JP3208727B2 - 水平基準面用レーザ投光装置 - Google Patents

水平基準面用レーザ投光装置

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JP3208727B2 JP12689697A JP12689697A JP3208727B2 JP 3208727 B2 JP3208727 B2 JP 3208727B2 JP 12689697 A JP12689697 A JP 12689697A JP 12689697 A JP12689697 A JP 12689697A JP 3208727 B2 JP3208727 B2 JP 3208727B2
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仙之 戸賀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、測量機の一種として用いられる
レーザ投光装置に関し、特に回転駆動部分を持たない水
平基準面用のレーザ投光装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】レーザ投光装置は従来、
中空ロータの端部に、該ロータの軸心を通る光を90゜
屈曲させる反射部材を設け、中空ロータを回転させなが
らその軸心を通したレーザビームを反射部材で反射させ
るという基本構成を有していた。回転軸を鉛直に向けれ
ばレーザビームは水平面を描き、水平に向ければ鉛直面
を描くことになる。
【0003】しかし、このような従来のレーザ投光装置
は、複雑で精密な中空ロータの駆動機構を必要とするた
め、高価格である。また、モータを駆動するため、電力
消費が大きい。
【0004】
【発明の目的】本発明は、水平基準面用のレーザ投光装
置であって、回転駆動部分を持たないレーザ投光装置を
得ることを目的とする。また本発明は、回転駆動部分を
持たず、しかも傾斜自動補償機能を持った水平基準面用
のレーザ投光装置を得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明の水平基準面用レーザ投光装置
は、軸線を鉛直方向にして配置可能な投光器枠体;この
投光器枠体内に、その軸線上に順に配置した、レーザ光
源、このレーザ光源からのレーザビームを略円筒状のレ
ーザビームとするコリメータレンズ、及びこのコリメー
タレンズから出射される円筒状レーザビームを、該円筒
状レーザビームを囲む円錐状の拡散レーザビームとして
反射する凸状全反射部材;この凸状全反射部材からの円
錐状の拡散レーザビームを、該凸状全反射部材よりレー
ザ光源側において、軸線と直交する方向に反射する環状
反射部材;コリメータレンズ及び環状反射部材と、凸状
全反射部材との間に配設された、軸線と直交する第一、
第二の透光性平行平面板を有する傾斜補償容器;この傾
斜補償容器内に、自由液面で封入した屈折率が約1.5
の傾斜補償液体;及び環状反射部材から出射される水平
基準面用レーザビームを透過させる、投光器枠体に設け
た透光性筒体;を有し、コリメータレンズ、凸状全反射
部材、環状反射部材及び傾斜補償容器は、軸線を中心と
する回転対称形状をなしており、レーザ光源から出射さ
れコリメータレンズを介して凸状全反射部材に至る円筒
状レーザビームと、凸状全反射部材で反射し円筒状レー
ザビームを囲む光路を環状反射部材に至る円錐状レーザ
ビームとがともに傾斜補償容器中の傾斜補償液体を通過
することを特徴としている。
【0006】この構成によると、回転駆動部材を持たな
いレーザ投光装置が得られ、さらに、コリメータレンズ
及び環状反射部材と、凸状全反射部材との間に、軸線と
直交する第一の透光性平行平面板と、この第一の透光性
平行平面板に直交する第二の透光性平行平面板とを有
し、内部に自由液面で位置する屈折率が約1.5の傾斜
補償液体を封入した傾斜補償容器を配設し、コリメータ
レンズから出て凸状全反射部材に至る円筒状レーザビー
ム、及び凸状全反射部材で反射したのち光路をほぼ折り
返して環状反射部材に至る円錐状レーザビームがともに
この傾斜補償液体を通過するので、傾斜自動補償機能を
持った水平基準面用レーザ投光装置が得られる。
【0007】コリメータレンズは、環状反射部材の中心
中空部内に配置することによりスペース効率を高めるこ
とができる。
【0008】コリメータレンズ、凸状全反射部材、及び
環状反射部材の形状は、例えば、環状反射部材から出射
される水平基準面用レーザビームを平行光束とするよう
に設定し、あるいは有限距離に集束させるように設定す
ることができる。
【0009】また、本発明は、別の態様によると、軸線
を鉛直方向にして配置可能な投光器枠体;この投光器枠
体内に配置した、レーザ光源と、このレーザ光源からの
レーザビームが透過する正のパワーのレンズと、レーザ
光源から出て正のパワーのレンズを透過したレーザビー
ムの方向を反転させてレーザ光源方向に向かう円筒状ま
たは円錐状のレーザビームとする反射部材;この反射部
材からの円筒状または円錐状の拡散レーザビームを軸線
と直交する方向に反射する環状反射部材;この環状反射
部材から出射される水平基準面用レーザビームを透過さ
せる、投光器枠体に設けた透光性筒体;及び正のパワー
のレンズ及び環状反射部材と、反射部材との間に配設さ
れた、軸線と直交する第一、第二の透光性平行平面板を
有する傾斜補償容器;及びこの傾斜補償容器内に、自由
液面で位置する屈折率が約1.5の傾斜補償液体;を有
し、レーザ光源、正のパワーのレンズ、反射部材、環状
反射部材及び傾斜補償容器は、軸線を中心とする回転対
称形状をなしており、正のパワーのレンズから出て反射
部材に至るレーザビームと、反射部材で反射して環状反
射部材に至るレーザビームとがともに傾斜補償容器内の
傾斜補償液体を通過することを特徴としている。
【0010】この態様では、正のレンズと反射部材は、
レーザビームの光路を反転させて単に環状反射部材に対
して円筒状または円錐状のレーザビームを入射させるも
のであればよい。そして、正のレンズから反射部材に至
るレーザビーム及び反射部材から環状反射部材に至るレ
ーザビームがともに傾斜補償容器内の傾斜補償液体を通
させることにより、傾斜自動補償機能が得られる。
【0011】なお、『鉛直』の語は、通常の測量作業に
おいて、作業者の通常の注意力で設定することができる
鉛直を言い、自動傾斜補正は、この通常の注意力で設定
した鉛直が僅かに狂うとき、これを精密に自動的に補正
することを言う。
【0012】
【発明の実施形態】投光器枠体10の架台11は、3個
の整準ねじ12を介して、三脚固定板13に支持されて
いる。三脚固定板13は、三脚ねじ孔14を有してい
て、この三脚ねじ孔14に、三脚(支持脚、図示せず)
の支持台に備えられた三脚ねじが螺合固定され、投光器
枠体10の軸線Zが鉛直方向を向くようにセットされ
る。投光器枠体10は勿論三脚以外の支持媒体に支持し
てもよい。
【0013】投光器枠体10は、軸線Zを中心とする透
明(透光性)筒体21を備えている。投光器枠体10内
には、軸線Z上に位置させて、図1の上方から順に、レ
ーザ光源41、コリメータレンズ(正のパワーのレン
ズ)42と環状反射部材44、傾斜補償容器30、及び
凸状反射部材(反射部材)43が配設されている。コリ
メータレンズ42は、環状反射部材44の中心中空部内
に位置している。
【0014】傾斜補償容器30は、軸線Zと直交する第
一、第二の透明(透光性)平行平面板31、32を有し
ており、内部に傾斜補償液体33が封入されている。こ
の傾斜補償液体33は、傾斜補償容器30の姿勢に応じ
て自由に移動する液体としての性質を有する。
【0015】レーザ光源41からの出射レーザビーム
は、拡散光であり、この拡散光は、コリメータレンズ4
2により、円筒状レーザビームLC とされ、傾斜補償容
器30を透過した後、凸状反射部材43に入射する。
【0016】凸状反射部材43は、円筒状レーザビーム
C を反射して、径が徐々に拡大する円錐状レーザビー
ムLT (円筒状レーザビームL C を囲む状態)とする凸
反射面43aを有するもので、この円錐状レーザビーム
T が、傾斜補償容器30を透過した後、環状反射部材
44に入射する。環状反射部材44は、巨視的にみて円
錐状の円錐状反射面44aを有し、円錐状レーザビーム
T を反射して軸線Zに直交する水平基準面用レーザビ
ーム(全円周レーザビーム)LH として出射する。透光
性筒体21の軸線Z方向の位置は、環状反射部材44の
軸線Z方向の位置と一致しており、円錐状反射面44a
からの水平基準面用レーザビームLH が透光性筒体21
から出射する。
【0017】したがって、軸線Zが正しく鉛直になるよ
うに投光器枠体10をセットすれば、傾斜補償容器30
の有無に拘わらず(傾斜補償容器30が存在しなくて
も)、環状反射部材44の円錐状反射面44aからの水
平基準面用レーザビームLH は、水平基準面を描くこと
となる。
【0018】一方、投光器枠体10に、軸線Zが僅かに
鉛直方向からずれる傾斜が発生した場合には、傾斜補償
容器30によって、以下のように、その光路傾斜が自動
補正される。図5はその原理を示す図である。レーザ光
源41、傾斜補償容器30、傾斜補償液体33は、図1
の実施形態の要素と同じ要素とする。本レーザ投光装置
によると、レーザビームが傾斜補償液体33を往路及び
復路で都合二回透過するので、図5では、簡単のため、
水平基準面をαだけ傾斜させ、投光器枠体10(軸Z)
は鉛直のままとし、凸反射面43aをZ軸に対して直角
な平面としている。また、投光器枠体10の姿勢が変化
すると、厳密には傾斜補償容器30の透明平行平面板3
1と32で光路が変化するが、この光路変化は微小であ
り、平行平面板を通過前後で角度的変化はないので無視
する。
【0019】いま、投光器枠体10(軸Z)は鉛直のま
ま、水平基準面をαだけ傾斜させると、傾斜補償容器3
0内の傾斜補償液体33の自由液面がαだけ傾き、楔状
になる。その結果、レーザビームが往路で傾斜補償液体
33により屈折角βだけ屈折したとすると、偏角の式か
ら、 β≒(n−1)α が成立する。nは傾斜補償液体33の屈折率である。
【0020】次に、復路のレーザビームが傾斜補償液体
33により、屈折角γで屈折したとすると、同様に、 γ≒(n−1)α が成立する。
【0021】投光器枠体10に傾斜αが発生したにも拘
わらず、傾斜補償液体33を往復2回通過したレーザビ
ームが水平基準面と一致するには、図5から、 β+γ=α を満足すればよい。 以上の式を解くと、 2(n−1)α=α よって、n=1.5 従って、n=1.5の傾斜補償液体33を使用すれば、
レーザビームの出射角はZ軸に垂直な線に対してαだけ
傾くことになって水平基準面の傾きαと一致し、レーザ
ビームは水平基準面に出射されることとなる。
【0022】傾斜補償液体33のレーザビームに対する
屈折率は、上述のように約1.5に設定されており、よ
って、以上の実施形態によれば、投光器枠体10に若干
の傾斜が発生しても、軸線Zと直交する水平基準面上に
正しく水平基準面用レーザビームLH を照射することが
できる。なお、以上の近似式は、αが約0.9゜以下の
ときに成立することが知られている。通常の傾斜自動補
償は、この角度より十分小さい角度で行なうことができ
れば、十分である。
【0023】環状反射部材44の円錐状反射面44aか
ら出射する水平基準面用レーザビームLH は、図2に示
すように有限距離Dに集束させることも、平行光束とす
ることもできる。このためには、レーザ光源41から環
状反射部材44に至る光学系のうち、コリメータレンズ
42、凸状反射部材43の凸反射面43a、及び環状反
射部材44の円錐状反射面44aの形状を目的に応じて
設定すればよい。例えば、図2では、円錐状反射面44
aを凹面として、水平基準面用レーザビームLH を集束
させており、図3では、円錐状反射面44aを純粋円錐
面とし、図4では凸面として、水平基準面用レーザビー
ムLH を平行光束としている。勿論、図2、図3の例で
は、円錐状反射面44aへの入射光束がほぼ平行光束と
なるように、コリメータレンズ42、凸反射面43aの
形状を設定し、図4の例では、円錐状反射面44aへの
入射光束が集束光束となるように、コリメータレンズ4
2、凸反射面43aの形状が設定される。必要に応じ、
コリメータレンズ42、凸反射面43a、円錐状反射面
44aに非球面を用いることもできる。
【0024】上記実施形態では、投光器枠体10内に、
上方から順に、レーザ光源41、コリメータレンズ4
2、傾斜補償容器30、凸状反射部材43を配置し、コ
リメータレンズ42の外側に環状反射部材44を配置し
たが、これは変形が可能である。例えば、傾斜補償容器
30を挟んで、レーザ光源41、コリメータレンズ42
と、凸状反射部材43とを反対側に設けることも可能で
ある。またコリメータレンズ42と環状反射部材44の
軸線Z方向位置を同一にすることにより小型化が可能で
あるが、両者の軸方向位置をずらせても本発明は成立す
る。
【0025】また、上記実施形態では、コリメータレン
ズ42で円筒状レーザビームLC とし、凸状反射部材4
3で円錐状レーザビームLT としたが、これらは、環状
反射部材44に対して最終的に円筒状または円錐状のレ
ーザビームを入射させることができるものであれば足り
る(請求項6)。さらに、コリメータレンズ42から出
射レーザビームを円筒状にするために、光源41とコリ
メータレンズ42との間の光軸Z上に遮光部材22を配
設してもよいが、特に遮光部材を設けない場合でも、前
記の円筒状または円錐状のレーザビーム以外のレーザビ
ームは環状反射部材44の反射面44aより外れてカッ
トされ、透光性筒体21から出射することはない。
【0026】
【発明の効果】本発明の水平基準面用レーザ投光装置
は、回転駆動部分が存在しないため、製造面、メンテナ
ンス面のいずれも安価にでき、またモータが不要である
ので、電力消費が少ない。よって特にバッテリを電源と
する測量機として好適である。さらに、レーザ光路が折
り返されているため、傾斜補償容器内に封入された屈折
率が約1.5の液体を2度透過することで得られる傾斜
自動補償機能を小型の装置で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水平基準面用レーザ投光装置の一実施
形態を示す縦断面図である。
【図2】環状反射部材からの出射レーザビームが有限距
離に集光する状態を示す模式図である。
【図3】環状反射部材からの出射レーザビームが平行光
束となる状態を示す模式図である。
【図4】環状反射部材からの出射レーザビームが平行光
束となる状態を示す、他の環状反射部材の反射面形状を
示す模式図である。
【図5】鉛直光路自動補正の原理を示す図である。
【符号の説明】
Z 軸線 10 投光器枠体 11 架台 21 透光性筒体 30 傾斜補償容器 31 32 透明(透光性)平行平面板 33 傾斜補償液体 41 レーザ光源 42 コリメータレンズ(正のパワーのレンズ) 43 凸状反射部材 43a 凸反射面 44 環状反射部材 44a 円錐状反射面 LC 円筒状レーザビーム LT 円錐状レーザビーム LH 水平基準面用レーザビーム(全円周レーザビー
ム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 15/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線を鉛直方向にして配置可能な投光器
    枠体; この投光器枠体内に、その軸線上に順に配置した、レー
    ザ光源、このレーザ光源からのレーザビームを略円筒状
    のレーザビームとするコリメータレンズ、及びこのコリ
    メータレンズから出射される円筒状レーザビームを、該
    円筒状レーザビームを囲む円錐状の拡散レーザビームと
    して反射する凸状全反射部材; この凸状全反射部材からの円錐状の拡散レーザビーム
    を、該凸状全反射部材よりレーザ光源側において、上記
    軸線と直交する方向に反射する環状反射部材;上記コリメータレンズ及び環状反射部材と、凸状全反射
    部材との間に配設された、上記軸線と直交する第一、第
    二の透光性平行平面板を有する傾斜補償容器; この傾斜補償容器内に、自由液面で封入した屈折率が約
    1.5の傾斜補償液体;及び上記環状反射部材から出射
    される水平基準面用レーザビームを透過させる、上記投
    光器枠体に設けた透光性筒体; を有し、 上記コリメータレンズ、凸状全反射部材、環状反射部材
    及び傾斜補償容器は、上記軸線を中心とする回転対称形
    状をなしており、 上記レーザ光源から出射されコリメータレンズを介して
    凸状全反射部材に至る円筒状レーザビームと、上記凸状
    全反射部材で反射し上記円筒状レーザビームを囲む光路
    を環状反射部材に至る円錐状レーザビームとがともに上
    記傾斜補償容器中の傾斜補償液体を通過する ことを特徴
    とする水平基準面用レーザ投光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザ投光装置におい
    て、上記コリメータレンズは、上記環状反射部材の中心
    中空部内に配置されている水平基準面用レーザ投光装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のレーザ投光装置
    において、上記コリメータレンズ、凸状全反射部材、及
    び環状反射部材の形状は、環状反射部材から出射される
    水平基準面用レーザビームを平行光束とするように設定
    されている水平基準面用レーザ投光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    レーザ投光装置において、上記コリメータレンズ、凸状
    全反射部材、及び環状反射部材の形状は、環状反射部材
    から出射される水平基準面用レーザビームを有限距離に
    集束させるように設定されている水平基準面用レーザ投
    光装置。
  5. 【請求項5】 軸線を鉛直方向にして配置可能な投光器
    枠体;この投光器枠体内に配置した、レーザ光源と、このレー
    ザ光源からのレーザビームが透過する正のパワーのレン
    ズと、上記レーザ光源から出て正のパワーのレンズを透
    過したレーザビームの方向を反転させてレーザ光源方向
    に向かう円筒状または円錐状のレーザビームとする反射
    部材; この反射部材からの円筒状または円錐状の拡散レーザビ
    ームを上記軸線と直交する方向に反射する環状反射部
    材; この環状反射部材から出射される水平基準面用レーザビ
    ームを透過させる、上記投光器枠体に設けた透光性筒
    体;及び 上記正のパワーのレンズ及び環状反射部材と、
    反射部材との間に配設された、上記軸線と直交する第
    一、第二の透光性平行平面板を有する傾斜補償容器;及
    この傾斜補償容器内に、自由液面で位置する屈折率が
    約1.5の傾斜補償液体; を有し、 上記レーザ光源、正のパワーのレンズ、反射部材、環状
    反射部材及び傾斜補償容器は、上記軸線を中心とする回
    転対称形状をなしており、 上記正のパワーのレンズから出て反射部材に至るレーザ
    ビームと、反射部材で反射して環状反射部材に至るレー
    ザビームとがともに上記傾斜補償容器内の傾斜補償液体
    を通過する ことを特徴とする水平基準面用レーザ投光装
    置。
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