JPH0420591Y2 - - Google Patents

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JPH0420591Y2
JPH0420591Y2 JP1987091970U JP9197087U JPH0420591Y2 JP H0420591 Y2 JPH0420591 Y2 JP H0420591Y2 JP 1987091970 U JP1987091970 U JP 1987091970U JP 9197087 U JP9197087 U JP 9197087U JP H0420591 Y2 JPH0420591 Y2 JP H0420591Y2
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plate
mold
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falling
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔従来の技術〕 合成樹脂を各種成形機により日常品、電気部品
等の製品を成形する場合、例えば射出成形におい
ては、射出装置より溶融した樹脂を1組の金型の
中に押し込み冷却後開いて成形品を取り出すもの
であるが、このとき、製品の外にスプール、ラン
ナ等の不要物及び時には不良成形製品も同時に取
り出されシユートを介して落下する。このため集
められた成形品の中から製品(良品)のみ選別し
て取り出す必要があるが、これには多くの人手を
必要とする。このため、1組の金型を開いた時に
金型の間にロボツトの腕を挿入し、製品のみを分
離して取出しランナを落下させて選別する手段と
か、第4図及び第5図のように金型下方に反転板
13を有するシユート9を設け、常時該シユート
から排出される製品AとランナBとが混合した成
形品から別に設けた製品分離装置(図示しない)
により製品のみを分離選別すると共に、製品が不
良品の時は反転板の作用により不良製品Cをラン
ナDと一緒に別の排出口より取り出す手段等がと
られて来た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら人手による選別方法は多くの人手
を要するので省力的ではない。また、前記ロボツ
トによる選別は工程中にロボツトによる取り出し
時間を付加しなければならないので成形サイクル
が長くなり能率を低下させるとか、製品の形状が
異なるたびにロボツトの爪を変更しなければなら
ない不便がある。更に、前記従来技術における製
品分離装置においては、製品とランナの間に相当
な大きさの差があるときは選別できるが、両者が
近似すると選別が不可能になる等の問題点があ
り、未だに良い製品のみ選別して取り出す実用的
な手段は開発されていない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の上記の事情によりなされたもので、1
組の金型の間に中間プレートを介在させ、3プレ
ート金型となし、製品は中間プレートと左右の何
れか一方の金型間から取り出すようにし、金型下
方にはシユートを設け、該シユートには仕切板を
設けて2つの異なる落下経路を形成させ、且つ仕
切板上部には可動プレートを設けてその上端を常
時は前記中間プレートの下端に対向させ、不良成
形品発生時には可動プレートを揺動させて前記2
つの落下経路のいずれかを閉鎖し得るようにする
ことにより解決した。
すなわち本考案は、成形機の金型中央に中間プ
レートを設けた3プレート金型の製品分離装置に
おいて、金型直下に設けられた成形品落下シユー
トの中間部を仕切つて2つの落下経路を形成する
仕切板を設けると共に、前記仕切板の上部に揺動
自在に可動プレートを常時は前記中間プレートに
対向するように設け、成形品の良否に応じて前記
可動プレートを揺動させ前記2つの落下経路のい
ずれかを選択的に閉鎖し得るように構成したこと
を特徴とする3プレート金型の製品分離装置であ
る。
以下、実施例の図面に基づき本考案の作用を説
明する。
〔作用〕
常法により金型6,7内に樹脂を射出し、冷却
後金型7を型開きすると金型7と連動して移動す
る中間プレート8も後退し、製品Aは金型7と中
間プレート8の間より落下し、スプール、ランナ
B等の不要物は中間プレート8と金型7の間から
落下し、シユート9内に入る。該シユートの仕切
板10上端の可動プレート13は中間プレート8
の下側に対向しているので製品とスプール、ラン
ナは混り合うことなく、それぞれ落下経路11,
12を経て排出口14,15より取り出される。
また成形品に成形不良が発生した場合は可動プレ
ート13を揺動させ落下経路11を閉鎖し、不良
製品とスプール、ランナとを落下経路12を経て
出口15より排出する。このため出口11よりは
一定の基準に合致した製品のみ取り出される。
〔実施例〕
本考案の例を図面により説明する。図面は射出
成形機を使用した場合を示している。図中1は架
台を示し、架台1には射出装置2を型締装置3を
載置しており、射出装置2は上方にホツパー4を
設け、成形用樹脂を収納させ、先端にはノズル5
を設けている。これらの装置はどのような装置を
用いてもよいものである。
一方、前記射出装置2を型締装置3の間には固
定金型6と可動金型7を設け、さらに、固定金型
6と可動金型7の間には中間プレート8が設けら
れている。そして、金型を型締めして射出装置2
より金型6,7内に樹脂を射出し冷却後、型開き
して可動金型7と中間プレート8を後退させ、そ
れぞれの間隔を開き製品A、スプール、ランナB
を落下させる。この時金型6,7の下方にはシユ
ート9が設けられており、該シユート9には落下
路にそつて仕切板10を設け、落下経路11と落
下経路12に2分し、排出口14,15がそれぞ
れ設けられている。そして仕切板10の上部には
可動プレート13を揺動可能に取付け、常時中間
プレートと対向するように立上らせておく。この
ため製品Aは可動金型7と中間プレート8の間か
ら落下経路11を経て出口14より排出されスプ
ール、ランナBは固定金型6と中間プレート8の
間から落下経路12を経て出口15より排出され
る(第2図参照)。
また、成形品に成形不良が発生したり、射出成
形機の運転状態が異常となつたような場合は、可
動プレート13を第3図のように回転することに
より落下経路11を封鎖し、成形不良製品Cとス
プール、ランナDは共に落下経路12を経て排出
される。
また、可動プレート13は別に設けた成形品判
別装置と連動して、成形品判定装置により、各成
形シヨツト時の判定が不良となつた時、判定装置
からの信号に基づいて揺動するようにするのが効
率的で好ましい。
また、前記の可動プレート13は使用する中間
プレート8の型開時の位置に対応して適宜取付位
置を調節するのが選別効果を上げるのに好ましい
ものである。
〔効果〕 上記したように本考案によれば、常時は製品と
スプール、ランナはシユート内の別々の落下経路
を経て排出され、両者は完全に分離されるので、
規格に合致した製品のみを分離して取り出すこと
ができる。
また、何らかの理由により成形不良が発生した
場合はシユート内に設けた可動プレートを揺動さ
せて、上記製品の落下経路を閉鎖することによ
り、不良製品はスプール、ランナと共に他の落下
経路を経て排出されので、良品の製品と不良品の
製品が混入するのを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を装着した射出成形機の
側面図、第2図及び第3図はシユートと金型の詳
細側面図、第4図及び第5図は従来のシユートと
金型の側面図である。 2……射出機、3……型締装置、6……固定金
型、7……可動金型、8……中間プレート、9…
…シユート、10……仕切板、11,12……落
下経路、13……可動プレート、14,15……
排出口、A……製品、B,C……スプール、ラン
ナ、C……不良の製品。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 成形機の金型中央に中間プレートを設けた3
    プレート金型の製品分離装置において、金型直
    下に設けられた成形品落下シユートの中間部を
    仕切つて2つの落下経路を形成する仕切板を設
    けると共に、前記仕切板の上部に揺動自在の可
    動プレートを常時は前記中間プレートに対向す
    るように設け、成形品の良否に応じて前記可動
    プレートを揺動させ前記2つの落下経路のいず
    れかを選択的に閉鎖し得るように構成したこと
    を特徴とする3プレート金型の製品分離装置。 2 可動プレートが、中間プレートの型開時の位
    置に対応して水平方向に移動調節可能であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の3プレート金型の製品分離装置。 3 可動プレートが、成形品判別装置と連動して
    揺動することを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項及び第2項記載の3プレート金型の
    製品分離装置。
JP1987091970U 1987-06-17 1987-06-17 Expired JPH0420591Y2 (ja)

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JPS63201710U JPS63201710U (ja) 1988-12-26
JPH0420591Y2 true JPH0420591Y2 (ja) 1992-05-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2540883Y2 (ja) * 1991-01-18 1997-07-09 矢崎総業株式会社 分配機
JPH0794138B2 (ja) * 1991-04-02 1995-10-11 日化エンジニアリング株式会社 ディスク成形機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834076A (ja) * 1981-08-03 1983-02-28 フランク・ジエイ・ワ−ドリツチ 欠陥部品を選別する方法及び装置
JPS5857928A (ja) * 1981-09-21 1983-04-06 フランク・エイ・エルトベツト モ−ルド装置

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