JPH04210893A - 真空プレス装置のワーク保持装置及びその制御方法 - Google Patents

真空プレス装置のワーク保持装置及びその制御方法

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JPH04210893A
JPH04210893A JP41144690A JP41144690A JPH04210893A JP H04210893 A JPH04210893 A JP H04210893A JP 41144690 A JP41144690 A JP 41144690A JP 41144690 A JP41144690 A JP 41144690A JP H04210893 A JPH04210893 A JP H04210893A
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JP
Japan
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tray plate
plate
press
tray
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP41144690A
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English (en)
Inventor
Masaki Matsumoto
正毅 松本
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Kitagawa Seiki KK
Original Assignee
Kitagawa Seiki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、複数段のプレスプレー
トを備えた多段プレス装置を、気密性を有し真空ポンプ
によって脱気可能な筐体内に配置して構成した真空プレ
ス装置のワーク保持装置及びその制御方法に関する。 [0002] 【従来の技術】従来より、積層基板の熱圧成形を真空中
で行なうことによってボイドの発生を抑えて良好な成形
を可能とするものとして、複数段のプレスプレートを備
えた多段プレス装置を、気密性を有し真空ポンプによっ
て脱気可能な筐体内に配置した所謂真空プレス装置があ
る。このような真空プレス装置では、被加工物を載置し
たトレイ板をプレスプレート上を滑らせて該プレスプレ
ート上の所定位置まで挿入した後筐体を密閉して脱気し
、プレス装置を作用させて所定の圧力で加圧すると共に
加熱乃至冷却して成形を行なう。 [0003]
【従来技術の課題】ところで、上記の如き真空プレス装
置によって連続的に成形を行なう場合、脱気中にトレイ
板を介する熱伝導によって被加工物が加熱乃至冷却され
てしまい、その結果、成形不良を生ずるという問題があ
った。即ち、例えば熱圧プレスでは、加熱状態にあるプ
レスプレート上に被加工物を載置したトレイ板が載置さ
れ、その後脱気が行なわれるが、この脱気の際にプレス
プレートの熱によって被加工物がトレイ板を介して加熱
されてしまい、所定の真空度となる前に加熱が開始され
ることとなってボイドの発生等の成形不良を生ずるもの
である。 [0004]
【発明の目的】本発明は、上記の如き事情に鑑み、脱気
中に於るトレイ板を介した熱伝導を防ぎ、所定真空度に
達する前の熱伝導に起因する成形不良を防止することの
できる、真空プレス装置のワーク保持装置及びその制御
方法の提供、を目的とする。 [0005]
【課題を解決する為の手段】上記目的達成の為、本発明
は、上下方向に複数段のプレスプレートを備えた多段プ
レス装置を、気密性を有し真空ポンプによって脱気可能
な筐体内に配置した真空プレス装置であって、プレスプ
レートの側方に、トレイ板を移動不能に保持可能なトレ
イ板保持アームを夫々のプレスプレートに対応する位置
に備えたトレイ板支持部材を、リンク部材を介して上下
方向に揺動可能として配置すると共に、該トレイ板保持
部材を揺動駆動する駆動手段を備え、該駆動手段による
トレイ板支持部材の揺動により、トレイ板保持アームが
トレイ板をプレスプレート上に浮上状態で移動不能に保
持する位置とプレスプレート及びトレイ板の昇降域から
退避する位置とに移動可能として構成したものである。 又、その作動制御方法として、夫々のプレスプレート上
に、その上面に被加工物を載置した上記トレイ板を挿置
した後、駆動手段によりトレイ板支持部材を揺動駆動し
てトレイ板保持アームでトレイ板をプレスプレート上に
浮上状態に保持し、真空ポンプにより筐体内を脱気した
後、駆動手段によりトレイ板支持部材を揺動駆動してト
レイ板をプレスプレート上に載置してプレス作用を行な
うものである。 [0006]
【発明の実施例】以下に本考案の実施例を図面に基いて
説明する。図1は本発明の一実施例を適用した真空プレ
ス装置の一部断面正面図、図2はその一部断面平面図で
ある。図示真空プレス装置は、複数のホットプレート4
・・・を備えた多段熱圧プレス装置10を、密閉可能な
真空ケース50内に配置して構成したものであり、積層
プリント基板の熱圧成形に用いるものである。 [0007]多段熱圧プレス装置f!10は、真空ケー
ス50内の四隅に4本のガイド柱12・・・(図1には
示してない)を垂立配置すると共に、上部に固定プレス
盤1、下部に可動プレス盤2を夫々配置し、該固定プレ
ス盤1と可動プレス盤2との間に複数段のホットプレー
ト4・・・を配置して構成されている。ホットプレート
4の両側部には図1には示さないが上側に位置するもの
程より側面方向に突出させた係止部41を設けてあり、
該係止部41がガイド柱12に固定した上方に向は広が
る階段状の係止部材12Aに載置されることにより、ホ
ットプレート4・・・は上下方向に相互に所定間隔を有
して配されるようになっている。可動プレス盤2は、下
部フレーム11上に設置された油圧シリンダ3により図
示しない油圧駆動源からの油圧により昇降動され、該可
動プレス盤2を上昇させることにより、下部に位置する
ホットプレート4より順次係止部材12Aから持ち上げ
られて、最終的に複数のホラ1〜プレー1−lト・・が
固定プレス盤Iとの間に積層状態となり、トレイ板31
を介してホットプレート4・・・上に載置されたプリン
ト基板等の被加工物30を熱圧締処理するようになって
いるものである。 [00081ホツトプレート4の左右両側方には、夫々
前後二本の縦フレーム13・・・がガイド柱12と平行
として下部フレーム11に立設されており、該縦フレー
ム13にトレイ板支持部材としてのりフタ20が、上下
三箇所でリンク14.14を介して平行に(即ち垂直に
)装着されており、該夫々のりフタ20は垂直状態を保
った状態で揺動可能となっている。リフタ20の、ホッ
トプレート4・・・と対向する側面には、夫々のホット
プレート4・・・と対応させてトレイ板保持アームとし
てのアーム21・・・が突設されており、このアーム2
1の上面には、図3にその拡大斜視図を示す如き円柱状
の支持ビン22が夫々立設されている。リフタ20の下
端には、その下端が下部フレーム11に揺動可能に枢着
された駆動手段としてのシリンダ21のシリンダロッド
の先端が揺動可能に枢支されており、リフタ20はシリ
ンダ23により支持され、該シリンダ23の駆動により
リフタ20が揺動駆動されるようになっている。そして
、シリンダ23の駆動によりそのシリンダロッドが伸張
した時、アーム21の支持ビン22・・・は図1の如く
プレス作動時に於るトレイ板31の昇降移動域内で且つ
その上面が各々対応するホットプレート4の上面より所
定量高くなり、この状態からシリンダ23を収縮駆動す
ると図4の如くリフタ20が下方側に揺動じ、支持ビン
22の上面がホットプレート4上面より低くなると共に
、プレス作動時に於るトレイ板31及びホットプレート
4の昇降移動域より外側に退避するようになっている。 [0009]真空ケース50には、その前面側に被加工
物30を搬入乃至搬出する開口部51が、開放状態に於
るホットプレート4・・・配置域と対応する大きさとし
て形成され、該開口部51は扉52によって開閉可能と
なっている。又、該真空ケース50には、図1に示す如
く真空ポンプ53が接続されており、該真空ポンプ53
の駆動によって当該真空ケース50内を所定の真空度に
脱気可能となっているものである。 [00101而して、上記の如く構成された真空プレス
装置は、プレス作用時に於て下記の如く作動制御される
。まず、被加工物30を搬入する際には、可動プレス盤
2を下降させて各ホットプレート4が係止部材12Aに
係止されて相互に所定間隔を有して配された状態とする
と共に、シリンダ23によってリフタ20を下方に揺動
させて図4の如くアーム21の先端がトレイ板31の側
端より外側となる迄揺動させた状態とし、扉52を開成
した開口部51を介して図示しないローダ装置によって
その上面に被加工物30が載置されたトレイ板31をホ
ットプレート4・・・の上面を滑らせて所定位置に挿置
する。その後、直ちにシリンダ23を駆動してリフタ2
0を1一方に揺動させ、図1の如くアー1121の支持
ビン22によってトレイ板31をホットプレート4上に
浮上状態に支持する。係る状態で、扉52を閉成して真
空ケース50を密閉状態として真空ポンプ53を駆動し
て脱気し、当該真空ケース50内が所定の真空度となっ
た段階で、シリンダ23によってリフタ20を下方に揺
動させて図3の如くアーム21の先端がトレイ板31の
側端より外側となる迄揺動させ、アーム21の支持ビン
22で支持していたトレイ板31をホットプレート4・
・・上に載置し、更にリフタ20を揺動させてアーム2
1の先端がトレイ板31の側端より外側となる迄揺動さ
せる。つまり、アーム21がトレイ板31の移動空間か
ら退避する迄揺動させる。ここで、プランジャ6によっ
て可動プレス盤2を上昇させ、トレイ板31及び被加工
物30が載置されたホットプレート4・・・を固定プレ
ス盤1と可動プレス盤2の間に積層状態に挟み、所定の
圧力を加えると共に加熱して被加工物13を熱圧締処理
する。被加工物30の熱圧締処理が終了すると、可動プ
レス盤2を下降させてホットプレート4・・・開を開き
、図示しないアシローダ装置によって被加工物13を載
置したトレイ板31をホットプレート4上面を滑らせて
取り出すものである。 [0011]
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トレイ板上に載置された被加工物を、トレイ板保持アー
ムによって筐体内が所定の真空度となる迄プレスプレー
ト上に浮上状態に保持することができ、脱気中のトレイ
板を介しての熱伝導に起因して生ずる成形不良を防ぐこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した真空プレス装置の
一部断面正面図。
【図2】図1の一部断面概略平面図
【図3】 トレイ板保持アームの拡大斜視図
【図4】図
1から作用した状態を示す図
【符号の説明】
4・・・プレスプレート 10・・・多段熱圧プレス装置(多段プレス装置)14
・・・リンク 20・・・リフタ(トレイ板支持部材)21・・・アー
ム(トレイ板保持アーム)22・・・支持ビン(トレイ
板保持アーム)23・・・シリンダ(駆動手段) 30・・・被加工物 31・・・トレイ板 50・・・真空ケース(筐体) 53・・・真空ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に複数段のプレスプレートを備え
    た多段プレス装置を、気密性を有し真空ポンプによって
    脱気可能な筐体内に配置した真空プレス装置であって、
    前記プレスプレートの側方に、トレイ板を移動不能に保
    持可能なトレイ板保持アームを前記夫々のプレスプレー
    トと対応する位置に備えたトレイ板支持部材を、リンク
    部材を介して上下方向に揺動可能として配置すると共に
    、該トレイ板保持部材を揺動駆動する駆動手段を備え、
    該駆動手段による前記トレイ板支持部材の揺動により、
    前記トレイ板保持アームが前記トレイ板を前記プレスプ
    レート上に浮上状態で移動不能に保持する位置と前記プ
    レスプレート及び前記トレイ板の昇降域から退避する位
    置とに移動可能として構成したこと、を特徴とする真空
    プレス装置のワーク保持装置。
  2. 【請求項2】上記夫々のプレスプレート上に、その上面
    に被加工物を載置した上記トレイ板を挿置した後、上記
    駆動手段により上記トレイ板支持部材を揺動駆動して上
    記トレイ板保持アームで上記トレイ板を上記プレスプレ
    ート上に浮上状態に保持し、上記真空ポンプにより上記
    筐体内を脱気した後、上記駆動手段により上記トレイ板
    支持部材を揺動駆動して上記トレイ板を上記プレスプレ
    ート上に載置してプレス作用を行なうこと、を特徴とす
    る請求項1記載の真空プレス装置のワーク保持装置の制
    御方法。
JP41144690A 1990-12-18 1990-12-18 真空プレス装置のワーク保持装置及びその制御方法 Pending JPH04210893A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122911A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Kitagawa Elaborate Mach Co Ltd プレス装置システム
JP2007152362A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Kitagawa Elaborate Mach Co Ltd プレス装置及びプレス装置システム
CN102905879A (zh) * 2010-07-29 2013-01-30 北川精机株式会社 冲压装置系统
CN104760315A (zh) * 2015-04-22 2015-07-08 苏州神林堂中医药研究所 一种中草药压榨装置

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