JPH0420244Y2 - - Google Patents

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JPH0420244Y2
JPH0420244Y2 JP1984020783U JP2078384U JPH0420244Y2 JP H0420244 Y2 JPH0420244 Y2 JP H0420244Y2 JP 1984020783 U JP1984020783 U JP 1984020783U JP 2078384 U JP2078384 U JP 2078384U JP H0420244 Y2 JPH0420244 Y2 JP H0420244Y2
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JP
Japan
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insole
urethane foam
foam
activated carbon
deodorizing
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JP1984020783U
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JPS60133905U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は靴中敷の構造に関する。更に詳しく
は靴内に発生する悪臭を吸着除去することを目的
とした脱臭用靴中敷に関する。
従来、この種脱臭用靴中敷としては、通常ウレ
タンフオーム又は繊維不織布等の基材に活性炭を
埋設してその活性炭の作用により、靴内において
発生する悪臭を吸着除去する構造のものが一般的
である。
しかしこれらの中敷は、粒状の活性炭を保持す
る必要上及び吸着時の内包活性炭の感触をなくす
ために中敷の厚みは相当厚いシートが要求され、
したがつて、これを着用した場合には嵩高感があ
り、しかも活性炭の吸着効果のみにその脱臭作用
を依存しているために、充分な脱臭効果を得るた
めには、相当量の活性炭の充填内包が必要とな
り、上記の欠点は一層助長された。
更には、ウレタンフオーム原液中に活性炭粒子
を混合して発泡させて活性炭粒子を充填内包させ
てシート状とした中敷でき、活性炭粒子の吸着孔
がポリマー粒子によつて閉塞されて活性炭の吸着
点が著しく減少することとなつて、所期の吸着効
果を発揮するには至らないという欠点がある。
この考案は上記の欠点を解消するために、中敷
シートそのものに吸着作用を保有させた、いわゆ
るカチオン化ウレタン発泡体を用いることに着
目、この考案をなすに至つた。
すなわちこの考案は、密度0.02〜0.8(g/cm3
の連続気泡性のカチオン基を有するウレタン発泡
体の片面又は両面を、加熱圧縮した脱臭用靴中敷
である。
この考案における連続気泡性のカチオン基を有
するウレタン発泡体とは、特開昭53−42450号公
報記載のポリウレタンフオームと同様にして構造
できる。
またこの考案における中敷の密度(g/cm3)と
して0.02〜0.8、好ましくは0.05〜0.5の範囲が適
当である。0.02未満では発泡体の腰が弱いために
中敷として適当ではなく、また0.5を越えると通
気性にとぼしく、また重量感があつて適当でな
い。
また、ウレタン発泡体の片面又は両面を加熱圧
縮する理由はウレタン発泡体の表面を圧縮しつつ
熱板にて加熱することによりその表面が繊維様、
特に不織布様の外観に仕上り、感触良好とするこ
とにある。
この場合の加熱温度は120〜230℃好ましくは
160〜200℃の温度条件下に加熱処理することが必
要である。
適当な温度条件及びその処理時間は、その発泡
体の比重又はその組成により特有の範囲がある。
加熱処理の時間は、その形状、シートの厚み等
により相異するが、発泡体が処理温度に保たれる
時間は60分以下とするのが好ましく、特に30秒間
〜2分間で発泡体が永久的歪を受けるのが好まし
い。
また、加熱処理する際の圧縮に要する荷重又は
圧力は発泡体の有する荷重一たわみ特性から容易
に理解されるように、通常の熱硬化性合成樹脂の
加工に要する圧力に比較してはるかに低いもので
ある。
以下の処理により、シートは微孔性不織布状の
感触を呈するに至る。
次にこれを各種サイズに裁断することにより、
この考案の脱臭用靴中敷とすることができる。
次に、この考案を図面により更に詳細に説明す
る。図中1はこの考案の脱臭用靴中敷の本体であ
り、2は通気孔、3は中敷の踵部である。1の脱
臭用靴中敷は、イオン化ウレタン発泡体、特にカ
チオン基を有するウレタン発泡体であるために、
特にアニオン系ガス又はノニオン系ガスの吸着に
効果的である。
靴を着用した場合の臭(気体)の科学組成につ
いては末だ明らかにされていないが、汗分がその
主要部を占めているといわれている。
この考案のカチオン基を有するウレタン発泡体
は、セル構造があつて、しかもそのセル内、外面
に気体の吸着活性点が点在しているために、その
臭ガスの吸着速度は早い。
しかも、この靴中敷は、硬質であるために屈撓
性があつて、よく足の裏にフイツトし、靴着用中
そのむれることはない。
また、この中敷は発泡体であるために、靴着用
中に吸着した悪臭ガス及び湿気等は、靴を脱いだ
場合、中敷から大気中に放散して、いわゆるその
吸着効果は可逆性をも発揮している。
この考案の靴中敷は以上のような特性を有する
ために、単体として用いることは勿論であるが、
他の素材、例えば不織布、硬質ゴム材はもちろ
ん、へちま等との複合材としても用いることがで
きる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案脱臭用靴中敷本体の斜視図であ
る。 1……本体、2……通気泡、3……中敷の踵
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密度0.02〜0.8(g/cm3)の連続気泡性のカチオ
    ン基を有するウレタン発泡体の片面又は両面を加
    熱圧縮した脱臭用靴中敷。
JP2078384U 1984-02-15 1984-02-15 脱臭用靴中敷 Granted JPS60133905U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2078384U JPS60133905U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 脱臭用靴中敷

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JP2078384U JPS60133905U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 脱臭用靴中敷

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Publication Number Publication Date
JPS60133905U JPS60133905U (ja) 1985-09-06
JPH0420244Y2 true JPH0420244Y2 (ja) 1992-05-08

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ID=30511589

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JP (1) JPS60133905U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649554A (en) * 1979-09-28 1981-05-06 Hitachi Ltd Manufacture of semiconductor memory

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649554A (en) * 1979-09-28 1981-05-06 Hitachi Ltd Manufacture of semiconductor memory

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Publication number Publication date
JPS60133905U (ja) 1985-09-06

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