JP4444316B2 - 真空成形装置及び真空成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂シートと成形金型との間を真空にし、樹脂シートの表裏面に生じる気圧差を利用することで樹脂シートを成形する真空成形装置及び真空成形方法に関するものである。
従来から、加熱軟化させた樹脂シートを成形金型と押え手段との間に狭持して型締めし、この樹脂シートと成形金型との間を真空にすることで樹脂シートを成形金型に密着させて成形する真空成形装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この真空成形装置では、樹脂シートの成形時に生じるシワを防止するために、型締め前に樹脂シートの対向する2辺を保持する一対のクランプを互いに近接する方向に移動させる。これにより、加熱軟化した樹脂シートにたるみを持たせてから成形金型と押え手段とを型締めすることができる。
特開2001−138389号公報
ところで、上述の真空成形装置では、樹脂シートの対向する2辺を保持する一対のクランプが近接するので、樹脂シート全体がたるむこととなる。そのため、樹脂シートの一部分を深く絞り成形したり、複雑な形状に成形すると、その部分だけが薄肉化したり、シワが生じたりするおそれがあった。
そこで、この発明は、樹脂シートの一部分に比較的大きなたるみを持たせた状態で真空成形することができる真空成形装置及び真空成形方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、この発明に係る真空成形装置は、真空引きするための吸込孔を有する成形金型と、該成形金型により成形するために加熱軟化された樹脂シートのうち少なくとも対向する二辺を保持する複数の保持手段と、前記成形金型と型締めされて前記樹脂シートと前記成形金型との間を気密にする押え手段とを備えた真空成形装置であって、前記樹脂シートを挟持するクランプ部材と、該クランプ部材から突出して前記樹脂シートの下面を支持するサポート部材とを有すると共に、互いに近接移動可能な一対の補助保持手段を備え、前記クランプ部材は、前記樹脂シートのうち、前記複数の保持手段により保持した対向する二辺の間に延びる同一の一辺において局所的なたるみを持たせる位置を挟んで互いに隣接する部分を挟持し、前記サポート部材は、前記局所的なたるみを持たせる位置の両側部に沿って延在していることを特徴とする。
そして、この発明に係る真空成形方法は、複数の保持手段により少なくとも対向する二辺を保持された樹脂シートを加熱軟化した後に、この樹脂シートを真空引きするための吸込孔を有する成形金型と押え手段との間に配置して型締めし、前記吸込孔から真空吸引して前記樹脂シートを前記成形金型に密着させて成形する真空成形方法であって、前記複数の保持手段により前記樹脂シートを保持する際に、前記樹脂シートのうち、前記複数の保持手段により保持した対向する二辺の間に延びる同一の一辺において局所的なたるみを持たせる位置を挟んで隣接する部分を一対の補助保持手段のクランプ部材によりそれぞれ挟むと共に、この局所的なたるみを持たせる位置の両側部に沿って前記クランプ部材から延びるサポート部材により前記樹脂シートの下面を支持し、前記樹脂シートを加熱軟化後に、前記一対の補助保持手段を互いに近接移動させて前記樹脂シートを局所的にたるませてから型締めすることを特徴とする。
また、前記一対の補助保持手段は、前記成形金型と前記押え手段とが型締めされた後に、前記クランプ部材による前記樹脂シートの狭持と、前記サポート部材による前記樹脂シートの支持とを解除してもよい。
この発明によれば、たるみを持たせる任意の位置を挟んで隣接する位置を一対の補助保持手段のクランプ部材でそれぞれ狭持すると共に、これらのクランプ部材を互いに近接移動することで、樹脂シートの一部分を大きくたるませることが可能となる。
また、サポート部材によってたるみを持たせる任意の位置の両側部の下面をそれぞれ支持するので、このたるみの中心が自重で下方に大きく引っ張られても、たるみの両側部に作用する荷重をサポート部材で支持することができる。
そのため、このたるみの両側部に作用した荷重を緩和して成形金型の形状に合致させることができ、樹脂シートにシワ等が発生することを防止できる。
これにより、樹脂シートの一部分に比較的大きなたるみを持たせた状態で真空成形することができ、この樹脂シートの一部分を深く絞り成形したり、複雑な形状に成形したりしても、シートの薄肉化や、シワ発生を防止することが可能となる。
また、型締めされた後にクランプ部材及びサポート部材を解除するので、樹脂シートの成形時に補助保持手段が邪魔にならない。
次に、本発明に関わる真空成形装置及び真空成形方法を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す真空成形装置1は、図示しない駆動機構により上下動が可能な下テーブル2と、図示しない駆動機構により上下動が可能な上テーブル3と、樹脂シートJを保持する複数のクランプ(保持手段)4,・・・と、樹脂シートJを加熱する図示しない加熱機構とを備えている。
そして、下テーブル2には、樹脂シートJを密着させて成形する成形金型10が載置固定されている。
この成形金型10は、ここでは図2に示すインストルメントパネル5を樹脂シートJによって形成するためのものであり、平面視した際に図4に示すようにほぼT字状を呈している。また、この成形金型10の表面10aは、インストルメントパネル5の形状に沿った凹凸が形成されている。
なお、このインストルメントパネル5は、下端中央部Aが深絞り形状となっており、成形金型10の表面10aもこの下端中央部Aに対応する部分が深くへこんでいる。
また、この成形金型10には、真空引きするための複数の吸込孔11,・・・が複数形成されている。各吸込孔11は成形金型10を貫通しており、一端が成形金型10の表面10aに開放して開口部11aを形成し、他端が真空ポンプや真空タンク等の真空装置(図示せず)に連通されている。
ここで、下テーブル2には、図示しない真空装置に連通した開口2aが形成されており、この開口2aを介して吸込孔11と真空装置とが連通することとなる。
一方、上テーブル3には、成形金型10と型締めされる押え型(押え手段)12が下向きに取り付けられている。
この押え型12は、成形金型10の表面10aにほぼ沿う下端面12aを有している。また、この下端面12aの周縁部12bは、樹脂シートJを挟んで成形金型10に隙間なく当接するようになっている。これにより、樹脂シートJと成形金型10との間が気密にされる。
複数のクランプ4,・・・は、それぞれ樹脂シートJの上面Jaに当接する上クランプ4aと、樹脂シートJを挟んで上クランプ4aに当接する下クランプ4bとを有している。この上下クランプ4a,4bは、ヒンジ機構4cによって連結されており、下クランプ4bが上クランプ4aからの離反方向、ここでは下方に回動することでクランプ4の保持が解除されるようになっている。
また、これら複数のクランプ4,・・・は、ここでは図4に示すように、矩形状の樹脂シートJの対向する2辺及びこの2辺と直交する1辺を保持している。そして、保持した樹脂シートJを加熱機構により加熱させた後に、上下テーブル2,3間に位置させ、成形金型10と押え型12との型締め後にこの樹脂シートJを開放するようになっている。
樹脂シートJは、熱可塑性樹脂により形成されており、加熱機構によって加熱されることで軟化し、成形金型10に密着して冷却されることでインストルメントパネル5の形状に成形される。なお、この樹脂シートJは、図示しないが、加熱軟化後には中心部が自重で下方に向かって引っ張られて全体がたわむ、いわゆるドローダウン現象を生じる。
さらに、この真空成形装置1は、図3に示すように、互いに近接移動可能な一対の補助保持機構(補助保持手段)20,20を備えている。
各補助保持機構20は、それぞれ樹脂シートJを狭持するクランプ部材21と、クランプ部材21から突出したサポート部材22とを有している。
クランプ部材21は、樹脂シートJの上面Jaに当接する上クランプ21aと、樹脂シートJを挟んで上クランプ21aに当接する下クランプ21bとを有している。この上下クランプ21a,21bは、図示しないヒンジ機構によって連結されており、図4に示すように、下クランプ21bが上クランプ21aからの離反方向、ここでは下方に回動することでクランプ部材21の狭持が開放されるようになっている。
また、一対のクランプ部材21,21は、樹脂シートJのうち、たるみを持たせる任意の位置を挟んで互いに隣接する部分を狭持している。ここでは、図5に示すように、複数のクランプ4,・・・に保持されていない樹脂シートJの一辺J1の中央部Bにたるみを持たせるために、この中央部Bを挟んだ状態で、クランプ部材21,21が一辺J1をそれぞれ狭持している。
なお、この樹脂シートJの任意の位置である一辺J1の中央部Bは、インストルメントパネル5の下端中央部Aに対応する位置であり、真空成形時に深絞りされる部分である。
また、サポート部材22は、クランプ部材21の下クランプ21bから突出した帯状の平板鋼板であり、樹脂シートJの中央に向かって延在されている。
そして、一対のサポート部材22,22は、樹脂シートJのうち、たるみをもたせる任意の位置の両側部に沿って延在され、樹脂シートJの下面Jbを支持する。
また、このサポート部材22は、下クランプ21bが回動するのに伴って樹脂シートJから離れるので、クランプ部材21による樹脂シートJの狭持が解除されると同時にこのサポート部材22による樹脂シートJの支持が解除されるようになっている(図4参照)。
次に、この発明の真空成形装置1による真空成形方法について説明する。
まず、複数のクランプ4,・・・及び一対の補助保持機構20,20のクランプ部材21,21によって樹脂シートJを保持し、上下テーブル2,3間に樹脂シートJを位置させる。
このとき、樹脂シートJは、クランプ部材21,21から突出したサポート部材22,22上に位置する(図4参照)。
そして、図示しない加熱機構を樹脂シートJと上下テーブル2,3との間に配置して樹脂シートJを加熱し、軟化させる。
次に、加熱機構を退避させてから、一対の補助保持機構20,20を、図8(a)に示すように、樹脂シートJの一辺J1の中央部Bに向かって互いに近接するように移動させる。
このとき、クランプ部材21,21によって樹脂シートJの一辺J1が保持されているので、この一辺J1が中央部Bに向かって引っ張られ、この一辺J1の中央部Bにたるみが生じることとなる(図6参照)。
なお、樹脂シートJの他の三辺は、図7に示すように、それぞれクランプ4によって保持されているのでほとんど変形することはなく、一辺J1の両端部近傍はクランプ部材21,21が移動した分だけ伸張することとなる。
これにより、樹脂シートJの任意の部分である一辺J1の中央部Bにのみ比較的大きなたるみを生じさせることが可能となる。
また、樹脂シートJに生じたたるみの両側部の下面Jbは、サポート部材22,22によってそれぞれ支持される。
そのため、このたるみの中心が自重で下方に大きく引っ張られても、たるみの両側部に作用する荷重をサポート部材22,22で支持することができる。
これにより、このたるみの両側部に作用した荷重を緩和して成形金型10の表面形状に樹脂シートJを合致させることができ、樹脂シートJにシワ等が発生することを防止できる。
そして、図8(b)に示すように、下テーブル2を上昇させて成形金型10の表面10aに軟化した樹脂シートJを沿わせると共に、上テーブル3を下降させて押え型12を成形金型10に押し付ける。これにより、成形金型10と押え型12とが樹脂シートJを挟んだ状態で型締めされる。
また、押え型12の下端面12aの周縁部12bは、樹脂シートJを挟んで成形金型10に隙間なく当接するようになっているので、樹脂シートJと成形金型10とがエアタイトとなる。
なお、このとき、一対の補助保持機構20,20は、成形金型10及び押え型12と干渉しない位置にあるので(図7参照)、この補助保持機構20,20によって樹脂シートJを保持したままの状態で成形金型10と押え型12とを型締めすることができる。
そして、図示しない真空装置により、下テーブル2の開口2a及び複数の吸込孔11,・・・を介して、開口部11a,・・・から成形金型10の表面10aと樹脂シートJの下面Jbとの間の空気を吸引する。
これにより、樹脂シートJが成形金型10の表面10aに密着し、インストルメントパネル5の形状となる。
一方、成形金型10と押え型12とを型締めし、樹脂シートJと成形金型10とがエアタイトとなったら、図8(c)に示すように、全てのクランプ4,・・・のそれぞれの下クランプ4bが下方に回動し、各クランプ4による樹脂シートJの保持が解除される。
また、一対の補助保持機構20,20は、クランプ4,・・・による保持の解除と同時に、クランプ部材21,21による樹脂シートJの狭持と、サポート部材22,22による樹脂シートJの支持とを解除する。
すなわち、クランプ部材21とサポート部材22とが一体に形成されているため、図4に二点鎖線で示すように、クランプ部材21の下クランプ21bが下方に回動して樹脂シートJから離間すると、この下クランプ21bの回動に伴ってサポート部材22が樹脂シートJから離れることとなる。これにより、クランプ部材21による狭持とサポート部材22による支持とが同時に解除される。
このように、成形金型10と押え型12とが型締めされた後に、クランプ部材21及びサポート部材22を解除するので、樹脂シートJの成形時に補助保持機構20が邪魔になることがない。
その後、一対の補助保持機構20,20は、互いに離反する方向に移動し、初期位置(近接移動前の位置)に戻る。
そして、所定時間経過後、下テーブル2を下降させると共に、上テーブル3を上昇させ、成形した樹脂シートJを成形金型10から取り外し、この真空成形装置1より取り出す。
以上、この発明にかかる実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
例えば、上述の実施の形態では、クランプ部材21の下クランプ21bの下方への回動に伴ってサポート部材22が樹脂シートJから離れるが、これに限らない。サポート部材22は、クランプ部材21を中心に側方に向かって旋回することで樹脂シートJから離れていってもよい。
この場合では、長尺形状のサポート部材22が高さ方向に回動することがないので、高さ方向のスペース効率を向上させることが可能となる。
また、クランプ部材21の狭持の解除と、サポート部材22による樹脂シートJの支持の解除とは、同時に行われなくてもよい。樹脂シートJの材質や成形金型10の形状等に合わせて適宜タイミングを調整することにより、最適な成形状態とすることができる。
この発明にかかる真空成形装置の構成を模式的に示す側面図である。 この発明にかかる真空成形装置によって成形されたインストルメントパネルを示す斜視図である。 補助保持機構を示す斜視図である。 図3におけるC−C断面図である。 樹脂シートとクランプ及び補助保持機構との位置を示す平面図である。 補助保持機構により樹脂シートにたるみをもたせた状態を示す斜視図である。 樹脂シートにたるみを持たせたときの樹脂シートとクランプ及び補助保持機構との位置を示す平面図である。 この発明にかかる真空成形装置における真空成形方法の工程を模式的に示す側面図において、(a)は樹脂シートにたるみを持たせた状態であり、(b)は上下テーブルを移動させて成形金型と押え型とを型締めする直前の状態であり、(c)は真空吸引すると共にクランプによる樹脂シートの保持を解除した状態である。
符号の説明
1 真空成形装置
20 補助保持機構(補助保持手段)
21 クランプ部材
22 サポート部材
J 樹脂シート

Claims (4)

  1. 真空引きするための吸込孔を有する成形金型と、該成形金型により成形するために加熱軟化された樹脂シートのうち少なくとも対向する二辺を保持する複数の保持手段と、前記成形金型と型締めされて前記樹脂シートと前記成形金型との間を気密にする押え手段とを備えた真空成形装置であって、
    前記樹脂シートを挟持するクランプ部材と、該クランプ部材から突出して前記樹脂シートの下面を支持するサポート部材とを有すると共に、互いに近接移動可能な一対の補助保持手段を備え、
    前記クランプ部材は、前記樹脂シートのうち、前記複数の保持手段により保持した対向する二辺の間に延びる同一の一辺において局所的なたるみを持たせる位置を挟んで互いに隣接する部分を持し、
    前記サポート部材は、前記局所的なたるみを持たせる位置の両側部に沿って延在していることを特徴とする真空成形装置。
  2. 前記一対の補助保持手段は、前記成形金型と前記押え手段とが型締めされた後に、前記クランプ部材による前記樹脂シートの挟持と、前記サポート部材による前記樹脂シートの支持とを解除することを特徴とする請求項1に記載の真空成形装置。
  3. 複数の保持手段により少なくとも対向する二辺を保持された樹脂シートを加熱軟化した後に、この樹脂シートを真空引きするための吸込孔を有する成形金型と押え手段との間に配置して型締めし、前記吸込孔から真空吸引して前記樹脂シートを前記成形金型に密着させて成形する真空成形方法であって、
    前記複数の保持手段により前記樹脂シートを保持する際に、前記樹脂シートのうち、前記複数の保持手段により保持した対向する二辺の間に延びる同一の一辺において局所的なたるみを持たせる位置を挟んで隣接する部分を一対の補助保持手段のクランプ部材によりそれぞれ挟むと共に、この局所的なたるみを持たせる位置の両側部に沿って前記クランプ部材から延びるサポート部材により前記樹脂シートの下面を支持し、
    前記樹脂シートを加熱軟化後に、前記一対の補助保持手段を互いに近接移動させて前記樹脂シートを局所的にたるませてから型締めすることを特徴とする真空成形方法。
  4. 前記一対の補助保持手段は、前記成形金型と前記押え手段とを型締めした後に、前記クランプ部材による前記樹脂シートの挟持と、前記サポート部材による前記樹脂シートの支持とを解除することを特徴とする請求項3に記載の真空成形方法。
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