JPH0420336Y2 - - Google Patents

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JPH0420336Y2
JPH0420336Y2 JP1985160448U JP16044885U JPH0420336Y2 JP H0420336 Y2 JPH0420336 Y2 JP H0420336Y2 JP 1985160448 U JP1985160448 U JP 1985160448U JP 16044885 U JP16044885 U JP 16044885U JP H0420336 Y2 JPH0420336 Y2 JP H0420336Y2
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grip
lead wire
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は折り畳み自在なグリツプを備えたヘ
アードライヤに関する。
〔従来の技術〕
従来の技術としては、例えば、実開昭60−
116902号公報に示されている。これは、第7図に
示すように、円筒形状の本体ケース1の前方開口
端に吐出口グリル2を、後方開口端に吸込口グリ
ル3をそれぞれ備え、本体ケース1の内部にはヒ
ータからなる熱源4と、モータ5およびフアン6
からなる送風機7を前後にして配備してなり、送
風機7の駆動で、風を吸込口グリル3から吸い込
んで熱源4で加熱したのち、吐出口グリル2から
吐出するようになつている。
そして、本体ケース1の周面下部にグリツプ8
を折り畳み自在に取付けてある。グリツプ8の取
付け部分は次のようになつている。
本体ケース1の周面下部にグリツプ保持筺部9
を突設し、このグリツプ保持筺部9にグリツプ8
を軸10まわりに回動自在に連結する。グリツプ
保持筺部9の下面に上下顎片11a,11bを有
するリード線導出口11をグリツプ回動方向に向
けて開口し、本体ケース1内のモータ5および熱
源4からリード線12をグリツプ保持筺部9内を
通してリード線導出口11からグリツプ8内に導
出し、グリツプ8に内蔵したスイツチ13に接続
してある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記従来のものではグリツプ8を折
り畳み、展開するときにリード線12が本体ケー
ス1側のリード線導出口11とグリツプ8間でか
み込まれて断線やグリツプ8の回動を重くする等
の好ましくない現象が起こりやすい。
すなわち、グリツプ8を軸10まわりに回動さ
せて本体ケース1に対し折り畳む(第7図中、仮
想線状態図)ときはリード線12がリード線導出
口11からグリツプ8内に引つ張り出されること
になり、使用に際してグリツプ8を前記と反対方
向に回動させてもと通り展開させる(第7図中、
実線状態図)ときは引き出された前記リード線1
2に弛みが生じ、これがリード線導出口11の下
顎片11bとグリツプ8の内面との間にかみ込ま
れて断線したり、グリツプ8の回動作用を重くし
たりするのであつた。
この考案はかかるリード線のかみ込み問題を解
消しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は第1図に示すように本体ケース1の周
面下部に突設したグリツプ保持筺部9にグリツプ
8を軸10まわりに回動自在に連結し、グリツプ
保持筺部9の下面には、上下顎片11a,11b
を有するリード線導出口11をグリツプ回動方向
に向けて開口してなる形態のヘアードライヤを前
提とする。
そのうえで、グリツプ8内のリード線導出口1
1とスイツチ13との間のリード線経路途上に、
グリツプ8の内面からリード線ガード15を突設
してあり、グリツプ8が本体ケース1の下方に突
出する展開状態において、リード線ガード15の
一部が下顎片11bの内側上方に回り込むことを
許す溝33が、グリツプ保持筺部9における下顎
片11bの側壁に形成されており、該リード線ガ
ード15と上顎片11aとの間にリード線12を
通してなることを要件とする。
〔作用〕
しかるときは、グリツプ8を折り畳むに伴い、
グリツプ8と一体のリード線カード15が軸10
まわりにリード導出口11から出る方向に回動し
てリード線12を上顎片11aの外周面との間で
一方向に整列しながら引き出すことになる(第4
図参照)。したがつて、グリツプ8をもと通り展
開するときは、リード線12に弛みが生じても該
リード線12はグリツプ8と同行回転するリード
線ガード15と、上顎片11aとの間に納められ
た状態を維持されるため、下顎片1bによりかみ
込まれるおそれがなくなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第5図に
基づき説明する。
ヘア−ドライヤの基本的な構成は従来のものと
ほぼ同様であるので、従来のものと相違する点、
とくに本体ケ−ス1の構造、リ−ド線導出口11
の構造、そのほか吐出口グリル2の取付け構造お
よび送風機7などの点についてのみ説明する。
第2図において、本体ケース1は共に円筒形状
に形成されたプラスチツク製の前後ケース1a,
1bを突き合わせて結合してなり、前ケース1a
の前方開口端に吐出口グリル2を、後ケース1b
の後方開口端に吸込口グリル3をそれぞれ備えて
いる。前ケース1aは前方に至るに従い漸次細径
にしたテーパ筒状に形成され、その内周面の左右
に平面三角状のリブ16がその頂部16aを後方
に、底部16bを前方の吐出口内周に位置せしめ
る形で形成されている。一方、第5図に示すよう
に吐出口グリル2の外周に一対の凹部17,17
が形成され、その吐出口グリル2を前ケース1a
の径大側の後方開口部から入れ、凹部17,17
を前記リブ16,16に沿わせて前方へ押し込む
ことにより前ケース1aの吐出口内周に吐出口グ
リル2が位置決め固定される。そして、フアン付
きモータ5と該モータ5の外周を囲む十字状のヒ
ータ巻付き絶縁板18とを内蔵した断熱筒19
が、前ケース1a内の吐出口グリル2の後方に配
すべくはめ込まれ、絶縁板18の前端が吐出口グ
リル2の内面側に突設したフツク部20,20に
係合して支持される。なお、ヒータ巻付き絶縁板
18上にはサーモスタツトSが取り付けられる
が、そのサーモスタツトSは前後方向の軸線に垂
直に交わる垂線pに対し所定角度だけ傾くように
取り付けている。またモータ5の後端部の周面に
嵌合された内リング21と前ケース1aの後端内
面に嵌合された外リング22との間に複数枚の整
流翼23が放射状に一体に形成されてなる。
送風機7において、第3図に示すように、モー
タ5の前方に突設した軸24上にフアン6が固定
されてなるが、使用時に毛がモータ軸24に巻き
付くことのないように前記整流翼23の内リング
21から複数本のピン25をモータ軸24の外周
を囲む形で前方へ突設してなる。
本体ケース1の周面下部から突設されるグリツ
プ保持筺部9は、前ケース1aの周面下部から突
設された断面コ字形状の前半部9aと、後ケース
1bの周面下部から前半部9aよりも下方へ長く
突設された断面コ字形状の後半部9bとを、前後
ケース1a,1bの突き合わせに伴い突き合わせ
てなる。
グリツプ保持筺部9の前半部9aと後半部9b
の突き合わせ面間には軸孔26が形成される。ま
た前半部9aの軸孔26より下側の上顎片11a
と、それより更に下方に位置して上顎片11aの
後方に対向する後半部9bの下顎片11bとの間
には、リード線導出口11がグリツプ回動方向前
方へ開放すべく形成される。
グリツプ8は左右の断面コ字形状のグリツプ8
a,8bをこれら上端部間でグリツプ保持筺部9
の左右外側面をはさんで突き合わせてなり、第3
図に示すように左グリツプ8aの内面の上部から
突設したボス形状の軸10をグリツプ保持筺部9
の軸孔26に通したうえで、右グリツプ8bの内
面の上部に設けたねじ通孔29に突き合わせて締
結ねじ31をねじ通孔29から軸10になじ込む
ことにより、グリツプ8の上側が一体的に結合さ
れる。グリツプ8の下側においては左グリツプ8
aの内面の下部から突設したボス28を右グリツ
プ8bの内面の下部に設けたねじ通孔30に突き
合わせ、締結ねじ32をねじ通孔30からボス2
8にねじ込むことにより結合される。
グリツプ8内の上下の軸10とボス28間には
スイツチ13が収容配置され、グリツプ8の下端
から電源コード14が導出され、これらスイツチ
13および電源コード14と本体ケース1内のモ
ータ5および熱源4とがリード線12でつながれ
る。そのリード線12はグリツプ保持筺部9の内
部の軸10の周りを通し、リード線導出口11の
上下顎片11a,11b間からグリツプ8内に導
出してなる。
グリツプ8内のリード線導出口11とスイツチ
13との間のリード線経路途上に、グリツプ8の
内面からリード線ガード15を片持ち状に一体突
設してある。一方、グリツプ保持筺部9における
下顎片11bの側壁に溝33を切り込み状に形成
する。これでグリツプ8の回動操作に伴い、リー
ド線ガード15が前記溝33を介してリード線導
出口11に対して出入りするようにし、グリツプ
8が本体ケース1の下方に突出する第1図の展開
状態において、リード線ガード15の一部が下顎
片11bの内側上方に回り込むようになつてい
る。
かくして、リード線12はリード線ガード15
と上顎片11aとの間に通し、更にそのガード1
5の前端15aから下方に屈曲してスイツチ13
の方へ導いてなる。
しかるときは、いま、グリツプ8を第1図に示
す展開状態から軸10まわりに矢印A方向に回動
させて折り畳むと、第4図に示すようにリード線
ガード15がリード線12を上顎片11aとの間
で整列し引き出しながらリード線導出口11から
前方へ出て行く。したがつて、グリツプ8を折り
畳み状態からもとの展開状態に戻し回動するとき
は、リード線ガード15がリード線12を上顎片
11aとの間で整列した状態のままリード線導出
口11内に入つて行く。そのため、下顎片11b
とグリツプ8間でリード線12がかみ込まれるこ
とがない。
なお、リード線ガード15の前端15aの形状
は図示例のようにU字形状に曲げた形に形成して
おくことの方が、リード線12を傷つけることな
く折り曲げられるため好ましいといえるが、必ず
しもそのような前端形状にする必要はなく、第6
図に示すごとくストレート形状に形成しても所期
の目的は達成しうる。
〔考案の目的〕
かかる本考案によれば、グリツプ8が本体ケー
ス1の下方に突出する展開状態において、グリツ
プ8の内面から突設したリード線ガード15が前
記溝33を介して下顎片11bの内側上方に回り
込み、以て該ガード15と上顎片11aとの間に
リード線12を通した形態となるようにしたの
で、リード線導出口11の下顎片11bとグリツ
プ8の内面との間にリード線12がかみ込むこと
を確実に防止でき、リード線12の断線事故をよ
く防止し、グリツプ8の円滑な回動を長期に保証
できる利点を有する
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係るヘアードラ
イヤの一実施例を示しており、第1図はグリツプ
を展開した状態で示す要部の断面図、第2図は全
体の縦断側面図、第3図は第2図における−
線拡大断面図、第4図はグリツプを折り畳んだ状
態で示す要部の断面図、第5図は第2図における
−線拡大断面図である。第6図は本考案の別
実施例を示す要部の断面図である。第7図は従来
例のヘアードライヤを示す一部切欠き側面図であ
る。 1……本体ケース、4……熱源、5……モー
タ、7……送風機、8……グリツプ、9……グリ
ツプ保持筺部、10……軸、11……リード線導
出口、11a……上顎片、11b……下顎片、1
2……リード線、15……リード線ガード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱源4および送風機7を内蔵した本体ケース1
    の周面下部からグリツプ保持筺部9を突設し、 該グリツプ保持筺部9の下面に、上下顎片11
    a,11bを有するリード線導出口11をグリツ
    プ回動方向に向けて開口し、 グリツプ保持筺部9にグリツプ8を軸10まわ
    りに回動自在に連結し、 本体ケース1内からリード線12をグリツプ保
    持筺部9内およびリード線導出口11の上下顎片
    11a,11b間に通してグリツプ8内に導出す
    るようにしてなるヘアードライヤにおいて、 グリツプ8内のリード線導出口11とスイツチ
    13との間のリード線経路途上に、グリツプ8の
    内面からリード線ガード15を突設してあり、 グリツプ8が本体ケース1の下方に突出する展
    開状態において、リード線ガード15の一部が下
    顎片11bの内側上方に回り込むことを許す溝3
    3が、グリツプ保持筺部9における下顎片11b
    の側壁に形成されており、 該リード線ガード15と上顎片11aとの間に
    リード線12を通してなることを特徴とするヘア
    ードライヤ。
JP1985160448U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPH0420336Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6080705U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 三洋電機株式会社 ヘア−ドライヤ−

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