JPH04209814A - つば付き帽子およびつばの製造方法 - Google Patents

つば付き帽子およびつばの製造方法

Info

Publication number
JPH04209814A
JPH04209814A JP2340894A JP34089490A JPH04209814A JP H04209814 A JPH04209814 A JP H04209814A JP 2340894 A JP2340894 A JP 2340894A JP 34089490 A JP34089490 A JP 34089490A JP H04209814 A JPH04209814 A JP H04209814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brim
fabric
ground fabric
hat
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2340894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Hayashi
正晃 林
Kunio Ara
荒 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAYASHI NITTO KK
Original Assignee
HAYASHI NITTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAYASHI NITTO KK filed Critical HAYASHI NITTO KK
Priority to JP2340894A priority Critical patent/JPH04209814A/ja
Publication of JPH04209814A publication Critical patent/JPH04209814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、学童帽、野球帽あるいはサンバイザーなど
のつばを備えている帽子に関し、つばが芯材とこれの外
面を包む布地とで形成されているものを対象とする。
(ロ)従来の技術 つば付き帽子に利用される従来のつばは、芯材と上面側
の表地、および下面側の裏地との三部材からなり、各部
材の切断ないしは裁断と、表地と裏地の縫着、縫着され
た表装地への芯材の組み込み等を経て形成されていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記のように、従来の加工手順では、芯材の切断、表地
および裏地の裁断、表地と裏地の縫着、表装域の裏返え
し操作とこれへの芯材の組み込み等、少なくとも4工程
を経てつばを形成しており、しかも各工程共自動化が困
難で、加工に多くの人手を要する不利があった。
また、芯材や表地および裏地の切断ないしは裁断を行う
とき、大量の切断屑が生じ、材料の無駄を免れない不利
もあった。とくに、つばの多くは、裁断に無駄を生じや
すく、縫製が困難な三日月形になっており、帽子の製造
コストを低減するうえで隘路になっていた。
この発明は、上記の問題点を解消するために提案された
ものであって、その目的は、つばをより少ない加工工数
で形成できるようにして、つば付き帽子の製造コストを
低減することにある。
この発明の他の目的は、表地と裏地の縫着を省略できる
ようにして、縫着線の歪み等によるつばの外観不良ある
いは形状不良を一掃し、その生産性を向上することにあ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明では、伸縮性に富み形状追従性に優れた絹地で
表地と裏地を一体に連続形成し、裁断および縫製を省略
できるようにした。
詳しく説明すると、この発明のつば付き帽子は、つば2
が芯材7とこれの外面を包む表装域8とで形成されてい
ること、 表装域8が、丸編機で編み上げられ、ウェール方向線が
屈折する袋状の編地で形成されていることを要件とする
上記表装域8の外形寸法は、芯材7の外形寸法より小さ
く設定することが好ましい。また、表装域8の表地部8
aと裏地部8bとは、色や太さの異る絹糸を用いて編み
上げることができる。
上記つば2は、丸編機で筒状の基部14とつエール方向
線が屈折する外突部15とを交互に形成し、 外突部15を隣接する基部14から切り離し、切り離さ
れた外突部15をゴアラインGに沿ってたたんで、表地
部8aと裏地部8bが一体に連続する表装域8を形成し
、 上記表装域8に芯材7を組み込むことにより形成できる
(ホ)作用 ウェール方向線が屈折する袋状の絹地で、表地部8aと
裏地部8bとが一体に連続する表装域8を形成するので
、従来のっぽ加工において不可欠であった、表地および
裏地の裁断と縫製を省略できる。
丸編機を利用して表装域8を形成するので、その外形形
状および寸法のばらつきを一掃でき、形状および寸法安
定性に優れたっば2を、大量に安価に形成することがで
きる。
(へ)発明の詳細 な説明したように、この発明のつば付き帽子によれば、
従来の加工法に比らべて、表地および裏地の裁断と縫製
が省略された、より少ない加工工数でつば2を形成でき
、しかも丸編機を用いることにより表装域8を自動的に
形成できるので、全体としてつば2を大量にしかも安価
に形成でき、その分だけつば付き帽子の製造コストを低
減できる9 ウェール方向線が屈折する袋状の編地で表装域8を形成
するので、従来不可欠であった表地と裏地の縫製を省略
でき、これにより、縫着線の歪み等に基く外観不良や形
状不良を一掃して、形状および寸法にばらつきのないつ
ば2を大量にしかも安価に形成でき、その生産性を向上
できる。とくに、表装域8を丸編機で形成する製造形態
においては、表装域8を自動的にしかも大量に連続生産
できるので、つば2の製造コストを著しく低減できる点
、およびサイズの変更や形状の変更にも自由に対応でき
る点で有利である。
(ト)実施例 第1図ないし第8図は、この発明に係るつば付き帽子を
示す。
第1図および第2図において、帽子は半球状のクラウン
(帽子本体)1と、その開口縁に縫着された三日月形の
つば2とからなり、園児帽や学童帽として使用される。
クラウン1は編地からなる内外二重の両生地3.4で形
成されており、各両生地3.4は異る色の編地からなる
。例えば、内側の両生地3を白い編地で、外側の両生地
4を赤い絹地で形成する。
両筒生地3.4は、クラウン・1の頂部において裏返え
されたねじれ部5を介して内外に連続しており、クラウ
ン形状に加工する前の素材状態では、第3図に示す一個
の筒形編地10になっている。
つまり、筒形編地10のウェール方向の中央部10aを
境にして、これより下側を一方の両生地3とし、上側を
他方の両生地4としている。ねじれ部5には、螺旋放射
状の不定形のひだ6が内外それぞれに形成されており、
その螺旋中心において各ひだ6の隣接隙間を介して通気
自在である。
つば2は、軟質の発泡プラスチックシートからなる芯材
7と、これの外面を包む表装地8とで形成されている。
後述するように、表装地8は、丸編機で編み上げられた
、ウェール方向が屈折する袋状の絹地で、その表地部8
aと裏地部8bとが一体に連続する状態に形成されてい
る。表地部8aと表側の両生地4、および裏地部8bと
裏側の両生地3とは、それぞれ同色とされる。
第1図に示すように、両筒生地3.4の開口縁は、それ
ぞれ相手生地との接合面側に折り込まれた後、連続山形
の縫目12によって伸縮自在に縫い合わされ、このとき
、つば2を両筒生地3.4間に挟んで同時に縫着する。
前記折り込み部にはコース方向に伸縮する弾性系11(
第3図参照)が編み込んであり、これにより折り込み部
が締付部9として機能するようになっている。
次に、クラウン1およびつば2の製造過程を説明する。
第3図にクラウン1の形状素材である筒形編地10を示
す。この絹地10は丸編機によって編み上げられたもの
であり、ウェール方向の中央部10aを境界にして、上
下で異る色の絹糸を用いて形成され、上下両端のそれぞ
れが開口している。
各開口端の外面には、締付部9を形成するために、コー
ス方向に伸縮する弾性系11が編み込まれている。この
弾性系11の編み込み部分を縫着時の折り込み代として
いる。
第4図に示すように、クラウン1は、上記編地10をね
じって、ウェール方向の中央部にねじれ部5を形成する
工程と、ねじれ部5で分けられた上方の両生地4を裏返
えして下方の両生地3の外面に被せ付ける工程(第5図
)と、両筒生地3.4の開口縁を相手生地との接合面側
に折り込んで縫着する縫製工程を経て形成され、この縫
着時につば2も同時に縫着する。ねじれ部5を形成する
工程において、筒形編地10のねじり回数を大小に変え
ると、ひだ6の出現数や、出現範囲を変化でき、その出
現数を多く設定すると、ひだ6を外部衝撃を緩和吸収す
るクツション体として機能させることができる。
つば2は、軟質のプラスチックシートから芯材7を切り
抜く切断工程と、表装地8を形成する工程と、両者7.
8を一体化する工程を経て形成する。
第6図ないし第8図に表装地8の形成過程の詳細を示し
ている。表装地8は、靴下編機に代表される丸編機によ
って、靴下の踵部を形成するのと同じ考え方で形成する
。つまり、丸編機で筒状の基部14と、ウェール方向線
が屈折する踵部と同じ構造の外突部15とを交互に連続
して形成する(第6図)。基部14は安価で細い編糸で
形成され、外突部15は耐久性に富む糸で形成される。
基部14と外突部15とは、切離部16を介して連続し
ている。
丸編機で得られた基部14と外突部15の連続体は、各
切離部16で切断され、これにより、第7図に示すよう
に、ウェール方向線りがゴアラインGで屈折する外突部
16の単体が得られる。切離部16は、外突部16の目
がほころびるのを防止するのに役立つ。
外突部15の単体をゴアラインGに沿って折りたたむこ
とによって、第8図に示すように、表地部8aと裏地部
8bとが一体に連続する表装地8を形成する。
上記の表装材8に芯材7を組み込み、表装材8を引張り
ながら芯材7に仮止めし、余分な箇所(第8図参照>8
cを切除することによりつば2が完成する。
絹地で形成された表装材8は、縦横に伸縮変形できるの
で、芯材7の形が変わったり、大きさが変わった場合で
も、一定の範囲内で同じ表装材8を利用してつば2を形
成することができる。なお、ゴアラインGにおける目数
の増減度合を変更すると、ウェール方向の生地の屈折角
を大小に変更でき、さらに、ゴアラインの長さを変更す
ると、表装地8の平面視形状を変えることができる。
(チ)第2実施例 第9図は、この発明をサンバイザーに適用した第2実施
例を示す。これでは、帽子本体1が型押え18とバンド
19とからなり、型押え18の下縁に沿ってつば2が縫
着固定されている。つば2は第1実施例と同様に形成す
る。
このように、帽子本体1は必ずしもクラウン形状である
必要はない。
上記以外に、つば2は第10図に示すように、外隅が丸
められた台形状や他の形状に形成することができるので
、その形状は、三日月形である必要はない9 帽子本体1は、扇形の複数の布片を縫合してクラウン形
状としたものであってもよく、その形状および構造は限
定しない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの発明の第1実施例を示し、 第1図は帽子の断面図、 第2図は使用状態を示す斜視図、 第3図は筒形編地の斜視図、 第4図はねじれ部の形成状態を示す斜視図、第5図は両
生地が裏返えされた状態を示す説明図、 第6図ないし第8図はっばの形成過程を順に示しており
、 第6図は表装地の形成素材を示す正面図、第7図は外突
部単体、 第8図は表装地の斜視図である。 第9図はこの発明の第2実施例を示すサンバイザーの斜
視図である。 第10図はっは形状の変形例を示す平面図である。 1・・・・・・・・・帽子本体、2・・・・・・・・・
つば、7・・・・・・・・・芯材、8・・・・・・・・
・表装地、8a・・・・・・・・・表地部、8b・・・
・・・・・・裏地部、14・・・・・・・・・基部、1
5・・・・・・・・・外突部、G・・・・・・・・・ゴ
アライン。 特許出願人:株式会社ハヤシ・ニット 代理人:弁理士(8070)  今 村  元図面の浄
書 第6図 第8図 第3図       第4図 第9図 第5図 第10図 手続ネ甫正書(方式ン 平成3年4月9日 平成2年特許願第340894号 2、発明の名称 つば付き帽子及びつばの製造方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称  株式会社ハヤシ・ニット 平成3年2月25日 (平成3年3月12日発送) 6、補正の対象 図面及び委任状 7、補正の内容 (1)適正な図面(全図)を別紙のとあり補充する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帽子本体1の下縁に沿って舌片状のつば2が張り
    出されているつば付き帽子であって、つば2が、芯材7
    とこれの外面を包む表装地8とで形成されており、 丸編機で編み上げられ、ウェール方向線が屈折する袋状
    の編地で表装地8を形成したつば付き帽子。
  2. (2)表装地8の外形寸法が芯材7の外形寸法より小さ
    く設定されている請求項1記載のつば付き帽子。
  3. (3)表装地8の表地部8aと裏地部8bとで編糸の色
    が異っている請求項1または2記載のつば付き帽子。
  4. (4)丸編機で筒状の基部14とウェール方向線が屈折
    する外突部15とを交互に形成し、 外突部15を隣接する基部14から切り離し、切り離さ
    れた外突部15をゴアラインGに沿ってたたんで、表地
    部8aと裏地部8bが一体に連続する表装地8を形成し
    、 上記表装地8に芯材7を組み込んでつば2を形成するこ
    とを特徴とするつばの製造方法。
JP2340894A 1990-11-30 1990-11-30 つば付き帽子およびつばの製造方法 Pending JPH04209814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2340894A JPH04209814A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 つば付き帽子およびつばの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2340894A JPH04209814A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 つば付き帽子およびつばの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04209814A true JPH04209814A (ja) 1992-07-31

Family

ID=18341286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2340894A Pending JPH04209814A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 つば付き帽子およびつばの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04209814A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08290U (ja) * 1993-12-17 1996-02-16 株式会社オーティーエム 簡易帽子
JP2003027324A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Atsuko Makino 帽子並びにその縫製方法
WO2003017795A1 (en) * 2001-08-22 2003-03-06 Song-Taek Li Method for manufacturing peak-integrated type cap
JP2020200540A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 デサントジャパン株式会社 フットボールキャップ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08290U (ja) * 1993-12-17 1996-02-16 株式会社オーティーエム 簡易帽子
JP2003027324A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Atsuko Makino 帽子並びにその縫製方法
JP4565775B2 (ja) * 2001-07-13 2010-10-20 温子 牧野 帽子並びにその縫製方法
WO2003017795A1 (en) * 2001-08-22 2003-03-06 Song-Taek Li Method for manufacturing peak-integrated type cap
JP2020200540A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 デサントジャパン株式会社 フットボールキャップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1547479B1 (en) Elastic cap
JP4820409B2 (ja) 伸び止め処理されたニット素材襟、その製造方法、及び前記襟付き上着
MXPA05008985A (es) Atuendo para la cabeza.
US7174572B1 (en) Headwear with stretchable sweatband
JPH02152412A (ja) 車両座席組立体
US1606798A (en) Knitted cap and method of forming the same
US6817035B2 (en) Uniform sweatband for a cap
US6571396B1 (en) Stretch band construction for caps
US5546603A (en) Headband with ponytail-receiving feature
US20060048275A1 (en) Headwear having exposed stitches to fix a lower hem thereof
JPH04209814A (ja) つば付き帽子およびつばの製造方法
US6675393B1 (en) Cap with unitary crown and visor fabric portion
JPH04209813A (ja) 帽子および帽子の製造方法
US1822488A (en) Knitted hat and process for making the same
KR100668124B1 (ko) 모자 및 그의 제조 방법
JPH04209815A (ja) 帽子の製造方法
JP3187786U (ja) 帽子及びブレード帯
JP4349525B2 (ja) インナーキャップ
JP2019199661A (ja) 作業用フード及びその製造方法
JP3156749U (ja) 立体マフラー
JP3818618B2 (ja) 帽子
KR200171051Y1 (ko) 모자
KR200164173Y1 (ko) 탄성직조밴드를 이용한 모자
US860749A (en) Apparel-cap and process of manufacturing the same.
JP2006097140A (ja) 帽子およびその製造方法