JPH04208846A - マイクロ化学センサの装着方法 - Google Patents

マイクロ化学センサの装着方法

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JPH04208846A
JPH04208846A JP40029590A JP40029590A JPH04208846A JP H04208846 A JPH04208846 A JP H04208846A JP 40029590 A JP40029590 A JP 40029590A JP 40029590 A JP40029590 A JP 40029590A JP H04208846 A JPH04208846 A JP H04208846A
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JP
Japan
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chip
hole
conductive paste
inclined surface
wiring
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Withdrawn
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JP40029590A
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English (en)
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Akio Sugama
明夫 菅間
Hiroaki Suzuki
博章 鈴木
Naomi Kojima
小嶋 尚美
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】本発明は信頼性を向上したマイク
ロ化学センサの装着方法に関する。IC,LSIなどの
半導体集積回路は薄膜形成技術、写真蝕刻技術(フォト
リソグラフィ)9選択エツチング技術、不純物イオン注
入技術などを用いて形成されており、最小パターン幅と
してサブミクロン(Sub−micron)のものまで
実用化されているが、これらの微小化技術はマイクロマ
シン技術として他の素子形成分野にも応用されている。 [0002]例えば、酸素センサ、過酸化水素センサ。 イオン感応性電界効果トランジスタ(略称l5FET)
などの化学センサがこれに当たり、マイクロマシン技術
により小型化されマイクロ化学センサとして実用化され
ている。そして、それぞれ単独に或いは酵素、微生物、
抗体などと組合せてバイオセンサとして使用されている
。これらのセンサは食品分析、臨床分析、醗酵・醸造過
程のモニタ、化学プラントにおける計測、水質検査など
広い分野で使用されている。 [0003]
【従来の技術】マイクロ化学センサはシリコン(Si)
、ガラス、セラミックなどの基板を用いて形成されてい
るが、特にSi基板の異方性エツチング技術を用いて形
成されている場合が多い。すなわち、81基板に等方性
エツチング液を使用する場合は丸い六ができるが、異方
性エツチング液を使用する場合は、六の形状は基板表面
の結晶の方向、酸化膜よりなるマスクに開けた窓の方向
などに依存して変化する。すなわち、異方性エツチング
液は(110)面を最も速くエツチングし、(100)
面では遅く、また(111)面は殆どエツチングされな
い。そこで、(100)面を基板面とするSi基板に<
110 >に四辺を揃えた正方形では壁面に(111)
面が現れてピラミッド状の穴ができる。また、窓が大き
いと(111)面が交わる点が深くなるから、エツチン
グをその前の段階で停止すれば、底が平らな面ができる
。また、長方形の窓を開けた場合はV字形の溝を作るこ
とができる。 [0004]か\る選択エツチング技術を含むマイクロ
マシン技術の使用により一枚の基板上に微小なマイクロ
化学センサを一括して大量に作ることが可能になった。 また製造条件が一定なことから、センサの特性が均一と
なり、小型のために体内への埋め込みが可能で、また廉
価のために使い捨てができるようになった。 [0005]さて、マイクロ化学センサはチップ状のた
め、単独に使用する場合もあるが、多くの場合はプリン
ト配線基板、セラミック回路基板、リードフレームなど
の上に装着し、基板やリードフレームに設けられている
パッドとチップとをワイヤポンディングして使用されて
いるのが通常である。 [0006]
【発明が解決しようとする課題】マイクロ化学センサに
設けられているポンディングパッドと配線基板の導体線
路に設けられているポンディングパッドとを回路接続す
るワイヤとしてはアルミニウム(AI)、銅(Cu)、
金(Au)などからなり径10〜50μmのものが使用
されているが、径が小さいために電気抵抗が少なくなく
、また微小な電圧や電流を計測する化学センサにおいて
はワイヤによる抵抗の影響を無視できない場合がある。 [0007]また、マイクロ化学センサは種々の環境、
例えば水中、酸性やアルカリ性の雰囲気、腐食性のガス
雰囲気、高温・高湿の雰囲気で使われる場合がある。更
に、醗酵工業、醸造工業、医療などの分野で使用する場
合には滅菌のため121℃、2.2気圧の高温高圧の蒸
気中に曝す必要がある。そして、このような過酷な条件
で使用すると細いポンディングワイヤは腐食による切断
が生じ易かった。また、熱による膨張・収縮、荒い取扱
いにより生ずる歪み、振動などによりポンディング部分
が剥離すると云う問題がありマイクロ化学センサの信頼
性を低下させていた。そこで、この信頼性を向上するこ
とが課題である。 [0008]
【課題を解決するための手段】上記の課題はSi半導体
基板上にマイクロマシン技術を用いて複数個のマイクロ
化学センサをマトリックス状に形成し、ダイシングして
チップ状に切り出した後、チップを予め配線パターンが
形成されている回路基板上に装着し、チップに設けられ
ているパッドと回路基板の配線とを回路接続する方法と
して、チップのパッド形成位置を予めエツチングして貫
通孔を設け、この貫通孔を配線パターン上に位置決めし
て接着した後、この導通孔に導電性ペーストを供給して
回路接続するか、或いはチップのパッド形成位置に傾斜
を設け、この傾斜面を配線パターン上に位置決めして接
着した後、傾斜面に導電性ペーストを塗布して回路接続
することを特徴としてマイクロ化学センサの装着方法を
構成することにより解決することができる。 [0009]
【作用】図1と図2は本発明の原理図である。本発明は
マイクロ化学センサの基板への装着を信頼性よく行うも
のである。図1はマイクロ化学センサチップ(以下略し
てチップ)1のパッド部分に異方性エツチングを行って
貫通孔2を開け、このマイクロ化学センサ1をプリント
配線基板やセラミック回路基板などの基板3に設けられ
ている配線パターン4と貫通孔2を位置合わせして接着
固定した後、導電性ペースト5を貫通孔2に塗布するこ
とにより回路接続を行うものである。 [00101また、図2はパッド部分に孔開けする代わ
りにチップ1のパッド6を傾斜面7をもつ端部に形成し
、この部分に導電性ペースト5を塗布することにより回
路接続を行うものである。このように従来の細いワイヤ
に代わって幅の広い導電性ペースト5により回路接続を
行うため、電気抵抗を減少することができ、また腐食や
断線など従来の問題点を解消することができるため信頼
性を向上することができる。 [0011]
【実施例】実施例1: (マイクロ酸素センサの製造例
。 請求項1対応)(100)面を基板面とする厚さが35
0μmのSiウェハ(以下略して基板)3を過酸化水素
(H2O2)とアンモニア水(NH40H)の混合溶液
と硝酸(HNO3)を用いてよく洗浄した後に、105
0℃の温度でウェット酸化し、基板3の全面に二酸化硅
素(SI02)膜を形成した。 (以上第3図A)なお
、センサの製造はウェハ単位で行われるが、図面は一個
のチップについて示している。 (00121次に、基板3の上にネガ型のレジスト(O
MR−83,東京応化)をスピンコードし、写真蝕刻技
術によりエツチング用パターン10を窓開けした。(以
上同図B)次に、弗酸(HF)と弗化アンモニウム(N
H4F)の混合液に浸漬して窓開けしたエツチング用パ
ターンのSiO2膜を除去した。次に、硫酸(H2SO
4)とH2O2の混合液に浸漬してレジストを剥離した
後、80℃に保った35%苛性カリ(KOH)水溶液に
浸漬してエツチング用パターン10の異方性エツチング
を行い、酸素感応部の溝11と貫通孔2を形成した。 
(以上同図C)次に、HFとNH4Fの混合液に浸漬し
て基板3の上のS iO2膜を除去した後、改めて10
50℃の温度でウェット酸化し、基板上に0.8μmの
厚さのSiO2膜を形成した。そして、この上に真空蒸
着法によりクローム(Cr)膜を400Aと金(Au)
膜12を4000 Aの厚さに形成した。(以上同図D
)次に、ポジ型レジスト(OFPR−800゜東京応化
)をスピンコードした後、選択露光と現像を行ってアノ
ード13とカソード14となる部分を除いてレジストを
除去した。(以上同図E)次に、露出しているAu膜1
2とCr膜とをエツチングにより溶解除去した後、アセ
トンを用いてアノード13とカソード14となる部分の
レジストを剥離した。(以上同図F)次に、酸素感応部
の溝11と貫通孔2以外のところをネガ型レジスト(O
MR−83,東京応化)で被覆し、酸素感応部を確定す
るレジストパターン15を形成した。(以上同図G)次
に、基板3の裏面に疎水性絶縁膜(BSlooL、信越
化学)を−様に塗布し、硬化した後に基板をダイシング
し、マイクロ酸素センサをチップ状に切り出した。次に
、チップの先端部を苛性ソーダ水溶液中に短時間浸漬し
酸素感応部の溝11を親水性にした後、電解質含有体1
6の溶液を滴下して乾燥させた。(以上同図H)次に、
この電解質含有体16のある溝を覆うようにしてガス透
過膜(OMR−83とKE347T、信越化学)17を
被覆してマイクロ酸素センサ18が完成した。(以上同
図I)次に、このマイクロ酸素センサ18を配線パター
ン4が形成されている配線基板(プリント配線基板)3
の上に接着剤を用いて接着固定した。 (以上同図J)
次に、スクリーン印刷法により貫通孔2の部分に導電性
ペースト(FA−705A、藤倉化成)19を塗布して
硬化させた。(以上同図K)次に、コンタクト部分にエ
ポキシ樹脂(ポンドクイック5.コニシ)20を被覆し
て保護した。(以上同図L)実施例2: (マイクロ酸
素センサの製造例、請求項2対応)この実施例の実施例
1と異なるところはチップと基板の配線パターンとの接
続を貫通孔ではなくチップの傾斜面を用いて行う点だけ
である。そして、この傾斜面の作り方は実施例1の貫通
孔と同じ幅でチップと同じ長さの細長い窓開は部を作り
、異方性エツチングを行うことにより傾斜面を形成する
ことができる。図5および図6はこの方法による製造プ
ロセスを示すもので図3と図4に対応している。 [0013]
【発明の効果】本発明はチップに設けた貫通孔か傾斜面
を利用し、導電性ペーストにより配線基板の配線パター
ンと回路接続を行うもので、接続部の電気抵抗を軽減で
きることは勿論、腐食や振動などについても余裕をもっ
て対応できるので、過酷な条件のもとでも高い信頼性を
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図(その1)である。
【図2】本発明の原理図(その2)である。
【図3】請求項1の方法によるマイクロ酸素センサの製
造例である。
【図4】請求項1の方法によるマイクロ酸素センサの製
造例(図4のつゾ゛き)である。
【図5】請求項2の方法によるマイクロ酸素センサの製
造例である。
【図6】請求項2の方法によるマイクロ酸素センサの製
造例(図5のつ≦゛き)である。
【符号の説明】
1はチップ 2は貫通孔 3は基板 4は配線パターン 5は導電性ペースト 6まパッド 7ま傾斜面 10よエツチング用パターン 11ま酸素感応部の溝 12よAu膜 13はアノード 14はカソード 15はレジストパターン 16は電解質含有体 19は導電性ペースト
【図3】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン半導体基板上にマイクロマシン技
    術を用いて複数個のマイクロ化学センサをマトリックス
    状に形成し、ダイシングしてチップ状に切り出した後、
    該チップを予め配線パターンが形成されている回路基板
    上に装着し、該チップに設けられているパッドと回路基
    板の配線とを回路接続する手段として、前記チップ(1
    )のパッド形成位置を予めエッチングして貫通孔(2)
    を設け、該貫通孔(2)を配線パターン(4)の上に位
    置決めして接着した後、該貫通孔(2)に導電性ペース
    ト(5)を供給して回路接続することを特徴とするマイ
    クロ化学センサの装着方法。
  2. 【請求項2】前項記載のチップを回路基板の配線とを回
    路接続する手段として、チップ(1)のパッド形成位置
    に傾斜面(7)を設け、該傾斜面(7)を配線パターン
    (4)の上に位置決めして接着した後、該傾斜面(7)
    に導電性ペースト(5)を塗布して回路接続することを
    特徴とするマイクロ化学センサの装着方法。
JP40029590A 1990-12-04 1990-12-04 マイクロ化学センサの装着方法 Withdrawn JPH04208846A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995023964A1 (en) * 1994-03-03 1995-09-08 Neotronics Limited Gas sensor assembly and method of fabrication thereof
JP2015021961A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 現代自動車株式会社 粒子状物質センサユニット

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