JPH0420673B2 - - Google Patents

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JPH0420673B2
JPH0420673B2 JP58164690A JP16469083A JPH0420673B2 JP H0420673 B2 JPH0420673 B2 JP H0420673B2 JP 58164690 A JP58164690 A JP 58164690A JP 16469083 A JP16469083 A JP 16469083A JP H0420673 B2 JPH0420673 B2 JP H0420673B2
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JP
Japan
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pipe
work vehicle
arm
tool
pipe work
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58164690A
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English (en)
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JPS6058285A (ja
Inventor
Kyoto Ooyagi
Tadashi Munakata
Masao Oonuki
Masamichi Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば、海水による冷却水を導入す
る配管内に付着した貝や海藻類を清掃及び点検作
業する管内自動遠隔清掃装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、火力発電所や原子力発電所において、
復水器を冷却する循環水配管内では、例えば、貝
や海藻類が多量に付着生長し、これらの貝や海藻
類は、配管内の有効面積を減少させ、これに起因
して、これらが冷却水の取水抵抗となり、復水器
の冷却効率を低下させるばかりでなく、配管内に
付着した貝や海藻類は自然に剥離して、上記復水
器の冷却細管群内に流入して、その機能を阻害す
るばかりでなく、冷却水の流れを阻止し、しか
も、腐蝕発生の原因になる関係上、定期的に配管
内の清掃及び点検作業が行われている。
又一方、原子力発電所は、耐震構造上の見地か
ら、発電所建屋を岩盤上に直接建設する手段を採
つている。通常、岩盤は地中深部にあるため、上
記のような手段であると、建屋の半分近くが海面
下に位置する場合が多くなつている。このため、
上記発電所建屋の最下部に配置されている復水器
を冷却する循環水管は深くなり、かつ屈曲部、急
勾配、垂直管部および分岐部等が組合わされた複
雑な流路を形成している。
このように、複雑な流路を形成した循環水配管
内の清掃及び点検作業は、従来、機械に頼ること
なく、人手によつて定期的に行われているため、
作業能率が低く、しかも作業環境も悪い等の欠点
がある。特に、管内上部壁面に固着した貝の除去
作業は、重労働であるばかりでなく周囲の環境は
貝が死ぬため貝の腐敗による悪臭がひどく、かつ
作業が長びくとつづいて有毒ガスが発生してくる
ため酸素欠乏になつてしまうなど劣悪である。
又、配管内は暗く、残水や海藻類で非常に滑り易
くなつていたり、垂直管部においては、縄梯子を
下りながらの作業であり、作業環境はきわめて悪
い条件の下で長時間に亘つて行われている。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもの
であつて、複雑な流路を形成した循環水による配
管内を清掃工具等を備えた管内作業車を自動遠隔
操作によつて管内清掃作業を行い、作業環境の悪
い条件の下で人手によることなく、清掃作業能率
の向上を図ることを目的とする管内自動遠隔清掃
装置を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、配管内を走行する管内作業車に管径
の大きさに倣つて伸縮しながら旋回するアームを
設け、このアームの自由端部に工具を固定もしく
は着脱自在に設け、上記管内作業車に巻取り装置
を介して制御および動力ケーブルを地上側の運転
制御装置に接続し、上記管内作業車を自動的に遠
隔操作で管内を清掃点検し得るように構成したも
のである。
〔発明の実施例〕 以下、本発明を原子力発電所における循環水配
管内の清掃・点検作業に適用した図示の一実施例
について説明する。
図において、符号1は、原子力発電所の地中2
に埋設された循環水の配管であつて、この配管1
の一部にはマンホール3が設けられており、この
マンホール3の直上には、例えば、ケーブルリー
ル装置の巻取り装置4、吊ロープ5の固定要アン
カー6が設置されている。また、上記巻取り装置
4の直下の位置には、ガイドローラ7が付設され
ており、上記巻取り装置4により巻戻される制御
用ケーブル8a、および動力用ケーブル8bで構
成される両ケーブル8が上記ガイドローラ7を介
して上記配管1内を走行する管内作業車9に連結
されている。さらに、この管内作業車9には、上
記配管1内の管径の大きさにならつて伸縮しなが
ら旋回するアーム10が設けられており、このア
ーム10の自由端部には、例えば、清掃工具もし
くは点検作業用工具11が固定形で、もしくは着
脱自在形で設けられている。さらにまた、上記ア
ンカー6に固定された吊ロープ5はガイドローラ
12を介して上記管内作業車9に搭載されている
巻上げ装置13に連結されている。この吊ロープ
5は、この管内作業車9を懸垂するようになつて
いる。この実施例では巻上げ装置13は管内作業
車9に搭載されているが、地上に設置されている
場合も考えられる。
符号14は、第2図に示すごとく、アーム15
の先端に車輪16を設けアクチユエータ17によ
り、配管内壁に押しつけるように構成されたつつ
ぱり装置である。
一方、制御用ケーブル8aは、巻取り装置4を
介して地上側2aに設置された運転制御装置18
に制御用リード線19を介して接続されており、
この運転制御装置18は、制御操作盤18aに複
数のTVモニタ18b、操作ハンドル18cを付
設して構成したものである。
また、上記巻取り装置4と上記運転制御装置1
8との間の地上側2aには、動力装置(動力給電
装置)20が設置されており、この動力装置20
は、巻取り装置4を介して動力用リード線21a
により動力用ケーブル8bに接続されており、ま
た、動力用リード線21bにより上記運転制御装
置18に接続されている。
他方、上記管内作業車9の台車9aにはTVカ
メラ23が配管1内の壁面および走行路上を撮影
して上記複数のTVモニタ18bに写し出すよう
に付設されており、上記アーム10に付設された
TVカメラ24は、工具11の前面を撮影して上
記複数のTVモニタ18bに、選択的に写し出す
ようにして付設されている。
したがつて、上記配管1内を走行し得る管内作
業車9は、上記運転制御装置18の遠隔操作によ
つて、上記動力装置20からの給電を受けて配管
1内を走行すると共に、上記つつぱり装置14に
より作業車の安定をはかりながら上記アーム10
を管径の大きさに倣つて伸縮しながら旋回するこ
とにより、このアーム10の自由端部に付設され
た清掃用工具11によつて、管壁に付着した貝や
海藻を剥離し、これを上記各TVカメラ23,2
4で撮影し、さらに、これを上記複数のTVモニ
タ18bに写し出すようになつている。
また、第4図のように管内作業車9が走行中に
傾くことがある。この現象に対しては、管内作業
車9は前輪もしくは後輪がかじとりを行ない傾き
を修正することが出来るようになつている。しか
し、四輪の管内作業車9においては、走行中に任
意の一つの車輪が浮き上がる可能性が強い。これ
を防止するために第5図に示すように、前輪また
は後輪のどちらか一方の支持フレーム30と管内
作業車9aとの接続部を、第5図のように、台車
前後方向にピンジヨイント31の構造を採用する
ことにより、管内作業車9の総荷重は台車9a上
では実質上3点支持されることになるため車輪の
浮き上りを未然に防止することが可能となる、こ
れらの装置により、多少凹凸のある直管部や、曲
管部も、常に管内作業車9を水平かつ配管の軸方
向に保ちながら安定した走行が可能である。
また一方、垂直管部1aの配管1内の清掃をす
る場合、上記巻上げ装置13を駆動し、除々に吊
りロープ5をくり出し、かつ上記管内作業車9を
懸垂しながら、前述したように、上記アーム10
を管径の大きさに倣つて伸縮しながら旋回し、こ
のアーム10の自由端部に付設された清掃用工具
11で、管壁の貝や海藻を剥離清掃すると共に点
検も行なうようになつている。第1図は上記巻上
げ装置13を台車9a上に搭載した場合の一実施
例を示しているが、本発明の要旨を変更しない範
囲内で、例えば地上に設置するように設計変更す
ることは自由である。
このようにして、本発明は、地上側の運転制御
装置18によつて、配管1の管内作業車9を走行
しながら、管壁に付着した貝や海藻をアーム10
の自由端部に付設された清掃用の工具11で剥離
清掃するようになつている。
因みに、本発明は、地上側に動力装置20を設
けた実施例について説明したけれども、本発明の
要旨を変更しない範囲内で、例えば、バツテリー
を台車9aに搭載するように設計変更することは
自由である。又、上記管内作業車9は、タイヤを
使用したものについて説明したけれども、後車輪
を覆帯にして推進力を増すようにしてもよい。さ
らに又、台車9aの下部にマグネツトアンカーを
付設し、これによつて壁面に吸着しながら昇降し
得るようにしたり、転倒防止を図るように設計変
更することは自由である。
又一方、清掃用の工具11は剥離工具として高
圧ジエツト水を使用するようにしてもよいこと勿
論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、配管1内を
走行する管内作業車9に管径の大きさに倣つて伸
縮しながら旋回するアーム10を設け、このアー
ム10の自由端部に工具11を固定もしくは着脱
自在に設け、上記管内作業車9に巻取り装置4を
介して制御および動力ケーブル8を地上側の運転
制御装置18と動力装置20に接続してあるの
で、清掃作業環境の悪い配管1内でも長時間に亘
つて連続してできるようになるから、清掃作業能
率を大幅に向上することができると共に、作業者
は足場の危険な作業から解放できるばかりでな
く、複雑な流路を形成した循環水の配管1内の清
掃を短時間で仕上げることができる等の優れた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の管内自動遠隔清掃装置の一
実施例を示す図面である。第2図はつつぱり装置
の一実施例を示す図面、第3図は同じくその側面
図、第4図は台車が傾いた状態になつたことを示
す説明図、第5図は台車と車輪の支持フレームの
接続方法の一例を示す説明図である。 1……配管、3……マンホール、4……巻取り
装置、5……吊ロープ、8……ケーブル、9……
管内作業車、10……アーム、11……工具、1
3……巻上げ装置、14……つつぱり装置、18
……運転制御装置、20……動力装置、23,2
4……TVカメラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 配管内を走行する四輪の管内作業車と; 前記管内作業車に設けられ、自由端部に工具を
    固定もしくは着脱自在に取付けてある管径の大き
    さに倣つて伸縮しながら旋回するアームと; 前記管内作業車に設けられた管内作業車の安定
    確保のための支持アームと; 地上側に配設された運転制御装置と; 地上側に配設されたケーブルの巻取り装置と; 前記管内作業車と運転制御装置とを前記巻取り
    装置を介して接続した制御ケーブルおよび動力ケ
    ーブルと; 地上側と管内作業車とを連結する補助ロープ
    と; 前記管内作業車上に設置された前記補助ロープ
    の巻上げ装置と; を備え、前記管内作業車はその作業台車と前輪ま
    たは後輪のどちらか一方の支持フレームとがピン
    ジヨイント構造により接続されていることを特徴
    とする管内自動遠隔清掃装置。 2 アームの自由端部に設けられる工具を清掃工
    具若しくは点検工具にしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の管内自動遠隔清掃装置。
JP58164690A 1983-09-07 1983-09-07 管内自動遠隔清掃装置 Granted JPS6058285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58164690A JPS6058285A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 管内自動遠隔清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP58164690A JPS6058285A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 管内自動遠隔清掃装置

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JPS6058285A JPS6058285A (ja) 1985-04-04
JPH0420673B2 true JPH0420673B2 (ja) 1992-04-06

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ID=15798002

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JP58164690A Granted JPS6058285A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 管内自動遠隔清掃装置

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JPS6058285A (ja) 1985-04-04

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