JPH1185751A - 翻訳装置及び翻訳装置制御プログラムを記憶した媒体 - Google Patents

翻訳装置及び翻訳装置制御プログラムを記憶した媒体

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JPH1185751A
JPH1185751A JP9241483A JP24148397A JPH1185751A JP H1185751 A JPH1185751 A JP H1185751A JP 9241483 A JP9241483 A JP 9241483A JP 24148397 A JP24148397 A JP 24148397A JP H1185751 A JPH1185751 A JP H1185751A
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JP9241483A
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Masaaki Sekiya
正明 関谷
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 翻訳された翻訳文中の訳語を確認する際、訳
語を表示項目別に分類して項目情報と一緒にウィンドウ
画面に表示する。 【解決手段】 被翻訳文を入力するキーボードと、単語
・単語列毎に訳語及び文法情報を予め格納した辞書メモ
リと、前記辞書メモリを参照して前記被翻訳文を各単語
・単語列に分割して形態素を解析する形態素解析CPU
と、前記被翻訳文を前記形態素に基づいて前記辞書メモ
リを参照し翻訳し翻訳文を表示装置に出力する翻訳処理
CPUと、前記翻訳文の訳語を予め設定された表示項目
に基づいて分類し、かつ前記単語・単語列毎に訳語及び
項目情報を付加して訳語メモリに記憶する訳語分類処理
CPUと、前記表示項目を選択する表示選択部と、選択
された表示項目に基づいて前記単語・単語列とその訳語
及び項目情報を前記単語メモリから読み出し表示装置の
ウィンドウ画面に表示する訳語表示CPUとから構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータ、携帯情報処理機器に適用
され、通常の翻訳機能に加え、翻訳された訳語を単語・
単語列と対応させて表示する機能を有する翻訳装置及び
翻訳装置制御プログラムを記憶した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、翻訳装置が頻繁に利用され、その
翻訳作業の高速化と利用しやすい翻訳装置が必要とされ
てきている。これまでは、メーカにより、いかに早く精
度良く翻訳結果を出す翻訳ソフト、翻訳装置が開発され
てきた。しかし、ユーザは、どのような翻訳ソフト、翻
訳装置を使用して翻訳を行っても、最後には必ず自分の
目で翻訳結果が本当に正しいかどうかを確認していた。
【0003】例えば、英日翻訳装置ならば、ユーザは、
各英単語がどの訳語(日本語)に相当しているかを考
え、この対応がうまく一致していればその訳語を信頼す
る。しかし、ユーザは翻訳された訳語に疑問を抱いた場
合、その訳語をもう一度調べようとする。
【0004】従って、従来の翻訳ソフト、翻訳装置で
は、個々の単語の訳語を知りたい場合は、利用者が検索
モードを選択し、1単語ずつ入力して訳語を辞書検索す
る操作が必要であった。例えば、 1.画面に表示されたメニューから訳語検索アイコンの
選択操作 2.対象言語の1単語(例えば、英単語)の入力操作 3.入力した1単語の訳語変換操作
【0005】実際、前述の操作で、翻訳結果を確認する
と、いくつものウィンドウが表示され、その中からボタ
ンをクリックする作業を繰り返すことになり、利用者に
とっては非常に手間な作業なため、ほとんどのユーザは
非効率的だと思い、このような作業を行っていない。前
述のような操作を毎回行うのは、利用者にとって大きな
負担になっていることを意味する。
【0006】例えば、対象言語の読解を容易にし、翻訳
処理時間を短縮する従来技術として、特開平6−243
162号公報の記載によれば、英文のすべてを翻訳する
のでなく、品詞や訳語などの目的言語だけを選択して提
示する単語訳振り機能を有する機械翻訳装置が提案され
ている。従って、前述のような作業をしなくても対象単
語の訳語を得ることができる。
【0007】また、特開平7−319878号公報の記
載によれば、辞書に存在しない語(未知語)の検出を行
う未知語検出において、検出結果(未知語リスト)の表
示形式を、ユーザが任意に指定できるようにすること
で、作業効率及び処理の有効性を高める機械翻訳装置が
提案されている。
【0008】また、特開平4−21173号公報の記載
によれば、単語の出現回数をカウントし、ユーザが設定
した回数に満たない単語に対してのみ訳語の表示を行う
装置が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−243162号公報では、単語訳振り機能から、対
象言語(単語・単語列)の訳語が得られるが、例えば、
難易度の高い訳語、出力頻度の高い訳語などを選択設定
して表示するよう構成されていないので、ユーザが必要
とする訳語を効率的に提示することができない。また、
通常の翻訳文が得られないので訳語から翻訳文を作成す
る必要があるという問題がある。
【0010】また、特開平7−319878号公報で
は、入力された被翻訳文の訳語と、その全ての単語につ
いて適切な訳語を提示するよう構成されたものでなく、
辞書に存在しない未知語だけが提示されるので、ユーザ
の翻訳能力に応じて必要とする訳語を提示することがで
きないという問題がある。
【0011】また、特開平4−21173号公報では、
入力された被翻訳文の訳語と、その全ての単語について
適切な訳語を提示するよう構成されたものでなく、出力
頻度の低い訳語だけが提示されるので、ユーザの翻訳能
力に応じて必要とする訳語を提示することができないと
いう問題がある。
【0012】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、例えば、翻訳された翻訳文中の訳語を確認す
る際、表示項目を選択するだけで、訳語を表示項目別に
分類して項目情報と一緒にウィンドウ画面に表示する翻
訳装置及び翻訳装置制御プログラムを記憶した媒体を提
供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、被翻訳文を入
力する入力部と、単語・単語列毎に訳語及び文法情報を
予め格納した辞書メモリと、前記辞書メモリを参照して
前記被翻訳文を各単語・単語列に分割して形態素を解析
する形態素解析部と、前記被翻訳文を前記形態素に基づ
いて前記辞書メモリを参照して翻訳した翻訳文を表示部
に出力する翻訳処理部と、前記翻訳文の訳語を予め設定
された表示項目に基づいて分類し、かつ前記単語・単語
列毎に訳語及び項目情報を付加して訳語メモリに記憶す
る訳語分類処理部と、前記表示項目を選択する表示選択
部と、前記選択された表示項目に基づいて前記単語・単
語列とその訳語及び項目情報を前記訳語メモリから読み
出し前記表示部のウィンドウ画面に表示する訳語表示部
とを備えたことを特徴とする翻訳装置である。
【0014】なお、本発明において、入力部は、キーボ
ード、マウス、ペン・タブレット等の入力装置で構成さ
れる。辞書メモリは、ROMまたはフロッピーディス
ク、ハードディスク等の不揮発性メモリで構成される。
形態素解析部、翻訳処理部、訳語分類処理部、訳語表示
部は、CPU、ROM、RAM、I/Oポートからなる
マイクロコンピュータで構成される。この中のROMに
は、CPUが形態素解析部、翻訳処理部、訳語分類処理
部、訳語表示部として機能するプログラムが記憶されて
いる。
【0015】訳語メモリは、RAMまたはフロッピーデ
ィスクで構成される。表示部は、CRTディスプレイ、
LCDディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示装
置で構成される。表示選択部は、表示部の画面に表示さ
れるアイコンとペン・タブレットで構成されることが好
ましい。
【0016】本発明によれば、翻訳された翻訳文中の訳
語を確認する際、表示項目を選択するだけで、訳語を表
示項目別に分類して項目情報と一緒にウィンドウ画面に
表示することができる。従って、簡単なキー操作で対象
単語の訳語を表示項目に基づいて検索することができ
る。また、翻訳結果とは別のウィンドウ画面に訳語を表
示を行うので利用しやすい。また、翻訳処理中であって
も利用可能なため、翻訳作業の効率化を図ることができ
る。
【0017】前記被翻訳文から分割された単語列がイデ
ィオムであるかを検索するイディオム検索部をさらに備
え、前記翻訳処理部は、前記イディオムの単語列を優先
して翻訳し、前記訳語分類処理部は、前記イディオムを
構成する各単語に同じ訳語を対応させて前記訳語メモリ
に記憶するよう構成してもよい。なお、イディオム検索
部はCPUとイディオム検索プログラムとから構成され
る。前記構成によれば、イディオムの単語列を優先して
翻訳するので、適切な訳語が得られ、かつ、ユーザは、
イディオムを構成する各単語は、イディオムの訳語とし
て確認することができる。
【0018】前記被翻訳文から前記辞書メモリに記憶さ
れていない未知語を検索する未知語検索部をさらに備
え、前記翻訳処理部は、前記未知語をそのまま含めて翻
訳した翻訳文を表示部に出力し、前記訳語分類処理部
は、前記未知語に特定記号を付加して前記訳語メモリに
記憶するよう構成してもよい。なお、未知語検索部はC
PUと未知語検索プログラムとから構成される。前記構
成によれば、被翻訳文に未知語が含まれても翻訳を可能
にし、かつ未知語に記号を付加することにより、装置内
の辞書には存在しない単語であることが迅速に知ること
ができる。従って、専門分野の辞書を引き直して未知語
の訳語、意味を調べることができる。
【0019】前記翻訳文から難易度の高い訳語を検索す
る難易度検索部をさらに備え、前記訳語表示部は、前記
検索された難易度の高い訳語を前記表示部のウィンドウ
画面に表示し、検索されない難易度の低い訳語を非表示
にするよう構成してもよい。なお、難易度検索部はCP
Uと難易度検索プログラムとから構成される。前記構成
によれば、難易度の高い、訳語のみを検索して表示する
ので、ユーザは、本当に分からない訳語だけを確認する
ことができる。
【0020】前記翻訳文から重複する訳語、未知語を検
索する重複訳語検索部と、重複する訳語の出現回数をカ
ウントする回数カウント部とをさらに備え、前記訳語分
類処理部は、前記出現回数を項目情報として前記訳語に
付加して前記訳語メモリに更新記憶するよう構成しても
よい。なお、重複訳語検索部はCPUと重複訳語検索プ
ログラムとから構成される。回数カウント部はカウンタ
で構成される。前記構成によれば、重複する訳語は1つ
にまとめて表示するので確認しやすくなる。また、訳語
メモリの容量を少なくすることができる。最も多く出現
する訳語を知ることができる。また、未知語を含む単語
が存在する場合は、未知語の出現回数でどれくらい重要
な単語であるかを知ることができる。
【0021】前記被翻訳文の単語に対する品詞情報を検
索する品詞検索部をさらに備え、前記訳語分類処理部
は、前記検索された品詞情報を項目情報として前記単語
・単語列とその訳語に付加して前記訳語メモリに記憶す
るよう構成してもよい。なお、品詞検索部はCPUと品
詞検索プログラムとから構成される。前記構成によれ
ば、翻訳処理部が被翻訳文を翻訳する際の品詞情報とし
て活用し、訳語を確認する際には、例えば、品詞情報
が、普通名詞、固有名詞である場合、専門分野の辞書を
引き直して訳語の意味を把握することができる。
【0022】前記被翻訳文の各単語・単語列に対し前記
翻訳文の訳語を訳振りして前記表示部に出力する訳振り
部をさらに備えた構成にしてもよい。なお、訳振り部は
CPUと訳振りプログラムとから構成される。前記構成
によれば、通常の翻訳処理機能に加えて、被翻訳文に含
まれる単語・単語列全てにその訳語をペアで出力する単
語訳振り機能も同時にユーザに提供することができる。
【0023】前記訳語表示部は、前記単語・単語列とそ
の訳語及び項目情報を前記訳語メモリから所定の順に読
み出して前記表示部のウィンドウ画面に表示するよう構
成してもよい。前記構成によれば、例えば、単語・単語
列を50音順、アルファベット順に表示したりすること
で、訳語を確認がしやすくなる。また、印刷すれば単語
帳として利用することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明を詳述する。なお、これによって、本発明は限
定されるものではない。
【0025】図1は本発明の一実施例である翻訳装置の
ハード構成を示すブロック図である。図1において、1
は被翻訳文を入力する入力装置であり、キーボード、ペ
ン・タブレットなどで構成される。2は被翻訳文、翻訳
文、訳語を表示する表示装置であり、LCDディスプレ
イ、プラズマディスプレイ、CRTディスプレイなどで
構成される。3は被翻訳文、翻訳文、訳語を記憶するメ
インメモリであり、RAM、フロッピーディスク、ハー
ドディスクなどで構成される。
【0026】4はサブメモリであり、ROM、RAM、
フロッピーディスク、ハードディスクなどで構成され
る。サブメモリ4には、文法規則、木構造変換規則、単
語・単語列毎に訳語、品詞情報を格納している辞書メモ
リ4a、被翻訳文(例えば、英文)を格納する英文メモ
リ4b、品詞情報を格納する品詞メモリ4c、単語帳と
して単語・訳語を格納する訳語メモリ4dとしての領域
が設けられている。特に、辞書メモリ4aは、ROM、
フロッピーディスクなどで構成される。また、このRA
Mには、翻訳処理中の処理データを格納するバッファA
〜Eとしての領域が設けられている。
【0027】5は辞書メモリ4aを参照して被翻訳文の
文法規則、形態素を解析する形態素解析部であり、CP
Uと形態素解析プログラムメモリで構成される。6は辞
書メモリ4aを参照して被翻訳文の品詞情報を推定する
品詞推定部であり、CPUと品詞推定プログラムで構成
される。7は解析された文法規則、推定された品詞情報
に基づいて翻訳して表示装置2に出力する翻訳処理部で
あり、翻訳CPU、翻訳プログラムで構成される。
【0028】8は被翻訳文の各単語・単語列に対し翻訳
文の訳語を訳振りして表示装置2に出力する訳振り部で
あり、CPUと訳振りプログラムで構成される。9は翻
訳された訳語を表示処理する単語訳語表示部であり、C
PUと単語訳語表示プログラムで構成される。10はマ
イクロコンピュータで構成されるメインCPUであり、
バス12を介して各部を制御する。
【0029】11aはメモリカード、FD(フロッピー
ディスク)、CD−ROMなどの記憶媒体であり、形態
素解析プログラム、品詞推定プログラム、翻訳処理プロ
グラム、訳振りプログラム、単語訳語表示プログラムな
どの翻訳装置制御プログラムが記憶される。11は記憶
媒体11aを読み取る記憶媒体読取装置である。
【0030】メインCPU10は、記憶媒体11aに記
憶された形態素解析プログラム、品詞推定プログラム、
翻訳処理プログラム、訳振りプログラム、単語訳語表示
プログラムを記憶媒体読取装置11で読み取ってメイン
メモリ3またはサブメモリ4にインストールすることに
より、形態素解析部5、品詞推定部6、翻訳処理部7、
訳振り部8、単語訳語表示部9として機能するよう構成
することができる。インストールされた各プログラム
は、メインCPU10及び各部のCPUによりアクセス
することができる。
【0031】単語訳語表示部9は、例えば、英文メモリ
4bに格納さられている英文を単語・単語列に分解し、
その単語が熟語を形成していないかを検索するイディオ
ム/単語検索処理部92、イディオム/単語検索処理部
92で検索された単語、イディオムがこれまでに何回出
現したかをカウントする単語カウント処理部95、単語
が未知語かどうかを判断する未知語検索処理部93、同
じ単語が重複して出てきていないかを検索する重複単語
検索処理部94、難易度の高い単語かどうかを判断する
難易度検索処理部96、品詞情報を検索する品詞検索処
理部97として機能するプログラムがさらに設けられて
いる。また、品詞検索処理部97は品詞推定部6と一つ
に構成してもよい。
【0032】また、サブメモリ4には、ユーザーが選択
する、[全単語の表示モード]、[アルファベット順表
示モード]、[出力頻度順表示モード]の各モードの情
報を格納する表示選択メモリ41、翻訳時に作成される
中間ファイルの翻訳文、イディオム/単語検索処理部9
2で検索された単語の訳語や見出し語レベルや共起語レ
ベルでの熟語の訳語を格納するイディオム/単語メモリ
42、未知語検索処理部93で検索された未知語の単語
を格納する未知語メモリ43、重複単語検索処理部94
で検索された重複単語を格納する重複単語メモリ44、
単語カウント処理部95でカウントされた重複単語を格
納する単語カウントメモリ45、難易度検索処理部96
で検索された難易度の高い単語を格納する難易度メモリ
46、構成される領域が設けられている。また、これら
の情報は、翻訳処理部7、単語訳語表示部10の各処理
部へ送られる。42〜46の各メモリの単語が訳語メモ
リ4dに表示項目別に分類されて格納される。
【0033】図2は本発明の翻訳装置による訳語表示の
ウィンドウ画面を示す説明図である。本実施例では、被
翻訳文が翻訳されると同時に翻訳された単語を全て取り
出し、単語とその訳語を対にして、翻訳結果とは別のウ
ィンドウ画面に表示することができる。ここで、表示さ
れるウィンドウ画面の大きさは、例えば、英文の内容に
依存せず、常に一定にし、必要な情報を即座に取り出す
ことが可能である。この表示する内容や順番も、表示選
択処理部で、以下の4項目にわたり選択できるように表
示され、作業領域を減少させることなく、ユーザが常に
最適な環境で、訳語を確認できる。
【0034】図2に示すように、ユーザが選択できる表
示内容として、 ・表示の順番についての設定 (デフォルトは「入力順」) (以下の3種類から1つ選択) □入力順 □アルファベット順 □出力頻度順 □品詞順 ・表示項目の設定(チェックした項目の表示を行う.複数可) □英単語 □訳語 □品詞 □単語の出現回数 ・重複する単語についての設定 □重複する単語は1つにまとめる ・難易度についての設定 □難易度の高い単語だけ表示する
【0035】上記の項目についてユーザがチェックを入
れ、その項目について機能が有効になる。設定された項
目にしたがって、各単語の訳語表示が行われる。翻訳処
理の終わったものから、随時ユーザに提示していき、翻
訳処理中であっても単語の訳語検索の利用を可能にす
る。
【0036】図1〜図2において、本発明によれば、被
翻訳文を入力する入力装置1と、単語・単語列毎に訳語
及び文法情報を予め格納した辞書メモリ3とを有する翻
訳装置をコンピュータによって制御するためのプログラ
ムを記憶した媒体であって、前記制御プログラムはコン
ピュータに、辞書メモリ3を参照して被翻訳文を各単語
・単語列に分割して形態素を形態素解析部5に解析さ
せ、前記被翻訳文を前記形態素に基づいて辞書メモリ3
を参照して翻訳した翻訳文を表示装置2に出力させ、前
記翻訳文の訳語を予め設定された表示項目に基づいて分
類し、かつ前記単語・単語列毎に訳語及び項目情報を付
加してサブメモリ4に更新記憶させ、表示選択処理部9
により前記表示項目が選択されると、前記選択された表
示項目に基づいて前記単語・単語列とその訳語及び項目
情報をサブメモリ4から読み出し表示装置2のウィンド
ウ画面に表示させる翻訳装置制御プログラムを記憶した
媒体11aが提供される。
【0037】ここで、翻訳処理の概念について説明す
る。図3は翻訳処理の概念を模式的に示した図である。
図3に示すように、様々な解析レベルがあり、図3の左
上においてソース言語が入力されると、レベルL1の辞
書引き、レベルL2の形態素解析、レベルL3の構文解
析、…と、解析が進められる。機械翻訳は、どのレベル
の解析処理まで行うかによって、大きく次の2つにわけ
られる。
【0038】一つは、レベルL6のソース言語およびタ
ーゲット言語のどちらにも依存しない概念である中間言
語まで解析し、レベルL7の文脈生成、レベルL8の意
味生成、レベルL9の構文生成、レベルL10の形態素
生成と処理を進めて、ターゲット言語を生成していくピ
ボット方式である。もう一つは、上述のレベルL2の形
態素解析、レベルL3の構文解析、レベルL4の意味解
析およびレベルL5の文脈解析のいずれかまで解析を行
ってソース言語の内部構造を得、次に、この得られたソ
ース言語の内部構造と同レベルのターゲット言語の内部
構造に変換した後、ターゲット言語を生成するトランス
ファー方式である。
【0039】辞書引き・形態素解析において、図1の辞
書メモリ4aの辞書が引かれ、入力された文章が各形態
素列(単語列)に分割され、この各単語に対する品詞な
どの文法情報および訳語を得られ、更に時制・人称・数
などが解析される。図4の構文解析L3においては、単
語間の係り受けなどの、文章の構造(構造解析木)が決
定される。意味解析L4においては、複数の構文解析の
結果から意味的に正しいものとそうでないものが判別さ
れる。文脈解析L5においては、話題が理解され、省略
や曖昧さが取り去られる。
【0040】図4は図1のバッファAの格納内容を模式
的に示す図である。図5は図1のバッファBの格納内容
を模式的に示す図である。図6は図1のバッファCの格
納内容を模式的に示す図である。図7は図1のバッファ
Dの格納内容を模式的に示す図である。図8は図1のバ
ッファEの格納内容を模式的に示す図である。以下、図
3〜図8を用いて英日翻訳の動作を説明する。
【0041】・This is a pen. という英文を日本語に翻訳する場合を例にとり説明す
る。
【0042】まず、読み込まれた原文は図4に示すよう
に図1のバッファAに格納される。翻訳処理部7のプロ
グラムに基づく制御にて、形態素解析部5における形態
素処理において、バッファAに格納された原文に従って
辞書メモリ4aの辞書を用いて各単語の訳語等の情報が
得られ、バッファBに格納される。例えば、その各情報
の一部である品詞情報は、図5に示すように格納され
る。
【0043】ここで、“this”は多品詞語であるが、図
3の構文解析L3において一意に決定される。図3の構
文解析L3においては、辞書メモリ4aに格納された辞
書と文法規則に従って、各単語間の係り受け関係を示す
構造解析木が、例えば、図6に示すように決定され、図
1のバッファCに格納される。構造解析木の決定は、次
のようにして決定される。すなわち、辞書メモリ4aの
文法規則から
【0044】 文 → 主部、述部 主部 → 名詞句 述部 → 動詞、名詞句 名詞句 → 代名詞 名詞句 → 冠詞、名詞 の規則が得られる。
【0045】この規則は、例えば、1つ目の規則は“文
とは、主部と述部からできている”ということを表す。
以下、この規則に従って構造解析木が決定される。翻訳
処理部7で処理される意味解析L4は、辞書メモリ4a
の木構造変換規則を用いて、図6に示すように、入力さ
れた英文に対する構文解析木の構造が、図7に示すよう
に、日本文に対する構文解析木に変換される。そして、
得られた結果が図1のバッファDに格納される。
【0046】翻訳処理部7で処理される文脈解析L5で
は、得られた日本文字『これ ペンである。』に適切な
助詞『は』や助動詞がつけられて、図8に示すような日
本語の形にして、図1のバッファEに格納する。この日
本文『これはペンである。』は、翻訳処理部7から出力
され、メインメモリ3に格納されると共に表示装置2に
表示される。
【0047】このとき、翻訳装置で表示される訳語とい
うものは、英語の下に訳語が表示されるのでなく、英単
語を全て取り出し、これを別のウィンドウ画面に表示す
る(図2参照)。このウィンドウ画面は英文の翻訳文と
同時に、常に表示されているもので、翻訳を行うたびに
その内容が次々に更新されていく。つまり、一文ずつ翻
訳を行うたびに、英文に現れた単語を1つ1つ全て取り
出し、機械翻訳で訳振りされた訳語の表示を行うもので
ある。
【0048】こうすることによって、長い英文を翻訳す
る時、その翻訳作業が終了するのを待つことなく、利用
することができる。また、この時、大文字/小文字の区
別はしないことにする。そして英単語の過去形や受動態
のような変化形はそのままの形で表示し、名詞の複数形
などについても、英単語に関しては原文に現れている単
語をそのまま表示することにする。
【0049】図9は本発明の単語訳語表示処理部のハー
ド構成を示すブロック図である。図10は本発明の単語
訳語表示処理部の処理手順を示すフローチャートであ
る。入力された英文は本来なら、被翻訳文の下に翻訳結
果(訳語)を表示して翻訳作業は終了するが、本発明の
翻訳装置は、図9に示す単語訳語表示処理部の構成と図
10に示すフローチャートに処理手順に従って、熟語や
未知語を判断して単語と訳語を対にして表示する機能を
さらに備えている。このとき、ユーザがより良い環境下
で翻訳作業が行えるように、システムがその単語の訳語
を効率良く提供する。
【0050】[実施例1]システムは表示項目の設定で
チェックした条件に基づいて単語の訳語表示を行う。図
2に示す設定項目(図10のS11)は、全てチェック
形式になっており、ユーザがチェックした項目の機能が
有効になる。全部で4項目あり、以下にその説明を行
う。第1項目の表示の順番についての設定は、英単語を
どのような順番で表示するかの設定である。
【0051】入力順/アルファベット順/出現頻度順/
品詞順のうち1つを選択する。入力順とは先頭から順番
に表示を行うもので、出現頻度順とは単語の出現回数を
数え、その数が多いものから順番に表示を行うものであ
る。また品詞順とは英単語の名詞、動詞、副詞、、、と
品詞の順番でまとめて表示を行うものである。
【0052】第2項目の表示項目の設定とは、英単語/
訳語/品詞/単語の出現回数を任意に選ぶことで、その
選択された項目について表示を行うものである。もちろ
ん複数の選択が可能で、その数に合わせて訳語表示のウ
ィンドウ画面の大きさも任意に変化する。
【0053】第3項目の重複する単語についての設定と
は、表示する時に重複するような単語が現れた場合、こ
の表示を1つにまとめるものである。
【0054】第4項目の難易度についての設定とは、難
易度の高い単語の訳語しか表示しないようにするための
設定である。訳語表示の基本機能として、イディオムは
その訳語を必ず表示することにする(図10のS1)。
これは英文中イディオムの出現頻度が非常に多く、その
意味を取り間違えると翻訳結果に大きく影響するためで
ある。また未知語となる英単語が表れた場合(図10の
S3)も、その単語に「*」マークをつけることで、未
知語を区別し表示することにする。
【0055】実施例1では、簡易翻訳機能の基本的な機
能である熟語と未知語の表示の仕方について説明を行
う。例えば、以下の例文では、4番目の「wildwood」は
未知語である。この「wildwood」の単語が、未知語検索
処理部94で検索されると、その単語が未知語であるこ
とが分かるように、英単語の後ろに記号(「*」印
(例))をつける。
【0056】入力英文:I have a wildwood furniture.
I watch the T.V. 訳語 :私は、wildwood家具を持っている。
私は、テレビを見る。
【0057】上記のような未知語(wildwood)を含んだ
英文が入力され、その訳語が下段に表示されたとする。
そして、その時選択された訳語は、以下のように形で表
示される。
【0058】 No 英単語 訳語 1. I 私 2. have 持っている 3. a 4. wildwood* wildwood ←未知語 5. furniture 家具 6. I 私 7. watch 時計 8. the 9. T.V. テレビ
【0059】「←」マークから右の内容は、分かりやす
くするために説明を加えたもので、単語の訳語表示画面
には一切表示されない。また、一番左の番号は仮想的に
つけた通し番号で、実際のウィンドウ画面(図2参照)
には表示されない。そのかわり、訳語表示のウィンドウ
画面に表示しきれない単語は、横についているスクロー
ルバーを上下させることで単語検索が行えるようになっ
ている。このスクロールバーの動きに連動して、表示項
目で設定されている訳語や、品詞等の情報も対応してス
クロールする。
【0060】この他、訳語の表示されていないもの(3
番目、8番目)は訳振りの時、単語に割り当てる訳語が
特定できなかったものを示す(前置詞など、、、)。
「wildwood」の単語は未知語ではあるが、他の単語と同
じように重複する単語が現れた場合は、この出現した単
語を重複単語メモリ44に格納しておく。次に入力英文
に熟語を含む例について以下に説明を行う。
【0061】入力英文:It often got me into trouble
and made me look like a fool. 訳語 :それは、私をトラブルにしばしば巻き込み、
そして、私に愚者のような振りをさせた。上記のように
翻訳された英文は、以下のような単語単位でその訳語表
示が行われる。
【0062】 No 英単語 訳語 1. It それ 2. often しばしば 3. get {get into trouble} ←熟語 トラブルに巻き込む 4. me 私を 5. into {get into trouble} ←熟語 トラブルに巻き込む 6. trouble {get into trouble} ←熟語 トラブルに巻き込む 7. and そして 8. made 振りをさせた 9. me 私に 10. look {look like }のような ←熟語 11. like {look like }のような ←熟語 12. a 13. fool 愚者
【0063】{ }で括られた単語は、イディオム/単
語検索処理部92で熟語と判断されたものを示す。つま
り、取り出された単語が熟語を形成している場合(図1
0のS1)は、訳語の項目に{ }で、その熟語を構成
する単語を書き並べる。熟語の単語が広範囲にわたる場
合(例.〜 not 〜 only 〜 but 〜 also 〜)は、熟語
を形成する単語が現れた時、全てに対して、訳語の表示
を行う(図10のS2)。
【0064】以上のように、実施例1によれば、英単語
の訳語の表示設定を行い、熟語を構成するどの単語でも
訳語を提示し、未知語には記号をつけることで、各単語
がどのような訳語を持つか、迅速に知ることができる。
また、表示の順番を任意に変更でき、必要な情報だけを
表示させることが可能である。訳語を表示させるウィン
ドウの大きさは英文の内容に依存せず常に一定のため、
作業領域を著しく減少させることなく、必要な情報を即
座に取り出すことが可能である。
【0065】[実施例2]実施例1では、イディオム/
単語検索処理部で各単語を取り出してその訳語を提示し
てきたが、先の例のように(4. me 私を)のような、
誰にでも分かる簡単な訳語の表示は無駄である。そこ
で、このような単語は訳語表示のウィンドウ画面から省
略する。この難易度の高い単語と低い単語の区別は、各
単語の辞書に記載されている情報を利用し、難易度検索
処理部96で判断する。そこで難易度が低いと判断され
た単語は、表示しないことにする(図10のS8)。
【0066】つまり、各単語の訳語が分かれば、次に辞
書中のその単語の難易度を参照することで表示の有無を
判断する。ただし、未知語検索処理部93で選択された
未知語(例.wildwood)は提示を行うこととする。実施
例2では、難易度検索処理部96で単語を検索する実施
例と、その時の未知語の取り扱いについて説明を行う。
例えば、難易度の低い単語を含む以下の英文では、
【0067】入力英文:I have a wildwood furniture.
I watch the T.V. 訳語 :私は、wildwood家具を持っている。
私は、テレビを見る。
【0068】のような翻訳結果が、入力英文と同じウィ
ンドウに表示される。本来であれば単語の訳語表示ウィ
ンドウの内容は以下のようであるが、
【0069】 No 英単語 訳語 1. I 私 ←省略(難易度:低) 2. have 持っている 3. a ←省略(難易度:低) 4. wildwood* wildwood 5. furniture 家具 6. I 私 ←省略(難易度:低) 7. watch 時計 8. the ←省略(難易度:低) 9. T.V. テレビ
【0070】上記の各単語で、表示項目の設定で「□難
易度の高い単語だけ表示する」の欄にチェックが入って
いると、難易度検索処理部96で難易度が低いと判断さ
れたものはその情報を、難易度メモリ46に格納し、以
下のように表示からは省略される。
【0071】 No 英単語 訳語 2. have 持っている 4. wildwood* wildwood 5. furniture 家具 7. watch 時計 9. T.V. テレビ
【0072】このように、[I]や[a]の単語は、難易
度検索処理部96で難易度が低いと判断されたために、
表示が行われていない。ただし、たとえ難易度の低い単
語でも、熟語を構成する単語の場合はその熟語とともに
表示を行う。以下に熟語(look like )を含む英文が入
力された時の、表示の仕方の例を示す。
【0073】入力英文:I like the dog. He looks lik
e a fool. 訳語 :私は、犬が好きである。彼は、愚者のように
見える。
【0074】 No 英単語 訳語 1. I 私 ←省略(難易度:低) 2. like 好き ←省略(難易度:低) 3. the ←省略(難易度:低) 4. dog 犬 ←省略(難易度:低) 5. He ←省略(難易度:低)語 6. looks {looks like}のように見える ←熟語なので省略しない 7. like {looks like}のように見える ←熟語なので省略しない 8. a ←省略(難易度:低) 9. fool 愚者 ←省略しない(難易度:高)
【0075】の表示が本来なら行われるが、表示項目の
設定で「□難易度の高い単語だけ表示する」の欄にチェ
ックが入っていて、難易度検索処理部96で難易度が低
いと判断されたものは表示から省略されるので、以下の
ような表示になる。
【0076】 No 英単語 訳語 6. looks {looks like}のように見える 7. like {looks like}のように見える 9. fool 愚者
【0077】この例でも、[I]、[the ]のような難
易度の低い単語は省略されている。また(2. like 好
き)では難易度が低いために省略されているが、(6.
looks {looks like}のように見える)では、たとえ難
易度の低い単語でも、熟語を構成する一単語であるため
省略されていない(図10のS2)。
【0078】このように上記で説明してきた、難易度を
判断して訳語を表示するプログラムは、図1の記憶媒体
11aに格納されており、実行時はメインメモリ3に読
み込まれ実行させる。
【0079】以上のように、実施例2では、難易度の高
い、英単語の訳語のみを取り出して提示するので、利用
者が本当に分からない単語の訳語だけを選んで、ユーザ
に提示することができる。
【0080】[実施例3]英文を翻訳しその単語と単語
訳を取り出してみると、以外と重複する単語が多いこと
に気づく。このような重複する単語を表示するのは無駄
である。特に、検索結果を表示する時に、何度も同じ単
語が表示されると、非常に煩わしい。実施例3では、こ
のような重複した英単語が現れた時の処理について説明
を行う。例えば以下のような、重複した英単語を含む英
文を入力とした場合、
【0081】入力英文:I watch the T.V. I have a wa
tch. You have a watch. 訳語 :私は、テレビを見る。私は、時計を持ってい
る。あなたは、時計を持っている。
【0082】訳語はいつものように同じウィンドウに表
示される。そしてその単語をとりだしたウィンドウに
は、以下のように英単語とその訳語の表示が行われる。
【0083】 No 英単語 訳語 1. I 私 2. watch 見る 3. the 4. T.V. テレビ 5. I 私 ←省略(訳語重複) 6. have 持っている 7. a 8. watch 時計 9. You 10. have 持っている ←省略(訳語重複) 11. a ←省略(訳語重複) 12. watch 時計
【0084】各単語訳はこれまでの請求項で処理する
と、上記のような内容でウィンドウに表示される。とこ
ろが、重複する単語の設定で、「□重複する単語は1つ
にまとめる」にチェックを入れると、重複単語検索処理
部94で重複した単語の検索が行われる。この時、検索
された情報は、重複単語メモリ44に格納され、表示は
以下のように変化する(図10のS6)
【0085】 No 英単語 訳語 1. I 私 2. watch 見る ←訳語が異なる 3. the 4. T.V. テレビ 6. have 持っている 7. a 8. watch 時計 ←訳語が異なる 9. You
【0086】上記の例では、「watch (2行目、8行
目)」の単語について英単語が重複している。ところ
が、横の訳語表示では「見る(2行目)」、「時計(8
行目)」と異なっていることが分かる。つまり、同じ単
語でも複数の訳語を持つことから、その訳語表示の仕方
をかえる必要がある。そこで、重複単語検索処理部94
では英単語とその訳語の両方が、重複している場合に限
り重複単語と判断し(図10のS6)、同じスペルであ
っても利用された訳語が異なれば別の情報として扱うこ
ととする。
【0087】このことは、単語カウント処理でも同様な
ことがいえる。単語カウント処理部95で英単語とその
訳語の両方が重複している場合は、これまでカウントし
てきた出現回数の数を更新し、それ以外の単語のカウン
トは、全て新規の単語として扱われる(図10のS
5)。
【0088】このように、実施例1、実施例2、実施例
3で説明してきた処理が終了してはじめて、単語の数を
カウントする条件がそろうことになる。上記で説明して
きた、重複する英単語/訳語を判断して単語の出現回数
をカウントするプログラムは、図1の記憶媒体11aに
格納されており、実行時はメインメモリ3に読み込まれ
実行される。
【0089】以上のように、実施例3によれば、重複す
る訳語は省略されるので、余計な情報の提示がなくな
り、ユーザーにとって利用しやすい環境を提供すること
ができる。
【0090】[実施例4]入力された英文には数多くの
単語が含まれ、たびたび重複する単語や、またその重複
回数によってはその単語が翻訳の重要な鍵を握っている
場合もある。そこでそのような、重複する単語から翻訳
に関する情報を入手するために、単語カウント手段で出
現した単語の回数を数える。実施例4では、このカウン
トされた数を訳語とともに表示する方法について説明を
行う。
【0091】単語カウント処理部95でカウントされる
と、単語カウントメモリ45にその内容が格納される。
この情報をもとに、単語を出現回数の多いものから順番
に並べると、文章中の各単語の重要性を知ることができ
る。
【0092】特に、未知語検索処理部93で未知語と判
断された単語が多くあると、その単語は未知語ではな
く、何らかの意味を持つ単語であり、その意味を登録す
る必要があると判断できる。例えば、以下のように、
「wildwood」の未知語を2箇所に含む英文を入力英文と
した場合、
【0093】入力英文:I have a wildwood furniture.
I bought the wildwood futnitureyesterday. 訳語 :私は、wildwood家具を持っている。
私は、昨日wildwood家具を買った。
【0094】のように、「wildwood」は未知語検索処理
部94で未知語と判断され、その翻訳結果に英語のまま
出力されている。そして訳語表示では、それぞれの単語
の出現回数を単語カウント処理部95で数えることで、
その数とともに訳語を表示することができる。
【0095】 No 英単語 訳語 出現回数 1. I 私 [2] 2. have 持っている [1] 3. a [1] 4. wildwood* wildwood [2] 5. furniture 家具 [1] 6. I 私 [2] 7. bought 買った [1] 8. the [1] 9. wildwood* wildwood [2] 10. futniture 家具 [1] 11. yesterday 昨日 [1]
【0096】この単語の出現回数とともに表示された単
語表示を、単語の出現回数の順番に表示を行うと、以下
のようになる。
【0097】 No 英単語 訳語 出現回数 1. I 私 [2] 4. wildwood* wildwood [2] 6. I 私 [2] 9. wildwood* wildwood [2] 2. have 持っている [1] 3. a [1] 5. furniture 家具 [2] 7. bought 買った [1] 8. the [1] 10. futniture 家具 [2] 11. yesterday 昨日 [1]
【0098】さらに、これを見やすくするために、重複
する単語を省略(図10のS6)すると、以下のような
表示になる。
【0099】 No 英単語 訳語 出現回数 1. I 私 [2] 4. wildwood* wildwood [2] 5. furniture 家具 [2] 2. have 持っている [1] 3. a [1] 7. bought 買った [1] 8. the [1] 11. yesterday 昨日 [1]
【0100】このように訳語が表示されると、非常に簡
単な例ではあるが、未知語(wildwood)と、(furnirur
e)の単語が文章中で大切な単語であることが推測でき
る。これは必ずしも正しい見解であるとはいえないが、
普段あまり使用しない単語で、出力頻度(カウント回
数)順に表示したとき、上位にくるものがあればそれは
翻訳に関して重要な役割を果たしていると考えられる。
今回の例では「I」と「wildwood」と「furnirure」の3
単語が、翻訳には欠かせない単語となっていることが分
かる。
【0101】このような事例は、論文や専門文書を翻訳
させた時、その効果が顕著にあらわれると思われ、特
に、文章全体を見てもその内容を速読できない場合など
は、この機能が大きな役割を果たすと考えられる。
【0102】また、実施例3で説明したように、同じ英
単語でもことなる訳語選択が行われればその訳語カウン
トは個々に行われるため、この訳語の出現回数を参考に
それぞれの訳語の利用状況を知ることができる。この
他、単語の訳語選択に疑問のある場合は、出現回数を参
考に別の訳語を参照することも可能である。
【0103】このように上記で説明してきた、重複する
英単語/訳語を判断して単語の出現頻度をカウントする
プログラムは、図1の記憶媒体11aに格納されてお
り、実行時はメインメモリ3に読み込まれ実行される。
【0104】以上のように、実施例4によれば、重複す
る英単語/訳語を判断して単語の出現頻度をカウントす
るので、未知語のような単語でもどれほど重要な単語で
あるか推論することが可能になる。
【0105】[実施例5]単語の訳語には必ず品詞が存
在する(図10のS10)が、取り出された単語にこの
品詞情報を付加することで、ユーザーはより最適な訳語
選択を行うことが可能になる。
【0106】また、出現回数の多い順番ではなく、品詞
検索処理部97で品詞別に訳語を分類しその訳語を提示
すると、先の実施例4と同様に、論文や専門文書の内容
把握に大きく貢献すると考えられる。このように訳語表
示の順番を変更することで、ユーザの負担が少なくな
る。
【0107】実施例5では、品詞を利用した訳語表示
と、アルファベット順に表示する手法について説明を行
う。まず、品詞検索処理部97で検索された品詞を利用
した訳語表示について説明を行う。品詞検索処理部97
で検索された品詞は、入力英単語の品詞のことで、訳語
はこの品詞をもとに辞書メモリ4aから訳語が検索され
る。この全ての訳語が持つ品詞と、その分野情報(単語
によっては専門的な訳語を持つものがある)について、
品詞メモリ4cに格納しこれを単語訳語表示部9でユー
ザに提供する。例えば以下のような英文を入力とした場
合、
【0108】入力英文:How economic activity will m
ove in the coming months cannotbe confidently fore
seen. 訳語 :次の月に、どのように経済活動が動いても、
自信をもって予測されることができない。
【0109】 No 英単語 訳語 品詞(分野情報) 1. How どのように〜ても INTER 2. economic {economic activity } 経済活動 NOUN(経済)←分野情報を持つ 3. activity {economic activity } 経済活動 NOUN(経済)←分野情報を持つ 4. will AUX 5. move 動く VERB 6. in PREP 7. the DET 8. coming 次の ADJ 9. months 月 NOUN 10. cannot できない AUX 11. be BE 12. confidently 自信をもって ADV 13. foreseen 予測される VERB
【0110】のように、品詞の表示を行う。これを、品
詞検索処理で品詞別に分け、これを品詞順に入れ換える
と以下のようになる。
【0111】 No 英単語 訳語 品詞(分野情報) 2. economic {economic activity } 経済活動 NOUN(経済)←分野情報を持つ 3. activity {economic activity } 経済活動 NOUN(経済)←分野情報を持つ 9. months 月 NOUN 5. move 動く VERB 13. foreseen 予測される VERB 11. be BE 4. will AUX 10. cannot できない AUX 6. in PREP 12. confidently 自信をもって ADV 8. coming 次の ADJ 1. How どのように〜ても INTER 7. the DET
【0112】一見、単に順番が入れ替わっただけで、何
の訳にも立たないように見えるが、この表示は翻訳文が
長ければ長いほどその有効性が明らかになるものであ
る。例えば、NOUN(名詞)の訳語だけを参照すること
で、その気になる単語だけについて本来の翻訳文を参照
すれば、ごく簡単ではあるが長文の内容把握が可能にな
る。また、訳語の分野情報を表示することで、どのよう
な内容の英文か予想することができる。つまり、翻訳文
を全て読まなくても、この単語訳の表示を参照すること
で、論文等、長文の内容理解の負担が軽減される。
【0113】この他にも、「□アルファベット順」に表
示を行う機能がある。英文短い文章であると、単語が原
文のどの部分の単語であるかすぐ検討がつくが、これが
論文や手紙のような長い文献で絶対単語数が増えてくる
と、どの部分に対応する単語であるかを調べたい。この
ような単語と訳語の対応が取りにくい時を想定して、ア
ルファベット順に訳語を表示する機能を、表示選択処理
部91に組み込んだ。
【0114】まず、最初に翻訳された単語訳はそのまま
単語の訳語ウィンドウに表示される。そして次の単語が
表れた場合、現在表示されている単語とスペルを表示選
択処理部91で比較することで、手前に表示するのか後
ろに表示するのか判断する。この処理を繰り返すこと
で、次々と翻訳処理を行いながら、常にアルファベット
順に並び返られた単語訳の表示が可能になる。例えば、
以下のような英文を入力とした場合、
【0115】入力英文:It often got me into trouble
and made me look like a fool.He is not such a foo
l but he can tell that. 訳語 :それは、私をトラブルにしばしば巻き込み、
そして、私に愚者のような振りをさせた。彼は、それに
告げることができない程の愚者ではない。
【0116】の訳語が英文と同じ画面に表示される。こ
れと同時に、単語の訳語表示を行うためのウィンドウが
立ち上がる。例えば、アルファベット順に表示を行わな
い場合表示は以下のようになる。
【0117】 No 英単語 訳語 1. It それ 2. often しばしば 3. got {get into trouble}トラブルに巻き込む 4. me 私を 5. into {get into trouble}トラブルに巻き込む 6. trouble {get into trouble}トラブルに巻き込む 7. and そして 9. me 私に 8. made 振りをさせた 10. look {look like }のような 11. like {look like }のような 12. a 13. fool 愚者 14. He 彼 15. is 16. not ではない 17. such そのような 18. a 19. fool 愚者 20. but しかし 21. he 彼 22. can 23. tell 告げる 24. that. それ
【0118】この表示について、アルファベット順に並
び変えると、表示は以下のようになる。
【0119】 No 英単語 訳語 12. a 18. a 7. and そして 20. but しかし 22. can 13. fool 愚者 19. fool 愚者 3. got {get into trouble}トラブルに巻き込む 14. He 彼 21. he 彼 15. is 1. It それ 11. like {look like }のような 10. look {look like }のような 16. not ではない 2. often しばしば 17. such そのような 23. tell 告げる 24. that. それ 6. trouble {get into trouble}トラブルに巻き込む
【0120】このようにアルファベット順に表示するこ
とで、単語の出現位置を覚えていなくても、そのスペル
さえ確認できていれば訳語検索が容易に行える。つま
り、英語の原文を追いかけながら、その単語訳をスクロ
ールバー(図2参照)で追いかけながら探さなくて済む
ので、検索時間の短縮が可能になる。上記で説明してき
た、重複する英単語/訳語を判断して単語の出現頻度を
カウントするプログラムは、図1の記憶媒体11aに格
納されており、実行時はメインメモリ3に読み込まれ実
行される。
【0121】以上のように、実施例5によれば、単語の
品詞を検索し品詞別に分類し、その分類された順番で訳
語を表示、アルファベット順に表示したり、訳語の表示
の順番を任意に変更することでユーザーにより良い環境
を提供することが可能になる。
【0122】
【発明の効果】本発明によれば、翻訳された翻訳文中の
訳語を確認する際、表示項目を選択するだけで、訳語を
表示項目別に分類して項目情報と一緒にウィンドウ画面
に表示することができる。従って、簡単なキー操作で対
象単語の訳語を表示項目に基づいて検索することができ
る。また、翻訳結果とは別のウィンドウ画面に訳語を表
示を行うので利用しやすい。また、翻訳処理中であって
も利用可能なため、翻訳作業の効率化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である翻訳装置のハード構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の翻訳装置による訳語表示のウィンドウ
画面を示す説明図である。
【図3】翻訳処理の概念を模式的に示した図である。
【図4】図1のバッファAの格納内容を模式的に示す図
である。
【図5】図1のバッファBの格納内容を摸式的に示す図
である。
【図6】図1のバッファCの格納内容を摸式的に示す図
である。
【図7】図1のバッファDの格納内容を摸式的に示す図
である。
【図8】図1のバッファEの格納内容を摸式的に示す図
である。
【図9】本発明の単語訳語表示処理部のハード構成を示
すブロック図である。。
【図10】本発明の単語訳語表示処理部の処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】 1 入力装置 2 表示装置 3 メインメモリ 4 サブメモリ 4a 辞書メモリ 4b 英文メモリ 4c 品詞メモリ 4d 訳語メモリ 5 形態素解析部 6 品詞推定部 7 翻訳処理部 8 訳振り部 9 単語訳語表示部 10 メインCPU 11 記憶媒体読取装置 11a 記憶媒体 12 バス 41 表示選択メモリ 42 イディオム/単語メモリ 43 未知語メモリ 44 重複単語メモリ 45 単語カウントメモリ 46 難易度メモリ A バッファ B バッファ C バッファ D バッファ E バッファ 91 表示選択処理部 92 イディオム/単語検索処理部 93 未知語検索処理部 94 重複単語検索処理部 95 単語カウント処理部 96 難易度検索処理部 97 品詞検索処理部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被翻訳文を入力する入力部と、単語・単
    語列毎に訳語及び文法情報を予め格納した辞書メモリ
    と、前記辞書メモリを参照して前記被翻訳文を各単語・
    単語列に分割して形態素を解析する形態素解析部と、前
    記被翻訳文を前記形態素に基づいて前記辞書メモリを参
    照して翻訳した翻訳文を表示部に出力する翻訳処理部
    と、前記翻訳文の訳語を予め設定された表示項目に基づ
    いて分類し、かつ前記単語・単語列毎に訳語及び項目情
    報を付加して訳語メモリに記憶する訳語分類処理部と、
    前記表示項目を選択する表示選択部と、前記選択された
    表示項目に基づいて前記単語・単語列とその訳語及び項
    目情報を前記訳語メモリから読み出し前記表示部のウィ
    ンドウ画面に表示する訳語表示部とを備えたことを特徴
    とする翻訳装置。
  2. 【請求項2】 前記被翻訳文から分割された単語列がイ
    ディオムであるかを検索するイディオム検索部をさらに
    備え、前記翻訳処理部は、前記イディオムの単語列を優
    先して翻訳し、前記訳語分類処理部は、前記イディオム
    を構成する各単語に同じ訳語を対応させて前記訳語メモ
    リに記憶することを特徴とする請求項1記載の翻訳装
    置。
  3. 【請求項3】 前記被翻訳文から前記辞書メモリに記憶
    されていない未知語を検索する未知語検索部をさらに備
    え、前記翻訳処理部は、前記未知語をそのまま含めて翻
    訳した翻訳文を表示部に出力し、前記訳語分類処理部
    は、前記未知語に特定記号を付加して前記訳語メモリに
    記憶することを特徴とする請求項1記載の翻訳装置。
  4. 【請求項4】 前記翻訳文から難易度の高い訳語を検索
    する難易度検索部をさらに備え、前記訳語表示部は、前
    記検索された難易度の高い訳語を前記表示部のウィンド
    ウ画面に表示し、検索されない難易度の低い訳語を非表
    示にすることを特徴とする請求項1記載の翻訳装置。
  5. 【請求項5】 前記翻訳文から重複する訳語を検索する
    重複訳語検索部と、重複する訳語の出現回数をカウント
    する回数カウント部とをさらに備え、前記訳語分類処理
    部は、前記出現回数を項目情報として前記訳語に付加し
    て前記訳語メモリに更新記憶することを特徴とする請求
    項1記載の翻訳装置。
  6. 【請求項6】 前記被翻訳文の単語に対する品詞情報を
    検索する品詞検索部をさらに備え、前記訳語分類処理部
    は、前記品詞情報を項目情報として前記単語・単語列と
    その訳語に付加して前記訳語メモリに記憶することを特
    徴とする請求項1記載の翻訳装置。
  7. 【請求項7】 前記被翻訳文の各単語・単語列に対し前
    記翻訳文の訳語を訳振りして前記表示部に出力する訳振
    り部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の翻
    訳装置。
  8. 【請求項8】 前記訳語表示部は、前記単語・単語列と
    その訳語及び項目情報を前記訳語メモリから所定の順に
    読み出して前記表示部のウィンドウ画面に表示すること
    を特徴とする請求項1記載の翻訳装置。
  9. 【請求項9】 被翻訳文を入力する入力部と、単語・単
    語列毎に訳語及び文法情報を予め格納した辞書メモリと
    を有する翻訳装置をコンピュータによって制御するため
    のプログラムを記憶した媒体であって、前記制御プログ
    ラムはコンピュータに、前記辞書メモリを参照して被翻
    訳文を各単語・単語列に分割して形態素を解析させ、前
    記被翻訳文を前記形態素に基づいて前記辞書メモリを参
    照して翻訳した翻訳文を表示部に出力させ、前記翻訳文
    の訳語を予め設定された表示項目に基づいて分類しかつ
    前記単語・単語列毎に訳語及び項目情報を付加して訳語
    メモリに更新記憶させ、表示選択部により前記表示項目
    が選択されると、前記選択された表示項目に基づいて前
    記単語・単語列とその訳語及び項目情報を前記訳語メモ
    リから読み出し前記表示部のウィンドウ画面に表示させ
    る翻訳装置制御プログラムを記憶した媒体。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータに、前記被翻訳文か
    ら分割された単語列がイディオムであるかを検索させ、
    前記イディオムの単語列を優先して翻訳させ、前記イデ
    ィオムを構成する各単語に同じ訳語を対応させて前記訳
    語メモリに記憶させる翻訳装置制御プログラムをさらに
    記憶したことを特徴とする請求項9記載の媒体。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータに、前記被翻訳文か
    ら前記辞書メモリに記憶されていない未知語を検索さ
    せ、前記未知語をそのまま含めて翻訳した翻訳文を表示
    部に出力させ、前記未知語に特定記号を付加して前記訳
    語メモリに記憶させる翻訳装置制御プログラムをさらに
    記憶したことを特徴とする請求項9記載の媒体。
  12. 【請求項12】 前記コンピュータに、前記翻訳文から
    難易度の高い訳語を検索させ、前記検索された難易度の
    高い訳語を前記表示部のウィンドウ画面に表示させ、検
    索されない難易度の低い訳語を非表示にする翻訳装置制
    御プログラムをさらに記憶したことを特徴とする請求項
    8記載の媒体。
  13. 【請求項13】 前記コンピュータに、前記翻訳文から
    重複する訳語を検索させ、前記重複する訳語の出現回数
    をカウントさせ、前記出現回数を項目情報として前記訳
    語に付加して前記訳語メモリに更新記憶させる翻訳装置
    制御プログラムをさらに記憶したことを特徴とする請求
    項9記載の媒体。
  14. 【請求項14】 前記コンピュータに、前記被翻訳文の
    単語に対する品詞情報を検索させ、前記品詞情報を項目
    情報として前記単語・単語列とその訳語に付加して前記
    訳語メモリに記憶させる翻訳装置制御プログラムをさら
    に記憶したことを特徴とする請求項8記載の媒体。
  15. 【請求項15】 前記コンピュータに、前記被翻訳文の
    各単語・単語列に対し前記翻訳文の訳語を訳振りして前
    記表示部に出力させる翻訳装置制御プログラムをさらに
    記憶したことを特徴とする請求項8記載の媒体。
  16. 【請求項16】 前記訳語表示部は、前記単語・単語列
    とその訳語及び項目情報を前記訳語メモリから所定の順
    に読み出して前記表示部のウィンドウ画面に表示する
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019032580A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 株式会社アソシエ 文書作成装置

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JP2019032580A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 株式会社アソシエ 文書作成装置

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