JPH0116601Y2 - - Google Patents

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JPH0116601Y2
JPH0116601Y2 JP16801385U JP16801385U JPH0116601Y2 JP H0116601 Y2 JPH0116601 Y2 JP H0116601Y2 JP 16801385 U JP16801385 U JP 16801385U JP 16801385 U JP16801385 U JP 16801385U JP H0116601 Y2 JPH0116601 Y2 JP H0116601Y2
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JP
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plate
shutter
opening
movable
intermediate plate
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JP16801385U
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、多層プリント配線板を成形するため
の真空プレスの密閉構造に関するものである。
(従来の技術) 多層プリント配線板を製造するためのこの種の
プレス装置は、可動盤の移動空間に、上下方向に
並べられた複数個の中間板(熱板)を備えてお
り、これを用いて成形するには、これら中間板
(熱板)間にプリント基板等の素材を入れ、中間
板(熱板)で加熱しながら中間板(熱板)によつ
てプリント配線板を加圧すればよいのであるが、
上記移動空間中に空気又は成形時に発生するガス
が存在した状態で加圧圧着すると、プリント配線
板の層間に空気又はガスが封入されて圧着不良を
起こすため、通常移動空間を真空状態に脱気して
加熱圧着を行なつている。そして、この真空状態
を得るために、可動盤の移動空間全体をカバーで
囲んで気密室に形成し、該気密室にワークを出し
入れする開口部を設け、該開口部に開閉自在なシ
ヤツタを設けて密閉するようにして、内部を脱気
していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、気密室内を真空状態に脱気する
と、内部が負圧となり外圧力により気密室を形成
しているカバーおよびシヤツタが内方へ湾曲し、
空気漏れまたは破損するという問題点が生じた。
そして、カバーには、要所に補強リブを設けて
補強すれば外圧力に耐えられるが、シヤツタは、
補強リブ等の補強を行なうと厚さが増すとともに
重量が大きくなり、そのため、大きなシヤツタ開
閉用動力が必要となつたり、または、ワークを送
入送出するに際して、ローダ装置およびアンロー
ダ装置との距離がシヤツタの厚さ相当分だけ遠く
離れるために、移載がスムーズでなくなり、ワー
クが衝撃を受けて異常を来したり、ローダ装置、
アンローダ装置およびプレス等に損傷が生じたり
する問題点が生じた。さらに、移載ストロークが
長くなるため装置が大きくなり広い設置スペース
が必要となる等の問題点も生じた。
本考案は、以上の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、中間板(熱板)のシヤツタ側に
設けた支持ローラでシヤツタが内方へ湾曲しない
ようにして、シヤツタを薄くかつ軽量化した真空
プレスを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、以上の問題点を解決するための手段
として、固定盤と、該固定盤に対して型閉め・型
開き自在に設けられた可動盤との間に中間板を該
可動盤の開閉方向に移動自在に設け、さらに該可
動盤の移動空間を開口部を有する気密室に形成
し、該開口部には、これを開閉可能なシヤツタを
開口面沿いに移動自在に設けるとともに、前記中
間板のシヤツタ側に該シヤツタの開閉方向に回動
自在な支持ローラを設けてなるものである。
(作用) 本考案は、以上の構成としたので次の様に作用
する。
中間板にワークを載置した後、シヤツタを閉じ
て内部を密閉し脱気する。続いて、可動板を上昇
させて中間板上のワークを加圧し、同時に中間板
で加熱して成形する。
そして、この真空脱気時に、内部が負圧となる
ため補強リブ等のないシヤツタは外圧力により内
方へ湾曲しようとするが、中間板に設けられてい
る支持ローラが当接して外圧力を支持しシヤツタ
の湾曲を防止するとともに、中間板は可動盤によ
り固定盤側に移動させられるが、支持ローラがシ
ヤツタ内面に転動するため、シヤツタを支持しな
がら円滑に移動できるものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
1は、本考案に係る真空プレスであり、固定盤
(上盤)2と可動盤3とを備えており、可動盤3
は、架台4に取付けられた油圧シリンダ5の油圧
ラム6の伸縮により上下に移動自在に設けられて
いる。固定盤(上盤)2と可動盤3との間には複
数の中間板(熱板)7,7…が上下方向に移動自
在に設けられており、各中間板(熱板)7,7…
間にはワーク8,8…が挿入可能となつている。
なお、9は固定盤(上盤)2および可動盤3に設
けられた熱板である。
可動盤3の移動空間10は、対向する面に開口
部11,12を有する固定カバー13によつて囲
まれた気密室を構成している。該固定カバー13
はシール材14を介して固定盤(上盤)2および
架台4に密着させられている。また、前記開口部
11,12の開口面沿いに設けたシヤツタガイド
15に沿つてシヤツタ16,17が開閉自在に設
けられ、図示しないシリンダ装置等によりシヤツ
タ16,17が開閉できるようにされている。そ
して、一方の開口部11からワーク8が送入さ
れ、他方の開口部12から送出できるようにして
いる。そして、該シヤツタ16,17を閉じてシ
ール材18に密接させることにより内部を気密状
態にできるものである。そして、内部が気密にさ
れたならば、真空脱気口19から図示しない真空
ポンプにより空気等を脱気させる。なお、20
は、固定カバー13に設けられた補強リブで、脱
気時に固定カバー13が湾曲するのを防止するた
めのものである。
気密室内部の中間板(熱板)7のシヤツタ側の
側面には、支持ローラ21,21…がシヤツタ1
6,17の開閉方向に回動自在に設けられてい
る。該支持ローラ21,21…は、シヤツタ1
6,17の内面と小さな隙間が生じるように取付
けられており、内部が脱気されていないときに
は、シヤツタ16,17は、支持ローラと接触す
ることなく開閉できるものである。なお、支持ロ
ーラ21,21…は、中間板(熱板)7,7…の
全てに設ける必要はなく、所定間隔をおいて適宜
数設ければよい。
次に、この真空プレス1の作用について説明す
る。
シヤツタ16をシヤツタガイド15に沿つて上
方へ移動させて開口部11を開け、ローダ装置等
によりワーク8を中間板(熱板)7,7…の各間
に挿入して載置する。次に、シヤツタ16を下降
させて開口部11を閉めて内部を気密状態にし、
真空脱気口19から空気等を脱気する。そうする
と、内部が負圧になり外圧力によりシヤツタ1
6,17は内方へ湾曲しようとするが、支持ロー
ラ21,21…に当接して湾曲が防止される。続
いて可動盤3が油圧シリンダ5の油圧ラム6の伸
長により上昇させられると、中間板(熱板)7,
7…も押圧移動させられ、ワークが中間板(熱
板)7,7…に上下から加熱された状態で加圧さ
れて成形される。(第3図参照)このとき、中間
板(熱板)7,7…の上昇に伴つて支持ローラ2
1,21…はシヤツタ16,17を支持しながら
シヤツタ16,17の内面に沿つて転動するた
め、シヤツタ16,17が外圧力により内方へ湾
曲することを防止できるものである。
そして、ワーク8の成形が終了すると、油圧ラ
ム6が短縮して可動盤3を下降させ、それに伴つ
て中間板(熱板)7も下降されると、シヤツタ1
7を上昇し開口部12からアンローダ装置でワー
ク8が送出される。
(考案の効果) 本考案は、プレス本体に設けられたカバーで加
圧部を密閉し、内部を脱気して、多層プリント配
線板等を成形するようにし、不良率を減少させた
真空プレスで、脱気時に外圧力によりカバーの開
口部に設けられたシヤツタが湾曲するのを、内部
の中間板に設けられた支持ローラで防止するよう
にしたため、シヤツタの厚さを薄くでき、また補
強リブ等を設ける必要がない。これにより、シヤ
ツタの開閉動力が小さくてすみ、さらにワークの
送入・送出用のローダ装置およびアンローダ装置
を成形部の近くに設けられるため移載が円滑に行
なわれワークおよび移送装置の損傷を防止でき、
また設置スペースも小さくできるものである。
そのため、本考案は、生産性が良く、安価な真
空プレスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、
第2図は、第1図の−線矢視断面図、第3図
は、第1図の装置がワークを成形している状態を
示す縦断面図である。 1……真空プレス、2……固定盤、3……可動
盤、7……中間板、11,12……開口部、1
6,17……シヤツタ、21……支持ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定盤と、該固定盤に対して型閉め・型開き自
    在に設けられた可動盤との間に中間板を該可動盤
    の開閉方向に移動自在に設け、さらに該可動盤の
    移動空間を開口部を有する気密室に形成し、該開
    口部には、これを開閉可能なシヤツタを開口面沿
    いに移動自在に設けるとともに、前記中間板のシ
    ヤツタ側に該シヤツタの開閉方向に回動自在な支
    持ローラを設けてなることを特徴とする真空プレ
    ス。
JP16801385U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0116601Y2 (ja)

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JP16801385U JPH0116601Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JP16801385U JPH0116601Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6275907U JPS6275907U (ja) 1987-05-15
JPH0116601Y2 true JPH0116601Y2 (ja) 1989-05-16

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ID=31100491

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JP16801385U Expired JPH0116601Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JPS62271716A (ja) * 1986-05-20 1987-11-26 Fujikawa Masaru 成形プレス機

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JPS6275907U (ja) 1987-05-15

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