JPH04205646A - かな漢字変換方法 - Google Patents

かな漢字変換方法

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JPH04205646A
JPH04205646A JP2340237A JP34023790A JPH04205646A JP H04205646 A JPH04205646 A JP H04205646A JP 2340237 A JP2340237 A JP 2340237A JP 34023790 A JP34023790 A JP 34023790A JP H04205646 A JPH04205646 A JP H04205646A
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JP
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conversion
kana
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kanji
combination
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JP2340237A
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Inventor
Kimito Takeda
武田 公人
Etsuo Ito
悦雄 伊藤
Kazuo Sumita
一男 住田
Kazuhiro Kimura
和広 木村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、読み情報の入力を漢字かな混じりの文章情報
に変換する日本語ワードプロセッサに用いられるかな漢
字変換装置に関するものである。
(従来の技術) 日本語文章の読み情報を入力してかな漢字混じりの文章
情報に変換するための入力手段として、日本語ワードプ
ロセッサが広く普及している。
このような日本語ワードプロセッサでは、キーボードよ
りかな入力もしくはローマ字入力により文章の読み情報
が入力されると、文節の切れ目、文の切れ目などにおい
て、これらの切れ目を指示する特定キーの操作タイミン
グあるいはかな入力中に句読点が入力されたり、入力さ
れた文字数があらかじめ定められた文字数を越えた場合
などのタイミングで、入力されたかな入力に対応する漢
字かな混じり表記の変換処理が実行され、その変換処理
結果がCRTなどのデイスプレィに表示され、利用者の
所望する漢字かな混じり表記が得られるようになってい
る。
ところで、日本語には、種々の同音異義語が存在するた
め、日本語ワードプロセッサによるかな漢字変換処理の
結果として、複数の変換候補が同時に得られることが多
い。この場合、従来では、利用者がもっばら次候補キー
などを用いて、複数の変換候補のなかから変換目的とす
る語を選択するようにしている。
しかしながら、このような同音異義語の選択は非常に煩
わしく、時として文章入力をしている利用者の思考を中
断させることがあり、文章入力の作業能率を著しく低下
させる原因になっている。
そこで、従来では、個々の同音異義語に対して事前に頻
度を割り当て、その頻度にしたがって第1候補に指定さ
れたものを出力する方法や、入力の過程で順次選択され
た同音異義語を学習し、これを第1候補として優先的に
出力する方法などが考えられている。このような方法は
、入力操作全体を見た場合、同音異義語の選択のために
必要とする操作回数を少なくする上で大きく貢献してい
る。
ところが、例えば、「記者が帰社する。」のように、1
つの入力文章の中で複数の同音異義語を入力するような
場合があるが、この場合には、その都度、同音異義語の
選択操作が必要となり、前述した各方法による効果が期
待できない。
そこで、このような1つの入力文章の中に複数の同音異
義語が存在する場合のために、いわゆる単語同志の共起
関係をあらかじめ記憶しておき、この共起関係にある単
語を優先して出力するという方法も考えられている。
この方法では、例えば、“記者−が−帰社“というよう
な共起関係データをあらかじめ記憶しておくもので、こ
うすることにより「記者が帰社する。」についても、第
1番目に出力され、同音異義語の選択が必要でなくなる
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような共起関係は極めて多種多用に
及ぶもので、その数は極めて多くなる。
このため、予めすべての単語同志の組み合わせの可能性
を調べて、完全な共起関係のデータを辞書に用意するこ
とは、現実として不可能であり、このため、辞書に用意
された共起関係データに該当する以外の場合は、相変わ
らず不必要な同音異義語が多数出力されることになり、
これら同音異義語を選択するための面倒な操作が必要と
なる欠点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、かな漢字
変換の際の不必要な同音異義語の出力を効率的に抑制す
ることができ、同音異義語を選択するための操作を最小
限にてきるかな漢字変換袋置を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、読み情報入力を漢字かな混じりの文章情報に
変換するかな漢字変換装置において、上記読み情報入力
に対応する変換候補を変換単位としてこの変換単位と関
連する他の単語との組み合わせを予め組み合わせ情報と
して組み合わせ情報記憶手段に記憶しておき、上記読み
情報入力の際に上記組み合わせ情報記憶手段に記憶され
た組み合わせ情報に含まれる変換候補が出現すると該変
換候補とこの変換候補に関連する他の単語の選択優先順
位を高くするように構成したものである。
また、本発明は、読み情報入力を漢字かな混じりの文章
情報に変換するかな漢字変換装置において、上記読み情
報入力に対応する変換候補を変換単位としてこの変換単
位と関連する他の単語との組み合わせを予め組み合わせ
情報として組み合わせ情報記憶手段に記憶しておき、上
記読み情報入力の際に上記組み合わせ情報記憶手段に記
憶された組み合わせ情報に含まれる変換候補が出現する
と該変換候補とこの変換候補に関連する他の単語の選択
優先順位を低くするように構成したものである。
(作 用) この結果、本発明によれば第1順位に変換出力されない
変換候補について、関連する単語との組み合わせを事前
に記憶させておくことにより、読み情報入力の際に予め
記憶された組み合わせ情報に含まれる変換候補が現れる
と、この変換候補とこれに関連する単語を第1順位で出
力するようにできるので、かな漢字変換の際の不必要な
同音異義語の出力を効率的に抑制することができる。
また、本発明によれば読み情報入力に対応する変換候補
について、関連する単語との組み合わせを事前に記憶さ
せておくことにより、読み情報入力の際に予め記憶され
た組み合わせ情報に含まれる変換候補が現れると、この
変換候補とこれに関連する単語の選択順位を下げるよう
にできるので、この場合も、かな漢字変換の際の不必要
な同音異義語の出力を効率的に抑制することかできる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面にしたがい説明する。
第1図は、同実施例の回路構成を示すものであ。
図において、1は入力部で、この入力部1は、例えばキ
ーボードからなり、文章作成のための読み情報が、かな
文字列またはローマ字文字列により入力されるようにし
ている。また、この入力部1は、同音異義語の選択、次
候補、組み合わせ情報の登録、削除などのデータを入力
するための機能キーをも有している。
入力部1からの入力データは、制御部2に送られる。
制御部2は、入力部]からの入力データを判断して各回
路に対し各種の制御指令を与えるもので、例えば、かな
漢字変換する必要があると判断すると、入力部]から入
力される読み情報(以下、かな文字列の場合を述べる。
)を文節系列抽出部3および辞書検索部4にそれぞれ与
えるようにしている。
文節系列抽出部3は、入力部1から入力されたかな文字
列から単語と付属語からなる文節の組み合わせを抽出す
るとともに、辞書検索部4にて検索される単語情報に対
して単語の品詞と付属語の接続の可能性を調べ、妥当と
判断した単語と付属語の組み合わせを文節候補として出
力するようにしている。
辞書検索部4は、入力かな文字列に対する文節系列抽出
部3の出力より辞書記憶部5に予め記憶されたかな漢字
の変換の辞書情報に該当する全ての単語情報を検索して
取り出すようにしている。
そして、文節系列抽出部3の出力は、出力制御部6に与
えられる。
出力制御部6は、文節系列抽出部3で求められた入力か
な文字列に対する全ての文節候補を文法的に評価すると
ともに、文法的に有りえない文節候補を放棄するように
している。また、この出力制御部6は、組み合わせ情報
記憶部7の組み合わせ情報を照合して各文節候補の同音
異義語の順位を決定するようにしたもので、例えば、組
み合わせ情報記憶部7に記憶される組み合わせ情報に該
当すると、その優先順位の情報にしたがって同音異義語
の優先順位を変更するようにしている。つまり、優先順
位が高く指示されている場合は、第1順位で出力し、優
先順位が低く指示されている場合は、最後に出力するよ
うになっている。
ここで、組み合わせ情報記憶部7は、第1順位を1つに
決められない同音異義語があるとき、変換候補とこれに
関連する単語を組み合わせて記憶するようにしている。
例えば、“冷房の効いた部屋で音楽を聞いた”という文
章の場合、“きく”に対して“聞く、利く、効く、聴く
″なとの同音°異義語が存在するため、“冷房の”に続
く “きいた”で“効いた”を選択すると、“音楽を“
に続く “きいた“が“効いた”となり、利用者は“聴
いた”に同音異義語を選択し直す必要が生じる。
このことは、“聴いた”を学習した状態で、同じ文を入
力すると、同様に同音異義語の第1候補は、“冷房の聴
いた“となってしまう。そこで、この状態を解決するた
め、変換候補“冷房の”とこれに関連する単語“効いた
”を予め組み合わせ情報として組み合わせ情報記憶部7
に記憶するようにしている。
この場合、組み合わせ情報記憶部7は、“冷房の”は自
立語の“冷房”に付属語の“の”を付加して、文節“冷
房子の”の形で記憶し、“効いた“は、動詞の“効く“
が活用変化した文節であるので、終止形の“効く″を記
憶している。また、“冷房”に続く “効く″が選択さ
れたときは、組み合わせ情報部7で優先順位が高く評価
され出力されるので、単独の学習は行わないようにする
つまり、“冷房の“を含む文で、“きく”の時の同音異
義語は、“効く”が第1順位になるが、“冷房”を含ま
ない文で“聞く”が学習されている場合は、”聞く”を
第1順位となるようにしている。勿論、この他に“音楽
を”と“聴く“を関連する組み合わせ情報として組み合
わせ情報記憶部7に記憶することもできる。
そして、このようにして処理された漢字かな混じりの変
換結果は、文書記憶部8に送られ、記憶されるとともに
、表示部9に出力表示されるようになっている。
なお、同音異義語が存在する文節候補は、輝度や色を変
更したり、ブリンクを行うなど他と区別して表示するよ
うになる。また、表示部9に表示された同音異義語が希
望するものでないときは、入力部1から次候補、文節切
り直しなどの指示を与え、所望する単語を選択するよう
にしている。
次に、以上のように構成した実施例の動作を説明する。
いま、入力部1から読み情報がかな文字列で入力される
と、この入力かな文字列は、文節系列抽出部3および辞
書検索部4にそれぞれ与えられる。
すると、文節系列抽出部3により、入力かな文字列から
単語と付属語からなる文節の組み合わせが抽出されると
ともに、辞書検索部4で検索された1、11語情報に対
して単語の品詞と付属語の接続の可能性が調べられ、妥
当と判断した単語と付属語の組み合わせが各文節候補と
して出力される。
−12= 文節系列抽出部3の出力は、出力制御部6に与えられ、
入力かな文字列に対する全ての文節候補が文法的に評価
される。ここで、全ての文節候補に対して文法的に誤り
がないと評価されると、次に、組み合わせ情報記憶部7
の組み合わせ情報を照合して各文節候補の同音異義語の
順位を決定するようになる。
ここでの組み合わせ情報記憶部7を照合した同音異義語
の優先順位の決定は、第2図に示すフローチャートにし
たがって実行される。
まず、ステップA1で組み合わせ情報記憶部7に記憶さ
れる組み合わせ情報を参照して優先順位を決定するため
の変換単位のポインタと該変換単位に関する同音異義語
のポインタをそれぞれ初期化する。
次に、ステップA2に進み、初期化されたポインタにし
たがって文節系列抽出部3より出力される文より最初の
文節候補を変換単位として取り出し、組み合わせ情報記
憶部7中に変換候補に該当する単語があるかを調べる。
この場合、組み合わせ情報記憶部7に該当する単語がな
い場合は、ステップA9に進み、変換単位に関する同音
異義語のポインタを進めるようになる。一方、組み合わ
せ情報記憶部7に変換候補に該当する単語があってYE
Sと判断されると、ステップA3に進める。
ステップA3では、入力かな文字列中に変換単位に対応
する単語があるかが調べられる。この場合、対応する単
語の調べる範囲は、まず、文節系列抽出部3より得られ
る文中を調べ、この文中に該当する単語が無い場合は、
調べる範囲を前後の文または段落まで広げるようになる
ここで、文中に変換単位に対応する単語がない場合は、
ステップA9に進み、変換単位に関する同音異義語のポ
インタを進めるようになる。一方、対応する単語がある
場合は、ステップA4に進める。
ステップA4は、変換単位とこれに対応する単語との接
続の強さが求められる。
この場合、接続の強さは、例えば出現する単語の順序、
単語と単語間にある付属語、出現した単語と単語の距離
から決定するほかに、単語と単語の間にある付属語と組
み合わせ情報の後にある単語の品詞情報を加味すること
も効果的である。また、単語と単語の間にある付属語が
“の“から“を”に変わっている場合は、後の単語は動
詞のときに接続を強くするが、動詞以外のときは弱くし
、単語と単語の間の付属が省略されて出現するときは、
後の単語が動詞の場合には接続の強さを弱くするなどき
め細かな強さを求めることも可能である。
ここで、同実施例での接続強さの判定は、例えば下記の
基準が採用される。
(a)接続強さ大:組み合わせ情報記憶部と同じ順番で
出現し、4つ、単語間の付属語が等しく、距離が離れて
いない状態である。
(b)接続強さ中= (1)組み合わせ情報記憶部と同
じ順番で出現し、且つ、その間に他の格助詞が存在せず
、(2)組み合わせ情報記憶部と同じ順番で出現し、且
つ、単語間の付属語が省略されている状態である。
(C)接続強さ小: (1)組み合わせ情報記憶部と同
じ順番で出現し、且つ、距離が離れていて、その間に他
の格助詞が存在し、(2)組み合わせ情報記憶部と同じ
順番で出現しない状態である。
このようにして、変換単位とこれに対応する単語との接
続強さが求められると、ステップA5に進み、既に接続
強さがつけられているかが判断される。ここで、接続強
さが付けられておらず、Noと判断されると、ステップ
A7に進み、ステップA4で求められた接続強さを記憶
する。一方、既に接続強さがつけられいてYESと判断
されると、ステップA6に進む。
ステップA6では、ステップA4で求められた接続強さ
と既に付けられている接続強さが比較され、ステップA
4で求められた接続強さが強い場合は、ステップA7に
進み求められた接続強さは記憶される。一方、既に付け
られている接続強さが強い場合は、ステップA9に進み
、変換単位に関する同音異義語のポインタを進めるよう
になる。
−16= 次いで、ステップA8に進み、ステップA6で、ステッ
プA4で求められた接続強さより小さいと判断された既
に付けられている接続強さが消去される。そして、ステ
ップA9に進む。
ステップA9では、変換単位に関する同音異義語のポイ
ンタを進めるようになる。そして、次のステップAIO
で他に同音異義語があるかが判断され、他に同音異義語
があり、YESと判断されると、ステップA2に戻り、
この時の同音異義語を変換単位として上述したと同様な
処理が実行される。一方、他に同音異義語がなく、No
と判断されると、ステップAllに進み、次の変換単位
のポインタを進め、次いで、ステップA12で次の変換
単位があるかが判断され、ここで、YESとなれば、ス
テップA2に戻り、この時の変換単位を用いて上述した
と同様な処理が実行され、NOとなれば処理を終了する
こうすることにより組み合わせ情報記憶部7に記憶され
た組み合わせ情報から文中の変換候補の変換単位とこれ
に対応する単語との間の接続の強さが求められ、第1順
位の同音異義語が決定されるようになる。
次に、以上のような動作を具体的な文例を挙げて説明す
る。
いま、組み合わせ情報記憶部7の組み合イっせ情報とし
て“冷房十の一効いた”と“音楽十を一聞いた”が記録
されているものとし、この状態で、「冷房の効いた部屋
で音楽を朝から聴いた。」が入力された場合を説明する
この場合、変換単位「冷房が」に関連する単語として「
効いた」と「聴いた」が考えられる。そして、“冷房が
効いた”については、接続強さの判定基準の(a)から
接続強さ大が求められ、“冷房が〜聴いた”については
、これら間に他の格助詞が存在するので、接続強さの判
定基準の(C)から接続強さ小が求められる。一方、変
換単位「音楽」についても関連する単語として「効いた
」と「聴いた」が考えられるが、“効いた〜音楽”につ
いては組み合わせ情報と異なる順番で出現するので、接
続強さの判定基準の(c)から接続強さ小が求められ、
“音楽〜聴いた”についても、これら間に他の格助詞が
存在するので、接続強さの判定基準の(C,)から接続
強さ小が求められる。しかし、この場合の「音楽」と「
聴いた」の間の距離は近いので、“冷房が〜聴いた“の
接続強さよりも優先したものになる。これにより、「冷
房が」については、「効いた」が第1順位の同音異義語
として決定され、「音楽」については「聴いた」が第1
順位の同音異義語として決定されるようになり、上述し
た「冷房の効いた部屋で音楽を朝から聴いた。」が漢字
かな混じりの変換結果として出力されることになる。
次に、「冷房の効いた部屋と効かない部屋では仕事の捗
り方が異なる。」が入力された場合は、変換単位「冷房
の」に関連する単語として「効いた」と「効かない」が
考えられるが、この場合も接続強さの判定基準にしたが
って、“冷房が効いた“について接続強さ大、“冷房が
〜効かない”について接続強さ中がそれぞれ求められた
とすれば、「冷房が」に対して2か所の「効く」が第1
順位の同音異義語として決定され、「冷房の効いた部屋
と効かない部屋では仕事の捗り方が異なる。」が漢字か
な混じりの変換結果として出力されることになる。
次に、組み合わせ情報記憶部7の組み合わせ情報として
“貴社十の一記者”、“記者十が一帰社する”、“汽車
十で一帰社する”がそれぞれ記録されているものとし、
この状態で、「貴社の記者が汽車で帰社する。」が入力
された場合を説明する。
この場合、変換単位「貴社の」に関連する単語として「
記者が」との接続強さが大となり、変換単位「記者が」
に関連する単語として「帰社する」との接続強さが大と
なり、変換単位「汽車で」に関連する単語として「帰社
する」との接続強さが大となるので、これらの関係は、
下記のように*が付された接続強さ大の単語がそれぞれ
第1順位の同音異義語として選択されるようになり、「
貴社の記者が汽車で帰社する。」が漢字かな混じりの変
換結果として出力されることになる。ここで、下記に示
す「→」の記号は外の単語に影響を与える状態を表し、
−の記号は、前からの単語から影響を受ける状態を表し
ている。
記者 中−の 千木記者 大−が 士 記者 中−で 
十*帰社する 大−汽車 中−十 汽車 中−十*汽車
 大−十 喜捨する*貴社 大−十 貴社 中−十 貴
社 帰社     + 帰社 中−十 帰社 中−喜捨  
   + 喜捨     + 喜捨なお、“記者が取祠
で貴社を訪問した”の場合は、“記者十が“と“貴社十
を“の接続の強さは、小となるが、他に接続の強さを示
す組み合わせが存在しなければ、文例のように出力する
こともできる。また、次のような2文の場合も、組み合
わせ情報から接続の強さが求められ、第1順位で出力す
ることもできる。
“昨日、音楽会が開催されました。そこで、私は、ベー
トベンの運命を聴いてとても感激しました。″ したがって、このようにすれば、入力かな文字列に対応
する変換候補とこの変換候補に関連する単語との組み合
わせ情報を組み合わせ情報記憶部7に記憶しておき、か
な文字列の入力の際に組み合わせ情報記憶部7に記憶さ
れた組み合わせ情報に含まれる変換候補が現れると、こ
の変換候補と対応する単語との間の接続の強さが求める
と同時に、第1順位の同音異義語の優先順位を決定する
ようにできるので、第1順位に変換出力されない変換候
補について、関連する単語との組み合わせ組み合わせ情
報として上記組み合わせ情報記憶部7を事前に記憶させ
ておくことによって、変換候補とこれに関連する単語に
ついて適切な同音異義語を第1順位で出力できるように
なり、無意味な同音異義語の出力を効率的に抑制でき、
同音異義語を選択するための操作を最小限にできるよう
になる。
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されず、要旨を変
更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述した実施例では、組み合わせ情報のみで優
先順位を決定しているが、接続の強さが小の場合は、単
独で存在する学習情報を優先させるようにしてもよい。
また、共起辞書が用意されている場合は、適宜、接続の
強さを判定することで適切な同音異義語を第1順位で出
力することができる。また、上述の実施例では、利用者
が優先される組み合わせ情報を指示した場合をのべたが
、同様な操作で優先順位を下げる場合にも適用できる。
この場合、優先順位を低くする指示がなされる組み合わ
せ情報は、同音異義語の優先順位でなく、文節の区切り
を制御すると効果的である。例えば、“けいさんしき”
の入力かな文字列に対し、単純に最長一致を優先した変
換では、“計算し/記”などの変換結果が第1順位とし
て出力されることがある。この変換結果に対し、“計算
し十記”を優先しない組み合わせ情報として記憶させる
ことで、これ以降の変換では、他の単語の組み合わせ“
計算式”を第1順位で出力できるようになる。
また、詳細な説明は省略するが、組み合わせ情報の効果
を無効にする場合は、組み合わせ情報を登録すると同時
に2つ以上の組み合わせを指示することで簡単に削除す
るようにできる。また、読み情報の入力は、文節単位で
区切って入力する場合、とくに選択しながら入力する場
合は、より効果的である。これは選考する組み合わせ情
報の単語が決定されていて曖昧側が減少しているので、
より関連する情報が絞り込めるからである。また、附属
語の種類や構文解析した結果を記憶してもよい。
[発明の効果] 本発明は、読み情報入力を漢字かな混じりの文章情報に
変換するかな漢字変換装置において、上記読み情報入力
に対応する変換候補を変換単位としてこの変換単位と関
連する他の単語との組み合わせを予め組み合わせ情報と
して組み合わせ情報記憶手段に記憶しておき、上記読み
情報入力により上記組み合わせ情報記憶手段に記憶され
た組み合わせ情報に含まれる変換候補が出現すると該変
換候補とこの変換候補に関連する他の単語の選択優先順
位を高くするように構成したものであるから、第1順位
に変換出力されない変換候補について、関連する単語と
の組み合わせを事前に記憶させておくことで、読み情報
入力の際に予め記憶された組み合わせ情報に含まれる変
換候補が現れると、この変換候補とこれに関連する単語
を第1順位で出力するようにできるようになり、かな漢
字変換の際の不必要な同音異義語の出力を効率的に抑制
することができ、同音異義語を選択するための操作を最
小限にすることができる。
また、本発明は、読み情報入力を漢字かな混じりの文章
情報に変換するかな漢字変換装置において、上記読み情
報入力に対応する変換候補を変換単位としてこの変換単
位と関連する他の単語との組み合わせを予め組み合わせ
情報として組み合わせ情報記憶手段に記憶しておき、上
記読み情報入力により上記組み合わせ情報記憶手段に記
憶された組み合わせ情報に含まれる変換候補が出現する
と該変換候補とこの変換候補に関連する他の単語の選択
優先順位を低くするように構成したものであるから、読
み情報入力に対応する変換候補について、関連する単語
との組み合わせを事前に記憶させておくことで、読み情
報入力の際に予め記憶された組み合わせ情報に含まれる
変換候補が現れると、この変換候補とこれに関連する単
語の選択順位を下げるようにできるようになるので、こ
の場合も、かな漢字変換の際の不必要な同音異義語の出
力を効率的に抑制することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第2図□は、同実施例の同音異義語の優先順位の決
定までを説明するためのフローチャートである。 1・・・入力部、2・・・制御部、3・・・文節系列抽
出部、4・・・辞書検索部、5・・・辞書記憶部、6・
・・出力制御部、7・・・組み合わせ情報記憶部、8・
・・文書記憶部、9・・・表示部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 −26=

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)読み情報入力を漢字かな混じりの文章情報に変換
    するかな漢字変換装置において、 上記読み情報入力に対応する変換候補を変換単位として
    この変換単位と関連する他の単語との組み合わせを予め
    組み合わせ情報として記憶した組み合わせ情報記憶手段
    と、 上記読み情報入力により上記組み合わせ情報記憶手段に
    記憶された組み合わせ情報に含まれる変換候補が出現す
    ると該変換候補とこの変換候補に関連する他の単語の選
    択優先順位を高くする制御手段とを具備したことを特徴
    とするかな漢字変換装置。
  2. (2)読み情報入力を漢字かな混じりの文章情報に変換
    するかな漢字変換装置において、 上記読み情報入力に対応する変換候補を変換単位として
    この変換単位と関連する他の単語との組み合わせを予め
    組み合わせ情報として記憶した組み合わせ情報記憶手段
    と、 上記読み情報入力により上記組み合わせ情報記憶手段に
    記憶された組み合わせ情報に含まれる変換候補が出現す
    ると該変換候補とこの変換候補に関連する他の単語の選
    択優先順位を低くする制御手段とを具備したことを特徴
    とするかな漢字変換装置。
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