JPH04209721A - 屈折率分布型レンズの製造方法 - Google Patents

屈折率分布型レンズの製造方法

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JPH04209721A
JPH04209721A JP40632190A JP40632190A JPH04209721A JP H04209721 A JPH04209721 A JP H04209721A JP 40632190 A JP40632190 A JP 40632190A JP 40632190 A JP40632190 A JP 40632190A JP H04209721 A JPH04209721 A JP H04209721A
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porous gel
gel
lens
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porous
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JP40632190A
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English (en)
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Masayoshi Kato
正良 加藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/12Other methods of shaping glass by liquid-phase reaction processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2201/00Type of glass produced
    • C03B2201/06Doped silica-based glasses
    • C03B2201/30Doped silica-based glasses doped with metals, e.g. Ga, Sn, Sb, Pb or Bi
    • C03B2201/40Doped silica-based glasses doped with metals, e.g. Ga, Sn, Sb, Pb or Bi doped with transition metals other than rare earth metals, e.g. Zr, Nb, Ta or Zn
    • C03B2201/42Doped silica-based glasses doped with metals, e.g. Ga, Sn, Sb, Pb or Bi doped with transition metals other than rare earth metals, e.g. Zr, Nb, Ta or Zn doped with titanium

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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【技術分野】本発明は、屈折率分布レンズの製造方法に
関し、より詳細には、光通信システムや光情報処理等の
微小光学素子の分野に有用な屈折率分布型レンズの製造
方法に関する。例えば、光通信、光情報処理などに適用
されるものである。 [0 0 0 2]
【従来技術】透明媒質中の屈折率を変化させることによ
りレンズ作用を付与させたいわゆる屈折率分布型レンズ
は、通常の光学レンズに比して、平板状でレンズ作用を
付与できること、端面上に結像できること、結像特性を
自由に選択できること、レンズのアレイ化やマトリック
ス化が容易であること等の種々の利点を備えており、光
通信分野において最近ことに注目されている。 [0 0 0 3]これらのうち、ガラス素材を用いた
屈折率分布型レンズは、通常、■ガラス基体の一部を所
定の溶融塩と接触させて拡散によりイオン交換を行ない
、それにより電子分極率の大きな金属イオン(例えば、
タリウムやセシウム)をガラス基体内に不均一分布させ
て屈折率を変化させる方法(イオン交換法)や、■ガラ
ス基体を分相処理及び酸処理して多孔質化し、これに電
子分極率の大きな金属元素の溶液を一部に接触させて含
浸して濃度分布を形成し、次いで乾燥、高温加熱処理等
を行なって透明なガラス体に変換する方法(モレキュラ
ースタッフィング法)で作製されており、ことにイオン
交換法■で得られたレンズはセルフォックレンズとして
知られている。 [0004]Lかしながら、上記イオン交換法■では、
イオンの拡散や交換に極めて長時間(例えば、マスクさ
れたガラス基体を溶融塩中に数日間浸漬)を要し、さら
に長時間行なってもイオン拡散に限界があり、せいぜい
直径5mm程度のレンズしか得ることができなかった。 一方、モレキュラースタッフィング法では、ガラス基体
の多孔質化が複雑でかつ長時間を要し(例えば、分相処
理に2日間、酸処理に20日間程度必要)、また取扱い
も複雑でかつ特殊な設備を必要とする問題点があった。 [0005]この点を解決するために、例えば、特開昭
62−41725号公報に「屈折率分布型レンズの製造
法」が提案されている。この公報のものは、多孔質ガラ
スを用いた屈折率分布型レンズの作製方法に関するもの
で、金属アルコキシドの加水分解によりえられる多孔質
ゲル(または、さらに熱処理をした多孔質ガラス)を基
板とし、この表面の一部に金属イオンをマスク等を介し
て基板内に不均一拡散させ、次に高温加熱処理してレン
ズを得るものである。 [0 0 0 61図3 (a) 、  (b)は、従
来の屈折率分布型レンズの作製方法を示す図で、図中、
11は屈折率分布型平板レンズ、12は無孔のガラス層
、13はタリウム元素の拡散層、14はマスク、15は
拡散孔、16は平板状多孔質ゲルである。しかし、図3
に示すような屈折率分布型レンズの作製方法では、光の
屈折はその屈折率分布のみにより得るため、基板との屈
折率差が一般に小さくしかとれないこともあり、集光作
用が小さく、大きな開口数NA.を得ることが難しい。 また、金属イオンの不均一拡散の後の濃度分布の固定や
、マスクの剥離などのプロセスによる濃度分布が変化す
るなどの作製上の問題がある。 [0 0 0 7]
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、製造工点が少なく、生産性に富み、光学特性の
制御性の良い新規の屈折率分布型レンズの製造方法を提
供することを目的としてなされたものである。 [0 0 0 8]
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、 (1
)複数の金属アルコキシドの加水分解により得られる多
孔質ゲルを基板とし、少なくとも該基板の一方の表面に
半球状もしくは非球面状の形状を物理的もしくは化学的
方法により付与した後,化学的方法により多孔質ゲルを
構成する成分の一部を前記多孔質ゲル外に溶出させ、該
多孔質ゲルの内部に前記成分の不均一な分布を形成し、
次に、前記多孔質ゲルを高温加熱処理をして屈折率分布
型レンズを得ること、更には、 (2)機械加工もしく
はフォトリソグラフィの手法を用いて表面にマスクを設
け、エツチングにより半球状もしくは非球面状に凹面を
有する穴を設けた平板を前記多孔質ゲルの少なくとも一
方の表面に機械的に押しつけるか、前記多孔質ゲルを作
製中に前記平板を型にして堆積させることにより、形状
を付与することを特徴としたものである。以下、本発明
の実施例に基づいて説明する。 [0 0 0 91図1は、本発明による屈折率分布型
レンズの一実施例を説明するための構成図で、図2は、
その製遣方法を説明するための工程図である。図中、1
はガラス基板、2はゲル表面(ガラス表面)、3は多孔
質ゲル、4は型、5は濃度分布、6は塩酸水溶液、7は
ドライゲル、8は屈折率分布、9は入射光である。本発
明による屈折率分布型レンズの製作方法では、複数の金
属アルコキシドの加水分解により得られる多孔質ゲル3
を基板1として用い、少なくとも一方の表面2に半球も
しくは非球面の形状を物理的もしくは化学的方法により
付与した後、化学的方法により多孔質ゲル3を構成する
成分の一部をゲル外に溶出させ、ゲル表面2から内部に
その成分の不均一な分布を形成し、次に前記多孔質ゲル
3を高温加熱処理をして図1  (a) 、  (b)
に示すような屈折率分布型レンズを得る。 [00101本発明の実施例では、シリコンアルコキシ
ドとしてシリコンテトラメトキシド (TM01)を用
い、またチタンアルコキシドとしてチタンテトラブトキ
シドを用いて得られるTi0z−8i○2系の多孔質ゲ
ル3を基板とする。先ず、シリコンテトラメトキシド(
1MO8)とチタンテトラブトキシドの混合アルコール
溶液(混合するアルコールには、例えば、メチル、エチ
ル、プロピルアルコール等がある)を調整し、この溶液
に水を添加してアルコキシドの加水分解と縮合反応によ
りチタン成分の均一な分布を有する多孔質ゲル3を作製
する。表面上に機械加工もしくはフォトリソグラフィの
手法を用いて円形開口を有するマスクを設け、エツチン
グにより半球状もしくは非球面状の凹面を有する穴をア
レイ状に設けたガラス基板4を、多孔質ゲル3の一方の
ゲル表面に機械的に押しつけるか、該多孔質ゲル3を作
製中に前記ガラス基板4上に堆積させることにより、多
孔質ゲル3の表面に形状2を転写する。 [00111次に形状を付与された多孔質ゲル3を塩酸
水溶液6に浸透させ、チタン成分の一部をゲル外に溶か
しだして、ゲル表面より内部に向けてチタンの濃度分布
5を形成する。この後、洗浄により塩酸を除去・乾燥さ
せた後、昇温途中(500℃程度まで)はアルコキシル
基の酸化のために酸素雰囲気中で、またその後の最終の
ガラス化の過程では水酸基の縮合などで発生する水など
を効率良く取り除くために、ヘリウムガス雰囲気中で高
温加熱処理(1,200〜1,400℃)をして透明ガ
ラス化し、必要ならば、研磨等の加工を行い屈折率分布
型レンズ1を得る。 [0012]なお、この方法では作製上大きな体積変化
を伴うため、それを考慮にいれた設計及び作製条件の設
定を行なう必要がある。こうして得られたレンズ1は、
表面に半球もしくは非球面状の形状2とチタン成分の濃
度分布に起因する屈折率分布8を有しており、光学特性
の大部分は表面での屈折率差及びその形状2により決定
され、その屈折率分布8により収差などの特性を制御す
ることができる。例えば、図1に示すようにコリメート
された光9は、レンズ表面の球面効果により屈折され焦
点を結ぶが、その球面収差等を屈折率分布8で補正する
ことが可能となる。 [0013]なお、本発明による実施例は、上記の方法
に限らず種々の変形が可能で、例えば多孔質ゲルの表裏
面に精度良く半球もしくは非球面の形状を付与すること
により、さらに高NA、のレンズを、また基板の厚さを
制御することにより王立実像を形成するレンズも得るこ
とができる。 [0014]
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果;ゾルゲル法により多孔
質ゲルの基板の作製および加工が比較的簡便にでき、ま
た得られるレンズは、表面に半球もしくは非球面状の形
状と構成成分の濃度分布に起因する屈折率分布とを有し
ており、その光学特性を表面での屈折率差及びその形状
と屈折率分布により制御することができる。 (2)請求項2に対応する効果;機械加工もしくはフォ
トリソグラフィの手法とエツチングにより、表面上に半
球状もしくは非球面状の凹面を有する穴を設けたアレイ
状に設けた平板を用い、比較的簡単で精度の良い型を得
ることができ、しかも、より容易に多孔質ゲルの表面に
その形状を精度良く転写することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による屈折率分布型レンズの一実施例を
説明するための構成図である。
【図2】本発明による屈折率分布型レンズの製造方法を
説明するための図である。
【図3】従来の屈折率分布型レンズの作製方法を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ゲル表面 3 多孔質ゲル 4型 5 濃度分布 6 塩酸水溶液 7 ドライゲル 8 屈折率分布 9 人射光
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の金属アルコキシドの加水分解により
    得られる多孔質ゲルを基板とし、少なくとも該基板の一
    方の表面に半球状もしくは非球面状の形状を物理的もし
    くは化学的方法により付与した後、化学的方法により多
    孔質ゲルを構成する成分の一部を前記多孔質ゲル外に溶
    出させ、該多孔質ゲルの内部に前記成分の不均一な分布
    を形成し、次に、前記多孔質ゲルを高温加熱処理をして
    屈折率分布型レンズを得ることを特徴とする屈折率分布
    型レンズの製造方法。
  2. 【請求項2】機械加工もしくはフォトリソグラフィの手
    法を用いて表面にマスクを設け、エッチングにより半球
    状もしくは非球面状に凹面を有する穴を設けた平板を前
    記多孔質ゲルの少なくとも一方の表面に機械的に押しつ
    けるか、前記多孔質ゲルを作製中に前記平板を型にして
    堆積させることにより、形状を付与することを特徴とす
    る前記請求項1記載の屈折率分布型レンズの製造方法。
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