JP6678639B2 - ワインダーを備えるヘアカールアイロン - Google Patents

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Description

本発明はヘアスタイルアイロンに関し、具体的には、髪を巻き上げるためのワインダー(winder)を有する、髪をカールさせるための電気器具に関する。
特許文献1及び特許文献2に記載されているように、1つの種類の手持ち型電気へアアイロンは、髪をカールさせるために髪が巻き付けられるバレルを回転させるか又は該バレルに対して回転するために駆動されるワインダーを有する。これら先行技術の電動カールアイロンは、髪を挿入可能な開位置(open position)から髪をヒーターに接触させてカール処理を行うために閉位置(closed position)に移すことができるようにヒンジによって連結される2つの顎部(jaws)を有する。これらの器具の主たる利点は、髪をスタイリングできるスピード及び容易性の点であるが、この種のヘアアイロンの性能、とりわけエルゴノミクスに関する改善に対して進行形のニーズがある。
米国特許出願公開第2013/0025620号明細書 国際公開第2013/186547号パンフレット
特許文献2の図54のカールアイロンでは、第1の顎がバレルを保持し、バレルを取り囲むヘッド部にある髪受容開口はバレルと平行なスロット部を有する。スロット部は第1の顎部に対して第2の顎部を動かすことにより開閉される。このスロット部は、バレルの隣の加熱室にユーザーの指を入れることができるほど幅狭であることが有利である。しかしながら、第2の顎部がスロット部へのアクセスをブロックすることで使い易さが損なわれ、先ず長手方向に、次いで横方向にといった複雑な経路に沿った形で髪をスロット部に入れる必要がある。髪の束の一部がスロット部で保持されずにバレルに巻かれるというリスクがあり、結果として髪のスタイリングが不完全なものとなる。器具の対称性又は「利き手(handedness)」の欠如は右手及び左手の両方で等しく容易に使うことができないことを意味する。より低コストで製造可能なシンプルでコンパクトな構造を有することも有利であると考えられる。本発明は、上記の欠点を解消するか若しくは実質的に改善すること又はより一般的には改善されたカールアイロンを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、カールアイロンが提供され、当該カールアイロンは、
本体と、
前記本体内に取り付けられる近位端及び反対側の遠位端を有するバレルであって、前記本体は該バレルを取り囲むとともに、該バレルと前記本体との間の髪受容空間(hair-receiving space)を囲む、バレルと、
前記髪受容空間内で髪を加熱するための素子と、
前記本体にある開口であって、該開口は前記遠位端の周りに広がる外周部(circumferential portion)と、該外周部から前記近位端の方に延びるスロット部とを含み、それにより前記髪受容空間を通る髪の両端が前記外周部及び前記スロット部から延び得る、開口とを含む。
前記カールアイロンは、前記バレルを前記本体に連結して、前記外周部の周りでの髪の動きを制限するために前記外周部が閉じられる閉位置と、前記髪受容空間からカールされた髪を取り出すことができるように前記外周部が開かれる開位置との間で前記バレルと前記本体との相対動作を提供するゲート連結部(gate coupling)をさらに含むことが好ましい。
前記閉位置にある場合、前記バレルは前記本体と実質的に当接すること、即ち、前記閉位置にある場合、バレルは本体に非常に近づいているか又は当接することが好ましい。前記閉位置にある場合、前記バレルの遠位端に近接する部分は前記本体と実質的に当接することが好ましい。
前記ゲート連結部は、前記本体に対する前記バレルの摺動動作を可能にし得る。前記摺動動作は前記バレルの中心軸に実質的に垂直であり得る。前記ゲート連結部は、前記本体及び前記バレルのうちの一方に固定される細長いガイド(elongate guide)と、該ガイドと摺動係合するとともに前記本体及び前記バレルのうちの他方に固定されるブロックとを含み得る。
前記ゲート連結部は、前記本体に対する前記バレルの相対的な枢動動作を可能にする枢動部(pivot)を含み得る。前記枢動部は前記バレルの中心軸と実質的に直交する枢動軸を有し得る。前記枢動軸は前記中心軸と交差し得る。
前記バレルは前記カールアイロンのハンドル部に固定され、前記ゲート連結部は該ハンドル部と前記本体との間での相対動作を提供し得る。
前記ハンドル部に対して前記本体を摺動又は枢動させるための操作レバーが前記本体に固定されることが好ましい。前記バレルの周りに髪を巻くためのワインダーに電力を供給するためのスイッチは前記操作レバーの動作によって作動され得る。
前記カールアイロンは、前記素子の温度を示す温度信号を提供するための温度センサと、前記温度信号を受信し、前記素子をi)所定のスタンバイ温度範囲及びii)該スタンバイ温度範囲よりも高い所定の動作温度範囲に維持するために前記素子への電力供給を制御するコントローラと、をさらに含み、前記バレルの周りに髪を巻くためのワインダーと、前記ワインダーが作動中であることを示すために前記コントローラに接続されるフィードバック手段と、をさらに含むことが好ましく、前記カールアイロンに電力が供給されている場合、前記コントローラは前記素子を作動して前記素子を前記スタンバイ温度範囲内に維持し、前記ワインダーが作動中であることを前記フィードバック手段が示す場合、前記コントローラは前記素子を作動して前記素子を前記動作温度範囲内で維持する。
任意で、前記コントローラはタイマー回路を含むとともに、前記ワインダーが作動中であることを示す前記フィードバック手段の始動からの経過時間を記録し、該経過時間が所定のリミットを過ぎると、前記コントローラは前記素子を作動して前記素子が前記スタンバイ温度範囲内で維持されるように戻す。
任意で、前記ワインダーの角変位を示すために回転エンコーダが前記コントローラに接続され、所定の角変位を越えた後、前記コントローラは前記素子を作動して前記素子が前記スタンバイ温度範囲内で維持されるように戻す。
他の態様では、本発明はカールアイロンを提供し、当該カールアイロンは、
本体と、
前記本体内に取り付けられる近位端及び反対側の遠位端を有するバレルであって、前記本体は該バレルを取り囲むとともに、該バレルと前記本体との間の髪受容空間を囲む、バレルと、
前記髪受容空間内で髪を加熱するための素子と、
前記本体にある開口であって、該開口は前記遠位端の周りに広がる外周部と、該外周部から前記近位端の方に延びるスロット部とを含み、それにより前記髪受容空間を通る髪の両端が前記外周部及び前記スロット部から延び得る、開口と、
前記外周部の周りでの髪の動きを制限するために前記外周部を閉じるとともに、前記髪受容空間からカールされた髪を取り出すことができるように開く外ゲート(outer gate)と、
前記髪受容空間内で髪を保持するために前記本体に取り付けられる内ゲート手段と、
前記バレルの周りに髪を巻くためのワインダーと、
前記外ゲートを閉じるとともに前記ワインダーを作動させるためにユーザーに押される操作部(operator)とを含む。
ハンドル部にヒンジ接続される内ゲート手段に比べて、内ゲート手段を本体に取り付けることでそれらをより小さくできるのと同時に、髪がスロット部を通じて髪受容空間に実際に入り、束が本体の外面に対して締め付けられないようにするのをより確実にする。
前記内ゲート手段は、前記本体に取り付けられて通常の閉位置(normally closed position)にある場合に突出する少なくとも1つの指状体(finger)を含み、該少なくとも1つの指状体は、髪が該少なくとも1つの指状体を通過するようにユーザーに押し込まれることによって弾性的に偏向して開位置に移り得ることが好ましい。
前記少なくとも1つの指状体はエラストマー系(elastomeric)であり、具体的には全体的にシリコンエラストマーから作られ得る。あるいは、例えば指状体は弾性の基部又は同様の曲げヒンジ配列(flexure hinge arrangement)で保持される剛性の突起を含み、それにより指状体はその通常の閉位置に弾性的に付勢され得る。
前記ワインダーは、髪を巻き上げるために前記髪受容空間を通じて前記バレルの軸を実質的に中心に回転するよう取り付けられる部材を含むことが好ましく、前記少なくとも1つの指状体は、前記ワインダー部材に近接する前記スロット部の口の中に突出する。
前記ワインダーは、(前記バレルとは別個に又は前記バレルと共に)回転するとともに、髪が巻き上げられたときに髪を軸方向に変位するために回転の間に軸方向にも移動し得る髪と係合するためのフック、櫛又は同様の部材を含み得る。前記ワインダーは、前記髪受容空間を通じて前記バレルの軸を実質的に中心に前記バレルに対して回転しつつ、同時に前記バレルの軸と平行に移動するように取り付けられる部材を含むことが好ましい。
前記少なくとも1つの指状体の基部は前記スロット部の壁に取り付けられることが好ましい。前記少なくとも1つの指状体は、基部から先端にかけて狭くなるよう先細りになっていることが好ましい。指状体はストリップ様であり、細長い、例えばバレルの軸と実質的に平行に延びた断面を有し得る。
前記口は、前記バレルの方に及び前記スロット部ののど(throat)の方に狭くなるように横断面(transverse plane)において先細りになっていることが好ましい。前記のどは、その軸方向の長さ(axial length)に亘って実質的に一定の断面寸法を有し、前記のどの断面の幅は前記のどの断面の長さよりも実質的に狭いことが好ましい。前記口は前記スロット部を二等分する面を中心に鏡面対称であることが好ましい。前記口は対向する(opposing)凹状面を有し得る。少なくとも1つの指状体はその通常の閉位置にある場合にのどの軸に実質的に直角に延びていることが好ましい。少なくとも1つの指状体はスロット部の外に突出しないことが好ましい。スロットは軸方向に、バレルの軸と概ね平行に延びていることが好ましい。
任意で、前記少なくとも1つの指状体は複数の指状体を含み得る。指状体は前記スロット部に沿って1つ以上の直線配列で配置され得る。指状体は全てスロット部の同じ側に又は対向する側(opposing sides)に取り付けられ得る。スロット部の対向する側にある場合、指状体は互いに揃うか又は互いに違いであり得る。互い違いの場合、指状体は長さ方向で重なるか又は互いにかみ合い得る。
前記ハンドル部は細長であり、前記バレルの軸は、前記スロット部を二等分するとともに前記ハンドル部を長手方向で二等分する縦断面(longitudinal plane)に置かれることが好ましい。前記ハンドル部の長軸は前記バレルの軸と略直角であることが好ましい。
前記髪受容空間は前記バレル及び前記本体の実質的に同軸上の円筒状壁によって囲まれることが好ましい。前記本体の円筒状壁の直径に対する前記バレルの円筒状壁の直径の比は2:3〜6:7であることが好ましい。
前記素子が前記バレル内に設けられ、前記バレルが金属等の熱導体でできていることが好ましい。ヘッド部内にヒーターが設けられていないことが好ましい。髪をバレルに押し付けるためのクランプが設けられていないことが好ましい。
前記外ゲートは、摺動又は枢動させることにより開閉することが好ましい。任意で、外ゲートを動かすために摺動動作及び枢動動作を組み合わせる機構を設けてもよい。前記外ゲートは、前記バレルの軸に対して実質的に横方向に動かすことにより開閉することが好ましい。外ゲートはスロット部に隣接する領域に髪の動きを制限するために外周部を閉じることが好ましい。
前記ワインダーは前記バレルの軸を実質的に中心に回転することが好ましい。前記ワインダーは前記バレルに対して回転し得るか又は前記バレルと共に回転し得る。前記ワインダーは髪と当接する凹状端を有することが好ましい。
前記操作部は前記ハンドル部に取り付けられることが好ましい。前記操作部は機構により前記外ゲートに接続されていることが好ましい。あるいは、前記操作部は、制御回路のセンサ又はスイッチを制御して電気機械アクチュエータを操作し、前記ゲートを開閉し得る。前記操作部はレバー操作部、スライドボタン操作部又は回転ノブ操作部であり得る。前記操作部は前記ワインダーを回転させるためのモータを始動するために制御回路のセンサ又はスイッチを制御し得る。 前記バレルは、2つの同様の半円筒状部品の組立体であり、各前記半円筒状部品はそれぞれ加熱素子を囲み得ることが好ましい。
本発明は効果的且つ効率的であるとともに、左手及び右手の両方で便利に用いることができ、髪の束の一部がスロット部内で保持されないリスクを低減し製造コストを最低限に抑えるシンプルなデザインも提供するカールアイロンを提供する。
添付の図面を参照しながら、本発明の好ましい形態を一例として説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るカールアイロンの上面図である。 図2aは、ヘッド部の外壁を断面で示す、図1のアイロンのヘッド部の部分断面図である。 図2bは、図2aのバレルの横断面である。 図3は、図1のアイロンのヘッド部の上面図である。 図4は、図3のA−A断面である。 図5は、図3のC−C断面である。 図6aは、開いた上側ゲートを示す、図1のアイロンの概略縦断面である。 図6bは、閉じた上側ゲートを示す、図1のアイロンの概略縦断面である。 図7は、ヘッド部の外壁を断面で示す、本発明のカールアイロンの第2の実施形態のヘッド部の部分断面図である。 図8は、ヘッド部の外壁を断面で示す、本発明のカールアイロンの第3の実施形態のヘッド部の部分断面図である。 図9は、本発明のカールアイロンの第4の実施形態の対向する側から見た側面図である。 図10は、本発明のカールアイロンの第4の実施形態の対向する側から見た側面図である。 図11は、開放状態にある本発明のカールアイロンの第5の実施形態の端面図である。 図12は、図11の面AAに沿った概略断面である。 図13は、図11に対応する、閉鎖状態を示す図である。 図14は、図12に対応する、閉鎖状態を示す図である。 図15は、開いた状態にある本発明のカールアイロンの第6の実施形態の概略断面図である。 図16は、閉鎖状態にある本発明のカールアイロンの第6の実施形態の概略断面図である。 図17は、開放状態にある本発明のカールアイロンの第7の実施形態の概略断面図である。 図18は、閉鎖状態にある本発明のカールアイロンの第7の実施形態の概略断面図である。 図19は、開放状態にある本発明のカールアイロンの第8の実施形態の概略断面図である。 図20は、閉鎖位置にある本発明のカールアイロンの第8の実施形態の概略断面図である。 図21は、ハンドルに取り付けられた図19及び図20のカールアイロンの概略断面図である。 図22は、本発明のカールアイロンの制御回路の概略図である。
図1を参照して、ヘアスタリングのための電気器具又はカールアイロン1は、ヘッド部11が配置されたハンドル部10を概して含む本体10、11を有する。本体10、11は部品の組立体であり得るか又はヘッド部10及びハンドル部11はポリマーから成形することにより一体的に形成され得る。ハンドル部10は長手ハンドル軸12を有する細長い中空状のものであってもよく、一端がヘッド部11に固定され、他端から電源ケーブル14が延びている。ユーザー制御装置15がハンドル部10に取り付けられてもよく、ユーザー制御装置15はレバー操作部(lever operator)13を含み得る。ハンドル部10内に制御回路(図示せず)が搭載され得る。
使用時に髪20が周囲に巻かれるバレル16は内部素子81によって加熱され得る。バレル16はヘッド部11に取り囲まれるとともに、ハンドル軸12と実質的に直角であり得る軸17を有する。ヘッド部11にある開口18は髪の通路のために設けられており、バレル16の周りに広がる外周部18a(図1においては、該部分を介してバレル16が見えている)と、開口から延びたスロット部18bとを含む。髪受容空間19がヘッド部11とバレル16との間に設けられ、使用時に、髪20が髪受容空間19を通ると根元端(root end)20aが外周部18aから延びるとともに、髪20の先端20bがスロット部18bから概ね軸方向に延び得る。
図2a、図2b及び図3に示すように、バレル16の近位端16aはヘッド部11内で固定されており、外周部18aは反対側の遠位端16bの周りに広がっているため、遠位端16bはヘッド部11内で凹んでいる。円筒状のバレル16は、図2bに示すように背中合わせで固定された2つの同様の半円筒状の部品80の組立体であってもよく、各半分が加熱素子81の1つを含む。ヘッド部11は本体の実質的に剛性の部分であり二重壁を含み得る。ヘッド部11はバレル16に加えて、近位端16aの近くで固定されるリバーシブルギアモータ21を含む器具(appliance)の他の部分を含む。ギアモータ21はバレル16の周りに髪20を巻くためのワインダー組立体の一部であり、髪を引っ掛けて回転させるために髪受容空間19を通じて軸17を中心に回転しながら螺旋状のカールの形成を助けるために軸17と平行に動くワインダーフック22に連結されている。
スロット部18bは外周部18aと交差してヘッド部11における唯一の実質的な開口を提供するとともに、髪受容空間19をヘッド部を取り囲む空間にを連結する。スロット部18bは外周部18aから近位端16aの方に概ね軸方向に延び得る。髪受容空間19は近位端16aで閉じており、外周部18a及びスロット部18bは髪が通り得る通路を提供する。髪受容空間19は、図示のようにバレル16及びヘッド部11の円筒状壁24、25等の実質的に同軸の壁部に囲まれ得る。
外ゲート27(outer gate)は枢動により開口18の外周部18aを開閉するとともに、外周部18aの周りでの髪20の動きを制限する役割を果たす。巻き付けがほどけるのが防止される程度に外周部18aの周りでの髪20の動きが制限されれば十分であり、髪を固定するか又は掴む必要はない。図2aは、開位置にある場合に、壁部29と遠位端16bとの間に位置するヘッド部11の中空部内で外周部18aから引っ込められた外ゲート27を示す。外ゲート27が開くことで、カールされた髪を髪受容空間19から外周部18aを通じて自由に取り出せ得る。外ゲート27は、図示の開位置から軸17を実質的に横切るように動き得る。開位置では、髪係合面28が外周部18aから閉位置(図6bにおいて最良に見える)になるように引っ込められる。閉位置にある場合、髪係合面28がスロット部18bに隣接する空間と境を接して、スロット部18bに隣接するこの空間に髪20の動きを制限する。
機構(図6a及び図6bに関連して後でさらに説明する)はレバー操作部13と外ゲート27とを連結し、ユーザーがレバー操作部13を押すことにより外ゲート27を閉じることができ、バネ76により開くことができるようにする。外ゲート27が閉じた後又は実質的に閉じた後、レバー操作部13は制御回路内のスイッチ70を作動させてギアモータ21を始動し髪20を巻き上げる。
図2aは、スロット部18bを閉じて髪受容空間19内で髪20を保持するための安価で非常に効果的な内側ゲート手段を提供する指状体30の実施形態も示す。指状体30はヘッド部11に取り付けられてスロット部18bの壁部から突出し、図示する通常の閉位置にある場合、スロット部18bを実質的に塞ぐ。指状体30はシリコンエラストマーで作られていることが好ましく、髪20が指状体を通過するようにユーザーが押し込むことにより、弾性的に内方に偏向して開位置(図示せず)になるように構成されている。指状体30は同様の寸法を有し、それらの基部31からそれらの先端32にかけて狭くなるよう先細りになっている。指状体30は直線配列に配置されてもよいし、任意でそれらの基部33で取り付けストリップ(mounting strip)33と一体的に形成されてもよく、その場合、配列が実質的に軸方向に揃い得るように取り付けストリップ33がヘッド部11にある溝に固定される。ハンドル部にヒンジ接続されるゲート手段に比べて、ヘッド部11、とりわけスロット部18bに取り付けられる指状体30はより小さく、髪20がスロット部18bを通じて髪受容空間19に実際に入り、束がヘッド部11の外面に対して締め付けられないようにするのをより確実にする。
図3に示すように、全ての指状体30は、バレル16に向かって、またスロット部18bののど36に向かって狭くなるように横断面において先細りになったスロット部18bの口35の同じ側に取り付けられ得る。口35は、のど36の軸に沿ってスロット部36を二等分する面37を中心に鏡面対称であり得る。のど36はその軸方向長さに亘って実質的に一定の断面寸法を有するものであり、のど36の幅38は半径方向においてその長さ39よりも実質的に狭い。のど36の幅38は円筒状壁24の直径の20%未満であることが好ましく、ヘッド部11の円筒状壁25の直径に対するバレル16の円筒状壁24の直径の比は2:3〜6:7であることが好ましい。通常の閉位置において、指状体30は面37に概ね垂直に延び、スロット部18b内で保持されている。
図4及び図5を参照して、円筒状壁24、25の間の髪受容空間19は概して環状であり、ワインダーフック22がその最も内側の端の近くに配置されている。ワインダーフック22は対向する2つの凹状端40、41を有し、ワインダーフック22の回転方向に応じて凹状端のうちの一方が髪20に当接して引っ掛ける。ワインダーフック22が回るときにワインダーフック22が回転するピッチ円は環状の髪受容空間19よりも実質的に直径が大きく、指状体30の近傍に延びる。このように、回転経路はスロット部18bの実質的に径方向範囲(radial extent)と重複し、指状体30を通過にすることを確実にする。軸17と平行なワインダーフック22の変位は、ネジ(図示せず)によりそれが回転することで機械的に駆動され得る。
これらの図4及び図5は、ヘッド部11の二重壁中空構造を最良な形で示す。二重壁中空構造において、円筒状壁25は、外周部18aで開き、その反対側の端部で閉じるとともに外壁47によって取り囲まれる概してカップ状の内壁46の口を含む。
図6a及び図6bは、開位置(図6a)及び閉位置(図6b)にある外ゲート27を示す外ゲート27の動作を示す。閉位置にある場合、外ゲートが突出して外周部18aを閉じ、髪係合面28がスロット部18bの近傍の空間と境を接する。レバー操作部13は、開位置と閉位置との間で回転できるように横枢動部71によりハンドル部10に取り付けられ、枢動部71はレバー操作部13の一端の近くに配置され得る。レバー操作部13は、ユーザーによる作動のためにハンドル部にある開口を通じて突出するボタン部72と、ヘッド部11内で延びて外ゲート27と係合するアーム部73とを含み得る。外ゲート27は横軸74上で回転するように取り付けられ、ゲート27と一体の凸部(tongue)75をさらに含むとともに、ローラー78が一端に固定され得る。バネ76の一端がアーム73の凹部77の一端に固定され、バネ76の他端は凸部75と当接し、外ゲートが開位置にある場合に凹部77の反対側の端部にローラー78を促す。ボタン部72を押すことでレバー操作部13が回転し、ローラー78が押されてアーム部73に沿って凹部77の一端から他端に移動することで外ゲート27を同時に回転させる。図6bに図示の閉位置の直前に、アーム部73はスタートスイッチ70と当接し、制御回路に信号を提供してワインダーを始動させる。
これらの図面はスロット部18bがカールアイロン1の長手端である一番端の面52に配置されていることを明確に示す。これは、ヘッド部11の側部に開口を提供するスロット部18bを有するのに比べて向上したエルゴノミクスを提供する。何故なら、右手でも左手でも器具を同じようにより容易に用いることができるからである。スロット部18bは、バレル16の軸17がスロット部を二等分するとともにハンドル部を長手方向で二等分する横断面37に置かれるように配置され得る。
図7及び図8は、指状体130、230によりヘアカーラー1と差別化が図られた本発明の第2の実施形態及び第3の実施形態を示す。指状体の配列はスロット部18bの軸方向長さに沿って広がっている必要はなく、例えば、指状体130(個々に指状体30と同様の形状を有する)は、スロット部18bの内端でワインダー部材22の近くに短い配列で配置され得る。指状体はそれらの長軸を中心に回転対称である必要はなく、例えば指状体230の様にストリップ様の形状を有し得る。指状体230は長方形又はストリップ状の断面を有する。ストリップは概ね軸方向に並び得る。指状体230はスロット部18bの対向する側でスロット部18bの内端の近くに固定され、髪20をスロット部内に横方向に押し込むことにより偏向される必要があり得るため、軸方向では互い違いであるとともに長手方向では互いに重なる。
ヘアアイロン401の第4の実施形態を図9及び図10に示す。第4の実施形態は、概して第1の実施形態と同様の構成を有するが、ヘッド部411の外壁447の外形が異なる。ヘッド部411は、ヘアアイロン410の長手端に向かって内側の方に先細りとなる。レバー操作部413もハンドル410に沿って延びている。口435の両側は凹状面50を有する。
使用時、バレル16が温度に達している(up to temperature)場合、器具は髪20の根元端20aの方に位置しているため、軸17は髪20と縦方向で実質的に揃い、その後概して横断方向の相対移動によりスロット部18b内に挿入される。髪が指状体30、130、230に押し付けられると、それらが内側に曲がって、スロット部18b内で髪20を保持する通常の位置に指状体が復元する前に髪を通過させる。根元端20aが外周部18aから延びた状態で、ユーザーは操作部13を押し、レバー操作部13の変位の第1の部分が外ゲート27をその閉位置に動かして、根元端20aを制限する。レバー操作部13の動作の第2の部分はスタートスイッチ70を作動させ、ギアモータ21を始動させて、ワインダーフック22をユーザー制御装置15によって選択された方向に所定の回数回転させる。髪20がバレル16の周りに巻かれると、自由端20bは髪受容空間19に引き込まれる。制御回路はスタートスイッチ70の作動から始まる経過時間を測り、カールが何時完了するかを示すためにアラームを操作する。カールが完了すると、ユーザーはレバー操作部13を離し、バネがレバー操作部13を伸長位置(expanded position)に、そして外ゲート27を開位置に復元する。外ゲート27が引っ込められた状態で、概ね螺旋状にカールされた髪を変形させることなく開いた外周部18aを通じて容易に取り出すことができる。
本発明のさらなる実施形態を図11〜図21に示す。これらの実施形態は、開口18の外周部18aを開閉するために設けられる外ゲート手段の点で上述した実施形態と異なる。外ゲート手段は、例えばバレル16と本体10とを連結して互いに相対的に動かすゲート連結部(gating coupling)90、91によって提供され得る。そのため、この機能を行うために別のゲートの必要性が避けられる。
図11〜図16を参照して、ゲート連結部90、91は本体10に対するバレル16の摺動動作を可能にし得る。ゲート連結部は、本体10に形成されるとともにバレル16の軸17に対して概ね直角に延びたリニアガイド90を含み得る。ガイド90はギアモータ21を収容する摺動ブロック91を受容する。バレル16はこのギアモータ筐体又は摺動ブロック91に取り付けられてそれと共に往復する。好ましい実施形態では、バレル16はハンドル部(図11〜図14には図示せず。図21参照)に固定され、このような形で本体10は本体を軸17に対して横方向に摺動させて開位置と閉位置との間を行き来できるようにハンドル部に取り付けられ得る。開位置を図11及び図12に示し、環状の髪受容空間19を形成するためにバレル16がそれを取り囲む本体10の内側円筒状壁25と概ね同軸上に配置され得る。この開位置では、髪は開口18を通じて髪受容空間19に入ることができ、概して螺旋状のコイル様に形成されると、髪を軸方向に摺動させて髪受容空間から出すことができる。(図13及び図14に示す)閉位置では、ガイド90に沿って軸17に対して横方向に変位された後バレル16は偏心して配置される。この閉位置では、遠位端16bが内側円筒状面25と密に隣接して又は当接して配置され、ピンチポイント92における軸線に沿った接触を提供する。ピンチポイント92をスロット部18bから約90°に位置にするものとして図示しているが、バレルを取り囲む内壁のまわりの任意の角度位置に概して位置し得る。このように、外周部18aが閉じられてピンチポイント92を過ぎた外周部内で髪の動きを制限する。1つ以上のバネ(図示せず)がバレルと本体との間で作用して、それらを開位置に付勢する。
図15及び図16は、本体110内でのバレル116の横方向の摺動動作により外周部18aが開閉する実施形態を示す。このカールアイロンでは、本体110はハンドル部(図示せず)に固定され得る。髪受容空間119は軸17を中心に対称であり、遠位端116bに向かって軸方向に狭くなるよう先細りになっている。遠位端116は、本体110から延び得る半球面94によってドーム状であってもよい。閉位置(図16参照)にある場合、半球面94は半球面94と同様の曲率半径を有する相補的な内面95と密に隣接するか又は当接する。このように、ピンチポイント92における曲線に沿った線接触も提供され得る。
図17〜図20は、バレルの軸17に対して直角な軸を有する枢動部97がバレルと本体とを接続して互いに対して回転させるゲート連結部を提供する役割を果たす実施形態を示す。枢動軸は軸17の一方側にオフセットされ得るか(図17及び図18参照)又は軸17と交差するように中心に配置され得る(図19及び図20参照)。ねじりバネ(図示せず)がバレルと本体との間で作用し、それらを図20に示すように開位置に促す。
図21は、どのようにして、カールアイロンの細長いハンドル部111に対して本体310が枢動するように枢動部97によりバレル116がハンドル部111の一端に固定され得るか示す。本体310に固定されたレバー操作部113は、本体310を枢動するためにユーザーの親指で容易に操作できるようにハンドル部11に隣接して延び得る。マイクロスイッチ等のスタートスイッチ170は、バレル116の周りに髪20を巻くためにワインダー101に電力を供給するためにレバー操作部113の動作により作動され得る。
図22に示すように、カールアイロンの制御回路105は、電源106からのモータ107及び加熱素子81への電力の供給を制御する。ギアモータ121はワインダー101を回転させて髪をバレル116の周りに巻き付ける。温度センサ109は素子81の温度を示す温度信号を提供し、コントローラ108は温度信号を受信して温度制御装置111を通じてユーザーが事前にセットした値に従って素子81への電力供給を制御する。動作のモードに応じて、コントローラ108は要素81をi)所定のスタンバイ温度範囲又はii)スタンバイ温度範囲よりも5℃高い所定の動作温度範囲内のいずれかで素子81を維持する。ワインダーモータ121が作動中であることを示すために、回転エンコーダ110の形態のフィードバック手段がコントローラに接続されており、ワインダー101が回転された角度の表示を提供する。
図19〜図22を参照して、使用時、制御回路に電力を供給した後、ユーザーは、行われるべき動作に従って要求される複数の所定のスタンバイ温度範囲のうちの1つを選択し得る。その後、コントローラ108は素子81に電力を供給して素子81を選択されたスタンバイ温度範囲内で維持する。バレル116が温度に達している場合、器具は髪20の根元端20aの方に位置しているため、軸17が髪20と長さ方向で実質的に揃い、その後、概して横方向の相対移動によってスロット部18b内に挿入される。根元端20aが外周部18aから延びた状態で、ユーザーは操作部113を押し、レバー操作部113の変位により本体310が閉位置に移って、面94と95との間での締め付けにより根元端20aを制限する。なお、髪をこのように固定することは重要ではない。レバー操作部113の続きの動きはスタートスイッチ170を作動させ、ユーザー制御装置によって選択された方向にワインダーフック22を回転するためにギアモータ212を始動させる。
ワインダーモータ121が回転していることを回転エンコーダ110が示している場合、コントローラ108は素子81への電力を上げて素子をより高い動作温度範囲で維持する。制御回路はスタートスイッチ170の作動から始まる経過時間を測り、所定の経過時間の後又は所定の角変位を越えた後に(回転エンコーダ110から判定される)、コントローラ108は素子81への電力レベルを下げて素子81を選択されたスタンバイ温度範囲で維持するように戻す。コントローラ108はいつカールが完了するかを示すためにアラームを操作し得る。カールが完了すると、ユーザーはレバー操作部113を離してバネがレバー操作部113を伸長位置に、本体310をその開位置に復元する。バレル116が髪受容空間の中心に配置された状態で、概して螺旋状にカールされた髪を変形させることなく開いた外周部18aを通じて容易に取り出すことができる。
本発明の態様は一例として説明してきたに過ぎず、本発明の範囲から逸脱することなく変更及び追加が加えられ得ることが分かる。

Claims (34)

  1. 内面を含む本体と、
    前記本体に取り付けられる側の端部である近位端と該近位端の反対側の端部である遠位端を有するバレルであって、前記本体は該バレルを取り囲むとともに、該バレルと前記本体との間の髪受容空間を囲む、バレルと、
    前記髪受容空間内で髪を加熱するための素子と、
    前記本体にある開口であって、該開口は前記遠位端の周りに広がる外周部と、該外周部から前記近位端の方に延びるスロット部とを含み、それにより前記髪受容空間を通る髪の両端が前記外周部及び前記スロット部から延び得る、開口と、
    を含むカールアイロンであって、
    前記バレルを前記本体に連結するゲート連結部であって、該ゲート連結部は、前記外周部の周りでの髪の動きを制限するために前記バレルと前記本体の内面とをくっつけて前記外周部を閉じる閉位置と、前記髪受容空間からカールされた髪を取り出すことができるように前記バレルと前記本体の内面を離して前記外周部を開く開位置との間で前記バレルと前記本体とが相対動作できるようにする、ゲート連結部をさらに含む、カールアイロン
  2. 前記閉位置にある場合、前記バレルは前記本体と実質的に当接する、請求項に記載のカールアイロン。
  3. 前記閉位置にある場合、前記バレルの遠位端に近接する部分は前記本体と実質的に当接する、請求項に記載のカールアイロン。
  4. 前記ゲート連結部は、前記本体に対する前記バレルの摺動動作を可能にする、請求項乃至のいずれか一項に記載のカールアイロン。
  5. 前記摺動動作は前記バレルの中心軸に実質的に垂直である、請求項に記載のカールアイロン。
  6. 前記ゲート連結部は、前記本体及び前記バレルのうちの一方に固定される細長いガイドと、該ガイドと摺動係合するとともに前記本体及び前記バレルのうちの他方に固定されるブロックとを含む、請求項に記載のカールアイロン。
  7. 前記ゲート連結部は、前記本体に対する前記バレルの相対的な枢動動作を可能にする枢動部を含む、請求項乃至のいずれか一項に記載のカールアイロン。
  8. 前記枢動部は前記バレルの中心軸と実質的に直交する枢動軸を有する、請求項に記載のカールアイロン。
  9. 前記枢動軸は前記中心軸と交差する、請求項に記載のカールアイロン。
  10. 前記バレルは前記カールアイロンのハンドル部に固定され、前記ゲート連結部は該ハンドル部と前記本体との間での相対動作を提供する、請求項に記載のカールアイロン。
  11. 前記本体に固定される、前記ハンドル部に対して前記本体を摺動又は枢動させるための操作レバーをさらに含む、請求項10に記載のカールアイロン。
  12. 前記操作レバーの動作によって作動される、前記バレルの周りに髪を巻くためのワインダーに電力を供給するためのスイッチをさらに含む、請求項11に記載のカールアイロン。
  13. 前記素子の温度を示す温度信号を提供するための温度センサと、
    前記温度信号を受信し、前記素子をi)所定のスタンバイ温度範囲及びii)該スタンバイ温度範囲よりも高い所定の動作温度範囲に維持するために前記素子への電力供給を制御するコントローラと、をさらに含み、
    前記バレルの周りに髪を巻くためのワインダーと、
    前記ワインダーが作動中であることを示すために前記コントローラに接続されるフィードバック手段と、をさらに含み、
    前記カールアイロンに電力が供給されている場合、前記コントローラは前記素子を作動して前記素子を前記スタンバイ温度範囲内に維持し、前記ワインダーが作動中であることを前記フィードバック手段が示す場合、前記コントローラは前記素子を作動して前記素子を前記動作温度範囲内で維持する、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のカールアイロン。
  14. 前記コントローラはタイマー回路を含むとともに、前記ワインダーが作動中であることを示す前記フィードバック手段の始動からの経過時間を記録し、該経過時間が所定のリミットを過ぎると、前記コントローラは前記素子を作動して前記素子が前記スタンバイ温度範囲内で維持されるように戻す、請求項13に記載のカールアイロン。
  15. 前記フィードバック手段は前記ワインダーの角変位を示すために前記コントローラに接続される回転エンコーダをさらに含む、請求項13に記載のカールアイロン。
  16. 前記外周部の周りでの髪の動きを制限するために前記外周部を閉じるとともに、前記髪受容空間からカールされた髪を取り出すことができるように開く外ゲートと、
    前記髪受容空間内で髪を保持するために前記本体に取り付けられる内ゲート手段と、
    前記バレルの周りに髪を巻くためのワインダーと、
    前記外ゲートを閉じるとともに前記ワインダーを作動させるためにユーザーに押される操作部と、
    をさらに含む、請求項1に記載のカールアイロン。
  17. 前記内ゲート手段は、前記本体に取り付けられて通常の閉位置にある場合に突出する少なくとも1つの指状体を含み、該少なくとも1つの指状体は、髪が該少なくとも1つの指状体を通過するようにユーザーに押し込まれることによって弾性的に偏向して開位置に移り得る、請求項16に記載のカールアイロン。
  18. 前記少なくとも1つの指状体はエラストマー系である、請求項17に記載のカールアイロン。
  19. 前記少なくとも1つの指状体は、前記ワインダーに近接する前記スロット部の口の中に突出する、請求項17に記載のカールアイロン。
  20. 前記少なくとも1つの指状体の基部は前記スロット部の壁に取り付けられる、請求項19に記載のカールアイロン。
  21. 前記少なくとも1つの指状体は、基部から先端にかけて狭くなるよう先細りになっている、請求項20に記載のカールアイロン。
  22. 前記口は、前記バレルの方に及び前記スロット部ののどの方に狭くなるように横断面において先細りになっている、請求項20又は21に記載のカールアイロン。
  23. 前記のどは、その軸方向の長さに亘って実質的に一定の断面寸法を有し、前記のどの断面の幅は前記のどの断面の長さよりも実質的に狭い、請求項22に記載のカールアイロン。
  24. 前記少なくとも1つの指状体は前記スロット部に沿って直線配列で配置された複数の指状体を含む、請求項22に記載のカールアイロン。
  25. 前記指状体は前記スロット部の対向する側から突出する、請求項24に記載のカールアイロン。
  26. 対向する側にある前記指状体は互い違いであるとともに縦方向で重なる、請求項25に記載のカールアイロン。
  27. 前記本体はヘッド部に固定されるハンドル部をさらに含み、該ヘッド部は前記バレルを取り囲むとともに、前記バレルと該ヘッド部との間の前記髪受容空間を囲み、前記バレルの前記近位端は前記ヘッド部内で固定される、請求項16に記載のカールアイロン。
  28. 前記ハンドル部は細長であり、前記バレルの軸は、前記スロット部を二等分するとともに前記ハンドル部を長手方向で二等分する縦断面に置かれる、請求項27に記載のカールアイロン。
  29. 前記操作部は前記ハンドル部に取り付けられるとともに機械リンクにより前記外ゲートに接続される、請求項27又は28に記載のカールアイロン。
  30. 前記髪受容空間は前記バレル及び前記本体の実質的に同軸上の円筒状壁によって囲まれ、前記ヘッド部の円筒状壁の直径に対する前記バレルの円筒状壁の直径の比は2:3〜6:7である、請求項27に記載のカールアイロン。
  31. 前記外ゲートは、前記バレルの長軸に対して実質的に横方向に摺動又は枢動させることにより開閉する、請求項16に記載のカールアイロン。
  32. 前記バレルは、2つの同様の半円筒状部品の組立体である、請求項1乃至31のいずれか一項に記載のカールアイロン。
  33. 各前記半円筒状部品はそれぞれ加熱素子を囲む、請求項32に記載のカールアイロン。
  34. 前記ワインダーは、前記髪受容空間を通じて前記バレルの軸を実質的に中心に前記バレルに対して回転しつつ、同時に前記バレルの軸と平行に移動するように取り付けられる部材を含む、請求項12に記載のカールアイロン。
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