JPH0420682B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0420682B2 JPH0420682B2 JP6325684A JP6325684A JPH0420682B2 JP H0420682 B2 JPH0420682 B2 JP H0420682B2 JP 6325684 A JP6325684 A JP 6325684A JP 6325684 A JP6325684 A JP 6325684A JP H0420682 B2 JPH0420682 B2 JP H0420682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- cross
- work
- ring
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 28
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
- B21B13/023—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally the axis of the rolls being other than perpendicular to the direction of movement of the product, e.g. cross-rolling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2267/00—Roll parameters
- B21B2267/24—Roll wear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2269/00—Roll bending or shifting
- B21B2269/12—Axial shifting the rolls
- B21B2269/14—Work rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクロスロール式圧延機に関し、ロール
を軸方向に移動させることでロールの偏摩耗の発
生防止を図つたものである。
を軸方向に移動させることでロールの偏摩耗の発
生防止を図つたものである。
通常の圧延機により圧延された板の幅方向の厚
さはロールのたわみのために中央が厚くなる。こ
れを防止するためのものとして、上部ロール群の
軸線と下部ロール群の軸線を水平面内で所定の角
度を互いにクロスさせて圧延を行うようにしたク
ロスロール式圧延機が開発されている（例えば、
特開昭55−64908号公報）。
さはロールのたわみのために中央が厚くなる。こ
れを防止するためのものとして、上部ロール群の
軸線と下部ロール群の軸線を水平面内で所定の角
度を互いにクロスさせて圧延を行うようにしたク
ロスロール式圧延機が開発されている（例えば、
特開昭55−64908号公報）。
しかしながら、クロスロール式圧延機で圧延材
を圧延する場合、特に一定板幅の圧延材を多量に
圧延するいわゆるロツト圧延を行うと、ワークロ
ールの圧延材と直接接触する表面に局部摩耗（偏
摩耗）が発生する。このためロール表面を研削す
るためにしばしばロール組替作業が必要となつた
り、あるいは圧延材の圧延順序を広幅から狭幅へ
と順次変更する圧延順序規制を行わねばならない
等の問題があり、これが生産能率向上の妨げとな
つていた。これに対して、この偏摩耗の問題を解
決するため、ワークロールを軸方向に移動させて
ワークロールに接触する圧延材の位置を移動させ
る方法が特願昭56−91318号に提案されている。
を圧延する場合、特に一定板幅の圧延材を多量に
圧延するいわゆるロツト圧延を行うと、ワークロ
ールの圧延材と直接接触する表面に局部摩耗（偏
摩耗）が発生する。このためロール表面を研削す
るためにしばしばロール組替作業が必要となつた
り、あるいは圧延材の圧延順序を広幅から狭幅へ
と順次変更する圧延順序規制を行わねばならない
等の問題があり、これが生産能率向上の妨げとな
つていた。これに対して、この偏摩耗の問題を解
決するため、ワークロールを軸方向に移動させて
ワークロールに接触する圧延材の位置を移動させ
る方法が特願昭56−91318号に提案されている。
ところで、移動の目的は異るが圧延機のロール
を軸方向に移動させる装置としては特公昭55−
18162号公報に開示されたものがある。これはロ
ールを支持するロールチヨツク内に各々２個のシ
リンダがロール軸心に関して対称位置に設けら
れ、それらのシリンダに内装されたピストンの一
端をロールチヨツク端面から突出させてハウジン
グに取付けられたブラケツトに当接させたもので
あり、シリンダの作動によつてピストンでハウジ
ングのブラケツトを押圧してロールチヨツク及び
ロールをその軸方向に移動させている。ところ
が、この構造の移動装置は上下ロール軸線を平行
に配列した通常の圧延機に関しては適用できる
が、前述のクロスロール式圧延機に対しては適用
することが困難である。すなわち、クロスロール
式圧延機においては、ロールを所定角度水平面内
で傾斜させることができるようにロールチヨツク
はハウジングに対して傾動できるように支持され
ると共にロールチヨツクにはハウジングに装着さ
れたジヤツキがその傾動の駆動手段として係合さ
れている。さらに、クロスロール圧延時にはロー
ル軸方向に大きなスラスト力が作用するので、そ
のスラスト力に対処するために一般にロールチヨ
ツクの端面にスラスト受機構が設けられている。
従つて、ロールを軸方向に移動させるためにロー
ルチヨツクをハウジングに対して移動させ、しか
もロールチヨツク端面にピストンを突出させてハ
ウジングに当接させている上述の従来の移動装置
をクロスロール式圧延機に適用するときは、構造
が極めて複雑となつてしまい、事実上用いること
はできない。
を軸方向に移動させる装置としては特公昭55−
18162号公報に開示されたものがある。これはロ
ールを支持するロールチヨツク内に各々２個のシ
リンダがロール軸心に関して対称位置に設けら
れ、それらのシリンダに内装されたピストンの一
端をロールチヨツク端面から突出させてハウジン
グに取付けられたブラケツトに当接させたもので
あり、シリンダの作動によつてピストンでハウジ
ングのブラケツトを押圧してロールチヨツク及び
ロールをその軸方向に移動させている。ところ
が、この構造の移動装置は上下ロール軸線を平行
に配列した通常の圧延機に関しては適用できる
が、前述のクロスロール式圧延機に対しては適用
することが困難である。すなわち、クロスロール
式圧延機においては、ロールを所定角度水平面内
で傾斜させることができるようにロールチヨツク
はハウジングに対して傾動できるように支持され
ると共にロールチヨツクにはハウジングに装着さ
れたジヤツキがその傾動の駆動手段として係合さ
れている。さらに、クロスロール圧延時にはロー
ル軸方向に大きなスラスト力が作用するので、そ
のスラスト力に対処するために一般にロールチヨ
ツクの端面にスラスト受機構が設けられている。
従つて、ロールを軸方向に移動させるためにロー
ルチヨツクをハウジングに対して移動させ、しか
もロールチヨツク端面にピストンを突出させてハ
ウジングに当接させている上述の従来の移動装置
をクロスロール式圧延機に適用するときは、構造
が極めて複雑となつてしまい、事実上用いること
はできない。
本発明は上述の点に鑑みて成されたものであ
り、構造が簡略化されたロール軸方向移動装置を
具えたクロスロール式圧延機を提供することを目
的としている。
り、構造が簡略化されたロール軸方向移動装置を
具えたクロスロール式圧延機を提供することを目
的としている。
この目的を達成する本発明にかかるクロスロー
ル式圧延機の構成は、所定のクロス角にクロスす
る上部ロール群と下部ロール群とを有するクロス
ロール式圧延機において、ワークロールの両端部
をそれぞれ回動自在に支持する一対のロールチヨ
ツクの少なくともいずれか一方において該ワーク
ロールをラジアル軸受によつて軸方向移動自在に
支持すると共に、前記ワークロールの軸端部に形
成されたカラーと該カラーを挟んで軸方向両側に
形成されたリングシリンダと該リングシリンダに
装着されたリングピストンと前記カラーとリング
ピストンとの間に介装されたスラスト軸受とを有
し、前記ワークロールを軸方向に移動させる移動
装置を前記ロールチヨツク内に収納したことを特
徴とする。
ル式圧延機の構成は、所定のクロス角にクロスす
る上部ロール群と下部ロール群とを有するクロス
ロール式圧延機において、ワークロールの両端部
をそれぞれ回動自在に支持する一対のロールチヨ
ツクの少なくともいずれか一方において該ワーク
ロールをラジアル軸受によつて軸方向移動自在に
支持すると共に、前記ワークロールの軸端部に形
成されたカラーと該カラーを挟んで軸方向両側に
形成されたリングシリンダと該リングシリンダに
装着されたリングピストンと前記カラーとリング
ピストンとの間に介装されたスラスト軸受とを有
し、前記ワークロールを軸方向に移動させる移動
装置を前記ロールチヨツク内に収納したことを特
徴とする。
以下本発明の一実施例を図面により詳細に説明
する。第１図、第２図はそれぞれ本発明の一実施
例にかかるクロスロール式圧延機の概略正面図、
及び第１図中のＡ−Ａ断面図である。尚、第２図
において駆動側Ｄの部材には符号に（′）を付し
て示した。
する。第１図、第２図はそれぞれ本発明の一実施
例にかかるクロスロール式圧延機の概略正面図、
及び第１図中のＡ−Ａ断面図である。尚、第２図
において駆動側Ｄの部材には符号に（′）を付し
て示した。
この圧延機は図示のように、圧延材１を直接上
下から挾圧して圧延する上下ワークロール２ａ，
２ｂ及びこのワークロール２ａ，２ｂに外接する
上下バツクアツプロール３ａ，３ｂを有し、これ
ら各ロールはそれぞれロールチヨツク４ａ，４
ｂ，５ａ，５ｂにより両端を回動自在に支持され
てハウジング６の窓部内に上下動できるように装
着される。一方、上部バツクアツプロールチヨツ
ク５ａの上端は圧下装置７に連結されてそれによ
り圧下力を付与されると共に、下部バツクアツプ
ロールチヨツク５ｂは圧上装置８に連結されて押
上力を付与されるようになつている。
下から挾圧して圧延する上下ワークロール２ａ，
２ｂ及びこのワークロール２ａ，２ｂに外接する
上下バツクアツプロール３ａ，３ｂを有し、これ
ら各ロールはそれぞれロールチヨツク４ａ，４
ｂ，５ａ，５ｂにより両端を回動自在に支持され
てハウジング６の窓部内に上下動できるように装
着される。一方、上部バツクアツプロールチヨツ
ク５ａの上端は圧下装置７に連結されてそれによ
り圧下力を付与されると共に、下部バツクアツプ
ロールチヨツク５ｂは圧上装置８に連結されて押
上力を付与されるようになつている。
またハウジング６にはロールクロス用のジヤツ
キ９ａ，９ｂ，１０ａ，１０ｂが装着されると共
に、それらがそれぞれロールチヨツク４ａ，４
ｂ，５ａ，５ｂの両側面（圧延方向Ｚの前後面）
に係合しており、ジヤツキ９ａ，９ｂ，１０ａ，
１０ｂを前後に作動させることによりロールチヨ
ツク４ａ，４ｂ，５ａ，５ｂを傾動させて上部ロ
ール群２ａ，３ａと下部ロール群２ｂ，３ｂを水
平面内で互いに任意のクロス角θにクロスさせる
ことができるようになつている。
キ９ａ，９ｂ，１０ａ，１０ｂが装着されると共
に、それらがそれぞれロールチヨツク４ａ，４
ｂ，５ａ，５ｂの両側面（圧延方向Ｚの前後面）
に係合しており、ジヤツキ９ａ，９ｂ，１０ａ，
１０ｂを前後に作動させることによりロールチヨ
ツク４ａ，４ｂ，５ａ，５ｂを傾動させて上部ロ
ール群２ａ，３ａと下部ロール群２ｂ，３ｂを水
平面内で互いに任意のクロス角θにクロスさせる
ことができるようになつている。
さらに、作業側Ｗの各ロールチヨツク４ａ，４
ｂ，５ａ，５ｂにはスラスト受機構１１ａ，１１
ｂ，１２ａ，１２ｂが設けられ、ロール軸方向に
作用するスラストに対してロールチヨツク４ａ，
４ｂ，５ａ，５ｂがハウジング６内で軸方向に移
動できないように拘束している。以下、このスラ
スト受機構を説明するが、ワークロールチヨツク
用スラスト受機構１１ａ，１１ｂとバツクアツプ
ロールチヨツク用スラスト受機構１２ａ，１２ｂ
は同様な構成であるので、第２図によつてワーク
ロールチヨツク用スラスト受機構１１ｂについて
説明する。ロールチヨツク４ｂの端面にはその中
心部突出するワークロール２ｂの取付軸１３の端
部を挾んで左右に上下一対の突起が形成され、そ
の左右の突起に対称形にそれぞれレバー１４がピ
ンにより枢着されると共に、左右のレバー１４は
前記ワークロール取付軸１３の端部を挾んで上下
に位置する一対の連結板１５によりピン結合で互
いに連結されて４節リンク機構が構成される。一
方、レバー１４の端部にはそれぞれ自動調心軸受
が内蔵された車輪１６が連結され、それらはハウ
ジング６に上下方向に互いに平行に設けられたガ
イド１７のガイド溝内に転動可能に収納されてい
る。従つて、ロールチヨツク４ｂが水平面内で傾
斜しても、車輪１６がガイド１７のガイド溝内を
水平方向に移動することでロールチヨツク４ｂに
働くスラスト力はレバー１４、連結板１５を介し
て車輪１６とガイド溝の接触面に直角に且つ均一
に伝えられる。尚、ガイド１７はハウジング６に
固定したシリンダ１８の駆動によりハウジング６
に突設された案内部１９に案内されて圧延方向Ｚ
に沿つて摺動可能となつており、ロール組替時に
はガイド１７をハウジング６の窓部の外側へ退避
させてガイド１７と車輪１６の係合を解くことに
より容易にロールアセンブリをハウジング６の外
へ取出すことができるようになつている。
ｂ，５ａ，５ｂにはスラスト受機構１１ａ，１１
ｂ，１２ａ，１２ｂが設けられ、ロール軸方向に
作用するスラストに対してロールチヨツク４ａ，
４ｂ，５ａ，５ｂがハウジング６内で軸方向に移
動できないように拘束している。以下、このスラ
スト受機構を説明するが、ワークロールチヨツク
用スラスト受機構１１ａ，１１ｂとバツクアツプ
ロールチヨツク用スラスト受機構１２ａ，１２ｂ
は同様な構成であるので、第２図によつてワーク
ロールチヨツク用スラスト受機構１１ｂについて
説明する。ロールチヨツク４ｂの端面にはその中
心部突出するワークロール２ｂの取付軸１３の端
部を挾んで左右に上下一対の突起が形成され、そ
の左右の突起に対称形にそれぞれレバー１４がピ
ンにより枢着されると共に、左右のレバー１４は
前記ワークロール取付軸１３の端部を挾んで上下
に位置する一対の連結板１５によりピン結合で互
いに連結されて４節リンク機構が構成される。一
方、レバー１４の端部にはそれぞれ自動調心軸受
が内蔵された車輪１６が連結され、それらはハウ
ジング６に上下方向に互いに平行に設けられたガ
イド１７のガイド溝内に転動可能に収納されてい
る。従つて、ロールチヨツク４ｂが水平面内で傾
斜しても、車輪１６がガイド１７のガイド溝内を
水平方向に移動することでロールチヨツク４ｂに
働くスラスト力はレバー１４、連結板１５を介し
て車輪１６とガイド溝の接触面に直角に且つ均一
に伝えられる。尚、ガイド１７はハウジング６に
固定したシリンダ１８の駆動によりハウジング６
に突設された案内部１９に案内されて圧延方向Ｚ
に沿つて摺動可能となつており、ロール組替時に
はガイド１７をハウジング６の窓部の外側へ退避
させてガイド１７と車輪１６の係合を解くことに
より容易にロールアセンブリをハウジング６の外
へ取出すことができるようになつている。
次にワークロール２ａ，２ｂの軸方向移動装置
について述べるが、上部ワークロール２ａ及び下
部ワークロール２ｂについてそれぞれ同一の構成
を有するもので、以下第２図によつて下部ワーク
ロール２ｂに関して説明する。
について述べるが、上部ワークロール２ａ及び下
部ワークロール２ｂについてそれぞれ同一の構成
を有するもので、以下第２図によつて下部ワーク
ロール２ｂに関して説明する。
スラスト受機構１１ｂが取付けられたロールチ
ヨツク４ｂ内において、ワークロール２ｂはその
取付軸１３がラジアル軸受２０を介して回動自在
に支持され、且つ軸方向に移動自在に支持され
る。取付軸１３の外周部にはカラー２１が突設さ
れると共に、ロールチヨツク４ｂ内にはそのカラ
ー２１を挾んで軸方向両側に取付軸１３と同心に
それぞれリングシリンダ２２ａ，２２ｂが形成さ
れる。両側のリングシリンダ２２ａ，２２ｂには
それぞれリングピストン２３ａ，２３ｂが装着さ
れ、そのリングピストン２３ａ，２３ｂの先端は
取付軸１３のカラー２１にそれぞれスラスト軸受
２４ａ，２４ｂを介して当接している。また、リ
ングシリンダ２２ａ，２２ｂにはカラー２１と反
対端部に作動流体の供給及び排出管（図示せず）
が連通され、公知の流体圧供給源に接続されてい
る。尚第２図中、２５はシールリング、２６はリ
テーナ、θはクロス角である。
ヨツク４ｂ内において、ワークロール２ｂはその
取付軸１３がラジアル軸受２０を介して回動自在
に支持され、且つ軸方向に移動自在に支持され
る。取付軸１３の外周部にはカラー２１が突設さ
れると共に、ロールチヨツク４ｂ内にはそのカラ
ー２１を挾んで軸方向両側に取付軸１３と同心に
それぞれリングシリンダ２２ａ，２２ｂが形成さ
れる。両側のリングシリンダ２２ａ，２２ｂには
それぞれリングピストン２３ａ，２３ｂが装着さ
れ、そのリングピストン２３ａ，２３ｂの先端は
取付軸１３のカラー２１にそれぞれスラスト軸受
２４ａ，２４ｂを介して当接している。また、リ
ングシリンダ２２ａ，２２ｂにはカラー２１と反
対端部に作動流体の供給及び排出管（図示せず）
が連通され、公知の流体圧供給源に接続されてい
る。尚第２図中、２５はシールリング、２６はリ
テーナ、θはクロス角である。
このような構成において、いずれか一方のリン
グシリンダ、図示の状態においては作業側Ｗのリ
ングシリンダ２２ａに液圧を作用させると共に、
反対側すなわち駆動側Ｄのリングシリンダ２２ｂ
の液圧を逃がすと、リングピストン２３ａ，２３
ｂの移動に伴つてスラスト軸受２４ａ，２４ｂ、
カラー２１を介して下部ワークロール２ｂが駆動
側Ｄのロールチヨツク４b′と共にその軸方向に沿
つて駆動側Ｄに移動する。一方、上記と逆に液圧
を作用させればワークロール２ｂを作業側Ｗへ移
動させることができる。尚、上部ワークロール２
ａについても同様であり、上部ワークロール２ａ
も適宜下部ワークロール２ｂと同方向あるいは反
対方向に移動される。上述の構造において、ロー
ルチヨツク４b′内に収納されるシリンダ２２ａ，
２２ｂ及びピストン２３ａ，２３ｂをワークロー
ル２ｂと同心のリング状としているので、ピスト
ンの受圧面積を大きくすることができ、それだけ
装置の小型、簡略化が可能である。
グシリンダ、図示の状態においては作業側Ｗのリ
ングシリンダ２２ａに液圧を作用させると共に、
反対側すなわち駆動側Ｄのリングシリンダ２２ｂ
の液圧を逃がすと、リングピストン２３ａ，２３
ｂの移動に伴つてスラスト軸受２４ａ，２４ｂ、
カラー２１を介して下部ワークロール２ｂが駆動
側Ｄのロールチヨツク４b′と共にその軸方向に沿
つて駆動側Ｄに移動する。一方、上記と逆に液圧
を作用させればワークロール２ｂを作業側Ｗへ移
動させることができる。尚、上部ワークロール２
ａについても同様であり、上部ワークロール２ａ
も適宜下部ワークロール２ｂと同方向あるいは反
対方向に移動される。上述の構造において、ロー
ルチヨツク４b′内に収納されるシリンダ２２ａ，
２２ｂ及びピストン２３ａ，２３ｂをワークロー
ル２ｂと同心のリング状としているので、ピスト
ンの受圧面積を大きくすることができ、それだけ
装置の小型、簡略化が可能である。
尚、本発明は上述の実施例に限定されるもので
なく、例えば駆動側のロールチヨツク４b′におい
てワークロール２ｂを軸方向移動自在に支持した
り、あるいはそこにワークロール２ｂの軸方向移
動装置を収納してもよく、本発明の精神を逸脱し
ない範囲で種々の改変が可能である。
なく、例えば駆動側のロールチヨツク４b′におい
てワークロール２ｂを軸方向移動自在に支持した
り、あるいはそこにワークロール２ｂの軸方向移
動装置を収納してもよく、本発明の精神を逸脱し
ない範囲で種々の改変が可能である。
以上一実施例を挙げて詳細に説明したように本
発明によれば、ワークロールの両端部をそれぞれ
回動自在に支持する一対のロールチヨツクの少な
くともいずれか一方においてワークロールをラジ
アル軸受によつて軸方向移動自在に支持すると共
に、その軸端部に形成されたカラーとカラーの両
側に形成されたリングシリンダとリングシリンダ
に装着されたリングピストンとカラーとリングピ
ストンとの間に介装されたスラスト軸受とを有し
てワークロールを軸方向に移動させる移動装置を
ロールチヨツク内に収納するようにしたので、簡
単な構造でクロスロール式圧圧延機においてワー
クロールを軸方向に移動させることができ、従つ
てワークロールの偏摩耗の発生を防止することが
できる。
発明によれば、ワークロールの両端部をそれぞれ
回動自在に支持する一対のロールチヨツクの少な
くともいずれか一方においてワークロールをラジ
アル軸受によつて軸方向移動自在に支持すると共
に、その軸端部に形成されたカラーとカラーの両
側に形成されたリングシリンダとリングシリンダ
に装着されたリングピストンとカラーとリングピ
ストンとの間に介装されたスラスト軸受とを有し
てワークロールを軸方向に移動させる移動装置を
ロールチヨツク内に収納するようにしたので、簡
単な構造でクロスロール式圧圧延機においてワー
クロールを軸方向に移動させることができ、従つ
てワークロールの偏摩耗の発生を防止することが
できる。
図面は本発明の一実施例にかかり、第１図はク
ロスロール式圧延機の概略正面図、第２図は第１
図中のＡ−Ａ断面図である。 図面中、１は圧延材、２ａ，２ｂはワークロー
ル、３ａ，３ｂはバツクアツプロール、４ａ，４
ｂ，５ａ，５ｂはロールチヨツク、６はハウジン
グ、１３はワークロール取付軸、２０はラジアル
軸受、２１はカラー、２２ａ，２２ｂはリンング
シリンダ、２３ａ，２３ｂはリングピストン、２
４ａ，２４ｂはスラスト軸受である。
ロスロール式圧延機の概略正面図、第２図は第１
図中のＡ−Ａ断面図である。 図面中、１は圧延材、２ａ，２ｂはワークロー
ル、３ａ，３ｂはバツクアツプロール、４ａ，４
ｂ，５ａ，５ｂはロールチヨツク、６はハウジン
グ、１３はワークロール取付軸、２０はラジアル
軸受、２１はカラー、２２ａ，２２ｂはリンング
シリンダ、２３ａ，２３ｂはリングピストン、２
４ａ，２４ｂはスラスト軸受である。
Claims (1)
- １ 所定のクロス角にクロスする上部ロール群と
下部ロール群とを有するクロスロール式圧延機に
おいて、ワークロールの両端部をそれぞれ回動自
在に支持する一対のロールチヨツクの少なくとも
いずれか一方において該ワークロールをラジアル
軸受によつて軸方向移動自在に支持すると共に、
前記ワークロールの軸端部に形成されたカラーと
該カラーを挟んで軸方向両側に形成されたリング
シリンダと該リングシリンダに装着されたリング
ピストンと前記カラーとリングピストンとの間に
介装されたスラスト軸受とを有し、前記ワークロ
ールを軸方向に移動させる移動装置を前記ロール
チヨツク内に収納したことを特徴とするクロスロ
ール式圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6325684A JPS60210306A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | クロスロ−ル式圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6325684A JPS60210306A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | クロスロ−ル式圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60210306A JPS60210306A (ja) | 1985-10-22 |
| JPH0420682B2 true JPH0420682B2 (ja) | 1992-04-06 |
Family
ID=13223995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6325684A Granted JPS60210306A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | クロスロ−ル式圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60210306A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1280175B1 (it) * | 1995-05-25 | 1998-01-05 | Danieli Off Mecc | Dispositivo per la movimentazione incrociata dei cilindri di laminazione |
| JP3285833B2 (ja) * | 1998-12-04 | 2002-05-27 | 三菱重工業株式会社 | クロスロール圧延機 |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP6325684A patent/JPS60210306A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60210306A (ja) | 1985-10-22 |
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