JPH04214101A - 蒸気発生器 - Google Patents

蒸気発生器

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JPH04214101A
JPH04214101A JP3032294A JP3229491A JPH04214101A JP H04214101 A JPH04214101 A JP H04214101A JP 3032294 A JP3032294 A JP 3032294A JP 3229491 A JP3229491 A JP 3229491A JP H04214101 A JPH04214101 A JP H04214101A
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tube
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エバーハルト、ウイトコウ
Joachim Franke
ヨアヒム、フランケ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は蒸気発生器、特にその
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドレツァル(Dolezal )著「蒸
気発生(Dampferzeugung)」シュプリン
ゲル出版社、1985年の第7ページ、図1.4及び第
262ページ、図32.7から、自然循環ボイラであっ
てドラムボイラとも呼ばれる蒸気発生器が知られている
。気密な管壁の管のための出口側管寄せは自然循環蒸気
発生器のドラムである。このドラムの出口側には過熱器
が再熱面として流れ方向に後置接続されている。制御装
置は電動操作器付き調節弁を有し、この弁はエコノマイ
ザからドラムへ通じる給水管路中に設けられている。更
に制御装置は制御量センサとしてドラム中の水位のため
の水位計を有するので、制御装置は制御量としてこのド
ラム中の水位を検出する。ドラム中の所定の水位を越え
るときには、制御装置において給水管路中の調節弁の流
路断面積が小さくなる。ドラム中の所定の水位を下回る
ときには、この流路断面積が大きくなる。ドラム中では
臨界蒸気圧力への到達は行われず、例えばドラムに取り
付けられた圧力逃がし弁により防止される。
【0003】それによりドラム中には常に水位が生じ、
水の蒸発終端が常にドラム中に存在するということが達
成される。蒸発は専ら気密な管壁の管中で行われ、これ
らの管へは水がドラムから下降管を通って自然循環によ
り供給される。ドラムの出口側に流れ方向に後置接続さ
れた再熱面の中では、専らドラムから流出する蒸気の過
熱が行われる。
【0004】部分負荷域での負荷変動の際にはこの自然
循環蒸気発生器の場合に、蒸気温度の著しい変動が再熱
面の蒸気出口に発生する。この負荷変動が速くかつ大き
いほど、蒸気温度の変動もまた一層速くかつ大きい。そ
れゆえに再熱面の蒸気出口に接続された管寄せは高い熱
応力を受ける。これらの管寄せは高い蒸気温度ばかりで
なく高い蒸気圧力にもさらされるので、十分な強度を得
るために特に壁を厚く構成しなければならない。熱応力
はこの壁の厚さゆえに管寄せの損傷を極めて招きやすい
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、特
に蒸気発生器の再熱面から流出する蒸気の温度の速くか
つ大きい変動を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題はこの発明に基
づき、化石燃料用バーナと気密な管壁とを有する煙道と
、気密な管壁の管のための入口側管寄せと出口側管寄せ
とを備え、これらの管寄せのうち出口側管寄せが入口側
管寄せより高い位置レベルを有し、煙道の外部に出口側
管寄せを入口側管寄せに貫流結合する下降管を配置し、
蒸気管路中に出口側管寄せの流出側に流れ方向に出口側
管寄せに後置接続された少なくとも一つの再熱面を備え
るとともにエコノマイザを有する給水管路を備え、この
給水管路が出口側管寄せ又は下降管又は前置管寄せへ導
かれ、前置管寄せは入口側管寄せより位置的に低いレベ
ルを有し、気密な管壁の補助管が前置管寄せから分岐し
、各補助管が入口側管寄せに接続された気密な管壁の管
へ移行するようにし、更に給水管路中の給水流に作用す
る制御装置を備え、この制御装置が下記の量すなわち、
a)再熱面中の又は再熱面の後方の蒸気管路中の蒸気エ
ンタルピ、b)再熱面中の又は再熱面の後方の蒸気管路
中の蒸気温度、c)気密な管壁の管で伝達される熱仕事
率、d)給水管路中の給水流と蒸気管路中の蒸気流との
比、e)蒸気管路中に設けられた噴射式過熱低減器への
噴射水流と給水管路中の給水流との比、f)蒸気管路中
の蒸気の残留湿り度、のうちの少なくとも一つを制御量
として検出する蒸気発生器により解決される。
【0007】
【作用効果】この発明に基づく蒸気発生器においては、
ドラムでの公知の水位制御の代わりに量a)〜f)のう
ちの少なくとも一つに対する制御が実施される。
【0008】亜臨界圧力の場合にはこの蒸気発生器では
、水の蒸発終端が出口側管寄せ中の水位によって固定さ
れないので、負荷変動が自動的に発生蒸気の過熱のため
に利用される伝熱面の長さの変化をもたらし、再熱面か
ら流出する蒸気の温度が負荷変動にかかわらず一定に保
たれる。
【0009】制御量a)〜e)のうちの一つを検出する
制御装置は、水と蒸気との物理的状態の間の差異が周知
のようにもはや存在しないような、蒸気発生器内の圧力
が臨界又は超臨界状態にあるときでさえ働き続ける。
【0010】臨界又は超臨界圧力による蒸気発生器の運
転は、蒸気発生器が従属する発電所の高い熱効率を得る
ために有利である。この高い熱効率により発電所の少な
い燃料消費量、従って少ない有害物質特に炭酸ガスの排
出が達成される。
【0011】蒸気発生器の下降管は、蒸気発生器中に亜
臨界又は臨界又は超臨界圧力が生じているかどうかには
無関係に、気密な管壁の管を経由する循環、必要な場合
には更に強制循環をも可能にする。蒸気発生器に比較的
少ない給水流が供給されるにすぎないときにも、この循
環は気密な管壁の管中の大きいマスフロー、従ってこれ
らの管の良好な冷却をもたらす。それゆえに蒸気発生器
を比較的小さい蒸気出力に対して設計することができ、
このことは例えば環境に有利な熱電併給プラントにおい
て有利である。
【0012】請求項2に記載のこの発明に基づく蒸気発
生器の構成は、速やかに応答しかつ特に正確な給水管路
中の給水流の制御をもたらす。
【0013】蒸気発生器の気密な管壁の管は請求項3に
基づき垂直に配置することができるので、蒸気発生器を
特に経済的に製造することができる。管壁の垂直に配置
されたこれらの管を経由する循環は、管中の最適に少な
い流路抵抗のために自然循環とすることができる。
【0014】請求項4〜11は、下降管及び気密な管壁
の管を経由する大きい循環が高い圧力特に超臨界圧力の
場合にも蒸気発生器中で発生するような、有利な実施態
様を指向している。請求項12は蒸気発生器の始動を容
易にする実施態様を指向している。請求項13、14は
重畳された及び/又は分離した制御に言及している。
【0015】
【実施例】次にこの発明に基づく蒸気発生器の複数の実
施例を示す図面により、この発明を詳細に説明する。
【0016】方形断面を有する図1に示す垂直な煙道は
気密な管壁2により形成され、これらの管壁は煙道の下
端で漏斗形の底3へ移行する。底3の傾斜した側面では
管4が煙道の長手方向断面上に延び、そのほかのところ
では管壁2の管4は垂直に配置されている。更に管壁2
及び底3のすべての管4の長手側面は気密に相互に溶接
されている。底3は灰のための図示されていない搬出口
を形成する。
【0017】垂直な煙道の管壁2の下部には6個の化石
燃料用バーナがそれぞれ管壁2の孔99中に取り付けら
れている。これらの孔のところでは管壁2の管4が曲げ
られ垂直な煙道の外面上に延びる。同様な孔を空気ノズ
ル、煙道ガスノズル、スートブロアなどのためにも形成
することができる。
【0018】管壁2の管4はその下端に形成された流入
端を入口側管寄せ6に接続され、上端により形成された
流出端を出口側管寄せ7に接続されている。出口側管寄
せ7及び入口側管寄せ6は煙道の外部に設けられている
。出口側管寄せ7は入口側管寄せ6より位置的に高いレ
ベルを有する。更に各出口側管寄せ7は同様に煙道の外
部に設けられた垂直な下降管8により入口側管寄せ6に
貫流結合され、入口側管寄せ6には出口側管寄せ7に合
流する管壁2の管4も接続されている。
【0019】図2に示すように、エコノマイザ(給水予
熱器)48を備える給水管路47が出口側管寄せ7へ通
じている。このエコノマイザ48は入口側管寄せ、出口
側管寄せ及びこれらの両管寄せを貫流結合する伝熱面管
により形成されているがこれらの管は図1には示されて
おらず、図1に示す煙道の上端に接続する別の煙道内に
伝熱面として配置されている。エコノマイザ48の前に
は給水管路47中に電動操作器10を備える調節弁9が
設けられている。
【0020】出口側管寄せ7の上側から蒸気管路11が
分岐し、この蒸気管路は流れ方向に直列に接続された二
つの再熱面12、13及びこれらの両再熱面12と13
の間に接続された汽水分離器14を備える。それにより
出口側管寄せ7、蒸気管路11、再熱面12、13及び
汽水分離器14が流れ方向に相互に結合され直列に接続
されている。図1に示されていない再熱面12、13は
入口側管寄せ及び出口側管寄せを備える伝熱面管を有し
、図1に示す煙道の上端に接続する別の煙道内に配置さ
れている。
【0021】電動操作器17を備える流出調節弁16を
有する流出管路15が、汽水分離器14の下部から図2
に示されていない容器又はポンプへ通じている。
【0022】出口側管寄せ7はこの管寄せ中の水位を測
定する水位計21(例えばフロート)を備える。
【0023】蒸気管路11中で出口側管寄せ7に流れ方
向に直接後置接続された再熱面12の流出端は、この流
出端での蒸気温度又はこの流出端での蒸気温度に相応す
る材料温度を測定する装置22(例えば熱電対)を有す
る。更に再熱面12のこの流出端はこの流出端での蒸気
圧力を測定する装置23(例えば圧力センサとしてのば
ね式圧力計)を備える。
【0024】給水管路47中には給水流量計24(単位
時間当たりの給水量)が設けられ、この流量計は流れ方
向にエコノマイザ48の前にかつ調節弁9の後ろに接続
されている。
【0025】電動操作器10を備える調節弁9、蒸気温
度又は蒸気温度に相応する材料温度を測定する装置22
、蒸気圧力を測定する装置23及び給水流量計24は、
蒸気発生器への給水流に作用する蒸気発生器用制御装置
に従属する。この制御装置は更に、蒸気温度又は蒸気温
度に相応する材料温度を測定する装置22のための測定
変換器25(信号変換器)、蒸気圧力を測定する装置2
3のための測定変換器26及び給水流量計24のための
測定変換器27を有する。
【0026】測定変換器25、26は、装置22、23
の測定する蒸気温度及び蒸気圧力の値から蒸気エンタル
ピを算定するためのコンピュータを備える装置28へ出
力信号を供給する。蒸気エンタルピを算定する装置28
はその出力端で更に、目標値調整器30を備える調節器
29へ信号を供給する。
【0027】調節器29の出力信号と目標値調整器35
の出力信号とは最大値選択器36へ導かれ、最大値選択
器36の出力信号は調節器37へ導かれる。調節器37
へは更に測定変換器27の出力信号が導かれる。
【0028】汽水分離器14は汽水分離器14中の水位
を測定する水位計31を備える。水位計31の測定変換
器32から出力信号が調節器33へ導かれ、調節器33
は目標値調整器34を備え流出調節弁16の電動操作器
17へ作用する。
【0029】蒸気発生器の始動の場合には図1に示す孔
99中のバーナの点火の前に、まずエコノマイザ48を
備える給水管路47、入口側管寄せ6、管壁2の管4及
び下降管8が、出口側管寄せ7中で水位計21により水
位が測定されるまで給水を充填される。それによりバー
ナの点火の直後に管壁2の強く加熱される管4を確実に
冷却する自然循環を開始できるということが達成される
。第1のバーナの点火の時点では調節器29はまだ遮断
されているので、調節器29は有効な出力信号を有しな
い。給水流量計24により測定される給水流のための所
定の目標値が目標値調整器35によりあらかじめ与えら
れ、この目標値は最大値選択器36を介して調節器37
に作用し、電動操作器10を介して調節弁9により目標
値調整器35からあらかじめ与えられた出口側管寄せ7
への給水流を調整する。
【0030】孔99中の一つ又は複数のバーナの点火の
後に管壁2の管4中で蒸気発生が始まる。それにより管
壁2の管4及び下降管8中で自然循環が始まる。管壁2
の管4中で発生した蒸気は水を管4から放出する。この
放出された水は、水が管4中に発生した蒸気と共に蒸気
管路11中へそして再熱面12中へそしてついには汽水
分離器14中に達するに至るまで、水位を出口側管寄せ
7を越えて上昇させる。汽水分離器14中では水が蒸気
から分離される。それゆえに水位が目標値調整器34に
よりあらかじめ与えられた目標値を超えるまで、水位が
汽水分離器14中で上昇する。それにより調節器33の
出力信号が変化し、汽水分離器14中の水位が上昇する
場合には流出調節弁16の流路断面積が大きくなり、ま
た水位が低下する場合には流出調節弁16の流路断面積
が小さくなるように、電動操作器17を介して流出調節
弁16に作用するので、目標値調整器34によりあらか
じめ与えられた水位が所定の限界以内に維持される。そ
れにより、管壁2の管4中での蒸気発生によりこれらの
管から放出され発生蒸気と共に出口側管寄せ7から流出
する比較的低温の水が、既に強く加熱された再熱面13
へ達しこの再熱面を衝撃的に冷却するということが避け
られる。
【0031】バーナにより蒸気発生器へ供給される燃焼
熱仕事率の上昇と共に、汽水分離器14中へ流入する水
流はますます少なくなりついにはゼロとなる。そのとき
給水管路47を通って供給される給水が管壁2の管4及
び再熱面12中で完全に蒸発される。その際汽水分離器
14中の水位は流出調節弁16が閉じられてしまうまで
低下する。
【0032】この始動期中に例えば手動で調節器29が
投入されると、この調節器が最大値選択器36へ導かれ
る出力信号を供給する。しかしながら装置28により算
定される蒸気エンタルピが目標値調整器30によりあら
かじめ与えられた蒸気エンタルピよりなお小さいので、
調節器29の出力信号は給水流量計24により測定され
る給水流のための目標値としては著しく小さい。従って
最大値選択器36は給水供給に作用するために、調節器
29の出力信号より大きい目標値調整器35の出力信号
を選択する。流出調節弁16が閉じ、給水管路47を通
る給水供給が所定の一定値のまま管壁2の孔99中のバ
ーナの燃焼熱仕事率が更に高められると、装置22によ
り測定された蒸気温度と装置23により測定された蒸気
圧力従って装置28により算定される蒸気エンタルピが
上昇する。調節器29の出力信号は、蒸気エンタルピを
算定する装置28の出力信号が目標値調整器30により
あらかじめ与えられた出力信号より高くなる瞬間に、最
大値選択器36が衝撃無く調節器37のための目標値と
しての調節器29の出力信号へ切り換わるように導かれ
る。それにより目標値調整器35からあらかじめ与えら
れた給水流による給水管路47を通る給水供給の制御は
遮断され、目標値調整器30からあらかじめ与えられた
蒸気管路11中の蒸気エンタルピによるこの給水供給の
制御が投入される。
【0033】蒸気発生器のこの始動過程の終了後に蒸気
発生器中の蒸気圧力は多くの場合まだ臨界圧力未満であ
る。それゆえに蒸気圧力は続いて、蒸気発生器により蒸
気を供給される発電所の蒸気タービンが必要とするよう
な値に高められる。
【0034】最終的に蒸気発生器は臨界圧力又は超臨界
圧力で運転される。それにもかかわらず管壁2の管4及
び下降管8を経由する自然循環が維持され、蒸気管路1
1中では給水管路47を通る給水供給を目標値調整器3
0からあらかじめ与えられた蒸気エンタルピにより制御
することができる。そのうえ管4及び下降管8中の自然
循環のゆえに、管壁2の管4の冷却が損なわれることな
しに、蒸気発生器には比較的少ない給水流を供給するこ
とができる。
【0035】給水管路47を通る給水供給を図2に示す
ように所定の蒸気エンタルピにより制御することは、負
荷に比例する蒸気圧力による蒸気発生器の運転(変圧運
転)の場合には有利であるのに対して、一定の蒸気圧力
による蒸気発生器の運転(定圧運転)の場合には蒸気温
度を測定する装置22に付設された図2の測定変換器2
5の出力信号が直接に調節器29に与えられ、測定変換
器26を備え蒸気圧力を測定する装置23及び蒸気エン
タルピを算定する装置28が省略されても十分である。 そのとき目標値調整器30により再熱面12の流出端で
の蒸気温度の目標値があらかじめ与えられる。
【0036】図3では同じ部品が図2と同じ符号を備え
る。汽水分離器14には図2と同様に構成された制御装
置が付設されている。図3に示す蒸気発生器は主として
、再熱面12の流出端での蒸気温度及び蒸気圧力を測定
する装置22、23の代わりに、管壁2の管4にこの管
4での管壁温度を測定する装置69が設けられていると
いうことにより図2に示す蒸気発生器とは異なっている
【0037】図3に示すように、この装置69は主とし
て二つの熱電対70、71を有する。この場合管4は図
4に部分断面図で示されている管壁2内に煙道の内部空
間に向かって偏心的に厚くされた管片4aを備え、この
管片は管壁2中に組み込み溶接されている。偏心的に厚
くされた管片4aは煙道の内部空間内に二つの横穴70
a、71aを備え、これらの横穴は相互に平行でありか
つ相互に半径方向に間隔を有する。これらの横穴70a
、71a中にはそれぞれ熱電対70又は71が配置され
ている。これらの両熱電対70、71の接続導線は同様
に管壁2中に組み込み溶接されたU字形材72により覆
われ、管壁2の外面上でそこに設けられた保護管73中
へ導かれている。
【0038】偏心的に厚くされた管片4aの異なる二つ
の箇所で管壁温度を測定する熱電対70、71には、図
3に示す測定変換器72又は73が従属する。出力信号
はこれらの測定変換器72、73からコンピュータを備
える装置74へ導かれる。この装置74は、熱電対70
、71により測定された偏心壁厚の管片4aの温度並び
にこの管片4aの壁厚及び伝熱抵抗から、蒸発する水に
伝達される熱仕事率を算定する。複数の管4及びこの管
壁2の異なる箇所で蒸発する水に伝達される熱仕事率を
測定するために、この種の複数の装置69が管壁2に取
り付けられるのが有利である。測定された量からの平均
値算出により測定の精度を高めることができる。
【0039】こうして求められた熱仕事率が装置74で
更に煙道の内面上の管壁2の表面積を乗算されるので、
装置74からの出力信号は管壁2全体に伝達される熱仕
事率に比例する。熱仕事率を算定する装置74からの出
力信号は目標値調整器76を備える調節器75へ導かれ
る。
【0040】調節器75及び目標値調整器35の出力信
号は最大値選択器77へ導かれ、最大値選択器77の出
力信号は更に調節器37へ導かれる。この調節器37に
は図2と同様に給水流量計24に付設された測定変換器
27の出力信号も与えられる。
【0041】図3に示す調節器75、目標値調整器76
、最大値選択器77及び目標値調整器35の作動方式は
、図2に示す蒸気発生器の調節器29、目標値調整器3
0、最大値選択器36及び目標値調整器35の作動方式
に相応する。
【0042】図3に示す蒸気発生器は、給水供給に作用
する制御装置が管壁2の管4中で蒸発する水に伝達され
る熱仕事率の変動に非常に速やかに反応することができ
るという長所を有する。それにより伝達される熱仕事率
の変動は再熱面12、13中の蒸気温度へごく僅かしか
影響しない。
【0043】図5でも同じ部品が図2と同じ符号を備え
る。汽水分離器14には図2と同様に構成された制御装
置が付設されている。図5に示す蒸気発生器は主として
、再熱面12の流出端で蒸気温度及び蒸気圧力を測定す
る装置22、23の代わりに、蒸気流量計45が蒸気管
路11中に取り付けられこの蒸気流量計は再熱面13に
流れ方向に後置接続されているということにより、図2
に示す蒸気発生器と異なっている。この蒸気流量計45
には測定変換器45aが付設されている。測定変換器4
5aの出力信号と給水流量計24に付設された測定変換
器27の出力信号とは、給水管路47中の給水流と蒸気
管路11中の蒸気流との比を算定するコンピュータを備
える装置46へ導かれ、これらの流量は給水流量計24
又は蒸気流量計45により測定される。給水管路47中
の給水流と蒸気管路11中の蒸気流との比を算定する装
置46は、目標値調整器147を備える調節器148に
出力信号を与える。
【0044】汽水分離器14には蒸気管路11中に更に
噴射式過熱低減器50が流れ方向に後置接続され、この
過熱低減器には噴射水管路51が接続されている。この
噴射水管路51中には電動操作器52aを備える調節弁
52が設けられている。この電動操作器52aへは目標
値調整器330が付設された調節器329が作用する。 再熱面13の流出端には、この流出端での蒸気温度又は
この流出端での蒸気温度に相応する材料温度を測定する
装置322(例えば熱電対)が取り付けられている。こ
の装置322には測定変換器325(信号変換器)が付
設され、この測定変換器は出力信号を調節器329に供
給する。
【0045】調節器329は再熱面13の流出端での所
定の蒸気温度を超えるときには調節弁52の流路断面積
を大きくし、この所定の蒸気温度を下回るときにはこの
流路断面積を小さくする。
【0046】調節器148の出力信号と目標値調整器3
5の出力信号とは最大値選択器149へ導かれ、その出
力信号は更に調節器37へ導かれる。この調節器37に
は図2と同様に給水流量計24に付設された測定変換器
27の出力信号も与えられる。
【0047】図5に示す調節器148、目標値調整器1
47、最大値選択器149及び目標値調整器35の作動
方式は、図2に示す蒸気発生器の調節器29、目標値調
整器30、最大値選択器36及び目標値調整器35の作
動方式に相応する。
【0048】給水管路47を通る給水流は常に所定の割
合だけ蒸気管路11を通る蒸気流より小さい。給水管路
47を通る給水流と蒸気管路11を通る蒸気流との所定
の比が1より小さい場合に、再熱面13の蒸気出口での
蒸気温度を事故の場合にさえ一定値に保つために、噴射
水管路51を通る十分に大きい噴射水流を常に噴射式過
熱低減器50中への噴射のために利用することができる
【0049】図6では同様に同じ部品が図2と同じ符号
を備える。汽水分離器14には図2と同様に構成された
制御装置が付設されている。図6に示す蒸気発生器は特
に、再熱面12の流出端での蒸気温度及び蒸気圧力を測
定する装置22、23が省略されていることにより、図
2に示す蒸気発生器とは異なる。その代わりに蒸気管路
11中に汽水分離器14と再熱面13との間に噴射水を
噴射するために流れ方向に接続された噴射式過熱低減器
50には、調節弁52及び従属する電動操作器52aを
備える噴射水管路51が接続され、この管路は図示され
ていない給水ポンプから分岐されている。噴射水管路5
1は流れ方向に噴射式過熱低減器50と調節弁52との
間に噴射水流量計53を有する。再熱面13の流出端は
、この流出端での蒸気温度又はこの蒸気温度に相応する
この流出端での材料温度を測定する装置322(例えば
熱電対)を備える。この装置322には測定変換器32
5(信号変換器)が付設され、この測定変換器は出力信
号を電動操作器52に作用する調節器329に与える。 調節器329は目標値調整器330を備える。調節器3
29は再熱面13の流出端での所定の一定の蒸気温度を
超えるときには調節弁52の貫流断面積を大きくし、再
熱面13の流出端での所定の一定の蒸気温度を下回ると
きにはこの貫流断面積を小さくする。
【0050】噴射水流量計53には測定変換器54が従
属する。この測定変換器54から出力信号がコンピュー
タを備える装置55へ導かれ、この装置へは給水流量計
24のための測定変換器27の出力信号も導かれる。装
置55は噴射水管路51を通り噴射式過熱低減器50へ
の噴射水流と給水管路47を通る給水流との比を算定す
る。装置55からの出力信号は目標値調整器56を備え
る調節器57へ導かれる。
【0051】調節器57及び目標値調整器35の出力信
号もまた最大値選択器58へ導かれ、最大値選択器58
の出力信号は更に調節器37へ導かれる。この調節器3
7には図2と同様に給水流量計24に付設された測定変
換器27の出力信号が供給される。
【0052】図6に示す蒸気発生器における調節器57
、目標値調整器56、最大値選択器58及び目標値調整
器35の作動方式は、図2に示す蒸気発生器の調節器2
9、目標値調整器30、最大値選択器36及び目標値調
整器35の作動方式に相応する。
【0053】図6に示す蒸気発生器は、噴射水管路51
を通る噴射水流と給水管路47を通る給水流との所定の
比が例えば0.05の場合に、噴射水管路51を通り噴
射式過熱低減器50への十分に大きい噴射水流が常に得
られるという長所を有する。それにより再熱面13の蒸
気出口での蒸気温度を一定値に保つことができる。蒸気
管路11では蒸気流量計を必要としないので、再熱面1
3の後方のこの蒸気管路11は相互に並列な複数の部分
管路から成ることができる。
【0054】図7に示すように、エコノマイザ48を備
える給水管路47は下降管8へ合流することもできる。 下降管8へ導入される給水の比較的高い密度に基づき下
降管8中の静水圧は比較的高い。それにより入口側管寄
せ6中の比較的高い圧力が得られるので、下降管8及び
管壁2の管4を経由する自然循環は管4中の蒸気圧力が
比較的高い場合でさえ維持される。
【0055】入口側管寄せ6と出口側管寄せ7との間の
大きい圧力差、従って下降管8及び管壁2の管4を経由
する良好な自然循環を達成するために、給水管路47は
図7に示す蒸気発生器の場合に下降管8への合流箇所で
、図8に示すようにジェットポンプ80の駆動ノズル8
1として構成されるのが有利である。ジェットポンプ8
0の駆動媒体接続口の駆動ノズル81は給水管路47を
介してエコノマイザ48に接続されるのに対し、各下降
管8は入口側管寄せ6に接続された吐出し口を備えるジ
ェットポンプ80のディフューザ83、及び出口側管寄
せ7に接続された吸込み口84を備えるジェットポンプ
80の頭部85を形成する。
【0056】エコノマイザ48からジェットポンプ80
へ流入する水流86は出口側管寄せ7からの水流87を
吸引する。両水流86、87はディフューザ83中で単
一の水流88へまとまり、この水流は比較的高い圧力を
保って入口側管寄せ6中へ流入する。
【0057】吸込み口84から流出する水が圧力低下の
ために蒸発しそれによりジェットポンプの作用が低下す
ることのないようにするために、ジェットポンプ80が
入口側管寄せ6のそばに配置されるか、又はエコノマイ
ザ48から流出する水流の一部が吸込み口84の前で下
降管8中へ導入されるのが合目的である。両手段のそれ
ぞれは水流87の過冷却をもたらし、それによりジェッ
トポンプ80中での蒸気発生を防止する。
【0058】図7の各下降管8の内部断面積は管壁2の
各管4の内部断面積より大きいのが有利であり、その結
果下降管8中の摩擦圧力損失は管壁2の管4中よりも著
しく小さい。それによっても下降管8及び管壁2の管4
を通る自然循環の促進が達成される。
【0059】図7に示す蒸気発生器の場合に、管壁2の
出口側管寄せ7へ合流する各管4は管壁2に設けられた
成形片96を有し、この成形片を介して当該の管4が管
壁2の補助管90に取り付けられている。この補助管9
0は結合管91を介して出口側管寄せ7に接続されてい
る。補助管90は管壁2の構成部分であり、補助管90
の上端は終端管寄せ92に接続されている。蒸気発生器
の垂直な煙道の外面上に出口側管寄せ7より位置的に高
いレベルに設けられた終端管寄せ92からは、最後に再
熱面12、13を備える蒸気管路11が分岐する。
【0060】管壁2の補助管90は補助伝熱面を形成す
る。この補助伝熱面により、管4及び下降管8によって
決定される自然循環系が図1に示す管壁2の孔99中の
化石燃料用バーナのそばに来る。これらのバーナにより
特に管壁2の管4が特に強く加熱されるので、これらの
管4中の水は蒸気発生器の煙道の外面上の加熱されない
下降管8中の水より著しく小さい密度を有する。このこ
とは蒸気発生器が非常に高い圧力例えば超臨界圧力によ
り運転されるときでさえ、管壁2の管4及び下降管8を
経由する自然循環を助長する。
【0061】同じ部品が図7と同じ符号を備える図9に
示す蒸気発生器は前置管寄せ93を有する。この前置管
寄せ93にはエコノマイザ48を備える給水管路47が
接続されている。この前置管寄せ93は入口側管寄せ6
より位置的に低いレベルを有する。前置管寄せ93から
は補助管94が分岐し、これらの補助管は管壁2に従属
しかつこの管壁2中に補助伝熱面を形成する。これらの
補助管94の各上端は入口側管寄せ6に接続された管壁
2の管4へ移行する。
【0062】図9に示す蒸気発生器の出口側管寄せ7に
は、入口側管寄せ6に通じる下降管8並びに気密な管壁
2の管4が接続されている。更に再熱面12を備える蒸
気管路11が直接に出口側管寄せ7に接続されている。
【0063】補助管94により形成される補助伝熱面も
、管壁2の管4の全長が管壁2の孔99中の化石燃料用
バーナにより特に強く加熱されるということをもたらす
。それにより管壁2の管4中の水は蒸気発生器の煙道の
外面上の加熱されない下降管8中の水より著しく小さい
密度を有するので、管壁2の管4及び下降管8を経由す
る自然循環は、蒸気発生器が非常に高い圧力従って例え
ば超臨界圧力により運転されるときでさえ助長される。
【0064】蒸気発生器は気密な管壁2中に、図7に示
すような終端管寄せ92に通じる補助管90を備える補
助伝熱面ばかりでなく、図9に示すような前置管寄せ9
3に通じる補助管94を備える補助伝熱面をも形成する
ことができる。
【0065】このために管壁2の管4及び成形片96を
通る図10に示す縦断面図が示すように、管壁2の管4
はその端部4a、4bを入口側管寄せ6又は出口側管寄
せ7に接続された範囲では、前置管寄せ93から分岐す
る補助管94並びに出口側管寄せ7から終端管寄せ92
へ通じる補助管90及び結合管91より大きい内部断面
積を有するのが有利である。それにより管4中の特に低
い抵抗圧力損失が得られ、これらの管4及び下降管8を
経由する自然循環が促進される。
【0066】図10に示す管4を通る図11の縦断面図
が示すように、管壁2のこれらの管4は螺旋形に配置さ
れた内側フィン104を有することができる。これらの
内側フィン104は、管4中に存在する水・蒸気混合体
(湿り蒸気)の水部分が有利にも管4の壁の内面に沿っ
て流れ、蒸気部分がこれらの管4の中心部を流れるとい
うことをもたらす。それによりこれらの管4はマスフロ
ー密度の低い場合、例えば部分負荷運転及び亜臨界圧力
の場合にもなお良好に冷却される。
【0067】図10では、管壁2の管4をこの管壁の補
助管90に取り付けるときに仲介する成形片96が、中
間壁105により管4を補助管90に対して密に閉鎖す
るのに対して、この成形片96が中間壁105に図12
の縦断面図に示すように、管4から補助管90への貫通
孔97を形成することもできるので有利であり、この孔
の貫通断面積は管4の内部断面積より小さい。この貫通
孔97は出口側管寄せ7を経由する流量従ってこの出口
側管寄せ7中での圧力損失を低減し、管4及び下降管8
を経由する自然循環を助長する。
【0068】貫通孔97のそばの管壁2の管4の側で中
間壁105に形成され貫通孔97を囲むカラー98は、
管4中の湿り蒸気の水部分が貫通孔97を通って補助管
90中へ達するのを防止することができる。
【0069】図13に示す出口側管寄せ7を通る断面が
示すように、管壁2の管4は接線方向に出口側管寄せ7
の中空円筒形壁に合流し、また管壁2の補助管90はこ
の壁から半径方向に分岐する。それで管4を通って出口
側管寄せ7中へ流入する湿り蒸気が旋回し、この旋回は
特に亜臨界圧力の際に蒸気発生器の部分負荷運転の場合
に出口側管寄せ7中での汽水分離をもたらす。更に補助
管90を半径方向に導出することにより、出口側管寄せ
の上側では出口側管寄せ7中で分離された水がこの補助
管90中へ連行されることがほぼ避けられるので有利で
ある。下降管8は出口側管寄せ7の中空円筒形の壁から
同様に半径方向に分岐する。
【0070】図14でも同じ部品が図2と同じ符号を備
える。汽水分離器14には図2と同様に構成された制御
装置が付設されている。図14に示す蒸気発生器は主と
して、再熱面12の流出端での蒸気温度及び蒸気圧力を
測定する装置22、23の代わりに、図14に示す蒸気
管路11には出口側管寄せ7と再熱面12との間に、図
15の縦断面図に示すように管内部断面積の狭隘部21
0を備えるベンチュリ管が設けられているということに
より、図2に示す蒸気発生器とは異なっている。ベンチ
ュリ管209についてはベンチュリ狭隘部210に電気
コンデンサの二つの電極211a、211bが取り付け
られ、これらの電極は電気絶縁性材料から成る被膜を備
え、これらの被膜の間にはベンチュリ狭隘部210に沿
ったベンチュリ管209の内部空間が存在する。電極2
11a、21bには測定変換器211cが接続され、こ
の測定変換器はコンデンサキャパシタンスに相応する出
力信号を与える。
【0071】図15の縦断面図が更に示すように、ベン
チュリ狭隘部210の直前には蒸気管路11の管中に、
測定変換器212cへ通じている蒸気温度を測定する装
置212(例えば熱電対)が設けられている。
【0072】管路11のベンチュリ管209からは横方
向に圧力測定管213がベンチュリ狭隘部210の最小
管内部断面から分岐し、また圧力測定管214が蒸気管
路11の流れ方向に見てベンチュリ狭隘部210の前の
最大管内部断面を有する箇所で分岐する。圧力測定管2
13、214は差圧計215(例えばばね式差圧計)へ
通じ、この差圧計には測定変換器213cが接続され、
この測定変換器は最大管内部断面の箇所と最小管内部断
面の箇所との蒸気圧力の差に相応する出力信号を与える
。圧力測定管214は更に圧力計216(例えばばね式
圧力計)へ通じ、この圧力計には測定変換器214cが
接続され、この測定変換器は最大管内部断面積の箇所で
の蒸気圧力に相応する出力信号を与える(アメリカ合衆
国特許第4829831 号明細書参照)。
【0073】測定変換器211c、212c、213c
、214cはそれぞれ蒸気管路11中を流れる蒸気の残
留湿り度を算定する装置240に出力信号を与える。
【0074】この装置240は図14の蒸気管路11中
の蒸気の残留湿り度に相応する出力信号を目標値調整器
242を備える調節器241に与える。
【0075】調節器241の出力信号及び目標値調整器
35の出力信号は最大値選択器243へ導かれ、その出
力信号は調節器37に送られる。調節器37には更に給
水流量計24に付設された測定変換器27の出力信号が
送られる。
【0076】調節器241、目標値調整器242、最大
値選択器243及び目標値調整器35の作動方式は、図
2に示す蒸気発生器の調節器29、目標値調整器30、
最大値選択器36及び目標値調整器35の作動方式に相
応する。
【0077】図14に示す蒸気発生器は、給水供給に作
用する制御装置が管壁2及び底3の管4中で蒸発する水
に伝達される熱仕事率の変動に非常に速やかに反応する
ことができるという長所を有する。なぜならば蒸気管路
11中の蒸気の残留湿り度を算定するための測定量が、
管壁2を備え孔99中の化石燃料用バーナが設けられて
いる煙道のすぐ後方で測定されるからである。
【0078】蒸気管路11中の蒸気の残留湿り度は、図
14に示す蒸気発生器内の圧力が臨界圧力以下である間
だけ制御量として適している。臨界圧力に達すると、蒸
気管路11中の蒸気の残留湿り度に相応する出力信号を
与え蒸気の残留湿り度を測定する装置240は遮断すべ
きであり、図2、3、5又は6に示すような制御装置の
うちの一つを投入すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づく蒸気発生器の一実施例の煙道
の斜視図である。
【図2】図1に示す煙道を有する蒸気発生器とその制御
装置との一実施例のブロック線図である。
【図3】図1に示す煙道を有する蒸気発生器とその制御
装置との異なる実施例のブロック線図である。
【図4】図3に示す管壁温度測定装置の要部断面図であ
る。
【図5】図1に示す煙道を有する蒸気発生器とその制御
装置との異なる実施例のブロック線図である。
【図6】図1に示す煙道を有する蒸気発生器とその制御
装置との異なる実施例のブロック線図である。
【図7】この発明に基づく蒸気発生器の異なる変形例の
部分図である。
【図8】図7に示す下降管と給水管との接続部の一実施
例の縦断面図である。
【図9】この発明に基づく蒸気発生器の異なる変形例の
部分図である。
【図10】管壁の管と補助管との接続部の一実施例の縦
断面図である。
【図11】管壁の管の変形例の部分縦断面図である。
【図12】管壁の管と補助管との接続部の異なる実施例
の縦断面図である。
【図13】出口側管寄せと給水管との接続部の一実施例
の縦断面図である。
【図14】図1に示す煙道を有する蒸気発生器とその制
御装置との異なる実施例のブロック線図である。
【図15】図14に示すベンチュリ管の縦断面図である
【符号の説明】
2  管壁 4  管 6  入口側管寄せ 7  出口側管寄せ 8  下降管 11  蒸気管路 12  再熱面 14  汽水分離器 29、37、57、75、148、241  調節器4
7  給水管路 48  エコノマイザ 80  ジェットポンプ 83  ディフューザ 84  吸込み口 85  頭部 90、94  補助管 92  終端管寄せ 93  前置管寄せ 96  成形片 97  貫通孔 104  内側フィン

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  化石燃料用バーナと気密な管壁(2)
    とを有する煙道と、気密な管壁の管のための入口側管寄
    せ(6)と出口側管寄せ(7)とを備え、これらの管寄
    せのうち出口側管寄せが入口側管寄せより高い位置レベ
    ルを有し、煙道の外部に出口側管寄せを入口側管寄せに
    貫流結合する下降管(8)を配置し、蒸気管路(11)
    中に出口側管寄せの流出側に流れ方向に出口側管寄せに
    後置接続された少なくとも一つの再熱面(12)を備え
    るとともにエコノマイザ(48)を有する給水管路(4
    7)を備え、この給水管路が出口側管寄せ(7)又は下
    降管(8)又は前置管寄せ(93)へ導かれ、前置管寄
    せは入口側管寄せ(6)より位置的に低いレベルを有し
    、気密な管壁(2)の補助管(94)が前置管寄せ(9
    3)から分岐し、各補助管(94)が入口側管寄せ(6
    )に接続された気密な管壁(2)の管(4)へ移行する
    ようにし、更に給水管路(47)中の給水流に作用する
    制御装置を備え、この制御装置が下記の量すなわち、 a)再熱面(12)中の又は再熱面(12)の後方の蒸
    気管路(11)中の蒸気エンタルピ、 b)再熱面(12)中の又は再熱面(12)の後方の蒸
    気管路(11)中の蒸気温度、 c)気密な管壁(2)の管(4)で伝達される熱仕事率
    、 d)給水管路(47)中の給水流と蒸気管路(11)中
    の蒸気流との比、 e)蒸気管路(11)中に設けられた噴射式過熱低減器
    (50)への噴射水流と給水管路(47)中の給水流と
    の比、 f)蒸気管路(11)中の蒸気の残留湿り度、のうちの
    少なくとも一つを制御量として検出することを特徴とす
    る蒸気発生器。
  2. 【請求項2】  制御装置が量c)及び量a)、b)、
    d)、e)、f)のうちの少なくとも一つを制御量とし
    て検出することを特徴とする請求項1記載の蒸気発生器
  3. 【請求項3】  給水管路(47)が下降管(8)への
    合流箇所で、エコノマイザ(48)に接続された駆動媒
    体接続口を備えるジェットポンプ(80)の駆動ノズル
    として構成され、下降管(8)がこの合流箇所で、入口
    側管寄せ(6)に接続された吐出し口を備えるジェット
    ポンプ(80)のディフューザ(83)、及び出口側管
    寄せ(7)に接続された吸込み口(84)を備えるジェ
    ットポンプ(80)の頭部(85)を形成することを特
    徴とする請求項1又は2記載の蒸気発生器。
  4. 【請求項4】  下降管(8)の内部断面積が気密な管
    壁(2)の各管(4)の内部断面積より大きいことを特
    徴とする請求項1ないし3の一つに記載の蒸気発生器。
  5. 【請求項5】  気密な管壁(2)の管(4)が螺旋形
    に配置された内側フィン(104)を有することを特徴
    とする請求項1ないし4の一つに記載の蒸気発生器。
  6. 【請求項6】  管壁(2)の補助管(90)が出口側
    管寄せ(7)に接続され、これらの補助管が出口側管寄
    せ(7)より位置的に高いレベルを備える終端管寄せ(
    92)へ通じることを特徴とする請求項1ないし5の一
    つに記載の蒸気発生器。
  7. 【請求項7】  気密な管壁(2)の管(4)が、出口
    側管寄せ(7)から終端管寄せ(92)へ通じる補助管
    (90)より大きい内部断面積を有することを特徴とす
    る請求項6記載の蒸気発生器。
  8. 【請求項8】  気密な管壁(2)の管(4)が前置管
    寄せ(93)から分岐する補助管(94)より大きい内
    部断面積を有することを特徴とする請求項1ないし7の
    一つに記載の蒸気発生器。
  9. 【請求項9】  出口側管寄せ(7)に合流する気密な
    管壁(2)の管(4)が、気密な管壁(2)中に設けら
    れた成形片(96)を介して気密な管壁(2)の補助管
    (90)に取り付けられ、この補助管が出口側管寄せ(
    7)に接続されていることを特徴とする請求項6記載の
    蒸気発生器。
  10. 【請求項10】  成形片(96)中には管壁の管(4
    )から補助管(90)へ貫通孔(97)が形成され、こ
    の孔の貫通断面積が管(4)の内部断面積より小さいこ
    とを特徴とする請求項9記載の蒸気発生器。
  11. 【請求項11】  出口側管寄せ(7)が中空円筒形の
    壁を有し、気密な管壁(2)の管(4)がこの壁の中へ
    少なくともほぼ接線方向に合流し、及び/又はこの壁か
    ら管壁の補助管(90)が半径方向に分岐することを特
    徴とする請求項1ないし10の一つに記載の蒸気発生器
  12. 【請求項12】  水を分離する汽水分離器(14)が
    再熱面(12)に流れ方向に後置接続されていることを
    特徴とする請求項1ないし11の一つに記載の蒸気発生
    器。
  13. 【請求項13】  重畳された及び/又は分離した制御
    が行われることを特徴とする請求項1ないし12の一つ
    に記載の蒸気発生器。
  14. 【請求項14】  給水流量に作用する調節器(37)
    が設けられ、この調節器には目標値として重畳された調
    節器(29、57、75、148、241)の出力量が
    あらかじめ与えられ、重畳された調節器には更に制御量
    a)〜f)のうちの一つが実際値として供給されること
    を特徴とする請求項15記載の蒸気発生器。
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