続具と電線は防水性化合物の中に浸漬される。化合物に
は硬化性又は非硬化性化合物のいずれかが使用される。 いずれの場合も化合物は電線接続具と電線の接続端に周
囲に防水被覆を形成する。
【0004】浸漬用化合物とそれを容れる容器を別々に
携行する煩わしさと共に従来の組立方法は独立した2つ
の工程から成るので長時間を必要とする。本発明の目的
は、使用者が1回の連続動作で接触電気抵抗の低い電線
接続端を形成できると同時に防水性封止材で電線の接続
端の周囲に防水被覆を形成する改良型の電線接続具を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は電線接続具に端
末キャップを設けて電線接続具の内部に防水性封止材を
保持するように電線接続具を改良することを含む。1の
実施例では捻回された電線は端末キャップを通して電線
接続具内部の封止材へ挿入される。電線を把持しながら
電線接続具を捻回すると電線間に電気的接続部が形成さ
れると同時に捻回された電線上に防水かつ発火防止被覆
が形成されて防水及び防火型電線接続具となる。別の実
施例では端末キャップは回転自在に装着される、端末キ
ャップは内部に防水性封止材を有し使用者は電線導体の
接続端を端末キャップ内部と電線接続具内部の防水性封
止材の中に挿入することで捻回された電線導体の接続端
を電線接続具に挿入できる。更に、電線と端末キャップ
を把持して電線接続具を捻回すると防水性封止材に保護
された接触電気抵抗の低い接続部が形成される。
【0006】
【実施例】図1を参照すると、防水及び発火防止被覆と
共に接触電気抵抗が低い電線導体の接続端を形成する本
発明の防水及び防火型電線接続具が参照番号10により
示されている。電線接続具10は、電気的に絶縁された
ほぼ円柱状のハウジング11を含み、ハウジングは端末
キャップと回転自在に係合する円柱状の開口16を有し
、端末キャップ12は一端が密閉された中空円筒又はス
リーブから成る。ハウジング11の密閉端には導電性の
円環40が配置され、円環40は円柱状の内面13及び
螺旋面14を形成するテーパー状の巻き線コイルを有す
る。図面からは円環40は一体部品の巻き線コイルに見
えるが巻き線コイルは2体部品としても良い。円環40
はハウジング11に固着されているので捻回された電線
導体の端部を中心に使用者がハウジング11と円環40
を捻回すると接触電気抵抗の低い電気的接続部が形成さ
れる。ハウジング11は、回転自在に端末キャップ12
を支持する円柱状の開口16及び開口16に位置され軸
方向の端末キャップの運動を防止する環状の溝18を除
けば従来の電線接続具とほぼ同じ形状を有する。本発明
の電線接続具は螺旋面を形成する巻き線コイルを有する
導電性の円環40と共に図示されているが、用途に応じ
て巻き線コイルの代りに電線導体を捻回する面を有する
非導電性の円環を使用しても良い。
【0007】端末キャップ12がハウジング11の開放
端に回転自在に結合される。端末キャップ12は、円柱
面34から半径方向外部に伸長する環状の保持突起17
を有する。ハウジング11の円柱状の開口16の内面に
は全周にわたる環状の溝18が設けられる。保持突起1
7は環状の溝18と係合し、端末キャップ12はハウジ
ング11に対して回転するが軸方向には運動できないの
でハウジング11から抜けない。保持突起17は環状で
あるように図示されているが、保持突起はハウジング1
1の内部にて回転する端末キャップ12を保持するのに
十分な長さを有していれば良い。円柱面34の一部分は
隙間無く円柱状の開口16と係合して封止材の流出を防
止する。即ち、2つの表面間の環状の隙間及び保持突起
17と環状の溝18の組合せにより保管時又は使用時に
おける封止材の流出を効果的に防止する。
【0008】防水及び防火型電線接続具10は内腔21
、22、23、25を含み、内腔21、22、23及び
内腔25の一部分には封止材29が充填される。封止材
29はシリコンを基材とする材料、浸漬用化合物、油脂
、又は防水かつ防火性材料等から成る。本質的に流動性
が無く電線接続具内に滞留するような粘性を有する封止
材は保管時又は使用時に封止材が欠乏しないので好まし
い。しかし、それ以外の材料でも例えば空気と接触する
と硬化する浸漬用化合物等が使用可能である。一般的に
本発明に使用できる材料は防水及び防火性油脂、浸漬用
化合物等である。  封止材は、電気的な接続特性を劣
化させる電線導体の酸化を防止するために有効であるだ
けでなく、電線接続具内での電線保持に役立つ。更に封
止材は電線の導体露出部を被覆するので、封止材は燃焼
性ガス又は燃え易い材料を着火させる火花の発生を抑制
する上で有効である。端末キャップ12の端部には可撓
性を有する複数の扇形の切片26を含む蓋が設けられ、
図5に示されるように切片26の頂部26aはそれぞれ
当接する。それぞれの切片は僅かに重なり合って封止材
29を電線接続具10の内部に保持する。使用前は防水
及び防火型電線接続具は箱の中に固定されずに梱包され
ているが、端末キャップの端部は重なり合う切片で覆わ
れているので誤って他の電線接続具に封止材が付着する
ことが無い。空気と接触すると硬化する防水性封止材を
使用する場合、切片の代わりに金属箔を使用しても良い
。金属箔の場合、端末キャップに電線を挿入する時は電
線端部を金属箔に突き通す。
【0009】図5は、電線30、31が電線接続具の内
部に挿入され切片の頂部26aが内側に屈曲している状
態を示している。従って、切片により電線を挿入すると
同時に可撓性により屈曲部が復元して電線の周囲を密閉
する。
【0010】捻回された電線を端末キャップに挿入する
時、可撓性を有する切片26は電線の周囲で内側へ屈曲
し電線を端末キャップへ挿入させると共に電線の形状と
太さに応じた開口が自然に形成される。図3は、電線が
挿入されて封止材29が押し除けられる時に内腔を満た
す封止材29を示す。
【0011】本発明の作用を理解するために図2、図3
及び図4を参照する。図2は、作業者が捻回された電線
30、31の接続端33を封止材が充填された内腔25
に挿入している状態を示す。電線30は金属導体30b
の周囲に絶縁被覆30aを有する。同様に、電線31は
金属被覆31bの周囲に絶縁被覆31aを有する。図3
は内腔21に挿入された電線の接続端を示し、捻回され
た電線の接続端33は円環40の内面13と係合してい
る。
【0012】図4は、作業者が電気接続具の内部に防水
及び防火性であって接触電気抵抗の低い接続部を同時に
形成する状態を示す。電気的接続部と防水及び発火防止
被覆を同時に形成するために、作業者は電線30、31
及び端末キャップ12の円柱面34を一方の手で把持し
捻回された電線端部をハウジング11の内腔21、22
へ軸方向に挿入する。電線の接続端を内腔21、22に
挿入した後、作業者は別の手で端末キャップ12の円柱
面34を把持する。作業者が電線と端末キャップ12を
保持しながらハウジング11を捻回すると電線の接続端
33は強く捻回され金属製の円環40と当接する。同時
に、内腔21、22、23、25に充填されている粘性
を有する封止材29は電線の接続端33の周囲に防水及
び発火防止性の保護被覆を形成するので電線接続具は防
水及び防火性を有するようになる。捻回操作と合わせて
封止材を使用することにより作業者はハウジング11内
部の接続部を結合させて封止することができ、電線導体
を酸化させ接続部の電気的特性を劣化させる水又は湿度
のハウジング11への侵入が防止される。内腔21、2
2に存在する封止材はハウジング11を回転させ電線導
体の接続端を捻回して接触電気抵抗の低い接続を実現す
るのを妨げないことが確認されている。
【0013】図1の実施例では、電線接続具のハウジン
グ11に回転自在に装着される端末キャップ12が示さ
れていが、用途に応じて端末キャップ12はハウジング
11に固定されても良い。例えば、封止材が流動性を有
する場合、端末キャップを回転する時に封止材が電線の
周囲で流動する。封止材が流動的である場合、エポキシ
等の空気と接触して硬化する流動的な材料を使用して電
線接続具内部の接続端の周囲に防水被覆を形成すること
もできる。封止材を電線接続具の内部に保持するために
、ハウジングを回転させる時に電線の周囲で横方向内側
に屈曲する螺旋形の切片を使用しても良い。本発明の別
の実施例は可撓性を有する切片を含み、端末キャップに
対して蓋が回転する。例えば、可撓性を有する切片26
は端末キャップ12の環状の溝に回転自在に装着される
環状の基部28を有する。
【0014】図6を参照すると、本発明の別の実施例が
符号50により示されている。電線接続具50は、端末
キャップ12上の相対する位置に電線保持部54及び同
じ形状の電線保持部53を有する点を除けば電線接続具
10と同じである。図6と図1及至図5の共通部品には
同じ符号を付す。可撓性を有する電線保持部54は、僅
かに電線を湾曲部55と円柱面34の間に案内するため
に傾斜する終端62を有する湾曲部55を含む前方に伸
長する部材から成る。同様に電線保持部53は湾曲部5
6と傾斜する終端61を有する。
【0015】図6は、端末キャップ12端部の開口から
伸長して屈曲し電線保持部54を通過して更に前記の方
向に伸長する電線51を示している。電線保持部54の
目的は電線操作中に電線51が電線接続具のハウジング
11から偶発的に抜けないようにすることにある。図6
は更に、端末キャップ12端部の開口から伸長して電線
保持部53を通過して更に前記の方向に伸長する電線5
2を示している。同様に電線保持部53の目的は電線操
作中に電線52が電線接続具のハウジング11から偶発
的に抜けないようにすることにある。図面には2本の電
線だけが示されているが1つの電線保持部で1本及至複
数本の電線を保持することができる。また、図面では2
つの電線保持部が示されているが、2本及至数本の電線
を端末キャップ12から偶発的に抜けないように保持す
るのであれば1つの電線保持部でも十分であろう。
【0016】図8を参照すると、先細形の円柱状ハウジ
ング73に第1フランジ71及び第2フランジ72を有
する従来の電線接続具が符号70で示されている。第1
電線80及び第2電線81が電線接続具70から外側に
伸長する。フランジの目的は使用者が1対の電線80、
81を中心に電線接続具を捻回できるように把持面を提
供することにある。
【0017】図7は、電線接続具70内部の封止材の流
出を防止する端末キャップであってねじ部を有する円柱
状の端末キャップ74を含む電線接続具70の後面図で
ある。端末キャップ74は可撓性を有する複数の扇形の
切片76を有する外側の支持リング75を含み、切片は
端末キャップ74の中心にて重なり合うように伸長し可
撓性を有する蓋を提供して端末キャップを密閉する。
【0018】図11は端末キャップ74の外観を示す斜
視図であり、環状の支持リング75は、従来の電線接続
具70の内面に設けられる雌ねじと係合する雄ねじ77
を有することを示している。可撓性を有する切片には符
号76が付されている。
【0019】図9は電線接続具70の端部に位置される
端末キャップ74を示している。電線接続具70は、金
属製の挿入体92の外面に設けられるテーパー状の雄ね
じ91aと係合するテーパー状の雌ねじ91を有し、挿
入体の内面には電線と係合するテーパー状の雌ねじ93
が設けられる。挿入体92と係合するように電線80、
81が位置される。電線80、81は、電線の周囲にて
屈曲し電線接続具70の内部から封止材110が流出し
ないように密閉する可撓性を有する切片76から伸長す
る。雌ねじ90と雄ねじ77の間に生じる摩擦抵抗によ
り、電線導体の端部を中心に電線接続具を回転させる時
に端末キャップ74は回転したり回転しなかったりする
。いずれの場合も可撓性を有する切片は封止材を保持す
る。
【0020】端末キャップ74の利点は、電線接続具7
0の内面の雌ねじに端末キャップ74をねじ固定するだ
けで内面に雌ねじを有する普通の電線接続具が簡単に本
発明の防水型電線接続具になることである。また、長い
電線ナットを使用すれば封止材の流出を更に防止できる
。可撓性を有する切片76は十分に柔軟であり電線80
、81を片手で把持して電線接続具70を回転できる。 可撓性を有する柔軟な切片76は、電線を中心にして電
線接続具70及び端末キャップ74を回転させる場合に
は内側に屈曲するだけでなく横方向にも屈曲し、電線接
続具の内部で電線が捻回されて金属製の挿入体92と電
気的に接続される時にも封止材を保持する。一般的には
、柔軟な切片は高分子プラスチック等から成る。
【0021】図10は、電線接続具70の端部から外方
へ伸長する円柱部又はスリーブ部100を有する端末キ
ャップ102が非回転的に装着される別の実施例を示し
ている。図10の電線接続具の利点はより多量の封止材
110を電線接続具のスリーブ部100に充填できるこ
とである。端末キャップ102は、電線接続具70の内
面に設けられる雌ねじ90と係合する雄ねじ104を有
する端部103を含む。電線接続具70は、端部に段部
105を有し、段部105にて端末キャップ102の環
状面105aと当接固定する。図10の実施例の利点は
、従来の電線接続具が封止材の貯蔵部を有する防水型電
線接続具になり接続端の捻回された導体露出部が封止材
で確実に覆われることである。図面では端末キャップ7
4は電線接続具70にねじ固定されるように図示されて
いるが、端末キャップを電線接続具に固定し封止材の区
画を設けられるような例えば接着、機械固定等の他の固
定手段が使用可能である。
【0022】端末キャップ74は電線接続具70の内部
に内面に固定されるように図示されているが外部に円環
を含むように改造し電線接続具の内部よりも外部に端末
キャップを固定させることもできる。
【0023】図示されて7及至図11の両方の実施例で
は雌ねじを有する電線接続具を粘性を有する防水性材料
を保持する密閉容器に改造できることも理解できよう。
【0024】図12を参照すると、電線導体を圧着して
接触電気抵抗の低い電気的接続部を提供する本発明の電
線接続具の更に別の実施例120が示されている。電線
接続具120は柔軟な絶縁性材料から成り袋状の外部ハ
ウジング121を含み、外部ハウジングは電線接続具1
20の内部に装着される変形可能な金属性の筒体を有す
る。電線接続具120の開放端には前述の端末キャップ
74が位置される。導電面及び電線132の導体と電気
的に接触する導体露出部131を有する電線130は端
末キャップ74の柔軟性を有する切片の間を通過し、電
線132の導体露出部133も導体面と電気的に接触す
る。電線接続具120の内部には内腔140が設けられ
部分的に防水及び防火性の封止材141が充填されてい
る。
【0025】電線接続部120の使用する時、まず電線
130の導体露出部131及び電線132の導体露出部
133を端末キャップ74の柔軟な切片に挿入する。電
線導体を内腔140及び導電性の筒体123の内部に挿
入した後、電線接続具の外面を圧潰して電線導体131
、133の周囲と可撓性を有しない導電性の筒体を圧着
する。
【0026】図13には圧潰された状態の電線接続具1
20が示され、変形可能な導電性の筒体123が電線導
体131、133の間に接触電気抵抗の低い電気的な接
続部を形成している。圧着工具(図示されず)により相
対する位置に隆起部123a,123b,123c,1
23dが形成され電線導体131と筒体123の間及び
電線導体133と筒体123の間に接触電気抵抗の低い
接触部を形成する。
【0027】電線導体131、133の周囲は例えばシ
リコン等の防水及び防火性封止材141に被覆される。 図13には封止材141が広がり内腔140の間隙が充
填されている状態を示す。
【0028】図11及び図12の実施例は他の実施例と
類似しているが図11及び図12の実施例では外部ハウ
ジングを変形させ、変形可能ながら可撓性の無い筒体1
23を電線導体131、133に圧着させることで電線
導体間の電気的な接続部が形成される点で異なる。
【0029】図示された実施例はいずれも予め封止材が
充填されているが、封止材を端末キャップと電線接続具
に設けられる区画に注入しても良い。例えば、柔軟な管
状の吐出器が電線接続具内部の電線導体周辺に封止材を
注入するために使用できる。
【0030】用途によっては封止材を所定の位置に保持
するために端末キャップを使用しなくても良い。例えば
、封止材が経時的に硬化する場合封止材自体が端末キャ
ップを形成するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例の防水型電線接続具の
断面図である。
【図2】図2は、本発明の実施例の防水及び防火型電線
接続具の内部に挿入される2本の電線の接続端の一部分
を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の実施例の防水及び防火型電線
接続具の内部に挿入される2本の電線の接続端を示す断
面図である。
【図4】図4は、使用者が本発明の実施例の防水型電線
接続具の一端を動かないように把持しながら他端を捻回
する様子を示す斜視図である。
【図5】図5は、図4の実線5から見た本発明の実施例
の防水及び防火型電線接続具の後面図である。
【図6】図6は、本発明の別の実施例の断面図である。
【図7】図7は、本発明の別の実施例の後面図である。
【図8】図8は、図7の電線接続具の外観を示す斜視図
である。
【図9】図9は、図7のライン9−9に沿った図7の電
線接続具の実施例の断面図である。
【図10】図10は、別の実施例の電線接続具に装着さ
れる端末キャップを示す断面図である。
【図11】図11は、図9の電線接続具の端末キャップ
の斜視図である。
【図12】図12は、本発明の更に別の実施例の断面図
である。
【図13】図13は、圧着状態における図12の実施例
の断面図である。
【符号の説明】
10  電線接続具 11  ハウジング 12  端末キャップ 17  保持突起 18  溝 21  内腔 22  内腔 23  内腔 25  内腔 26  切片 29  封止材 30  電線 31  電線 33  捻回接続端 40  円環 50  電線接続具 53  電線保持部 54  電線保持部 70  電線接続具 71  第1フランジ 72  第2フランジ 73  ハウジング 74  端末キャップ 75  支持リング 76  切片 92  挿入体 102  端末キャップ 110  封止材 120  電線接続具 121  外部ハウジング 123  筒体 140  内腔 141  封止材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電線導体の間に防水性を有すると共に
    接触電気抵抗の低い接続部を形成できる防水型電線接続
    具にして、第1端部及び第2端部を有するハウジング、
    前記ハウジング内部に位置される円環であって電線導体
    の捻回された端部のまわりに回転して電線導体の間に接
    触電気抵抗の低い接続部を提供可能な円環、内腔を有す
    る端末キャップであって第1端部及び第2端部を有し第
    1端部が前記ハウジングの一方の端部に回転自在に装着
    される端末キャップ、前記端末キャップ及び前記ハウジ
    ング内部に位置される封止材及び、前記端末キャップの
    第2端部に位置される曲がり蓋を含み、前記曲がり蓋は
    捻回された電線導体の接続部を前記端末キャップ内部に
    挿入するとき内方に屈曲する切片を有し、前記端末キャ
    ップ把持し前記ハウジングを回転させることで電線導体
    の間に防水性を有すると共に接触電気抵抗の低い接続部
    が形成され得ることを特徴とする防水型電線接続具。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の防水型電線接続具に
    おいて、前記封止材は、粘性を有する防火性の封止材か
    ら成り通常の保存条件では電線接続具から流出せず、電
    線が前記電線接続具に挿入されるときに前記ハウジング
    の内腔をほぼ充填し前記電線接続具内部の電線の周囲に
    防水性及び防火性封止材の被覆を形成し、それにより前
    記防水型電線接続具に防火性とすることを特徴とする防
    水型電線接続具。
  3. 【請求項3】  電線導体の間に防水性を有すると共に
    接触電気抵抗の低い接続部を形成する方法にして、電線
    導体の端部を捻回して捻回接続部を形成するステップ、
    捻回接続部を端末キャップを通して封止材を含む電線接
    続具に挿入し電線接続具の内面と係合させ周囲を封止材
    で覆うステップ及び、電線を保持しながら電線接続具を
    捻回し、捻回接続部が防水性を有すると共に接触電気抵
    抗の低い封止材で覆われた接続部にされるステップを含
    むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】  請求項3に記載の方法にして、捻回接
    続部を端末キャップに挿入する前に柔軟性を有する切片
    に通すステップを含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】  電線導体の間に防水性を有すると共に
    接触電気抵抗の低い接続部を形成できる防水型及び防火
    型電線接続具にして、電線導体と係合する面及び端末キ
    ャップと係合するねじ部を有する面を含むハウジングで
    あって前記電線接続具を電線導体の捻回接続部のまわり
    に回転させて電線導体の間に接触電気抵抗の低い接続部
    を形成するように操作し得るハウジング、前記ハウジン
    グのねじ部を有する面と係合するねじ部を有する面を含
    む端末キャップであって前記ハウジングにねじ係合され
    封止材の区画を前記電線接続具の内部に形成する端末キ
    ャップ及び、前記ハウジングの内部に位置される防水性
    及び防火性封止材を含み、電線導体を中心に前記ハウジ
    ングを捻回することで電線導体の間に防水及び防火性を
    有すると共に接触電気抵抗の低い接続部が形成され得る
    ことを特徴とする防水型電線接続具。
  6. 【請求項6】  請求項5に記載の防水型電線接続具に
    して、前記端末キャップ上に位置され電線を係止可能で
    電線が前記防水型電線接続具から偶発的に抜けることを
    防止する保持部を有することを特徴とする防水型電線接
    続具。
  7. 【請求項7】  第1端部と第2端部及び内部に導電性
    の円環を含むハウジングを円環と共に電線導体の端部を
    中心に回転させて電線導体の間に電気的な接続部を形成
    すると同時にハウジング内部に位置される電線導体の端
    部に防水性を有する接続部を形成する防水型電線接続具
    にして、前記ハウジング内部の区画内に封止材を含み、
    一方の手で電線を把持し他方の手で前記ハウジングを電
    線導体端を中心に回転させて電線導体の周囲に封止材で
    覆い前記ハウジング内部の区画内の電線導体に防水性を
    有する電気的な接続部を形成することを特徴とする防水
    型電線接続具。
  8. 【請求項8】  請求項7に記載の防水型電線接続具に
    して、前記電線接続具に装着される端末キャップを含む
    ことを特徴とする防水型電線接続具。
  9. 【請求項9】  捻回して電線導体を係合させる電線接
    続具にして、捻回された電線を受け入れる内腔を有する
    ハウジング、前記ハウジング内部に位置される第1表面
    、外面に環状の支持リングを有する端末キャップ、前記
    第1表面は端末キャップの支持リングと係合する手段を
    有し、前記端末キャップに位置される複数の可撓性を有
    する柔軟な切片であって重ね合わせられて係合し前記ハ
    ウジングの内腔を覆う蓋を形成する切片及び、前記内腔
    に位置される粘性を有する流動的な封止材を含み、捻回
    された電線導体の露出端部を中心にして前記ハウジング
    を捻回して電線導体の露出端部の間に電気的な接続部を
    形成すると共に前記粘性を有する流動的な封止材で周囲
    を囲むことで湿度から電線導体の露出端部を保護するこ
    とを特徴とする防水型電線接続具。
  10. 【請求項10】  電線導体の間に防水性を有すると共
    に接触電気抵抗の低い接続部を形成する防水型電線接続
    具にして、第1端部と第2端部を有するハウジング、前
    記ハウジング内部に位置され導電性を有する円環であっ
    て前記円環と電線導体端部の間に接触電気抵抗の低い電
    気的な接続部を形成する円環、内腔を有する端末キャッ
    プであって第1端部と第2端部を有し第1端部にて前記
    ハウジングの一方の端部に装着され電線が挿入される端
    末キャップ、前記ハウジング内部に位置される封止材及
    び、前記端末キャップの第2端部に位置される曲がり蓋
    であって前記端末キャップに電線導体端部を挿入すると
    内側に曲がる切片を有する曲がり蓋を含み、前記円環を
    電線導体端部と電気的に接触させて電線導体部の間に防
    水性を有すると共に接触電気抵抗の低い接続部を形成す
    ることを特徴とする防水型電線接続部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0785907A (ja) * 1993-07-22 1995-03-31 Yazaki Corp 電線端末接続部の保護ケース
JPH08130043A (ja) * 1994-10-28 1996-05-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd スプライス部保護キャップ
JP2018196218A (ja) * 2017-05-16 2018-12-06 株式会社カワグチ ジョイントボックス及びそのジョイントボックスの施工方法

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