JPH04204687A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPH04204687A JPH04204687A JP33558090A JP33558090A JPH04204687A JP H04204687 A JPH04204687 A JP H04204687A JP 33558090 A JP33558090 A JP 33558090A JP 33558090 A JP33558090 A JP 33558090A JP H04204687 A JPH04204687 A JP H04204687A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【発明の目的】
(産業上の利用分野)
本発明は、液晶表示素子に係わり、特に単純マトリック
ス型またはアクティブマトリックス型の液晶表示素子に
関する。 (従来の技術) 近年、液晶表示素子は、軽量、低消費電力の利点を生か
して、テレビジョン、ワードプロセッサ、パーソナル・
コンビニー夕等のデイスプレィとして数多く市場に出回
るようになり、大画面化および表示の高品位化に対する
要求がより高まっている。 これらのデイスプレィには、表面にそれぞれ複数本の帯
状電極が形成された2枚の基板を、帯状電極が互いに直
交しかつ対向するように配置してなる単純マトリックス
型の液晶表示素子や、一方の基板上に、ICのような能
動素子を備えた表示画素をマトリックス状に配置してな
るアクティブマトリックス型の液晶表示素子が用いられ
ている。 一般にこのような液晶表示素子の製造において、液晶分
子を配向する方法としては、基板上にポリイミド(PI
)、ポリビニルアルコール(PVA)等の配向膜を杉成
し、その表面を布等で一定方向にwl擦するラビング法
が用いられている。 面全体で一定であることが不可欠である。 (発明が解決しようとするrlAlfi)しかしながら
、こうして製造される従来の液晶表示素子においては、
ラビング時に発生する静電気の帯電により、配向膜の劣
化が生じる。また、特にアクティブマトリックス型液晶
表示素子では、静電気により能動素子の破壊や劣化が生
じるため、駆動不能画素が生じたりあるいは表示むらが
生じ、能動素子の持つ特性を充分に発揮することができ
ないという問題があった。 さらに、基板上に能動素子を持たない単純マトリックス
型の液晶表示素子においても、2枚の基板間に液晶組成
物を挟持させた後、取扱いの際に生した静電気により、
電極が帯電する。そして、二の帯電により液晶組成物に
直a電圧が印加される二とになるため、液晶組成物の劣
化を生じ表示品位が損なわれるという問題があった。 本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので
、配向膜や能動素子、あるいは液晶組成物に破壊や劣化
が生じることがなく、表示むらがなく表示品位の高い液
晶表示素子を促供することを目的とする。 [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の液晶表示素子は、対向面にそれぞれ!!極が形
成され互いに平行に配置された2枚の基板の間に、液晶
組成物を挟持してなる液晶表示素子において、前記基板
のうち少なくとも一方の基板の電極が、非表示領域部分
で、外部エネルギーにより電気抵抗値が変化する材料と
接触していることを特徴としている。 本発明において、外部エネルギーにより電気抵抗の値が
変化する材料としては、例えば照射される光の量が多く
なるほど、電気抵抗値が低くなる性質を何する光導電性
材$4等がある。 そして、二のような光導電性材料としては、ポ’) (
N −ビニルカル/< ソー ル) (P V K
)と2,4゜7−ドリニトロフルオレノン(TNF)の
mA移移動鉢体以下、P V K : T N F W
i体と示す。)やアモルファスsiの先導電体等を使用
する二とができる。 (作用) 本発明の液晶表示素子においては、非表示領域部分で、
基板上の′電極が外部エネルギーにより電気抵抗値が変
化する材料と接触されているので、この材料の抵抗値が
低くなるような、外部エネルギーを加えたあるいは加え
ない状態で、ラビング処理あるいは製造後の取り扱いを
行うことにより、発生した静電気が前記低抵抗材料に流
れ、これと接触している電極相互には電気量の平衡が保
たれる。そのため、静電気による4品組成物、配向膜、
能動素子等の劣化、破壊が生じない。 また、この液晶表示素子を、前:c!材料の電気抵抗値
が高くなるような外部エネルギー条件で使用することに
より、基板上の電極は互いに絶縁される。そのため、電
極に駆動電圧を印加しても、他の電極へ電気量が移動す
ることがなく、良好な表示品位が得られる。 (実施例) 以下、本発明に係る液晶表示素子の実施例を図面に基づ
いて説明する。 実施例1 第1図は、実施例1の液晶表示素子のI!略略凹面図あ
り、M’l:lはこれを構成する基板の概略平面図であ
る。 図において符号1.2は、互いに対向配置された2枚の
透明ガラス瓦板を示し、これらのガラス基板1.2の対
向面には、それぞれ透明電極3.4が形成されている。 また、これらのガラス基板1.2の電極形成面の非表示
領域部分には、光導電性材料のような、外部エネルギー
により電気量 □抗値が変化する材料の層5.6が形成
されており、この層に透明電極3.4の端胚が接続され
ている。 さらに透明電極3.4の上には、ラビング配向処理が施
された配向膜7.8がそれぞれ形成されている、またさ
らに、二のような基板の間には、液晶組成物9が配向1
17.8に接して挟持されている。なお、図中符号10
は、間隙材を示し、符号11は、基板を貼り合わせその
周囲を封止固定するための接着剤を示す。 このような構造の液晶表示素子を、次のような方法で製
造した。 すなわち、まず外形が200ss X 205■■の透
明ガラス基板1.2の表面に、ITO(インジウム−錫
酸化物)膜を形成し、これをエツチングして複数本の帯
状の透明電極3.4を形成した。次に、透明ガラス基板
1.2の非表示領域部分に、先導電性材料であるPVK
: TNF錯体の層5.6を形成し、複数本の帯状透
明電極3.4の端部を、この層に接続し短絡させた。次
いで、帯状透明電極3.4上に、ポリイミド膜を形成し
た後ラビング処理を行い、配向膜7.8を形成した。そ
の後、一方の基板の配向膜7の表面に、間隙材10とし
て粒径7μ−のプラスチブクビーズを均一に散布し、同
時に配向膜8の周辺に沿うで他方の基板の表面に、接着
剤11として硬化性のエポキシ系接着剤を注入口を除い
て印刷塗布した。しかる後、配向膜7.8が対向しかつ
それぞれのラビング方向が240度を成すように、2枚
の基板を配置し、加熱して接着剤11を硬化させること
により貼り合わせた。次いで、通常の方法で注入口から
、ZLl−2293に左回りのカイラル剤であるS−8
11(共にE、メルク社製)を0.7vL%添加したも
のを、液晶組成物9として注入し、さらにこの注入口を
紫外線硬化性樹脂で封止して液晶表示素子を作製した。 なお、PVK : TNF錯体の形成後の製造工程にお
いて、ラビング処理等の静電気の発生しやすい工程や取
扱いは、PVK : TNF錯体の電気抵抗値が低くな
るような明るい環境下で行った。 こうして作製された液晶表示素子を、明るい環境下で駆
動回路と接続し、さらにPVK : TNF錯体に光が
当たらないようにして点灯したところ、配向膜7.8お
よび液晶組成物9の劣化がない、均一で高品位の表示が
得られた。 実施例2 実施N1において、ITO膜のエツチングの際に、複数
本の帯状電極がその終端部で接続(連結)されているよ
うなパターンの′!4極を、各基板上に形成するととも
に、P V K : T N F ji体を接III剤
と混合して塗布形成した。そして、液晶組成物の注入お
よび封止後に、明るい環境下で、帯状′@唖を終端部で
接続しているITO膜の未エツチング部分を切り離して
、液晶表示素子を作製した。 二のようにして作製された液晶表示素子を、明るい環境
下で駆動回路と接続し、さらに接着剤封止部に光が当た
らないようにして点灯したところ、実施例1と同様に均
一で高品位の表示が博られた。 実施例3 実IM例1において、一方の基板を、第3図に示すよう
に、vi数本の走IFM電極12と、この電極と、2端
子形の能動素子であるM I M (Metal−In
sulator−MeLal ) 素子13を介して接
続された画素電極14とを存する能動素子基板15に代
えて、液晶表示素子を作製した。 二のようにして作製された液晶表示素子を、明るい環境
下で駆動回路と接続し、さらにPVK :TNF錯体に
光が当たらないようにして点灯したところ、静電気によ
るMIM!子の破壊や劣化が生じず、また実施例1と同
様に均一で高品位の表示が得られた。 実施例4 第4図および第5図に示すように、透明ガラス基板16
上に、画素電極17、アモルファスslを用いた薄膜ト
ランジスタ(TPT)18、信号線電極19および走査
線11[20を、通常の工程により形成し、M横各10
0 ml素合計10000画素を育する能動素子基板2
1を作製した。次に、二の基板の非表示領域部分に、光
導電性材料であるpvK:TNF錯体の層22を形成し
、全ての信号線i極19および走査線電極20を、この
PVK:TNF錯体層22に接続し短絡させた。次に、
この能動素子基板21の表面にポリイミド薄膜を形成し
た後、ラビング処理を行い配向H23を形成した。一方
、別の透明ガラス基板24の全面に、ITO膜を形成し
て共通電極25とし、さらにその表面にポリイミド薄膜
を形成した後、ラビング処理を行い配向膜26を形成し
た。次いで、これら2枚の基板を、それぞれの配向膜2
3.26のラビング方向が90度を成すように、実施例
1と同様にして貼り合わせた。しかる後、液晶組成物2
7として、ZLI−1585(E、メルク社製) j、
:5−fillを0.1vL%添加したものを注入し、
さらに注入口を封止して液晶表示素子を作製した なお、PVK : TNF錯体の形成後の製造工程にお
いて、ラビング処理等の静電気の発生しやすい工程や取
扱いは、明るい環境下で行った。このようにして作製さ
れた液晶表示素子を、明るい環境下で駆動回路と接続し
、さらにPVK : TNF錯体に光が当たらないよう
にして点灯したところ、静電気によるTPT素子の破壊
、劣化がなく、均一で高品位の表示が得られた。 実施例5 実施例4において、光導電性材料であるPVK:T N
F Pu体の代わりに、アモルファスS1の光導電体
を使用し、これをTPTI子の形成と同時に形成した。 そして、こうして得られた能動素子基板を用いて、実施
例4と同様にして液晶表示素子を作製した。二のように
して作製された液晶表示素子を、明るい環境下で駆動回
路と接続し、さらにアモルファスsiの光導電体に光が
当たらないようにして点灯したところ、静電気によるT
PT素子の破壊、劣化がなく、均一で高品位の表示が得
られた。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、製造あるいは取扱
いの際に静電気が発生した場合でも、配向膜や能動素子
、あるいは液晶組成物に破壊や劣化が生じることがない
。したがって、表示むらがなく均一で品位の高い表示が
得られる。
ス型またはアクティブマトリックス型の液晶表示素子に
関する。 (従来の技術) 近年、液晶表示素子は、軽量、低消費電力の利点を生か
して、テレビジョン、ワードプロセッサ、パーソナル・
コンビニー夕等のデイスプレィとして数多く市場に出回
るようになり、大画面化および表示の高品位化に対する
要求がより高まっている。 これらのデイスプレィには、表面にそれぞれ複数本の帯
状電極が形成された2枚の基板を、帯状電極が互いに直
交しかつ対向するように配置してなる単純マトリックス
型の液晶表示素子や、一方の基板上に、ICのような能
動素子を備えた表示画素をマトリックス状に配置してな
るアクティブマトリックス型の液晶表示素子が用いられ
ている。 一般にこのような液晶表示素子の製造において、液晶分
子を配向する方法としては、基板上にポリイミド(PI
)、ポリビニルアルコール(PVA)等の配向膜を杉成
し、その表面を布等で一定方向にwl擦するラビング法
が用いられている。 面全体で一定であることが不可欠である。 (発明が解決しようとするrlAlfi)しかしながら
、こうして製造される従来の液晶表示素子においては、
ラビング時に発生する静電気の帯電により、配向膜の劣
化が生じる。また、特にアクティブマトリックス型液晶
表示素子では、静電気により能動素子の破壊や劣化が生
じるため、駆動不能画素が生じたりあるいは表示むらが
生じ、能動素子の持つ特性を充分に発揮することができ
ないという問題があった。 さらに、基板上に能動素子を持たない単純マトリックス
型の液晶表示素子においても、2枚の基板間に液晶組成
物を挟持させた後、取扱いの際に生した静電気により、
電極が帯電する。そして、二の帯電により液晶組成物に
直a電圧が印加される二とになるため、液晶組成物の劣
化を生じ表示品位が損なわれるという問題があった。 本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので
、配向膜や能動素子、あるいは液晶組成物に破壊や劣化
が生じることがなく、表示むらがなく表示品位の高い液
晶表示素子を促供することを目的とする。 [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の液晶表示素子は、対向面にそれぞれ!!極が形
成され互いに平行に配置された2枚の基板の間に、液晶
組成物を挟持してなる液晶表示素子において、前記基板
のうち少なくとも一方の基板の電極が、非表示領域部分
で、外部エネルギーにより電気抵抗値が変化する材料と
接触していることを特徴としている。 本発明において、外部エネルギーにより電気抵抗の値が
変化する材料としては、例えば照射される光の量が多く
なるほど、電気抵抗値が低くなる性質を何する光導電性
材$4等がある。 そして、二のような光導電性材料としては、ポ’) (
N −ビニルカル/< ソー ル) (P V K
)と2,4゜7−ドリニトロフルオレノン(TNF)の
mA移移動鉢体以下、P V K : T N F W
i体と示す。)やアモルファスsiの先導電体等を使用
する二とができる。 (作用) 本発明の液晶表示素子においては、非表示領域部分で、
基板上の′電極が外部エネルギーにより電気抵抗値が変
化する材料と接触されているので、この材料の抵抗値が
低くなるような、外部エネルギーを加えたあるいは加え
ない状態で、ラビング処理あるいは製造後の取り扱いを
行うことにより、発生した静電気が前記低抵抗材料に流
れ、これと接触している電極相互には電気量の平衡が保
たれる。そのため、静電気による4品組成物、配向膜、
能動素子等の劣化、破壊が生じない。 また、この液晶表示素子を、前:c!材料の電気抵抗値
が高くなるような外部エネルギー条件で使用することに
より、基板上の電極は互いに絶縁される。そのため、電
極に駆動電圧を印加しても、他の電極へ電気量が移動す
ることがなく、良好な表示品位が得られる。 (実施例) 以下、本発明に係る液晶表示素子の実施例を図面に基づ
いて説明する。 実施例1 第1図は、実施例1の液晶表示素子のI!略略凹面図あ
り、M’l:lはこれを構成する基板の概略平面図であ
る。 図において符号1.2は、互いに対向配置された2枚の
透明ガラス瓦板を示し、これらのガラス基板1.2の対
向面には、それぞれ透明電極3.4が形成されている。 また、これらのガラス基板1.2の電極形成面の非表示
領域部分には、光導電性材料のような、外部エネルギー
により電気量 □抗値が変化する材料の層5.6が形成
されており、この層に透明電極3.4の端胚が接続され
ている。 さらに透明電極3.4の上には、ラビング配向処理が施
された配向膜7.8がそれぞれ形成されている、またさ
らに、二のような基板の間には、液晶組成物9が配向1
17.8に接して挟持されている。なお、図中符号10
は、間隙材を示し、符号11は、基板を貼り合わせその
周囲を封止固定するための接着剤を示す。 このような構造の液晶表示素子を、次のような方法で製
造した。 すなわち、まず外形が200ss X 205■■の透
明ガラス基板1.2の表面に、ITO(インジウム−錫
酸化物)膜を形成し、これをエツチングして複数本の帯
状の透明電極3.4を形成した。次に、透明ガラス基板
1.2の非表示領域部分に、先導電性材料であるPVK
: TNF錯体の層5.6を形成し、複数本の帯状透
明電極3.4の端部を、この層に接続し短絡させた。次
いで、帯状透明電極3.4上に、ポリイミド膜を形成し
た後ラビング処理を行い、配向膜7.8を形成した。そ
の後、一方の基板の配向膜7の表面に、間隙材10とし
て粒径7μ−のプラスチブクビーズを均一に散布し、同
時に配向膜8の周辺に沿うで他方の基板の表面に、接着
剤11として硬化性のエポキシ系接着剤を注入口を除い
て印刷塗布した。しかる後、配向膜7.8が対向しかつ
それぞれのラビング方向が240度を成すように、2枚
の基板を配置し、加熱して接着剤11を硬化させること
により貼り合わせた。次いで、通常の方法で注入口から
、ZLl−2293に左回りのカイラル剤であるS−8
11(共にE、メルク社製)を0.7vL%添加したも
のを、液晶組成物9として注入し、さらにこの注入口を
紫外線硬化性樹脂で封止して液晶表示素子を作製した。 なお、PVK : TNF錯体の形成後の製造工程にお
いて、ラビング処理等の静電気の発生しやすい工程や取
扱いは、PVK : TNF錯体の電気抵抗値が低くな
るような明るい環境下で行った。 こうして作製された液晶表示素子を、明るい環境下で駆
動回路と接続し、さらにPVK : TNF錯体に光が
当たらないようにして点灯したところ、配向膜7.8お
よび液晶組成物9の劣化がない、均一で高品位の表示が
得られた。 実施例2 実施N1において、ITO膜のエツチングの際に、複数
本の帯状電極がその終端部で接続(連結)されているよ
うなパターンの′!4極を、各基板上に形成するととも
に、P V K : T N F ji体を接III剤
と混合して塗布形成した。そして、液晶組成物の注入お
よび封止後に、明るい環境下で、帯状′@唖を終端部で
接続しているITO膜の未エツチング部分を切り離して
、液晶表示素子を作製した。 二のようにして作製された液晶表示素子を、明るい環境
下で駆動回路と接続し、さらに接着剤封止部に光が当た
らないようにして点灯したところ、実施例1と同様に均
一で高品位の表示が博られた。 実施例3 実IM例1において、一方の基板を、第3図に示すよう
に、vi数本の走IFM電極12と、この電極と、2端
子形の能動素子であるM I M (Metal−In
sulator−MeLal ) 素子13を介して接
続された画素電極14とを存する能動素子基板15に代
えて、液晶表示素子を作製した。 二のようにして作製された液晶表示素子を、明るい環境
下で駆動回路と接続し、さらにPVK :TNF錯体に
光が当たらないようにして点灯したところ、静電気によ
るMIM!子の破壊や劣化が生じず、また実施例1と同
様に均一で高品位の表示が得られた。 実施例4 第4図および第5図に示すように、透明ガラス基板16
上に、画素電極17、アモルファスslを用いた薄膜ト
ランジスタ(TPT)18、信号線電極19および走査
線11[20を、通常の工程により形成し、M横各10
0 ml素合計10000画素を育する能動素子基板2
1を作製した。次に、二の基板の非表示領域部分に、光
導電性材料であるpvK:TNF錯体の層22を形成し
、全ての信号線i極19および走査線電極20を、この
PVK:TNF錯体層22に接続し短絡させた。次に、
この能動素子基板21の表面にポリイミド薄膜を形成し
た後、ラビング処理を行い配向H23を形成した。一方
、別の透明ガラス基板24の全面に、ITO膜を形成し
て共通電極25とし、さらにその表面にポリイミド薄膜
を形成した後、ラビング処理を行い配向膜26を形成し
た。次いで、これら2枚の基板を、それぞれの配向膜2
3.26のラビング方向が90度を成すように、実施例
1と同様にして貼り合わせた。しかる後、液晶組成物2
7として、ZLI−1585(E、メルク社製) j、
:5−fillを0.1vL%添加したものを注入し、
さらに注入口を封止して液晶表示素子を作製した なお、PVK : TNF錯体の形成後の製造工程にお
いて、ラビング処理等の静電気の発生しやすい工程や取
扱いは、明るい環境下で行った。このようにして作製さ
れた液晶表示素子を、明るい環境下で駆動回路と接続し
、さらにPVK : TNF錯体に光が当たらないよう
にして点灯したところ、静電気によるTPT素子の破壊
、劣化がなく、均一で高品位の表示が得られた。 実施例5 実施例4において、光導電性材料であるPVK:T N
F Pu体の代わりに、アモルファスS1の光導電体
を使用し、これをTPTI子の形成と同時に形成した。 そして、こうして得られた能動素子基板を用いて、実施
例4と同様にして液晶表示素子を作製した。二のように
して作製された液晶表示素子を、明るい環境下で駆動回
路と接続し、さらにアモルファスsiの光導電体に光が
当たらないようにして点灯したところ、静電気によるT
PT素子の破壊、劣化がなく、均一で高品位の表示が得
られた。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、製造あるいは取扱
いの際に静電気が発生した場合でも、配向膜や能動素子
、あるいは液晶組成物に破壊や劣化が生じることがない
。したがって、表示むらがなく均一で品位の高い表示が
得られる。
第1図は本発明の実施例1で作製された液晶表示素子の
概略断面図、第2図は実施例1で使用する基板を示す概
略平面図、第3図は本発明の実施例3で使用する能動素
子基板を示す概略平面図、第4図は本発明の実施例4て
作製された液晶表示素子の概略断面図、第5図は実施例
4で使用する能動素子基板を示す概略平面図である。 1.2.16.24・・・透明ガラス基板3.4・・・
透明電極 5.6.22・・・光導電性材料層 7.8.23.26・・・配向膜 9.27・・・液晶組成物 10・・・・・・・・・間隙材 11・・・・・・・・・接着剤 12.20・・・走査線電極 13・・・・・・・・・M I M素子14.17・・
・画tA電極 15.21・・・能動素子基板 18・・・・・・・・・TFT素子 19・・・・・・・・・信号線電極 25・・・・・・・・・共通電極
概略断面図、第2図は実施例1で使用する基板を示す概
略平面図、第3図は本発明の実施例3で使用する能動素
子基板を示す概略平面図、第4図は本発明の実施例4て
作製された液晶表示素子の概略断面図、第5図は実施例
4で使用する能動素子基板を示す概略平面図である。 1.2.16.24・・・透明ガラス基板3.4・・・
透明電極 5.6.22・・・光導電性材料層 7.8.23.26・・・配向膜 9.27・・・液晶組成物 10・・・・・・・・・間隙材 11・・・・・・・・・接着剤 12.20・・・走査線電極 13・・・・・・・・・M I M素子14.17・・
・画tA電極 15.21・・・能動素子基板 18・・・・・・・・・TFT素子 19・・・・・・・・・信号線電極 25・・・・・・・・・共通電極
Claims (3)
- (1)対向面にそれぞれ電極が形成され互いに平行に配
置された2枚の基板の間に、液晶組成物を挟持してなる
液晶表示素子において、前記基板のうち少なくとも一方
の基板の電極が、非表示領域部分で、外部エネルギーに
より電気抵抗値が変化する材料と接触していることを特
徴とする液晶表示素子。 - (2)対向面にそれぞれ電極が形成され互いに平行に配
置された2枚の基板の間に、液晶組成物を挟持し、かつ
その周囲を接着剤により封止してなる液晶表示素子にお
いて、前記接着剤が、外部エネルギーにより電気抵抗値
が変化する材料を含むことを特徴とする液晶表示素子。 - (3)外部エネルギーにより電気抵抗値が変化する材料
が、光導電性材料である請求項1または2記載の液晶表
示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33558090A JPH04204687A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33558090A JPH04204687A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04204687A true JPH04204687A (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=18290173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33558090A Pending JPH04204687A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04204687A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021082214A1 (zh) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | Tcl华星光电技术有限公司 | 液晶显示面板及其制造方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33558090A patent/JPH04204687A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021082214A1 (zh) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | Tcl华星光电技术有限公司 | 液晶显示面板及其制造方法 |
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