JPH0420322B2 - - Google Patents

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JPH0420322B2
JPH0420322B2 JP7414886A JP7414886A JPH0420322B2 JP H0420322 B2 JPH0420322 B2 JP H0420322B2 JP 7414886 A JP7414886 A JP 7414886A JP 7414886 A JP7414886 A JP 7414886A JP H0420322 B2 JPH0420322 B2 JP H0420322B2
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JP
Japan
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rod
hair
glove
tip
grip
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JP7414886A
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JPS62231604A (ja
Inventor
Hiroshi Kajitani
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は加熱グローブ付き整髪用ヘヤーアイ
ロンに関する。
〈従来の技術〉 従来理美容におけるアイロンパーマは、ヒータ
ーを内臓したロツド50と該ロツドの周面に沿う
ように開閉駆動される押さえグローブ51とを有
するヘヤーアイロンが使用されていた。そして該
ヘヤーアイロンによつてパーマ掛けをする方法に
は、第8図Aに示すようにアイロン操作を毛先か
ら根元へと毛を巻き取つてカールを作る先巻き式
と、第8図Bに示すような毛の根元から毛先へと
巻き取つてカールを作る元巻き式のものがあつ
た。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしこれらの方法による場合には、例えば先
巻き式では巻き取つた髪の外側、即ち髪の根元の
部分にはロツドの熱が伝わらないので、十分にカ
ールを掛けることができず、カールをする髪の長
さに限界があつた。
これに対し元巻き式の場合には、髪の根元から
先端まで均一に熱を加えられるが、先端の髪が反
対方向に折り込まれ、整つたカールが困難となる
といつた欠点があつた。また長い髪について使用
する場合には、ロツドに髪が絡みやすく使用には
熟練を要するといつた問題点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 上記のような問題点を解決するための本発明
は、グリツプの先端にロツドシヤフト10を突出
させ、該ロツドシヤフト10の先端にロツド24
を設けるとともに、該ロツド24の周面に沿うよ
うに開閉駆動され、該開閉に伴つてロツド24の
周面との間で毛髪を挟持又は解放する押さえグロ
ーブ16を設けた機構において、上記押さえグロ
ーブ16の外周側よりロツド24の周面に向かつ
て開閉駆動され、該開閉に伴つてロツド24又は
押さえグローブ16の外周との間で毛髪を挟持若
しくは解放し、挟持した毛髪に接して毛髪を加熱
する加熱グローブ39を設けたことを特徴として
いる。
〈作用〉 ロツド24と押さえグローブ16とによつて髪
束の先端を挟持し、ロツド24と押さえグローブ
16とを回転させる。挟持された髪は、一体とし
て回転するロツド24と押さえグローブ16に巻
き付くと同時に、加熱グローブ39に接触しなが
ら加熱され、アイロンパーマが行なわれる。
〈実施例〉 図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面
図である。回転クリツプ4の中心の挿通孔12に
は、その前方に突出し先端にロツド24を付設し
たロツドシヤフト10が挿通されており、該回転
グリツプ4の前半部外周には、後半部外周と略同
一径をなすスリーブ状の固定グリツプ3が回転自
在に嵌合されている。ロツド24と回転グリツプ
4の前端との間には、前後方向に長方形をなすボ
ツクス状のグローブホルダー11が前記ロツドシ
ヤフト10を挿通して設けられ、該グローブホル
ダー11の後端に突出したスリーブ13の後端
は、ロツドシヤフト10とともに前記挿通孔12
に嵌合されている。
第2図はグローブホルダー11の内部構造を示
す分解斜視図である。上記グローブホルダー11
のボツクス状内部には、前端に下向きのコ字状断
面をなした連結突起17aを有し、後端に上向き
のコ字状断面の連結突起17bを一体的に形成し
た回動ブラケツト17が収容され、前後端の上下
の突起17a,17b間にはロツドシヤフト10
が回動ブラケツト17とは無関係に挿通してい
る。また回動ブラケツト17には、グローブホル
ダー11の両側壁を各貫通する止めビス19の内
端が接着剤その他により固着するようにねじ込ま
れて、回動ブラケツト17がグローブホルダー1
1に上下回動自在に軸支されており、さらにグロ
ーブホルダー11の左右側面には後述する押さえ
グローブ16の後端の下向きに開放されたコ字形
断面をなすグローブ基端部16aの側壁が前記止
めビス19に支持されて回動自在な如く嵌合さ
れ、押さえグローブ16と回動ブラケツト17は
止めビス19により、グローブホルダー11に対
して常に一体的に回動する機構となつている。
前記押さえグローブ16はロツド24の上部周
面に沿つて被さるように円弧状断面をなして先端
が前方に延出しており、止めビス19を支点とし
て回動することによりロツド24に対して揺動開
閉する構造となつており、さらに押さえグローブ
16の外周に沿つてこれとは別駆動により揺動開
閉する加熱グローブ39がもうけられている。
上記加熱グローブ39は第3図に示すように、
先端には押さえグローブ16と略同じ長さのアイ
ロン41を保持し、後部には左右両側に下向きに
突出する回動アーム39a,39aを有してい
る。上記アイロン41は周知のエアアイロンに使
用されているもののように、それ自体が電気的に
加熱されるヒーターであつても、またヒーター内
蔵式のものでもよく、内部構造及び配線等の図示
は省略されている。
そして該回動アーム39a,39aは固定グリ
ツプ3の前方の左右両側においてビス等からなる
支持ピン40により回動自在に支持されている。
さらに加熱グローブ39の後端には開閉レバー3
9bを突設し、該開閉レバー39bと固定グリツ
プ3の周面との間には押さえバネ45が介挿され
て開閉レバー39bを常時上向きに付勢し、該付
勢力により加熱グローブ39は通常はその先端部
のアイロン41がロツド24に向かつて押接され
るように閉じられている。逆に上記押さえバネ4
5に抗して開閉レバー39bを押圧回動させるこ
とにより加熱グローブ39は開かれる機構であ
る。
回動ブラケツト17の連結突起17bの上面に
は前方に向かつて上昇傾斜する受け爪14が固設
され、これに対して該受け爪14の傾斜面と略同
一の下向きの傾斜面を有する操作爪21aが、固
定グリツプ3の上部周面に沿つて前後方向スライ
ド自在に設けられた操作杆21の先端に設けられ
ている。該操作杆21の後端には、固定グリツプ
3の上部周面に沿つて形成された案内溝3aに収
容されるとともに、該操作杆21を前後方向に駆
動操作するための開閉つまみ1が突設されてい
る。
上記開閉つまみ1を指で押さえながら操作杆2
1aと受け爪14との接触状態により、回動ブラ
ケツト17が回動し、これとともに押さえグロー
ブ16も止めビス19を支点として開閉操作され
るが、閉じ方向の復元力は回動ブラケツト17の
前端の連結突起17aとグローブホルダー11の
後端下部の間に介設された押さえスプリング23
によつて得られる。20,22は上記押さえスプ
リング23の張力を調節するための調節ねじと調
節ナツトである。
第4図及び第5図はロツド24の側面断面図及
び軸方向断面図である。ロツド24は、ロツドシ
ヤフト10の先端外周に多数(実施例では4個)
分割形成して配置された円筒片状の分割片からな
るロツド片27によつて形成され、各ロツド片2
7は全体として円筒形又は多角形断面を形成する
ようにロツドシヤフト10の軸心方向に常時一定
の弾力で押し集められている。30は第4図及び
第5図Cに示すように、各ロツド片の両端におい
て内向きに収束され且つ外向きに湾曲している係
合部29に嵌合されているリング状の締め付けバ
ネで、上述した如く各ロツド片27を内向きに集
束するように付勢するものである。
上記ロツド片27に対し、先端側係合部29の
内周面が接触するロツドシヤフト10の先端には
末広がりのテーパーを有するテーパー部33が形
成され、他方ロツド片27の後端側係合部29の
内周面が接触するロツドシヤフト10の周面に
は、後端に向かつて広がるテーパー面を有する調
節スライダー31が前後摺動自在に嵌合されてい
る。該調節スライダー31の後端面とグローブホ
ルダー11の前端面との間のロツドシヤフト10
には、前記調節スライダー31を常時前方に付勢
している付勢スプリング32が外挿せしめて設け
られている。
さらに上記調節スライダー31にはロツドシヤ
フト10と平行に後向きに延設された通直な連結
杆35の先端が固着され、該連結杆35はグロー
ブホルダー11の前後壁を貫通して前後スライド
自在に支持され、その後端はフツク状をなしてロ
ツドシヤフト10及びスリーブ13のまわりにこ
れらと同心的に遊嵌支持されている係合リング3
6に摺動自在に係合されている。該係合リング3
6はグリツプ3の前端から先端部が突出している
係合杆37の端部に連結され、この係合杆37は
固定グリツプ3の周壁に前後摺動自在に挿通され
るとともに、その後端には係合杆37を前後動さ
せるための調節つまみ2が固定グリツプ3の周面
に露出せしめられて設けられている。
上記調節つまみ2により係合リング36を前後
させることにより、連結杆35即ち調節スライダ
ー31を前後動させてロツド片27を駆動し、ロ
ツド24の径を拡大縮小操作できる機構となつて
いる。34はリング状断面を形成したロツド片2
7に外挿された耐熱性及び伸縮性を有する樹脂チ
ユーブよりなるロツドカバーで、常にロツド24
の周面を単一の円筒面に保つことにより、ロツド
片27の間に毛髪が噛み込まれるのを防止しする
ものであり、常にロツド24をその軸心方向に締
め付けるように作用している。
第6図は固定グリツプ3と回転グリツプ4を嵌
合部分のA−A断面図である。上記機構において
回転グリツプ4は固定グリツプ3に対して回転可
能に嵌合されているが、固定グリツプ3の嵌合部
後方周面には丸溝状の係合溝5が円周方向に沿つ
て形成され、該係合溝5の所定位置にはさらに球
面状等をなす係合穴6が形成されている。上記係
合溝5に対応する固定グリツプ3の周壁の所定位
置には、内向きの孔9が穿設され、該孔9内には
スプリング8によつて常時前記係合溝5に係合す
るように押接されているボール7が出没自在に収
容され、固定グリツプ3に対して回転グリツプ4
が前後動するのを規制している。
そして上記ボール7と係合穴6は、押さえグロ
ーブ16と加熱グローブ39が共に重なつた状態
でロツド24に向かつて閉じられる状態で互いに
係合するように位置設定されており、これらが係
合して停止してもさらに回転グリツプ4を回転さ
せると、ボール7はスプリング8に抗して係合穴
6から外れ、次に係合するまではスムースに回転
する機構となつている。
以上概説した本発明の実施例は以下のように作
用する。開閉つまみ1を先端方向にスライドさせ
ることにより押さえグローブ16を開き、ロツド
24との間に髪束の先端を挿入する。開閉つまみ
1を後端方向にスライドさせると、押さえグロー
ブ16は押さえスプリング23によつて、ロツド
24方向に付勢され髪束を挟持する。次に固定グ
リツプ3に対して、回転グリツプ4を相対的に回
転させると、押さえグローブ16及びロツド24
は、加熱グローブ39に対して相対的に回転し、
髪束を巻き取る。また加熱グローブ39は押さえ
バネ45によつて常に髪に接触するように、ロツ
ド24方向に付勢されている。このとき髪束は第
7図AからCの順に示すように、常に加熱グロー
ブ39のアイロン41に接しながら巻き取られる
ので、髪の先端から根元まで均一に熱が加えられ
る。巻き取りが完了した後は、調節つまみ2を後
端方向にスライドさせることにより、ロツド24
の径を縮小及びフリー回転可能な状態にする。こ
れにより巻き取つた髪から容易にロツド24を抜
き取ることができ、整つたカールを作ることがで
きる。
上記構成においては、毛髪の加熱は加熱グロー
ブ39のヒーター41によつて行われるので、ロ
ツド24は必ずしも従来のようにヒーター内蔵型
にする必要はない。
尚ロツド24と押さえグローブ16の回転は上
記のように回転グリツプ4の手動回転による回転
以外に、例えば図示する固定グリツプ3と回転グ
リツプ4を一体的なものとし、グリツプ内に小型
モーターを収容してロツドシヤフト10及び押さ
えグローブ16を共に回転させる機構にすること
も可能であり、この構成では回転量を電気的にス
イツチ操作できる。
〈発明の効果〉 以上の如く構成される本発明は、髪の長さに無
関係に使用することができ、長い髪についても均
一に熱を加えることができるので、整つたパーマ
を行うことができる。また熱を均一に加えるため
に、元巻き式パーマ行う必要がないので、髪の先
端が反対方向に折り込まれたり、髪がロツドに絡
むことがなく、初心者でも容易にアイロンパーマ
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面断面図、
第2図はグローブホルダーの内部構造を示す分解
斜視図、第3図は加熱グローブの取付状態を示す
分解斜視図、第4図A,Bはロツド径の拡大時及
び縮小時のロツドの側面断面図、第5図A,B及
びCは同じく軸方向断面図及び先端摺接部の軸方
向断面図、第6図は固定グリツプと回転グリツプ
の嵌合部分のA−A断面図、第7図は髪の巻き付
け操作及び加熱操作を示す軸方向断面図、第8図
は従来のヘヤーアイロンによるパーマ掛け方法を
示すロツドの軸方向断面図で、Aは先巻き式、B
は元巻き式による方法を示すものである。 16:押さえグローブ、24:ロツド、39:
加熱グローブ、41:アイロン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 グリツプの先端にロツドシヤフト10を突出
    させ、該ロツドシヤフト10の先端にロツド24
    を設けるとともに、該ロツド24の周面に沿うよ
    うに開閉駆動され、該開閉に伴つてロツド24の
    周面との間で毛髪を挟持又は解放する押さえグロ
    ーブ16を設けた機構において、上記押さえグロ
    ーブ16の外周側よりロツド24の周面に向かつ
    て開閉駆動され、該開閉に伴つてロツド24又は
    押さえグローブ16の外周との間で毛髪を挟持若
    しくは解放し、挟持した毛髪に接して毛髪を加熱
    する加熱グローブ39を設けてなるヘヤーアイロ
    ン。
JP7414886A 1986-04-02 1986-04-02 加熱グロ−ブ付き整髪用ヘヤ−アイロン Granted JPS62231604A (ja)

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JP7414886A JPS62231604A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 加熱グロ−ブ付き整髪用ヘヤ−アイロン

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JP7414886A JPS62231604A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 加熱グロ−ブ付き整髪用ヘヤ−アイロン

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Publication Number Publication Date
JPS62231604A JPS62231604A (ja) 1987-10-12
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ID=13538786

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JP7414886A Granted JPS62231604A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 加熱グロ−ブ付き整髪用ヘヤ−アイロン

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JPS62231604A (ja) 1987-10-12

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