JPH04203A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、三相−括形のガス絶縁開閉装置に係り、特に
、断路器、接地開閉器を同一容器または同一ガス区分内
に並置したガス絶縁開閉器に関するものである。

（従来の技術） 従来から用いられている三相−括形のガス絶縁開閉装置
（Ｇ　Ｉ　Ｓ）は、第５図に示した禄に構成されている
。即ち、縦型に配置された遮断器２の上部口出し部２ａ
には変流器３が接続され、さらに、接地開閉器付き断路
器５を介してケーブルヘッド７に接続されている。また
、前記接地開閉器付き断路器５は、一つの容器６に３つ
の分岐部６ａ、６ｂ、５ｃが形成され、各分岐部に接地
開閉器５ａ、断路器５ｂ及び接地開閉器５ｃのそれぞれ
の開閉機構部が収納されて構成されている。

方、遮断器２の下部口出し部２ｂには変流器３が接続さ
れ、さらに、接地装置付き断路器８を介して主母線９に
接続されている。

この様に構成された従来のガス絶縁開閉装置は、同一容
器６内に三相の断路器５ｂ及び接地開閉器５ａ、５ｃを
並置させることによって、設置スペースの縮小化を図っ
たものであり、特に、その長さＬｌは、接地開閉器付き
断路器５を用いていない場合に比べて大幅に縮小される
。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した様な従来のガス絶縁開閉装置に
は、以下に述べる様な解決すべき課題があった。即ち、
接地開閉器付き断路器５を構成する容器６には、３つの
分岐部６ａ〜６Ｃが形成されているか、これらの分岐部
をさらに接近させることには容器構成上目つと限界があ
り、また、分岐部６ａ〜６Ｃか容器６の」二部に設けら
れ、その」二に各操作装置が設けられているため、ガス
絶縁開閉装置１の高さＨｌが大きくなり、さらに縮小化
を図ることは困難であった。

本発明は、上述した様な従来技術の欠点を解消するため
に提案されたもので、その目的は、設置スペースの大幅
な縮小化を可能としたガス絶縁開閉装置を提供すること
にある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、１つのタンク内に断路器、接地開閉器を２つ
以」二装置して成る三相のガス絶縁開閉装置において、
タンク内に配設される三相の主回路部を、タンク外部に
設けられた操作装置の配設側に空間かてきるように三角
形状に配置し、また、この空間に断路器、接地開閉器の
それぞれの開閉機構部を収納したことを特徴とするもの
である。

（作用） 本発明のガス絶縁開閉装置によれば、タンクの上部に形
成される空間に、断路器、接地開閉器のそれぞれの開閉
機構部を収納することにより、タンク内のデッドスペー
スを有効に利用することができるので、機器の小型化及
び設置スペースの縮小化が図れる。

（実施例） 以下、本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を第１図乃
至第４図に基づいて具体的に説明する。

なお、第５図に示した従来型と同一の部材には同一の符
号を付して、説明は省略する。

本実施例においては、第１図に示した様に、ＳＦ６ガス
等の絶縁ガスを充填したタンク１０内に、三相の断路器
１１及び接地開閉器１２．１３を一体化して収納し、接
地開閉器付き断路器が構成されている。また、これらの
主回路部は、前記タンク１０の外部に設けられた操作装
置の配設側に空間１７，３５ができるように三角形状に
配置され、さらに、前記空間１７．３５内に、断路器１
１及び接地開閉器１２．１３の開閉機構部が配設されて
いる。

また、接地開閉器付き断路器を構成する断路器１１は、
第１図及び第２図に示した様に構成されている。即ち、
三相の断路装置１４ａ、１４ｂ。

１４ｃがタンク１０の外部に設けられた操作装置１５の
操作ロット１６と反対側に三角形の一つの頂点がくるよ
うにタンク１０内に配置され、タンク１０の内部の操作
装置１５側には空間１７か形成されている。また、この
空間１７には、前記三相の断路装置１４ａ、１４ｂ、１
４ｃに連結された絶縁ロッド１８ａ、１８ｂ、１８ｃの
上端部に設けられたギアユニットＵが配置されている。

なお、このギアユニットＵは支え板１９によってタンク
１０に支持固定されている。さらに、前記ギアユニット
Ｕの中央のギア２０ａに固着されたロッド２１にはカサ
歯車２２が固着されている。また、前記操作ロッド１６
は軸受２３によって支持され、その一端が回転シール部
２４を介して前記操作装置１５に接続され、他端にはカ
サ歯車２５が設けられ、前記ギアユニットＵの中央のギ
ア２０ａに設けられたカサ歯車２２と噛み合うように構
成されている。

一方、接地開閉器付き断路器を構成する接地開閉器１２
は、第１図及び第３図に示した様に構成されている。即
ち、固定接触子３３ａ、３３ｂ。

３３ｃを有し、絶縁スペーサ４８によってタンク１０に
支持される導体３４ａ、３４ｂ、３４ｃが、タンク１０
の外部に設けられた操作装置４６の主軸４７と反対側に
三角形の一つの頂点がくるように三角形状に配置され、
タンク１０の内部の操作装置４６側には空間３５が形成
されている。そして、この空間３５には接地板３６が配
設されている。また、この接地板３６は、前記タンク１
０外に設けられた絶縁板３７によってその一端が支持さ
れた接地端子３８の他端に支持固定されている。

さらに、接地板３６には固定接触子３３ａ、３３ｂ、３
３ｃに対向して集電子３９ａ、３９ｂ、３９ｃが設置さ
れ、この集電子３９ａ、３９ｂ、３９Ｃに摺動可能に可
動接触子４０ａ、４０ｂ、４０ｃが挿入されている。ま
た、これら可動接触子４０ａ、４０ｂ、４０ｃの基端部
には絶縁継手４１ａ、４１ｂ、４１ｃが設けられ、この
絶縁継手４１ａ、４１ｂ、４１ｃがレバー４２ａ、４２
ｂ。

４２ｃの先端に、ピン４３ａ、４３ｂ、４３ｃによって
回動自在に取付けられている。さらに、レバー４２ａ、
４２ｂ、４２ｃの基部は、主軸４７に連結され、この主
軸４７はタンク１０から外部に導出され、軸受４４及び
回転シール部４５を介して操作装置４６に接続されてい
る。

この様な構成を有する本実施例のガス絶縁開閉装置にお
いては、三相の断路器１１及び接地開閉器１２．１３が
一体化されて構成され、また、それらの主回路がタンク
外部に設けられる操作装置配設側に空間ができるように
三角形状に配置され、さらに、その空間に各相の絶縁ロ
ッドの回転を制御するギアユニットＵと接地開閉器の開
閉機構部が同一側にならべて配設されているので、タン
ク１０内のデッドスペースを有効に利用することができ
、タンク１０の軸方向の長さＡか大幅に縮小される。ま
た、タンク１０に分岐部を設ける必要がないので、タン
クの形状が簡単なものとなり、さらに、第４図に示した
禄に、ガス絶縁開閉装置全体としての高さＨ２及び幅Ｌ
２も、従来型に比べて大幅に縮小化される。

なお、本実施例に示した接地開閉器付き断路器を構成す
る断路器１１は、以下に述べる様に作用する。即ち、第
２図に示した様に、操作装置１５の回転操作力が操作ロ
ッド１６、カサ歯車２５゜２２、ロッド２１を介して中
央のギア２０ａに伝達される。また、このギア２０ａの
回転は伝達用ギア２６を介して隣接するギア２０ｂ、２
０ｃに伝達される。その結果、三相の断路装置１４ａ。

１４ｂ、１４ｃに連結された絶縁ロッド１８ａ。

１８ｂ、１８Ｃが回転する。そして、各絶縁ロッド１８
ａ、１８ｂ、１８ｃに接続されたピニオン２７ａ、２７
ｂ、２７ｃが各相の可動接触子２８ａ、２８ｂ、２８ｃ
に固着されたラック２９ａ。

２９ｂ、２９ｃとそれぞれ噛み合う。これにより可動接
触子２８ａ、２８ｂ、２８ｃがタンク１０の軸方向に移
動し、絶縁スペーサ４８に支持される固定接触部３０ａ
、３０ｂ、３０ｃと可動接触部３１ａ、３１ｂ、３１ｃ
にて構成される断路部３２　ａ、　　３２　ｂ、　　３
２　ｃの開閉を行う。

一方、接地開閉器付き断路器を構成する接地開閉器１２
は、以下に述べる様に作用する。即ち、第３図に示した
様に、操作装置４６の回転操作力により主軸４７が回動
する。これにより、レバー４２ａ、４２ｂ、４２ｃを介
して各相の可動接触子４０ａ、４０ｂ、４０ｃが往復動
し、固定接触子３３　ａ、　３３　ｂ、　３３　ｃと接
離する。そして、導体３４ａ、３４ｂ、３４ｃ、固定接
触子３３ａ。

３３ｂ、３３ｃ、可動接触子４０ａ、４０ｂ、４Ｑｃ、
集電子３９ａ、３９ｂ、３９ｃ、接地板３６、接地端子
３８間に接地経路が形成される。

なお、接地開閉器１３も、接地開閉器１２と同様に構成
されている。

この様に、本実施例のガス絶縁開閉装置によれば、絶縁
ガスが封入されているタンク内に配設する三相の断路器
、接地開閉器の主回路を、タンク外部に設けられる操作
装置配設側に空間ができるように三角形状に配置し、そ
の空間に各相の絶縁ロッドの回転を制御するギアユニッ
トＵと接地開閉器の開閉機構部を同一側にならべて配設
することによって、タンク内のデッドスペースを有効に
利用でき、ガス絶縁開閉装置全体の縮小化が可能となる
。

［発明の効果コ 以上説明した様に、本発明によれば、三相−括形のガス
絶縁開閉装置において、タンク内に配設する複数の三相
の開閉装置を、タンク外部に設けられる操作装置配設側
に空間ができるように三角形状に配置し、その空間に断
路器及び接地開閉器の開閉機構部を並置することにより
、設置スペースの大幅な縮小化を可能としたガス絶縁開
閉装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す断
面図、第２図は第１図に示す断路器部の断面図、第３図
は第１図に示す接地開閉器部の断面図、第４図は本発明
のガス絶縁開閉装置の側面図、第５図は従来のガス絶縁
開閉装置の一例を示す側面図である。 １・・・カス絶縁開閉装置、２・・・遮断器、３・・・
変流器、５・・・接地開閉器付き断路器、５ａ・・・接
地開閉器、５ｂ・・・断路器、５ｃ・・・接地開閉器、
６・・・容器、７・・・ケーブルヘッド、８・・・接地
装置付き断路器、９・・・主母線、１０・・・タンク、
１１・・・断路器、１２゜１３・・・接地開閉器、１４
ａ〜１４ｃ・・・断路装置、１５・・・操作装置、１６
・・・操作ロッド、１７・・・空間、１８ａ〜１８ｃ・
・・絶縁ロッド、１９・・・支え板、２０ａ〜２０ｃ・
・・ギア、２１・・・ロッド、２２・・・カサ歯車、２
３・・・軸受、２４・・・回転シール部、２５・・・カ
サ歯車、２６・・・伝達用ギア、２７ａ〜２７ｃ・・・
ピニオン、２８ａ〜２８ｃ・・・可動接触子、２９ａ〜
２９Ｃ・・・ラック、３０ａ〜３０ｃ・・・固定接触部
、３１ａ　〜３１ｃｍ＝可動接触部、３２ａ〜３２Ｃ・
・・断路部、３３ａ〜３３ｃ・・・・・・固定接触子、
３４ａ〜３４ｃ・・・導体、３５・・・空間、３６・・
・接地板、３７・・・絶縁板、３８・・・接地端子、３
９ａ〜３９ｃ・・・集電子、４０ａ〜４０ｃ・・・可動
接触子、４１ａ〜４１ｃ・・・絶縁継手、４２ａ〜４２
Ｃ・・・レバー４３ａ〜４３ｃ・・・ピン、４４・・軸
受、４５・・・回転シール部、４６・・・操作装置、４
７・・・主軸、４８・・絶縁スペーサ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １つのタンク内に断路器、接地開閉器を２つ以上並置し
   て成る三相のガス絶縁開閉装置において、前記タンク内
   に配設される三相の主回路部を、タンク外部に設けられ
   た操作装置の配設側に空間ができるように三角形状に配
   置し、前記空間に断路器、接地開閉器のそれぞれの開閉
   機構部を収納したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。