JPH0420298B2 - - Google Patents

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JPH0420298B2
JPH0420298B2 JP59232709A JP23270984A JPH0420298B2 JP H0420298 B2 JPH0420298 B2 JP H0420298B2 JP 59232709 A JP59232709 A JP 59232709A JP 23270984 A JP23270984 A JP 23270984A JP H0420298 B2 JPH0420298 B2 JP H0420298B2
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JP
Japan
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signal
error
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control
outputting
Prior art date
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JP59232709A
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English (en)
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JPS61111045A (ja
Inventor
Fumiaki Suzuki
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は受信装置に関し、特に誤り訂正符号を
用いた搬送波帯域伝送のデイジタル通信方式に使
用する受信装置に関する。
〔従来の技術〕
誤り訂正符号を用いた搬送波帯域伝送のデイジ
タル通信方式に使用する受信装置は、搬送波帯域
の入力信号を復調してベースバンド信号として出
力する復調器と、このベースバンド信号を増幅す
る直流増幅器と、その出力を識別再生する再生器
と、その出力である再生信号の符号誤りを検出し
訂正して出力信号として出力する誤り訂正器とを
備えている。
誤り訂正器は、符号誤りを検出したとき、容易
に外部に取り出すことのできる誤りパルスを発生
するものが多い。また、このような誤りパルスの
取り出しが容易ではないときは、誤り訂正器に排
他的論理和回路(以下EX−OR回路と略記する)
を付加し、誤り訂正器への入力信号を分岐して適
当な遅延時間の遅延回路を経てEX−OR回路の
入力端子の一つに入力し、誤り訂正器の出力信号
を分岐してEX−OR回路の他の入力端子に入力
することによりEX−OR回路の出力として誤り
パルスを得ることができるように構成して、いず
れの場合も誤り訂正器から符号誤りの検出ごとに
誤りパルス信号を出力することができる。
さて、周囲温度の変化に伴つて復調器・直流増
幅器または再生器のパラメータが変動することに
より再生器の識別レベルの最適値が変化するの
で、再生器に温度補償回路を付加して上記識別レ
ベルを常に最適値に保つように温度補償するのが
通例である。しかしこの温度補償はきわめて困難
であり、従来のかかる受信装置は温度安定性が悪
いという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明が解決しようとする問題点、いいかえれ
ば本発明の目的は上記の欠点を除去して温度安定
性の優れた受信装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の受信装置は、誤り訂正符号を含むデイ
ジタル信号で変調された搬送波帯域の入力信号を
復調してベースバンド信号として出力する復調手
段と、前記ベースバンド信号を入力しそれを増幅
して出力する直流増幅手段と、前記直流増幅手段
の出力の増幅信号と制御信号とを入力しこの制御
信号で識別レベルを制御し前記増幅信号を識別再
生して再生信号として出力する再生手段と、前記
再生信号を入力しその符号誤りを検出し訂正して
出力信号として出力し前記符号誤りの検出ごとに
誤りパルスを出力する誤り訂正手段と、前記誤り
パルスと制御クロツク信号とを入力しこの制御ク
ロツク信号の1周期内に入力する前記誤りパルス
の数を計数して計数値を誤り率信号として出力す
る計数手段と、前記誤り率信号と前記制御クロツ
ク信号とを入力し前記制御信号の増減に伴なう前
記誤り率信号の増減の方向を検出してこれら2つ
の増減の方向が一致すれば前記制御信号を減少さ
せ一致しなければ前記制御信号を増大させること
により前記誤り率信号を減少させる方向に変化す
る値の前記制御信号を前記制御クロツク信号の周
期ごとに出力する制御手段と、前記制御クロツク
信号を発生し出力する制御クロツク信号発生手段
とを備えて構成される。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面を参照して本発明につい
て詳細に説明する。
第1図は本発明の受信装置の一実施例を示すブ
ロツク図である。
本実施例の受信装置は次のように構成されてい
る。すなわち、誤り訂正符号を含むデイジタル信
号で変調された搬送波帯域の入力信号(外部より
入力端子98を介して入力される)101を復調
してベースバンド信号102として出力する復調
器1と、ベースバンド信号102を入力しそれを
増幅して増幅信号103として出力する直流増幅
器2と、増幅信号103と制御信号108とを入
力し制御信号108によつて識別レベルを制御し
て増幅信号103を識別再生して再生信号104
として出力する再生器3と、再生信号104を入
力しその符号誤りを検出し訂正して出力信号10
5として出力端子99を介して外部に出力し、か
つ符号誤りの検出ごとに誤りパルス信号106を
出力する誤り訂正器4と、誤りパルス信号106
と制御クロツク信号109とを入力し制御クロツ
ク信号109の1周期(この時間をTとする)の
あいだに発生する誤りパルス信号106のパルス
数を計数して計数値を誤り率信号107として出
力するカウンタ5と、誤り率信号107と制御ク
ロツク信号109とを入力し時間Tごとに変化す
る制御信号108を出力する制御部6と、制御ク
ロツク信号109を発生し出力するクロツク発生
器7とを備えて構成されている。なお制御信号1
08は、再生器3に入力されたとき、誤り訂正器
4およびカウンタ5を介して出力される誤り率信
号107の値を減少させる方向にその値が変化す
る。さらにまた再生器3は、制御信号108を変
換して直流電圧を出力するD−A変換器を有して
おり、この直流電圧を識別レベルとする。
次に、第1図の回路の動作を説明する。
入力信号101は復調器1・直流増幅器2・再
生器3および誤り訂正器4で復調・増幅・識別再
生および誤り訂正されて出力信号105として出
力される。誤り訂正器4は符号誤りの検出ごと
に、〔従来の技術〕の項で説明した方法で誤りパ
ルス信号106を発生する。時間Tのあいだに発
生する誤りパルス信号106のパルス数はカウン
タ5で計数され、計数値は時間Tごとに誤り率信
号107として制御部6に出力される。誤り率信
号107の値をTで割つた商は計数時間Tのあい
だの誤り訂正前の平均符号誤り率にほぼ等しい
(誤り訂正器4が検出できなかつた符号誤りの分
だけ真の平均符号誤り率に対して誤差を含むが、
この誤差は無視できる)。制御信号108が変化
すると再生器3の識別レベルが変化しその結果再
生信号104の平均符号誤り率すなわち上記した
誤り訂正前の平均符号誤り率が変化するので誤り
率信号107も変化する。制御部6は制御信号1
08の増減の方向とその結果としての誤り率信号
107の増減の方向とを検出し、これ等の検出結
果から誤り率信号107を減少せしめる方向に制
御信号108を増減させる。すなわち制御信号1
08は常に誤り訂正前の平均符号誤り率を減少さ
せる方向に変化するので、制御信号108の変化
に伴い変化する再生器3の識別レベルは最適値に
収束する。周囲温度等が変化しその結果再生器3
の最適識別レベルが変化して誤り訂正前の平均符
号誤り率が増大すると、それを減少せしめる方向
に制御信号108が変化して再生器3の識別レベ
ルが最適値に近づく方向に変化し最終的に最適値
に収束する。このようにして周囲温度等の変化に
よる再生器3の最適識別レベルの変化に起因する
誤り訂正前の平均符号誤り率の増大を防止するこ
とができ、従つて誤り訂正後の出力信号105の
平均符号誤り率の周囲温度等の変化による増大を
防止することができ受信装置の符号誤り率性能の
温度安定性を向上することができる。
第2図は制御部6の構成の詳細を示すブロツク
図である。
制御部6は、誤り率信号107と制御クロツク
信号109とを入力し誤り率信号107の値を時
間Tのあいだ記憶保持するとともにその値を信号
601として出力するラツチ回路61と、信号6
01と制御クロツク信号109とを入力し信号6
01の値を時間Tのあいだ記憶保持するとともに
その値を信号602として出力するラツチ回路6
2と、信号601と信号602とを入力しこれ等
両信号の値を比較し信号601の値が信号602
の値以上のとき論理値“1”の、また信号601
の値が信号602の値未満のとき論理値“0”の
信号603を出力する比較器63と、信号603
とラツチ回路65の出力である信号604とを入
力しこれ等両信号の値の排他的論理和の値を信号
605として入力するEX−OR回路64と、信
号605と制御クロツク信号109とを入力し信
号605の値を時間Tのあいだ記憶保持するとと
もにその値を信号604として出力するラツチ回
路65と、信号605と制御クロツク信号109
とを入力し信号605の値が論理値“1”のとき
は計数値に数値“1”を加算し信号605の値が
論理値“0”のときは計数値から数値“1”を減
算し時間Tごとに変る計数値を制御信号108と
して出力するアツプダウンカウンタ66とを備え
て構成されている。
次に制御部6の動作について説明する。
時間Tごとに誤り率信号107が制御部6のラ
ツチ回路61に入力される。時刻tにおいてラツ
チ回路61に入力される誤り率信号107の値は
時刻tから(t+T)のあいだラツチ回路61で
保持されており、このあいだ(t〜(t+T)
間)に出力される信号601の値である。一方時
刻tから(t+T)のあいだの信号602の値は
ラツチ回路62において保持されている値であ
り、これは時刻(t−T)からtのあいだラツチ
回路61で保持されている値すなわちこのあいだ
((t−T)〜t間)の信号601の値に等しく、
これはまた時刻(t−T)においてラツチ回路6
1に入力される誤り率信号107の値に等しい。
誤り率信号107の値の時刻(t−T)からtに
かけての増減すなわち信号601の値の時刻tの
直前から直後にかけての増減は時刻tから(t+
T)のあいだの信号601および信号602の値
の大小として比較器63まで検出され、その結果
が信号603の時刻tから(t+T)のあいだの
値として出力される。一方時刻tから(t+T)
のあいだの信号604の値はラツチ回路65に保
持されている値であり、これは時刻(t−T)か
らtのあいだの信号605の値である。したがつ
てEX−OR回路64の出力である信号605の
時刻tから(t+T)のあいだの値は時刻tから
(t+T)のあいだの信号603の値と時刻(t
−T)からtのあいだの信号605の値との排他
的論理和の値である。時刻tから(t+T)のあ
いだの信号605の値が論理値“1”であるか論
理値“0”であるかに対応してアツプダウンカウ
ンタ66はその出力である制御信号108の値を
時刻tの直前から直後にかけて数値“1”だけ増
減する。また、時刻tから(t+T)のあいだの
信号604の値が論理値“1”であるか論理値
“0”であるかは時刻(t−T)の直前から直後
にかけての制御信号108の値の増減に対応して
いる。第3図は、時刻(t−T)の直前から直後
にかけての制御信号108の値の増減、この増減
に対応している時刻tから(t+T)のあいだの
信号604の値、上記の増減の結果としての誤り
率信号107の値の時刻(t−T)からtにかけ
ての増減すなわち信号601の値の時刻tの直前
から直後にかけての増減、この増減からきまる時
刻tから(t+T)のあいだの信号603の値、
この値と上記604の値からきまる時刻tから
(t+T)の間の信号605の値およびこの値か
らきまる時刻tの直前から直後にかけての制御信
号108の増減の相互関係を図示したものであ
る。この図から明らかなように、制御部6は制御
信号108の値の増減の結果としての誤り率信号
107の値の増減すなわち信号601の値の増減
を検出し、誤り率信号107の値を減少させる方
向に制御信号108を変化させて出力する。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明の受信装置
は、誤り訂正器から出力する誤りパルス信号をも
とにして制御信号を生成し、この制御信号により
常に符号誤り率を最少にするように再生器の識別
レベルを制御するという手段を用いているため、
本発明の受信装置を用いることにより再生器の識
別レベルの温度補償が不要で温度安定性の優れた
受信装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の受信装置の一実施例を示すブ
ロツク図、第2図は第1図に示す実施例の制御部
の構成を示すブロツク図、第3図は第2図に示す
制御部の動作を説明するための説明図である。 2……直流増幅器、4……誤り訂正器、6……
制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 誤り訂正符号を含むデイジタル信号で変調さ
    れた搬送波帯域の入力信号を復調してベースバン
    ド信号として出力する復調手段と、前記ベースバ
    ンド信号を入力しそれを増幅して出力する直流増
    幅手段と、前記直流増幅手段の出力の増幅信号と
    制御信号とを入力しこの制御信号で識別レベルを
    制御し前記増幅信号を識別再生して再生信号とし
    て出力する再生手段と、前記再生信号を入力しそ
    の符号誤りを検出し訂正して出力信号として出力
    し前記符号誤りの検出ごとに誤りパルスを出力す
    る誤り訂正手段と、前記誤りパルスと制御クロツ
    ク信号とを入力しこの制御クロツク信号の1周期
    内に入力する前記誤りパルスの数を計数して計数
    値を誤り率信号として出力する計数手段と、前記
    誤り率信号と前記制御クロツク信号とを入力し前
    記制御信号の増減に伴なう前記誤り率信号の増減
    の方向を検出してこれら2つの増減の方向が一致
    すれば前記制御信号を減少させ一致しなければ前
    記制御信号を増大させることにより前記誤り率信
    号を減少させる方向に変化する値の前記制御信号
    を前記制御クロツク信号の周期ごとに出力する制
    御手段と、前記制御クロツク信号を発生し出力す
    る制御クロツク信号発生手段とを備えることを特
    徴とする受信装置。
JP23270984A 1984-11-05 1984-11-05 受信装置 Granted JPS61111045A (ja)

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JP23270984A JPS61111045A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 受信装置

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JPS61111045A JPS61111045A (ja) 1986-05-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57148442A (en) * 1981-03-10 1982-09-13 Victor Co Of Japan Ltd Automatic discrimination level control circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57148442A (en) * 1981-03-10 1982-09-13 Victor Co Of Japan Ltd Automatic discrimination level control circuit

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JPS61111045A (ja) 1986-05-29

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