JPH0884102A - ディジタル・コードレス電話システム - Google Patents

ディジタル・コードレス電話システム

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Publication number
JPH0884102A
JPH0884102A JP6241963A JP24196394A JPH0884102A JP H0884102 A JPH0884102 A JP H0884102A JP 6241963 A JP6241963 A JP 6241963A JP 24196394 A JP24196394 A JP 24196394A JP H0884102 A JPH0884102 A JP H0884102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
echo canceller
echo
telephone system
analog communication
Prior art date
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Application number
JP6241963A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Nagamine
一秀 長嶺
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0884102A publication Critical patent/JPH0884102A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2線式アナログ通信回線を収容する主装置と
複数の無線基地局と複数の子機で構成されるディジタル
・コードレス電話システムにおいて、エコーキャンセラ
ーを無駄に用いることなく、低コストでエコーの無い通
話を実現することを目的とする。 【構成】 主装置1内に複数のエコーキャンセラー2
1、22で構成するエコーキャンセラー・トランク9を
設け、子機が2線式アナログ通信回線を介して通話する
際に、エコーキャンセラー・トランク9内のエコーキャ
ンセラー21、22を経由して2線式アナログ通信回線
を介して通話するようにしてエコーの無い外線通話を実
現するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NTTの加入者回線等
の2線式アナログ回線を収容する主装置と、複数の無線
基地局と、複数の子機とを有して構成されるディジタル
・コードレス電話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、いわゆるPHP(パーソナル
・ハンディホン)等のディジタル・コードレス電話シス
テムでは、音声信号をフルレートで32kbpsのAD
PCM信号やハーフレートで16kbpsのAPC−A
B等に圧縮して無線伝送を行っている。
【0003】また、近年、クォータレートの8kbps
の圧縮伸長のアルゴリズムも検討が進んでおり、将来、
このアルゴリズムの圧縮伸長処理で無線伝送を行うよう
になることも考えられる。
【0004】図2は、このようなディジタル・コードレ
ス電話システムの構成例を示すブロック図である。
【0005】このシステムは、アナログ局線を2回線収
容する主装置61と、この主装置61に4つの無線基地
局73〜76が接続され、各々の基地局73〜76に無
線回線を介して接続される4つの子機77〜80で構成
されている。
【0006】そして、子機から外線通話を行う場合、子
機からの送信音声信号は無線基地局を介し、この無線基
地局を収容している主装置61内部の内線I/F部64
〜67、通話路スイッチ68、そしてアナログ局線I/
F部62、63を経由して、アナログ局線に送られる。
【0007】ここで、主装置内部のアナログ局線I/F
部には、2線式のアナログ局線を介して信号の送信受信
を行うために2線/4線変換回路が設けられているが、
この2線/4線変換回路におけるインピーダンスの不整
合によって、本来アナログ局線に送られるべき信号のレ
ベルの一部が、受信側に廻り込んでしまう。
【0008】そして、この廻り込んだ信号がエコー信号
となり、通話に支障を来すものとなっている。図3、図
4は、この様子を説明するためのブロック図である。
【0009】まず、図3は、無線区間をフルフレートで
32kbpsのADPCM信号にて通信を行う場合につ
いて示している。
【0010】図3において、子機77のハンドセット8
5の送話器に入力された音声信号は、子機の内部のAD
PCM CODEC84によって、ADPCM信号に符
号化され、無線回線を介して無線基地局73に送られ
る。
【0011】無線基地局73では、この信号を主装置6
1内で交換処理を行えるようにするため、ADPCM
CODEC83によって64kbpsのμ−law信号
に復号化する。そして、アナログ局線I/F回路82を
経由して、2線/4線変換回路81を介して、アナログ
局線に音声信号が送られるわけであるが、この2線/4
線変換回路81において、受信側にこの音声信号が廻り
込んでしまう。
【0012】この廻り込み信号は、無線基地局73に送
られ、無線基地局73内のADPCM CODEC83
によりADPCM信号に符号化され、無線回線を介して
子機77に受信信号として送られてしまう。子機77で
は、この信号を内部のADPCM CODEC84によ
り再び復号化し、アナログ信号にしてハンドセット85
の受話器に送られてしまう。
【0013】図4は、無線区間をハーフレートで16k
bpsのAPC−AB信号にて通信を行う場合について
示している。
【0014】図4において、子機77のハンドセット8
5の送話器に入力された音声信号は子機の内部のAPC
−AB CODEC87によって、APC−AB信号に
符号化され、無線回線を介して無線基地局73に送られ
る。無線基地局73では、この信号を主装置61内で交
換処理できるようにするため、APC−AB CODE
C86によって64kbpsのμ−law信号に復号化
する。
【0015】そして、アナログ局線I/F回路82を経
由して、2線/4線変換回路81を介して、アナログ局
線に音声信号が送られるわけであるが、この2線/4線
変換回路81において、受信側にこの音声信号が廻り込
んでしまう。この廻り込み信号は、無線基地局73に送
られ、無線基地局73内のAPC−AB CODEC8
6によりAPC−AB信号に符号化され、無線回線を介
して子機77に受信信号として送られてしまう。子機7
7では、この信号を内部のAPC−AB CODEC8
7により再び復号化し、アナログ信号にしてハンドセッ
ト85の受話器に送られてしまう。
【0016】このように、子機からの音声が主装置のア
ナログ局線I/F部の2線/4線変換回路で折り返って
しまうわけであるが、子機内部のADPCM(APC−
AB) CODECと、無線基地局内部のADPCM
(APC−AB) CODECにおいて符号化、復号化
をそれぞれ2回行っているため、ADPCM(APC−
AB) CODECでの処理に時間を要することによ
り、信号に遅延がかかって音声が戻って来る。そのた
め、エコーとして自分の音声が聞こえてくるので、通話
に大きな障害が生じることになる。
【0017】このため、従来は、無線基地局内部の主装
置からの受信側信号経路にエコーキャンセラーを入れて
エコーを消去することにより、エコーの無い通話ができ
るように対処していた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、無線基地局内にエコーキャンセラーを必ず設
けているために、システム全体のコストが高く、子機間
でのいわゆる内線通話を行う場合は、通信経路で2線/
4線変換を行っていないので、エコーキャンセラーの動
作を停止させるため、エコーキャンセラーが無駄になっ
てしまう。
【0019】さらに、無線基地局と子機との無線区間の
通信を、ハーフレートで32kbpsのADPCM信号
で行う場合は、圧縮伸長処理にそれほど時間を要さない
ために、2線/4線変換部で生じる廻り込み信号は、子
機の受話器からは、いわゆる側音として聞こえるため、
通話にそれほど支障をもたらさないので、エコーキャン
セラーが無駄になってしまう。
【0020】本発明は、エコーキャンセラーを無駄に用
いることなく、低コストでエコーの無い通話を実現でき
るディジタル・コードレス電話システムを提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明(請
求項1〜3)は、2線式アナログ通信回線を収容する主
装置と複数の無線基地局と複数の子機で構成されるディ
ジタル・コードレス電話システムにおいて、主装置内に
複数のエコーキャンセラーで構成するエコーキャンセラ
ー・トランクを設け、子機が2線式アナログ通信回線を
介して通話する際に、エコーキャンセラー・トランク内
のエコーキャンセラーを経由して2線式アナログ通信回
線を介して通話するようにして、エコーの無い外線通話
を実現するようにしたものである。
【0022】また、本出願の第2の発明(請求項4〜
6)主装置の2線式アナログ通信回線I/F部にエコー
キャンセラーを設け、子機が2線式アナログ通信回線を
介して通話する際に、このエコーキャンセラーを経由し
て2線式アナログ通信回線を介して通話するようにし
て、エコーの無い外線通話を実現するようにしたもので
ある。
【0023】また、本出願の第3の発明(請求項7、
8)2線式アナログ通信回線を収容する主装置と複数の
無線基地局と複数の子機で構成され、無線基地局と子機
との間の無線回線区間の音声信号の通信を複数のアルゴ
リズムの音声信号の圧縮伸長処理のうちの1つのアルゴ
リズムの処理を施して通信するディジタル・コードレス
電話システムにおいて、主装置内に複数のエコーキャン
セラーで構成するエコーキャンセラー・トランクを設
け、子機が2線式アナログ通信回線を介して通話する際
に、無線区間の音声信号の通信をある規定値以上の処理
時間の遅延を要する音声信号の圧縮伸長処理のアルゴリ
ズムを用いて通信を行う場合には、エコーキャンセラー
・トランク内のエコーキャンセンラーを経由して2線式
アナログ通信回線を介し、外線通話を実現するようにし
たものである。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例に係わるディジ
タル・コードレス電話システムを示すブロック図であ
る。
【0025】ここでは、一例として、アナログ局線を2
回線、無線基地局を4つの主装置に収容し、この無線基
地局と無線回線で接続される4つの子機から構成される
ディジタル・コードレス電話システムについて示してい
る。
【0026】図1において、主装置1は、アナログ局線
を収容するアナログ局線I/F部2、3と、無線基地局
13〜16を収容する内線I/F部4〜7と、通話路ス
イッチ8と、2つのエコーキャンセラーで構成されるエ
コーキャンセラー・トランク9と、アナログ局線I/F
部2、3、内線I/F部4〜7、通話路スイッチ8、エ
コーキャンセラー・トランク9を制御し、この主装置1
の全体の制御を司る制御部10とを有する。
【0027】また、信号線11は、各種制御信号を転送
する制御バスであり、信号線12A〜12Gは、音声信
号を転送する時分割通話路である。
【0028】また、各無線基地局13〜16は、無線回
線を介して子機17〜20と接続されている。
【0029】図5は、前記エコーキャンセラー・トラン
ク9を示すブロック図である。
【0030】このエコーキャンセラー・トランク9は、
エコー信号の消去処理をするエコーキャンセラー21、
22と、時分割通話路から所定のタイムスロットの受信
および送信PCMデータを取り出し、エコーキャンセラ
ー21、22の送信側入力(Sin)、受信側入力(R
in)に送る分離化部23と、エコーキャンセラー2
1、22からエコー消去処理された信号が出力される送
信側出力(Sout)からの信号、およびエコーキャン
セラー21、22の受信側入力(Rin)に入力した信
号を多重化して時分割通話路の所定のタイムスロットに
出力する多重化部24と、制御バス11から制御信号を
受信し、この制御信号からエコーキャンセラー21、2
2の動作の制御、およびエコーキャンセラー・トランク
9全体を制御する制御部25とを有する。
【0031】エコーキャンセラー21、22の送信側入
力(Sin)には、エコー信号が含まれた、アナログ局
線からの受信音声信号が入力され、受信側入力には子機
からの送信音声信号が入力される。そして、エコーキャ
ンセラー21、22でエコー消去処理された音声信号
は、送信側出力(Sout)から出力され、子機の受信
音声信号として送られる。
【0032】図6は、前記エコーキャンセラー21、2
2の動作原理を説明するためのブロック図である。
【0033】図中、26は2線/4線変換回路であり、
27はエコーキャンセラーである。エコーキャンセラー
27は、引算器27a、疑似エコー生成部27bを有し
ており、引算器27aにおいて、送信信号から疑似エコ
ー信号を引算する。
【0034】疑似エコー生成部27bは、疑似エコー信
号を作り出すもので、2線/4線変換回路26における
信号の廻り込み要因となる各種環境条件を記録するHレ
ジスタ(インパルス・レスポンス・レジスタ)、受信信
号を記憶するXレジスタ等で構成される。このHレジス
タとXレジスタ内のデータを用いて疑似エコー信号を作
り出す。
【0035】また、Hレジスタは、通常、通話開始前の
初期時は0であり、したがって、初期時は疑似エコー信
号も0である。また、このHレジスタの内容は引算結果
を基にして、順次更新されていく適応制御がなされる。
【0036】よって、このHレジスタの内容は、通話と
共に正しい値になって行くので、最初はエコーが正しく
消去されないが、時間がたつにつれエコーが完全に消去
されて行く。
【0037】このように、エコーキャンセラーは、アナ
ログ局線に送られる受信信号を基にしてエコーキャンセ
ラー内で実際のエコー信号と同じようになるように疑似
エコー信号を作り、実際のエコー信号から、内部で作り
出した疑似エコー信号を引いて、エコーを消去するもの
である。
【0038】図7は、本実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【0039】最初に、具体例として、子機17からアナ
ログ局線Aを介して外線通話を行う場合の動作について
説明する。
【0040】まず、最初に子機17の通話キーを押下し
て、無線基地局13との無線回線の接続操作をする(S
T1)。
【0041】子機17は、無線回線の接続過程の呼接続
フェーズにおけるサービスチャネル確立フェーズにおい
て、この通信は音声通信であることを通知する(ST
2)。無線基地局13でこの通知を受信すると、この情
報を記憶する。
【0042】無線回線が接続されると(ST3)、無線
基地局13は内線I/F部4に子機17と無線回線が接
続されたことを通知する。
【0043】子機17においては、内線発信音が聞こえ
てきたことを確認した後、外線キーを押下し、外線捕捉
操作をする(ST4)。
【0044】子機17が外線捕捉情報を無線回線を介し
て、無線基地局13に通知する。そして、無線基地局1
3でこの通知を受信すると、内線I/F部4に外線捕捉
要求信号を送る。
【0045】内線I/F部4は、この信号を受信する
と、制御バス11を介して、制御部10に無線基地局1
3から外線捕捉要求があったことを通知する(ST
5)。
【0046】制御部10は、この通知を受信すると、空
き外線のサーチ動作を行う。ここで、アナログ局線Aが
空いているとして、説明を続ける。
【0047】制御部10は、内線I/F部4に制御バス
11を介して、アナログ局線Aが空いていることを通知
する。内線I/F部4は、無線基地局13にアナログ局
線Aが空いていることを通知する。そして、無線基地局
13でこの通知を受信すると、子機17に無線回線を介
して、アナログ局線Aが空いていることを示す表示デー
タ等の信号を送る(ST6)。
【0048】子機17において、外線発信音が聞こえて
きたことを確認した後、ダイヤルキーを押下し、ダイヤ
ル操作をする(ST7)。
【0049】無線基地局13は内線I/F部4にダイヤ
ル情報を送り、内線I/F部4はこのダイヤル情報を制
御バス11を介して制御部10に送る。
【0050】制御部10は、制御バス11を介して、ア
ナログ局線I/F部2にアナログ局線にこのダイヤル信
号を送出するように指示する。
【0051】アナログ局線I/F部2は、アナログ局線
を介して、このダイヤル番号で電話の発呼を行う(ST
8)。
【0052】アナログ局線I/F部2は、外線話者の応
答を検出したら、その旨を制御バス11を介して制御部
10に通知する(ST9)。
【0053】制御部10は、この通知を受信すると、ア
ナログ局線I/F部2とエコーキャンセラー・トランク
9、およびエコーキャンセラー・トランク9と内線I/
F部4との間の経路で通話路が接続されるように、制御
バス11を介して通話路スイッチ8に指示を出す(ST
10)。
【0054】そして、制御部10は、制御バス11を介
してエコーキャンセラー・トランク9にエコーキャンセ
ラーを動作させるように指示を送る。エコーキャンセラ
ー・トランク9は、この指示を受信すると、エコーキャ
ンセラーを動作させる(ST11)。
【0055】そして、外線通話状態となって、子機17
からアナログ局線Aを介しての外線通話ができるように
なり、アナログ局線I/F部2の内部にある2線/4線
変換回路26で生じるエコーは、エコーキャンセラー・
トランク9のエコーキャンセラーによって消去され、エ
コーのない高品質の外線通話ができるようになる(ST
12)。
【0056】次に、子機にデータ端末を接続して、アナ
ログ局線を介してデータ通信を行う場合の動作について
説明する。
【0057】子機にデータ端末を接続してデータ通信を
行う場合は、無線回線の接続操作をする際に、子機のデ
ータ通信キーを押下した後、通話キーを押下して無線基
地局との無線回線の接続操作をする。
【0058】子機では、このデータ通信キーが押下され
ていれば、無線回線の接続過程の呼接続フェーズにおけ
るサービスチャネル確立フェーズにおいて、この通信は
データ通信であることを基地局に通知する。無線基地局
でこの通知を受信すると、内線I/F部経由でこの情報
を制御部10に送る。
【0059】そして、制御部10において、音声による
外線通話の場合とは異なり、エコーキャンセラー・トラ
ンク9を経由しないで、直接内線I/F部とアナログ局
線I/F部との間の通話路が接続されるように、通話路
スイッチ8を制御することにより、子機からアナログ局
線を介してのデータ通信を行えるようにする。
【0060】このようにデータ通信を行う場合は、エコ
ーキャンセラーによりデータ通信に悪影響を及ぼすこと
を防止するため、エコーキャンセラーを経由しないでデ
ータ通信を行う。
【0061】図8は、本発明の第2実施例に係わるディ
ジタル・コードレス電話システムを示すブロック図であ
る。ここでは一例として、アナログ局線を2回線、無線
基地局を4つ主装置に収容し、この無線基地局と無線回
線で接続される4つの子機から構成されるディジタル・
コードレス電話システムの構成を示している。
【0062】主装置31は、それぞれエコーキャンセラ
ー32A、33Aを有し、アナログ局線を収容するアナ
ログ局線I/F部32、33と、無線基地局46〜49
を収容する内線I/F部34〜37と、通話路スイッチ
38と、アナログ局線I/F部32、33、内線I/F
部34〜37、通話路スイッチ38を制御し、この主装
置1の全体の制御を司る制御部39とを有する。
【0063】また、信号線40は、各種制御信号を転送
する制御バス、信号線41A〜41Gは、音声信号を転
送する時分割通話路である。
【0064】また、無線基地局42〜45は、無線回線
を介して子機46〜49に接続されている。
【0065】図9は、アナログ局線I/F部32、33
を示すブロック図である。
【0066】このアナログ局線I/F部32、33は、
アナログ局線からの着信を検出したり、アナログ局線が
極性反転するものを検出するためにアナログ局線の極性
を監視する着信/極性検出回路51と、アナログ局線に
ダイヤルパルスの選択信号を送るダイヤルパルス(D
P)送出回路52と、アナログ局線の直流ループを形成
するための直流ループ回路53と、直流阻止用コンデン
サ54と、ハイブリッド・トランス等で構成される2線
/4線変換回路55と、時分割通話路からのPCMデー
タ(μ−lawディジタル信号)をアナログ信号に復号
化し、2線/4線変換回路55の4線側送信に送り、か
つ2線/4線変換回路55の4線側受信から送られてく
るアナログ信号をPCMデータ(μ−lawディジタル
信号)に符号化し、エコーキャンセラーに送るPCM
CODEC56と、時分割通話路からの信号を基に疑似
エコー信号を作り出し、2線/4線変換回路で発生する
エコーを消去するエコーキャンセラー57とを有する。
【0067】図10は、本実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【0068】最初に子機46からアナログ局線Aを介し
て外線通話する場合の動作について説明する。
【0069】まず、最初に子機46の通話キーを押下し
て、無線基地局42との無線回線の接続操作をする(S
T21)。
【0070】子機46は、無線回線の接続過程の呼接続
フェーズにおけるサービスチャネル確立フェーズによ
り、この通信は音声通信であることを通知する(ST2
2)。無線基地局42でこの通知を受信すると、無線基
地局42では、この情報を記憶する。
【0071】無線回線が接続されると(ST23)、無
線基地局42は、内線I/F部34に子機46に無線回
線が接続されたことを通知する。
【0072】子機46において、内線発信音が聞こえて
きたことを確認した後、外線キーを押下し、外線捕捉操
作をする(ST24)。これにより、子機46は、外線
捕捉情報を無線回線を介して、無線基地局42に通知す
る。そして、無線基地局42でこの通知を受信すると、
内線I/F部34に外線捕捉信号要求信号を送る。
【0073】内線I/F部34は、この信号を受信する
と、制御バス40を介して制御部39に無線基地局42
から外線捕捉要求があったことを通知する(ST2
5)。
【0074】そして、制御部39は、この通知を受信す
ると、空き外線のサーチ動作を行う。ここでは、アナロ
グ局線Aが空いているとして、説明を続ける。
【0075】さらに、制御部39は、内線I/F部34
に制御バス40を介して、アナログ局線Aが空いている
ことを通知する。内線I/F部34は、無線基地局42
にアナログ局線Aが空いていることを通知する。そし
て、無線基地局42でこの通知を受信すると、子機46
に無線回線を介して、アナログ局線Aが空いていること
を示す表示データ等の信号を送る(ST26)。
【0076】一方、子機46において、外線発信音が聞
こえてきたことを確認した後、ダイヤルキーを押下し、
ダイヤル操作をする(ST27)。
【0077】無線基地局42は、内線I/F部34にダ
イヤル情報を送り、内線I/F部34はこのダイヤル情
報を制御バス40を介して制御部39に送る。
【0078】制御部39は、制御バス40を介して、ア
ナログ局線I/F部32にアナログ局線にこのダイヤル
信号を送出するように指示する。
【0079】これにより、アナログ局線I/F部32
は、アナログ局線を介して、このダイヤル番号で電話の
発呼を行う(ST28)。
【0080】アナログ局線I/F部42は、外線話者の
応答を検出したら、その旨を制御バス40を介して制御
部39に通知する(ST29)。
【0081】制御部39は、この通知を受信すると、ア
ナログ局線I/F部32と内線I/F部34との間で通
話路が接続されるように、制御バス40を介して通話路
スイッチ38に指示を出す(ST30)。
【0082】そして、制御部39は、制御バス40を介
してアナログ局線I/F部32に内部のエコーキャンセ
ラー32Aを動作させるように指示を送る。アナログ局
線I/F部32は、この指示を受信すると、内部のエコ
ーキャンセラー32Aを動作させる(ST31)。
【0083】そして、外線通話状態になり、子機46か
らアナログ局線Aを介しての外線通話ができるようにな
り、アナログ局線I/F部32の内部にある2線/4線
変換回路26で生じるエコーは、アナログ局線I/F部
32の内部にあるエコーキャンセラー3Aによって消去
され、エコーのない高通話品質の外線通話ができるよう
になる(ST32)。
【0084】次に、子機にデータ端末を接続して、アナ
ログ局線を介してデータ通信を行う場合の動作について
説明する。
【0085】子機にデータ端末を接続してデータ通信を
行う場合は、無線回線の接続操作をする際に、子機のデ
ータ通信キーを押下した後、通話キーを押下して無線基
地局との無線回線の接続操作をする。
【0086】子機では、このデータ通信キーが押下され
ていれば、無線回線の接続過程の呼接続フェーズにおけ
るサービスチャネル確立フェーズにおいて、この通信は
データ通信であることを基地局に通知する。無線基地局
で、この通知を受信すると、内線I/F部経由でこの情
報を制御部39に送る。
【0087】そして、制御部39において、音声による
外線通話の場合とは異なり、アナログ局線I/F部内部
にあるエコーキャンセラーの動作を停止させるように、
アナログ局線I/F部を制御することにより、子機から
アナログ局線を介してのデータ通信を行えるようにす
る。
【0088】このように、データ通信を行う場合は、エ
コーキャンセラーによりデータ通信に悪影響を及ぼすこ
とを防止するため、エコーキャンセラーの動作を停止さ
せてデータ通信を行う。
【0089】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0090】図11は、本発明の第3実施例に係わるデ
ィジタル・コードレス電話システムを示すブロック図で
ある。
【0091】この第3実施例におけるシステムの基本構
成は、上記第1実施例で示した図1と共通であるが、本
実施例においては、子機17、18と無線基地局13、
14との間の無線通信はハーフレートで32Kbpsの
ADPCM信号に符号化して通信を行う。一方、子機1
9、20と無線基地局15、16との間の無線通信はハ
ーフレートで16KbpsのAPC−AB信号に符号化
して通信を行う。
【0092】また、エコーキャンセラー・トランク9の
構成、およびエコーキャンセラー21、22の動作原理
も、上記第1実施例で説明した図5、図6と共通である
ものとする。
【0093】図12は、本実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。以下、上記第1実施例と共通の構成
要素については同一符号を用いて説明する。
【0094】最初に、子機19からアナログ局線Aを介
して外線通話を行う場合の動作について説明する。
【0095】まず、最初に子機19の通話キーを押下し
て、無線基地局15との無線回線の接続操作をする(S
T41)。
【0096】子機19は、無線回線の接続過程の呼接続
フェーズにおけるサービスチャネル確立フェーズにおい
て、この通信は音声通信であることを通知する(ST4
2)。無線基地局15でこの通知を受信すると、この情
報を記憶する。
【0097】無線回線が接続されると(ST43)、無
線基地局15は内線I/F部6に子機19と無線回線が
接続されたことを通知する。
【0098】子機19においては、内線発信音が聞こえ
てきたことを確認した後、外線キーを押下し、外線捕捉
操作をする(ST44)。
【0099】子機19が外線捕捉情報を無線回線を介し
て、無線基地局15に通知する。そして、無線基地局1
5でこの通知を受信すると、内線I/F部6に外線捕捉
要求信号と16KbpsのAPC−AB信号で無線通信
を行っている旨の音声信号の圧縮伸長のアルゴリズム情
報を送る。
【0100】内線I/F部6は、この信号を受信する
と、制御バス11を介して、制御部10に無線基地局1
5から外線捕捉要求があり、無線通信は16Kbpsの
APC−AB信号で無線通信を行っている旨の音声信号
の圧縮伸長のアルゴリズム情報を通知する(ST4
5)。
【0101】制御部10は、この通知を受信すると、空
き外線のサーチ動作を行う。ここで、アナログ局線Aが
空いているとして、説明を続ける。
【0102】制御部10は、内線I/F部6に制御バス
11を介して、アナログ局線Aが空いていることを通知
する。内線I/F部6は、無線基地局15にアナログ局
線Aが空いていることを通知する。そして、無線基地局
15でこの通知を受信すると、子機19に無線回線を介
して、アナログ局線Aが空いていることを示す表示デー
タ等の信号を送る(ST46)。
【0103】子機19において、外線発信音が聞こえて
きたことを確認した後、ダイヤルキーを押下し、ダイヤ
ル操作をする(ST47)。
【0104】無線基地局15は内線I/F部6にダイヤ
ル情報を送り、内線I/F部6はこのダイヤル情報を制
御バス11を介して制御部10に送る。
【0105】制御部10は、制御バス11を介して、ア
ナログ局線I/F部2にアナログ局線にこのダイヤル信
号を送出するように指示する。
【0106】アナログ局線I/F部2は、アナログ局線
を介して、このダイヤル番号で電話の発呼を行う(ST
48)。
【0107】アナログ局線I/F部2は、外線話者の応
答を検出したら、その旨を制御バス11を介して制御部
10に通知する(ST49)。
【0108】制御部10は、この通知を受信すると、内
線I/F部6から送られてきた無線通信の音声信号の圧
縮伸長のアルゴリズム情報からエコーキャンセラーを使
用するか否か判断する(ST50)。
【0109】この場合、16KbpsのAPC−AB信
号で無線通信を行っていて、音声信号の圧縮伸長処理に
時間を要するので、エコーキャンセラーを使用すると判
断する。このAPC−ABの符号化復号化処理は約50
msecの時間を要する。したがって、信号の廻り込み
経路では、符号化復号化処理を4回行うので、約200
msecの遅延がかかり、廻り込み信号はエラー信号と
なってしまうので、エコーキャンセラーを使用する必要
がある。
【0110】一般に、この遅延時間が200msec以
上であると、受話器から聞こえてくる廻り込み信号は、
側音ではなく、エコーとしてはっきりと認識されていま
うので、エコーキャンセラーを必要とする。したがっ
て、エコーキャンセラーを使用するか、使用しないかの
遅延時間の規定値は、遅延時間が200msec以上の
時にエコーキャンセラーを使用することとする。
【0111】次に、制御部10は、この判断結果からア
ナログ局線I/F部2とエコーキャンセラー・トランク
9、およびエコーキャンセラー・トランク9と内線I/
F部6との間の経路で通話路が接続されるように、制御
バス11を介して通話路スイッチ8に指示を出す(ST
51)。
【0112】そして、制御部10は、制御バス11を介
してエコーキャンセラー・トランク9にエコーキャンセ
ラーを動作させるように指示を送る。エコーキャンセラ
ー・トランク9は、この指示を受信すると、エコーキャ
ンセラーを動作させる(ST52)。
【0113】そして、外線通話状態となって、子機19
からアナログ局線Aを介しての外線通話ができるように
なり、アナログ局線I/F部2の内部にある2線/4線
変換回路26で生じるエコーは、エコーキャンセラー・
トランク9のエコーキャンセラーによって消去され、エ
コーのない高品質の外線通話ができるようになる(ST
53)。
【0114】次に、子機にデータ端末を接続して、アナ
ログ局線を介してデータ通信を行う場合の動作について
説明する。
【0115】子機にデータ端末を接続してデータ通信を
行う場合は、無線回線の接続操作をする際に、子機のデ
ータ通信キーを押下した後、通話キーを押下して無線基
地局との無線回線の接続操作をする。
【0116】子機では、このデータ通信キーが押下され
ていれば、無線回線の接続過程の呼接続フェーズにおけ
るサービスチャネル確立フェーズにおいて、この通信は
データ通信であることを基地局に通知する。無線基地局
でこの通知を受信すると、内線I/F部経由でこの情報
を制御部10に送る。
【0117】そして、制御部10において、音声による
外線通話の場合とは異なり、エコーキャンセラー・トラ
ンク9を経由しないで、直接内線I/F部とアナログ局
線I/F部との間の通話路が接続されるように、通話路
スイッチ8を制御することにより、子機からアナログ局
線を介してのデータ通信を行えるようにする。
【0118】このようにデータ通信を行う場合は、エコ
ーキャンセラーによりデータ通信に悪影響を及ぼすこと
を防止するため、エコーキャンセラーを経由しないでデ
ータ通信を行う。
【0119】なお、上記第1、第3実施例において、図
1に示すエコーキャンセラー・トランクが内蔵するエコ
ーキャンセラーの数は2個であるが、3個以上であって
も本発明の効果は同様であり、特に構わない。
【0120】また、上記第2実施例において、図7に示
すアナログ局線I/F部が収容するアナログ局線の数お
よび、内蔵するエコーキャンセラーの数は1個である
が、2個以上であっても本発明の効果は同様であり、特
に構わない。
【0121】
【発明の効果】本発明の請求項1〜3によれば、無線基
地局分のエコーキャンセラーをシステム内に備えること
なく、ディジタル・コードレス電話システムを構築で
き、システム内のエコーキャンセラーを有効に利用で
き、さらに大幅にコストを低減できる効果がある。
【0122】また、本発明の請求項4〜6によれば、主
装置内の時分割通話路のタイムスロットを余分に使用す
ることなく、かつコストを低減できるという効果があ
る。
【0123】また、本発明の請求項7、8によれば、無
線基地局分のエコーキャンセラーをシステム内に備える
ことなく、ディジタル・コードレス電話システムを構築
でき、システム内のエコーキャンセラーを有効に利用で
き、さらに大幅にコストを低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】従来のシステム構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】上記従来の構成例における信号経路の一例を説
明するブロック図である。
【図4】上記従来の構成例における信号経路の他の例を
説明するブロック図である。
【図5】上記第1実施例のエコーキャンセラー・トラン
クを示すブロック図である。
【図6】上記第1実施例のエコーキャンセラーの動作を
説明するブロック図である。
【図7】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第2実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図9】上記第2実施例のアナログ局線I/F部を示す
ブロック図である。
【図10】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図11】本発明の第3実施例のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図12】上記第3実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…主装置、 2、3…アナログ局線I/F部、 4〜7…内線I/F部、 8…通話路スイッチ、 9…エコーキャンセラー・トランク、 10…制御部、 11…制御バス、 12A〜12G…時分割通話路、 13〜16…各無線基地局、 17〜20…子機、 21、22…エコーキャンセラー。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2線式アナログ通信回線を収容する主装
    置と、複数の無線基地局と、複数の子機とを有して構成
    されるディジタル・コードレス電話システムにおいて、 前記主装置内に、複数のエコーキャンセラーで構成する
    エコーキャンセラー・トランクを設けたことを特徴とす
    るディジタル・コードレス電話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記子機が2線式アナログ通信回線を介して通話する際
    には、前記エコーキャンセラー・トランク内のエコーキ
    ャンセラーを経由して2線式アナログ通信回線を介して
    通話することを特徴とするディジタル・コードレス電話
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記子機が2線式アナログ通信回線を介してデータを通
    信する際には、前記エコーキャンセラー・トランク内の
    エコーキャンセラーを経由せずに2線式アナログ通信回
    線を介してデータを通信することを特徴とするディジタ
    ル・コードレス電話システム。
  4. 【請求項4】 2線式アナログ通信回線を収容する主装
    置と、複数の無線基地局と、複数の子機とを有して構成
    されるディジタル・コードレス電話システムにおいて、 前記2線式アナログ通信回線を収容するためのインター
    フェイス部にエコーキャンセラーを設けたことを特徴と
    するディジタル・コードレス電話システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記子機が2線式アナログ通信回線を介して通話する際
    には、前記エコーキャンセンラーを動作させて2線式ア
    ナログ通信回線を介して通話することを特徴とするディ
    ジタル・コードレス電話システム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 前記子機が2線式アナログ通信回線を介してデータを通
    信する際には、前記エコーキャンセラーを動作させずに
    2線式アナログ通信回線を介してデータを通信すること
    を特徴とするディジタル・コードレス電話システム。
  7. 【請求項7】 2線式アナログ通信回線を収容する主装
    置と、複数の無線基地局と、複数の子機とを有して構成
    され、 前記無線基地局と前記子機との間の無線回線区間の音声
    信号の通信を、複数のアルゴリズムの音声信号の圧縮伸
    長処理のうちの1つのアルゴリズムの処理を施して通信
    するディジタル・コードレス電話システムにおいて、 前記主装置内に、複数のエコーキャンセラーで構成する
    エコーキャンセラー・トランクを設け、 前記子機が2線式アナログ通信回線を介して通話する際
    に、無線区間の音声信号の通信をある規定値以上の処理
    時間の遅延を要する音声信号の圧縮伸長処理のアルゴリ
    ズムを用いて通信を行う場合には、 前記エコーキャンセラー・トランク内のエコーキャンセ
    ラーを経由して2線式アナログ通信回線を介して通話す
    ることを特徴とするディジタル・コードレス電話システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記子機が2線式アナログ通信回線を介してデータを通
    信する際には、前記エコーキャンセラー・トランク内の
    エコーキャンセラーを経由せずに2線式アナログ通信回
    線を介してデータを通信することを特徴とするディジタ
    ル・コードレス電話システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014110640A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Revolabs Inc 中央集中型のオーディオ信号処理を伴うオーディオシステム

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