JPH04213642A - 建築物の構築法 - Google Patents

建築物の構築法

Info

Publication number
JPH04213642A
JPH04213642A JP1632391A JP1632391A JPH04213642A JP H04213642 A JPH04213642 A JP H04213642A JP 1632391 A JP1632391 A JP 1632391A JP 1632391 A JP1632391 A JP 1632391A JP H04213642 A JPH04213642 A JP H04213642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
core
constructed
truss
lifted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1632391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Sato
龍生 佐藤
Koichi Tamura
幸一 田村
Choei Kani
可児 長英
Masataka Kodera
小寺 正孝
Kenichi Kikuchi
憲一 菊地
Shigeru Sakamoto
坂本 成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP1632391A priority Critical patent/JPH04213642A/ja
Publication of JPH04213642A publication Critical patent/JPH04213642A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は本設兼用作業構台を用い
たリフトアツプ工法による建築物の構築法に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】高層建築物においてコア壁をRC造とし
、外周フレームを鉄骨造とする構造形式は、省力構法と
して米国で広く行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構造形式を我国に
導入するにあたって耐震構造としなければならず、その
ためコア壁と外周フレームとを緊結するハツト梁を最上
階に設ける必要がある。このハツト梁は通常鉄骨のトラ
スで構成され、複雑な仕口と大重量の鉄骨が用いられ、
高層建物の最上階の施工となることで、難工事となる。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とする処は、作業性に優れ、安全
性の優れた本設兼用作業構台を利用したリフトアツプ工
法による建造物の構築法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る建築物の構築法は、コア構造体を先行
して構築し、次いで地組され、且つ揚重装置が装架され
た作業用構台兼用トラス梁を前記コア壁に沿って順次リ
フトアツプし、各階毎に、前記トラス梁の揚重装置を介
して同各階の資材を揚重、搬入するとともに、同各階躯
体部を構築し、最上階において前記トラス梁を前記コア
構造体に固定し、本設の構造材とするように構成されて
いる。
【0006】
【作用】本発明によれば前記したように、コア構造体を
先行して構築したのち、同コア構造体を案内として、予
め地組された、作業構台を兼用するトラス梁を前記コア
壁に沿って各階毎に順次リフトアツプし、同各階毎に前
記トラス梁に装架した揚重装置を介して同各階の資材を
揚重、搬入するとともに、梁、床、壁、天井等の各階躯
体を構築し、以下同様の工程を反覆して最上階まで施工
し、同最上階において前記トラス梁を前記コア構造体に
固定して本設の構造材とし、コア構造体の曲げ変形を抑
止するものである。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明する
。図3及び図4は夫々本発明の方法によって構築された
建築物の概略縦断正面図並に基準階床の平面図を示し、
建物の中央にエレベーターや設備機械室、便所等が内蔵
された、前記コア構造体を構成するコンクリートコア壁
1が先行して構築され、同コア壁1の外周には、事務室
等の居室部になる個所を鉄骨柱2、床鉄骨梁3で構築す
る構造型式を示していて、最上階には前記コア壁1の曲
げ変形を抑止する目的で、ハツト梁を構成するトラス梁
4が架渡された耐震構造となっている。図中5は屋根梁
、6は屋根、7は外装材を示す。
【0008】而して施工に際しては、図1及び図2に示
すように、中央のコンクリートコア壁1をジヤンプフオ
ーム8で先行打設したのち、地上で大トラス架構の作業
構台兼用トラス梁4を地組するとともに、クレーンガー
ダー9及び同クレーンガーダー9を走行する天井走行ク
レーン10よりなる揚重装置を装架する。前記トラス梁
4には公知のリフトアツプ装置が内蔵され、上部には屋
根6及び屋根梁5が架設され、同屋根梁5と前記コア壁
1とによってトラス梁4を支持しつつトラス梁4をコア
壁1に沿ってリフトアツプするように構成されている。
【0009】かくしてトラス梁4を同梁に内蔵されたリ
フトアツプ装置によってリフトアツプし、1階分リフト
アツプする毎に前記天井走行クレーン10を介して鉄骨
柱2、床鉄骨梁3、外装材7その他の建設資材11を揚
重、搬入建方して、床のデツキプレート鉄筋等を配設し
、コンクリートを打設して同階の梁、床、壁、天井等の
躯体部を構築する。なお前記クレーン10は建築物外部
まで張出していて地上の資材を自在に取込むことができ
、建築物躯体が施工された後も、内外装材の揚重、搬送
、取付けに利用される。
【0010】以下前記の工程を各階毎に反覆して、最後
に前記トラス梁4及び屋根6並に屋根梁5をコンクリー
トコア壁1に固定し、本設の構造材としてコンクリート
コア壁1の曲げ変形を抑止する。また前記トラス梁4及
び屋根6並に屋根梁5をコンクリートコア壁1の頂部に
取付けることによって、雨天等の悪天候の際も施工が可
能となり、また前記のように外装材7を取付けてあれば
、雨天等の際も内装工事が可能となる。
【0011】図5及び図6は本発明の他の実施例を示し
、建築物の両サイドのコンクリートコア壁1を先行して
構築し、次いで地組されたトラス梁4を前記コア壁1に
よって支持しつつ、順次各階毎にリフトアツプし、前記
実施例と同様にして建築物を構築するもので、図中、前
記実施例と均等部分には同一符号が付されている。前記
実施例は、リフトアツプ工法において最終的にハツト梁
となる大トラス梁を、建設中は作業構台として利用する
工法であるが、この大トラス梁をコンクリートコア壁に
逐次アンカーしていかなければならない。従って建物規
模が大きくなると作業構台にかかる荷重も大きくなり、
アンカーも大きな負担のため大型化せざるを得ず、扱い
難くなってくる。更にコアの施工速度が速くなってくる
と、このアンカーの施工がネツクとなってくる。
【0012】図7乃至図10はこのような問題点に対処
しうる実施例で、コア構造体を鉄骨を主体としたコアフ
レーム21より構成し、同コアフレーム21を先行して
構築し、クレーンガーダー9及び天井走行クレーン10
よりなる揚重装置を装架した作業構台兼用トラス梁4を
前記コアフレーム21に沿って順次リフトアツプし、前
記実施例と同様にして各階毎に建設資材11を揚重搬入
するとともに、各階躯体部を構築し、最上階において前
記トラス梁をコアフレーム21に固定して本設の構造材
とする。図中22はコア建方クレーン、23はコア鉄骨
梁、24はコア鉄骨柱、25はコアブレース、その他図
中、前記実施例と均等部分には同一符号が付されている
【0013】図11及び図12は本発明の更に他の実施
例を示し、建築物の両サイドのコアフレーム21を先行
して構築し、次いで地組されたトラス梁4を前記コアフ
レーム21によって支持しつつ、順次各階にリフトアツ
プし、前記実施例と同様にして建築物を構築するもので
、図中、前記実施例と均等部分には同一符号が付されて
いる。
【0014】図13乃至図17は最上階におけるトラス
梁4の架設方法を示し、同トラス梁4をコア構造体を構
成するコンクリートコア壁1またはコアフレーム21の
外側に、中間階で接しないように間隔を設けて配設し、
コア構造体を先行構築し、同コア構造体に支持しながら
リフトアツプまたはセルフクライミングを可能ならしめ
、前記トラス梁4を最上階までもち上げた後は、コア構
造体と一体化するため、コンクリートを打設するか、鉄
骨同士を現場溶接、または高力ボルト締めによって接合
するもので、図15はコア壁と最上階のトラス梁4とを
コンクリート26で一体化したものである。
【0015】なお前記最上階トラス梁4は、最上階の一
層下の柱、梁構築のため、図16に示すように同トラス
梁4の最終高さよりも揚重機械及び吊りしろの高さとし
てL1 だけ高くセルフクライムし、下層の構築が終了
したのち、図17に示す如く最上階トラス梁4と下部の
柱、梁とを接合して建物を完成させる。前記トラス梁4
を高く上げる分、コア構造体を最上階トラス梁の天端よ
りL1 より大きいL2 だけ上方へ予め構築しておく
【0016】
【発明の効果】本発明によれば前記したように、コア構
造体を先行して構築し、次いで地組され、且つ揚重装置
が装架された作業構台兼用トラス梁を前記コア構造体に
沿って各階床にリフトアツプし、前記トラス梁の揚重装
置を利用して各階の資材を揚重、搬入して各階躯体部を
構築し、最上階において前記トラス材を前記コア構造体
に固定し、本設の構造材とするようにしたものであり、
従ってトラス梁が揚重装置を装架しているため別途タワ
ークレーンを設置する必要がないので工費が低減される
とともに、施工中、建築物の高さを超えて上方に突出す
るものがなくなり、航空障害で高さを制限されている地
域での施工に好適である。
【0017】また外周部にクレーンが走行する必要がな
いので、敷地に余裕のない場合も施工が可能となる。更
に屋根の施工が地上の低い個所で行なわれるため、高所
作業の危険性が回避され、またこのように屋根を有して
いるため、天候に左右されず、すべての作業が屋内作業
となり、現場の作業環境が改善され、安全性が向上する
【0018】更にまた前記トラス梁は最終的にコア構造
体に固定され、同コア構造体の曲げ変形を抑制する本設
構造体となり、前記トラス梁は作業用構台と本設構造体
とを兼用することによって、施工性が向上するものであ
る。請求項2の発明は、前記構造体をコンクリートコア
壁とすることによって、前述のコア壁をRC造とし、外
周フレームを鉄骨造とする建築物を施工性よく構築しう
るものである。
【0019】請求項3の発明は、前記コア構造体を、鉄
骨を主体としたコアフレームより構成したことによって
、超高層建物にも本発明の構築法を摘要しうるものであ
り、また前記トラス梁とコア構造体とのアンカーが鉄骨
同士であるため施工が容易となる。請求項4の発明は、
前記トラス梁をコア構造体の外側に間隔を設けてリフト
アツプすることによって最上階構造体のトラス梁が中間
階でコア構造体に接することのないようにし、同トラス
梁をコア構造体に支持しながら、リフトアツプを可能な
らしめたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の実施状況を示す縦断正面図
である。
【図2】図1の横断平面図である。
【図3】本発明の方法によって構築された建築物の縦断
正面図である。
【図4】本発明の方法によって構築された建築物の基準
階の横断平面図である。
【図5】本発明の他の実施例の実施状況を示す縦断正面
図である。
【図6】図5の横断平面図である。
【図7】本発明の他の実施例の実施状況を示す縦断正面
図である。
【図8】図7の横断平面図である。
【図9】図7に示す本発明の方法によって構築された建
築物の縦断正面図である。
【図10】図9に示す建築物における基準階の平面図で
ある。
【図11】本発明の更に他の実施例の実施状況を示す縦
断正面図である。
【図12】図11の平面図である。
【図13】本発明の方法によって構築された建築物の最
上階を示す平面図である。
【図14】図13の矢視a−a図である。
【図15】図13の矢視b−b図である。
【図16】最上階トラス梁を一層下の構築のため高くし
た状態を示す縦断正面図である。
【図17】最上階の完成した状態を示す縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1    コンクリートコア壁 2    鉄骨柱 3    床鉄骨梁 4    トラス梁 8    ジヤンプフオーム 9    クレーンガーダー 10  天井走行クレーン 11  建設資材 21  コアフレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コア構造体を先行して構築し、次いで地組
    され、且つ揚重装置が装架された作業用構台兼用トラス
    梁を前記コア構造体に沿って順次リフトアツプし、各階
    毎に前記トラス梁の揚重装置を介して同各階の資材を揚
    重、搬入するとともに、同各階躯体部を構築し、最上階
    において前記トラス梁を前記コア構造体に固定し、本設
    の構造材とすることを特徴とする建築物の構築法。
  2. 【請求項2】前記コア構造体はコンクリートコア壁より
    構成された請求項1記載の建築物の構築法。
  3. 【請求項3】鉄骨を主体としたコアフレームを先行して
    構築し、次いで地組され、且つ揚重装置が装架された作
    業用構台兼用トラス梁を前記コアフレームに沿って順次
    リフトアツプし、各階毎に前記トラス梁の揚重装置を介
    して同各階の資材を揚重、搬入するとともに、同各階躯
    体部を構築し、最上階において前記トラス梁を前記コア
    フレームに固定し、本設の構造材とする請求項1記載の
    建築物の構築法。
  4. 【請求項4】前記トラス梁を前記コア構造体の外側に間
    隔を設けてリフトアツプし、最上階において前記コア構
    造体の外側で固定する請求項1記載の建築物の構築法。
JP1632391A 1990-05-09 1991-02-07 建築物の構築法 Pending JPH04213642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1632391A JPH04213642A (ja) 1990-05-09 1991-02-07 建築物の構築法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-117628 1990-05-09
JP11762890 1990-05-09
JP1632391A JPH04213642A (ja) 1990-05-09 1991-02-07 建築物の構築法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04213642A true JPH04213642A (ja) 1992-08-04

Family

ID=26352648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1632391A Pending JPH04213642A (ja) 1990-05-09 1991-02-07 建築物の構築法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04213642A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027652A (ja) * 1973-05-08 1975-03-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027652A (ja) * 1973-05-08 1975-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3637519B2 (ja) 建物の建替工法
CN106894639A (zh) 一种下挂式钢结构逆向安装施工方法
CN103046645A (zh) 一种大跨度预制整浇结构及施工方法
JPH09317183A (ja) 建造物構築方法
CN202831219U (zh) 一种大跨度预制整浇结构
JPH10331272A (ja) 鉄筋コンクリート造の柱、コア壁、最上層の壁梁とスラブよりなる躯体の構築方法
JPH074049A (ja) 建築物の構築工法
JPH04213642A (ja) 建築物の構築法
JPH01256636A (ja) 建築物躯体の施工方法
US3435583A (en) Method of forming buildings
EP1801301B1 (en) Method of adding extra floors on a building
JP2817591B2 (ja) 鉄骨鉄筋コンクリート造建物の構築方法
JP3187618B2 (ja) 梁鉄筋の組み立て方法
JP3115942B2 (ja) 建物の施工方法
JP2004044223A (ja) 既存地下躯体を利用した解体および新築工法
SU853031A1 (ru) Способ строительства высотногоздАНи
JP2761528B2 (ja) 構造物の構築方法
SU831942A1 (ru) Способ возведени методом подъема эта-жЕй и пЕРЕКРыТий МНОгОэТАжНОгО здАНи
JP2761526B2 (ja) 構造物の構築方法
JPS6226481Y2 (ja)
JP2761527B2 (ja) 構造物の構築方法
JP2513376B2 (ja) 建屋の構築方法
JP2518568Y2 (ja) コンクリート柱への鉄骨梁の接続構造
JPH1181679A (ja) 建築物の構築方法
JPH04363471A (ja) 建築物の構築工法