JPH04206187A - 発熱装置 - Google Patents

発熱装置

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Publication number
JPH04206187A
JPH04206187A JP2332221A JP33222190A JPH04206187A JP H04206187 A JPH04206187 A JP H04206187A JP 2332221 A JP2332221 A JP 2332221A JP 33222190 A JP33222190 A JP 33222190A JP H04206187 A JPH04206187 A JP H04206187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ptc element
ptc
glass coating
electrodes
element body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2332221A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Tadokoro
智明 田所
Yuichi Takaoka
高岡 祐一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Priority to KR1019910002885A priority patent/KR970006424B1/ko
Priority to US07/659,832 priority patent/US5210516A/en
Priority to EP91102654A priority patent/EP0443618B1/en
Priority to DE69114322T priority patent/DE69114322T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、温風ヒータや防水ヒータ等に適用される発熱
装置に関する。
従来の技術と課題 従来、ヒータ用正特性サーミスタ装置に使用きれていた
PTC素子は第11図及び第12図に示すものであった
第11図に示すPTC素子は、素体40の上下面にAg
 −Zn 、 Ag −Sb等からなるオーム接触のA
gを主成分とする電極41.42が形成されている。ま
た、第12図に示すPTC素子は、素体40の上下面に
2層構造のT極43.44が形成されている。電極43
は素体40の表面に形成きれたNi等からなる下地工1
43aとその表面に形成妨れたAgT極43bとから構
成されている。同様にT極44は下地1極44aとAg
電極44bとから構成されている。
ところで、これらのPTC素子は発生した熱が周側面部
分から素子外に逃げやすく、このため発熱装置の温度上
昇特性等を改善する際の障害になっていた。またPTC
素子を収納するケースにはリード端子を引き出すための
穴等が開いているため、フラックスや塩素等の物質がこ
の穴から侵入し、PTC素子を劣化させるおそれがあっ
た。
そこで、本発明の課題は、PTC素子で発生した熱を素
子外に逃げに<<シて熱効率を向上し、かつ、耐環境性
等に優れた発熱装置を提供することにある。
課題を解決するための手段と作用 以上の課題を解決するため、本発明に係る発熱装置は、
ヒータ機能を備えたPTC素子の表面を電極部を残して
ガラスコーティングにて被覆したことを特徴とする。
以上の構成において、PTC素子の表面を電極部を残し
てガラスコーティングにて被覆したため、PTC素子の
周側面部分が熱絶縁きれ、FTC素子で発生した熱が素
子外に逃げにくくなる。しかも、PTC素子はガラスコ
ーティングによって外界から遮蔽され、フラックスや塩
素ガス等から保護される。
実施例 以下、本発明に係る発熱装置の一実施例について添付図
面を参照して説明する。本実施例では温風ヒータの場合
を説明する。
第1図ないし第6図は本実施例の温風ヒータに使用され
るPTC素子を製造工程順に示した垂直断面図である。
第1図はPTC素子の素体1を示す図である。
素体1は円板状の構造を有し、BaTi0m等のセラミ
ックス材料からできている。
まず、無電解めっき等の手段により、素体1の全面に例
えばNi膜2を形成する(第2図参照)。
経済性と信頼性の両方の観点からNi膜2の厚さは約1
μmにするのが好ましい。
素体1の全面に形成したNi膜2は、化学工、7チング
、研磨あるいはブラスト等の方法を用いて不要な部分、
本実施例の場合は素体1の周側面部分のNi膜が除去き
れる。素体1の上下面に残ったN1膜は下地電極2a、
 2bとなる(第3図参照)。
次に、第4図に示すように、この素体1全面にバレル法
あるいは吹き付は法等の手段により、ガラス材3を薄く
付着させる。さらに、このガラス材3の表面で、下地電
極2a、 2bと重なる部分に例えば、軸膜4,5を印
刷等の手段によって形成する(第5図参照)。Ag膜4
,5にはAgをペースト状にした材料が使用され、その
膜厚は、例えは2〜6μm程度とする。
次に、素体1は約500°Cの温度で30分間焼付は処
理が行なわれる。このとき、Ag膜4,5近傍のガラス
材3がAg膜4,5に拡散して、Ag膜4,5はAgを
主成分とする電極4a、 5aになる(第6図参照)。
このAgを主成分とする電極4a、5aは下地電極2a
、2bに強固に接合する。また、残りの部分のガラス材
3は下地電極2a、2bの一部や素体1の周側面にガラ
スコーテイング膜3aを形成する。このガラスコーテイ
ング膜3aは絶縁性を有し、素体1に強固に密着してい
る。
得られたPTC素子の温度上昇特性を測定した。
測定には、第7図に示すように、PTC素子10を放熱
部となるアルミ板11の一方の面の中央部に配置した試
料を使用した。PTC素子10は直径が8.0mm、厚
さが3.0mmの円板状のもので、(urie点が21
6℃、常温(25℃)での抵抗値が200〜500Ωの
ものを使用した。アルミ板11は長さLが40mm、幅
Wが30mmのものを使用した。第8図は測定回路図で
ある。この測定回路におい工、スイッチS1をオンする
と、100■の交流電源15からPTC素子10にi流
が流れ、PTC素子10が発熱する。この熱はアルミ板
11に伝導されアルミ板11が温度上昇する。このアル
ミ板11の表面温度がPTC素子10を配置した面の反
対面に設定した温度測定点Pにてペンレコーダに接続さ
れた熱T対16によって測定される。
第9図はペンレコーダで記録された測定結果を示すグラ
フである。実線17がPTC素子10の表面をガラスコ
ーテイング膜で被覆した場合の温度上昇曲線である。比
較のため、表面をガラスコーテイング膜で被覆していな
いPTC素子の温度上昇曲線を点線18で示す。表1に
測定結果をまとめる。
(以下余白) 以上のように、PTC素子の表面を電極4a、 5aを
残してガラスコーテイング膜3aにて被覆したので、P
TC素子で発生した熱が素子外に逃げにくくなり、電極
面での熱効率が向上し、かつ、発熱量がアップする。
こうして製作されたPTC素子を使用して、第10区に
示す温風ヒータ20が製作きれる。温風ヒータ20は、
金属製ケース21にPTC素子30や金属端子31を収
納したものである。金属製ケース21は収納容器22と
蓋27とからなる。収納容器22は仕切り壁22aで区
切られ、壁22aの上部にはばね受け22bが設けられ
ている。蓋27は左右両側に係止部27aが設けられ、
該係止部27aは、その先端かばね受け22bを回り込
んでいる。収納容器22にはPTC素子30、その上下
面に金属端子31、樹脂製のスペーサ32、金属端子3
1と金属製ケース21との間を絶縁するための絶縁シー
ト33が収納きれている。
前記ばね受け22bと係止部27aの先端との間に形成
されたギャップには断面C形状のはね34が圧入され、
ばね34のばね力によって収納容器22と蓋27とPT
C素子30と金属端子31と絶縁シート33とが圧接さ
れている。PTC素子30で発生した熱は金属端子31
及び絶縁シート33を介してケース21に伝えられる。
ケース21の外側には多数枚の放熱部となる放熱フィン
25が一定の間隔で設けられ、ケース21に伝わった熱
を効率よく外に取り出すことができる構造となっている
この温風ヒータ20において、PTC素子30はその表
面が電極部を残してガラスコーテイング膜3aによって
被覆きれているので、ケース21の穴から侵入する塩素
ガス等から保護される。
なお、本発明に係る発熱装置は、前記実施例に限定する
ものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更すること
ができる。
前記実施例では温風ヒータについて説明したが、本発明
はこれに限定きれるものではなく、VTRヒータ、ヘア
ーアイロン用ヒータ、防水ヒータ等の装置であってもよ
い。
さらに、PTC素子は、PTC素体に下地電極を設ける
ことなく、直接Agを主成分とする電極と該Agを主成
分とする電極部を残して前記素体を被覆したガラスコー
テイング膜とを設けたものであってもよい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、PTC
素子の表面を電極部を残してガラスコーティングにて被
覆したため、PTC素子で発生した熱が素子の周側面部
分から逃げにくくなり、電極面での熱効率が向上し、発
熱量がアップする。
これにより、PTC素子の温度上昇特性が改善され、ひ
いては温度上昇特性の優れた発熱装置が得られる。さら
に、PTC素子のサイズを小さくしても、従来と同じ発
熱量が得られるので、発熱装置を小型化することができ
、コストダウンが可能となる。しかも、PTC素子は電
極部以外の部分がガラス材によって外界から遮蔽され、
耐環境性が向上するので、信頼性の高い発熱装置となる
また、PTC素子がガラスコーティングによって保護き
れているため、外界からの機械的衝撃が素体等に直接加
わらず、素体の角部に割れや欠けが生じたり、下地電極
か剥かれたりするおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明に係る発熱装置の一実施
例を示すもので、第1図、第2図、第3図、第4図、第
5図及び第6図は正特性サーミスタ装置に使用されるP
TC素子の製造工程順を示す垂直断面図、第7図はPT
C素子の温度上昇特性の測定に使用した試料を示す斜視
図、第8図は温度上昇特性を測定するための1気回路を
示す電気回路図、第9図は測定結果を示すグラフ、第1
0図は温風ヒータの垂直断面図である。第11図及び第
12図は従来のPTC素子を示す垂直断面図である。 1・・・素体、3a・・・ガラスコーテイング膜、4a
、 5a・・・電極、10・・・PTC素子、20・・
・温風ヒータ、21・・・ケース、30・・・PTC素
子。 特許出願人  株式会社村田製作所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒータ機能を備えたPTC素子と、このPTC素子
    から発生した熱を放熱する放熱部とを少なくとも備えた
    発熱装置であって、 前記PTC素子の表面を電極部を残してガラスコーティ
    ングにて被覆したことを特徴とする発熱装置。
JP2332221A 1990-02-22 1990-11-28 発熱装置 Pending JPH04206187A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2332221A JPH04206187A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 発熱装置
KR1019910002885A KR970006424B1 (ko) 1990-02-22 1991-02-22 정특성더미스터와 그 제조방법
US07/659,832 US5210516A (en) 1990-02-22 1991-02-22 Ptc thermistor and ptc thermistor producing method, and resistor with a ptc thermistor
EP91102654A EP0443618B1 (en) 1990-02-22 1991-02-22 Method for producing a PTC thermistor
DE69114322T DE69114322T2 (de) 1990-02-22 1991-02-22 Verfahren zum Herstellen eines PTC-Thermistors.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2332221A JPH04206187A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 発熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04206187A true JPH04206187A (ja) 1992-07-28

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ID=18252529

Family Applications (1)

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JP2332221A Pending JPH04206187A (ja) 1990-02-22 1990-11-28 発熱装置

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JP (1) JPH04206187A (ja)

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