JPH04210261A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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Publication number
JPH04210261A
JPH04210261A JP2400125A JP40012590A JPH04210261A JP H04210261 A JPH04210261 A JP H04210261A JP 2400125 A JP2400125 A JP 2400125A JP 40012590 A JP40012590 A JP 40012590A JP H04210261 A JPH04210261 A JP H04210261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
resistor
voltage
air cleaner
discharge electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2400125A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kayama
香山 正晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2400125A priority Critical patent/JPH04210261A/ja
Publication of JPH04210261A publication Critical patent/JPH04210261A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内、車室内等の空気
中に浮遊する塵埃を捕集する空気清浄機に関するもので
ある。 [0002]
【従来の技術】従来例として、自動車用空気清浄機を示
す図4を参照しながら説明する。 [0003]図に示すように、101は針状放電電極1
02と対向電極103を備えた放電装置で、フィルター
104のの風上に設置され、フィルター104風下には
送風ファン105を駆動するモーター106を設け、前
記フィルター104は通気性の導電体であるフィルター
支え107で支持し、フィルター支え107は前記対向
電極103と同電位になるよう結線されている。 [0004]そして、空気清浄機の本体には吸気口10
8と排気口109を設け、本体内には吸気口108から
入った粗大塵を除去するプレフィルタ−110を設けて
いた。 [0005]上記構成において、吸気口108から吸引
された含塵空気は、粗大塵がプレフィルタ−110で除
去され、残った細塵は放電装置101内の針状電極10
2と対向電極103でコロナ放電が形成されている中を
通過し、荷電されてフィルター104上に達する。 [0006]フイルター104は絶縁性または帯電され
た不織布で構成されており、荷電粒子が付着すると電位
が上がる。即ちフィルター104の風上側表面とフィル
ター支え107との間に電圧がかかり、不織布内に複雑
な電界分布を形成する。 [0007]この電界によって荷電された塵埃は不織布
の繊維表面に付着捕集され、清浄となった空気は排気口
109から送風される。 [0008]なお、帯電不織布を用いた場合には繊維が
あらかじめ帯電されているため、不織布内の電界は更に
複雑強力となり捕集効果を向上させる。 (0009]このようにフィルター104の電気絶縁性
が良好なときは捕集効果も良好であるが、使用すること
による塵埃付着が絶縁抵抗を下げ、表面電位を低下させ
、捕集効果を低下させることがあった。 [00101このためフィルター104の風上側表面に
裸電線を設置し、電圧を加え強制的に電位を保とうとし
たりしていた。 [00111
【発明が解決しようどする課題]このような従来の空気
清浄機では、フィルター 104の不均一およびフィル
ター104の捕集による汚れの不均一、強制電圧を加え
る裸線とフィルター支え107の間隔、絶縁性、汚れの
付着度合等の不均一によって部分的に絶縁が低下すると
、その部分に電流が流れ、強制電圧が下がる。 [0012]この電圧低下は、電線で接続されているた
め、その電線全域の電圧が最も弱い絶縁部で決まる電圧
になる。 [0013]このため強制電位を加えない場合の捕集効
率より悪くなることもあった。またこの電圧低下を補う
だけ電圧を上げようとすれば絶縁の弱い部分に過大な電
流が流れフィルター104の発熱発火の危険および電源
が大きくなり実用に供さなかった。 [0014]本発明は上記課題を解決するもので、フィ
ルターの捕集効率を長期間高レベルに維持できるととも
にフィルター全面の捕集効率をむらなく高くすることの
できる空気清浄機を提供することを目的とする。 [0015] 【課題を解決するための手段】 本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、(1
)フィルターの風上側表面に高抵抗体を配設し、針状放
電電極と同一極性の高電圧を印加したものである。 (2)高抵抗体として、絶縁体の表面に高抵抗を塗布し
たもので構成したものである。 (3)高抵抗体に加える電源供給点を複数点としたもの
である。 (4)高抵抗体として、網状または不織布状に形成した
ものである。 [0016]
【作用】本発明の空気清浄機は上記した構成により、(
1)抵抗体で表面電位を強制的に加えることによって、
部分的絶縁低下部の電圧は下がるが、他の部分の電圧は
電圧降下によって余り下がることがなく、全体の捕集効
率は余り下がらない。 (2)抵抗体は高抵抗であるため、素材作成時に形成す
ることが困難であり、失敗すると不良品の量も多く経済
的ではない。また、このようにして作成するには素材に
混入物を入れるため強度不足となりやすいが、絶縁素材
上に抵抗体を形成することにより、小単位で作成でき、
且つ充分な強度を保つことができる。 (3)絶縁低下部分が電圧供給部に非常に近い場合には
全体の電圧が低下するが複数箇所から供給することによ
リ、その他の部分の電圧を上げることができ、捕集効率
を高くすることができる。 (4)網状または不織布を用いることにより、面抵抗を
形成し、給電部が少なくても絶縁低下部を除く部分の電
位を高く保つことができる。 [0017]
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
しながら説明する。 [0018]図に示すように、■は放電電極2と対向電
極3を備えた放電装置で、フィルター4の風上に設置さ
れ、前記フィルター4の風下には送風ファン5を駆動す
るモーター6を設け、前記フィルター4は通気性の導電
体であるフィルター支え7で支持し、このフィルター支
え7は前記対向電極3と同電位になるように結線されて
いる。 [0019]そして空気清浄機の本体8には吸気口9と
排気口10を設け、前記本体8内には吸気口9から吸気
された粗大塵を除去するプレフィルタ−11を設け、前
記フィルター4の風上側の表面には通気性のある高抵抗
体12を設け、前記放電電極2と同電位に接続されてい
る。 [00201上記構成において作用を説明すると、放電
装置1を通過し、荷電された細塵は、高抵抗体12とフ
ィルター支え7の電圧差で形成される電界によってフィ
ルター4内に捕集される。このときの高抵抗体12の電
圧はフィルター4のほぼ全面に形成することができるた
め、従来放電電極と対向していない部分、奥まった部分
の電位が上昇しにくかった部分の電位を充分上昇させる
ことができる。このため捕集効率を向上することができ
るものである。 [00211また、長期使用によって捕集量が増加し、
フィルター4の表面抵抗が低下しても、高抵抗体12よ
り電圧を供給することによって、フィルター4の表面の
電圧低下はほとんどなくなり、高捕集効率を維持するこ
とができるものである。 [0022]また、高抵抗体12を介して図2に示すよ
うに給電することにより、フィルター4の一部分に絶縁
抵抗の低い部分(ロ)が形成された場合でも他の絶縁抵
抗の高い部分(イ)および(ハ)の電位は高く保つこと
ができるため、全体の捕集効率は高く維持できる。 [0023]Lかし、高抵抗体12の給電部近傍に前記
フィルター4の絶縁抵抗低下部分が形成された場合には
全体の電位を低下させる危険があるが、給電部を複数に
することにより、絶縁弱点部を除く部分の電位を上げる
ことができる。この電位分布を図3に線状抵抗体を用い
たときの1点給電Bと、2点給電Cと、従来の導体式A
、および次に述べる網状または不織布の抵抗体りを示す
。 [0024]また、高抵抗体12が網状、または不織布
等で形成された場合には、面抵抗であるため1点給電で
あっても絶縁抵抗の低い部分より給電点が離れている部
分の電位を前記2点給電Cより更に高く維持することが
できる。 [0025]また、高抵抗体12は絶縁素材の表面に抵
抗部を形成することにより、素材全体で抵抗体を形成す
るときに発生する素材混合の困難をなくし、失敗したと
きの不良発生を少なくすることができ、強度的にも充分
確保することが容易にできる。 [0026]
【発明の効果】              以上の実
施例から明らかなように、本発明によればフィルターの
風上側に高抵抗体を配設し、高電圧を印加することによ
り、フィルターの捕集効率を長期間高レベルに維持する
ことができると共に、フィルター全面の捕集効率をむら
なく高くすることができる。 [0027]また、高抵抗体に高電圧を印加する給電部
を複数とすることにより、全体の電圧の低下を少なくし
、高捕集効率を維持することができる。 [0028]また、高抵抗体として、網状または不織布
を用いることにより、給電部分を少なくすることができ
る。 [00291更に高抵抗体として、絶縁素材の表面に抵
抗体を形成することにより、経済的に製造することがで
きる。 [00301以上のように、高捕集効率で、長期間安定
で且つ安価な空気清浄機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図11本発明の一実施例の空気清浄機の断面図【図2
】同高抵抗体を用いたときの電気的概念図
【図3】各方
式におけるフィルター表面の電位分布図
【図4】従来の
空気清浄機の断面図
【符号の説明】
1 放電装置 2 放電電極 3 対向電極 4 フィルター 5 ファン 6 モーター 7 通気性導体 8 本体 9 吸気口 10 排気口 12 高抵抗体
【図1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気清浄機の本体に吸気口と排気口を有し
    、本体内部に吸気口側から放電装置、フィルターおよび
    モーターに取着したファンを設け、前記フィルターの風
    上側表面に電気的高抵抗体を配設し、前記放電装置の放
    電電極と同一電位とし、前記フィルターの風下側に前記
    放電装置の対向電極と同一電位を有する通気性導体を配
    設してなる空気清浄機。
  2. 【請求項2】高抵抗体として絶縁体の表面に高抵抗を塗
    布してなる請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】高抵抗体に加える電源供給点を複数点とし
    てなる請求項1記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】高抵抗体として、網状または不織布状に形
    成してなる請求項1記載の空気清浄機。
JP2400125A 1990-12-03 1990-12-03 空気清浄機 Pending JPH04210261A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187711A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Daikin Ind Ltd 放電装置及び空気浄化装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187711A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Daikin Ind Ltd 放電装置及び空気浄化装置
JP4591086B2 (ja) * 2005-01-05 2010-12-01 ダイキン工業株式会社 放電装置及び空気浄化装置

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