JPH04206682A - プリント配線板のはんだコーティング方法 - Google Patents

プリント配線板のはんだコーティング方法

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JPH04206682A
JPH04206682A JP32977990A JP32977990A JPH04206682A JP H04206682 A JPH04206682 A JP H04206682A JP 32977990 A JP32977990 A JP 32977990A JP 32977990 A JP32977990 A JP 32977990A JP H04206682 A JPH04206682 A JP H04206682A
Authority
JP
Japan
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solder
printed wiring
temperature
wiring board
seconds
Prior art date
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Pending
Application number
JP32977990A
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English (en)
Inventor
Takehiro Toyoshima
豊島 武博
Takashi Hayashi
林 享司
Masayuki Nakano
正幸 中野
Kazuyasu Minagawa
一泰 皆川
Kunio Kawaguchi
邦雄 川口
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ホットエアレベリング法、またはソルダーコ
ート法を使用して、プリント配線板にはんだをコーティ
ングするプリント配線板のはんだコーティング方法に関
する。
〈従来の技術〉 従来、プリント配線板の製造工程において、導体表面を
保護し、部品実装時のはんだぬれ性を確保する目的で、
導体表面にはんだコーティングを行なう方法にホットエ
アレベリング法、またはソルダーコート法(以下ホット
エアレベリング法とのみ示す)がある。
この方法は、導体回路を作成したプリント配線板を溶融
はんだに浸漬し、次いでホットエアを吹きつけてはんだ
を再分布させるとともに、はんだの不要な部分を除去す
るという方法である。
そして、従来のホットエアレベリング法は、プリント配
線板をすず濃度55〜70%のすず一鉛系はんだに23
0〜240℃で3〜5秒浸漬し、次イテ、温度190−
230℃、圧力1〜41(gf’/cm2のホットエア
(または空気)を吹きつけ、その後、室温で放置してプ
リント配線板の冷却を行ない、はんだコーティングを行
なうというものである。
そして、溶融はんだの温度、浸漬時間、すず濃度はプリ
ンj・配線板への部品実装はんだ付けにおいて多く使わ
れる条件に近いものが使用されている。
また、ホットエアの温度はホットエアレベリングの溶融
はんだとはんだの共晶温度の間の温度が使用されている
さらに、ホットエアの圧力は、望ましいはんだコーティ
ング膜厚が得られる値に決定され、通常I Kgf’ 
/cm 2以下では、はんだの不要な部分を除去できな
くなり、4Kgf /cm 2以上では、はんだ膜厚が
極めて薄くなるため、」二記の範囲で行なわれているの
か実情である。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来、ホットエアレベリング法によって
プリント配線板にはんだコーティングを行なったにもか
かわらず、部品実装の段階ではんだぬれ性か悪いことか
あり、そのためはんだ付は不良が多発するという問題点
が指摘されている。
この理由としては、種々考えられるが、主なものとして
は、ホットエアレベリング法を用いると、コーティング
したはんだの膜厚が不均一となり、はんだ膜厚の薄い部
分かてきやすいこと、および、プリント配線板が高温に
なることにより、Cu−3n合金層(またはCu−3n
金属間化合物)の成長やはんだ等の酸化か起こるためで
あると考えられている。
本発明は、」−記の課題を解決するためになされたもの
で、本発明の目的とするところは、はんだぬれ性を向上
させることにより、はんだ接続における信頼性を著しく
高めたプリント配線板のはんだコーティング方法を提供
することにある。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は、プリント配線板
を溶融はんだに浸漬し、次いて空気を吹きつけてはんだ
を再分布させるとともに、はんだの不要な部分を除去す
るプリント配線板のはんだコーティング方法において、 前記溶融はんだの温度を183〜225℃、吹きつける
空気の温度を100℃以下に設定するとともに、空気を
吹きつけた後、30秒以内にプリント配線板を100℃
以下の液体に浸漬して冷却することを特徴とする。
く作用〉 以上の構成から明らかなように、本発明方法によれば、
ホットエアレベリング時におけるプリント配線板の温度
を低くすることかでき、そのため、プリント配線板にコ
ーティングされたはんだの粘度が高くなり、コーティン
グされてから冷却されるまでの間はんだがより流動しに
くくなり、はんだ膜厚が均一化する作用がある。
また、高温状態におけるCu−8n合金層成長を抑制し
、はんだの組成が部分的に変化したり、Cu−81重金
属か端子表面に露出することを抑制する作用がある。
さらに、高温状態におけるはんだとCn−3n合金層お
よび銅の酸化を抑制する作用がある。
このような作用により、最終的に部品実装時のはんだぬ
れ性を向上させることが可能となる〈実施例〉 以下、本発明方法について、実施例に基づき詳細に説明
する。
本発明方法の特徴を工程順に説明していくと、まず第1
に、溶融はんだの温度を従来の230〜240°Cに対
して、183〜225℃に設定したことが特徴である。
ここで、溶融はんだの温度は、すず−鉛系はんだの共晶
温度183℃から従来の使用温度の下限値230℃近く
までが使用でき、より低温の方が望ましい。
したがって、溶融はんだの温度を従来より低くすること
により、 (1)Cu−8n合金層の成長が少なくなる。
(2)はんだとCu−3n合金層および銅の酸化が少な
くなる。
(3)はんだの粘度が大きくなり、空気吹きつけ時、お
よび吹きつけ後に、はんだがより流動しにくくなり、膜
厚が均一化する。
等の効果があると考えられる。
用いるはんだは、すず濃度55〜70%のすず−鉛系の
はんたて、特に従来と変える必要はない。
第2に、プリント配線板を溶融はんだに浸漬した後、過
剰のはんたを除去するために吹きつける空気を、従来の
温度190〜230℃、圧力1〜4Kgr/Cm 2の
いわゆるホットエアに対し、温度100℃以下、望まし
くは10℃〜100°C1圧力1〜4Kg1’ /Cm
 2の空気にしたことが特徴である。
このとき、空気の温度が低いほどプリント配線板の冷却
効果が大きく、100℃以下で効果的であるが、10℃
以下ではプリント配線板への熱衝撃が大きくなり、他の
不具合を発生するおそれがあるため、10〜100°C
がより望ましい。なお、圧力は特に従来と変える必要は
ない。
第3に、プリント配線板に空気を吹きつけて過剰のはん
だを除去した後、30秒以内に100℃以下、望ましく
は10℃〜100℃の液体に浸漬して冷却することが特
徴である。
ここで、プリント配線板の温度はホットエアレベリング
装置から取り出した後、自然冷却によって徐々に下がっ
ていくので、温度の高い取り出し直後に液体に浸漬する
と冷却効果が大きく、30秒以」二経過すると効果か小
さくなる。
そのため、30秒以内に冷却する必要がある。
液体の温度が低いはと、プリント配線板の冷却効果か大
きく、100℃以下で効果的であるか、10℃以下では
プリント配線板への熱衝撃か大きくなり、他の不具合を
発生するおそれがあるため、10〜100℃がより望ま
しい。なお、液体は一般的にはプリント配線板への化学
的作用か少なく、比熱が大きくてかつ安価な水が好適で
ある。
次に、本発明によるはんだコーティング方法を使用した
実施例について詳細に説明する。
実施例1 0.65mmピッチQFP用の表面実装端子を有する両
面プリント配線板(日立化成工業(株)製)を、ソルダ
ーコーターH3C−601(大日本スクリーン製造(株
)製)にフラックスW−221(メック(株)製)、は
んだにJIS  Z  3282によるH63A (ソ
ルダーコート(株)製)を使用して、はんた浸漬を23
0°C55秒間、空気吹きつけを圧力3Kg1’ /C
m 2て40℃、3秒間行ない、15秒後に20°Cの
水槽に浸漬して10分間冷却してはんだコーティングを
行なった。
その結果、Cu−5%合金層の厚さが0.5μm、Cu
−3%合金層を含めたはんだ膜厚の平均値が2.5μm
、標準偏差が1.0μmであった。
そして、このプリント配線板に部品実装を行なった結果
、はんだぬれ不良になった表面実装端子数は全端子数の
0.196であった。
比較例1 従来のホットエアレベリング法の典型的な方法として、
浸漬するはんだの温度を235℃にし、吹きつける空気
の温度を220℃にし、空気吹きつけ後、20°Cの室
温で放置して、水槽での浸漬冷却は行なわなかった。
それ以外は実施例と同一の方法ではんだコーティングを
行なった。
その結果、Cu−3%合金層の厚さが1.2μm、Cu
−3%合金層を含めたはんだ膜厚の平均値が2.2μm
、標準偏差が2.51zmであった。
このプリント配線板に部品実装を行なった結果、はんだ
ぬれ不良になった表面実装端子数は全端子数の15,3
%であった。
このように、実施例1と比較例1とを対比すれば、明ら
かなように、実施例1の方が比較例1に比べ、Cu−3
%合金層を薄くすることができ、かつ部品を実装した際
のはんだぬれ不良率を著しく減少させることができる。
〈発明の効果〉 以上説明した通り、本発明によるプリント配線板のはん
だコーティング方法によれば、はんだ付けを行なう端子
表面のはんだぬれ性を著しく向」ニさせることができ、
プリント配線板の部品実装において、はんだ付は不良率
の低下と、はんだ接続信頼性の向上に大きく寄与するこ
とができるという効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プリント配線板を溶融はんだに浸漬し、次いで空気
    を吹きつけてはんだを再分布させるとともに、はんだの
    不要な部分を除去するプリント配線板のはんだコーティ
    ング方法において、 前記溶融はんだの温度を183〜225℃、吹きつける
    空気の温度を100℃以下に設定するとともに、空気を
    吹きつけた後、30秒以内にプリント配線板を100℃
    以下の液体に浸漬して冷却することを特徴とするプリン
    ト配線板のはんだコーティング方法。
JP32977990A 1990-11-30 1990-11-30 プリント配線板のはんだコーティング方法 Pending JPH04206682A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32977990A JPH04206682A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 プリント配線板のはんだコーティング方法

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JPH04206682A true JPH04206682A (ja) 1992-07-28

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ID=18225173

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JP32977990A Pending JPH04206682A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 プリント配線板のはんだコーティング方法

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JP (1) JPH04206682A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06350228A (ja) * 1993-06-08 1994-12-22 Matsushita Electric Works Ltd 半田付きプリント配線板の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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