JPS62271716A - 成形プレス機 - Google Patents

成形プレス機

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JPS62271716A
JPS62271716A JP11710286A JP11710286A JPS62271716A JP S62271716 A JPS62271716 A JP S62271716A JP 11710286 A JP11710286 A JP 11710286A JP 11710286 A JP11710286 A JP 11710286A JP S62271716 A JPS62271716 A JP S62271716A
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Tomoaki Hotta
堀田 知章
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴム又は合成樹脂成形品用の成形プレス機に
関し、更に詳述すれば真空下で成形を行うようになしで
ある成形プレス機に関する。
〔従来技術〕
0リング、オイルシール等のゴム成形品は、成形プレス
機の上下に対向する熱板に割型で互いに嵌合する一対の
成形用金型の半部を夫々取付け、その内部に原料生地を
仕込んだ後、咳金型を前記熱板間に挾圧し、熱加硫に通
した温度まで加熱して、熱加硫と成形とを同時に行うよ
うにしている。
このような成形プレス機においてゴムを成形する場合に
、熱加硫時に原料生地から発生するガスの残留または原
料性地内への空気の侵入により、製品内部に残存する気
泡が製品不良の主因となっており、さらにこの気泡を除
去するためのガス抜き(パンピング)に多大の時間を要
し、生産性が悪いという難点があった。
それ故、前記金型を囲む真空チャンバを設け、該チャン
バ内において成形することにより、前述の難点を解消し
、不良率の低減及び生産性の向上を図った成形プレス機
が実用化されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第7図は従来の成形プレス機の動作を示す要部斜視図で
ある。図において1′は金型取付板、2′はチャンバ上
蓋であり、金型取付板1′の上面にチャンバ上M2’の
下縁面2a’をt[Fさせることにより真空チャンバが
形成されるようになっており、成形用金型3′の下型3
a′及び上型3b’は夫々金型取付板1′の上面及びチ
ャンバ上M2’の下面に着脱自在に取付けられるように
なっている。
そして、金型3′の着脱、下型3a′への原料生地の仕
込み又は製品の取出しの際には、前記チャンバ上蓋2′
を第7図に実線にて示す如く傾倒させて真空チャンバの
前部を開放し、十分な作業空間を確保するようになして
あり、成形時には、金型3′の挾圧力を支承する上盤と
下盤との間に位1させるためにチャンバ上M2′を水平
とした後、金型取付板1′とともに後動させ、金型取付
板1′を上動させてチャンバ上蓋2′の下縁面に密着さ
せることにより第7図に2点鎖線にて示す如く真空チャ
ンバを形成するようになしである。
従来の成形プレス機は、以上の如く動作し、金型着脱時
等には機体の前方に移動して真空チャンバを開放するた
め構造が複雑となる上、機体の前方に、その設置面積と
同等の真空チャンバ開放用の余地を見込んで設置する必
要があった。
また、チャンバ上M2’は前後動するとともに傾倒する
という複雑な動作をするため、該上蓋2′にを付けた上
型3b’を加熱するための上熱板は、前記上盤の下側に
固設し、成形時にチャンバ上蓋2′が上型の下側に位置
したとき、該上M2′を介して上型3b’を加熱するよ
うになっており、上熱板によりチャンバ上蓋2′も加熱
されて、熱効率が悪いのみならず、チャンバ上M2’と
金型取付板1′との間に介装されるシール部材が熱のた
め比較的早期に劣化し、真空チャンバの気密保持のため
には、該シール部材をm繁に吹成えねばならず、生産性
が悪いという難点があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであリ、設置
面積が小さく、真空チャンバの気密保持用のシール部材
の劣化が少なく、生産性の向上が図れる成形プレス機を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に斯かる成形プレス機は、前方に移動させること
なく開放できる真空チャンバ構造を実現することにより
、前記難点の解消を図るものであり、相対向する上盤と
下盤との間に、成形用金型を挾圧して加熱する熱板を配
設し、該熱板を介して加わる挾圧力を前記上盤と下盤と
にて支承する一方、前記金型を真空チャンバにて囲み、
真空下において成形が行なえるようにした成形プレス機
において、前記上、下盤間に配設され、その上側に下?
!坂を取付けてなる動盤と、該動盤と前記上盤との間に
配設され、その下側に前記下熱板と対向する上熱板を取
付けてなる開閉盤と、該開閉盤と前記動盤との外周囲に
夫々嵌合して、開閉盤と動盤との間にこれらとともに前
記真空チャンバを形成するチャンバ壁とを具備すること
を特徴とし、また開閉盤と上盤との間を前後動し、開閉
盤を上盤に支承する支承ブロックと、動盤の外周囲に上
下動自在に嵌装され、上動時に開閉盤の外周囲に嵌合し
て真空チャンバを形成するチャンバ壁を具備することを
特徴とし、更に支承ブロックの移動に応じて開閉盤を傾
倒させる開閉盤傾倒機構を具備することを特徴とする。
〔作用〕
即ち、成形時には前記動盤と開閉盤とそれらの外周囲に
嵌合する前記チャンバ壁とにより真空チャンバを形成し
、その内部で動盤と開閉盤とに取付けた熱板間に成形用
金型を挾圧し、その際開閉盤に上向きにかかる挾圧力を
前記支承ブロックを介して上盤に支承させる一方、金型
の着脱、原料生地の仕込み又は製品の取出しの際には動
2及びチャンバ壁を下動させ、支承ブロックを後方に移
動して開閉盤と上盤との間に開閉型傾倒の余地を形成し
た後、開閉盤を前方に移動させることなく傾倒させ、動
盤と開閉盤との間に前記各作業に必要な空間を確保する
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は本発明に係る成形プレス機の一部破断圧面図
、第2図はその一部破断右側面図に固設された下盤であ
り、該下盤1の左右側(111面には、一対の側板3,
3が夫々鉛直に立設されている。該側板3,3の上端部
に(よ+−51−な咋11生を有する上盤2が、その下
面を水平として固着されており、下11と上盤2とは上
下に適長離隔して互いに対向されている。
下51の上面中央部には油圧により勤1乍する主シリン
ダ4が、そのブランジャラふを鉛直上方に進出させるべ
く固設されており、該ラムの上端g3には、円板状の動
盤5がその上面を水平として固着されている。動盤5の
下面には、前記主シリンダ4の外周囲を覆うように、後
述するチャンバ昇降シリンダ54.54及び中熱板昇降
シリンダ13.13を取付けための断面形状が8角形で
ある筒状のシリンダブラケット50が着脱自在に取付け
られており、主シリンダ4への圧油の送給方向を切換え
てそのプランジャラムを進出(又は退入)させることに
より動盤5及びシリンダブラケフ1−50をともに上動
(又は下動)させ得るようになっている。
一方6は、動盤5と間径の円板状をなす開閉盤であり、
同盟5の上方に適長離隔−して互いに対向させて設けで
ある。該開閉盤6は、前記(111反3゜3の後部内側
面の同一高さ位置に夫々内側に向けて突設されたローラ
受30,30に形成された上下方向を長手方向とする長
孔31,31に、該開閉盤61友部の左右両側に回動自
在に取付けたローラ体60゜60を挿入せしめて測板3
.3の間に介装されており、軸長方向を左右方向とした
該ローラ体60.60の水平な回動軸廻りに回動自在と
なるとともに長孔31.31に案内されて上下方向にも
若干量移動可能となっている。
また開閉ti6の左右両側には、該開閉$6の上下面を
水平に支持するための支持体6L61が夫々突設されて
おり、開閉盤6がローラ体60,60の回動軸を枢軸と
して第2図における反時計層りに回動してその上下面が
水平になったとき、該支持体61.61の下面が、II
+坂3.3の内側面の適宜位置に内側に向けて突設され
たストッパ32.32の上面に当接して以後の回動を抑
止するようになっている。更に開閉盤6上面後部の左右
両側には、開閉盤6をローラ体60.60の回動軸廻り
に回動せしめるための一対の回動アーム62.62が夫
々立設されており、該回動アーム62.62は開閉盤6
と前記上llI2との間に前後動自在に介装された支承
ブロック7の移動に応じて前後に回動し、開閉盤6を回
動せしめる。
支承ブロック7は、上下面が水平となったときの開閉盤
6の上面と上盤2の下面との離隔距離よりも若干小さい
高さと、前記回動アーム62,62間の水平離隔距離よ
りも小さい幅と、適宜の奥行きとを有する直方体のブロ
ックであり、その上部の左右両側面には、前後各1対の
転勤ローラ70.T。
及び71.71が夫々軸長方向を左右方向とした水平な
枢軸廻りに回動自在に枢支されており、該転勤ローラ7
0.70及び71.71は、側板3,3の内側面の上部
にその長平方向を前後方向として水平に固着され、その
後端部を側板3,3の後端部から後方に突出させてなる
案内レール33.33の上面にその下端部を転接させ、
支承ブロック7を前後方向に水平移動可能となるように
該案内レール33.33上に支持している。支承ブロッ
ク7前面の左右方向中央部には、その長手方向を上下方
向とする長孔であるロッド係止孔72を形成してなるロ
ッド係止孔材73が取付けられており、該ロッド係止孔
72には支承ブロック7を前後に移動させるためのブロ
ック移動シリンダ75のピストンロフトの先端部が、上
下方向への摺動自在に嵌合されている。ブロック移動シ
リンダ75は前記上盤2の後面から水平後方に突設され
たシリンダ受76に、そのピストンロフトの進出方向を
水平前方として取付けられており、該ブロック移動シリ
ンダ75への圧油の送給方向を切換えてそのピストンロ
フトを進出(又は退入)させることにより、支承ブロッ
ク7を前方(又は後方)に移動させ得るようになってい
る。
前記案内レール33.33は、転勤ローラ70.70及
び71 、71がその上面に転接したとき、支承ブロッ
ク7上面と上盤2下面との間及び支承ブロック7下面と
開閉盤6上面との間に適宜の間隙が形成されるような高
さ位置に設けてあり、支承ブロック7は上22及び開閉
盤6に摺接することなく、案内レール33.33上面で
の転勤ローラ70 、70及び71゜71の転勤により
容易に前後に移動され1りる。
また支承ブロック7下部の左右両側面には、前記回動ア
ーム62.62に転接すべくなされた一対の転勤ローラ
74.74が、夫々軸長方向を左右方向とした水平な框
軸廻りに回動自在に枢支されており、該転勤ローラ74
,74は支承ブロック7が後方に移動したとき、前記回
動アーム62.62の前面に転接して、以後の支承ブロ
ック7の移動に応じて回動アーム62.62とともに開
閉盤6を、第2図に2点鎖線にて示す位置まで時計廻り
に回動させ、開閉盤6はその前部を上として前後に傾倒
される。また支承ブロック7が前方に移動する場合には
、開閉盤6は自重により第2図において反時計廻りに回
動しようとするが、前記転勤ローラ74.74が回動ア
ーム62.62を介してその回動を抑制するため、その
回動速度はブロック移動シリンダ75のピストンロフト
の進出速度に応じた速度となる。それ故、開閉盤6が水
平となるとき、前記支持体61.61が側板3,3の両
内側面に突設された前記ストッパ32.32に激突しな
いようにブロック移動シリンダ75のピストンロフトの
進出速度は十分に低速となるようにバルブ制御されてい
る。
さて、前記動!!1li5及び開閉盤6の外周囲には、
夫々Oリング51及び0リング63を巻装させるための
0リング溝が形成されており、動盤5の外周面には、0
リング51を介して薄肉円筒状のチャンバ5!52が上
下方向への摺動自在に嵌装されている。
該チャンバ璧52の下端部は、前記シリンダブラケット
50の外側面の相対する位置において外向きに夫々突設
されたシリンダ台53.53に、そのピストンロフトの
進出方向を鉛直上方として取付けた2本のチャンバ昇降
シリンダ54 、54のビス1−ンロソドの上端部に固
着されており、該チャンバ昇降シリンダ54.54への
圧油の送給方向を切換えて、そのピストンロッドを進出
(又は退入)させることにより、チャンバ壁52を動盤
5に対して上動(又は下動)させ得るようなっている。
そして動盤5がその上限位置まで上昇され、開閉盤6が
水平状態となっており、チャンバ昇ド2シリンダ54.
54の動作によりチャンバ壁52が上昇した場合に、チ
ャンバ壁52の上端部は、前記0リング63を介して前
記開閉盤6の外周囲に嵌合され、動盤5の上面と開閉盤
6の下面とチャンバ壁52の内周面とにて真空チャンバ
VC(第6図参照)が形成されるようになっている。真
空チャンバVC内の空気及びガスを吸引するための吸引
管55は、動盤5の前部上面にその吸引口を開口して取
付けられており、その下端部は図示しない真空ホースを
介して、例えば水封式真空ポンプ等の真空発生源に連結
されている。
下熱板8及び上熱板9は、夫々その内部に多数のヒータ
が埋設された同大の矩形平板状をなす部材であり、夫々
前記動盤5の上面及び開閉盤6の下面中央部に、それら
と略同大の矩形平板状をなし、例えば硬質石綿板を用い
てなる夫々の断熱板8a及び断熱板9aを介して、互い
に対向して取付けられている。
前記下熱板8の上方には、該下熱板8と同大の矩形平板
状をなし、その内部に多数のヒータが埋設された中熱板
IOが配設されている。該中熱板IOは、その前後方向
中央部の左右2か所を1&述する押上体11.11にて
支持されており、該押上体II、 11は動盤5を上下
方向にtト動自在に貫通する左右各一対の押上口7ド1
2.12の上端部に夫々固着されている。動盤5の下方
に伸びる左右の押上ロッド12、12の下端部は、平面
視で馬蹄形をなす係止板12aにともに固着されており
、該係止板12aは前記シリンダブラケット50の左右
両側面にそのピストンロッドの進出方向を鉛直上方とし
て固設された2本の中熱板昇降シリンダ13.13のピ
ストンロッドの上端部に、夫々押上ロッド12.12の
位置において固着されている。また中熱板10の左右両
側面l&端部から該側面に沿って適宜の長さの切欠溝1
0c、 10cが夫々形成されており、該切欠溝10c
、10cには、動盤5を上下方向に摺動自在に貫通する
左右一対の案内ロッド14.14の上端部に固着された
ローラ支持体14a+14aに、軸長方向を左右方向と
した水平な枢軸廻りに回動自在に枢支された転動ローラ
14b、 14bが、前後方向への摺動自在に夫々嵌装
されている。動盤5の下方に延びる前記案内ロッド14
.14の下端部には、該ロッド14.14の上動を制限
するための’、rJI動板14c、 14cが夫々固着
されており、該制動板14c、 14cは、案内ロッド
14.14がその上限位置まで上動したとき、前記シリ
ンダブラう一ソト50外面の適宜位置に突設されたスト
ッパ50a 、 50aに当接して案内ロッド14.1
4の上動を制限する。
第3図は中熱板10の右前方からの斜視図である。
中熱板10を支持する前記押上体11は、直方体のブロ
ックの後部上面に、その側面に上下方向を長手とする長
孔11bを貫通形成してなるブラケット11aを立設し
、前記ブロックの前部上面に、円柱状の凸部lieを突
設したものであり、該押上体11は中熱板10右側面の
前後方向中央部がらやや後方位1において右方に向けて
水平に突設された支軸10aを前記長孔11bに上下方
向への摺動自在に嵌合させ、中熱板IO右側面の前後方
向中央部がらやや前方位置において右方に向けて水平に
突設された平板状の突出部10bの下面に前記凸部11
cを対向させて、中熱板10の右側面に取付けられてい
る。中熱板lOの左側面にも全く同様に押上体11が取
付けられており、押上体11.11は支軸10a、10
aをその長孔11b、llb +7)下端部ニテ、また
突出部10b、 10bをその凸部11c、Ilcにて
支持することにより、中熱板10を水平に支持するよう
になっている。そして前記中熱板昇降シリンダ13.1
3への圧油の送給方向を切換えて、該シリンダ13.1
3のピストンロッドを進出(又は退入)させることによ
り、中熱板10は、押上体11.11に水平に支持され
っつ上動(又は下動)させ得るようになっており、中熱
板10の上動に応じて上動する前記案内ロッド14.1
4の下端部に固着した制動板14c、 14cがストッ
パ50a 。
50aに当接して、該案内ロッド14.14がその位置
で停止された後は、中熱板昇降シリンダ13.13のピ
ストンロッドの進出により中熱板10は、案内ロッド1
4.14の上端部に取付けた転勤ローラ14b、 14
bの位置を支点として、第2図に2点鎖線にて示す如く
、前方を上として傾倒されるようになっている。その時
転勤ローラ14b、 14bは、中熱板10の後部両側
面に形成された切欠溝10c、 10c内で転勤しつつ
後方に移動して、中熱板10の傾倒動作が滑らかに行わ
れるように働く。なお、押上ロッド12.12及び案内
ロッド14.14の動盤5のH述部には、例えば0リン
グ等の図示しない軸封部材が夫々装着されており、真空
チャンバVC内が真空状態となったとき、該貫通部から
の空気の侵入を防止している。更に、下熱板8及び中熱
板10のヒータの導線は動盤5の後部上面に開口する導
線管56から動盤5の下方に、また上熱板9のヒータの
導線は、開閉盤6の後上部内面に開口する図示しない導
線孔から開閉盤6の後方に夫々導出されているが、これ
らの導線の動盤5又は開閉S6の貫通部は適宜の手段に
て確実に封止されており、真空チャンバVC内への空気
の侵入を防止している。これらの導線は図示しない電源
に接続されており、また上熱板9.中熱板10及び下熱
板8の適所には、夫々熱電対を取付けて、該熱電対の検
出結果に基づくヒータへの通電の゛断続制御によって上
熱板’9.II敷ハ坂10及び下p:Fi8を所定の温
度に昇温、維持し得るようになっている。
さて、本実施例における成形プレス機においては、下熱
板8上面と中熱板10下面との間に第1の成形用金型1
5(第4図参照)を、また中熱板IO上面と上熱板9下
面との間に第2の成形用金型16(第4図参照)を同時
に挟圧できるようになっており、前記各面には夫々金型
を係止固定するための金型係止部材が設けである。これ
らは全て略同−の構成となっており、第3図に示す中熱
板10の上面における金型係止部材についてその構成を
説明する。
中熱板10上面における金型係止部材は、中熱板10上
面後部に、その長手方向を左右方向として固着され矩形
断面をなす後部係止体10dと、中熱板10上面の左右
にその長手方向を前後方向として固着され、その互いに
対向する側面の上半部が、その全長にわたって一部突出
された変形逆り字型断面をなす一対の案内部材10e、
 10eと中熱板10の前部に上下方向に1通形成され
た一対の係止体挿入孔log、 10gに夫々嵌挿され
、抜は止めボルトIOh。
10hにて位置決めされる円柱状をなす一対の前部係止
体10F、 lofとにより構成されている。一方、中
熱板lOの上面に係止されるべき前記第2の金型16の
下型16aは、第3図に2点鎖線にて示す如く、矩形厚
板状をなし、その相対する2側面の下部に該側面の全長
にわたって突出部を設けたものであり、該突出部を前記
案内部材10e、 10eの突出部と中熱板10の上面
との間隙に嵌挿させつつ、その後面が前記後部係止体1
0dの前面に当接するまで前方から軽く押し込み、その
後前記前部係止体10f。
10fを前記係止体挿入孔10g、 10gに嵌挿する
ことにより中熱板10の上面に装着される。前部係止体
10「の軸長方向中央部の半径方向にMiIIl形成さ
れたネジ孔には、前記抜は止めポル)10hが螺合され
ており、また係止体挿入孔logの前方には、中熱板l
Oの上面からその厚さ方向中央部までの切欠部10iが
形成されている。前部係止体10Fは係止体挿入孔1−
0gに上方から嵌挿されるが、その際抜は止めボルト1
0hが切欠部104の底部に当接した時点において該ポ
ル) lOhを耀進させることにより、該ポル) 10
hの先端が係止体挿入孔10gの内壁面を押圧して、そ
の位置で前部係止体10fが固定されるようになってい
る。前部係止体10fの軸長方向寸法は、中熱板10の
厚さ寸法よりもやや大となっており、該係止体10fが
前述の如く固定されたとき、その上端部及び下端部は、
中熱板lOの上面及び下面から突出して、中熱板10の
上面に装着される第2の金型16の下型16a及び中熱
板10の下面に装着される第1の金型15の上型15b
(第4図参照)の前部に当接し、それらの前方向への移
動を拘束する。
このようにして第2の金型16の下型16aは、前部係
止体10f、 10rと後部係止体10dとにより前後
面を位置決めされ、また案内部材10e、40eにより
左右両側面を位置決めされるとともに上下方向に拘束さ
れて、中熱板10の上面の所定位置に確実に、しかも容
易に係止固定される。下熱板8の上面、中熱Fi10の
下面及び上熱板9の下面にも同様の金型係止部材が取付
けてあり、それらにより、前記各面に夫々第1の金型1
5の下型15a、上型15b及び第2の金型16の上型
16bが係止固定されるようになっている。
また中熱板IOの4隅には、夫々各1対の丸孔10js
10j ’が上下方向に雪道形成されており、各丸孔1
0jには、上下方向への摺動自在に摺動杆10にの下端
部が、中熱板10の上面側から夫々嵌挿され、各丸孔1
0j ’には、上下方向への摺動自在に摺動杆10に′
の上端部が、中熱板10下面側から夫々嵌挿されており
、各摺動杆10にの上端部又は各摺動杆10k ’の下
端部には、夫々バネ押し体101又はバネ押し体10I
!’が固着され、各バネ押し体lO1と中熱板10の上
面との間、又は各バネ押し体10j!’と中熱板10下
面との間には、夫々コイルバネ1001又はコイルバネ
10m’が夫々介装されている。
而して各バネ押し体10Jの上端部は、中熱板10と上
熱板9との間に第2の金型16が挟圧される場合に、上
熱板9に押し付けられ、各コイルバネ10mは中熱板1
0と上熱板9とを互いに離隔せしめるべく付勢し、同様
に各コイルバネ10I11′は中熱板10と下部t&8
との間に第1の金型15が挟圧される場合に、中熱板1
0と下熱板8とを互いに離隔せしめるべく付勢する。こ
れらのコイルバネ101w、 lk・・・及びコイルバ
ネlQa+’、10■′・・・は後述するパンピング動
作の際に中熱板10と下熱板8との間、及び中熱板10
と上熱板9との間を離隔させるのに役立つ。
さて、以上の如く構成された本発明に係る成形プレス機
の動作について説明する。
作業者は、成形プレス機の直前部に設置した作業台A上
に立ち、右側の側板3の外側面に取付けた操作盤Bの盤
面上に配設された各種スイッチ類を操作することにより
、該成形プレス機を動作させ得るようになっている。
まず、下熱板8.中熱板10及び上熱板9に第1の成形
用金型15及び第2の成形用金型16を装着する手順に
ついて説明する。金型装着作業開始時には、主シリンダ
4.チャンバ昇降シリンダ54.54及びブロック移動
シリンダ75のプランジャラム又はピストンロッドは、
夫々その退大限界位五まで退入され、中熱板昇降シリン
ダ13.13のピストンロッドは、その進出限界位置ま
で進出された状態となっている。即ち、開閉盤6及び中
熱板10は夫々第2図に2点鎖線にて示す如く、その前
部を上としてIIJ!(’11された状態となっており
、動盤5はその下限位置まで下降された状態となってい
る。さてこの状態で下熱板8の上面に第1の金型15の
下型15aを、また中熱板10の下面にその上型15b
を装着するが、この時中熱板IOはその上限位置まで上
昇し、しかも前部を上として傾倒され、また動盤5の上
面に取付けられた下熱板8はその下限位置まで下降され
ており、下部F1Bと中熱板10との間には十分な作業
空間が確保されるとともに、中熱板10の下面は前下方
に面しているので、下熱板8の上面に前述の如く下型1
5aを前方から押し込み、その前部上面の係止体挿入孔
10g、 10gに前部係止体10f、 10fを取付
けること、また中熱板10の下面に斜上前方から同様に
上型15bを押込むことは容易に行なえる。
次に作業者は操作盤B上の所定のスイッチを操作して、
中熱板昇降シリンダ13.13への圧油の送給方向を切
換え、そのピストンロッドを退入させて中熱板10を水
平状態とし、次いで適宜位置まで下降させる。この状態
で中熱板10の上面に第2の金型16の下型16aを、
また上熱板9の下面にその上型L6bを装着するが、こ
の時中熱板10と前記開閉lA6の下面に取付けられた
上熱板9との間には十分な空間が1m保されるとともに
、上熱板9の下面は前下方に面しているので、中熱板l
Oの上面に前述の如く下型16aを前方から押込み、そ
の前部に言通形成された係止体挿入孔10g、 10g
に前部係止体10F、1tMを取付けること、また上熱
板9の下面に斜上前方から同様に上型16bを押込み、
その前部下面の係止体挿入孔10g、 10gに前部係
止体10F。
10fを取付けることは容易に行なえる。
なお、中熱板10の下面に装着された上型15bは、前
述の如く鎖中熱板10の上面から係止体挿入孔10g。
10gに挿入される前部係止体1Of、 10fの中熱
板10下面からの突出部にて、その前面を位置決めされ
るようになっている。
以上により成形用金型15.16は夫々その所定位置に
装着されたことになり、次いで加硫成形時の動作につい
て、第2図及び第4図〜第6図の動作説明図に基づいて
説明する。
成形開始時には、前述の金型装着開始時と同様に主シリ
ンダ4.チャンバ昇降シリンダ54.54及びブロック
移動シリンダ75のプランジャラム又はピストン口、ド
は、夫々その退入限界位置まで退入され、中熱板昇降シ
リング13.13のピストンロッドは、その進出限界位
置まで進出された状態となっており、開閉gf16及び
中熱板10は夫々第2図に2点鎖線にて示す如く、その
前部を上として傾倒され、動盤5はその下限位置まで下
降されて、動盤5の上面に取付けられた下熱板8と中熱
板10間には十分な作業空間が確保されている。この状
態で作業者は下熱板8上面に装着された第1の成形用金
型15の下型15a上の所定位置に所定量の原料生地を
仕込み、仕込みが終わった後に操作IB上の押釦スイッ
チPBを押下する。押釦スイッチPBが押下されると、
中熱板昇降シリンダ13.13の退入側油室に圧油が所
定時間送給され、そのピストンロッドが所定量退入して
、中熱板10は第4図に示す如く下熱板8上方に適長離
隔した位置で水平になって停止する。この状態で作業者
は中熱板10上面に装着された第2の成形用金型16の
下型16a上の所定位置に所定量の原料生地を仕込む。
このとき中熱板lOをその下限位置まで下降させると、
中熱板10と開閉盤6との間の作業空間がより広くなる
が、そうすると第1の成形用金型15の下型15aと上
型15bとが近接し、先に下型15a上に仕込まれた原
料生地が中熱板10及び下熱板8の余熱により、前記下
型16a上に原料生地を並べる作業中に加硫し始め、第
1の金型15と第2の金型16とにおける加硫時間がわ
ずかながら相違することになるため、前記下型16a上
に原料生地を仕込む作業は第4図に示す如く中熱板10
を下熱板8の上方に適長離隔させた状態で行う。
この時、開閉盤6はその前方を上として第4図に示す如
く部側されているため、中熱板10の上方には前記下型
16a上に原料生地を仕込むのに必要な作業空間が十分
に確保されている。このようにして下型16a上に原料
生地を仕込んだ後、作業者は前記押釦スイッチPBを再
び押下して、成形プレス機に次の動作を開始するよう指
令を発する。
押釦スイッチPBの2回目の押下により、まず中熱板昇
降シリンダ13.13の退入側油室に圧油が送給され、
そのピストンロッドが下限位置まで退入して、中熱板1
0は第2図に実線にて示す如くその下方に突設された前
記バネ押し体IQA ’ 、 10−1’・・・の下端
部が下熱板8の上面に当接するまで下降される。このと
き中熱板10と下熱板8との間は、前記コイルスプリン
グIol11’ 、 IoI11’・・・にて離隔され
、中熱板10の下面に装着した第1の金型15の上型1
5bと、下熱板8の上面に装着した同下型15aとの間
は微少な間隙が形成されている。
次にブロック移動シリンダ75の進出側油室に圧油が送
給され、そのピストンロッドが所定量進出して第2図に
実線にて示す如く開閉盤6の上下面で水平となると同時
に支承ブロック7が開閉盤6の中心部上方に位置するま
で前進する。
次いで生シリンダ4のプランジャラムが進出し、動盤5
とともに下熱板8及び中熱板10が上動して、中熱板1
0の上部に突設されたバネ押し体10/、107!・・
・の上面が上熱板9の下面に当接し、更なる主シリンダ
4のプランジャラムの進出により開閉盤6が前記ローラ
受30に形成された長孔31に案内されて上動し、支承
ブロック7を介して上盤2の下面に押し付けられるとと
もに、中熱板10上下面の4隅のコイルスプリング10
m、 l0I11・・・及びコイルスプリングlOm 
’ 、 10m ’・・−が圧縮されて第5図に示す如
く第1の成形用金型15及び第2の成形用金型16は、
夫々下熱板8と中熱板IOとの間及び中熱板t。
と上熱板9との間に主シリンダ4の押圧力により挟圧さ
れる。
この時支承ブロック7は、開閉盤6を介して主シリンダ
4により上方に押し上げられ、該プロソり7の上面と上
盤2の下面との間の間隙だけ上動し、開閉盤6を上盤2
の下面に支承するが、該ブロック7を前後に移動させる
ためのブロック移動シリンダ75のピストンロッドの先
端部は前述の如く該ブロック7に対して上下方向への摺
動自在に取付けられているので、該ブロック7の上動に
よりブロック移動シリンダ75のピストンロッドに曲げ
力が作用することがない。
主シリンダ4のプランジャラムの進出により、成形用金
型15.16が挟圧された後、チャンバ昇降シリンダ5
4 、54の進出側油室に圧油が送給され、そのピスト
ンロッドが進出しチャンバ壁52が上動して、該チャン
バ壁52の上部が開閉i6の外周面に嵌合されて、第6
図に示す如く真空チャンバVCが形成される。この時、
チャンバ壁52と動i5及び開閉盤6との間に夫々介在
する前記Oリング51及びOリング63により真空チャ
ンバVC内は気密に保持される。
次いで、前記吸引管55を真空ポンプに連通させるだめ
の真空バルブが開放され、真空チャンバvC内の空気が
真空発生源に吸引されて、真空チャンバVC内は所定の
真空度となり、その後主シリンダ4のプランジャラムが
数秒周期で数回の微少量の退入、進出を繰返し、勤磐5
及びその上面に取付けられた下熱板8が上下動する。
さて、下熱板8.中熱板10及び上熱板9の夫々のヒー
タは前述の押釦スイッチPBの2回目の押下により、中
熱板昇降シリンダ13.13が動作すると同時に電源に
接続され、前記各熱板は、前述の如く自動的に熱加硫に
通した温度に昇温、維持され、熱板間に挟圧した前記金
型15.16内では熱加硫が始まって金型15.16内
の原料生地からはガスが発生しており、真空チャンバV
C内の真空度が所定値となった後に主シリンダ4を前述
の如く動作させるのは、このガスを外部に放出する、所
謂パンピングを効果的に行うためである。
前述の如く主シリンダ4のプランジャラムが微少量退入
し、下熱板8が下降して下熱板8と上熱Fi9との間の
離隔距離が増大すると中1iioの上下面の4隅に夫々
配設したコイルスプリング10j!。
1(H!・−・及びコイルスプリング107! ’ 、
 10j! ’・・・が中熱板10を下熱板8と上熱板
9との上下方向中央位置に保持すべく作用するので、第
1の金型15の下型15aと上型15bとの間及び、第
2の金型16の下型16aと上型16bとの間には微少
な間隙が生じ、原料生地から発生されるガスはこの間隙
を通過して真空チャンバVCから吸引管55を通過して
真空ポンプに吸引されることになる。
また、下熱板8を上下動させることにより、中熱板10
もコイルスプリング10j2 ’ 、 IOI!’・・
・を介して上下動され、前記金型15.16の下型15
a、16aが撮動して、原料生地の内部に発生するガス
の外部への析出を促進する。
パンピング終了後、主シリンダ4は予め設定された所定
時間動盤5を所定圧力にて上方に押圧すべく動作して、
下熱板8と中熱板10との間に第1の成形用金型15を
、また中熱?&10と上熱板9との間に第2の成形用金
型16を挟圧して、両全型内にて同時に加硫成形が行な
われる。
また、ハンピング終了後には真空チャンバVC内は真空
に保つ必要はないので、パンピング終了と同時に前記真
空バルブが閉鎖され、吸引管55を大気に開放するため
の真空破壊バルブが開放されて、真空チャンバVC内は
大気圧となる。
さて前記所定時間経過後、各熱板のヒータが電源から遮
断されるとともに、まずチャンバ昇降シリンダ54 、
54の退入r1!J油室に圧油が送給され、そのピスト
ンロッドの退入によりチャンバ壁52が下動し、次いで
主シリンダ4のプランジャラムが退入して動盤5が下動
して中熱板10と上熱板9との間に挟圧されていた第2
の成形用金型16の下型16aと上型16bとが上下方
向に分離される。更に、ブロック移動シリンダ75の退
入側油室に圧油が送給され、そのピストンロッドの退入
により、支承ブロック7が案内レール33.33に案内
されて水平後方に移動し、開閉盤6は該ブロック7の前
部左右両側面に枢支した転勤ローラ74,74が回動ア
ーム62.62の前面に転接した後、該ブロック7の移
動に応じて、即ちブロック移動シリンダ75のピストン
ロッドの退入に応じて、その前部を上として所定角度顛
151された位置で停止する。
先に押釦スイッチPBが押下されてからここまでの動作
は全て自動的に行われ、作業者はこの状態で中熱板10
上面の成形用金型16の下型IGaから成形済の製品を
取出す。
製品を取出した後、作業者が押釦スイフチP8を押下す
ると、中熱様昇降シリンダ13.13の進出側油室に圧
油が送給され、そのピストンロッドの進出により押上ロ
ッド12.12及び押上体ILIIを介して中熱板10
がその上下面を水平に保ワたまま押上げられる。そして
中熱ff1loの後部に転勤ローラ14b、 14bを
介して取付けた案内ロッド14.14 も、中熱板10
の上昇に応じて上動し、その下端部に固着された制動板
14c、 14cがシリンダブラケット50外面のスト
ッパ50a 、 50aに当接すると案内ロッド14.
14の以後の上動が制限され、中熱板10の後部もその
時の高さ位置に停止して以後の中熱様昇降シリンダ13
.13のピストンロッドの進出により、中熱板10は転
勤ローラ14b、 14bの位置を支点として、前部を
上として徐々に1頃例され、中熱様昇降シリンダ13.
13がその限界位置まで進出して停止した時には、第2
図に2点鎖線にて示す如く、所定角度傾倒された状態と
なって停止する。そして作業者は下熱板8上面の成形用
金型15の下型15aから成形済の製品を取出して一連
の作業が終了する。
この時、動盤5.中熱板10.開閉盤6及びチャンバ壁
52の位置関係は動作説明の最初の状態に復帰したこと
になり、以後同様の動作を繰返すことにより連続して成
形品を生産することができる。
なお、本実施例においては成形プレス機を単独で使用す
る場合について述べたが、該成形プレス機は通常複数台
並設して用いられ、一台の成形プレス機において原料生
地の仕込みを行っている間に他の成形プレス機において
加硫成形が行なわれるようにして熱加硫に要する時間の
有効な利用を図っている。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明に係る成形プレス機においては
、成形時に動盤の外周囲に嵌装されたチャンバ壁が上動
して、その上部が開閉盤の外周囲に嵌合し、動盤と開閉
盤とチャンバ壁とにより真空チャンバが形成される一方
、金型の着膜、原料生地の仕込み又は製品の取出しの際
には動盤及U’チャンバ璧が下動するとともに、開閉盤
が前方に移動することなくf頃倒して、UrFMの上部
に前記各作業に十分な作業空間が確保されるので、機体
前方に従来必要であった真空チャンバ開放用の余地が不
要となり、設置面積が小さくなる一方、動盤及び開閉盤
の動作が単純であるので、動盤の上面及び開閉盤の下面
に断熱板を介して熱板を取付けることができ、熱板の熱
が動盤及び開閉盤に伝達されず熱効率が向上するととも
にシール部材を取換えることなく真空チャンバの気密が
長期間保持される等優れた効果を奏する。
なお、本実施例に示す如く動盤及び開閉盤を円板状とし
、真空チャンバの形状を円筒状にすることにより、それ
らの嵌合部の加工が容易になり、シール部材に市販のO
リングを使用することができる等の効果を奏するが、こ
れらは本実施例に示すものに限らず、どのような形状と
してもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は本
発明に係る成形プレス機の一部破断正面図、第2図はそ
の一部破断正面図、第3図は中熱板10の斜視図、第4
図、第5図及び第6図は動作説明図、第7図は従来の成
形プレス機の要部ネ4視図である。 1・・・下盤 2・・・上24・・・主シリンダ5・・
・動盤 6・・・開閉盤 7・・・支承ブロック8・・
・下熱板 9・・・上熱板 10・・・中熱板13・・
・中熱様昇降シリンダ 52・・・チャンバ壁54・・
・チャンバ昇降シリンダ 75・・・ブロック移動シリ
ンダ VC・・・真空チャンバ A・・・作業台B・・
・操作慇

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、相対向する上盤と下盤との間に、成形用金型を挾圧
    して加熱する熱板を配設し、該熱板を介して加わる挾圧
    力を前記上盤と下盤とにて支承する一方、前記金型を真
    空チャンバにて囲み、真空下において成形が行なえるよ
    うにした成形プレス機において、 前記上、下盤間に配設され、その上側に下 熱板を取付けてなる動盤と、 該動盤と前記上盤との間に配設され、その 下側に前記下熱板と対向する上熱板を取付けてなる開閉
    盤と、 該開閉盤と前記動盤との外周囲に夫々嵌合 して、開閉盤と動盤との間にこれらとともに前記真空チ
    ャンバを形成するチャンバ壁とを具備することを特徴と
    する成形プレス機。 2、相対向する上盤と下盤との間に、成形用金型を挾圧
    して加熱する熱板を配設し、該熱板を介して加わる挾圧
    力を前記上盤と下盤とにて支承する一方、前記金型を真
    空チャンバにて囲み、真空下において成形が行なえるよ
    うにした成形プレス機において、 前記上、下盤間に上下動自在に配設され、 その上側に下熱板を取付けてなる動盤と、 該動盤と前記上盤との間に横軸廻りに回動 自在に配設され、その下側に上熱板を取付けてなる開閉
    盤と、 該開閉盤と前記上盤との間に前後動自在に 介装され、開閉盤を上盤に支承する支承ブロックと、 前記動盤の外周囲に上下動自在に嵌装され、上動時にそ
    の上部が前記開閉盤の外周囲に嵌合して、動盤と開閉盤
    との間にこれらとともに前記真空チャンバを形成するチ
    ャンバ壁とを具備することを特徴とする成形プレス機。 3、相対向する上盤と下盤との間に、成形用金型を挾圧
    して加熱する熱板を配設し、該熱板を介して加わる挾圧
    力を、前記上盤と下盤とにて支承する一方、前記金型を
    真空チャンバにて囲み、真空下において成形が行なえる
    ようにした成形プレス機において、 前記上、下盤間に上下動自在に配設され、 その上側に下熱板を取付けてなる動盤と、 該動盤と前記上盤との間に横軸廻りに回動 自在に配設され、その下側に上熱板を取付けてなる開閉
    盤と、 該開閉盤と前記上盤との間に前後動自在に 介装され、開閉盤を上盤に支承する支承ブロックと、 前記動盤の外周囲に上下動自在に嵌装され、上動時にそ
    の上部が前記開閉盤の外周囲に嵌合して、動盤と開閉盤
    との間にこれらとともに前記真空チャンバを形成するチ
    ャンバ壁と、前記支承ブロックの移動に応じて前記開閉 盤を回動させ、前後に傾倒させる開閉盤傾倒機構とを具
    備することを特徴とする成形プレス機。
JP11710286A 1986-05-20 1986-05-20 成形プレス機 Granted JPS62271716A (ja)

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JPH034018B2 JPH034018B2 (ja) 1991-01-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02295700A (ja) * 1989-05-09 1990-12-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 熱盤プレス装置
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