JPH04208171A - ゴルフ用グリップの製造方法 - Google Patents
ゴルフ用グリップの製造方法Info
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- JPH04208171A JPH04208171A JP2213250A JP21325090A JPH04208171A JP H04208171 A JPH04208171 A JP H04208171A JP 2213250 A JP2213250 A JP 2213250A JP 21325090 A JP21325090 A JP 21325090A JP H04208171 A JPH04208171 A JP H04208171A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25G—HANDLES FOR HAND IMPLEMENTS
- B25G1/00—Handle constructions
- B25G1/10—Handle constructions characterised by material or shape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C45/14311—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles using means for bonding the coating to the articles
- B29C2045/14327—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles using means for bonding the coating to the articles anchoring by forcing the material to pass through a hole in the article
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C45/14336—Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
- B29C45/14344—Moulding in or through a hole in the article, e.g. outsert moulding
- B29C2045/1436—Moulding in or through a hole in the article, e.g. outsert moulding coating hollow articles having holes passing through the wall
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、ゴルフ用グリップの製造方法、詳しくはグ
リップ本体と滑り止め体とを異なる樹脂にて形成したゴ
ルフ用グリップの製造方法に関する。
リップ本体と滑り止め体とを異なる樹脂にて形成したゴ
ルフ用グリップの製造方法に関する。
従来のゴルフ用グリップは、合成ゴムあるいは全体もし
くは指などが当たる部分に繊維を含んた合成ゴムにより
上端から下端に向かって外径が徐々に細くなるように成
形した後、手の平および指か当たる箇所に適宜深さの滑
り止め溝を、所定のパターンにて形成して製造されてい
る。
くは指などが当たる部分に繊維を含んた合成ゴムにより
上端から下端に向かって外径が徐々に細くなるように成
形した後、手の平および指か当たる箇所に適宜深さの滑
り止め溝を、所定のパターンにて形成して製造されてい
る。
しかしながら上記した従来のゴルフ用グリップは、滑り
止め溝に対する指などの引掛かりにより高い摩擦力を得
ているか、ゴルフ用グリップを強く把持したとき、滑り
止め溝の周囲か弾性変形(7て滑り止め溝の開口か塞が
れてほぼ平面的になっている。このため、ゴルフクラブ
のショツト時に作用する遠心力に対抗するのに充分な高
い摩擦力を得ることかできなかった。 また、経時使用により滑り止め溝の周囲が磨耗してその
深さが浅くなっている。このため、滑り止め溝かなくな
ったりして充分な摩擦係数を得ることができなかった。 本発明は、上記した従来の欠点を解決するために発明さ
れたものであり、その目的とするところは、グリップ本
体と滑り+J=め体とを異なる硬度の樹脂により一体成
形することにより長期にわたって高い摩擦係数を得るこ
とができるゴルフ用り′リップの製造方法を提供するこ
とにある。
止め溝に対する指などの引掛かりにより高い摩擦力を得
ているか、ゴルフ用グリップを強く把持したとき、滑り
止め溝の周囲か弾性変形(7て滑り止め溝の開口か塞が
れてほぼ平面的になっている。このため、ゴルフクラブ
のショツト時に作用する遠心力に対抗するのに充分な高
い摩擦力を得ることかできなかった。 また、経時使用により滑り止め溝の周囲が磨耗してその
深さが浅くなっている。このため、滑り止め溝かなくな
ったりして充分な摩擦係数を得ることができなかった。 本発明は、上記した従来の欠点を解決するために発明さ
れたものであり、その目的とするところは、グリップ本
体と滑り+J=め体とを異なる硬度の樹脂により一体成
形することにより長期にわたって高い摩擦係数を得るこ
とができるゴルフ用り′リップの製造方法を提供するこ
とにある。
このため本発明は、上端から下端に向かって徐々に外径
か細くなる筒体の外周面に、放射方向へ所定の幅で延出
する多数の滑り11−2め体が所定のパターンにて配置
された内層体を、軟質樹脂にて成形した後、内層体の外
周面に、滑り止め体の上部か外周面から突出するように
、外層体を硬質樹脂にて一体成形(〜でゴルフ用グリッ
プの製造方法を構成することを特徴としている。
か細くなる筒体の外周面に、放射方向へ所定の幅で延出
する多数の滑り11−2め体が所定のパターンにて配置
された内層体を、軟質樹脂にて成形した後、内層体の外
周面に、滑り止め体の上部か外周面から突出するように
、外層体を硬質樹脂にて一体成形(〜でゴルフ用グリッ
プの製造方法を構成することを特徴としている。
【実施例]
以下、本発明の一実施例を図面にしたかって説明する。
先ず、製造されるゴルフ用グリップを説明すると、第1
図はゴルフ用グリップの概略を示す斜視図、第2図は第
1図のII−II線断面図、第3図は第1−図のIII
−Ill線断面図である。 ゴルフ用グリップ1は内層体3と外層体5とから形成さ
れている。この内、内層体3はJISA規格硬度が50
〜65度のポリオレフィン系熱可塑性エラストマーから
なり、その筒体7は上端から下端に向って外径か徐々に
細くなる形状に形成されている。そして筒体7の外周面
には周方向あるいは」−下方向へ適宜の幅からなる多数
の滑り止め片9が、第1図に示すパターンにて一体成形
されている。 ぞして内層体3の外周には外層体5が一体成形されてい
る。この外層体5はJIS A規格硬度が75〜85
度の熱可塑性ポリウレタンからなり、内層体3の外周面
に対し、それぞれの滑り止め片9の上部が外層体5の外
周面より約1 mmの幅で突出するように被覆成形され
ている。 次に、上記したゴルフ用グリップの製造方法を説明する
。 第4図は内層体を成形する際の金型断面図、第5図は成
形された内層体を示す斜視図、第6図は内層体の外周に
外層体を一体成形する際の金型断面図である。 先ず、対向する一対の第1の金型4十・43の内、−力
の第1の金型4千には凹所45か、軸線方向に対する内
層体3の2分割形状に応じた形状にて形成され、この凹
所45の内面には多数の四部47か夫々の滑り市め片9
の形状と一致するように形成され一〇いる。また、内層
体3の下端側に位置する第1の金型41には係止部49
が形成され、この係11′、部49には軸部材5王の係
合軸部51aが着脱可能に挿嵌される。この軸部材51
は内層体3の中空部3aと一致する形状で、内層体3の
上端部に応した一方の軸端面全体が凹所45の内面に当
接する長さからなる。また、係止部49と係合軸部51
. aとは異形断面形状に形成され、係止部49に係合
軸部51aが挿嵌されたとき、第1の金型4]に対して
軸部材51−が位置決めされる。 他方の第1の金型43には凹所53が、一方の第1−の
金型41−の凹所45と一致するように形成され、この
凹所53の内面には多数の凹部55が夫々の滑り止め片
9と一致するように形成されている。また、係11一部
49と対向する他方の第1の金型43には係止凹部57
か形成され、一方の第1の金型41に刻して他方の第1
の金型43か型締めされたとき、係止部49と係止凹部
57とにより軸部材51−の係合軸部5↑aか、第1−
の金型41・43における成形空間の中心部に位置する
ように位置決めされた状態で固定される。 そして係止部49に軸部材5↑の係合軸部51aが取り
付けられた一方の第1−の金型41に対して他方の第1
の金型43が型締めされると、軸部材51は第1の金型
41・43の成形空間の中心部に位置決めされた状態で
配置される。この状態で第1射出装置(図示せず)によ
り熱可塑性ポリオレフィンエラストマーかその成形空間
内に射出されると、軸部+]51−の周囲および凹部4
7・55と一致する形状の内層体3か成形される。 次に、対向する一対の第2の金型61・63の内、一方
の第2の金型61には凹所65か、軸線方向に対する外
層体5の2分割形状に応して形成され、この凹所65の
内面には多数の凹部67が、外層体5の外周面に対する
滑り止め片9の突出幅に応じた深さて、かつ夫々の滑り
止め片9と一致するように形成されている。また、係合
軸部51a側の一方の第2の金型61−には係止部(3
8が形成され、外周面に内層体3か形成された軸部材5
千の係合軸部51−aか取り付けられる。また、係止部
68と反対側の凹所65にはピン73が所定の軸線長さ
て一体形成され、係止部68に軸部材51の係合軸部5
1−aか取付けられたとき、このピン73の先端部か軸
部材51の軸端面に当接される。このとき、係合軸部5
F、、 aと反対側に位置する軸部材51−の軸端面
と凹所65との間には間隙71−が、ゴルフ用グリップ
の頂部1 aの厚さと一致する幅にて形成されている。 他方の第2の金型63には凹所75か、一方の第2の金
型61と同様に形成され、この凹所75には凹部77が
、一方の第2の金型61の凹部67と一致する深さで、
かつ夫々の滑り11−、め片9と一致するように形成さ
れている。また、第2の金型63には係止凹部79が、
係合軸部51. aの一部形状と一致するように形成さ
れている。 そして一方の第2の金型61−に対し、外周面に内層体
3が被覆成形された軸部材51を、係合軸部5 ]、
aの一部が係止凹部79に係合し、かつ係合軸部51
aと反対側の軸端面中心部にピン73か当接するように
取りイ」けた後、この一方の第2の金型61に対して他
方の第2の金型63か型締めされると、第2の金型61
−・63との成形空間内に、外周面に内層体3が成形さ
れた軸部材51−か、その中心部に位置される。 この状態で第2の射出装置(図示せず)により熱可塑性
ポリウレタンが射出されると、内層体3の外周面、夫々
の滑り止め片9の谷部および係合軸部51aと反対側の
軸端面に、所要の厚さで一体成形される。 そして所定の硬化時間を経た後に一方の第2の金型61
から他方の第2の金型63を型開きし、第2の金型61
から内層体3の外周に外層体5が一体成形された軸部材
51か取り出される。このとき、外層体5の頂部にはピ
ン73と一致する空気抜き用の貫通孔1bが形成される
。また、夕(胴体5の外周には夫々の滑り止め片9の上
部か、所要の高さで突出するように形成される。 そして軸部4」51から、内層体3の外周および頂部に
外層体5か一体成形されたゴルフ用グリップ1−を抜き
取ることにより製造される。 このように本実施例方法は、把持部分を硬い樹脂にて、
また滑り止め部分を軟らかい樹脂にて成形するため、高
い1¥擦係数を確実に得ることができるとともに経時使
用により外層体5の外周から突出する滑り止め片9の上
部が磨耗してほぼ同一周面状になったときにおいても、
ゴルフ用グリップ1の周面に硬い部分と軟らかい部分と
が残るため、高い摩擦係数を長期にわたって得ることか
できる。 」ニラした説明は、内層体3を熱可塑性ポリオレフィン
エラストマー、また外層体5を熱可塑性ポリウレタンと
したが、内層体3としてはEVA。 RIMウレタン、軟質ポリ塩化ビニル、ウレタンエラス
トマーなとであってもよい。 さらに上記説明は、二対の金型41・4;3.61・6
3を使用して第1−の金型4]・43により内層体3を
形成した後に第2の金型61・63により内層体3の外
周面に外層体5を一体成形するものとしたが、第7図お
よび第8図に示すように、可動側型盤81−に内層体3
の中空部3aに応じた軸部材82か取付けられた1個の
可動金型83を、また固定側型盤85に上下方向あるい
は横方向へ移動可能に支持された可動板87に、先端部
か型締め方向より外側に傾斜した状態で取付けられたガ
イド軸89・91に2分割構造からなる2個の第1およ
び第2の固定金型93・95を夫々軸線方向へ移動Ei
J能で、所定の間隔をおいて取付け、可動金型83と第
1固定金型93との成形空間97内に第1の射出装置(
図示せず)から樹脂を射出して軸部材82の回りに内層
体3を成形したのちに、可動板87を移動して可動金型
83に第2の固定金型95を対向させて型締めし、可動
金型83と第2の固定金型95との成形空間99内に第
2の射出装置(図示せず)により樹脂を射出して内層体
3の周囲に外層体5を一体成形する二重射出成形方法で
あっても実施することかできる。 【発明の効果】 このため本発明は、グリップ本体と滑り止め体とを異な
る硬度の樹脂により一体成形することにより長期にわた
って高い摩擦係数を得ることかできるゴルフ用グリップ
の製造方法を提供することか可能である。
図はゴルフ用グリップの概略を示す斜視図、第2図は第
1図のII−II線断面図、第3図は第1−図のIII
−Ill線断面図である。 ゴルフ用グリップ1は内層体3と外層体5とから形成さ
れている。この内、内層体3はJISA規格硬度が50
〜65度のポリオレフィン系熱可塑性エラストマーから
なり、その筒体7は上端から下端に向って外径か徐々に
細くなる形状に形成されている。そして筒体7の外周面
には周方向あるいは」−下方向へ適宜の幅からなる多数
の滑り止め片9が、第1図に示すパターンにて一体成形
されている。 ぞして内層体3の外周には外層体5が一体成形されてい
る。この外層体5はJIS A規格硬度が75〜85
度の熱可塑性ポリウレタンからなり、内層体3の外周面
に対し、それぞれの滑り止め片9の上部が外層体5の外
周面より約1 mmの幅で突出するように被覆成形され
ている。 次に、上記したゴルフ用グリップの製造方法を説明する
。 第4図は内層体を成形する際の金型断面図、第5図は成
形された内層体を示す斜視図、第6図は内層体の外周に
外層体を一体成形する際の金型断面図である。 先ず、対向する一対の第1の金型4十・43の内、−力
の第1の金型4千には凹所45か、軸線方向に対する内
層体3の2分割形状に応じた形状にて形成され、この凹
所45の内面には多数の四部47か夫々の滑り市め片9
の形状と一致するように形成され一〇いる。また、内層
体3の下端側に位置する第1の金型41には係止部49
が形成され、この係11′、部49には軸部材5王の係
合軸部51aが着脱可能に挿嵌される。この軸部材51
は内層体3の中空部3aと一致する形状で、内層体3の
上端部に応した一方の軸端面全体が凹所45の内面に当
接する長さからなる。また、係止部49と係合軸部51
. aとは異形断面形状に形成され、係止部49に係合
軸部51aが挿嵌されたとき、第1の金型4]に対して
軸部材51−が位置決めされる。 他方の第1の金型43には凹所53が、一方の第1−の
金型41−の凹所45と一致するように形成され、この
凹所53の内面には多数の凹部55が夫々の滑り止め片
9と一致するように形成されている。また、係11一部
49と対向する他方の第1の金型43には係止凹部57
か形成され、一方の第1の金型41に刻して他方の第1
の金型43か型締めされたとき、係止部49と係止凹部
57とにより軸部材51−の係合軸部5↑aか、第1−
の金型41・43における成形空間の中心部に位置する
ように位置決めされた状態で固定される。 そして係止部49に軸部材5↑の係合軸部51aが取り
付けられた一方の第1−の金型41に対して他方の第1
の金型43が型締めされると、軸部材51は第1の金型
41・43の成形空間の中心部に位置決めされた状態で
配置される。この状態で第1射出装置(図示せず)によ
り熱可塑性ポリオレフィンエラストマーかその成形空間
内に射出されると、軸部+]51−の周囲および凹部4
7・55と一致する形状の内層体3か成形される。 次に、対向する一対の第2の金型61・63の内、一方
の第2の金型61には凹所65か、軸線方向に対する外
層体5の2分割形状に応して形成され、この凹所65の
内面には多数の凹部67が、外層体5の外周面に対する
滑り止め片9の突出幅に応じた深さて、かつ夫々の滑り
止め片9と一致するように形成されている。また、係合
軸部51a側の一方の第2の金型61−には係止部(3
8が形成され、外周面に内層体3か形成された軸部材5
千の係合軸部51−aか取り付けられる。また、係止部
68と反対側の凹所65にはピン73が所定の軸線長さ
て一体形成され、係止部68に軸部材51の係合軸部5
1−aか取付けられたとき、このピン73の先端部か軸
部材51の軸端面に当接される。このとき、係合軸部5
F、、 aと反対側に位置する軸部材51−の軸端面
と凹所65との間には間隙71−が、ゴルフ用グリップ
の頂部1 aの厚さと一致する幅にて形成されている。 他方の第2の金型63には凹所75か、一方の第2の金
型61と同様に形成され、この凹所75には凹部77が
、一方の第2の金型61の凹部67と一致する深さで、
かつ夫々の滑り11−、め片9と一致するように形成さ
れている。また、第2の金型63には係止凹部79が、
係合軸部51. aの一部形状と一致するように形成さ
れている。 そして一方の第2の金型61−に対し、外周面に内層体
3が被覆成形された軸部材51を、係合軸部5 ]、
aの一部が係止凹部79に係合し、かつ係合軸部51
aと反対側の軸端面中心部にピン73か当接するように
取りイ」けた後、この一方の第2の金型61に対して他
方の第2の金型63か型締めされると、第2の金型61
−・63との成形空間内に、外周面に内層体3が成形さ
れた軸部材51−か、その中心部に位置される。 この状態で第2の射出装置(図示せず)により熱可塑性
ポリウレタンが射出されると、内層体3の外周面、夫々
の滑り止め片9の谷部および係合軸部51aと反対側の
軸端面に、所要の厚さで一体成形される。 そして所定の硬化時間を経た後に一方の第2の金型61
から他方の第2の金型63を型開きし、第2の金型61
から内層体3の外周に外層体5が一体成形された軸部材
51か取り出される。このとき、外層体5の頂部にはピ
ン73と一致する空気抜き用の貫通孔1bが形成される
。また、夕(胴体5の外周には夫々の滑り止め片9の上
部か、所要の高さで突出するように形成される。 そして軸部4」51から、内層体3の外周および頂部に
外層体5か一体成形されたゴルフ用グリップ1−を抜き
取ることにより製造される。 このように本実施例方法は、把持部分を硬い樹脂にて、
また滑り止め部分を軟らかい樹脂にて成形するため、高
い1¥擦係数を確実に得ることができるとともに経時使
用により外層体5の外周から突出する滑り止め片9の上
部が磨耗してほぼ同一周面状になったときにおいても、
ゴルフ用グリップ1の周面に硬い部分と軟らかい部分と
が残るため、高い摩擦係数を長期にわたって得ることか
できる。 」ニラした説明は、内層体3を熱可塑性ポリオレフィン
エラストマー、また外層体5を熱可塑性ポリウレタンと
したが、内層体3としてはEVA。 RIMウレタン、軟質ポリ塩化ビニル、ウレタンエラス
トマーなとであってもよい。 さらに上記説明は、二対の金型41・4;3.61・6
3を使用して第1−の金型4]・43により内層体3を
形成した後に第2の金型61・63により内層体3の外
周面に外層体5を一体成形するものとしたが、第7図お
よび第8図に示すように、可動側型盤81−に内層体3
の中空部3aに応じた軸部材82か取付けられた1個の
可動金型83を、また固定側型盤85に上下方向あるい
は横方向へ移動可能に支持された可動板87に、先端部
か型締め方向より外側に傾斜した状態で取付けられたガ
イド軸89・91に2分割構造からなる2個の第1およ
び第2の固定金型93・95を夫々軸線方向へ移動Ei
J能で、所定の間隔をおいて取付け、可動金型83と第
1固定金型93との成形空間97内に第1の射出装置(
図示せず)から樹脂を射出して軸部材82の回りに内層
体3を成形したのちに、可動板87を移動して可動金型
83に第2の固定金型95を対向させて型締めし、可動
金型83と第2の固定金型95との成形空間99内に第
2の射出装置(図示せず)により樹脂を射出して内層体
3の周囲に外層体5を一体成形する二重射出成形方法で
あっても実施することかできる。 【発明の効果】 このため本発明は、グリップ本体と滑り止め体とを異な
る硬度の樹脂により一体成形することにより長期にわた
って高い摩擦係数を得ることかできるゴルフ用グリップ
の製造方法を提供することか可能である。
第1−図はゴルフ用グリップの概略を示す斜視図、第2
図は第1−図の11−目線断面図、第3図は第1図の1
11111線断面図、第4図は内層体を成形する際の金
型断面図、第5図は成形された内層体を示す斜視図、第
6図は内層体の外周に外層体を一体成形する際の金型断
面図、第7図および第8図は二重成形方法による成型状
態を示す金型の断面図である。 図中1はゴルフ用グリップ、3は内層体、5は外層体、
9は滑り止め片である。 特許出願人 株式会社 同感化学 代理人 弁理士 伊 藤 研 −
図は第1−図の11−目線断面図、第3図は第1図の1
11111線断面図、第4図は内層体を成形する際の金
型断面図、第5図は成形された内層体を示す斜視図、第
6図は内層体の外周に外層体を一体成形する際の金型断
面図、第7図および第8図は二重成形方法による成型状
態を示す金型の断面図である。 図中1はゴルフ用グリップ、3は内層体、5は外層体、
9は滑り止め片である。 特許出願人 株式会社 同感化学 代理人 弁理士 伊 藤 研 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、上端から下端に向かって徐々に外径が細くなる筒体
の外周面に、放射方向へ所定の幅で延出する多数の滑り
止め体が所定のパターンにて配置された内層体を、軟質
樹脂にて成形した後、 内層体の外周面に、滑り止め体の上部が外周面から突出
するように、外層体を硬質樹脂にて一体成形したことを
特徴とするゴルフ用グリップの製造方法。 2、軟質樹脂は硬度(JIS A規格)が50〜65度
からなるとともに硬質樹脂は硬度(JISA規格)が7
5〜85度からなる請求項1のゴルフ用グリップの製造
方法。 3、軟質樹脂は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマ
ーからなるとともに硬質樹脂は、熱可塑性ポリウレタン
からなる請求項1のゴルフ用グリップの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2213250A JPH04208171A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | ゴルフ用グリップの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2213250A JPH04208171A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | ゴルフ用グリップの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04208171A true JPH04208171A (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=16635994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2213250A Pending JPH04208171A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | ゴルフ用グリップの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04208171A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996019325A1 (en) * | 1994-12-20 | 1996-06-27 | The Dow Chemical Company | Dual durometer handles |
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US9084918B2 (en) | 2012-05-31 | 2015-07-21 | Nike, Inc. | Football with segmented cover panels |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP2213250A patent/JPH04208171A/ja active Pending
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