JP3372324B2 - レンズ系の偏心測定装置および偏心測定方法 - Google Patents

レンズ系の偏心測定装置および偏心測定方法

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JP3372324B2
JP3372324B2 JP30730193A JP30730193A JP3372324B2 JP 3372324 B2 JP3372324 B2 JP 3372324B2 JP 30730193 A JP30730193 A JP 30730193A JP 30730193 A JP30730193 A JP 30730193A JP 3372324 B2 JP3372324 B2 JP 3372324B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ系の各面の偏心
量を測定する偏心測定装置および偏心測定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なレンズ系の偏心量の測定
方法としては、オートコリメーション法が知られてい
る。このオートコリメーション法について、図11を用
いて説明する。図11は、一般に用いられているオート
コリメーション法にて、レンズ面の偏心を測定する場合
の光路図である。図に示すようにレンズ系を構成する各
レンズ面S1 、S2 、S3 、S4 のうち、測定しようと
する面、例えば面S1 の見かけ上の曲率中心、すなわち
被測定面と観察系との間に存在する別の面によって結像
される面S1 の曲率中心の像の位置に、指標I1 を投影
し、面S1 による等倍の反射像I2 をAと同じ位置に生
じさせる方式である。
【0003】上記の場合において測定基準軸Bに関して
全てのレンズ面に偏心がなければ、この基準軸B上に指
標像I1 の反射像I2 が形成されるが、もしいずれかの
レンズ面に偏心が存在すれば、基準軸Bと直交し図面の
紙面と平行なX方向にΔX、あるいは紙面と直交する方
向にΔYだけ振れた位置に反射像I2 が形成されること
になる。この振れ量ΔX及びΔY(以下略してΔとす
る)は、個々のレンズ面の偏心量εに比例するので各レ
ンズ面について、その見かけの球心位置に投影した指標
像I1 の等倍反射像I2 の振れ量Δを測定すれば、計算
によってこの測定基準軸Bに対する各レンズ面の偏心量
を求めることができる。
【0004】上記オートコリメーション法を利用した技
術としては、例えば先に本出願人が提案した特開平3−
107739号公報に開示されている。図12は、上記
公報に記載された偏心測定装置の構成図で、この偏心測
定装置には、測定基準軸B上に光源Sが配置されてお
り、光源Sから出射された光束の射出方向の光軸軸上に
は、光源S側から順次ビームスプリッターH、コリメー
ターレンズ系K、基準軸設定用のビームスプリッター
H’が直列配設されている。上記ビームスプリッターH
により分岐屈曲した観察軸Z上には、光源Sと光学的に
共役な位置に結像面Iが配設されている。ビームスプリ
ッターH’は、上記コリメーターレンズ系Kに入射した
光束を分岐するもので、分岐された一方の光軸B’上に
は、イメージローテーターR、コリメーターレンズ
K’、ミラーMが配設されている。また 他方の光軸上
には、被測定レンズ系Lを取り付ける被測定レンズ取付
部Nが配置され、ビームスプリッターH’を透過した光
束が被測定レンズ系Lに入射するように構成されてい
る。
【0005】上記構成の偏心測定装置にあっては、基準
軸Bに沿って、光源Sの像を、コリメーターレンズ系K
によって被測定レンズ系Lの各レンズ面S1 、S2 、S
3 、S4 ・・・・・の予め曲率中心位置に順次投影し、
光源Sの像をビームスプリッターH、コリメーターレン
ズ系K、ビームスプリッターH’を介して被測定レンズ
系Lの該当レンズ面で反射させて反射像を形成するとと
もに、光源Sより射出した光束の一部をビームスプリッ
ターH’によって光軸B’方向に導き、コリメーターレ
ンズK’によって平行光束とした後ミラーMで反射さ
せ、逆の経路で光源Sの方向に戻し、その戻ってきた光
束をビームスプリッターHによって観察軸Zの方向に反
射させ、結像面I上に反射像を結像させる。続いてイメ
ージローテーターRを回転させると、反射像は結像面I
上で回転するが、この反射像の回転中心の位置と、被測
定レンズ系L中レンズ面による反射像の位置を比較し
て、その振れ量ΔX、ΔYを求めることができる。
【0006】上記装置によれば、基準軸B上に配設され
たコリメーターレンズKのアライメントずれを完全に補
正することができ、また測定用コリメーターレンズKの
移動に対してミラーM、コリメーターレンズK’、イメ
ージローテーターRの心出し調整は不要になり、作業効
率のよい測定を行うことができる。さらに、測定中は被
測定レンズ系を回転させる必要がなく、静止状態のまま
で測定できるので、ズームレンズのように可動部が多
く、測定中に回転させると偏心状態が変化してしまうよ
うなレンズ系についても高精度に偏心測定を実施するこ
とが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、次のような問題点があった。図12におい
て、被測定レンズ取付部Nは基準軸Bに対して固定され
ているため、測定時の被測定レンズ系Lの姿勢は、1状
態に限定されることになる(図12においては、測定時
の被測定レンズ系Lの姿勢は横向き状態に限定され
る)。一般に、カメラ用のレンズ系などでは、実際の使
用時の被測定レンズ系Lの姿勢が1状態に限定される場
合はむしろ少なく、鉛直方向を含めたあらゆる方向で使
用される場合が多い。そのため、被測定レンズ系Lがこ
のような条件で使用される場合は、使用条件での、被測
定レンズ系L内部の各レンズ面の偏心状態を確認するこ
とが必要となるが、上記従来技術では測定できない。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、様々な姿勢での被測定レンズ系内部の
各レンズ面(すなわち被測定面)の偏心測定を可能にし
たレンズ系の偏心測定装置および偏心測定方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のレンズ系の偏心測定装置は、被測定レン
ズ系のあらかじめ計算された位置に指標像を投影し、被
測定レンズ系内の被測定面による反射像が、基準軸設定
用光学系により定まる基準軸から離れた振れ量を観察光
学系を用いて測定し、計算により被測定レンズ系におけ
る各被測定面の偏心量を求めるように構成したレンズ系
の偏心測定装置において、光源側から順次、光源と光源
の像を被測定レンズ系に投影するためのコリメーターレ
ンズと光路切り替え手段とを配置し、該光路切り替え手
段によって分岐される光軸の一方に、前記基準軸設定用
光学系を構成し、前記光路切り替え手段のもう一方の光
軸上に、該光軸の方向を重力の方向である鉛直方向と該
鉛直方向に垂直な水平方向とを含む平面内で変化させる
ための光路偏向手段を配置するとともに、該光路偏向手
段によって偏向された光軸上に、前記被測定レンズ系を
取り付けるための被測定レンズ系取付部材を配置して構
成した。また本発明のレンズ系の偏心測定装置は、被測
定レンズ系のあらかじめ計算された位置に指標像を投影
し、被測定レンズ系内の被測定面による反射像が、基準
軸設定用光学系により定まる基準軸から離れた振れ量を
観察光学系を用いて測定し、計算により被測定レンズ系
における各被測定面の偏心量を求めるように構成したレ
ンズ系の偏心測定装置において、光源側から順次、光源
とビームスプリッターと光源の像を被測定レンズ系に投
影するためのコリメーターレンズと光路切り替え手段と
を配置し、該光路切り替え手段によって分岐される光軸
の一方に、イメージローテーター、コリメーターレン
ズ、反射鏡からなる基準軸設定用光学系を構成し、前記
光路切り替え手段のもう一方の光軸上に、該光軸の方向
を重力の方向である鉛直方向と該鉛直方向に垂直な水平
方向とを含む平面内で変化させるための光路偏向手段を
配置するとともに、該光路偏向手段によって偏向された
光軸上に、前記被測定レンズ系を取り付けるための被測
定レンズ系取付部材を配置した。また本発明のレンズ系
の偏心測定方法は、被測定レンズ系のあらかじめ計算さ
れた光軸上の位置に、光源による指標像を投影し、被測
定レンズ系内の被測定面による反射像が、基準軸設定用
光学系により定まる基準軸から離れた振れ量を観察光学
系を用いて測定し、計算により被測定レンズ系における
各被測定面の偏心量を求めるようにしたレンズ系の偏心
測定方法において、前記被測定レンズ系を取り付けた被
測定レンズ系取付部材における前記光源側に光路偏向部
材を配設し、前記被測定レンズ系のあらかじめ計算され
た光軸上の位置に投影される前記指標像の光束を、前記
光路偏向部材を用いて偏向させ、この偏向した方向の延
長上に前記被測定レンズ系取付部材を移動させて該測定
レンズ系取付部材に取り付けられた被測定レンズ系の姿
勢を変更し、この変更後の姿勢で前記被測定レンズ系内
の被測定面の偏心量を測定することとした。
【0010】図1及び図2は、本発明に係るレンズ系の
偏心測定装置の例示の基本構成を示す概略構成図であ
る。図1に基づき、本発明の例示のレンズ系の偏心測定
装置を以下に説明する。図1において、1は光源、2は
ビームスプリッターであり、光軸3上に直列配設されて
いる。また光軸3は前記ビームスプリッター2により、
光軸4と光軸5に分岐させられる。17はスポット像の
観察手段であり、光軸4上に配設されている。6はコリ
メーターレンズ、7は光路切り替え手段であり、前記光
源1側から順次、光軸5上に直列配設されている。前記
光路切り替え手段7によって、前記光軸5は光軸8と光
軸9に分岐させられる。このうち、光軸8上には、前記
光路切り替え手段7側から順次、イメージローテーター
10、コリメーターレンズ11、ミラー12が直列配設
され、基準軸設定用光学系13が構成されている。また
前記光軸9の側には、光路偏向手段としての光路偏向部
材14及び被測定レンズ系取付部15が直列配設され、
被測定レンズ系16が被測定レンズ系取付部15に取り
付けられている。
【0011】
【作用】次に、図1及び図2に基づき、上記構成のレン
ズ系の偏心測定装置の作用について説明する。光源1か
ら射出した光束は、ビームスプリッター2を透過し、コ
リメーターレンズ6によって集束ないしは発散させられ
て、光路切り替え手段7に入射する。ここで光路切り替
え手段7にて光束を光軸8側に入射させる。光軸8側に
入射した光束は、イメージローテーター10を透過し、
コリメーターレンズ11によって平行光となり、ミラー
12に入射する。その後、光束はミラー12で反射し
て、入射時と逆の光路をたどって、コリメーターレンズ
11により入射時とおなじビーム形状に集束ないしは発
散させられ、イメージローテーター10を透過して光路
切り替え手段7に入射する。ここで、光束は光軸5上を
逆行してコリメーターレンズ6を透過し、ビームスプリ
ッター2にて反射して、光軸4の方向に反射する。
【0012】光軸8に対して、イメージローテーター1
0、コリメーターレンズ11、ミラー12のいずれかが
偏心していると、この状態でイメージローテーター10
を回転させると、光軸4側に反射した光束は回転する。
この回転中心が、測定の際の基準位置(基準軸)とな
る。この光束によるスポットの位置を観察手段17にて
観察し、回転中心の位置を測定しておく。次に、光路切
り替え手段7の状態に変え、コリメーターレンズ6から
射出した光束が光軸9の側に入射するようにする。光束
は、光路偏向手段14を透過し、被測定レンズ系取付部
15に取り付けられた被測定レンズ系16に入射する。
この光束は、被測定レンズ系16内部のレンズ面にて反
射し、入射時の光路を逆行し、ビームスプリッター2に
達する。ここで光束は反射して光軸4の方向に進む。こ
の光束によるスポット像を観察手段17にて観察し、そ
の位置を測定しておく。
【0013】基準軸設定用光学系13から反射してきた
光束の回転中心と、被測定レンズ系16内部のレンズ面
から反射してきた光束の集光位置との位置の差が振れ量
となる。被測定レンズ系16内部の各面について、この
振れ量を測定しておけば、計算によって、各面の偏心量
を算出することができる。
【0014】このような測定において、光路切り替え手
段7によってコリメーターレンズからの射出光束を光軸
9側に切り換え、被測定レンズ系16からの反射光の位
置を測定する際に、図2に示すように光路偏向手段14
を用いて光軸9の方向を、重力の方向である鉛直方向と
この方向に垂直な水平方向とを含む面内で偏向させる。
光軸9の方向の変化に伴い、光束の射出方向も変化す
る。この変化に対応して、光軸9の延長上に被測定レン
ズ系取付部15の位置を移動させれば、被測定レンズ系
16の姿勢を変更することができる。以上のような作用
により、様々な姿勢状態での、被測定レンズ系内の各面
の偏心状態を測定することが可能となる。
【0015】
【実施例1】図3は、本発明の実施例1のレンズ系の偏
心量測定装置を示す構成図である。なお、紙面は水平な
面であるとする。図3において、21は光源であるレー
ザーダイオ−ドで、このレーザーダイオ−ド21から出
射されるレーザー光の光軸上には、レーザーダイオ−ド
21側から順次、P偏光の殆どを透過しかつS偏光の殆
どを反射する偏光ビームスプリッター22、1/4波長
板23、コリメーターレンズ第1群24、コリメーター
レンズ第2群25、コリメーターレンズ第3群26が配
設されている。上記レーザーダイオ−ド21は、偏光ビ
ームスプリッター22にP偏光が入射するように配設さ
れている。
【0016】また、コリメーターレンズ第1群24側か
ら光軸に沿って偏光ビームスプリッタ22に入射したS
偏光の光束が反射する側の光軸、すなわち偏光ビームス
プリッター22により反射された光軸の延長上には、カ
メラ用結像レンズ27及びCCDカメラ28が配設され
ている。これらは、結像レンズ27の物点がレーザーダ
イオ−ド21と光学的に共役な位置となり、CCDカメ
ラ28のCCD受光面が結像レンズ27の像点となるよ
うに配置されている。
【0017】CCDカメラ28にはイメージメモリ35
が接続されており、CCDカメラ28からのビデオ出力
信号は、イメージメモリ35に入力された後、コンピュ
ータ36にて計算処理される。コンピュータ36には、
測定に必要なデータをコンピュータ36に入力するため
のデータ入力部37と、入力されたデータ及びコンピュ
ータ36による計算結果を表示する出力部38が接続さ
れている。
【0018】29は光路切り替え手段であるロンボイド
プリズムであり、コリメーターレンズ第3群26から射
出する光軸上に挿入・排除可能な構造となっている。3
0はイメージローテーターであるペチャンプリズムであ
り、図6に示すように2体のプリズムを組み合わせて構
成されている。31はコリメーターレンズ第4群、32
はコリメーターレンズ第5群、33は平面ミラーであ
り、これらのペチャンプリズム30、コリメーターレン
ズ第4群31、コリメーターレンズ第5群32、平面ミ
ラー33によって基準軸設定用光学系が構成されてい
る。
【0019】39はコリメーターレンズ第3群からの光
束の光路偏向部材である。光路偏向部材39は、レーザ
ー光の光軸上に配置された直角プリズム39Aと、直角
プリズム39Aを上記光軸回りに回転可能に支持するベ
アリング39B、ハウジング39Cよりなり、直角プリ
ズム39Aを図4(a)及び図4(b)に示すように、
ベアリング39Bの回転軸と平行な直角プリズム39A
面が下及び真横を向く2位置で固定させることができる
ように構成されている。34及び40は、被測定レンズ
系16を取り付ける被測定レンズ系取付台であり、直角
プリズム39Aの2つの固定位置における光軸の延長上
にそれぞれ配置されている。図5は、図3中の矢印Aの
方向から光路偏向手段39、被測定レンズ系取付台34
及び被測定レンズ系取付台40を見た図である。
【0020】次に、図3及び図4に基づき、本実施例の
作用について説明する。まず、コンピュータ36に被測
定レンズ系16の各レンズ面の曲率半径、次のレンズ面
との面間隔、次のレンズ面との間の屈折率を入力し、偏
心計算に必要な係数及び各レンズ面の曲率中心の位置を
計算させておく。
【0021】次に、偏心の状態を測定したい姿勢となる
ように被測定レンズ系16を取り付ける。被測定レンズ
系取付台40に取り付けたときは、被測定レンズ系16
は横向きとなり、被測定レンズ系取付台34に取り付け
た場合は、垂直方向上向きの位置となる。被測定レンズ
系16を取り付けた位置に応じて、光路偏向部材39の
位置を調整する。被測定レンズ系取付台40に被測定レ
ンズ系16を取り付けた場合は、図4(b)のように直
角プリズム39Aの射出面が被測定レンズ系取付台40
の側を向くような位置とし、被測定レンズ系取付台34
に取り付けた場合は、図4(a)のように直角プリズム
39Aの射出面が被測定レンズ系取付台34の側を向く
ような位置とする。
【0022】測定の際には、レーザーダイオ−ド21か
らレーザー光を射出させる。レーザーダイオ−ド21
は、P偏光のレーザー光が偏光ビームスプリッター22
に入射するような位置関係になっているので、その殆ど
が偏光ビームスプリッター22を透過し、1/4波長板
23を透過する際に円偏光となって、コリメーターレン
ズ第1群24、コリメーターレンズ第2群25、コリメ
ーターレンズ第3群26によって、集束ないしは発散さ
れる。コンピュータ36により計算された、被測定レン
ズ系16中のレンズ面の曲率中心位置にレーザー光束が
集光するように、コリメーターレンズ各群24、25、
26を軸方向に移動させて、レーザー光の集束位置を調
整する。
【0023】この状態にした上で、まず、光路切り替え
手段であるロンボイドプリズム29をコリメーターレン
ズ第3群26の射出光軸から外した状態とすると、コリ
メーターレンズ第3群26から射出した光束は光路偏向
手段39の直角プリズム39Aに入射する。直角プリズ
ム39Aの反射面において光束は反射し、図4(a)の
ような位置に直角プリズム39Aを固定した場合は光束
は被測定レンズ系取付台34の方向に射出し、図4
(b)のような位置に直角プリズム39Aを固定した場
合は光束は被測定レンズ系取付台40の方向に射出す
る。レーザー光束が射出した側の被測定レンズ系取付台
には、被測定レンズ系16が取り付けられているので、
レーザー光は被測定レンズ系16に入射し、内部のレン
ズ面の球心位置に集光する。このときレンズ面の表面に
て反射光が発生する。反射光は入射時の光路を逆行し、
直角プリズム39A、コリメーターレンズ第3群26、
コリメーターレンズ第2群25、コリメーターレンズ第
1群24の順に透過して、1/4波長板23に達する。
ここで、反射光束は位相変調を受けて円偏光からS偏光
となり、偏光ビームスプリッター22に入射する。偏光
ビームスプリッター22はS偏光の光束を殆ど反射する
ので、ここで入射した光束は殆ど反射することとなる。
【0024】偏光ビームスプリッター22で反射した光
束は、レーザーダイオ−ド21と光学的に共役な位置で
集束し、集束した光束は、結像レンズ27によってCC
Dカメラ28の受光面(受像面)に結像する。CCDカ
メラ28からのビデオ信号はいったんイメージメモリ3
5に取り込まれた後、コンピュータ36によって読み出
され、CCDカメラ28がとらえたスポットの位置計測
がコンピュータ36によって行われる。
【0025】次に、ロンボイドプリズム29をコリメー
ターレンズ第3群26の射出光路上に挿入する。ロンボ
イドプリズム29には、コリメーターレンズ第3群26
からの射出光の一部が入射するが、ロンボイドプリズム
29の反射面にて反射した後、入射面とは反対側の面か
ら射出してペチャンプリズム30に入射する。ペチャン
プリズム30の内部で光束は5回反射した上で射出し、
コリメーターレンズ第4群31及びコリメーターレンズ
第5群32を透過する。光束はコリメーターレンズ第5
群32から射出するが、この射出光が平行光となるよ
う、コリメーターレンズ第4群31及びコリメーターレ
ンズ第5群32の位置を軸方向に調整する。
【0026】コリメーターレンズ第5群32から平行光
束が射出するようになると、ミラー33への入射時とミ
ラー33による反射時とで光束の集束状態が同一となる
ので、ミラー33にて反射した光束は、入射時の光路を
逆行して1/4波長板23に達する。ここで、被測定レ
ンズ系16中のレンズ面からの反射光束と同様、反射光
束は円偏光からS偏光に変化し、偏光ビームスプリッタ
ー22で反射する。反射した光束は、レーザーダイオ−
ド21と光学的に共役な位置で集光し、集束した光束に
よるスポットは、結像レンズ27によりCCDカメラ2
8のCCDの受像面に結像する。
【0027】ここで、ペチャンプリズム30を、装置光
軸を回転軸として回転させる。ペチャンプリズム30、
コリメーターレンズ第4群31、コリメーターレンズ第
5群32、ミラー33のうちいずれかが、装置光軸に対
して偏心していると、ミラー33からの反射像は、CC
Dカメラ28のCCD受像面上で回転する。ペチャンプ
リズム30の回転角90°毎に4回回転させ、スポット
の回転する画像をイメージメモリ35にいったん取り込
んだ後、コンピュータ36にてスポットの位置を求め、
この4つのスポットの位置よりスポットの回転中心を求
める。
【0028】ここで求めたスポットの回転中心に対し
て、被測定レンズ系16中のレンズ面からの反射光によ
るスポットがどれだけ離れているか、平面内での2成分
の値を求め、これをその面の振れ量とする。被測定レン
ズ系16内のレンズ面全面について、この振れ量を求め
れば、計算によって、各面の偏心量を求めることができ
る。被測定レンズ系取付台34及び被測定レンズ系取付
台40に被測定レンズ系16を取り付け、各々測定すれ
ば、各々の状態における各面の偏心量を求めることがで
きる。
【0029】以上の作用により、被測定レンズ系16を
測定する際に、その姿勢について横向きか、縦向きかい
ずれの場合を選択することができ、姿勢差による偏心状
態の変化を把握することが可能である。
【0030】さらに本実施例の固有の効果としては、被
測定レンズ系取付部が固定されているために、被測定レ
ンズ系16のセッティングが簡単で、かつそれに伴う誤
差が少ないため測定精度を高くできるという点が挙げら
れる。
【0031】なお、本実施例においては、イメージロー
テーターとしてペチャンプリズム30を使用したが、同
様の機能を有するドーブプリズム(図7(a))、アッ
ベプリズム(図7(b))などを使用しても差し支えな
い。また、ミラー33は平面ミラーとしたが、入射光束
と反射光束の集光状態が同じになるように、コリメータ
ーレンズ第4群31及びコリメーターレンズ第5群32
を調整すればよいので、球面ミラーでも差し支えない。
【0032】
【実施例2】図8は、本発明の実施例2のレンズ系の偏
心測定装置を示す構成図である。なお、紙面は垂直な面
とする。図8において、41は光源であるランプで、ラ
ンプ41からの光軸上には、ランプ41側から順次、コ
ンデンサーレンズ42、干渉フィルター43、チャート
44、偏光ビームスプリッター22が配置されている。
【0033】コリメーターレンズ第1群24側から光軸
に沿って入射したS偏光の光束が反射する側の光軸、す
なわち偏光ビームスプリッター22により反射された光
軸の延長上には、焦点板45、接眼レンズ46が偏光ビ
ームスプリッター22側から順次配置されている。
【0034】47はコリメーターレンズ第3群からの光
束の光路切り替え手段であり、ハーフプリズム47Aと
シャッター47B、シャッター47Cとで構成されてい
る。
【0035】49は光路切り替え手段47からの光束の
光路偏向手段であるミラーで、軸48を回転軸として矢
印AL方向に回転可能に設けられている。50はミラー
49の回転角を読み取るためのバーニアである。51は
アームであり、軸48を回転軸として回転可能となって
おり、軸48がある反対側の端部には、被測定レンズ系
取付部53が設置されている。52はアーム51の回転
角を読み取るためのバーニアである。その他の構成要素
については、実施例1と同様であるため、説明を省略す
る。
【0036】次に、図8に基づき、本実施例の作用につ
いて説明する。ランプ41から射出した光束は、コンデ
ンサーレンズ42によって集束させられてチャート44
を照明するが、チャート44の前に配置された干渉フィ
ルター43によって、特定の波長の光によって照明され
ることになる。チャート44からの光束は、偏光ビーム
スプリッター22に入射し、光束のうちP偏光の光束の
みが透過する。
【0037】偏光ビームスプリッター22を透過した光
束は、1/4波長板23を透過する際に円偏光となり、
コリメーターレンズ第1群24、コリメーターレンズ第
2群25、コリメーターレンズ第3群26によって集束
ないしは発散される。予め被測定レンズ系16のデータ
より、被測定レンズ系16内の各面の曲率中心位置を計
算しておき、そこにレーザー光が集束するように、コリ
メーターレンズ各群の位置を調整する。
【0037】測定の際にはまず、シャッター47Bを開
き、シャッター47Cを閉じた状態とすると、コリメー
ターレンズ第3群26を射出した光束は、ミラー49の
方にのみ射出することになり、被測定レンズ系16中の
レンズ面に光束を入射させる状態になる。この時、被測
定レンズ系16の姿勢は、アーム51を軸48を回転軸
として回転させることにより、被測定レンズ系16の仰
角(伏角)を+90°から−90°まで変化させること
ができるので、偏心状態を測定したい状態にアーム51
を回転させる。その上で、バーニア52を用いてアーム
51の回転角を読み取る。その上で、ミラー49を軸4
8を回転軸として、バーニア52で読み取った角度の半
分だけアーム51の回転方向と同じ方向に回転させる。
そうすると、傾斜した被測定レンズ系16に光束を入射
させることができる。被測定レンズ系16内部のレンズ
面にて発生した反射光は、実施例1と同様に入射時の光
路を逆行し、焦点板45上に集束し、チャート44の像
を結像する。この像の位置を、接眼レンズ46にて目視
で読み取る。
【0038】次に、シャッター47Bを閉じ、シャッタ
ー47Cを開くと、コリメーターレンズ第3群26を射
出した光束は基準軸設定用光学系に入射した状態とな
る。実施例1と同様に、コリメーターレンズ第5群32
からの射出光束が平行光となるように、コリメーターレ
ンズ第4群31及びコリメーターレンズ第5群32の位
置を装置光軸方向に調整すると、ミラー33からの反射
光束は焦点板45上で集束し、チャート44の像が結像
する。この状態でペチャンプリズム30を回転させ、ペ
チャンプリズム30の回転角90°毎に4回、チャート
44の像の位置を目視で読み取り、これより、回転中心
の位置を求める。
【0039】実施例1と同様に、被測定レンズ系16中
のレンズ面からの反射光による、チャート44像の位置
と、基準軸設定用光学系からの反射光による、チャート
44の像の位置から求めた回転中心の位置とのを差を、
被測定レンズ系16内部のレンズ面の振れ量とし、この
振れ量を被測定レンズ系16の各レンズ面毎に求め、こ
れらの振れ量より、被測定レンズ系16中の各レンズ面
の偏心量を求めることができる。
【0040】本実施例においては、ミラー49とアーム
51を回転させることにより被測定レンズ系の姿勢を連
続的に変化させることが可能であるため、任意の姿勢に
よる偏心量を測定することができる点が挙げられる。
【0041】
【実施例3】図9は本発明の実施例3を示す構成図であ
る。なお、紙面は水平な面とする。図9において、61
はコリメーターレンズ第3群26からの光束の光路偏向
手段であり、無偏光ビームスプリッター61Aがベアリ
ング61Bの内部に収納され、さらにハウジング61C
に収納して構成されている。ベアリング61Bの、無偏
光ビームスプリッター61Aの射出面に対向する部分に
は、無偏光ビームスプリッター61Aからの射出光がハ
ウジング61Cの外部に射出するための開口部が設けら
れている。62はコリメーターレンズ第3群26と光路
偏向手段61との間に配設された光路切り替え手段であ
るミラーで、コリメーターレンズ第3群26の射出光軸
に挿入・排除可能に構成されている。63は被測定レン
ズ系取付部であり、図10に示すごとくハウジング63
Aとベアリング63Bより構成されており、ベアリング
63Bによって、被測定レンズ系16を、その光軸付近
の軸を回転軸として回転可能な構造となっている。その
他の部材は、実施例1、2と同様であるので、説明を省
略する。
【0042】次に、図9及び図10に基づき、本実施例
の作用について説明する。レーザー21から射出した光
束は、偏光ビームスプリッター22を透過し、1/4波
長板23によって円偏光となってコリメーターレンズ第
1群24に入射する。光束はコリメーターレンズ第1群
24、コリメーターレンズ第2群25、コリメーターレ
ンズ第3群26を透過するうちに拡散ないしは集束させ
られる。コリメーターレンズ各群24、25、26の位
置を調整し、被測定レンズ系16内のレンズ面の曲率中
心位置に集束するような光束とする。
【0043】ここで、まず光路切り替え手段であるミラ
ー62を光軸上から除外し、コリメーターレンズ第3群
26からの光束が光路偏向手段61に入射するようにす
る。光路偏向手段61に入射した光束の半分は、無偏光
ビームスプリッター61Aで反射し、ベアリング61B
の開口部を通過して光路偏向手段61より射出する。
【0044】 被測定レンズ系16の姿勢については、
実施例2と同様にアーム51を、軸48を回転軸として
回転させ測定したい姿勢に調整する。さらに、被測定レ
ンズ系取付台63のベアリング63Bによる回転機構を
用いて、被測定レンズ系16への入射光軸として、被測
定レンズ系16を回転させる。しかるのち、光路偏向手
段61のベアリング61Bにより、アーム51の回転角
と同一角度だけ回転させる。これによって、任意の仰角
(伏角)を有する被測定レンズ系16に、コリメーター
レンズ第3群26からの射出光束を入射させることがで
きる。あとは、実施例1と同様に、被測定レンズ系16
内のレンズ面の反射光によるスポットの位置をイメージ
メモリ35及びコンピュータ36によって計測してお
く。
【0045】続いてミラー62を光軸上に挿入し、基準
軸設定用光学系に光束を入射させる。実施例1と同様
に、ミラー33からの反射光束の位置を、ペチャンプリ
ズム30の回転角90°毎に4回、CCDカメラ28、
イメージメモリ35、コンピュータ36にて測定し、回
転中心を求める。
【0046】 これらのデータから、被測定レンズ系1
6内のレンズ面の反射光による像の振れ量を算出し、こ
れを被測定レンズ系16の全面について求め、それらの
データより、被測定レンズ系16中の各面の偏心を算出
することができる。
【0047】本実施例の固有の効果としては、被測定レ
ンズ系に光軸回りの回転による姿勢変化を与えることが
できるため、レンズ系を回転させて使用した場合の偏心
状態の相違を測定できる点にある。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ系の偏心
測定装置および偏心測定方法によれば、様々な姿勢のレ
ンズ系の偏心状態を、高精度に測定することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレンズ系の偏心測定装置の例示
の基本構成を示す概略構成図である。
【図2】 本発明に係るレンズ系の偏心測定装置の例示
における光路切り替え手段、光路偏向部材、被測定レン
ズ系取付部を示す概略構成図である。
【図3】本発明の実施例1を示す構成図である。
【図4】本発明の実施例1における光路偏向部材を示す
斜視図である。
【図5】本発明の実施例1における光路偏向部材と被測
定レンズ系取付台を示す構成図である。
【図6】本発明の実施例1におけるペチャンプリズムを
示す斜視図である。
【図7】ペチャンプリズムの変形例を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の実施例2を示す構成図である。
【図9】本発明の実施例3を示す構成図である。
【図10】本発明の実施例3における被測定レンズ系取
付台を示す斜視図である。
【図11】オートコリメーション法によりレンズ面の偏
心を測定する際の光路図である。
【図12】従来技術の偏心測定装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 光源 2 ビームスプリッター 6 コリメーターレンズ 7 光路切り換え手段 10 イメージローテーター 11 コリメーターレンズ 12 ミラー 13 基準軸設定用光学系 14 光路偏向部材 15 被測定レンズ系取付部 16 被測定レンズ系

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定レンズ系のあらかじめ計算された
    位置に指標像を投影し、被測定レンズ系内の被測定面に
    よる反射像が、基準軸設定用光学系により定まる基準軸
    から離れた振れ量を観察光学系を用いて測定し、計算に
    より被測定レンズ系における各被測定面の偏心量を求め
    るように構成したレンズ系の偏心測定装置において、 光源側から順次、光源と光源の像を被測定レンズ系に投
    影するためのコリメーターレンズと光路切り替え手段と
    を配置し、該光路切り替え手段によって分岐される光軸
    の一方に、前記基準軸設定用光学系を構成し、前記光路
    切り替え手段のもう一方の光軸上に、該光軸の方向を重
    力の方向である鉛直方向と該鉛直方向に垂直な水平方向
    とを含む平面内で変化させるための光路偏向手段を配置
    するとともに、該光路偏向手段によって偏向された光軸
    上に、前記被測定レンズ系を取り付けるための被測定レ
    ンズ系取付部材を配置したことを特徴とするレンズ系の
    偏心測定装置。
  2. 【請求項2】 被測定レンズ系のあらかじめ計算された
    位置に指標像を投影し、被測定レンズ系内の被測定面に
    よる反射像が、基準軸設定用光学系により定まる基準軸
    から離れた振れ量を観察光学系を用いて測定し、計算に
    より被測定レンズ系における各被測定面の偏心量を求め
    るように構成したレンズ系の偏心測定装置において、 光源側から順次、光源とビームスプリッターと光源の像
    を被測定レンズ系に投影するためのコリメーターレンズ
    と光路切り替え手段とを配置し、該光路切り替え手段に
    よって分岐される光軸の一方に、イメージローテータ
    ー、コリメーターレンズ、反射鏡からなる基準軸設定用
    光学系を構成し、前記光路切り替え手段のもう一方の光
    軸上に、該光軸の方向を重力の方向である鉛直方向と該
    鉛直方向に垂直な水平方向とを含む平面内で変化させる
    ための光路偏向手段を配置するとともに、該光路偏向手
    段によって偏向された光軸上に、前記被測定レンズ系を
    取り付けるための被測定レンズ系取付部材を配置したこ
    とを特徴とするレンズ系の偏心測定装置。
  3. 【請求項3】 被測定レンズ系のあらかじめ計算された
    光軸上の位置に、光源による指標像を投影し、被測定レ
    ンズ系内の被測定面による反射像が、基準軸設定用光学
    系により定まる基準軸から離れた振れ量を観察光学系を
    用いて測定し、計算により被測定レンズ系における各被
    測定面の偏心量を求めるようにしたレンズ系の偏心測定
    方法において、 前記被測定レンズ系を取り付けた被測定レンズ系取付部
    材における前記光源側に光路偏向部材を配設し、 前記被測定レンズ系のあらかじめ計算された光軸上の位
    置に投影される前記指標像の光束を、前記光路偏向部材
    を用いて偏向させ、 この偏向した方向の延長上に前記被測定レンズ系取付部
    材を移動させて、該被測定レンズ系取付部材に取り付け
    られた被測定レンズ系の姿勢を変更し、 この変更後の姿勢で前記被測定レンズ系内の被測定面の
    偏心量を測定することを特徴とするレンズ系の偏心測定
    方法。
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