JPH04213557A - シート材分配収納装置 - Google Patents

シート材分配収納装置

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JPH04213557A
JPH04213557A JP3050266A JP5026691A JPH04213557A JP H04213557 A JPH04213557 A JP H04213557A JP 3050266 A JP3050266 A JP 3050266A JP 5026691 A JP5026691 A JP 5026691A JP H04213557 A JPH04213557 A JP H04213557A
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JP
Japan
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sheet material
sheet
tray
binding
paper
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JP3050266A
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Inventor
Akira Hirose
明 広瀬
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート材分配収納装置に
係り、特に、複写機等に使用して、アウトプツトの分類
,仕分けをするとともに、1束毎に綴じるようにしたシ
ート材分配収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシート材分配収納装置としては
、例えば、特公昭64−302号に示す、綴じ装置自身
を動かして、トレイ内のシート材を綴じる装置、また、
特公昭63−44662号に示す、複数トレイを順次移
動させて、シート材を分配収納する装置、また、固定ト
レイより、シートハンドリング手段にてシート材を引き
出し、トレイに対応した位置に移動可能な綴じ手段によ
つて綴じを行い、綴じ後は元に戻すというソータステイ
プラー等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来装
置では、トレイ上にスタツク収納されたシート材が、上
,下方向に自由な状態となつており、このシート材を挟
んで引き出したり、綴り機をシート材に作用させようと
することから、シート材にカール等、紙の変形があつた
場合、挟持するときに挟み残しが生じたり、綴り機の開
口部に入り切れないカール部に折れが発生する、等の不
具合が発生した。これらの綴りミス,ズレは、仕上がり
の品位を著しく低下させ使用に耐えないものであつた。
【0004】また、前記従来装置にある、複数トレイを
順次移動させてシート材を分配収納している装置では、
綴りを使用しておらず、単にソートのためだけにトレイ
を移動させている。このようにソートをする場合には最
下部のトレイをゼネバ輪の上方に上げる必要がないが、
綴りをも行う場合には最下部のトレイも、綴り装置のあ
る、ゼネバ輪の上方に移動させる必要がある。しかしな
がら、前記従来技術では、最下部のトレイに直接ばねを
掛けてあることから、最下部のトレイを上方に移動させ
ることは困難であり、全てのトレイのシート材束を綴る
ことは不可能であつた。
【0005】また、シートハンドリング手段の一対の挟
み片を両開き動作をするようにしていることから、その
開閉機構が複雑となつてしまい、また、開閉機構全体と
して重くなり、これをトレイに対して進退させるので、
高速挟持移動をさせる障害となつた。
【0006】本発明は前記従来技術の課題に鑑み、これ
を解決すべくなされたもので、その目的は、全高を低く
でき、また、カールを持つたシート材を確実に綴ること
ができるシート材分配収納装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、画像形成装置より排出されるシート材の
排出口に対向する位置に複数のトレイを順次移動させて
拡大されたシート材入口を構成してトレイ内にシート材
を分配,収納するシート材分配,収納装置において、ト
レイ内のシート材に作用可能な位置に進出可能であつて
、綴り時にトレイの方に移動して一対の挟み片でシート
材を挟持して、綴じ装置が作用可能な位置までシート材
を引き出すと共に綴じ終了後には、シート材を元の状態
に戻す用紙束移動装置と、この用紙束移動装置によつて
、引き出されたシート材束を綴じる綴じ手段とを有し、
前記用紙束移動装置を前記シート材入口を構成するトレ
イに対向して配置し、トレイ内のシート材を挟んで引き
出すように動作させ、該シート材を綴じるようにした構
成にしてあり、また、前記各トレイの用紙束移動装置の
挟み片が進入し、挟持動作をする部分に、上方に湾曲し
て絞り形成した突出部を設け、前記挟み片で挟持しよう
とするシート材と、その上方トレイの突出部下面とで隙
間を形成した構成の第1の手段を設ける。
【0008】また前記目的を達成するために、本発明は
、画像形成装置より排出されるシート材の排出口に対向
する位置に複数のトレイをトレイ移動手段によつて順次
移動させて開口し、トレイ内にシート材を分配,収納し
、分配収納完了後に、前記開口の上方位置であつて、最
下部のトレイに対し綴り作用を行うシート材分配収納装
置において、前記トレイ移動手段の下側にある最下部の
トレイの下方に、上方に付勢する押上げ手段を備えた構
成の第2の手段を設ける。
【0009】さらに前記目的を達成するために、本発明
は、画像形成装置より排出されるシート材の排出口に対
向する位置に複数のトレイを順次移動させて、トレイ内
にシート材を分配,収納し、分配収納完了後に、シート
束移動手段で挟持移動し、この手段により、トレイ上よ
り移動されたシート束を綴り手段によつて綴りを行うよ
うにしたシート材分配収納装置において、前記シート束
移動手段は、トレイに対して離接する方向に直線運動を
行う第1の挟み片と、この第1の挟み片に回動自在に軸
支された第2の挟み片と、この第2の挟み片の一端に設
けられたカムフオロワピンと、このカムフオロワピンが
前記直線運動の動きによつてなぞつて摺動される溝カム
とによつて構成され、前記カムフオロワピンを前記溝カ
ムに沿つて移動させることにより前記第2の挟み片の挟
持、挟持移動、開放の一連の動作を行うようにした構成
の第3の手段を設ける。
【0010】
【作用】第1の手段により、用紙束移動装置の一対の挟
み片のうち回動する挟み片をシート材入口の空間に位置
させ、また他の挟み片をトレイ間に挿入させることから
、トレイの両側に広い空間を設けることなく、トレイの
片側に空間を設けるだけで、シート材束の移動動作を行
え、全高を低くすることができる。また、シート材を収
納したトレイの突出部と、その上方のトレイの下面とで
、ある程度、シート束を上下に拘束しているので、カー
ル等のシート材の変形があつても、挟み片の開口に入る
ようになつている。
【0011】第2の手段により、押上げ手段によつて最
下部のトレイを上方に付勢してあることから、最下部の
トレイはトレイ移動手段によつて上方に移動できる。す
なわち、最下部のトレイがトレイ移動手段の上方に移動
して(押上げ手段から離れて)からは最下部のトレイに
は上方への付勢力は作用していないので、その上方のト
レイと同様にトレイ移動手段の上方に移動させることが
できる。一方、押上げ手段はトレイ移動手段で移動され
ず、その下方にある。
【0012】第3の手段により、第1の挟み片に対して
離接して挟持する第2の挟み片を溝カムで回動させるよ
うにしたことから、溝カムを第1,第2の挟み片ととも
に直線運動させる必要がなくなり、挟み片等の移動部分
をコンパクトにして高速移動を可能とすることができる
。また、この移動に連動して溝カムで第2の挟み片を回
動させているので、簡単にかつ確実に挟持動作を行える
【0013】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係るシート材分配収納装置の
全体構成の概略を示す説明図、図2はソート途中の状態
を示す説明図、図3は上方から見た説明図、図4は図2
の要部拡大説明図、図5は図4の矢視方向から見た説明
図、図6はビン部分の斜視図、図7はビン先端部とフレ
ーム先端部の状態を示す要部斜視図、図8(a),(b
)はビンの変形例を示す説明図、図9はビンの絞り変形
部における用紙の状態を示す説明図、図10はジヨガー
装置を示す分解斜視図、図11、図12、図13、図1
4、および図15は用紙束移動装置の各動作状態を示す
説明図、図16はカム溝付近の断面図、図17は図14
の状態の用紙束移動装置の背面から見た説明図、図18
は一部を省略して示す用紙束移動装置の横断面図である
【0014】図1において、1はシート材分配収納装置
で、このシート材分配収納装置1は、下フレーム2およ
び側フレーム3て構成された筺体内に複数枚のビン4,
4…が上下動自在に積装されており、このビン4の根元
側がビン移動装置5によつて上下動される。側フレーム
3にはビン4上に搬送された用紙Sを針6aによつて綴
じる綴じ装置6、およびビン4上の用紙を綴じ装置6の
方に引き出す用紙束移動装置7が配設されている。下フ
レーム2にはビン4上に用紙が搬出される毎に動作して
用紙を綴じ装置6側の基準面に突き当てて整合するジヨ
ガー装置8が配設されている。9は上ガイド板、10は
下ガイド板で、この上,下ガイド板9,10間で用紙の
搬送路が構成されており、上,下ガイド板9,10の先
端には上ローラ11、下ローラ12がそれぞれ軸支され
て分配搬出ローラ対が構成されている。9aは上ローラ
11の下流側に設けた除電ブラシである。13は上リミ
ツトスイツチ、14は下リミツトスイツチ、15は下ロ
ーラ12を駆動するモータ、16は下ローラ12とモー
タ15間の駆動伝達ベルト、17はリミツトスイツチお
よびモータに接続されて制御するコントローラで、この
コントローラ17は複写機コントローラ18と接続され
て制御されている。シート材分配収納装置1は上述した
ような部分から主に構成されており、次に各部分につい
て詳細に説明する。
【0015】ビン移動装置5には、モータ19の駆動を
歯車20を介して伝達され、正転あるいは逆転されるゼ
ネバ輪21が設けられている。このゼネバ輪21には、
その外周面に1個所の係合凹溝22が形成されており、
この係合凹溝22に前記ビン4の根元に固設してビン4
の両端より突出したピン23が1本嵌入して係合し得る
ようになつている。このピン23の先端は側フレーム3
に形成されたガイド孔24に挿通されて側フレーム3の
外面側に突出されている。このガイド孔24は平行な上
,下直線部24a,24bと上下直線部24a,24b
を連結する屈曲部24cとから構成され、この屈曲部2
4cがゼネバ輪21にオーバーラツプしてガイド孔24
によりガイドされているピン23はゼネバ輪21に突き
当たる所までしか移動できない。つまり、積装されたビ
ン4,4…はゼネバ輪21の回転によつてピン23が係
合凹溝22に係合して1本のピン23が例えば、下直線
部24bに移動され、次のピン23はゼネバ輪21の外
周面に当接して下動を阻止されている。従つて、ゼネバ
輪21の1回転によつて1本のピン23(1枚のビン4
)が上直線部24aから下直線部24bに下動させられ
、上直線部24aの最下部のビン4と下直線部24bの
最上部のビン4との根元側は空間25が形成されている
。下直線部24bにあるピン23は最下部のビン4の下
にある押上げ用の軸26をコイルばね27で上方に引つ
張ることにより上方に付勢されており、下直線部24b
の最上部のピン23は常にゼネバ輪21の外周面に圧接
されている。このため、ゼネバ輪21を上述と逆方向に
回転させた時に、下直線部24bにあるピン23が係合
凹溝22に入り込み、上直線部24aに上動される。 ビン4には、図6に示すように根元側に上方に屈曲形成
した後端位置揃いフエンス28、先端両側に延設した延
設片29、この延設片29を上方に折り返して形成した
ビン間ギヤツプスペーサ30、および前記用紙束移動装
置7に対向する側端部に上方に絞り形成した突出部31
並びに切欠き部32が設けられている。このビン4が複
数枚、積装されており、各ビン4のスペーサ30の厚み
分、用紙のスペースが形成されるともに、各延設片29
は下フレーム2の外部上縁に延設されたガイド片33上
に載置されている。このガイド片33は、図7に示すよ
うに、傾斜面部33aと、傾斜面部33a上縁に連続し
た上面部33bとから構成されており、上面部33b上
に載置された延設片29は上側の積装群の最下部のビン
4となるように、前記上直線部24aと上面部33bと
の長さと、ビン4の全長とを設定してある。また、下直
線部24bの最上部のビン4の延設片29は、上面部3
3bから落ちて傾斜面部33a上に載置されるように下
直線部24bと傾斜面部33aと平行に設定され、空間
25は根元側の方が広くなつている。このようにして、
上側の積装群の最下部のビン4、および下側の積装群の
最上部のビン4の位置(姿勢)は、各ビンの両側の支持
位置がそれぞれ変化しないので、上側の積装群の最下部
、あるいは下側の積装群の最上部の位置に次のビン4が
移動してきても一定の姿勢とすることができる。従つて
、例えば、上側の積装群の最下部のビン4を綴り位置と
して綴り装置6および用紙束移動装置7を配置して、こ
れら装置6,7を固定状態とすることができる。
【0016】ジヨガー装置8は、図10に示すように、
モータ34と、モータ34により回転する回転板34a
の駆動を伝達するリンク35と、下フレーム2の軸受3
6に軸支された回動軸37と、回動軸37に固設され、
略中央部に揃え動作方向に屈曲した突出部38を有する
揃えアーム39と、一端を揃えアーム39に、また他端
を下フレーム2の係止孔40に係合させて揃えアーム3
9を揃え方向に付勢している捩じりコイルばね41と、
回動軸37に遊嵌され、前記リンク35の一端を連結さ
れるとともに、前記揃えアーム39を反揃え方向に係合
する係合片43を設けた揺動板44とから構成されてい
る。この揃えアーム39は積装されたビン4,4…の側
面に上下方向に配置され、かつ突出部38が上側の積装
群と下側の積装群との間の空間25に位置されており、
揃えアーム39による揃え動作時には、揃えアーム39
の突出部38が下側の積装群の最上部のビン4上に収納
された直後の用紙の端面のみに当接して用紙を基準面4
2に押し、用紙を揃えるようにしてある。
【0017】次に用紙束移動装置7について説明する。 この用紙束移動装置7はモータ45の駆動力によつて動
作される用紙引き出し機構46と用紙押し戻し機構47
とから構成されている。支持フレーム48の収容穴にモ
ータ45が取付けられ、このモータ45のネジギア49
に噛合されたネジギア50を設けた伝達軸51が、支持
フレーム48の2枚の支持片52,52を貫通して回動
自在に支持されている。この伝達軸51の両端は各支持
片52,52からそれぞれ突出され、その一端で前記用
紙引き出し機構46を駆動し、また他端で前記用紙押し
戻し機構47を駆動している。伝達軸51の一端にはク
ランクアーム53が固設され、このクランクアーム53
はリンク54を介してスライダ55に連結されており、
クランクアーム53およびリンク54によつて回転運動
を直線運動に変換している。このスライダ55にはガイ
ド孔56,56が穿設され、このガイド孔56,56に
は、支持フレーム48に立設されたガイドピン57がそ
れぞれ挿通され、スライダ55はガイドされている。こ
のスライダ55の他端は上側挟み片58とされ、この上
側挟み片58に離接して用紙を挟み込む、下側挟み片5
9がスライダ55に回動自在に取り付けられている。こ
の上側,下側挟み片58,59間には引つ張りばね60
が張設されており、下側挟み片59は挟み込む方向に付
勢されている。また、下側挟み片59には板バネ61が
固設され、この板バネ61の先端にはカムフオロワピン
62が突設されている。このカムフオロワピン62は、
支持フレーム48の側面に形成されたカム溝63の底面
に板バネ61で圧接されながらカム溝63内を摺動され
、下側挟み片59を引つ張りばね60に抗して開いたり
、あるいはばね力で閉じたりしている。このカム溝63
は右方向に傾斜した略平行四辺形状に、上辺溝63a、
左辺溝63b、下辺溝63c、右辺溝63dから構成さ
れ、また、図16に示すように右辺溝63dにはカムフ
オロワピン逆行阻止用の傾斜面63e、および段部63
fが形成されている。本実施例の場合、カムフオロワピ
ン62はカム溝63を反時計方向に摺動され、上辺溝6
3aにある時、下側挟み片59は最大に開いており、下
辺溝63cにある時、下側挟み片59は上側挟み片58
とともに用紙を挟み込んだ状態となる。この下辺溝63
cは他の3辺溝より幅広に形成され、用紙の厚みに応じ
て引つ張りばね60のばね力で用紙を挟み込めるように
なつている。64は用紙挟み込み時に用紙端を当接して
揃える揃え片である。
【0018】一方、伝達軸51の他端には、切欠き65
,65を有する駆動円板66が固設され、この切欠き6
5,65を検知素子67が検知することによつて綴り位
置θ1=および戻し片の動作位置を少し越えた位置θ2
 で後述するクランクアームを停止させる制御装置に信
号を送り、モータ45の回転を制御する。この駆動円板
66には押上げピン68が突設され、この押上げピン6
8により伝達軸51の他端に遊嵌されたクランクアーム
69が回動されるようになつている。このクランクアー
ム69の遊端はリンク70を介してスライダ71に連結
されており、回転運動を変換してスライダ71の直線運
動を行つている。このスライダ71にはガイド孔72,
72が穿設され、このガイド孔72,72には支持フレ
ーム48に立設されたガイドピン73,73がそれぞれ
挿通され、スライダ71はガイドされている。このスラ
イダ71の他端には用紙押し戻し片74が設けられてお
り、スライダ71のスライド動作により前記用紙引き出
し機構46によつてビン4から引き出された用紙をビン
4内に押し戻している。この押し戻し方向に付勢するよ
うに、スライダ71と支持フレーム48との間に引つ張
りばね75が張設されている。この引つ張りばね75に
よりスライダ71が図17において右方向に付勢されて
いるので、時計方向に回動する駆動円板66の押上げピ
ン68により同様に時計方向に回動させられているクラ
ンクアーム69が、位置θ2 まで回動するとフリクシ
ヨンバランスがくずれてクランクアーム69は引つ張り
ばね75のばね力によつて押上げピン68から離れて急
速に回動させられるとともに、スライダ71も急速に右
方向に移動させられる。
【0019】このように構成された前記実施例の動作に
ついて次に説明する。まず、ビン移動動作について説明
する。図1は全てのビン4がビン移動装置5のゼネバ輪
21の上方のガイド孔24にある状態で、最下部のビン
4のピン23は自重によつてゼネバ輪21の周面に当接
し、またビン4のビン間ギヤツプスペーサ30は下フレ
ーム2の上面部33b上に載置してある。図1の状態で
は軸26はコイルばね27のばね力によつてゼネバ輪2
1の周面に下方から圧接してある。また、積装されてい
る各ビン4,4…は、平行になるようにピン23の径と
、ピン間ギヤツプスペーサ30の高さを設定してある。 また、最上部のビン4のピン23は上リミツトスイツチ
13に当接している。図1の状態からモータ19を駆動
してゼネバ輪21を時計方向に回動させると、係合凹溝
22がガイド孔24に到達して最下部のビン4のピン2
3のみが落ち込み、最下部のビン4のピン23がガイド
孔24の屈曲部24cに沿つて下方に移動される。 そして、ピン23が下直線部24bに至ると、ピン23
は下直線部24bの傾斜によつて係合凹溝22から出さ
れながら軸26に当接するとともに、係合凹溝22によ
つてピン23を下方に押し下げる。このピン23の下動
によりビン4のビン間ギヤツプスペーサ30が上面部3
3bから傾斜面部33aに滑り落ちる。一方、下直線部
24bに移動されたピン23は、コイルばね27により
上方に付勢された軸26によつてゼネバ輪21の周面に
下方から当接した状態で保持されている。従つて、この
ビン4は一定の姿勢で支持されることになる。このよう
にしてビン4は1ビンずつ上側の積装群から下側の積装
群に移動されるもので、図2には下側積装群に5ビン分
移動させた状態を示してある。図2に示すように、上側
の積装群と下側の積装群とではビン4の傾斜角度が異な
つてゼネバ輪21側、つまり、用紙を排出する上,下ロ
ーラ11,12側に広い空間25が形成されている。こ
の空間25に臨むように用紙束移動装置7が配設されて
いる。また、下側の積装群の各ビン4はそのビン間ギヤ
ツプスペーサ30が前述のようにガイド片33の上面部
33bから傾斜面部33aに移動しており、また、下直
線部24bでビン4のピン23が移動されると、傾斜面
部33a上のギヤツプスペーサ30も同じ量移動するよ
うになつている。
【0020】次に、用紙束の揃え動作について説明する
。用紙束の綴じを行うためには用紙束の整合(揃え)が
必要であり、これをジヨガー装置8によつて行つている
。このジヨガー装置8は下側積装群の最上部のビン4上
に用紙が排出される毎に動作する。このジヨガー装置8
は、揃えアーム39が図3および図5に一点鎖線で示す
位置と実線で示す位置とを往復動作されており、モータ
34の駆動により回転板34aを矢印方向に回転し、リ
ンク35を介して揺動板44を所定角度で揺動させる。 この揺動範囲を図3に示す揃えアーム39の揺動可能範
囲より大きくし、つまり、排出される用紙の最小サイズ
に揺動板44の揺動範囲がオーバーラツプするようにし
てあるので、捩じりコイルばね41のばね力により揃え
アーム39で各サイズの用紙端を押して基準面42に突
き当てて整合する。この揃えアーム39による揃え動作
に際して、揃えアーム39の突出部38が前記空間25
に位置して下側の積装群の最上部のビン4上の分配搬出
された直後の用紙のみに最初に当接するようになつてい
る。また、捩じりコイルばね41のばね力は、収納され
る最大サイズの用紙を1枚押せる程度としてあり、この
ばね力では用紙の腰に打ち勝つて用紙を撓ませることは
できない程度のものとしてある。このため、用紙サイズ
に関係なく、揃えアーム39に大きな動きをさせ、用紙
の整合ができた時点で揃えアーム39が用紙を撓ませる
ことなく、自然に停止させることができる。従つて、多
層に積み重ねられた用紙束の中の用紙の整合動作を小さ
な力で確実に行うことができる。
【0021】また、ビン4の形状は、図8(a),(b
)に示すように、スタツクされた用紙が基準面42側に
付勢されるようになつている。図8(a),(b)はビ
ン4の用紙の進行方向と直交する概略断面図で、図8(
a)はビン4の略中央部を頂点4aとするなだらかな山
形に形成してあり、また図8(b)はビン4のほぼ中央
部に突部4bを形成してある。このようにビン4の中央
付近を凸形状としてあることから、その凸部分の頂部4
bは用紙の中央より基準面42側から離れる方向にずれ
て位置している。従つて、ビン4上の用紙はその自重に
よつて基準面42側に寄る力が働くことになるので、ス
タツクされた用紙は基準面42側に寄り勝手で安定する
ようになり、またジヨガー装置8における整合力を小さ
くでき、かつ確実に行える。また、ビン4の上下移動に
おける振動を受けても、用紙のずれ方向が基準面42側
であるので、かえつて振動があると整合を行うように作
用する。また、ビン4中央部の凸形状により、ビン4上
の用紙は基準面42と逆側の方が高くなるので、上側積
装群、あるいは下側積装群の如く各ビン4が上,下に狭
められた状態では用紙を収納したビン4の上方のビン4
と紙束の腰とによつて軽く挟まれた状態となり、適当な
フリクシヨンが得られ、一度揃えられた紙束がずれるこ
とがない。図9は積装されたビン4,4に用紙がスタツ
クされている状態を示す説明図である。この図9に示す
ように、用紙束の端部の上下には、ビン4の突出部31
によつて隙間Hが形成されており、この隙間Hに用紙束
移動動作の際、上側挟み片58が挿入されるようになつ
ている。
【0022】次に、用紙束移動動作について説明する。 図11は用紙束を挟み込んだ状態を示す説明図である。 この図11ないし図17において、Aは用紙束端、aは
スライダ55のストローク、bは下側挟み片59を開放
する位置、θ1 はbに対応するクランクアーム53の
回転角度、cは下側挟み片59が閉じ始める位置、dは
押し出された用紙押し戻し片74のAからの距離、θ2
 はフリクシヨンバランスがくずれるクランクアーム6
9の回転角度である。図11では、スライダ55は最大
にビン4側に突出しており、カムフオロワピン62はカ
ム溝63の下辺溝63cに位置している。この下辺溝6
3cはカムフオロワピン62に係合していないので、下
側挟み片59は引つ張りばね60のばね力により上側挟
み片58の方に圧接して上側,下側挟み片58,59で
用紙束を挟み込んでいる。この用紙束の挟み込み、およ
び綴じ込みは上側の積装群の最下部のビン4上の用紙束
に対して行われるもので、上側挟み片58は最下部のビ
ン4の上のビン4の突出部31によつて形成された隙間
Hに挿入され、下側挟み片59は最下部のビン4の下方
の空間25に位置して切欠き部32から用紙束の下面に
圧接されている。
【0023】図11の状態からモータ45を駆動してク
ランクアーム53を反時計方向に回転させると、リンク
54を介してスライダ55を右方向にスライドさせる。 すると、引つ張りばね60のばね力により上側,下側挟
み片58,59で挟持された用紙束がビン4上より引き
出されて綴り装置6に達して図12の状態となる。この
図12に示すように、カムフオロワピン62はカム溝6
3の右辺溝63dに達して右辺溝63dに沿つて上方に
移動する。この移動により下側挟み片59は引つ張りば
ね60に抗して開方向に回動させられ、用紙束の挟持が
解除される。これと同時あるいは直前に綴り装置6が作
動して針6aを通して所定の綴りを完了する。図13は
さらにクランクアーム53を回転させて、図12よりb
分右方向にスライダ55を移動させてあり、この状態は
スライダ55のストロークaの右端になる。図12から
カムフオロワピン62が右辺溝63dに沿つて上動する
が、この右辺溝63dの底面は図12に示すように、次
第に高く傾斜した傾斜面63e、そして段部63fを形
成してあるので、図13に示すように段部63fを乗り
越えて上辺溝63aに達したカムフオロワピン62は次
の動作の際に右辺溝63dの方に逆戻りしないようにな
つている。図13の状態からクランクアーム53をさら
に反時計方向に回転させると、図14の状態になる。す
なわち、クランクアーム53の回転によりリンク54を
介してスライダ55をb分左方向にスライドさせてあり
、この状態ではカムフオロワピン62は上辺溝63aに
沿つて移動して下側挟み片59を最大に開放させてある
。そして、図14の状態になると、用紙押し戻し機構4
7が作動するようになつている。
【0024】この用紙押し戻し機構47は、用紙引き出
し機構46の前述した動作中、図17に示すように、伝
達軸51の一端の駆動円板66の時計方向(図11とは
逆方向から見ているため図示上逆方向になつている)の
回転により押上げピン68がクランクアーム69を引つ
張りばね75のばね力に抗して時計方向に回転させ、ス
ライダ71を左方向にスライドさせる。そして、スライ
ダ71がそのストロークの左端を過ぎてさらにクランク
アーム69を回転させて図17の状態になると、クラン
クアーム69は伝達軸51に遊嵌されているため、フリ
クシヨンバランスがくずれて引つ張りばね75のばね力
によつてスライダ71を急速に右方にスライドさせると
ともに、クランクアーム69も押上げピン68を離れて
急速に回転する。従つて、スライダ71の用紙押し戻し
片74によつて引き出された用紙束をビン4内に急速に
押し戻して用紙束の綴りを完了する。尚、この用紙押し
戻し片74は、そのまま整合(揃え)のための突き当て
部材として作用させることができるため、従来のように
各ビンに取り付けていた開閉式の突き当て部材が不要と
なり、また、その突き当て部材を開閉する機構も不要と
なり、用紙束引き出し移動、動作をさらに速くすること
が可能となつた。駆動円板66の切欠き65,65はθ
1 ,θ2 に対応して設けてあり、これらの切欠き6
5,65を検知素子67で検知して信号を制御装置に送
り、モータ45の回転を制御して、θ1 ,θ2 の位
置でクランクアームを停止させている。図14の状態で
モータ45は停止されており、B方向、あるいはC方向
にビン4を1段移動して次のビン4を綴じ位置(本実施
例の場合、上側の積装群の最下部)に移動する。そして
、モータ45を駆動して伝達軸51を回転させると、ス
ライダ55を左方向にスライドする。この際、カムフオ
ロワピン62が上辺溝63aに沿つて移動している間は
下側挟み片59の最大開度を維持している。この開状態
のまま、図15に示すように、上側挟み片58が用紙束
上方の隙間Hに挿入され、また下側挟み片59が用紙束
下方の空間25に挿入される。用紙束はこの用紙束を収
容してあるビン4の突出部31と、このビン4の上のビ
ン4の下面とで挟んであるので、用紙にカール等があつ
ても前述の挟み込みに支障を与えない。また、下側挟み
片59はびビン4,4間が最大に開いている空間25に
位置しているので、下側挟み片59の動作を自在に設計
することができる。
【0025】図14から図15になると、カムフオロワ
ピン62が上辺溝63aから左辺溝63bに達し、カム
フオロワピン62は左辺溝63bに沿つ下動して引つ張
りばね60のばね力をも受けながら下側挟み片59は用
紙束を挟む方向に回動させられ、前述した図11になつ
て前記動作を繰り返す。このような動作を繰り返して行
うことにより所定のビンに収納された用紙束の全てを綴
じることができる。本実施例では、用紙束が用紙引き出
し機構46で引き出されるので、図3に示すように、ビ
ン4の先端に設けられたビン間ギヤツプスペーサ30は
、引き出された用紙束の位置よりも外側に位置するよう
に設けてある。また、ビン4の後端位置揃えフエンス2
8は、ゼネバ輪21の外径よりも用紙進行方向下流側に
位置するようにしてあるので、綴じ装置6の配置が容易
になる。また、排出用のローラ11,12を上ガイド板
9、下ガイド板10にそれぞれ軸支してあるので、別個
にその軸支構造を両側に配設する必要がなく、用紙の通
過幅Wを自由な位置に設定することができる。また、ジ
ヨガー装置8の揃えアーム39をビン4に受け入れた直
後の用紙にのみ当接させることができ、ビン4移動を行
つても同様に当接させることができる。また、揃えアー
ム39に多少歪みや変形があつても整合すべき用紙を確
実に押すことができる。
【0026】また、押上げ手段である軸26およびコイ
ルばね27によつて最下部のビン4を上方に付勢してあ
ることから、最下部のビン4はビン移動装置5によつて
上方に移動できる。そして、最下部のビン4がビン移動
装置5の上方に移動して(軸26から離れて)からは最
下部のビン4には上方への付勢力は作用していないので
、その上方のビン4と同様にビン移動装置5の上方に移
動させることができ、全てのビン4上の用紙束を綴るこ
とができる。また、上側挟み片58に対して離接して挟
持する下側挟み片59をカム溝63で回動させるように
したことから、カム溝63を上側,下側挟み片58,5
9とともに直線運動させる必要がなくなり、挟み片等の
移動部分をコンパクトにして高速移動を可能とすること
ができる。また、この移動に連動してカム溝63で下側
挟み片59を回動させているので、簡単にかつ確実に挟
持動作を行える。また、上側の積装群と下側の積装群と
ではビン4の他端側の支持部(33a,33b)が異な
つており、これら支持部によつて姿勢の異なつている上
側,下側の積装群に対応して支持できる。つまり、ある
位置におけるビン4の一端側と他端側とを支持している
位置を同じくすることができるので、移動されてくる各
ビン4の姿勢を一定に維持できる。従つて、例えば、上
側の積装群の最下部のビン4を綴り位置として綴り装置
6および用紙束移動装置7を配置して、これら装置6,
7を固定したままとすることができ、ビン4をめくるよ
うに移動させるものにあつても、簡単な構成で綴りを行
うことが可能となる。また、用紙束移動装置7の一対の
挟み片58,59のうち回動する挟み片59をシート材
入口の空間25に位置させ、また他の挟み片58をビン
4間に挿入させることから、ビン4の上下面に広い空間
を設けることなく、ビン4の片面(下面)に空間を設け
るだけで用紙束の移動動作を行え、全高を低くすること
ができる。また、用紙を収納したビン4の突出部31と
、その上方のビン4の下面とで、ある程度、用紙束を上
下に拘束しているので、カール等の用紙の変形があつて
も、挟み片58,59の開口に入るようになつている。 特に、低速小型複写機に多いカピーカールに強い簡易な
綴り機能付き、シート材分配収納装置が得られる。 尚、前記実施例では、軸26をコイルばね27によつて
上方に付勢しているが、本発明はこれに限らず、例えば
、螺線状ガイド等によつて押上げ手段を構成してもよい
ものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2記載
の発明によれば、全高を低くでき、またカールを持つた
シート材を確実に綴ることができる。また、請求項3記
載の発明によれば、各トレイが個々に移動するタイプで
、全てのトレイのシート束を綴ることができる。さらに
請求項4記載の発明によれば、簡単な機構で、シート材
の高速挟持移動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート材分配収納装置の全体構成
の概略を示す説明図である。
【図2】ソート途中の状態を示す説明図である。
【図3】上方から見た説明図である。
【図4】図2の要部拡大説明図である。
【図5】図4の矢視方向から見た説明図である。
【図6】ビン部分の斜視図である。
【図7】ビン先端部とフレーム先端部の状態を示す要部
斜視図である。
【図8】ビンの変形例を示す説明図である。
【図9】ビンの絞り変形部における用紙の状態を示す説
明図である。
【図10】ジヨガー装置を示す分解斜視図である。
【図11】用紙束移動装置の各動作状態を示す説明図で
ある。
【図12】用紙束移動装置の各動作状態を示す説明図で
ある。
【図13】用紙束移動装置の各動作状態を示す説明図で
ある。
【図14】用紙束移動装置の各動作状態を示す説明図で
ある。
【図15】用紙束移動装置の各動作状態を示す説明図で
ある。
【図16】カム溝付近の断面図である。
【図17】図14の状態の用紙束移動装置の背面から見
た説明図である。
【図18】一部を省略して示す用紙束移動装置の横断面
図である。
【符号の説明】
1  シート材分配収納装置 4  ビン 5  ビン移動装置 6  綴じ装置 7  用紙束移動装置 26  軸 28  コイルばね 31  突出部 58  上側挟み片 59  下側挟み片 63  カム溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像形成装置より排出されるシート材
    の排出口に対向する位置に複数のトレイを順次移動させ
    て拡大されたシート材入口を構成してトレイ内にシート
    材を分配,収納するシート材分配,収納装置において、
    トレイ内のシート材に作用可能な位置に進出可能であつ
    て、綴り時にトレイの方に移動して一対の挟み片でシー
    ト材を挟持して、綴じ装置が作用可能な位置までシート
    材を引き出すと共に綴じ終了後には、シート材を元の状
    態に戻す用紙束移動装置と、この用紙束移動装置によつ
    て、引き出されたシート材束を綴じる綴じ手段とを有し
    、前記用紙束移動装置を前記シート材入口を構成するト
    レイに対向して配置し、トレイ内のシート材を挟んで引
    き出すように動作させ、該シート材を綴じるようにした
    ことを特徴とするシート材分配収納装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記各トレイの用
    紙束移動装置の挟み片が進入し、挟持動作をする部分に
    、上方に湾曲して絞り形成した突出部を設け、前記挟み
    片で挟持しようとするシート材と、その上方トレイの突
    出部下面とで隙間を形成したことを特徴とするシート材
    分配収納装置。
  3. 【請求項3】  画像形成装置より排出されるシート材
    の排出口に対向する位置に複数のトレイをトレイ移動手
    段によつて順次移動させて開口し、トレイ内にシート材
    を分配,収納し、分配収納完了後に、前記開口の上方位
    置であつて、最下部のトレイに対し綴り作用を行うシー
    ト材分配収納装置において、前記トレイ移動手段の下側
    にある最下部のトレイの下方に、上方に付勢する押上げ
    手段を備えたことを特徴とするシート材分配収納装置。
  4. 【請求項4】  画像形成装置より排出されるシート材
    の排出口に対向する位置に複数のトレイを順次移動させ
    て、トレイ内にシート材を分配,収納し、分配収納完了
    後に、シート束移動手段で挟持移動し、この手段により
    、トレイ上より移動されたシート束を綴り手段によつて
    綴りを行うようにしたシート材分配収納装置において、
    前記シート束移動手段は、トレイに対して離接する方向
    に直線運動を行う第1の挟み片と、この第1の挟み片に
    回動自在に軸支された第2の挟み片と、この第2の挟み
    片の一端に設けられたカムフオロワピンと、このカムフ
    オロワピンが前記直線運動の動きによつてなぞつて摺動
    される溝カムとによつて構成され、前記カムフオロワピ
    ンを前記溝カムに沿つて移動させることにより前記第2
    の挟み片の挟持、挟持移動、開放の一連の動作を行うよ
    うにしたことを特徴とするシート材分配収納装置。
JP3050266A 1990-04-27 1991-02-25 シート材分配収納装置 Pending JPH04213557A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3050266A JPH04213557A (ja) 1990-04-27 1991-02-25 シート材分配収納装置
US07/691,723 US5099292A (en) 1990-04-27 1991-04-26 Finisher for an image forming apparatus
KR1019910006797A KR940005167B1 (ko) 1990-04-27 1991-04-27 화상형성 후처리 장치

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-110287 1990-04-27
JP2-110288 1990-04-27
JP11029090 1990-04-27
JP2-110290 1990-04-27
JP3050266A JPH04213557A (ja) 1990-04-27 1991-02-25 シート材分配収納装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101636A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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