JPH04203575A - 油圧配管構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、特に大型油圧ショベル等の建設機械のブー
ムに複数の油圧配管を並列させて取付けるのに適する油
圧配管構造体に関する。

［従来の技術］ つぎに、従来の油圧ショベルのブームにおける油圧配管
の取付は構造を第４図ないし第７図を参照して説明する
。

第４図に示すように、油圧ショベルの本体１にはブーム
シリンダ３により起伏させるブーム２がビンを介して取
付けられており、ブーム２の先端部にはアームシリンダ
５により上下方向に揺動させるアーム４がビンを介して
連結されており、アーム４の先端部にはパケットシリン
ダ７により回動させるパケット６がビンを介して取付け
られでいる。

第５図ないし第７図に示すように、ブーム２の背部には
、本体１の油圧源からの圧油を各シリンダに送る油圧配
管８を取付ける支持台枠９が溶接により固定されている
。油圧配管８は、ボルト１０により支持台枠９の上板部
に取付けたクランプ１１により抑止されている。各油圧
配管８はホースを介して各シリンダに連結される。

［発明が解決しようとする課題］ 大形の油圧シシベルでは、足場が悪く、高所作業となる
ため、油圧配管８の取付けはクレーンにより行い、−本
ずつ取付けるのに大きな労力を要する。

この発明は、前記にかんがみてなされたもので、油圧配
管を被取付は部材に一回のクレーン作業で取付けること
ができる油圧配管構造体を提供することを目的とする。

［！ｊ！題を解決するだめの手段］ この発明の油圧配管構造体は、上記の目的を達成するた
めのもので１間隔をおいて配置され、固定具により被取
付は部材に取付けるように構成した複数の横長支持台枠
と、横長支持台枠にクランプにより一体的に固定した油
圧配管とからなる。

［作用］ 油圧配管構造体全体をクレーンにより吊り上げ、各支持
台枠を固定具により被取付は部材であるブームの背部に
固定する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図ないし第３図により
説明する。

横長支持台枠（以下支持台枠という）１２はたとえばほ
ぼチャンネル形に形成されており、治具上でその位置を
定める。各油圧配管８は、ボルト１０により支持台枠１
２の上板部１２ａに取付けたクランプ１１により抑止さ
れている。支持台枠１２の下板部１２ｂには、支持台枠
１２をブーム２に対して固定するボルト１３を挿入させ
るボルト穴１２ｃが設けられている。ブーム２の背部に
は、ボルト１３をねじ込むねじ穴１４ａを設けた座板１
４が溜接により固定されている。

各油圧配管８を複数の支持台枠１２にクランプ１１を介
して取付ければ、一つの構造物としての油圧配管構造体
が構成される。この油圧配管構造体をクレーンで吊り、
支持台枠１２の下板部１２ｂをボルト１３により座板１
４に締結する。

なお、この発明の油圧配管構造体はブームの背部のほか
、たとえば本体内にも適用することができる。

［発明の効果］ 以上説明したこの発明によれば、油圧配管の組付は作業
を１作票しやすい環境で容易、かつ、確実に行うことが
でき、足場の悪い高所での組付は作業をへらすとともに
、作業時間を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す平面図、第２図は第
１図のＩＩ　−ＩＩ断面拡大図、ｉ！Ｉ３図は第２図の
左側面図、第４図は従来の油圧ショベルの一例を示す側
面図、第５図はｖ４４図のｖ−ｖ線から見た拡大図、第
６図は第５図のＶｌ−Ｖｌ断面拡大図、第７図は第６図
の左側面図である。 ８・・・油圧配管、１０・・・ボルト、１１・・・クラ
ンプ、１２・・・支持台枠、１３−０−ボルト、１４・
・・座板 ゛弔ｆデ 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、間隔をおいて配置され、固定具により被取付け部材
   に取付けるように構成した複数の横長支持台枠と、横長
   支持台枠にクランプにより一体的に固定した油圧配管と
   からなる油圧配管構造体。