JPH04213088A - 不可視物体探査方法 - Google Patents

不可視物体探査方法

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JPH04213088A
JPH04213088A JP2406218A JP40621890A JPH04213088A JP H04213088 A JPH04213088 A JP H04213088A JP 2406218 A JP2406218 A JP 2406218A JP 40621890 A JP40621890 A JP 40621890A JP H04213088 A JPH04213088 A JP H04213088A
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永島裕二
Ryosuke Arioka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波を送信しこの電
磁波の物体による反射波を受信して所定の物体、例えば
不可視物体を探査する不可視物体探査方法に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】
【0003】従来のこの種の方法として、地下埋設物探
査の方法を例にとり説明する。この地下埋設物探査方法
には、大別して次の2方法、すなわち合成開口法および
パターン認識法がある。 (a)合成開口法 ここではその代表例としてゼロクロス点合成開口法につ
いて述べる。図14に示すように、地中に埋設されてい
る管路1を探査するために、送信アンテナおよび受信ア
ンテナ5を地表面9に沿って一定のピッチで走査させ、
パルス発生装置3から出力されるパルス信号を送信アン
テナ4を介して電磁波として地中2に向けて放射する。 この電磁波は、地中2に埋設されている管路1および地
表面や地層、掘削壁等で反射され受信アンテナ5で受信
される。受信アンテナ5で受信された電磁波は、サンプ
リング装置6により所定のピッチ毎にサンプリングされ
、振幅値対時間の反射波データとして記憶装置10に記
憶される。上記アンテナの走査終了後、記憶装置10に
記憶された反射波データは、演算装置7に送られここで
データの規格化およびその規格化データに対する合成開
口が行われる。その結果、表示装置8には管路1の埋設
位置および埋設深度が表示される。
【0004】次に、図15は、記憶装置10に記憶され
た反射波データの一例を示す図であり、縦軸は電磁波を
受信するまでの時間、横軸は受信した電磁波の電圧レベ
ルをを示している。また、図16は、演算装置7によっ
て図15に示した反射波データを波形の振幅値が「0」
になる点(ゼロクロス点)に代表させた規格化データを
示す図であり、縦軸は電磁波を受信するまでの時間、横
軸は規格値を示している。また、図17は、この規格化
データをサンプリング順にアンテナ走査方向に並べた2
次元データ(以下、画像データ)を示す図であり、縦軸
は電磁波を受信するまでの時間、横軸はアンテナ走査距
離を示している。このように、反射波データを規格化す
る理由は、情報を単純化することで合成開口の分解能を
向上させることにある。
【0005】また、図18は、管路1で反射した電磁波
が画像データの中で双曲線状に分布することを説明する
ための模式図であり、縦軸は電磁波を受信するまでの時
間、横軸はアンテナ走査距離を示している。図18にお
いて、送信アンテナ4と受信アンテナ5との間の距離y
は、地表と管路1までの最短距離z0 と比較して小さ
い値であるため、送信アンテナ4から管路1を経て受信
アンテナ5に至る電磁波の伝搬距離はアンテナ中心部か
ら管路1までの距離Lの2倍と近似する。管路1の位置
座標を(x0 ,t0 )、土の比誘電率をεr 、真
空中の電磁波の伝搬速度をc0 すると、水平位置xに
おける管路1からの反射電磁波が戻るまでの時間は
【0
006】
【数1】
【0007】の関係がある。この数式1は
【0008】
【数2】
【0009】と変形することができ、これは
【0010
【数3】
【0011】を頂点とし、
【0012】
【数4】
【0013】を漸近線とする双曲線となる。そこで、演
算装置7は、図17の画像データ中から上記双曲線を抽
出すべく、εr を所定の刻みで変化させ、かつ画像デ
ータの中の全ての座標を順次、双曲線の頂点座標(x0
 ,t0 )(以下、集積点)として設定してゆき、こ
れによって一元的に求まる数式4の双曲線上に存在する
画像データ中の座標点(以下、合成開口加算点または単
に加算点)の数をカウントし、その総数(以下、集積度
)を集積点に付与してゆき、この結果、集積度が一定値
以上になる集積点(x0 ,t0 )のみを抽出する。 そして、表示装置8にはこの集積度が一定値以上になる
集積点の座標のみが管路位置として表示される。また、
この時のεr の値から縦軸スケールは時間のディメン
ションから距離のディメンションに変換される。
【0014】(b)パターン認識法 ここではその代表例として周波数領域でのパターン認識
を利用したものについて述べる。図20に示すように、
地中に埋設されている管路1を探知するために送信アン
テナ4および受信アンテナ5を地表面9に沿って一定の
ピッチで走査させ、パルス発生装置3から出力されるパ
ルス信号を送信アンテナ4を介して電磁波として地中2
に向けて放射する。この電磁波は、地中2に埋設されて
いる管路1および地表面や地層、掘削壁等で反射され受
信アンテナ5によりその振幅値対時間の反射波データと
して受信される。受信アンテナ5で受信された電磁波は
、サンプリング装置6により所定のピッチ毎にサンプリ
ングされ、振幅値対時間の反射波データとして記憶装置
10に記憶される。上記アンテナの走査終了後、記憶装
置10に記憶された反射波データは、周波数解析装置1
1に送られ、ここで高速フーリエ変換処理による周波数
解析後、演算装置7で合成開口処理が行われる。
【0015】その結果、表示装置8には管路1の埋設位
置および埋設深度が表示される。周波数解析装置11は
、記憶装置10から送られる反射波データを所定の時間
毎に分割する。この処理は図15に示す反射波データが
、管路1からの反射波以外に地表面や地層、掘削壁等か
らの反射波形を含んでおり、これらが異なる時間位置で
重畳されているものであるので、これらの種々の反射波
形を個別に分離するために行うものである。
【0016】この分割方法としては、種々の方法がある
が、ここではゼロクロス法による1周期相当の時間毎に
分割する例について説明する。図21は、周波数解析装
置11に供給される反射波データを上記ゼロクロス法で
分割した1例を示す図であり、矢印で示す■,■,■,
・・・,■がゼロクロス法による1周期相当の時間間隔
を示している。この図は、縦軸に受信した電磁波の電圧
レベルを示し、横軸に電磁波を受信するまでの時間を示
している。図22の上側は、上記したように分割した反
射波形の1つ、すなわち図21において第■番目の反射
波形を分離して示し、下側は分離した反射波形のスペク
トル分布を示している。このように所定の時間毎に分割
された反射波形は、周波数解析装置11において高速フ
ーリエ変換処理により周波数領域に変換され、図22の
下側に示すスペクトル分布から最大強度(ピーク)のス
ペクトルを検出し、ピークのスペクトル周波数、すなわ
ちスペクトルピーク周波数fp 、このスペクトルピー
ク周波数fp に対するスペクトル強度Ip 、直流成
分強度Idc、および半値幅wを読み取る。
【0017】そして数式5に示すように、直流成分強度
Idcおよびスペクトル強度Ip から直流成分比Rd
cを算出する。
【0018】
【数5】
【0019】表1は、図21に示すような分割された各
反射波形に対するスペクトル周波数fp 、直流成分比
Rdcおよび半値幅wを示している。
【0020】
【表1】
【0021】そして、スペクトルピーク周波数fp ,
直流成分比Rdc,半値幅wの値は、埋設媒体の電気的
特性が一定であればそれぞれ反射物体の固有の値を持つ
ため、これらの値を分析することにより、反射物体が管
路1であるのか、または、その他のものであるのかを識
別することができる。表2は管路1からの反射波形が有
するスペクトル分布の特性の一例を示すものである。
【0022】
【表2】
【0023】表1から上記3条件を満たしている反射波
形は、第■番目の反射波形のみであり、これが管路1か
らの反射波形と考えられる。図23は、記憶装置1に記
憶される反射波データをサンプリング順にアンテナ走査
方向に並べた2次元データ(以下、地中断面図)であり
、縦軸は電磁波を受信するまでの時間、横軸はアンテナ
走査距離を示している(実際の地中断面図は電磁波の電
圧レベルに応じて色変調している)。また、図24は、
図23から表2に示す3条件を満たす反射波形のみを抽
出した地中断面図であり、この地中断面図が演算装置7
に送られる。なお、図17において縦軸,横軸は図23
と同様である。演算装置7はこの地中断面図中の反射波
形が描く双曲線の形状を利用して合成開口処理を行い、
管路1が埋設されている土2の比誘電率の算出を行う。 また、この比誘電率の値を用いて地中断面図縦軸のスケ
ールを時間軸から距離軸へ変換しこの結果が表示装置8
へ表示される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
合成開口法は、単純に双曲線の形だけを評価しているだ
けであるので、例えば図19に示す画像データ中に10
1,102,103,のような管路1以外からの反射波
データで、かつ、双曲線状に分布するものが存在してい
る場合、管路1か否かを判別する手段がなかった。また
、管路1以外の双曲線に集積することにより、誤った土
2の比誘電率を算出するという欠点があった。
【0025】また、従来のパターン認識法は、以下のよ
うな2つの問題点があった。すなわち、その第1の問題
として、管路1からの反射波形が持つ周波数領域の情報
は、管路1の埋設深度や土の電気的特性(比誘電率)に
よって変わるため、表2に示した3条件を探知場所の埋
設条件に応じた適宜、埋設し直さなければならない点で
ある。この作業はオペレータの熟練を要し、設定誤りに
より管路1の識別が困難になる欠点がある。また、第2
の問題として、周波数解析装置11に供給される反射波
形の増幅値が許容のレベルを越える場合、あるいは、許
容のレベルを下回る場合、波形の正確なスペクトル分布
が算出できなくなるため、2つのパラメータのうちRD
C,wの値は信頼性のない値となる。これを防止するた
めには受信アンテナ5に受信される電磁波の電圧レベル
が最適になるような感度設定を行う必要があるが、この
作業はオペレータの熟練を必要とし、設定誤りにより管
路1の識別が困難になるという欠点があった。
【0026】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明に係る不可視物体探査方法は、探査場所
で採取した反射波データに対し、まず仮の比誘電率を用
いて合成開口を行うことで双曲線状に点在している反射
波の群を地中断面図の中から抽出し、これらを目標物体
からの反射波の候補としてみなし、次にこれら反射波の
群の波長,もしくは.周波数を算出してこれら反射波間
に上述した波長、または、スペクトルピーク周波数にず
れが発生する場合のみ目標物体からの反射波であると判
定することにより、目標物体の位置およびその位置にお
ける媒体の比誘電率を同時に検出できるようにした方法
である。
【0027】
【作用】従って、本発明の不可視物体探査方法を用いれ
ば、目標物体の埋設媒体の種類や目標物体認識に関わる
オペレータの判定技術が一切不要となり、目標物体の反
射波位置と埋設媒質の比誘電率を的確に検出できる。
【0028】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る不可視物体探査方法の一実施
例を説明するブロック図である。同図に示す物体の探査
装置は、図14,図20に示す従来の探査装置と同一部
分は同一符号を付してその概略の説明を省略する。図1
に示す物体の探査装置は、その1例として、地中2に埋
設されている直接見ることができない管路1のような不
可視物体を探査するために、送信アンテナ4および受信
アンテナ5を地表面9に沿って一定のピッチで走査させ
、パルス発生装置3から出力されるパルス信号を送信ア
ンテナ4を介して電磁波として地中2へ向けて放射し、
地中2に埋設されている管路1やその他のもの、例えば
地表面や地層,掘削壁等で反射する電磁波を受信アンテ
ナ5により受信する。受信した電磁波は、サンプリング
装置6により所定のピッチ毎にサンプリングされ、受信
電圧レベル対時間に反射波データとして記憶装置10に
記憶される。
【0029】なお、上記したように、図15は、反射波
データの1例であり、縦軸は電磁波を受信するまでの時
間、横軸は電磁波の電圧レベルを示している。上記アン
テナの走査終了後、記憶装置10に記憶された反射波デ
ータ群は、演算装置7に送られここでデータの規格化、
図15に示す反射波データに対し波形の振幅値が「0」
になる点(ゼロクロス点)を「1」に、その他の点を「
0」に代表させる作業が行われる。図16は図15の反
射波データを規格化したデータであり、縦軸は電磁波を
受信するまでの時間、横軸は規格値を示している。
【0030】また、図17は、この規格化データをサン
プリング順にアンテナ走査方向に並べた画像データを示
す図であり、縦軸は電磁波を受信するまでの時間、横軸
はアンテナ走査距離を示している。演算装置7は、画像
データに対し、仮の比誘電率を所定の刻みで変化させな
がら合成開口処理を行い、一定値以上の集積度を持つ集
積点に座標(双曲線の頂点位置に相当)およびその時の
比誘電率εr を抽出する。
【0031】なお、演算装置7では上記合成開口の計算
において以下に手法を用いて計算時間の大幅な短縮を達
成している。すなわち従来、図17に示すような画像デ
ータに対して仮の比誘電率を所定の刻みで変化させなが
ら合成開口を行う場合、仮の集積点を全ての座標にわた
り変化させていたので、1画面を構成する座標点数(本
実施例では178ピッチ×332ドットを採用)×比誘
電率の設定値だけ合成開口の計算を行う必要があったが
、本発明においては、図17のデータのうち規格値が「
1」の点についてのみ集積点候補とみなし、合成開口の
処理を行う。図16からわかるように、規格値が「1」
の点(ゼロクロス点)の数は、1ピッチにつきおよそ1
0点程度であるため、合成開口の計算を行う回数は、1
78ピッチ×比誘電率の設定数となり、従来の方法に比
べて約30倍速い計算速度を実現できる。
【0032】そして、波形解析装置12では、抽出され
た集積点座標を頂点とする双曲線が波形のゼロクロス点
、すなわち波形の立ち上がり点の抱絡線であることを利
用し、双曲線から所定の時間分だけ各反射波データを切
り出す(反射波データから所定の時間だけ切り出したデ
ータを波形データという)。この切り出した時間は半周
期,1周期,複数周期が考えられるが、本実施例では1
周期時間の切り出しの場合について説明する。なお、他
の時間についても同様な効果が得られることは言うまで
もない。
【0033】図2は、サンプリング順にアンテナ走査方
向に反射波データを並べたもので、縦軸は電磁波を受信
するまでの時間、横軸はアンテナ走査距離を示している
。図3は、図2から上記の方法で反射波データを1周期
時間だけ切り出した波形データ群で縦軸,横軸は図2と
同様である。
【0034】そして、波形解析装置12では、切り出さ
れた波形データ群全てに対して高速フーリエ変換(FF
T)処理を行い、波形データそれぞれのスペクトルピー
ク周波数fp を算出し、更に双曲線の頂点(合成開口
の集積点)に存在する波形データのスペクトルピーク周
波数をfpo,受信時間をt0 ,加算点に点在する波
形データ群のスペクトルピーク周波数をfpi(i=1
〜波形データ数),受信時間をti (i=1〜波形デ
ータ数),電磁波の真空中における伝搬速度をc0 (
c0 =3×108 m/s)としたとき、双曲線の構
成要素である全ての波形データ群に対して、
【0035】
【数6】
【0036】を計算する(以下、このPi を特徴パラ
メータという)。また、本発明の第2の実施例では、ス
ペクトルピーク周波数fp のかわりに波形データの1
周期分に相当する波長λを算出し、双曲線の頂点(合成
開口の集積点)に存在する波形データの波長をλ0 ,
受信時間をt0 ,加算点に点在する波形データ群の波
長をλi (i=1〜波形データ数),受信時間をti
 (i=1〜波形データ数),電磁波の真空中における
伝搬速度をc0 としたとき、双曲線の構成要素である
全ての波形データ群に対して、
【0037】
【数7】
【0038】を計算する(以下、このPi を特徴パラ
メータという)。図4において、上側は双曲線から一定
周期時間だけ切り出した波形データを示し、下側は切り
出した波形データのスペクトル分布を示している。そし
て、図中に示したfp ,λの値を用いて上述した特徴
パラメータを算出する。図5は、上記した特徴パラメー
タPi を理解するための模式図であり、縦軸は電磁波
を受信するまでの時間、横軸は各波形データの受信位置
を示している。図中において、双曲線の頂点は波形デー
タ受信位置がx0 ,電磁波受信時間t0 の点である
。この点における波形データの地中伝搬距離は地中伝搬
速度×片道の電磁波受信時間の関係より、
【0039】
【数8】
【0040】である。同様にして反射波受信位置xi 
,電磁波受信時間ti に位置する任意の波形データの
地中伝搬距離は、
【0041】
【数9】
【0042】である。図5から明らかなように、Li 
>L0 であるから、電磁波の性質より両波形データの
スペクトルピーク周波数の関係は、fp0>fpiとな
る。図6は、電磁波が管路1で反射することでできる双
曲線の頂点に位置する波形データと双曲線上の任意の点
に位置する波形データとの間の地中伝搬距離の差ΔL、
および、両波形データのスペクトルピーク周波数の差Δ
fp の関係の1例を示している。この図から明らかな
ように、Δfp はΔLにほぼ正比例することがわかる
。すなわち、
【0043】
【数10】
【0044】
【0045】
【数11】
【0046】の関係を得る。図7は、電磁波が管路1以
外の物体で反射することでできる双曲線の頂点に位置す
る波形データと双曲線上の任意の点に位置する波形デー
タとの間の地中伝搬距離の差ΔL、および、両波形デー
タのスペクトルピーク周波数の差Δfp の関係の1例
を示している。この図からΔfp とΔLとの関係には
、数式10のような関係が存在しないことがわかる。従
って、特徴パラメータPi (i=1〜波形データ数)
が一定値となるような波形データ群を選ぶようにすれば
良い。
【0047】そして、判定装置13は、演算装置7で抽
出した双曲線に対して、その双曲線を構成する波形デー
タ群に特徴パラメータPi の値が一定の値をとる波形
データの数をカウントし、この総数を元の双曲線に頂点
に付与した3次元のデータ列を作成し、この中から所定
のレベルを越える座標を検出する。
【0048】図8は、演算装置7による合成開口の結果
を3次元表示したもので、L軸はアンテナ走行距離,t
軸は電磁波受信時間,s軸は合成開口集積度をそれぞれ
表している。また、図9は、判定装置13による演算結
果を示したもので、L軸はアンテナ走査距離,t軸は電
磁波受信時間、J軸は特徴パラメータPi の値が所定
の範囲内にある波形データの総数をそれぞれ示している
。 このように、特徴パラメータPi を利用した判定処理
により、合成開口処理では区別できない管路1からの反
射による双曲線と、それ以外の物体からの反射による双
曲線(図中101,102,103で示す)との違いを
認識することができる。
【0049】そして表示装置8は、演算装置7により算
出された土の比誘電率を用いて電磁波受信時間から埋設
深度へとスケール変換を行い、判定装置13により検出
された座標位置に管路1を表すシンボルを表示する。図
10は、表示装置8により表示される本発明の最終結果
の1例であり、縦軸は埋設深度,横軸はアンテナの水平
移動距離を示している。
【0050】次に図11〜図13は、図1の本発明の不
可視物体探査装置の動作を示すフローチャートである。 このフローチャートに従って不可視物体探査方法の処理
を説明する。まず、パルス発生装置3から出力される高
出力のインパルス(モノパルス)信号が、指向性を有す
る送信アンテナ4に供給され、送信アンテナ4でインパ
ルス信号から電磁波に変換され、地中2に埋設されてい
る種々の物体から反射されてくる電磁波が受信アンテナ
5により受信される(ステップST1)。この電磁波は
、サンプリング装置6により順次サンプリングされて、
記憶装置10に反射波データとして記憶され、ここで電
磁波の電圧レベルが零の点、すなわちゼロクロス点を「
1」に、その他の点を「0」に、規格化した画像データ
が作成される(ステップST2)。
【0051】そして演算装置7は、上記画像データに対
して合成開口処理を行う。すなわち、ステップST3〜
5では、仮の比誘電率の初期値の設定および仮定する双
曲線頂点の初期座標の設定を行う。本発明では、合成開
口の処理速度を高めるために、画像データの規格値が「
0」の座標点、すなわち反射波データのゼロクロス点以
外の座標点では合成開口を行わないが、この合成開口処
理の有無をステップST6で判断し、合成開口を行うと
判定された場合は合成開口処理を行い、仮定する双曲線
の頂点に重みずけをしてゆく(ステップST7〜10)
。すなわち、本発明の合成開口処理は、画像データにお
いて横軸(アンテナ走査距離)をx,縦軸(受信時間)
をt,土2の比誘電率をεr ,真空中の電磁波の伝搬
速度をc0 ,処理を行おうとする点(集積点)の座標
を(x0 ,t0 )とするとき、双曲線
【0052】
【数12】
【0053】上にある規格値が「1」の点(加算点)を
数え、その総数(合成開口の集積度)を集積点に代表さ
せる処理である。この処理を、仮定する全ての比誘電率
および全ての座標について行うべくεr ,x,yの値
を順次ずらしてゆく(ステップST11〜16)。
【0054】以上の処理により、演算装置7に図8の如
き、座標位置とその位置における集積度の関係を表す3
次元のデータ列が比誘電率毎に作成される。この中から
、集積度が所定のレベル以上に達した座標を抽出する(
ステップST17,18)
【0055】そして波形解析装置12では、抽出された
座標を頂点とする双曲線を構成する各点をゼロクロス点
とする1周期分の反射データの切り出しを行った(ステ
ップST19)後、本発明の第1実施例の場合には、切
り出した反射波データのスペクトルピーク周波数fp 
を(ステップST20,21)、また、第2実施例の場
合には、切り出した反射波データの波長λを(ステップ
ST22)、それぞれ算出し、双曲線を構成する全ての
波形データに対して特徴パラメータを求める(ステップ
ST23)。
【0056】そして判定装置13では、上記特徴パラメ
ータの値が一定の値をとる波形データの数をカウントし
、その総数を求める(ステップST24)。この結果、
判定装置13には図9の如き、座標位置と特徴パラメー
タの値が一定の値をとる波形データの総数の関係を表す
3次元のデータ列が作成されるので、この中から総数が
所定のレベル以上に達した座標を検出する(ステップS
T25)。以上の処理により、最終的に検出された座標
およびその時の比誘電率から管路1の埋設位置および埋
設深度が表示装置に表示される(ステップST26,2
7)。
【0057】すなわち、電磁波を用いて不可視物体を探
査する場合、送信アンテナに指向性があることから電磁
波は放射状に媒体中を伝搬する。このためパルスレーダ
ー法により得られる地中断面図中において、管路1から
の反射波は双曲線状に点在する。これは受信アンテナ5
が管路に対して真上に位置しなくても管路1からの反射
波は、斜め経路を経て受信アンテナに到達するからであ
る。他方、電磁波はその高周波成分程地中への浸透能力
が弱いため、媒体を伝搬する距離が長い程その波長が長
い方へ(スペクトルピーク周波数は低い方へ)シフトす
る傾向があるが、上記双曲線状に点在する反射波群のう
ち頂点付近に点在する反射波と、裾野付近に点在する反
射波とでは、媒質中の伝搬距離が異なる(直角2等辺3
角形の斜辺の長さは、高さの1.4倍もあることからこ
の差は無視できない)ため、これら反射波間には伝搬距
離差に応じた波長のずれ,もしくは,スペクトルピーク
周波数のずれが発生する。このため本発明は、探査場所
で採取した反射波データに対し、まず仮の比誘電率を用
いて合成開口を行うことで双曲線状に点在している反射
波の群を地中断面図の中から抽出し、これらを目標物体
からの反射波の候補としてみなし、次にこれら反射波の
群の波長,もしくは.周波数を算出してこれら反射波間
に上述した波長、または、スペクトルピーク周波数にず
れが発生する場合のみ目標物体からの反射波であると判
定することにより、目標物体の位置およびその位置にお
ける媒体の比誘電率を同時に検出できるようにしたので
、媒質中物体からの反射像の幾何学的形状(双曲線)に
着目するだけでは識別できなかった目標物体の位置検出
が電磁波の伝搬過程に起こる電磁波の減衰現象を検出す
ることで可能となり、この結果、埋設条件にかかわらず
的確かつ高精度の探査が可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る不可
視物体探査方法は、探査場所で採取した反射波データに
対し、まず仮の比誘電率を用いて合成開口を行うことで
双曲線状に点在している反射波の群を地中断面図の中か
ら抽出し、これらを目標物体からの反射波の候補として
みなし、次にこれら反射波の群の波長,もしくは.周波
数を算出してこれら反射波間に上述した波長、または、
スペクトルピーク周波数にずれが発生する場合のみ目標
物体からの反射波であると判定することにより、目標物
体の位置およびその位置における媒体の比誘電率を同時
に検出できるようにしたので、目標物体の埋設媒体の種
類や目標物体認識に関わるオペレータの判定技術が一切
不要となり、目標物体の反射波位置と埋設媒質の比誘電
率を的確に検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す不可視物体探査方法に
おける測定系の説明図である。
【図2】記憶装置に記憶された反射波データをサンプリ
ング順に並べた波形図である。
【図3】双曲線状に分布する反射波データだけを取り出
した波形図である。
【図4】反射波データの1つとそのスペクトル分布を示
す波形図である。
【図5】特徴パラメータを説明する説明図である。
【図6】各反射波データ間の伝搬距離差とスペクトル周
波数差との関係を示す分布特性図である。
【図7】各反射波データ間の伝搬距離差とスペクトル周
波数差との関係の他の例を示す分布特性図である。
【図8】合成開口の結果を示す3次元の分布特性図であ
る。
【図9】演算の結果を示す3次元の分布特性図である。
【図10】目標物体を示す地中断面図である。
【図11】本発明を適用した装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】本発明を適用した装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図13】本発明を適用した装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図14】従来の不可視物体探査方法における測定系の
説明図である。
【図15】記憶装置に記憶された反射波データの一例を
示す波形図である。
【図16】規格化したデータの一例を示す説明図である
【図17】画像データの一例を説明する説明図である。
【図18】反射した電磁波が画像データの中で双曲線に
分布することを説明する説明図である。
【図19】画像データの他の例を説明する説明図である
【図20】パターン認識を利用した測定系の説明図であ
る。
【図21】記憶装置に記憶される反射波データとその分
割状態を示す波形図である。
【図22】分割された反射波データとそのスペクトル分
布を示す波形図である。
【図23】記憶装置に記憶された地中断面図である。
【図24】地中断面図から目標物体だけを抽出した地中
断面図である。
【符号の説明】
1    管路 2    土 3    パルス発生装置 4    送信アンテナ 5    受信アンテナ 6    サンプリング装置 7    演算装置 8    表示装置 9    地表面 10  記憶装置 12  波形解析装置 13  判定装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  送信アンテナと受信アンテナを備え、
    媒体表面に沿って前記アンテナを一定のピッチで移動さ
    せながら送信アンテナから媒体に向けて発信した電磁波
    を受信アンテナで受信し、その振幅値対時間の反射波デ
    ータを一定のピッチ毎に求めて媒質中の所定の物体を探
    査する不可視物体探査方法において、前記反射波データ
    の振幅値が零の時間位置を「1」に、その他の時間位置
    を「0」に規格化した規格化データを作成する規格化工
    程と、前記規格化データをサンプリング順にアンテナ走
    査方向に並べた画像データを作成する作成工程と、前記
    画像データの中で規格値が「0」の点については合成開
    口処理を省略する工程と、前記画像データの中で規格値
    が「1」の点に対して仮の土の比誘電率を所定の刻みで
    、かつ、推定される土の比誘電率の範囲で変化させなが
    ら順次設定してゆき仮の土の比誘電率の各設定値毎に合
    成開口処理を行う合成開口工程と、この合成開口工程の
    結果、集積度が一定値以上となる集積点を抽出する抽出
    工程と、集積点を頂点とする双曲線を波形の立ち上がり
    時点としその時点から1波長程度の時間だけ反射波デー
    タを切り出す切り出し工程と、切り出した反射波データ
    を周波数領域に変換してスペクトルピーク周波数の値を
    算出する算出工程と、集積点に位置する反射波データの
    時間位置およびスペクトルピーク周波数の値をそれぞれ
    t0 ,fp0、双曲線上の各加算点に位置する反射波
    データの時間位置およびスペクトルピーク周波数の値を
    それぞれti ,fpi、土の比誘電率をεr 、真空
    中の電磁波の伝搬速度をc0 とすると、集積点に位置
    する反射波データと加算点に位置する反射波データとの
    スペクトルピーク周波数の差fpi−fp0,および集
    積点に位置する反射波データと加算点に位置する反射波
    データとの伝搬距離の差c0 (ti −t0 )/2
    ・εr1/2から、両者の比の値を示す特徴パラメータ
    2・εr1/2(fpi−fp0)/c0 (ti −
    t0 )を計算する計算工程と、この特徴パラメータの
    値が所定の範囲内にある反射波データの数を前記抽出工
    程で抽出した集積点毎にカウントし、その総数が一定の
    レベル以上に達する集積点を目標物体からの反射像と判
    定する判定工程と、判定した集積点の座標位置に目標物
    体を表すシンボルを表示する表示工程と、判定した集積
    点の比誘電率の値を用いてシンボルの時間位置を距離位
    置に変換する変換工程とを備えたことを特徴とする不可
    視物体探査方法。
  2. 【請求項2】  送信アンテナと受信アンテナを備え、
    媒体表面に沿って前記アンテナを一定のピッチで移動さ
    せながら送信アンテナから媒体に向けて発信した電磁波
    を受信アンテナで受信してその振幅値対時間の反射波デ
    ータを一定のピッチ毎に求め、媒質中の所定の物体を探
    査する不可視物体探査方法において、前記反射波データ
    の振幅値が零の時間位置を「1」に、その他の時間位置
    を「0」に規格化した規格化データを作成する規格化工
    程と、前記規格化データをサンプリング順にアンテナ走
    査方向に並べた画像データを作成する作成工程と、前記
    画像データの中で規格値が「0」の点については合成開
    口処理を省略する工程と、前記画像データの中で規格値
    が「1」の点に対して仮の土の比誘電率を所定の刻みで
    、かつ、推定される土の比誘電率の範囲で変化させなが
    ら順次設定してゆき仮の土の比誘電率の各設定値毎に合
    成開口処理を行う合成開口工程と、この合成開口工程の
    結果、集積度が一定値以上となる集積点を抽出する抽出
    工程と、集積点を頂点とする双曲線を波形の立ち上がり
    時点としその時点から1波長程度の時間だけ反射波デー
    タを切り出す切り出し工程と、切り出した反射波データ
    の波長を計測する計測工程と、集積点に位置する反射波
    データの時間位置および波長の値をそれぞれt0 ,λ
    0 、集積点を頂点とする双曲線上の各加算点に位置す
    る反射波データの時間位置および波長の値をそれぞれt
    i ,λi 、土の比誘電率をεr 、真空中の電磁波
    の伝搬速度をc0 とすると、集積点に位置する反射波
    データと加算点に位置する反射波データとの波長の差λ
    i −λ0 ,および集積点に位置する反射波データと
    加算点に位置する反射波データとの伝搬距離の差c0 
    (ti −t0 )/2・εr1/2から、両者の比の
    値を示す特徴パラメータ2・εr1/2(λi −λ0
     )/c0 (ti −t0)を計算する計算工程と、
    この特徴パラメータの値が所定の範囲内にある反射波デ
    ータの数を前記抽出工程で抽出した集積点毎にカウント
    し、その総数が一定のレベル以上に達する集積点を目標
    物体からの反射像と判定する判定工程と、判定した集積
    点の座標位置に目標物体を表すシンボルを表示する表示
    工程と、判定した集積点の比誘電率の値を用いてシンボ
    ルの時間位置を距離位置に変換する変換工程とを備えた
    ことを特徴とする不可視物体探査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021157065A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 三菱電機株式会社 埋設物識別装置、埋設物識別方法及び探査装置

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