JPH042101A - 軟磁性材料 - Google Patents

軟磁性材料

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JPH042101A
JPH042101A JP10354890A JP10354890A JPH042101A JP H042101 A JPH042101 A JP H042101A JP 10354890 A JP10354890 A JP 10354890A JP 10354890 A JP10354890 A JP 10354890A JP H042101 A JPH042101 A JP H042101A
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JP
Japan
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magnetic
soft magnetic
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polymer
soft
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Pending
Application number
JP10354890A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Maro
毅 麿
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Publication of JPH042101A publication Critical patent/JPH042101A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y25/00Nanomagnetism, e.g. magnetoimpedance, anisotropic magnetoresistance, giant magnetoresistance or tunneling magnetoresistance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/32Spin-exchange-coupled multilayers, e.g. nanostructured superlattices
    • H01F10/324Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer
    • H01F10/3254Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer the spacer being semiconducting or insulating, e.g. for spin tunnel junction [STJ]

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は軟磁性材料に関する。更に詳細には、本発明は
軟磁気特性が改良された軟磁性材料に関する。
[従来の技術] 近年、薄膜ヘッドの実用化やマイクロトランスの研究の
進展にともない、高飽和磁束密度で、かつ、高周波域で
もある程度の透磁率を有する軟磁性材料が盛んに研究さ
れている。その中で、強磁性金属とポリマからなる軟磁
性膜が高飽和磁束密度高透磁率軟磁性材料として公開さ
れている。(特開昭82−18831号公報および特開
昭63−238206号公報参照) この軟磁性材料は、高周波領域でのうず電流損失を抑え
るため、ポリマの含有量を多くすると、針状粒が形成さ
れ、その粒間にポリマが析出するようになる。このよう
な構造をとると粒間に析出した絶縁性のポリマにより、
全体の電気抵抗率は高くなるが、ポリマにより磁気的に
分離された針状粒の形状により磁気異方性が発生し、軟
磁気特性が劣化するという問題点があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記従来技術が持っていた軟磁気特性の劣化
という欠点を解決し、以て高周波領域で優れた透磁率を
有する軟磁性材料を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明では、ポリマと強磁
性金属からなる軟磁性層を有する軟磁性材料において、
ポリマと強磁性金属からなる軟磁性層と、非磁性材から
なる層を相互に積層したことを特徴とする軟磁性材料を
提供する。
ポリマと強磁性金属からなる軟磁性層に含まれる炭素の
一部が強磁性金属と化合し、炭化物を形成していること
もある。
[作用] 本発明者が長年にわたり、広範な実験と研究を続けた結
果、強磁性金属とポリマーからなる軟磁性層だけから軟
磁性材料を構成するのではなく、この軟磁性層と非磁性
材からなる層とを交互に積層させることにより軟磁性材
料を構成すると、軟磁気特性が向上されることを発見し
た。
正確なメカニズムは未だ解明されていないので推測の域
を出ないが、軟磁気特性が改善される理由としては、非
磁性層により、軟磁性層の針杖粒構造の成長が抑えられ
ること、また非磁性層により、軟磁性層間に磁気的に相
互作用が働き、磁化パターンが安定化するためと考えら
れる。
強磁性金属とポリマからなる軟磁性層の膜厚は一層あた
り1μm以下、好ましくは0.5μm以下、更に好まし
くは0.1μm以下にすることが望ましい。−層あたり
の厚さが1μm以上では、積層構造にしても軟磁気特性
の改善効果は小さい。
非磁性層の厚さは、飽和磁束密度の減少を小さくするた
め磁性層の厚さの2倍以内にすることが望ましい。
本発明の軟磁性材料における、軟磁性層およ非磁性層は
何れも、常用のベーパーデポジション法により作製され
る。ペーパーデポジション法には、真空蒸着法、スパッ
タ法、イオンブレーティング法、高周波イオンブレーテ
ィング法、クラスター・イオンビーム法、サイクロトロ
ン共鳴スパッタ法などがある。
軟磁性層形成用の磁性金属としては、飽和磁束密度を大
きくするため、Fe、coもしくはF e +Co基合
金を用いることが望ましい。
非磁性層材としては、非磁性金属およびそのチフ化物、
酸化物+ S 1.Geおよびそのチッ化物。
酸化物v Zn5ey GaAsなどの化合物半導体な
どが使用できる。
また、軟磁性層を形成するためのポリマは、強磁性金属
と、同時にペーパーデポジシロンするかもしくは、ガス
化してデポ2717部に導入してもよい。本発明で使用
される有機ポリマとは、有機重合体、即ち合成樹脂重合
体の他、これらの重合により生成する重合性モノマ、オ
リゴマを含む。
具体的には、ヒドロキシエチルアクリレート、ヘキサン
ジオールジアクリレート、メチル−α−クロロアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペ
ンタオールへキサアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリジエチレングリコールアクリレート、ウレタンア
クリレートなどのアクリル系モノマー或はオリゴマなど
紫外線。
電子線硬化型樹脂、或は、ポリエチレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ
ブタジェン、ポリカーボネイト、ポリアミド、ポリイミ
ド、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、
ポリテトラフロロエチレンのようなフッ素系ポリマ、シ
リコン油などのシリコン系ポリマなどがあげられる。ポ
リマーはアルキル鎖の側鎖に金属、OH,ハロゲン、ア
ルキル等の他の官能基を有することもできる。
本発明の軟磁性材料は磁気ヘッドや小型高周波用トラン
スのコア材に好適に使用できる。本発明の軟磁性材料は
一般的な軟磁性材料が有するその他の用途にも当然使用
できる。このような用途は当業者に周知である。
本発明の軟磁性材料を磁気記録媒体に使用する場合、第
1図に示されるように、非磁性基体1の表面にポリマー
と強磁性金属を同時ベーパデポジションして軟磁性膜3
を形成し、その後、この軟磁性膜表面に非磁性金属層5
をベーパデポジションして形成し、更に、この非磁性金
属層の表面に新たな軟磁性膜3を形成することにより作
製する。
全体の積層数自体は特に限定されない。また、最−L面
が非磁性金属層であることもできる。このような目的に
使用できる非磁性基体の種類は当業者に周知である。
[実施例コ 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実、311m 第2図に示した真空蒸着装置を用い、積層軟磁性膜を下
記の蒸着条件により作製した。
蒸着条件 !9強磁性金属二Fe 2、ポリマ:   ポリエチレン 3、非磁性材:Mn 4、基板:    ガラス 5、基板温度=  150℃ 6、真空度:    1.0XIO−5Torr7、蒸
着レー):  Fe      20人/secポリエ
チレン  5人/see Mn        5人/5ee 8、膜厚:Fe−ポリエチレン膜850人Mn    
 150人 9、全膜厚:   2μm 積層膜はFe+ ポリエチレンルツボとMnルツボにつ
いているシャッタを交互に開閉し作製した。
実ffl二J− 第3図に示した高周波スパッタ装置を用い、積層軟磁性
膜を下記のスパッタ条件により作製した。
スパッタ条件 1、強磁性金属:Fe 2、ポリマ:   ポリエチレン 3、非磁性材:   5iOz 4、基板:    ガラス 5、基板ガラス: 150℃ G、A r圧:    2. OmTorr7、RF電
カニ   100W(13,56MHz)Si02層の
一層あたりの膜厚を500人一定とし、F e−ポリエ
チレン膜の一層あたりの膜厚を、500人、1000人
、2000人、5000人、toooo人とし、全膜厚
がほぼ5μmとなるように積層させた。
Fe−ポリエチレンターゲットとしてFeターゲット上
にポリエチレンペレットを置いたものを使用した。
比上漕l− Mnを蒸着しないこと以外は、実施例1と同じ条件でF
e−ポリエチレン層が1層だけの膜を作製した。
L1叶Z 実施例2〜6と同じ条件で、Fe−ポリエチレン膜の一
層あたりの膜圧を15000人として積層膜を作製した
実施例1および比較例1で得られた磁気記録媒体の磁気
特性を試料振動型磁力計で測定した。また、各磁気記録
媒体の磁性膜をX線光電子分光法で測定したところ、F
 e−ポリエチレン膜中の炭素濃度は18at%で、炭
素原子の約60%はFeと化合していた。磁気特性を下
記の表1に示す。
(以下余白) 去二り 表1に示された結果から明らかなように、実施例で得ら
れた媒体のほうが保磁力が小さい。
実施例1および比較例1の各媒体の磁性膜の電気抵抗率
を4端子法で測定したところ200μΩcmと高い値を
示し、実施例1で使用した非磁性材のMnの影響は現れ
ていなかった。
第4図に、実施例2〜6および比較例2で得られた各媒
体の磁性膜の容易軸方向の保磁力と磁性層(Fe−ポリ
エチレン膜)−層あたりの膜厚の関係を示す。
保磁力は試料振動型磁力計で測定した。また、各磁性膜
をX線光電子分光法で測定したところ、Fe−ポリエチ
レン膜中の炭素濃度は20at%で、炭素原子の約70
%はFeと化合していた。
第4図に示された特性図から明らかなように、磁性層−
層あたりの膜厚を1μm以下、好ましくは0.5μm以
下、最も好ましくは0.1μm以下にすることにより、
軟磁気特性は著しく改善される。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、強磁性金属とポ
リマからなる磁性層と非磁性とを交互に積層することに
より軟磁気特性が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の軟磁性材料の断面図であり、第2図は
実施例1および比較例1で使用する真空蒸着装置の模式
図であり、第3図は実施例2〜6および比較例2で使用
するスパッタ装置の模式図であり、第4図は、実施例2
〜6および比較例2で得られた軟磁性材料の各磁性材料
の容易軸方向の保磁力と磁性材料−層あたりの膜厚との
関係を示す特性図である。 1・・・非磁性基体。 3・・・ポリマー・強磁性金属軟磁性膜。 5・・・非磁性層。 0・・・強磁性金属用ルツボ。 2・・・ポリマ用ルツボ。 3・・・非磁性材用ルツボ。 4・・・強磁性金属−ポリマ用シャッタ。 5・・・非磁性材用シャッタ。 6・・・仕切り板、17・・・基板、18・・・基板ホ
ルダ。 9・・・基板加熱用ヒータ、20・・・真空槽。 1・・・真空排気系。 1・・・強磁性金属−ポリマ複合ターゲット。 2・・・非磁性体用ターゲット。 3・・・高周波電源、34・・・コンデンサ。 5・・・回転型基板ホルダー、36・・・基板。 7・・・Arガス導入路、38・・・真空槽。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリマと強磁性金属からなる軟磁性層を有する軟
    磁性材料において、ポリマと強磁性金属からなる軟磁性
    層と、非磁性材からなる層を相互に積層したことを特徴
    とする軟磁性材料。
  2. (2)ポリマと強磁性金属からなる軟磁性層に含まれる
    炭素の一部が強磁性金属と化合し、炭化物を形成してい
    ることを特徴とする請求項1の軟磁性材料。
JP10354890A 1990-04-19 1990-04-19 軟磁性材料 Pending JPH042101A (ja)

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JP10354890A JPH042101A (ja) 1990-04-19 1990-04-19 軟磁性材料

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