JP2582238Y2 - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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JP2582238Y2
JP2582238Y2 JP1996004611U JP461196U JP2582238Y2 JP 2582238 Y2 JP2582238 Y2 JP 2582238Y2 JP 1996004611 U JP1996004611 U JP 1996004611U JP 461196 U JP461196 U JP 461196U JP 2582238 Y2 JP2582238 Y2 JP 2582238Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
hair
blower fan
impeller
motor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996004611U
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English (en)
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JPH081554U (ja
Inventor
秀明 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空気と共に吸い込まれ
る抜け毛や切れ毛のような比較的長い毛髪がファン駆動
用のモータの軸に巻き付くのを防止する手段を備えたヘ
アードライヤに係り、その毛髪巻き付け防止手段を改善
したものである。
【0002】
【従来の技術】この種の毛髪巻付け防止手段を備えたヘ
アードライヤとして、たとえば、実公昭61−2416
2号公報に開示されているようにモータの軸上に固着し
た送風ファンの回転中心部位から毛髪巻付用ピンを吸込
口に向けて突設し、吸込口より侵入してくる毛髪をその
毛髪巻付用ピンに巻き付けることによりモータ軸への毛
髪の巻き付けを防止し、モータの回転の低下や制止の防
止を企図したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のものでは、毛髪巻付け手段として細いピンを使用して
いるために、送風路を形成する内周壁近くで吸い込まれ
る毛髪をとらえることができなく、そのままモータ軸に
巻き付いてしまい、所期の目的を充分に達成することが
できないという問題点があった。
【0004】本考案の目的は、上記のような、本体ケー
ス内の吸込口と送風ファンとの間に毛髪巻付け手段を設
けたヘアードライヤにおいて、毛髪巻付け手段に工夫を
凝らすことによりモータの回転の低下や制止の防止を全
うする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のヘアードライヤ
では、本体ケース1内の吸込口3と送風ファン8との間
に、回転軸17まわりに該回転軸17とともに回転する
回転体10を配設し、回転軸17の自由端に該回転軸1
7を回転自在に固定する軸受け15,16を設けてあ
り、前記回転体10の外径と、回転体10の外周に位置
する送風路を形成する内周壁25を近接させたことを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】回転体10と送風路を形成する内周壁を近接さ
せた状態で、回転体10をファン8とともに、回転させ
ることで、内周壁25近くで通り抜けていく毛髪におい
ても確実にとらえることができる。
【0007】
【実施例】本考案に係るヘアードライヤの一実施例を図
面に基づき説明する。図1において、これの本体ケース
1は前後方向に長い筒形状に形成し、その前端に吹出口
2を、後端に吸込口3をそれぞれ形成している。本体ケ
ース1内の吹出口2と吸込口3との間にはヒータ4から
なる発熱装置5と、モータ6とこれの軸7上に固着した
送風ファン8からなる送風装置9とを前後に配して収納
している。モータ6が駆動すると、送風ファン8が回転
し、空気を吸込口3から吸い込み、発熱装置5で加熱す
るか、加熱しないまま、温風または冷風を吹出口2から
吹き出す。
【0008】上記本体ケース1内の吸込口3と送風ファ
ン8との間には、回転軸17まわりに回転する回転体1
0を配設している。この回転体10の外径は、回転体1
0の外周に位置する送風路を形成する内周壁(本実施例
においては、ファンケーシング26の内周壁25)と近
接させている。このため吸込口3から侵入し、送風路を
形成する内周壁近くを通り抜けようとする毛髪を、確実
にとらえることができる。前記回転軸17は前記送風フ
ァン8の軸7の延長線上に支持されている。回転軸17
は後述するように、空転自在に非接続支持でもよいし、
軸7にダイレクトに接続支持してもよい。回転軸17を
軸7にダイレクトに接続して回転体10を回転させるも
のにおいては、その回転体10の形状は種々考えられ、
例えば、回転軸17に対し直行方向に突出したピン状の
ものでもよく、また、回転体10の回転時の軌跡が送風
路の断面と略同じになれば、一本のピン状のものでもよ
い。回転体10の外径とは、回転体10の回転時の外径
を含むものである。ここで、回転体10として羽根車を
採用し、この羽根車の回転軸17を空転自在に支持した
実施例について説明する。
【0009】上記本体ケース1内の吸込口3と送風ファ
ン8との間には、回転体10としての羽根車を収納する
羽根車室11を形成している。羽根車室11と送風ファ
ン8とはパンチングメタルあるいはメッシュ板などから
なるグリル13で仕切られ、吸込口3は吸込口グリル1
4で覆われる。そして、羽根車室11内におけるグリル
13の中央部と吸込口グリル14の内側中央部にそれぞ
れ前後の軸受15・16が設けられ、この軸受15・1
6間に空転軸17が前記軸7の前方延長線上に一致する
かもしくはこれの近傍位置で平行になるよう空転自在に
支持され、この空転軸17上に羽根車が固着される。そ
の羽根車は、送風ファン8の回転に伴って吸込口3から
吸い込まれる空気流の作用を受けるまま、空転軸17ま
わりに回転する羽根形状に形成されている。
【0010】したがって、送風ファン8の回転に伴っ
て、羽根車が吸込口3から吸い込まれる空気流にて回転
すると、吸込口3から空気と共に吸い込まれる毛髪H
は、送風ファン8とモータ6の軸7に達する以前に、羽
根車または空転軸17に強制的に巻き付けられ、モータ
6の軸7に巻き付くようなことが無くなる。このとき、
たとえ、多数の毛髪Hが羽根車または空転軸17に巻き
付いて羽根車の回転が停止するようことがあっても、送
風ファン8やモータ6は、その羽根車の回転停止に何ら
影響されることなく、回転し続けるため、このドライヤ
の使用に支障を来すものではなく、またモータ6が焼き
付くおそれも全くない。
【0011】羽根車または空転軸17に巻き付いた毛髪
Hは羽根車室11の外部からよく見えるように羽根車室
11の外周壁の一部または全周を透明体に形成するか、
または吸込口グリル14の多数の孔14aから見えるよ
うにする。このように羽根車室11の内部が外部から見
えるように構成しておけば、羽根車の回転状態を外方か
ら容易に確認でき、羽根車の回転が停止もしくは低速で
回転しておれば、毛髪Hが巻き付いている、という使用
者に対する警告になる。
【0012】羽根車または空転軸17に巻き付いた毛髪
Hはこれを取り除くことができるように、羽根車室11
を開閉可能に構成する。図示例の羽根車室11の開閉構
造としては、吸込口グリル14の外周端にリング19を
一体に結合し、このリング19を本体ケース1の開口後
端の外周壁1aにバヨネット結合により着脱可能に接合
するものとしてある。すなわち、図2および図3に示す
ように、吸込口グリル14のリング19の内周に複数個
の係合爪20を設け、本体ケース1の開口後端の外周壁
1aに平面視においてL形の係合溝21を係合爪20の
数に合わせて形成し、もって本体ケース1の開口後端の
外周壁1aにこれの後方から吸込口グリル14をリング
19と共に差し込み、少し回転させることにより、係合
爪20が係合溝21に抜け止め状に係合し、吸込口グリ
ル14をリング19と共に前記回転方向と反対方向に回
転させるとこれを後方に抜き出すことができるようにし
てある。この場合、羽根車の空転軸17を軸受15・1
6から抜き出すことができるようにしておけば、これら
に巻き付いた毛髪Hをより取り除き易くなる。
【0013】なお、上記羽根車室11は必ずしも開閉で
きるものでなくてもよい。また羽根車室11と送風ファ
ンとを仕切るグリル13は省略することもできる。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、本体ケース1内の吸込
口3と送風ファン8との間に、回転軸17まわりに該回
転軸17とともに回転する回転体10を配設し、回転軸
17の自由端に該回転軸17を回転自在に固定する軸受
け15,16を設けてあり、前記回転体10の外径と、
回転体10の外周に位置する送風路を形成する内周壁2
5を近接させたことで、吸込口3から侵入し、内周壁近
くで通り抜けていく毛髪においてもとらえることがで
き、送風ファン8駆動用のモータ軸7に毛髪が巻き付く
のを確実に防止することができる。また、毛髪は回転体
10のみならず、回転軸17にも積極的に絡ませて補捉
することができる。また、回転体10の回転時に回転軸
17がぶれるのを防止することができ、このぶれによっ
て生じる異音を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を破断して示す側面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】吸込口グリルおよび羽根車を取り外した状態を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 3 吸込口 6 モータ 7 軸 8 送風ファン 10 回転体(羽根車) 17 回転軸(空転軸) 25 内周壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の前端に吹出口2を、後端
    に吸込口3を形成し、この吹出口2と吸込口3の間にモ
    ータ6と、モータ6の軸7上に固着した送風ファン8と
    を配したヘアードライヤにおいて、 本体ケース1内の吸込口3と送風ファン8との間に、回
    転軸17まわりに該回転軸17とともに回転する回転体
    10を配設し、回転軸17の自由端に該回転軸17を回
    転自在に固定する軸受け15,16を設けてあり、 前記 回転体10の外径と、回転体10の外周に位置する
    送風路を形成する内周壁25を近接させたことを特徴と
    するヘアードライヤ。
JP1996004611U 1996-04-26 1996-04-26 ヘアードライヤ Expired - Lifetime JP2582238Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004611U JP2582238Y2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ヘアードライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004611U JP2582238Y2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ヘアードライヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH081554U JPH081554U (ja) 1996-11-05
JP2582238Y2 true JP2582238Y2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=18526998

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996004611U Expired - Lifetime JP2582238Y2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ヘアードライヤ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213996A (en) * 1975-07-19 1977-02-02 Max Co Ltd Clamping method and device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58109403U (ja) * 1982-01-22 1983-07-26 九州日立マクセル株式会社 ヘア−ドライヤ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPH081554U (ja) 1996-11-05

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