JPH04203596A - 二重殻タンクの内槽底板昇降方法 - Google Patents

二重殻タンクの内槽底板昇降方法

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JPH04203596A
JPH04203596A JP32570290A JP32570290A JPH04203596A JP H04203596 A JPH04203596 A JP H04203596A JP 32570290 A JP32570290 A JP 32570290A JP 32570290 A JP32570290 A JP 32570290A JP H04203596 A JPH04203596 A JP H04203596A
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JP
Japan
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bottom plate
air
inner tank
tank
frames
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Pending
Application number
JP32570290A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Uchida
充 内田
Hiroshi Akiyama
秋山 坦
Minoru Okumura
稔 奥村
Toshihiko Nagumo
南雲 敏彦
Hiroaki Tateno
館野 博昭
Hidenori Kobayashi
秀紀 小林
Osamu Asai
修 浅井
Sadayoshi Kato
加藤 定義
Tomoharu Takamatsu
高松 伴玄
Yoshiaki Fuse
布施 吉章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIKAWAJIMA TANK KENSETSU KK
IHI Corp
Original Assignee
ISHIKAWAJIMA TANK KENSETSU KK
IHI Corp
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Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、LNG等の低温液体を貯蔵するための二重殻
タンクの構築方法に係り、特に、その内槽内で組み立て
られた底板を内槽の底部の基礎部上に降下させる二重殻
タンクの内槽底板昇降方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、LPGまたはり、 N G等の低温液体は外部入
熱を防止するために断熱構造を有した二重殻タンクに貯
蔵されている。
この二重殻タンクは地上に設けられたコンクリート製の
基礎部上に保冷層が形成され、この保冷層上に低温液体
を貯蔵するための内槽が形成されると共に、この内槽の
外側にはこれを囲繞するように外槽が形成されている。
そして、内槽と外構の間隙には保冷材バーライI・粒が
充填された保冷層が形成されて外部入熱を防止12てお
り、また、内槽底部には内槽底板が設置されている。
この底板は内構の底部に設置さtl、た架台上で複数の
鋼板を溶接して繋ぎ合わせることによって形成されてい
る。そして、その設置方法は、先ず、この底板に多数の
連結金具を設け、この連結金具に内槽屋根から吊り下ろ
された多数のワイヤを連結し、そのワイヤに連結された
多数のチェーンプロ・ツク(約130個)によってこの
底板を架台上より持ち上げ、架台を撤去した後、内槽底
板をタンク底部に降下させて内槽底部に設置されるよう
になっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述したように内槽底板の昇降に用いられる
チエ−・ンブロックの操作は20〜30人の大勢の作業
者が人力で行わなければならず、多大な労力が必要であ
ると共に、その降下作業は危険が伴うものであった。ま
た、この底板は鋼板製であるといえども、直径が数十m
にも及ぶため、吊りJ、げ時に撓んで、亀裂を起こして
しまう虞があるため、多数の補強部材を取り付ける必要
があった。
本発明は、上記問題点を有効に解決するために創案され
たもので、その目的は、架台−Vで形成された底板の昇
降を安全確実に行うと共に、多数&’)労力を必要とし
ない二重殻タンクの内槽底板昇降方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するなめに本発明は、地上にコンクリー
ト製の基礎部を横築]7、該基研部上にLNG等の低温
液体を貯蔵するための内槽を横築すると共に、該内槽の
外周部にこれを囲繞するように外槽を構築した後、該内
槽底部の基礎部上に複数の架台を設置すると共に、該架
台上で上記内槽の底板を組み立て、該底板を上昇させて
上記架台を撤去した後、上記底板を内槽の底部に降下さ
せる二重殻タンクの内槽底板昇降方法において、上記架
台上に組み立てられた底板と基礎部の間に複数のエアー
バッグを設置し、該エアーバッグを膨らませて上記底板
を架台上から上昇させて上記架台を撤去した後、上記工
、アーバッグ内の空気を排気して上記底板を内槽底部の
基礎部上に降下させるようにしたものである。
[作用コ 上記構成によれば、内槽底部の架台上で製作した底板を
架台上より上昇させるには、底板と基礎部の間に複数の
エアーバッグを設置し、これらのエアーバッグに空気を
注入して膨らませることで底板を架台上より上昇させる
ことができる0次に、このように上昇された底板を内槽
底部の基礎部上に降下させるには底板の支持を解除され
た架台を底板と基礎部の間から撤去した後、このエアー
バッグ内の空気を徐々に排気することで、底板を降下さ
せることができる。
この際、収縮したエアーバッグはこれに接続されている
注入ホースを引っばって、引き抜くことになる。あるい
は、そのママその位1に放置しておけば、保冷材の一部
となる。
[実施例] 本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明方法が実施される二重殻タンクの例を示
すものである。
この二重殻タンク1はLNG等の低温液体を貯蔵するも
のであり、図示するように、地上に設けられたコンクリ
ート製の基礎部2」二に外部入熱を防止するための保冷
層3と1、二の保冷層3上に低温液体を実質的に貯蔵す
るための内槽4と、さらに、この内槽4の外側に、これ
を囲繞するように所定の間隔を隔てて外槽5と、内槽4
の底部に設けられた底板6とによって主に構成されてい
る。
この底板6を製作して内槽4の底部に設置するには、先
ず、内槽4と外槽5を貫通して形成されたマンホール7
より内槽4の底部の保冷層3上に複数の架台8を搬入し
、所定間隔を隔てて配置する。また、これと同時に底板
6の材料となる複数の鋼板を内槽4内に搬入し、設置さ
れた架台8上でこの鋼板を突き合わせ溶接によって一体
化し、底板6を製作する。そして、この溶接が十分に行
われたかどうかをX線によって確認する6次に、このよ
うに架台8上で底板6が完成したならば、図示するよう
に、この底板6と保冷層3と架台8の間の複数の空間に
複数のエアーバック9を配置する。
、二のエアーバ・ツク9にはそれぞれエアーホース10
が接続されており、このエアーホース10はマンボール
7を通過して二重殻タンク1の外部に設置された空気ポ
ンプ11に接続されている。また、エアーホース10に
は排気を行うためのバルブ12が設けられている。従っ
て、このエアーバック9は空気ポンプ11からの送気、
又はバルブ12での排気によって縦方向に伸縮するよう
になっている。
次に、このエアーバック9に空気ポンプ11より空気を
注入I7、エアーバック9を膨らまずことで架台8」1
に載置している底板6を架台8より」一方に持ち−Lげ
る。そして、この状態を維持したまま、内槽4内の保冷
層3上の全ての架台8をマンホール7から二重殻タンク
1の外部に撤去する。
次に、架台8の撤去が全て終了したならば、これら複数
のエアーバック9内の空気をエアーホース11に設けら
れたバルブ12によって均等に抜き出すと、エアーバッ
ク9が萎んで、これらに載1されている底板6が徐々に
下降する。なお、この降下時に万一、エアーバック9の
一つに急激な空気洩れや破壊が生じて6、これらエアー
バック9はそれぞれ別個にエアーホース10及びバルブ
12が備えられているため、底板6の降下には大きな影
響を与えない。
そして、エアーバック9内の空気が完全に抜けて底板6
は保冷層3上に設地j−なならば、アニユラブレー1−
14(第2図参照)によってこの底板6を内槽4に溶接
して一体化することで底板6の設置が完成する。
一方、空気を排出i−で萎んだエアーバック9はエアー
ホース10を引っ張ることによって二重殻タンク1の外
部に取り出すか、または、図示するように保冷層3の表
面上に凹部15を形成17、この凹部15に収納するよ
うにそのまま放置しておけば保冷層3の一部どして利用
できる。
そして最後に、マンホール7を塞いで二重殻タンク1を
完成させる。
このように、本発明では、架台8上で完成された底板6
をエアーバック9のr!6張、縮小によって昇降させる
ことになるので、従来のように大勢の作業者や、ワイヤ
やチェーンブロック等の面倒な吊り治具が不要となり、
安全で容易に床板の昇降を行うことができる。また、こ
のエアーバック9は底板6を均等に支えるようになって
いるので、底板6の撓み防止の補強材が不要となる ま
た、第2図に示すように、このエアーバック10を底板
6の溶接w113を避けて底板6の荷重を均等に受ける
ように配置し、このエアーバック9上で底板6を製作す
ることで架台と兼用させれば、さらに架台の搬出入の労
力の軽減や工期が短縮されることになる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、床板の昇降作業
を従来に比べて安全且つ容易に行うことが可能となって
作業効率が向上することができると共に、作業者の人数
を飛躍的に減少させて労力の軽減を達成することができ
る等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す二重殻タンクの概略全
体断面図、第2図は他の変形実施例を示す二重殻タンク
の平面図である。 図中1は二重殻タンク、2は基礎部、4は内槽、5は外
槽、6は底板、8は架台、9はエアーバッグである。 特許出願人 石川島播@重工業株式会社石川島タンク建
設株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、地上にコンクリート製の基礎部を構築し、該基礎部
    上にLNG等の低温液体を貯蔵するための内槽を構築す
    ると共に、該内槽の外周部にこれを囲繞するように外槽
    を構築した後、該内槽底部の基礎部上に複数の架台を設
    置すると共に、該架台上で上記内槽の底板を組み立て、
    該底板を上昇させて上記架台を撒去した後、上記底板を
    内槽の底部に降下させる二重殻タンクの内槽底板昇降方
    法において、上記架台上に組み立てられた底板と基礎部
    の間に複数のエアーバッグを設置し、該エアーバッグを
    膨らませて上記底板を架台上から上昇させて上記架台を
    撤去した後、上記エアーバッグ内の空気を排気して上記
    底板を内槽底部の基礎部上に降下させることを特徴とす
    る二重殻タンクの内槽底板昇降方法。
JP32570290A 1990-11-29 1990-11-29 二重殻タンクの内槽底板昇降方法 Pending JPH04203596A (ja)

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