JPH04207823A - 無線通信システムの基地局装置 - Google Patents

無線通信システムの基地局装置

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Publication number
JPH04207823A
JPH04207823A JP34023890A JP34023890A JPH04207823A JP H04207823 A JPH04207823 A JP H04207823A JP 34023890 A JP34023890 A JP 34023890A JP 34023890 A JP34023890 A JP 34023890A JP H04207823 A JPH04207823 A JP H04207823A
Authority
JP
Japan
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echo
circuit
signal
line
echo canceller
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Pending
Application number
JP34023890A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Obara
隆 小原
Kazuhisa Yamamoto
和央 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04207823A publication Critical patent/JPH04207823A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は自動車電話システムや携帯電話システム、コー
ドレス電話システム等の移動無線通信システムおよびこ
のシステムで使用される基地局装置並びに移動局装置に
関する。
(従来の技術) 近年、移動無線通信システムの一つとして、ディジタル
変調方式を採用したシステムが提唱されている。ディジ
タル変調方式は、送信側で音声信号およびデータを符号
化して、この符号化された信号により搬送波を変調して
送信し、受信側で上記送信側から送られた変調搬送波を
受信して復調したのち、この復調信号を復号することに
より音声信号およびデータを再生する方式である。また
、このディジタル変調方式を使用したシステムでは、1
つの無線周波数で複数のタイムスロットを時分割多重し
て伝送するTDMA方式が用いられる。
第7図はこの種のシステムの構成の一例を示すものであ
る。このシステムは、有線電話網NWに接続された制御
局C8と、この制御局C8に対し各々有線回線CLI、
CL2.・・・を介して接続された複数の基地局BSI
、BS2.・・・と、複数の移動局MSI、MS2.・
・・とを備えている。上記各基地局BSI、BS2.・
・・は、各々無線ゾーンEl、E2.・・・を有してい
る。移動局MSI、MS2.・・・は、上記各基地局B
SI、BS2.・・・の無線ゾーンEl、E2.・・・
内において、各基地局BSI、BS2.・・・に対し無
線回線を介して接続される。
ところで、この種のシステムの通信装置では一般にエコ
ーキャンセラが使用される。エコーキャンセラには、基
地局BSのハイブリッド回路の不整合により発生する回
線エコーを打消すための回線エコー消去用のエコーキャ
ンセラと、移動局NISのスピーカおよびマイクロホン
間で発生する音響エコーを打消すための音響エコー消去
用のエコーキャンセラとがあり、従来では回線エコー消
去用のエコーキャンセラを基地局BSに、また音響エコ
ー消去用のエコーキャンセラを移動局MSにそれぞれ設
置している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この様な従来のシステムでは、各移動局MSの
各々に音響エコーキャンセル用のエコーキャンセラを設
けなければならないため、移動局の回路構成が複雑で大
形化しかつ高価になる問題があった。また、一般に基地
局1台当たりの移動局の収容数は、現行のアナログ方式
のシステムで20〜50台であるが、ディジタル方式の
システムではTDMA方式の採用により1無線周波数当
たり例えば6チヤネルが設定可能であることから、基地
局1台当たり120〜300台の移動局を収容可能であ
る。このため、従来のように各移動局毎にエコーキャン
セラを設置すると、各移動局の複雑かつ大形化は勿論の
こと、システム全体としても多数のエコーキャンセラを
用意しなければならないため、システム価格が非常に高
くなるという問題があった。
そこで本発明の目的は、移動局からエコーキャンセラを
不要にして移動局の構成を簡単小形化して安価にし、こ
れによりシステムにおけるエコーキャンセラの数を減ら
してシステムの低価格化を図り得る基地局装置を提供す
ることである。
また本発明の他の目的は、回線エコーキャンセル用およ
び音響エコーキャンセル用の各エコーキャンセラをとも
に常に最適な動作状態に設定することができ、これによ
りエコーキャンセラの誤動作防止と消費電力の低減とを
図り得る基地局装置を提供することである。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、無線送受信手段と
有線接続手段との間に第1および第2のエコーキャンセ
ラを設け、これらのエコーキャンセラにより有線回線と
の接続部で発生した回線エコーおよび移動局から送られ
た音響エコーをそれぞれキャンセルするようにし、かつ
これらのエコーキャンセラに入力される通話信号中から
回線エコーおよび音響エコーを相互に識別してそれぞれ
検出するためのエコー検出手段と、エコーキャンセラ制
御手段とを設け、上記エコー検出手段の検出結果に基づ
いて、このエコーキャンセラ制御手段により、回線エコ
ーが検出されている期間には上記第1のエコーキャンセ
ラを動作させ、かつ音響エコーが検出されている期間に
は上記第2のエコーキャンセラを動作させるようにした
ものである。
(作 用) この結果本発明によれば、基地局に音響エコーキャンセ
ル用のエコーキャンセラが設けられるので、移動局から
エコーキャンセラを不要にすることができ、これにより
移動局の回路構成を簡単にして、移動局の小形軽量化お
よび低価格化を図ることかでき、延いてはシステム全体
の低価格化を図ることが可能となる。
また、回線エコーおよび音響エコーを各々検出して回線
エコーか検出されている記聞に回線エコーキャンセル用
の第1のエコーキャンセラを動作させ、音響エコーか検
出されている期間には音響エコーキャンセル用の第2の
エコーキャンセラを動作させるようにしているので、第
1および第2の各エコーキャンセラがそれぞれ回線エコ
ーおよび音響エコー以外の信号により誤動作しないよう
にすることかでき、またエコーキャンセラによる無駄な
電力消費を低減することができる。
(実施例) 次に、図面を参照して本発明の一実施例における基地局
装置を説明する。
先ず移動局MSは次のように構成される。第2図はその
構成を示す回路ブロック図である。
同図において、後述する基地局BSから所定のタイムス
ロットにより送られた無線受話信号は、アンテナ11お
よび共用器(DIU)12を介して受信回路(RX)1
3に入力され、ここで周波数シンセサイザ(SYN)1
4から出力される局部発振信号と合成されて中間周波信
号に変換される。そして、この受信中間周波信号は、デ
ィジタル符号復号回路110DEM)16によりフレー
ム同期およびビット同期かとられたうえてディジタル復
調される。このディジタル復調により得られる信号には
、ディジタル通話信号とディジタル制御信号とかあり、
このうちディジタル制御信号は制御回路26に供給され
て識別される。一方ディジタル通話信号は、図示しない
等化器で復調波形の信号等化が行なわれたのち、誤り訂
正符号復号回路(CH−CODEC)17で誤り訂正復
号化される。そして、音声符号復号回路(SP−COD
EC)18て復号化処理されてアナログ通話信号に戻さ
れたのち、音声スイッチ19を介してハンズフリー通話
用のスピーカ20に供給され、このスピーカ20から拡
声出力される。また、音声スイッチ19がハンドセット
25に切換わっている場合には、上記アナログ通話信号
はハンドセット25の受話器23から拡声出力される。
音声スイッチ19.22の切換えは制御回路26の指示
にしたかって行なわれる。
一方、ハンズフリー通話用のマイクロホン21またはハ
ンドセット25の送話器24から出力された送話信号は
、音声スイッチ22を介して音声符号復号回路18に入
力され、ここで符号化される。この符号化により得られ
たディジタル送話信号は、制御回路26から出力される
ディジタル制御信号と共に誤り訂正符号復号回路17で
誤り訂正符号化されたのち、ディジタル符号復号回路1
6に人力される。このディジタル符号復号回路16では
、上記誤り訂正符号復号回路17から供給されたディジ
タル送信信号に応じた中間周波数の変調信号が発生され
、送信回路(TX)−15に入力される。送信回路15
では、上記変調信号が周波数シンセサイザ14から出力
される局部発振信号と合成されて高周波信号に変換され
、この高周波信号は高周波増幅されたのち共用器12を
介してアンテナ11から基地局BSへ向けて送信される
ところで、制御回路26は例えばマイクロコンピュータ
を主制御部として備えたもので、その制御機能として回
線接続制御手段を有している。この回線接続制御手段は
、発呼および着呼時に予め定められた手順に従って基地
局BSとの間で制御信号の授受を行ない、これにより基
地局BSとの間に通話用の無線チャネルを設定するもの
である。
一方、基地局BSは次のように構成される。第1図はそ
の構成を示す回路ブロック図である。尚、基地局BSは
構成か同一の複数の通信装置を有しているが、同図では
便宜上そのうちの一つのみを示しである。
上記移動局MSから送られた無線送話信号は、アンテナ
31および共用器(DIU)32を介して受信回路(R
X)33に入力され、ここで周波数シンセサイザ(SY
N)34から出力される局部発振信号と合成されて中間
周波信号に変換される。そして、この受信中間周波信号
は、ディジタル符号復号回路(MODEM)36により
フレーム同期およびビット同期かとられたうえてディジ
タル復調される。このディジタル復調により得られる信
号には、ディジタル送話信号とディジタル制御信号とか
あり、このうちディジタル制御信号は制御回路42に供
給されて識別される。一方ディジタル送話信号は、図示
しない等化器で復調波形の信号等化か行なわれたのち、
誤り訂正符号復号回路(CI−CODEC)37で誤り
訂正復号化される。そして、音声符号復号回路(SP−
CODEC)38で復号化処理されてアナログ送話信号
に戻されたのち、音響エコー検出回路(DET2)39
を介して第2のエコーキャンセラ40に入力される。
音響エコー検出回路39は、第3図に示す如く信号有無
識別回路51と、立上り検出回路52と、時間差検8回
路53と、量子化回路54と、波形比較回路55とから
構成される。信号有無識別回路51は、受話信号BSお
よび送話信号ASの各々について、これらの信号の所定
のしきい値レベル以上の信号成分を通過させるもので、
これにより無信号期間に発生する低レベルのノイズを除
去して真の音声信号およびエコー信号のみを選択してい
る。立上り検出回路52は例えば微分回路からなり、上
記信号有無識別回路51を通過した受話信号波形BSお
よび送話信号波形ASの立上りエツジをそれぞれ検出す
る。時間差検出回路53は例えばカウンタにより構成さ
れ、上記立上り検出回路52により検出された受話信号
波形BSの立上りタイミングと、送話信号波形ASの立
上りタイミングとの時間差を検出し、この検出した時間
差データτS2を制御回路42へ出力する。
量子化回路54は例えばA/D変換器からなり、上記立
上り検出回路52を通過した受話信号波形BSおよび送
話信号波形ASの各々について一定のサンプリング間隔
で量子化する。波形比較回路55は、上記量子化回路5
4から出力された受話信号波形BSの量子化レベルと送
話信号波形ASの量子化レベルとのレベル比を、各量子
化サンプリング点毎に求めるもので、これにより得られ
た各レベル比データNS2を制御回路42へ出力する。
第2のエコーキャンセラ4oは、移動局M Sのスピー
カ20とマイクロホン21との間で発生する音響エコー
をキャンセルするためのもので、このキャンセル処理は
ハイブリッド回路41がら供給される受話信号を参照信
号として生成する擬似エコー信号を、第2のエコーキャ
ンセラ4oに入力された送話信号から差引くことにより
行なう。
また、第2のエコーキャンセラ4oの動作・非動作は制
御回路42から出力される動作制御信号C52により制
御される。そうして第2のエコーキャンセラ40で音響
エコーがキャンセルされたアナログ送話信号は、ハイブ
リッド回路41を介して有線回線CLへ送出される。
一方、有線回線CLを介して図示しない相手端末から送
られた受話信号ESは、ハイブリッド回路41を介して
回線エコー検出回路(DE、TI)43に入力される。
この回線エコー検出回路43は、前記音響エコー検出回
路39と同じく第3図に示すように信号有無識別回路5
1と、立上り検出回路52と、時間差検出回路53と、
量子化回路54と、波形比較回路55とから構成されて
いる。そして、時間差検出回路53により送話信号FS
と受話信号ESとして入力される回線エコーとの間の入
力時間差τS1を検出し、また量子化回路54および波
形比較回路55により送話信号波形FSと受話信号波形
ESとの量子化レベル比を表わすデータNSIを得てい
る。
第1のエコーキャンセラ44は、ハイブリッド回路41
の不整合により発生する回線エコーをキャンセルするた
めのもので、このキャンセル処理は第2のエコーキャン
セラ40を経て入力される送話信号を参照信号として生
成する擬似エコー信号を、エコーキャンセラ44に入力
された受話信号から差引くことにより行なう。また、第
1のエコーキャンセラ44の動作・非動作は、制御回路
42から出力される動作制御信号C5Iにより制御され
る。そうして第1のエコーキャンセラ44で回′線エコ
ーがキャンセルされたアナログ受話信号は、第2のエコ
ーキャンセラ40を通過したのち音声符号復号回路38
に入力され、ここで符号化される。この符号化により得
られたディジタル受話信号は、制御回路42から出力さ
れるディジタル制御信号と共に誤り訂正符号復号回路3
7て誤り訂正符号化されたのち、ディジタル符号復号回
路36に入力される。このディジタル符号復号回路36
では、上記誤り訂正符号復号回路37から供給されたデ
ィジタル受話信号に応じた中間周波数の変調信号が発生
され、送信回路(TX)35に入力される。送信回路3
5では、上記変調信号か周波数シンセサイザ34から出
力される局部発振信号と合成されて高周波信号に変換さ
れ、この高周波信号は高周波増幅されたのち共用器32
を介してアンテナ31から移動局MSへ向けて送信され
る。
ところで、制御回路42は例えばマイクロコンピュータ
を主制御部として備えたもので、その制御機能として回
線接続制御手段42aと、エコーキャンセラ制御手段4
2cとを有している。回線接続制御手段42aは、移動
局MSの発呼時および移動局MSに対する着呼が発生し
た場合に、該当する移動局MSとの間に無線通話チャネ
ルを設定するための一連の接続処理を実行する。エコー
キャンセラ制御手段42cは、上記回線エコー検出回路
43により得られた時間差データτS1およびレベル比
データNSIを取り込み、これらのデータに基づいてい
ま第1のエコーキャンセラ44に入力されようとしてい
る受話信号ESが回線エコーであるか否かを判定してい
る。そして、回線エコーと判定した場合には、第1のエ
コーキャンセラ44に対し動作オン信号を出力し、これ
により回線エコーの入力期間を含む所定の期間たけ第1
のエコーキャンセラ44を動作状態に設定する。また、
回線エコー以外の信号の場合には、動作オフ信号を出力
して第1のエコーキャンセラ44を非動作状態に設定し
て受話信号ESをスルーパスさせる。またそれとともに
エコーキャンセラ制御手段42bは、音響エコー検出回
路39により得られた時間差データτSおよびレベル比
データNSを取込み、これらのデータに基づいていま第
2のエコーキャンセラ40に入力されようとしている送
話信号ASが音響エコーであるか否がを判定している。
そして、音響エコーと判定した場合には、第2のエコー
キャンセラ40に対し動作オン信号を出力し、これによ
り音響エコーの入力期間を含む所定の期間だけ第2のエ
コーキャンセラ40を動作状態に設定する。また、音響
エコー以外の信号の場合には、動作オフ信号を出力して
第2のエコーキャンセラ40を非動作状態に設定して送
話信号ASをスルーバスさせるものである。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
通話状態において、有線回線CLを介して到来した相手
話者の受話音声信号ESは、ハイブリッド回路41、回
線エコー検出回路43、第1のエコーキャンセラ44お
よび第2のエコーキャンセラ40をそれぞれ経たのち、
先ず音声符号復号回路38で符号化され、続いて誤り訂
正符号復号回路37で制御回路42から出力されるディ
ジタル制御信号と共に誤り訂正符号化されたのち、ディ
ジタル符号復号回路36に入力される。そして、このデ
ィジタル符号復号回路36において変調信号に変換され
、さらに送信回路35て周波数シンセサイザ34から出
力される局部発振信号と合成されて高周波信号に変換さ
れたのち、共用器32を介してアンテナ31から移動局
MSへ向けて送信される。
また、上記第1および第2の各エコーキャンセラ44.
40を経た受話音声信号BSは音響エコー検出回路39
に導入され、この回路39の立上り検出回路52てその
立上りタイミングか検出される。そうすると、時間差検
出回路53は計時動作を開始する。また、上記受話音声
信号BSは量子化回路54て量子化されたのち波形比較
回路55に入力され、この波形比較回路55内のバッフ
ァメモリで一時保持される。
上記基地局BSから送信された無線受話信号は、移動局
MSのアンテナ11および共用器12を介して受信回路
13で受信される。そして、この受イS回路13から出
力されたディジタル受信信号は、デインタル符号復号回
路16てディジタル復調されたのち、誤り訂正符号復号
回路17て誤り訂正復号化され、さらに音声符号復号回
路18て復号化処理されてアナログ通話信号に戻される
。そして、いま仮にハンズフリー通話モートか選択され
ていれば、音声スイッチ19を介してスピーカ20に供
給され、このスピーカ20から拡声出力される。
ところで、ハンズフリー通話を行なっている場合には、
上記スピーカ20とマイクロホン21との間の音響結合
により受話音声の音響エコーが発生する。この音響エコ
ーは、送話信号と同様に音声符号復号回路18で符号化
されたのち、誤り訂正符号復号回路〕7で誤り訂正符号
化され、さらにディジタル符号復号回路16て変調信号
に変換される。そして、送信回路15により周波数シン
セサイザ14から出力される局部発振信号と合成されて
高周波信号に変換され、しかるのち高周波増幅されたの
ち共用器12を介してアンテナ11から基地局BSへ向
けて送信される。
基地局BSでは、上記移動局MSから到来した無線信号
かアンテナ31および共用器32を介して受信回路33
で受信されたのち、ディジタル符号復号回路36てディ
ジタル復調され、さらに誤り訂正符号復号回路37て誤
り訂正復号化される。
そして、音声符号復号回路38で復号化処理されてア・
ナログ信号に戻されたのち、音響エコー検出回路3つに
入力される。
さて、この音響エコー検出回路39に送話信号ASが入
力されると、この送話信号ASは信号有無識別回路51
を経たのち立上り検出回路52に入力され、この回路5
2て立上りタイミングが検出される。そうすると、時間
差検出回路53はこの時点で計時動作を停止し、その計
時値を前記受話信号BSの入力タイミングとの間の時間
差を表わすデータτS2として出力する。また上記送話
信号ASは、量子化回路54て量子化されたのち波形比
較回路55に入力される。この送話信号波形ASの量子
化データか入力されると、波形比較回路55はバッファ
メモリに保持しておいた前記受話信号波形BSの量子化
データと、上記送話信号波形ASの量子化データとのレ
ベル比を、各量子化サンプリング点毎に求める。そして
、これらのレベル比データNS2を制御回路42へ出力
する。
これを受けて制御回路42は、例えば第4図に示す如く
ステップ4a、4bてそれぞれ上記時間差データτS2
およびレベル比データNS2をそれぞれ取り込み、先ず
ステップ4Cて波形比較回路55から取り込んだ各サン
プリング点におけるレベル比のうち相互に一致するもの
が所定数以上あるか否かを判定する。そして、所定数以
上あれば上記送話信号ASはエコーであると判定する。
ここで、いま仮に上記送話信号ASが受話信号BSの音
響エコーであったとすれば、両信号BS。
ASの波形は第6図に示す如くレベルが異なるだけて略
等しくなる。この場合、両者の量子化データのレベル比
はどのサンプリング点においても略一致する。したかっ
て、上記ステップ4cにおいて、各サンプリング点にお
ける量子化レベル比か所定数以上一致することか検出さ
れれば、いま入力された送話信号ASは音響エコーであ
ると判定することかできる。
尚、上記ステップ4Cてエコーか検出されても、このエ
コーか常に音響エコーであるとは限らない。
すなわち、第1のエコーキャンセラ44て回線エコーが
完全にキャンセルし切れなかった場合は回線エコーか入
力されることかある。この回線エコーが入力されると、
制御回路42のステップ4Cではこれを音響エコーとし
て検出してしまう。
そこで、制御回路42では次のようにして音響エコーと
回線エコーとの識別を行なっている。すなわち、制御回
路42はステップ4dにおいて時間差τが所定値以上か
否かを判定する。ここで、もし仮に上記送話信号ASが
音響エコーだったとすれば、上記時間差τは次の理由に
より必ず上記所定値以上になる。すなわち、音響エコー
は、移動局MSおよび基地局BSのディジタル符号復号
回路、誤り訂正符号復号回路および音声符号復号回路を
それぞれ経て音響エコー検出回路39に入力されるため
、第6図に示したように受話信号BSに対して大きな遅
延時間τ2(例えば100++sec以上)を有したも
のになる。これに対し、回線エコーESは送話信号FS
に対して短い遅延時間τ1しか持たない。したかって、
上記判定で使用する所定値τthを τ1くτth<τ2 に設定すれば、回線エコーを排除して音響エコーを確実
に検出することができる。
そうして音響エコーが検出されると、制御回路42はス
テップ4eに移行してここで第2のエコーキャンセラ4
0に対して動作オン信号を出力する。このため、第2の
エコーキャンセラ4oは動作状態となり、これにより上
記音響エコーは第2のエコーキャンセラ40にてキャン
セルされる。
これに対し音響エコーか検出されながった場合、つまり
送話信号ASかエコーではなく通常の音声信号たった場
合や、エコーであっても回線エコーたった場合には、制
御回路42がらはステップ4fて動作オフ信号か出力さ
れる。このため、第2のエコーキャンセラ40は非動作
状態になり、送話信号ASは第2のエコーキャンセラ4
0をそのまま通過して有線回線CLへ送出される。した
かって、音響エコー以外の信号により第2のエコーキャ
ンセラ40が誤動作を起こす心配はなくなる。
また、第2のエコーキャンセラ40は必要時のみ動作す
ることになるので、常時動作する場合に比べて消費電力
が低減される。
一方、移動局MSのマイクロホン21により入力された
話者の送話音声は、送話信号となって音声符号復号回路
18で符号化されたのち、誤り訂正符号復号回路17で
誤り訂正符号化され、さらにディジタル符号復号回路1
6で変調信号に変換される。そして、送信回路15によ
り周波数シンセサイザ14から出力される局部発振信号
と合成されて高周波信号に変換され、しかるのち高周波
増幅されたのち共用器12を介してアンテナ11から基
地局BSへ向けて送信される。
基地局BSでは、上記移動局MSから到来した無線信号
がアンテナ31および共用器32を介して受信回路33
で受信されたのち、ディジタル符号復号回路36でディ
ジタル復調され、さらに誤り訂正符号復号回路37で誤
り訂正復号化される。
そして、音声符号復号回路38で復号化処理されてアナ
ログ信号に戻されたのち、音響エコー検出回路39、第
2のエコーキャンセラ40.第1のエコーキャンセラ4
4およびハイブリッド回路41を介して有線回線CLへ
送出される。
また、上記第2および第1の各エコーキャンセラ40.
44を経た送話音声信号FSは回線エコー検出回路43
に入力され、この回線エコー検出回路43の立上り検出
回路52でその立上りタイミングが検出される。そうす
ると、時間差検出回路53は計時動作を開始する。また
、上記送話音声信号FSは量子化回路54で量子化され
たのち波形比較回路55に入力され、この波形比較回路
55内のバッフ7メモリで一時保持される。
ところで、上記有線回線CLへ送出される送話音声信号
FSの一部は、ハイブリッド回路41により受話回路系
に回り込み、回線エコーとなる。
この回線エコーは回線エコー検出回路43に入力される
。そうすると、この回線エコー波形の立上りが立上り検
出回路52で検出され、その検出を受けて時間差検出回
路53は計時動作を停止し、その計時値を前記送話信号
FSの入力タイミングとの間の時間差を表わすデータτ
S1として出力する。また上記回線エコーESは、量子
化回路54で量子化されたのち波形比較回路55に入力
される。この回線エコー波形ESの量子化データが入力
されると、波形比較回路55はバッファメモリに保持し
ておいた前記送話信号波形FSの量子化データと、上記
回線エコー波形ESの量子化データとのレベル比を、各
量子化サンプリング点毎に求める。そして、これらのレ
ベル比データNS1を制御回路42へ出力する。
これを受けて制御回路42は、例えば第5図に示す如く
ステップ5a、5bでそれぞれ上記時間差データτS1
およびレベル比データNSIをそれぞれ取り込み、先ず
ステップ5cて波形比較回路55から取り込んだ各サン
プリング点におけるレベル比のうち相互に一致するもの
か所定数以上あるか否かを判定する。そして、所定数以
上あれば上記信号ESはエコーであると判定する。ここ
で、いま上記したように回線エコーか入力されたとすれ
ば、両信号FS、ESの波形は第6図に示す如くレベル
か異なるたけで略等しくなる。この場合、両者の量子化
データのレベル比はどのサンプリング点においても略一
致する。したかつて、上記ステップ5Cにおいて、各サ
ンプリング点における量子化レベル比か所定数以上一致
することか検出されれば、いま入力された信号ESは回
線エコーであると判定することができる。
尚、上記ステップ5Cでエコーか検出されても、このエ
コーが常に回線エコーであるとは限らず、第2のエコー
キャンセラ40てキャンセルし切れなかった音響エコー
である場合もある。しかるに、制御回路42てはステッ
プ5dにおいて入力時間差τが所定値未満か否かを判定
している。ここで、先に述べたように音響エコーは、移
動局M Sおよび基地局BSのディジタル符号復号回路
、誤り訂正符号復号回路および音声符号復号回路をそれ
ぞれ経て音響エコー検出回路39に入力されるため、第
6図に示したように受話信号BSに対して大きな遅延時
間τ2(例えばloOmsec以上)を有したものにな
る。これに対し、回線エコーESは送話信号FSに対し
て短い遅延時間τ1しか持たない。
したかって、上記判定で使用する所定値τthを前記音
響エコーを識別する場合と同様に τ 1くτth< τ2 に設定すれば、音響エコーを排除して回線エコーを確実
に検出することかできる。
そうして回線エコーが検出されると、制御回路42はス
テップ5eに移行してここで第1のエコーキャンセラ4
4に対して動作オン信号を出力する。このため、第1の
エコーキャンセラ44は動作状態となり、これにより上
記回線エコーは第1のエコーキャンセラ44にてキャン
セルされる。
これに対し回線エコーが検出されなかった場合、つまり
受話信号ESかエコーではなく通常の音声信号だった場
合や、エコーであっても音響エコーたった場合には、制
御回路42からはステップ5fて動作オフ信号か出力さ
れる。このため、第1のエコーキャンセラ44は非動作
状態になり、受話信号ESは第1のエコーキャンセラ4
4をそのまま通過して有線回線CLへ送出される。した
がって、回線エコー以外の信号により第1のエコーキャ
ンセラ44が誤動作を起こす心配はなくなる。
また、第1のエコーキャンセラ44は必要時のみ動作す
ることになるので、常時動作する場合に比べて消費電力
か低減される。
このように本実施例であれば、音響エコーキャンセル用
のエコーキャンセラ40を基地局BSに設けているので
、移動局MSからエコーキャンセラを不要にすることが
でき、これにより移動局MSの回路構成を簡単化して移
動局MSの小形軽量化および低価格化を図ることができ
る。また、多数台の移動局MSを低価格にできることか
らシステム全体の価格も安価にすることができる。
また本実施例であれば、基地局BSの各エコーキャンセ
ラ40.44の前段にそれぞれ音響エコー検出回路39
および回線エコー検出回路43を設け、これらのエコー
検出回路39.43でそれぞれ音響エコーおよび回線エ
コーを他の信号と識別して検出し、音響エコーおよび回
線エコーが検出された場合のみ対応するエコーキャンセ
ラ40゜44をそれぞれ動作させ、その他の場合にはエ
コーキャンセラ40.44を非動作状態にして入力信号
をスルーパスさせるようにしたので、エコーキャンセラ
40.’44がそれぞれ他の信号により誤動作を起こす
心配はなくなり、これにより動作信頼性を高めることが
できる。また、各エコーキャンセラ40.44は必要時
のみ動作するので、常時動作状態にする場合に比べて消
費電力を低減することかできる。
さらに本実施例では、波形の相似を検出するたけでなく
、波形間の時間差τを検出してこの時間差τが所定値以
下の場合のみ一出対象としている音響エコーまたは回線
エコーとして認識するようにしているので、各エコーの
検出を正確に行なうことかできる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、上記実施例では各エコーキャンセラ40.44の
動作制御を、エコー検出回路39゜43の検出データに
基づいて制御回路42により行なうようにしたか、制御
回路42を介さすに各エコー検出回路39.43の出力
により直接制御するようにしてもよい。このようにすれ
ばさらに高速度の制御か可能になり、また制御回路42
の負担を軽減することができる。
また、前記実施例では第1および第2の各エコーキャン
セラ44.40毎にエコー検出回路43゜39を設けた
か、1個のエコー検出回路により回線エコーおよび音響
エコーをそれぞれ検出し、その検出結果に基づいて各エ
コーキャンセラ44゜40をそれぞれ動作制御するよう
にしてもよい。
その他、各エコー検出手段の回路構成や検出方式、エコ
ーキャンセラ制御手段の制御手順および制御内容、基地
局の回路構成等についても、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、無線送受信手段と有線接
続手段との間に第1および第2のエコーキャンセラを設
け、これらのエコーキャンセラにより有線回線との接続
部で発生した回線エコーおよび移動局から送られた音響
エコーをそれぞれキャンセルするようにし、かつこれら
のエコーキャンセラに入力される通話信号中から回線エ
コーおよび音響エコーを相互に識別してそれぞれ検出す
るためのエコー検出手段と、エコーキャンセラ制御手段
とを設け、上記エコー検出手段の検出結果に基づいて、
このエコーキャンセラ制御手段により、回線エコーか検
出されている期間には上記第1のエコーキャンセラを動
作させ、かつ音響エコーが検出されている期間には上記
第2のエコーキャンセラを動作させるようにしたもので
ある。
したかって本発明によれば、移動局からエコーキャンセ
ラを不要にして移動局の構成を簡単小形化して安価にし
、これによりシステムにおけるエコーキャンセラの数を
減らしてシステムの低価格化を図り、しかも回線エコー
キャンセル用および音響エコーキャンセル用の各エコー
キャンセラをともに常に最適な動作状態に設定すること
ができ、これにより各エコーキャンセラの誤動作防止と
消費電力の低減とを図り得る基地局装置を提供すること
かできる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
は基地局の構成を示す回路ブロック図、第2図は移動局
の構成を示す回路ブロック図、第3図は音響エコー検出
回路の構成を示す回路ブロック図、第4図および第5図
は基地局のエコーキャンセラ制御の手順および内容を示
すフローチャート、第6図は動作説明に使用する信号波
形図、第7図は移動無線通信システムの一例を示す概略
構成図である。 BS・・・基地局、MS・・・移動局、CL・・・有線
回線、11.31・・・アンテナ、12.32・・・共
用器(DIU) 、13.33・・・受信回路(RX)
、14.34・・周波数シンセサイザ(SYN)、15
.35・・・送信回路(TX) 、16.36・・ディ
ジタル符号復号回路1i0DEM) 、17.37・・
・誤り訂正符号復号回路(CH−CODEC)、18.
38・・・音声符号復号回路(SP−CODEC) 、
19.22・・音声スイッチ、20・・・スピーカ、2
1・・・マイクロホン、25・・・ハンドセット、26
・・・移動局の制御回路、27・・入力表示部、39・
・音響エコー検出回路、40・・・第2のエコーキャン
セラ、41・・・ハイブリッド回路、42・・基地局の
制御回路、42a・・回線接続制御手段、42b・・・
エコーキャンセラ制御手段、43・・・回線エコー検出
回路、44・・第1のエコーキャンセラ。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第 2 図 39.43 第3図 第4 図 第5図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 無線回線を介して移動局との間で音声信号を送受信する
    ための無線送受信手段と、 有線回線に対し前記無線送受信手段を接続するための有
    線接続手段と、 前記無線送受信手段と有線接続手段との間に設けられ、
    この有線接続手段で発生される回線エコーをキャンセル
    するための第1のエコーキャンセラと、 前記無線送受信手段と有線接続手段との間に設けられ、
    前記移動局から送られる音響エコーをキャンセルするた
    めの第2のエコーキャンセラと、これらの第1および第
    2のエコーキャンセラに入力される通話信号中から回線
    エコーおよび音響エコーを相互に識別してそれぞれ検出
    するためのエコー検出手段と、 このエコー検出手段の検出結果に基づいて、回線エコー
    が検出されている期間には前記第1のエコーキャンセラ
    を動作させ、かつ音響エコーが検出されている期間には
    前記第2のエコーキャンセラを動作させるエコーキャン
    セラ制御手段とを具備したことを特徴とする無線通信シ
    ステムの基地局装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU712952B2 (en) * 1995-12-06 1999-11-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) A method and arrangement for elimination of acoustic echoes in a telecommunication system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU712952B2 (en) * 1995-12-06 1999-11-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) A method and arrangement for elimination of acoustic echoes in a telecommunication system

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