JPH0420622B2 - - Google Patents

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JPH0420622B2
JPH0420622B2 JP26573089A JP26573089A JPH0420622B2 JP H0420622 B2 JPH0420622 B2 JP H0420622B2 JP 26573089 A JP26573089 A JP 26573089A JP 26573089 A JP26573089 A JP 26573089A JP H0420622 B2 JPH0420622 B2 JP H0420622B2
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JP
Japan
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clutch
shaft
fir
axis
pulley
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JP26573089A
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Tooru Harashima
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HARASHIMA KOGYO KK
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HARASHIMA KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマツサージ機に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来、マツサージ機は、特公昭57−1264号記載
のマツサージ機で示されるように、駆動軸に互い
に傾斜して取付けられた一対のもみ輪と、正逆転
自在なモータと駆動軸との間に介在したクラツチ
を制御する第1のソレノイドと、駆動軸の軸方向
と直交する方向に駆動軸を移動させる移動用駆動
軸との間に介在したクラツチを制御する第2のソ
レノイドとを一体化して機構部を形成し、上記モ
ータによるもみ輪の駆動と機構部の移動とを行な
うようにしたものがあつた。
しかし、このようなものでは、ソレノイドが2
個必要であり、しかも全体の構造としては複雑と
なり、さらには、電気容量が大となる欠点があつ
た。
そこで、本発明では、構造が簡単で、電源モー
タの過負荷防止を図ることができるマツサージ機
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明に係るマ
ツサージ機は、上下用クラツチの軸心廻りの回転
にて上下用プーリシヤフトが回転してモミボール
が上下動すると共に、モミ用クラツチの軸心廻り
の回転にてウオームシヤフトが回転して該モミボ
ールが回転するマツサージ機であつて、;上記上
下用クラツチを、上下ウオームシヤフトに軸心廻
り回転自在として外嵌すると共に、上記モミ用ク
ラツチを、ウオームシヤフトに一体回転可能とし
て外嵌し、かつ、該上下用クラツチ及びモミ用ク
ラツチに、該両クラツチをウオームシヤフト軸心
に沿つて同一方向に往復動をさせるスクリユーシ
ヤフト往復動機構を連結し、さらに、両クラツチ
のウオームシヤフト軸心に沿つた同一方向の往復
動にて上下用クラツチ又はモミ用クラツチに択一
的に連結されるクラツチプーリを、上記ウオーム
シヤフトに軸心廻り回転自在として外嵌したもの
である。
〔作用〕
スクリユーシヤフト往復動機構にて、上下用ク
ラツチとクラツチプーリを連結した状態として、
該クラツチプーリを回転駆動させれば、該上下用
クラツチが軸心廻りに回転して、モミボールが上
下動する。また、往復動機構にて、モミ用クラツ
チとクラツチプーリとを連結した状態として、該
クラツチプーリを回転駆動させれば、モミボール
が回転する。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
第3図と第4図は本発明に係るマツサージ機を
示し、このマツサージ機は、背もたれ部1と座部
2と肘部3とヘツドレス4とからなる椅子部5
と、該椅子部5の背もたれ部1内に内装される機
構部6と、該椅子部5を支持する脚部7と、を備
えている。
しかして、機構部6とは、背もたれ部1内に内
装される枠体8と、該枠体8に取付けられる正逆
転自在なモータ9と、モミボール10,10と、
クラツチ装置11と、等を備え、該クラツチ装置
11にて、該モータ9の回転をモミボール10,
10の回転としたり、枠体8の上下往復動とした
りするものである。
そして、枠体8は、スクリユーシヤフト15に
外嵌されるナツト部材14が上記モータ9の回転
にて該シヤフト15上を螺進退し一対のガイド枠
12,12に沿つて上下動するものである。
次に、クラツチ装置11とは、第1図と第2図
に示す様に、ウオームシヤフト18と、該ウオー
ムシヤフト18に外嵌される上下用クラツチ16
及びモミ用クラツチ17と、両クラツチ16,1
7をシヤフト軸心に沿つて同一方向に往復動させ
るスクリユーシヤフト往復動機構19と、該両ク
ラツチ16,17の往復動にて上下用クラツチ1
6又はモミ用クラツチ17に択一的に連結される
クラツチプーリ20と、を備えている。
ここで、クラツチプーリ20とは、第6図と第
7図に示す様に、円筒部21と、該円筒部21か
ら突設される鍔部22と、からなり、該鍔部22
の外周面にベルト嵌合溝23が設けられ、該鍔部
22の上下面に凹凸歯24,24が設けられてい
る。また、この場合、凹凸歯24の凸歯24a
は、回転トルク伝達用急傾斜面部25と噛合誘導
用緩傾斜面部26とを備えている。そして、第1
図に示す様に、両クラツチ16,17間のシヤフ
ト18にこのクラツチプーリ20は外嵌される
が、この場合、軸心廻りにフリーに回転自在であ
つて軸心方向には移動しないように設定される。
つまり、シヤフト18に段部27が設けられ、該
段部27に該プーリ20が係止している。また、
このプーリ20のベルト嵌合溝23に嵌合された
ベルト28はモータ9の出力軸に取付けられプー
リ29のベレト嵌合溝に嵌合される。つまり、モ
ータ9が回転駆動すれば、クラツチプーリ20が
回転駆動する。
また、上下用クラツチ16は第8図と第9図に
示す様に、円筒部30と該円筒部30の下端部か
ら突出される鍔部31とからなり、鍔部31の下
端面にクラツチプーリ20の上面の凹凸歯24に
噛合する凹凸歯32が設けられている。また、円
筒部30の内周面33には軸心方向凹溝34が周
方向に所定ピツチにて設けられている。そして、
第1図に示す様に、シヤフト18に外嵌された上
下用プーリシヤフト35に、このクラツチ16は
外嵌される。ここで、上下用プーリシヤフト35
とは、円筒部36と該円筒部36上端部に連設さ
れるリング体部37とからなり、該リング体部3
7の外周面にベルト嵌合溝38が設けられたもの
であつて、シヤフト18に回転自在にかつ軸心方
向への移動が不可能として外嵌されている。ま
た、円筒部36の外周面には、クラツチ16の内
周面33の凹溝34に嵌合する突出部39が設け
られ、クラツチ16が回転すれば、該クラツチ1
6と一体状にこのシヤフト35は回転する。40
はシヤフト18に外嵌される止め輪である。な
お、クラツチ16はウオームシヤフト18軸心方
向に沿つて上下動可能とされる。
次に、モミ用クラツチ17は、第10図と第1
1図に示す様に、円筒部41と該円筒部41の上
端部から連設される鍔部42とからなり、該鍔部
42に、クラツチプーリ20の下面の凹凸歯24
に噛合する凹凸歯43が設けられている。そし
て、円筒部41の内周面44には膨出部45,4
5が設けられ、また、シヤフト18には平面部4
6,46が設けられ、このクラツチ17がシヤフ
ト18に外嵌された際に、該膨出部45が平面部
に対応し、該クラツチ17が回転すれば、シヤフ
ト18は一体状に回転する。なお、この場合、ク
ラツチ17はウオームシヤフト18軸心に沿つて
上下動可能とされる。
また、両クラツチ16,17には、リング体4
7,48が夫々軸受49,50を介して外嵌され
ている。つまり、このリング体47,48はクラ
ツチ16,17が回転した場合においても回転し
ないが、夫々のクラツチ16,17と一体状に上
下動する。
次に、スクリユーシヤフト往復動機構19と
は、枠体8に取付けられる正逆転可能モータ76
と、該モータ76の出力軸に連結されるスクリユ
ーシヤフト77と、該シヤフト77に螺進退自在
として外嵌されるナツト部材78と、該ナツト部
材78と両クラツチ16,17とを連動連結する
連結体79と、からなり、スクリユーシヤフト7
7の回転によりナツト部材78が該シヤフト77
の軸心に沿つて上下に往復し、連結体79が上下
動する。
ここに、連結体79とは、上方のリング体47
に連結される上枠79aと、下方のリング体48
に連結される下枠79と、上下枠79a,79b
を連結する連結枠79cと、からなり、連結枠7
9cにナツト部材78が固着されている。
従つて、スクリユーシヤフト77の回転により
ナツト部材78が上下動すれば、連結体79が上
下動し、リング体47,48はウオームシヤフト
18軸心に沿つて同一方向に往復動する。つま
り、両クラツチ16,17がウオームシヤフト軸
心に沿つて同一方向に往復動する。80はスクリ
ユーシヤフト77の上端部を回転自在に保持する
保持部材であつて、枠体8に固定されている。
そして、ナツト部材78はスクリユーシヤフト
77の回転にて、モータ76本体76a上面から
ナツト部材78下面までの寸法が、第1図と第1
2図に示す様に、L1からL2まで変化するもので
あつて、該寸法がL1のときには、第1図に示す
様に、クラツチ17の凹凸歯43がクラツチプー
リ20の下面の凹凸歯24に噛合し、クラツチ1
6の凹凸歯32がクラツチプーリ20の上面の凹
凸歯24に噛合しない。また、その寸法がL2
ときには、第12図に示す様に、クラツチ17の
凹凸歯43がクラツチプーリ20の下面の凹凸歯
24に噛合せず、クラツチ16の凹凸歯32がク
ラツチプーリ20の上面の凹凸歯24に噛合す
る。
しかして、スクリユーシヤフト15には、第2
図に示す様に、上述のナツト部材14が回転自在
に外嵌されているが、ここに、ナツト部材14と
は、内周面がねじ部とされた円周状本体60と、
該本体60の外周面に連設されるプーリ部材62
と、からなり、該プーリ部62の外周面にベルト
嵌合溝61が設けられ、該ベルト嵌合溝61に、
上下用プーリシヤフト35のベルト嵌合溝38に
嵌合されたベルト63が嵌合されている。また、
枠体8の上壁64には、軸受65を介してナツト
部材14の下端部を包囲状とする取付体66が、
固着され、また、上壁64から取付台67(第5
図参照)が立設され、該取付台67に、ナツト部
材14の上端部を包囲状とする取付体68が軸受
69を介して取付けられている。
従つて、上下用プーリシヤフト35が回転すれ
ば、ベルト63を介してナツト部材14が回転
し、このナツト部材14はスクリユーシヤフト1
5上を螺進退する。即ち、枠体8がシヤフト軸心
に沿つて上下に往復動する。
次に、モミボール10,10は、モミボールシ
ヤフト70に設けられ、このシヤフト70は一端
が、ウオームギヤ74に外嵌されたスプライン軸
71に連結され、他端が、枠体8の一方の側壁7
2に回転自在として枢支された軸73に連結さ
れ、軸71,73の軸心Oa,Obは同一軸心とさ
れ、モミボールシヤフト70の軸心Ocは、軸7
1,73の軸心とは一致しない。そしてウオーム
ギヤ74がウオームシヤフト18のギヤ18aに
噛合し、該シヤフト18がその軸心廻りに回転す
れば、スプライン軸71がその軸心廻りに回転
し、シヤフト70は軸心Oa,Ob廻りに回転し、
モミボール10,10は回転する。なお、第1図
中、75はウオームシヤフト18のギヤ18a及
びウオームギヤ74を包囲するギヤケースであ
り、81,81はシヤフト18を該ケース75に
回転自在に保持するための軸受である。
従つて、上述の如く構成されたマツサージ機に
よれば、スクリユーシヤフト往復動機構19を作
動させて、第1図に示す状態として、モータ9を
回転駆動させて、プーリ20を回転させれば該プ
ーリ20の下面の凹凸歯24はクラツチ17の凹
凸歯43に噛合しているので、該クラツチ17が
回転してシヤフト18が回転する。それにより、
軸71が回転してシヤフト70が回転し、モミボ
ール10,10は回転する。また、往復動機構1
9を作動させて、第12図に示す状態として、モ
ータ9を回転駆動させて、プーリ20を回転させ
れば、プーリ20の上面の凹凸歯24がクラツチ
16の凹凸歯32に噛合しているので、該クラツ
チ16が回転し、シヤフト35が回転する。それ
により、ナツト部材14が回転し、枠体8がシヤ
フト15に沿つて往復動する。
次に、第13図は他の実施例の要部断面図を示
し、この場合、第15図に示す様に、リング体4
7,48には、夫々、突出ピン51,51がその
外周面から突出され、該突出ピン51,51に
は、クラツチレバー52の端部が挿入されてい
る。ここで、クラツチレバー52とは、先端片5
2a,52aと、中間片52b,52bと、該中
間片52b,52bを連結する基端片52cと、
先端片52aと中間片52bとを連結する連結片
52dと、からなり、また、中間片52b,52
bには、枠体8に固定された連結軸53が連設さ
れている。
そして、基端片52cには、突出片52eが突
設され、両クラツチレバー52の突出片52e,
52eが連結体54を介して連結されている。即
ち、第13図に示す状態から連結体54を長手方
向に沿つて上昇させれば、第14図に示す様に、
クラツチレバー52,52は各連結軸53,53
を中心に揺動し、各クラツチ16,17は下降す
る。また、この第14図に示す状態から逆に、連
結体54を長手方向に沿つて下降させれば、第1
3図に示す様に、各クラツチレバー52,52は
各連結軸53,53を中心に揺動し、各クラツチ
16,17は上昇する。55,55は連結体54
と突出片52e,52eを連結する連結ピンであ
る。
しかして、連結体54には、ナツト部材取付片
82が連設され、該取付片82にナツト部材78
が固定されている。従つて、モータ76が駆動し
てスクリユーシヤフト77が回転すれば、ナツト
部材78が該シヤフト77軸心に沿つて往復動
し、連結体54は、上下方向に往復動して両クラ
ツチ16,17はウオームシヤフト18軸心方向
に沿つて同一方向に往復動する。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、スクリユーシヤフト往復動機構19
として、スクリユーシヤフト77を固定された静
止シヤフトとすると共に、ナツト部材78をモー
タ76を介して回転可能として、該ナツト部材7
8をこの静止シヤフト上を往復動させるようにす
るも好ましく、さらには、ナツト部材78を枠体
8側に固定すると共に、モーター76及びスクリ
ユーシヤフト77を連結体79側に固定し、スク
リユーシヤフト77の軸心廻りの回転により連結
体79を往復動させて両クラツチ16,17をシ
ヤフト18軸心に沿つて往復動させるようにする
も好ましい。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
スクリユーシヤフト往復動機構19を介して、
上下用クラツチ16とモミ用クラツチ17を往復
動させ、クラツチプーリ20を、上下用クラツチ
16に連結してモミボール10,10を上下動さ
せたり、モミ用クラツチ17に連結してモミボー
ル10,10を回転させたりすることができ、機
構部6を全体としてコンパクトとすることがで
き、しかも、その構造も簡単である。さらに、モ
ータ9の過負荷を防止できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部拡大断面
側面図、第2図は要部拡大断面正面図、第3図は
一部断面で示す正面図、第4図は一部断面で示す
側面図、第5図は要部拡大平面図、第6図はクラ
ツチプーリの拡大正面図、第7図は同断面図、第
8図は上下用クラツチの拡大断面図、第9図は第
8図の−線断面図、第10図はモミ用クラツ
チの拡大断面図、第11図は第10図のXI−XI線
断面図、第12図は上下用クラツチとモミ用クラ
ツチの動作を説明する拡大断面図、第13図と第
14図は他の実施例の要部拡大断面側面図、第1
5図はクラツチレバーの拡大平面図である。 10……モミボール、16……上下用クラツ
チ、17……モミ用クラツチ、18……ウオーム
シヤフト、19……スクリユーシヤフト往復動機
構、20……クラツチプーリ、35……上下用プ
ーリシヤフト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下用クラツチ16の軸心廻りの回転にて上
    下用プーリシヤフト35が回転してモミボール1
    0,10が上下動すると共に、モミ用クラツチ1
    7の軸心廻りの回転にてウオームシヤフト18が
    回転して該モミボール10,10が回転するマツ
    サージ機であつて、 前記上下用クラツチ16を、上下ウオームシヤ
    フト18に軸心廻り回転自在として外嵌すると共
    に、上記モミ用クラツチ17を、ウオームシヤフ
    ト18に一体回転可能として外嵌し、かつ、該上
    下用クラツチ16及びモミ用クラツチ17に、該
    両クラツチ16,17をウオームシヤフト18軸
    心に沿つて同一方向に往復動をさせるスクリユー
    シヤフト往復動機構19を連結し、さらに、両ク
    ラツチ16,17のウオームシヤフト18軸心に
    沿つた同一方向の往復動にて上下用クラツチ16
    又はモミ用クラツチ17に択一的に連結されるク
    ラツチプーリ20を、上記ウオームシヤフト18
    に軸心廻り回転自在として外嵌したことを特徴と
    するマツサージ機。
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