JPH1023521A - 無線接続装置 - Google Patents

無線接続装置

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Publication number
JPH1023521A
JPH1023521A JP8173245A JP17324596A JPH1023521A JP H1023521 A JPH1023521 A JP H1023521A JP 8173245 A JP8173245 A JP 8173245A JP 17324596 A JP17324596 A JP 17324596A JP H1023521 A JPH1023521 A JP H1023521A
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JP
Japan
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digital
wireless
radio
line
unit
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Application number
JP8173245A
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English (en)
Inventor
Takashi Kondo
隆志 近藤
Ryoji Sagara
良二 相良
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線公衆基地局の電波到来範囲において有線
回線を引くことなく既存の有線電話機等を利用できる無
線接続装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 無線公衆基地局11と無線通信する無線
部2と、無線部2を介して公衆回線との間で送受信する
音声処理部3と、電話機回線ポート又はPBX局線ポー
トに接続され、音声処理部3の送受信信号を電話回線2
線信号に変換する2線−4線変換部12と、給電部13
と、回線ポート状態及びダイヤル信号の検知と回線ポー
トへのベル信号発生とを行う回線制御部16と、無線部
2を介して無線公衆基地局11との間でメッセージを交
信しながら無線の接続、切断、発着呼の制御を行う無線
制御部4と、無線制御部4と回線制御部16の制御を行
う中央処理部17とを有することにより、無線公衆基地
局の電波到来範囲で有線回線を引くことなく既存の有線
電話機等を利用できる無線接続装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆無線基地局を
介して通信可能な無線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の無線接続装置における携帯
電話機を示すブロック図である。図4において、1は無
線信号を送受信するアンテナ、2は無線公衆基地局11
に無線を介して接続され、無線信号と音声信号の変換を
行う無線部、3は無線部2を介して公衆回線との間で音
声信号を送受信する音声処理部、4は無線部2を介して
無線公衆基地局11との間でメッセージを交信しながら
無線の接続、切断の制御および発着呼の制御を行う無線
制御部、5はダイヤル等を入力するキーボード、6はデ
ータ処理を行う中央処理部、7は音声増幅を行う音声回
路、8は音声を出力するスピーカ、9は音声を電気信号
としての音声信号に変換して出力するマイク、10はア
ンテナ1〜マイク9を有する携帯電話機である。
【0003】以上のように構成された携帯電話機につい
て、その動作を説明する。キーボード5からダイヤルが
入力されると、中央処理部6はキーデータを読み取り、
無線制御部4に発信要求信号を送出する。これを受けて
無線制御部4は、無線部2に対して無線公衆基地局11
との間の無線リンクを確立するように、無線部2および
アンテナ1経由で無線公衆基地局11に制御データを送
出し、これを受けた無線公衆基地局11が無線リンクを
割り当てて通話状態に入ると、下り音声データがアンテ
ナ1および無線部2経由で音声処理部3に伝えられて音
声信号に復調され、音声回路7によりスピーカ8から音
声として出力される。マイク9から出力された音声信号
は、音声回路7により増幅され、音声処理部3により変
調された後、無線部2により高周波信号に変換され、ア
ンテナ1経由で無線公衆基地局11に送信され、通話す
ることができる。
【0004】無線公衆基地局11からの着信時の動作に
ついて説明すると、無線公衆基地局11から着信を通知
する無線データが送信され、アンテナ1経由でこの信号
を受けた無線部2は、無線公衆基地局11との間で無線
リンクを確立した後、中央処理部6に着信を伝える。無
線制御部4は、無線公衆基地局11との間で無線リンク
を確立した後、中央処理部6に着信を伝え、中央処理部
6は着信音を鳴らしてユーザに着信を伝える。キーボー
ド5によりユーザが応答を指示すると、中央処理部6は
無線制御部4に通話の確立を指示し、無線制御部4は、
無線部2およびアンテナ1経由で無線公衆基地局11に
制御データを送出し、無線公衆基地局11との間で通話
状態に入り、通話することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線接続装置としての携帯電話機10では、持ち運
んで電話をするという機能は有しているものの、既存の
有線電話機、有線PBX、有線FAXに接続したりし
て、既存の有線電話機に搭載されている留守番電話やF
AX、その他の機能を活用することができないという問
題点を有していた。
【0006】この無線接続装置では、無線公衆基地局の
電波到来範囲であれば、いかなるところでも、有線回線
を引くことなしに、既存の有線電話機、有線PBX、有
線FAXを利用できることが要望されている。
【0007】本発明は、無線公衆基地局の電波到来範囲
において有線回線を引くことなく既存の有線電話機、有
線PBX、有線FAXを利用できる無線接続装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による無線接続装置は、無線公衆基地局に無線
を介して接続され、無線信号と音声信号の変換を行う無
線部と、無線部を介して公衆回線との間で音声信号を送
受信する音声処理部と、電話機の回線ポートまたはPB
Xの局線ポートに接続され、音声処理部における送受信
音声信号を電話回線の2線信号に変換する2線−4線変
換部と、回線ポートに電源を供給する給電部と、回線ポ
ートの状態およびダイヤル信号の検知と回線ポートへの
ベル信号発生とを行う回線制御部と、無線部を介して無
線公衆基地局との間でメッセージを交信しながら無線の
接続、切断の制御および発着呼の制御を行う無線制御部
と、無線制御部と回線制御部の制御を行う中央処理部と
を有するように構成したものである。
【0009】これにより、無線公衆基地局の電波到来範
囲において有線回線を引くことなく既存の有線電話機、
有線PBX、有線FAXを利用できる無線接続装置が得
られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、無線公衆基地局に無線を介して接続され、無線信号
と音声信号の変換を行う無線部と、無線部を介して公衆
回線との間で音声信号を送受信する音声処理部と、電話
機の回線ポートまたはPBXの局線ポートに接続され、
音声処理部における送受信音声信号を電話回線の2線信
号に変換する2線−4線変換部と、回線ポートに電源を
供給する給電部と、回線ポートの状態およびダイヤル信
号の検知と回線ポートへのベル信号発生とを行う回線制
御部と、無線部を介して無線公衆基地局との間でメッセ
ージを交信しながら無線の接続、切断の制御および発着
呼の制御を行う無線制御部と、無線制御部と回線制御部
の制御を行う中央処理部とを有することとしたものであ
り、電話機またはPBXと無線公衆基地局との間で発着
呼の接続が行われるという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、無線公衆基地局
に無線を介して接続され、無線信号と音声信号の変換を
行う無線部と、無線部を介して公衆回線との間で音声信
号を送受信する音声処理部と、デジタル電話機の回線ポ
ートまたはPBXのデジタル局線ポートに接続され、音
声処理部における送受信音声信号をデジタルデータに変
換する信号変換部と、回線ポートまたは局線ポートに接
続された装置との間で呼制御を行うデジタル回線制御部
と、無線部を介して無線公衆基地局との間でメッセージ
を交信しながら無線の接続、切断の制御および発着呼の
制御を行う無線制御部と、無線制御部とデジタル回線制
御部の制御を行う中央処理部とを有することとしたもの
であり、デジタル電話機またはデジタルのPBXと無線
公衆基地局との間で発着呼の接続が行われるという作用
を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、デジタル無線公
衆基地局に無線を介して接続され、無線信号と音声信号
の変換を行うデジタル無線部と、デジタル無線部を介し
て公衆回線との間でデジタル音声信号を送受信するデジ
タル音声処理部と、デジタル電話機の回線ポートまたは
PBXのデジタル局線ポートに接続され、デジタル音声
処理部における送受信音声信号を回線に供給し、デジタ
ル電話機またはPBXとの間で呼制御を行うデジタル回
線制御部と、デジタル無線部を介してデジタル無線公衆
基地局との間でメッセージを交信しながら無線の接続、
切断の制御および発着呼の制御を行うデジタル無線制御
部と、デジタル無線制御部とデジタル回線制御部の制御
を行う中央処理部とを有することとしたものであり、デ
ジタル電話機またはデジタルのPBXとデジタル無線公
衆基地局との間で発着呼の接続が行われるという作用を
有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
無線接続装置を示すブロック図である。図1において、
アンテナ1、無線部2、音声処理部3、無線制御部4、
無線公衆基地局11は図4と同様のものなので、同一符
号を付し、説明は省略する。12は音声処理部3におけ
る送受信音声信号を電話回線の2線信号に変換する2線
−4線変換部、13は回線ポートに電源を供給する給電
部、14は回線ポートの状態およびダイヤル信号の検知
を行う回線信号検知部、15は給電部13を制御して回
線ポートにベル信号を送出するベル発生部、16は給電
部13、回線信号検知部14、ベル発生部15を制御す
る回線制御部、17は無線制御部4と回線制御部16の
制御を行う中央処理部、18はアンテナ1〜無線制御部
4と2線−4線変換部12〜中央処理部17とを有する
無線接続装置、19は無線接続装置18に接続される有
線電話機である。
【0014】以上のように構成された無線接続装置につ
いて、その動作を説明する。まず無線部2は、無線公衆
基地局11からの無線呼び出し信号をアンテナ1を介し
て受信し、その信号を無線制御部4に送出する。無線制
御部4は、無線呼び出し信号が着信であることを確認
し、その着信を中央処理部17に通知し、中央処理部1
7は無線制御部4に無線リンクを確立するよう指示を出
す。これを受けた無線制御部4は、無線部2およびアン
テナ1経由で無線公衆基地局11に無線リンク確立要求
信号を送信し、無線公衆基地局11からの制御信号に従
って無線リンクを確立した後、無線公衆基地局11との
間で呼を確立するためのメッセージ交換を行う。これが
完了すると、無線制御部4は中央処理部17に網からの
呼び出し状態に入ったことを通知し、中央処理部17
は、回線制御部16を制御してベル信号発生部15から
ベル信号を発生させ、給電部13経由で有線電話機19
にベル信号を供給する。ユーザが有線電話機19をオフ
フックすると、回線信号検知部14が、回線信号を検知
し、中央処理部17にユーザが応答したことを通知し、
これを受けて中央処理部17は無線制御部4、無線部
2、アンテナ1を介して無線公衆基地局11に応答を通
知し、通話状態となる。通話状態になると、無線公衆基
地局11からの下り無線信号は、無線部2により低周波
信号に周波数変換され、音声処理部3により音声信号に
復調され、2線−4線変換部12により電話回線に乗せ
られて、有線電話機19の受話スピーカから出力され
る。一方、有線電話機19のマイクから出力された音声
信号である上りの音声信号は、2線−4線変換部12に
より音声処理部3に入力され、音声処理部3により変調
され、無線部2により高周波信号に変換され、アンテナ
1経由で無線公衆基地局11に送信される。
【0015】次に、有線電話機19のダイヤルについて
説明する。ユーザが有線電話機19の受話器を取ってダ
イヤルすると、回線信号検知部14はその信号を検知
し、中央処理部17に検知信号を送出し、中央処理部1
7は、必要に応じて市外局番等の携帯電話に必要なダイ
ヤルを付加し、無線制御部4にダイヤルの内容と発呼要
求を出力する。これを受けて無線制御部4は、無線部2
およびアンテナ1経由で無線公衆基地局11に無線リン
ク確立要求信号を送信し、無線公衆基地局11からの制
御信号に従って無線のリンクを確立し、無線公衆基地局
11に発呼要求とダイヤル内容を通知する。さらに、無
線公衆基地局11は公衆網に対して発呼処理を行い、公
衆網に対して呼び出し状態になると、アンテナ1および
無線部2経由で通話状態になったことを無線制御部4お
よび中央処理部17に通知し、通話状態となる。通話状
態になると、着信時と同様、無線公衆基地局11からの
下り無線信号は、無線部2、音声処理部3、2線−4線
変換部12経由で電話回線に乗せられ、有線電話機19
の受話スピーカから出力される。また、有線電話機19
のマイクから出力された音声信号は、2線−4線変換部
12、音声処理部3、無線部2、アンテナ1経由で無線
公衆基地局11に送信される。
【0016】以上のように本実施の形態によれば、有線
電話機19と無線公衆基地局11との間で発着呼の接続
を行うようにすることができるので、無線公衆基地局1
1の電波到来範囲において有線回線を引くことなく既存
の有線電話機を利用できる。また、有線電話機の代わり
に有線PBXまたは有線FAXを接続した場合も同様で
ある。
【0017】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における無線接続装置としてのデジタル電話用無線
接続装置を示すブロック図である。図2において、アン
テナ1、無線部2、音声処理部3、無線制御部4、無線
公衆基地局11は図4と同様のものなので、同一符号を
付し、説明は省略する。20は音声信号をデジタル音声
信号に、またデジタル音声信号を音声信号に変換する信
号変換部、21はデジタル電話機24を制御するデジタ
ル回線制御部、22は無線制御部4とデジタル回線制御
部21を制御する中央処理部、23はアンテナ1〜無線
制御部4と信号変換部20〜中央処理部22とを有する
デジタル電話用無線接続装置である。
【0018】以上のように構成された無線接続装置につ
いて、その動作を説明する。まずアンテナ1経由で無線
公衆基地局11からの無線呼び出し信号を受信した無線
部2は、その信号を無線制御部4に送出する。無線制御
部4は、無線呼び出し信号が着信であることを確認し、
その着信を中央処理部22に通知し、中央処理部22は
無線制御部4に無線リンクを確立するよう指示を出す。
これを受けた無線制御部4は、実施の形態1と同様の手
順で無線リンクを確立し、網からの呼び出し状態に入っ
たことを中央処理部22に通知する。中央処理部22
は、デジタル回線制御部21を制御してデジタル電話機
24との間で着信プロトコルを実行し、着信状態に入
る。ユーザがデジタル電話機24をオフフックすると、
デジタル回線制御部21は、デジタル電話機24から応
答メッセージを受信し、中央処理部22にユーザが応答
したことを通知し、これを受けて中央処理部22は無線
制御部4、無線部2、アンテナ1を介して無線公衆基地
局11に応答を通知し、通話状態となる。通話状態にな
ると、無線公衆基地局11からの下り無線信号は、無線
部2により低周波信号に周波数変換され、音声処理部3
により音声信号に復調され、信号変換部20によりデジ
タル信号に変換され、デジタル回線制御部21経由でデ
ジタル回線に乗せられ、デジタル電話機24の受話スピ
ーカから出力される。一方、デジタル電話機24のマイ
クから出力された音声信号である上りの音声信号はデジ
タル音声信号としてデジタル回線制御部21経由で信号
変換部20に入り、音声信号に変換されて音声処理部3
に送出され、音声処理部3により変調され、無線部2に
より高周波信号に変換され、アンテナ1経由で無線公衆
基地局11に送信される。
【0019】次に、デジタル電話機24のダイヤルにつ
いて説明する。ユーザがデジタル電話機24の受話器を
取ってダイヤルすると、デジタル回線制御部21は、デ
ジタル電話機24との間で呼を確立し、中央処理部22
に発呼であることを通知する。中央処理部22は、必要
に応じて市外局番等の携帯電話に必要なダイヤルを付加
し、無線制御部4にダイヤルの内容と発呼要求を出力す
る。これを受けて無線制御部4は、実施の形態1と同様
の手順で無線のリンクを確立し、無線公衆基地局11に
発呼要求とダイヤル内容を通知する。さらに、無線公衆
基地局11は公衆網に対して発呼処理を行い、公衆網に
対して呼び出し状態になると、アンテナ1および無線部
2経由で通話状態になったことを無線制御部4および中
央処理部22に通知し、通話状態となる。通話状態にな
ると、着信時と同様、無線公衆基地局11からの下り無
線信号は、無線部2、音声処理部3、信号変換部20、
デジタル回線制御部21経由でデジタル回線に乗せら
れ、デジタル電話機24の受話スピーカから出力され
る。また、デジタル電話機24のマイクから出力された
音声信号は、デジタル回線制御部21、信号変換部2
0、音声処理部3、無線部2、アンテナ1経由で無線公
衆基地局11に送信される。
【0020】以上のように本実施の形態によれば、デジ
タル電話機24と無線公衆基地局11との間で発着呼の
接続を行うようにすることができるので、無線公衆基地
局11の電波到来範囲において有線回線を引くことなく
既存のデジタル電話機を利用できる。また、デジタル電
話機の代わりにデジタルPBXまたはデジタルFAXを
接続した場合も同様である。
【0021】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における無線接続装置としてのデジタル無線接続装
置を示すブロック図である。図3において、アンテナ
1、デジタル回線制御部21、中央処理部22、デジタ
ル電話機24は図2と同様のものなので、同一符号を付
し、説明は省略する。25は図2の無線部2の機能を有
するデジタル無線部、26は図2の音声処理部3および
信号変換部20の機能を有するデジタル音声処理部、2
7は図2の無線制御部4の機能を有するデジタル無線制
御部、28はアンテナ1とデジタル回線制御部21と中
央処理部22とデジタル無線部25〜デジタル無線制御
部27とを有するデジタル無線接続装置、29は図2の
無線公衆基地局11の機能を有するデジタル無線公衆基
地局である。
【0022】以上のように構成されたデジタル無線接続
装置について、その動作を説明する。
【0023】まずアンテナ1経由でデジタル無線公衆基
地局29からの無線呼び出し信号を受信したデジタル無
線部25は、その信号をデジタル無線制御部27に送出
する。デジタル無線制御部27は、無線呼び出し信号が
着信であることを確認し、その着信を中央処理部22に
通知し、中央処理部22はデジタル無線制御部27に無
線リンクを確立するよう指示を出す。これを受けたデジ
タル無線制御部27は、デジタル無線部25およびアン
テナ1経由でデジタル無線公衆基地局29に無線リンク
確立要求信号を送信し、デジタル無線公衆基地局29か
らの制御信号に従って無線のリンクを確立した後、公衆
網からの制御信号を受け取る。これを受けてデジタル無
線制御部27は、網からの呼び出し状態に入ったことを
中央処理部22に通知し、中央処理部22は、デジタル
回線制御部21を制御してデジタル電話機24との間で
着信プロトコルを実行し、着信状態に入る。ユーザがデ
ジタル電話機24をオフフックすると、デジタル回線制
御部21は、デジタル電話機24から応答メッセージを
受信し、中央処理部22にユーザが応答したことを通知
し、これを受けて中央処理部22はデジタル無線制御部
27、デジタル無線部25、アンテナ1を介してデジタ
ル無線公衆基地局29に応答を通知し、通話状態とな
る。通話状態になると、デジタル無線公衆基地局29か
らの下り無線信号は、デジタル無線部25により低周波
信号に周波数変換され、デジタル音声処理部26により
デジタル音声信号に復調され、デジタル回線制御部21
経由でデジタル回線に乗せられ、デジタル電話機24の
受話スピーカから出力される。一方、デジタル電話機2
4のマイクから出力された音声信号である上りの音声信
号はデジタル音声信号としてデジタル回線制御部21経
由でデジタル音声処理部26に入り、低周波信号に変換
され、デジタル無線部25により高周波信号に変換さ
れ、アンテナ1経由でデジタル無線公衆基地局29に送
信される。
【0024】次に、デジタル電話機24のダイヤルにつ
いて説明する。ユーザがデジタル電話機24の受話器を
取ってダイヤルすると、デジタル回線制御部21は、デ
ジタル電話機24との間で呼を確立し、中央処理部22
に発呼であることを通知する。中央処理部22は、必要
に応じて市外局番等携帯電話に必要なダイヤルを付加
し、デジタル無線制御部27にダイヤルの内容と発呼要
求を出力する。これを受けてデジタル無線制御部27
は、デジタル無線部25およびアンテナ1経由でデジタ
ル無線公衆基地局29に無線リンク確立要求信号を送信
し、デジタル無線公衆基地局29からの制御信号に従っ
て無線リンクを確立し、デジタル無線公衆基地局29に
発呼要求とダイヤル内容を通知する。さらに、デジタル
無線公衆基地局29は公衆網に対して発呼処理を行い、
公衆網に対して呼び出し状態になると、アンテナ1およ
びデジタル無線部25経由で通話状態になったことをデ
ジタル無線制御部27および中央処理部22に通知し、
通話状態となる。通話状態になると、着信時と同様、デ
ジタル無線公衆基地局29からの下り無線信号は、デジ
タル無線部25、デジタル音声処理部26、デジタル回
線制御部21経由でデジタル回線に乗せられ、デジタル
電話機24の受話スピーカから出力される。また、デジ
タル電話機24のマイクから出力された音声信号は、デ
ジタル回線制御部21、デジタル音声処理部26、デジ
タル無線部25、アンテナ1経由でデジタル無線公衆基
地局29に送信される。
【0025】以上のように本実施の形態によれば、デジ
タル電話機24とデジタル無線公衆基地局29との間で
発着呼の接続を行うようにすることができるので、デジ
タル無線公衆基地局29の電波到来範囲において有線回
線を引くことなく既存のデジタル電話機を利用できる。
また、デジタル電話機の代わりにデジタルPBXまたは
デジタルFAXを接続した場合も同様である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の無線接続装置によ
れば、電話機またはPBXと無線公衆基地局との間で発
着呼の接続を行うようにすることができるので、また既
存のFAXを接続してFAXと無線公衆基地局との間で
発着呼の接続を行うようにすることもできるので、無線
公衆基地局の電波到来範囲において有線回線を引くこと
なく既存の電話機、PBXまたはFAXを利用できると
いう有利な効果が得られる。
【0027】また、デジタル電話機またはデジタルPB
Xと無線公衆基地局との間で発着呼の接続を行うように
することができるので、また既存のデジタルFAXを接
続してデジタルFAXと無線公衆基地局との間で発着呼
の接続を行うようにすることもできるので、無線公衆基
地局の電波到来範囲において有線回線を引くことなく既
存のデジタル電話機、デジタルPBXまたはデジタルF
AXを利用できる。
【0028】デジタル電話機またはデジタルPBXとデ
ジタル無線公衆基地局との間で発着呼の接続を行うよう
にすることができるので、また既存のデジタルFAXを
接続してデジタルFAXと無線公衆基地局との間で発着
呼の接続を行うようにすることもできるので、デジタル
無線公衆基地局の電波到来範囲において有線回線を引く
ことなく既存のデジタル電話機、デジタルPBXまたは
デジタルFAXを利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無線接続装置を
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における無線接続装置と
してのデジタル電話用無線接続装置を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3における無線接続装置と
してのデジタル無線接続装置を示すブロック図
【図4】従来の無線接続装置における携帯電話機を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 音声処理部 4 無線制御部 11 無線公衆基地局 12 2線−4線変換部 13 給電部 14 回線信号検知部 15 ベル発生部 16 回線制御部 17、22 中央処理部 18 無線接続装置 19 有線電話機 20 信号変換部 21 デジタル回線制御部 23 デジタル電話用無線接続装置 24 デジタル電話機 25 デジタル無線部 26 デジタル音声処理部 27 デジタル無線制御部 28 デジタル無線接続装置 29 デジタル無線公衆基地局

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線公衆基地局に無線を介して接続され、
    無線信号と音声信号の変換を行う無線部と、前記無線部
    を介して公衆回線との間で音声信号を送受信する音声処
    理部と、電話機の回線ポートまたはPBXの局線ポート
    に接続され、前記音声処理部における送受信音声信号を
    電話回線の2線信号に変換する2線−4線変換部と、前
    記回線ポートに電源を供給する給電部と、前記回線ポー
    トの状態およびダイヤル信号の検知と前記回線ポートへ
    のベル信号発生とを行う回線制御部と、前記無線部を介
    して無線公衆基地局との間でメッセージを交信しながら
    無線の接続、切断の制御および発着呼の制御を行う無線
    制御部と、前記無線制御部と前記回線制御部の制御を行
    う中央処理部とを有する無線接続装置。
  2. 【請求項2】無線公衆基地局に無線を介して接続され、
    無線信号と音声信号の変換を行う無線部と、前記無線部
    を介して公衆回線との間で音声信号を送受信する音声処
    理部と、デジタル電話機の回線ポートまたはPBXのデ
    ジタル局線ポートに接続され、前記音声処理部における
    送受信音声信号をデジタルデータに変換する信号変換部
    と、前記回線ポートまたは前記局線ポートに接続された
    装置との間で呼制御を行うデジタル回線制御部と、前記
    無線部を介して無線公衆基地局との間でメッセージを交
    信しながら無線の接続、切断の制御および発着呼の制御
    を行う無線制御部と、前記無線制御部と前記デジタル回
    線制御部の制御を行う中央処理部とを有する無線接続装
    置。
  3. 【請求項3】デジタル無線公衆基地局に無線を介して接
    続され、無線信号と音声信号の変換を行うデジタル無線
    部と、前記デジタル無線部を介して公衆回線との間でデ
    ジタル音声信号を送受信するデジタル音声処理部と、デ
    ジタル電話機の回線ポートまたはPBXのデジタル局線
    ポートに接続され、前記デジタル音声処理部における送
    受信音声信号を回線に供給し、前記デジタル電話機また
    は前記PBXとの間で呼制御を行うデジタル回線制御部
    と、前記デジタル無線部を介してデジタル無線公衆基地
    局との間でメッセージを交信しながら無線の接続、切断
    の制御および発着呼の制御を行うデジタル無線制御部
    と、前記デジタル無線制御部と前記デジタル回線制御部
    の制御を行う中央処理部とを有する無線接続装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513541A (ja) * 2003-11-13 2007-05-24 トムソン ライセンシング 統合型セルラ/pcs−pots通信システム

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JP2007513541A (ja) * 2003-11-13 2007-05-24 トムソン ライセンシング 統合型セルラ/pcs−pots通信システム

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