JPH04212189A - 電子黒板 - Google Patents

電子黒板

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Publication number
JPH04212189A
JPH04212189A JP3018937A JP1893791A JPH04212189A JP H04212189 A JPH04212189 A JP H04212189A JP 3018937 A JP3018937 A JP 3018937A JP 1893791 A JP1893791 A JP 1893791A JP H04212189 A JPH04212189 A JP H04212189A
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JP
Japan
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toner
recording medium
image
flash lamp
semi
Prior art date
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Pending
Application number
JP3018937A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Kakinuma
孝一郎 柿沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPH04212189A publication Critical patent/JPH04212189A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、黒板シートに書かれた
文字・図形等の画像情報をハードコピーとして出力する
機能を有するとともに、原稿等に記録された画像情報を
読み取って黒板シートに可視像として表示する表示機能
等を有する電子黒板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、黒板シートに書かれた文字・図形
等の画像情報をハードコピーとして出力する機能を有す
るとともに、原稿等に記録された画像情報を読み取って
黒板シートに表示する表示機能等を有する電子黒板が本
出願人により提案されている(特願昭63−31066
9号)。この電子黒板は、図9に示すように、黒板シー
トとしての記録媒体1が、モータ2によって回転駆動さ
れる駆動ローラ3等によりエンドレス状態で搬送可能に
されている。ここで、記録媒体1は、図10に示すよう
に、ポリエチレンテレフタレート(PET)よりなる絶
縁性ベース1a上に白色導電ポリウレタンにより導電層
1bが形成され、この導電層1b上に透明なポリフッ化
ビニリデン(PVDF)よりなる誘電体層1cが形成さ
れた構成にされている。この場合、誘電体層1cの表面
が書き込み面W(以下、必要に応じて表示面Wという)
になる。エンドレス状態にされた記録媒体1の誘電体層
1cの表面に対向して、書き込み電極であるスタイラス
電極部4と制御電極部5とからなる記録ヘッド6と、A
C除電器7と、クリーニングブレード8と、レンズ系9
を有するCCDラインセンサ10と、反射ミラー11と
、トナーを供給する現像機12と、キセノンフラッシュ
ランプ21とが設けられている。そして、この電子黒板
の外観は全体がカバー(図示せず)で覆われ、このカバ
ー前面に形成された開口面から露出した記録媒体1が書
き込み用ボードとして機能する。また、カバーの前面下
部には、原稿の挿入口14aとその排出口14bと、書
き込み用ボードに書かれた画像情報をハードコピーとし
て出力する排出口15とが設けられている。
【0003】このように構成される電子黒板の使用に際
しては、記録媒体1の表面の書き込み面Wにフェルトペ
ン等で文字・図形等の画像情報を書く。この画像情報を
ハードコピーするときには、画像情報の書かれた記録媒
体1を駆動ローラ3により矢印方向MSに搬送し、この
装置の裏側において、記録媒体1に書かれた画像情報を
反射ミラー11、レンズ系9を通じてCCDラインセン
サ10で読み取る。読み取られた画像情報は、ゼログラ
フィ方法等により所定の記録紙上にハードコピーされ、
ハードコピーが形成された記録紙が排出口15から排出
される。
【0004】また、原稿に記録された画像情報を記録媒
体1に可視像として表示する際には、画像情報の記録さ
れた原稿を原稿挿入口14aに挿入すると、画像情報が
読み取られ、この読み取られた画像情報に基づく静電潜
像が記録ヘッド6により記録媒体1に形成される。静電
潜像の形成された記録媒体1が矢印方向MSに搬送され
て、現像機12からトナーが供給されると、このトナー
が帯電部分(静電潜像の形成された部分)に付着するの
で、記録媒体1にトナーにより形成された可視像が表示
される。この場合、帯電部分に付着したトナーはキセノ
ンフラッシュランプ21が発光させられることで加熱さ
れ半定着状態にされる。半定着状態とは、手や衣服が触
れた程度では記録媒体1上のトナーが取り除かれること
がないが、クリーニングブレード8または所定のイレー
ザ(図示せず)の使用により、トナーを容易に取り除く
ことができる程度の定着状態をいう。次に、装置の裏側
において、クリーニングブレード8により、トナーおよ
びフェルトペンで書かれたインキ等が拭き取られ、さら
に、AC除電器7により、帯電状態が解除されて、静電
潜像が消滅する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子黒板では、トナーを半定着状態にするための熱
エネルギーがキセノンフラッシュランプ21の発光によ
るエネルギーのみに依存していたため、キセノンフラッ
シュランプ21を駆動するための電源回路の電源容量が
比較的大きくなり、その結果、電源回路(特に、トラン
スおよび放熱器)の容積が大きくなるとともに、重量が
大きくなるという問題があった。特に、可視像を高速に
出力しようとする場合には、さらに、この問題が顕著に
なる。その上、気温等の周囲温度の変化により、半定着
状態に至らない場合や通常の複写機等で行われている完
全な定着状態に近い状態になってしまう場合もあった。 本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、フラッ
シュランプによる電力消費を比較的に低減し得るととも
に、トナーを均一かつ確実に半定着状態にすることを可
能とする電子黒板を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明電子黒板は、例え
ば、図1〜図4に示すように、帯電可能な誘電体層を有
する記録媒体1と、画像情報を読み取る入力手段28と
、この入力手段28により読み取られた画像情報に対応
する静電潜像を上記記録媒体1に形成する記録手段6と
、形成された静電潜像をトナーTにより現像して可視像
を形成する現像手段12と、形成された可視像を構成す
るトナーTを加熱して半定着状態にするフラッシュラン
プ21とを有する電子黒板において、このフラッシュラ
ンプ21でトナーTが加熱されて半定着状態になる前に
、トナーTを予熱する予熱手段33を備えるものである
【0007】また、本発明電子黒板は、図4および図8
に示すように、帯電可能な誘電体層を有する記録媒体6
2と、画像情報を読み取る入力手段28と、この入力手
段28により読み取られた画像情報に対応する静電潜像
を上記記録媒体に形成する記録手段64と、形成された
静電潜像をトナーにより現像して可視像を形成する現像
手段12と、形成された可視像を構成するトナーTを加
熱して半定着状態にするフラッシュランプ21とを有す
る電子黒板において、上記フラッシュランプ21でトナ
ーTが加熱されて半定着状態になる前に、トナーTを予
熱する予熱手段33を備えるものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、フラッシュランプ21でトナ
ーTが加熱(以下、必要に応じて本加熱という)されて
半定着状態になる前に、トナーTを予備的に加熱(以下
、必要に応じて予備加熱という)する予熱手段33を備
えているので、この予熱手段33によりトナーTを予備
加熱しておくことにより、フラッシュランプ21で半定
着状態にするための電力量が比較的低減できる。さらに
、予熱手段33の発生熱量を制御することが容易である
ので、フラッシュランプ21により均一かつ確実にトナ
ー像の半定着状態が形成できる。
【0009】
【実施例】A.第1の実施例以下、本発明電子黒板の第
1の実施例について図1〜図7を参照して説明する。こ
の実施例は黒板シートに静電潜像を形成するようにした
ものである。なお、この図1〜図7において、図9およ
び図10に対応する部分には同一符号を付け、それらの
詳細な説明は省略する。図4は、本発明が適用された電
子黒板の外観構成を示すものである。同図において、1
は記録媒体であり、この記録媒体1は、図10に示した
ものと同一の構成にされており、帯電可能な誘電体層1
cを有している。この記録媒体1は、後に詳述するよう
に、エンドレス状態で搬送可能に配置されている。この
電子黒板全体はカバー22で覆われている。このカバー
22には開口面22aが設けられ、記録媒体1の一部が
この開口面22aから露出される。開口面22aから露
出した記録媒体1の表面の書き込み面W(以下、必要に
応じて、表示面Wともいう)が黒板シート等として機能
する。この書き込み面Wにフェルトペン等で文字・図形
等の画像を書くことができる。書かれた画像はイレーザ
23で消すことができる。また、この表示面Wには、後
に詳述するように、読み取った画像情報に対応する可視
像を表示することができる。この可視像は、同様に、イ
レーザ23で消すことができる。開口面22aの下縁部
の近くの部分は前方に延びており、この延びた部分の上
面部には、フェルトペン25やイレーザ23を置いてお
くための収納皿26および操作パネル27が配置される
とともに、凹部24が形成され、この凹部24には、原
稿に記録された画像情報を読み取る入力手段としてのイ
メージスキャナ28が着脱可能な状態で装着されている
。イメージスキャナ28を着脱可能にしておくことによ
り、シート状の原稿および本(book)状のどちらの
原稿も容易に読み取ることができる。カバー22の下方
部には、例えば、A4サイズの記録紙19が排出される
排出口15aが設けられるとともに、例えば、A1サイ
ズの転写紙21が排出される排出口15bが設けられて
いる。さらに、このカバー22の下端部には、キャスタ
29が取り付けられた脚部30が固定されており、この
電子黒板を容易に移動することができるようにされてい
る。
【0010】図3は、この電子黒板の内部機構の構成を
示すものであり、図2は、その内部機構の側面から見た
要部の一部省略断面構成を示すものである。さらに、図
1は、その要部を立体的に描いたものであり、この図1
には、併せて制御部42等の機能ブロックが描かれてい
る。図1〜図3において、黒板シートとしての記録媒体
1が、モータ2によって回転駆動される駆動ローラ3等
の矢印方向への回転によりエンドレス状態で矢印方向M
Sに搬送可能に配置されている。エンドレス状態にされ
た記録媒体1の誘電体層1cの表面の書き込み面Wに対
向して、書き込み電極であるスタイラス電極部4と制御
電極部5とからなる記録ヘッド6(記録手段)が配置さ
れている。
【0011】この記録ヘッド6の矢印方向MSの下流側
には、順に、トナーT(図1参照)を記録媒体1に供給
する現像機12と、内部にニクロム線等が組み込まれた
予熱手段としての平面状のヒータ33と、熱電対よりな
る温度検出手段である温度センサ34と、トナーTを加
熱して半定着状態にする、例えば、キセノンガスを含む
フラッシュランプ21と、反射ミラー11(図3参照)
と、レンズ系9を有するCCD等のラインセンサ10と
、クリーニングブレード8a、8bと、クリーニングブ
ラシ31と、ローラ状のAC除電器7とが設けられてい
る。
【0012】ここで、現像機12は、図1に示すように
、トナーTを格納するトナーホッパ51を有しており、
このトナーホッパ51からスポンジローラ52を通じて
トナーTが現像機本体53に供給される。現像機本体5
3に供給されたトナーTはかくはん用スクリュー54で
かくはんされる。かくはんされたトナーTはマグネット
ローラ55の表面に付着し、付着したトナーTがマグネ
ットローラ55の表面から記録媒体1に供給される。な
お、マグネットローラ55の表面におけるトナーTの厚
みはドクターブレード56により均一の厚みにされてい
る。
【0013】図3に示すように、フラッシュランプ21
と反射ミラー11間における記録媒体1の所定部分が図
4に示した開口面22aに対向する。図3中、符号Lは
開口面22aの矢印方向MSの開口長を表している。な
お、温度センサ34は、ヒータ33の輻射熱等によって
直接温められないように、断熱材料(図示せず)によっ
て覆っておく。現像機12の下方側には、転写機構40
が配置されている。この転写機構40は、ロール状の転
写紙21を有する巻枠35と、巻枠35側から送り出さ
れる転写紙21を静電記録媒体1の現像部面に押し付け
る弾性ローラ36と、転写紙21の押し付け部に対応し
て配置される転写コロトロン37と、定着用のフラッシ
ュランプ38と、カッタ39とを備えている。温度セン
サ34の出力信号はセンサアンプ41(図1参照)を通
じて制御部42に送出される。制御部42はセンサアン
プ41の出力信号に応じてヒータドライバ43を通じて
ヒータ33についての温度フィードバック制御を行うと
ともに、予め定められたシーケンスに基づき、トナーT
が半定着状態に至るまでの熱量を供給するように、フラ
ッシュランプドライバ44を通じてフラッシュランプ2
1を制御する。
【0014】次に上記実施例の動作について説明する。 上述のように構成される電子黒板の通常の黒板としての
使用に際しては、開口面22aに露出した記録媒体1の
表面の書き込み面Wにフェルトペン等で文字・図形等の
画像情報を書く。書き込み面Wに書かれた画像情報をハ
ードコピーするときには、画像情報の書かれた記録媒体
1を駆動ローラ3により矢印方向MSに搬送し、この装
置の裏側において、記録媒体1に書かれた画像情報を反
射ミラー11、レンズ系9を通じてCCDラインセンサ
10で読み取る。読み取られた画像情報は、プリンタ(
図示せず)で、ゼログラフィ方法等により記録紙19上
にハードコピーされ、ハードコピーが形成された記録紙
19が排出口15a(図4)から排出される。
【0015】次いで、転写紙(21)にハードコピーを
形成する際には、CCD等のラインセンサ10またはイ
メージスキャナ28で読み取られた画像情報に基づき、
記録ヘッド6により、記録媒体1の表面に静電潜像が形
成される。静電潜像の形成された記録媒体1は矢印方向
MSに搬送される。この搬送途中で、現像機12からト
ナーTが記録媒体1の帯電部分に付着される。なお、こ
の場合において、記録媒体1に静電潜像を形成する際に
は、トナーTが付着された画像(以下、トナー像という
)が鏡像となるようにされる。トナー像を鏡像としてお
くことにより転写後の画像として鏡像でない画像が得ら
れるからである。帯電部分にトナーTが付着された記録
媒体1には、引き出された転写紙21が弾性ローラ36
により押し付けられる。そして、転写コロトロン37に
より、記録媒体1側から転写紙21側にトナー像の転写
が行われる。なお、転写コロトロン37に代替して、弾
性ローラ36を導電性にして電圧をかけた転写ローラを
用いてもよい。このトナー像の転写後、定着用フラッシ
ュランプ38の発光による輻射熱吸収により、トナー像
は転写紙21に完全に定着される。トナー像がハードコ
ピーとして形成された転写紙21は排出口15bから排
出され、カッタ39で切断される。これにより、記録媒
体1に現像された画像を等倍で転写することができ、大
型のハードコピーを得ることができる。
【0016】次に、原稿に記録された画像情報を記録媒
体1に可視像として表示する際には、画像情報の記録さ
れた原稿を入力手段であるイメージスキャナ28で読み
取る。イメージスキャナ28で読み取られた画像情報は
記録ヘッド6に供給され、この読み取られた画像情報に
基づく静電潜像が記録ヘッド6により記録媒体1に形成
される。静電潜像の形成された記録媒体1が矢印方向M
Sに搬送されて、現像機12からトナーTが供給される
と、このトナーTが帯電部分(静電潜像の形成された部
分)に付着するので、記録媒体1にトナーTにより形成
された可視像が表示される。この場合、帯電部分に付着
したトナーTは、温度センサ34、センサアンプ41、
制御部42、ヒータドライバ43によって駆動制御され
るヒータ33により、トナーTの軟化点80℃(スチレ
ンアクリル系のトナーの場合)以下の温度である、例え
ば、30℃〜60℃内の温度に予め温められる。30℃
〜60℃に保持するのは、それ以上の温度に温めてしま
うとトナーTが軟化し記録媒体1の表面にこびりつく可
能性があるため、余裕を見込んだ値である。
【0017】帯電部分に付着したトナーTの温度は、記
録媒体1と微接触状態にされた温度センサ34でその記
録媒体1の表面の温度を測定することにより間接的に測
定される。温度センサ34は記録媒体1に付着したトナ
ーTと直接接触しない位置に配置されている。なお、温
度センサ34が直接トナーTと接触しなくても、帯電部
分に付着したトナーTの量は比較的微量であり、かつト
ナーTの熱容量が記録媒体1の熱容量に比較して小さい
ことからトナーTの温度は記録媒体1の測定部分の温度
に略等しくなる。トナーTの正確な温度は赤外線温度セ
ンサ等で測定するようにしてよい。予めその温度差を測
定しておき制御部42で補正するようにしてもよい。
【0018】そして、このトナーTの温度に基づき制御
部42は予め記憶されているルックアップテーブルによ
りフラッシュランプドライバ44を通じてフラッシュラ
ンプ21の発光パワーを調整する。この発光パワーは、
記録媒体1を矢印方向MSに搬送しながらフラッシュラ
ンプ21を適切な間隔で間欠的に発光させることにより
トナーTに与えられ、その値は、例えば、トナーTがス
チレンアクリル系の場合であると、従来半定着状態にす
るために必要であった約0.5〜0.7ジュール/cm
2 未満の値(例えば、トナーTの温度が60℃まで温
められていたときには0.35ジュール/cm2)にさ
れる。トナーTはスチレンアクリル系に限らずエポキシ
系、ポリエステル系でもよい。
【0019】このように、上述の実施例によれば、フラ
ッシュランプ21でトナーTを半定着状態にするための
本加熱を行う前に、トナーTをヒータ33により予備的
に加熱している。このため、フラッシュランプ21によ
る本加熱を行うための電力消費が比較的に低減できる。 また、ヒータ33は発生熱量を制御することが容易であ
るので、フラッシュランプ21により確実にトナーTの
半定着状態が形成できる。フラッシュランプ21の電力
消費の低減にともない、例えば、この電子黒板に必要な
トランスの重量が従来の技術の項で説明した電子黒板で
使用されているトランスの重量に比較して約1/8に低
減された。実際には37kgであったものが5kg以下
の値になった。また、トランスの容積は1/8になった
【0020】このように半定着状態にされた、言い換え
れば、表層で互いに溶着されたトナーTによるトナー像
が開口面22aに現れた場合に、トナーTが風で飛び散
るとか、トナー像が表された書き込み面Wにフェルトペ
ン25等で新たに書き込みを行う際に、トナーTが手や
衣服に付くのを防止することができる。また、半定着状
態のトナー像はイレーザ23で消すことができることか
ら開口面22a内の書き込み面Wにおいて、トナー像の
消去、修正も容易である。
【0021】なお、本発明は、フラッシュランプ(21
)でトナーTが加熱されて半定着状態になる前に、トナ
ーTを予熱する予熱手段を設ければよいので、上述した
実施例に限らず、図5に示すように、ヒータ33aを記
録媒体1の裏面側に接触するように配置してもよい、こ
の例では、記録媒体1にヒータ33aが直接に接触する
ので熱効率が向上してヒータ33a自体の消費電力を低
減することができる。また、図6に示すように、駆動ロ
ーラ3の側周面にヒータ33bを設けて、ヒータドライ
バ43からの信号を導電性の切片45およびスリップリ
ング46を通じてヒータ33bに供給するようにしても
よい。さらに、図7に示すように、フラッシュランプ本
体21aと記録媒体1の間にヒータ33cを配置しても
よい。この場合、ヒータ33cは、光透過性の、例えば
、ガラス板にヒータ材料を細線になるように印刷したも
のを用いる、その際、記録媒体1の表面における光量の
分布(この例では記録媒体1の幅方向中央部に比較して
幅方向端部側が少ない)に対応して逆極性の温度分布に
なるように、ヒータ細線の印刷密度を設定しておく。こ
れにより、記録媒体1に付着したトナーTの温度が記録
媒体1の表面上のどの部分でも、一層均一な温度になり
、結局、記録媒体1に形成されるトナー像上における半
定着状態が一層均一なものになる。さらにまた、図示は
しないが、ヒータは現像機12に一体的に設けてもよい
。 なお、トランスの重量等が問題とならない場合には予熱
手段であるヒータ33は不要であり、温度センサ34等
を配置するだけで安定な半定着状態を得ることもできる
【0022】B.第2の実施例以下、本発明電子黒板の
第2の実施例について図8を参照して説明する。この実
施例は感光ドラムに静電潜像を形成するようにしたもの
である。なお、以下に参照する図面において図1〜図7
および図9、図10に示したものと対応するものには同
一の符号を付け、それらの詳細な説明は省略する。
【0023】この図8例では、現像機12を構成するマ
グネットローラ55と、駆動ローラ3を代替した転写ロ
ーラ61との間に感光ドラム62を配置している。この
感光ドラム62が記録媒体として機能する。したがって
、黒板シートは図10に示したような三層構造の記録媒
体1を用いる必要がなく、一層のみの誘電体のシート6
3でよい。このシート63は、例えば、プラスチック材
料のみにより構成できるので廉価に作製することができ
る。また、転写ローラ61は導電性を有する弾性体より
構成され、この転写ローラ61と感光ドラム62のシー
ト63を挟んで対向する面間には約600Vのバイアス
電圧が印加されている。図8例の使用に際しては、矢印
方向に回転する感光ドラム62の側周面の略全面をコロ
トロン68により帯電させる。その帯電された部分を書
き込み光LWにより走査して電荷を逃がしその感光ドラ
ム62に静電潜像を形成する。この書き込み光LWは、
レーザ光源、LED光源または液晶シャッタ等の第1の
光源64から感光ドラム62に照射される。したがって
、この第1の光源64は記録手段として機能する。 このようにして静電潜像が形成された感光ドラム62に
マグネットローラ55よりトナーTを供給して、その静
電潜像を顕像化してトナー像とする。このトナー像は感
光ドラム62と転写ローラ61との相互の押圧力および
上記バイアス電圧の作用によりシート63に転写される
。なお転写ローラ61に代替してコロトロンを用いても
よい。
【0024】シート63に転写されたトナー像は、図1
例と同様に、ヒータ33により予備的に加熱された後、
フラッシュランプ21により本加熱されて半定着状態と
される。なお、このヒータ33による予備的な加熱処理
以後の処理は、上述した第1の実施例と同様であるので
省略する。一方、感光ドラム62はシート63にトナー
像を転写後、残りのトナーTがクリーナ66で回収され
、残りの電荷が第2の光源67からの露光光LEにより
消される。第2の光源67は消去手段として機能し、露
光光LEは消去光として作用する。この第2の実施例に
おいても、ヒータ33によりトナーTを予備的に加熱し
ているので、フラッシュランプ21によりトナーTを半
定着状態にするための電力消費が比較的に低減できると
いう効果が得られる。なお、本発明は上述の実施例に限
らず本発明の要旨を逸脱することなく種々の構成をとり
得ることはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録媒体に形成された静電潜像がトナーにより現像された
後、フラッシュランプでトナーが加熱されて半定着状態
になる前に、予熱手段によりトナーを予備的に加熱して
いるので、フラッシュランプによりトナーを半定着状態
にするための電力消費が比較的に低減できるという効果
が得られる。さらに、予熱手段は発生熱量を制御するこ
とが容易であるので、フラッシュランプによりトナー像
の半定着状態が均一かつ確実に形成できるという利点が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子黒板の一実施例の構成を示す
一部断面斜視図である。
【図2】図1の概略側面図である。
【図3】本発明による電子黒板の一実施例の内部構成を
示す斜視図である。
【図4】本発明による電子黒板の一実施例の外観構成を
示す斜視図である。
【図5】ヒータの他の配置例を示す概略側面図である。
【図6】ヒータのさらに他の配置例を示す概略側面図で
ある。
【図7】ヒータ等の他の配置例を示す概略側面図である
【図8】本発明による電子黒板の他の実施例の構成を示
す一部断面図である。
【図9】従来の技術による電子黒板の内部等の構成を示
す斜視図である。
【図10】記録媒体の断面図である。
【符号の説明】
1  記録媒体6  記録ヘッド12  現像機21 
 フラッシュランプ28  イメージスキャナ33  
ヒータ62  感光ドラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帯電可能な誘電体層を有する記録媒体
    と、画像情報を読み取る入力手段と、この入力手段によ
    り読み取られた画像情報に対応する静電潜像を上記記録
    媒体に形成する記録手段と、形成された静電潜像をトナ
    ーにより現像して可視像を形成する現像手段と、形成さ
    れた可視像を構成するトナーを加熱して半定着状態にす
    るフラッシュランプとを有する電子黒板において、上記
    フラッシュランプでトナーが加熱されて半定着状態にな
    る前に、トナーを予熱する予熱手段を備えることを特徴
    とする電子黒板。
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