JPH0420914A - 望遠鏡の副反射鏡移動機構 - Google Patents

望遠鏡の副反射鏡移動機構

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JPH0420914A
JPH0420914A JP12402890A JP12402890A JPH0420914A JP H0420914 A JPH0420914 A JP H0420914A JP 12402890 A JP12402890 A JP 12402890A JP 12402890 A JP12402890 A JP 12402890A JP H0420914 A JPH0420914 A JP H0420914A
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JP
Japan
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housing
sub
reflector
reflection mirror
inclination
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JP12402890A
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JPH054644B2 (ja
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Katsushige Nakamura
勝重 中村
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Mitaka Kohki Co Ltd
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Mitaka Kohki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は望遠鏡の副反射鏡移動機構に関する。
〈従来の技術及び発明が解決しようとする課題〉従来の
望遠鏡の副反射鏡移動機構としては、例えば第5図及び
第6図に示されるようなものがある。1が大型反射天体
望遠鏡で、この大型反射天体望遠鏡1の鏡筒2内に主反
射鏡3と副反射鏡4とが組み合わされた状態で収納支持
されている。
つまり、主反射鏡3で反射された光束は集光されて副反
射鏡4に当たり、副反射鏡4では更にその光束を主反射
鏡3の中央孔3aに通るように反射して、光軸A上の焦
点位置fにピントを結ぶ。ここで、焦点位置fのある鏡
筒2の接眼取付部5をラック機構等で移動させることに
より、焦点位置fの調整を行うことができるが、この接
眼取付部5には重量の重い分光器等の観測機器が組付け
られは好ましくない。そこで、副反射鏡4の方を光軸A
に沿って移動させることとなるが、i)移動量が1/3
或いは1/4で済む代わりに、その分3〜4倍の高精度
が要求され、ii)副反射鏡4の光軸Aに対する高精度
な傾き調整も要求され、ii)副反射鏡4を移動させる
ための機構が光束と干渉しないように副反射鏡4よりも
小径でコンパクトなものとしなければならない。
この発明はこのような従来の技術に着目してなされたも
のであり、上記の如きi−血を解決することができる望
遠鏡の副反射鏡移動機構を提供せんとするものである。
く課題を解決するための手段〉 この発明に係る望遠鏡の副反射鏡移動機構は、上記の目
的を達成するために、副反射鏡を取付けた支持軸をハウ
ジング内へ出し入れ自在に収納すると共に、該ハウジン
グを光軸に対して傾き調整自在に支持したものである。
く実 施 例〉 以下、この発明の好適な一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。尚、従来と重複する説明は省略する。
6がハウジングで、このハウジング6の側面には4枚の
支持板7.8が四方に立設しである。この支持板7.8
の先端は、鏡筒2のの内側に固定されたリング体9上の
ブラケット10.11に取付けである。そして、隣接す
る一対2つの支持板7の先端は傾き支点となるピン12
にて回動自在にブラケット10へ取付けであるが、それ
ら支持板7と1800反対側の支持板8に形成されたピ
ン13はブラケット11に形成された長孔14内で移動
・固定自在とされている。従って、このピン13と長孔
14の調整によりハウジング6の光軸Aに対する傾き調
整を行うことができる。
そして、このハウジング6内にスライドベアリング15
を介して収納されているのが支持軸16である。この支
持軸16の先端には金属製のケース17が取付けられて
おり、このケース17にガラス製の副反射鏡18が取付
けである。ケース17の外周には押えフランジ19が設
けてあり、この押えフランジ19にて副反射鏡18を支
持している。また、押えフランジ19には結晶性プラス
チックであるジュラコン(商品名)製の支持体20が取
付けてあり、この支持体20にて副反射鏡18の外側面
を当接支持している。支持体20にジュラコン(商品名
)を採用したのは、金属製のケース17とガラス製の副
反射鏡18との熱膨張による隙間発生を防止するためで
ある。すなわち、温度が上がるとケース17が外側へ大
きく熱膨張し、押えフランジ19と副反射鏡18の外側
面との間に隙間が発生し得るが、このジュラコン(商品
名)製の支持体20は大変に熱膨張率が高いために、ケ
ース17の外側への膨張とは逆に、ちようどケース17
の熱膨張を打ち消すように内側へ向けて大きく熱膨張を
起こすので、前記発生し得る隙間をうめることができる
。従って、支持体20は低温でも高温でも常に副反射鏡
18の外側面に当接した状態となる。従って、副反射鏡
18がケース17内でガタついたりすることがなく、副
反射鏡18の支持精度が高い。
また、支持軸16の先端フランジ21とケース17との
間には、互いに向かい合う押しネジ22と引きネジ23
の対が四方に設けられている。すなわち、引きネジ23
は先端がケース17内に入っており、ケース17を奥側
Xへ引き寄せる。押しネジ22はその先端でケース17
を手前側Yへ押す。この2つのネジX、Yにより、副反
射鏡18(ケース17)の光軸Aに対する傾き調整を行
うことができる。
ハウジング6の奥側には、支持軸16のネジ孔24へ螺
合するスクリュー25がベアリング6を介して取付けで
ある。このスクリュー25には回転ギア27が取付けあ
り、この回転ギア27はハウジング6に固定されたモー
タ28のモータギア29と噛合している。従って、この
モータ28を回転させることによりスクリュー25が回
転し、支持軸16を副反射鏡18ごと奥側X、手前側Y
へ各々移動させることができる。尚、支持軸16に設け
たピン30がハウジング6に形成した長孔31内に係合
しているため、支持軸16自体はスクリュー25により
回転することはない。32はカバーで、前記回転ギア2
7やモータギア29を覆うためのものである。そして、
前記の機構は副反射鏡18の径のよりも小さくてコンパ
クトなので、光束の邪魔になることはない。
次に副反射鏡18の傾き調整について説明する。
まず、支持軸16に副反射鏡18が真っ直ぐに取付けら
れていなければならない。そのための検査方法が第3図
に示しである。すなわち、副反射鏡18をその中心軸B
を中心にして回転させ。そして、副反射鏡18に対して
外部からレーザ光線りを照射し、その反射したレーザ光
線りがセンサーSの一点Pで不動ならば、副反射鏡18
は支持軸16に対して真っ直ぐ付いている。もし、真っ
直ぐ付いていない場合には押しネジ22と引きネジ23
とで調整して真っ直ぐ(中心軸Bに対して垂直)にする
そして、このようにして副反射鏡18がまっすぐに取付
けられた支持軸16をハウジング6内に収納する。そし
て、今度は支持軸16の中心軸Bが望遠鏡の光軸Aに合
致しているかどうか(傾いていないかどうか)を調べる
。もし、傾いていた際には支持板8の先端のピン13と
ブラケットIIO長孔14との調整により、ハウジング
6全体の傾きを変えて修正する。このように、ハウジン
グ6全体の傾きを調整できるのが、本発明の特徴の1つ
である。つまり、押しネジ22と引きネジ23だけでも
副反射鏡18自体の傾きの調整は行なえるが、この調整
だけでは副反射鏡I8の中心軸Bを光軸Aと間隔をおい
て平行にすることはできるが、中心軸Bを光軸A上にの
せて完全一致させることはできない。
〈発明の効果〉 この発明に係る望遠鏡の副反射鏡移動機構は、以上説明
してきた如き内容のものであって、副反射鏡の高精度な
傾き調整を行なえるので、副反射鏡の奥側及び手前側へ
の移動を正確(−行うことができる。また、副反射鏡を
移動させるための機構がコンパクトなため、光束と干渉
せず鮮明な反射像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る副反射鏡移動機構を
示す断面図、 第2図は第1図で示した副反射鏡移動機構の斜視図、 第3図は副反射鏡の傾き検査方法を示す説明図、第4図
は第3図中矢示■方向から見た支持軸の側面図、 第5図は従来の大型反射天体望遠鏡を示す側面図、そし
て 第6図は従来の主反射鏡と副反射鏡との組合わせ状態を
示す説明図である。 2−・・−鏡筒 ハウジング 支持軸 副反射鏡 光軸 ]U 第 3図 第 図 第6 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  副反射鏡を取付けた支持軸をハウジング内へ出し入れ
    自在に収納すると共に、該ハウジングを光軸に対して傾
    き調整自在に支持したことを特徴とする望遠鏡の副反射
    鏡移動機構。
JP12402890A 1990-05-16 1990-05-16 望遠鏡の副反射鏡移動機構 Granted JPH0420914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12402890A JPH0420914A (ja) 1990-05-16 1990-05-16 望遠鏡の副反射鏡移動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12402890A JPH0420914A (ja) 1990-05-16 1990-05-16 望遠鏡の副反射鏡移動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0420914A true JPH0420914A (ja) 1992-01-24
JPH054644B2 JPH054644B2 (ja) 1993-01-20

Family

ID=14875248

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12402890A Granted JPH0420914A (ja) 1990-05-16 1990-05-16 望遠鏡の副反射鏡移動機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5969860A (en) * 1997-06-02 1999-10-19 Pilkington Pe Limited Optical System
WO2014076991A1 (ja) * 2012-11-13 2014-05-22 三菱電機株式会社 指向軸推定装置

Cited By (4)

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JP5872062B2 (ja) * 2012-11-13 2016-03-01 三菱電機株式会社 指向軸推定装置
US9726571B2 (en) 2012-11-13 2017-08-08 Mitsubishi Electric Corporation Pointing axis estimation device

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JPH054644B2 (ja) 1993-01-20

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