JPH0420179Y2 - - Google Patents

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JPH0420179Y2
JPH0420179Y2 JP10266487U JP10266487U JPH0420179Y2 JP H0420179 Y2 JPH0420179 Y2 JP H0420179Y2 JP 10266487 U JP10266487 U JP 10266487U JP 10266487 U JP10266487 U JP 10266487U JP H0420179 Y2 JPH0420179 Y2 JP H0420179Y2
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JP
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transmission case
blade
rotary
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fixed
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JP10266487U
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Priority to AU77410/87A priority patent/AU604744B2/en
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Priority to US07/297,717 priority patent/US4987732A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、外周に歯状の刃部をそれぞれ形成し
た上下2枚の回転刃を重ね合わせて相対的に往復
回動自在に軸支する伝動ケースと、エンジン51
とを連結杆によつて連結して設けた揺動式刈払機
に係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点 従来、この種の揺動式刈払機においては、第8
図,第9図に示すごとく、上下の回転刃43,4
5はそれぞれ回転筒111、回転軸93に固着し
て設けられていたので、回転刃43,45の外周
の刃部41,42の間に金属片等がはさまると、
衝撃的な荷重が加わつて刃部41,42あるいは
ギヤー等の伝動部分が損傷するおそれがあつた。
(c) 問題を解決するための手段および作用 本考案は、伝動ケースに垂直方向に設けた回転
軸に固着する支持板と、この支持板にねじによつ
て装着された押え板との間に、円周方向に遊動自
在に嵌合する下方の回転刃を弾機によつて押圧,
挾持して設けたもので、刃部に金属片等が噛み込
まれたとき、弾機の押圧力による回転刃と支持板
等との間の摩擦力に抗して回転刃と支持板とが相
対的に円周方向に遊動して、衝撃的荷重を緩衝す
るものである。
(d) 実施例 以下、図面により本発明の1実施例について詳
細な説明を行なう。すなわち、第1図〜第7図に
おいて、外周にそれぞれ刃部41,42を備えた
皿形の上,下2枚の回転刃43,45が伝動ケー
ス47に重ね合わせて軸支され、連結杆49を介
して伝動ケース47と連結するエンジン51の駆
動により、連結杆49を貫通する可撓性の伝動軸
53を介して相対的に往復回動自在に設けられて
いる。連結杆7の途中には、握り部55,57が
固着している。伝動ケース47後部には連結杆4
9の1端が水平に支持され、ねじ59によつて回
動固定自在に固定されている。連結杆49は適宜
位置に斜め上方に折り曲げられ、他端はエンジン
51に連結している。連結杆49の内部を貫通す
る伝動軸53の先端の角軸61は、ベアリング6
3を介して伝動ケース47に軸支されたベベルギ
ヤー65に係合している。伝動ケース47には垂
直方向に中間軸67がベアリング69,69を介
して軸支されている。中間軸67の上部には、ベ
ベルギヤー65に係合するベベルギヤー71が固
着している。中間軸67の下部には小ギヤー73
が固着している。伝動ケース47には垂直方向の
カム軸75がベアリング77,77によつて軸支
され、カム軸75には、小ギヤー73に噛み合う
大ギヤー79と、2個の円形のカム板81,83
がキー84を介して固着されている。2個のカム
板81,83はそれぞれ大ギヤー79の上方,下
方位置にカム軸75の中心に対して対称位置に偏
心して並設され、外周にそれぞれ軸受環85,8
7を介して連結杆89,91の1端が嵌合してい
る。また伝動ケース47には垂直方向の回転軸9
3がベアリング95,97を介して軸支され、回
転軸93の上端には、連結杆89の他端とピン9
9によつて枢着するアーム101が1体に固着
し、下端に形成した角軸103に係合する支持板
105がナツト107によつて固定されている。
支持板105には下方の回転刃45が長孔108
を貫通するねじ109によつて押え板110を介
して遊動自在に支持されている。回転軸93の外
周には回転筒111が回転自在に嵌合し、回転筒
111に1体に固着するアーム113の他端はピ
ン115によつて連結杆91の他端が枢着してい
る。回転筒111の下端に1体に固着する支持板
117には、回転刃45に重ね合わせた回転刃4
3がボルト119によつて固着されている。ま
た、押え板110の上面に開口する凹部121に
は板ばね式の弾機123が重ね合せて嵌入され、
回転刃45を支持板105に押圧して適宜な摩擦
力によつて回転刃45が支持板105とともに往
復回動するよう設けられている。
以上の実施例において、エンジン51を回転す
ると、動力は伝動軸53からベベルギヤー65,
71を経て中間軸67に伝達され、小ギヤー7
3,大ギヤー79を経てカム軸75を回転させ
る。カム軸75の回転にともなつて、2個のカム
板81,83が互いに対称位置を保持しつつ回転
するので、連結杆89,91を介してアーム10
1,113を互いに反対方向に揺動させる。した
がつてアーム101,113と1体的に運動する
回転刃43,45は相対的に往復回動運動を行な
い、刃部41,42の間で小枝,葉,草等を切断
するものである。作業者は握り部55,57を両
手で把持し、往復回動する回転刃43,45によ
つて刈払い,刈込み等の作業を行なうものであ
る。高い位置の庭木の上面の刈払み作業を行なう
にあたつては、ねじ59を弛めて、連結杆49を
伝動ケース47に対して半回転した位置でねじ5
9を固定すれば、第2図に示すごとく、高い庭木
の上面に容易に刈込み作業を行なうことができる
ものである。
なお、刃部41,42の間に、異物が噛み込ん
で、衝撃的な負荷が加わると、弾機(板ばね)1
23の押圧力による摩擦力に抗して下方の回転刃
45が支持板105との間で相対的に回動して緩
衝され、刃部41,42其の他動力伝動部分の損
傷を防止できるものである。
また、回転刃41,42が皿状に形成されてい
るので、回転刃41,42の外周部がよく密接
し、材料の弾性によつて互に押圧,保持でき、間
に草片等が侵入することを防止できるものであ
る。
(e) 考案の効果 本考案によれば、回転刃の刃部に金属片等が噛
み込んだ際に、下方の回転刃と支持板との間が、
弾機による摩擦力に抗して遊動して、衝撃的な荷
重が緩衝されて、刃部其の他伝動部分の損傷が防
止できるものである。
なお、第8図,第9図は従来例を示すもので、
上下の回転刃43,45はそれぞれ回転筒11
1,回転軸93に固着している。なお、第1図〜
第7図に示す符号と同一の符号は同一の構成部分
を表わすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の側面図、第2図は
他の姿勢における要部の側面図、第3図は伝動ケ
ースの平断面図、第4図は第3図の−線の側
断面図、第5図は要部の拡大正断面図、第6図、
第7図はそれぞれ板ばねの側断面図、平面図、第
8図は従来例の側面図、第9図は同伝動ケースの
側断面図である。 41,43……刃部、43,45……回転刃、
47……伝動ケース、49……連結杆、51……
エンジン、93……回転軸、105……支持板、
109……ねじ、110……押え板、123……
弾機(板ばね)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周に歯状の刃部41,42をそれぞれ形成し
    た上下2枚の回転刃43,45を重ね合わせて相
    対的に往復回動自在に軸支する伝動ケース47
    と、エンジン51とを連結する連結杆49を設
    け、前記伝動ケース47に垂直方向に設けた回転
    軸93に固着する支持板105と、前記支持板1
    05にねじ109によつて装着された押え板11
    0との間に、円周方向に遊動自在に嵌合する下方
    の回転刃45を弾機123を介して押圧,挾持し
    て設けたことを特徴とする揺動式刈払機。
JP10266487U 1986-08-26 1987-07-06 Expired JPH0420179Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10266487U JPH0420179Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06
EP87112105A EP0257566B1 (en) 1986-08-26 1987-08-20 Mowing machine
DE8787112105T DE3785517T2 (de) 1986-08-26 1987-08-20 Maehmaschine.
AU77410/87A AU604744B2 (en) 1986-08-26 1987-08-25 Mowing machine
US07/086,496 US4881363A (en) 1986-08-26 1987-09-21 Mowing machine
US07/297,717 US4987732A (en) 1986-08-26 1989-01-17 Mowing apparatus having oppositely reciprocating cutters
US07/324,011 US4998401A (en) 1986-08-26 1989-03-15 Mowing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10266487U JPH0420179Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS649532U JPS649532U (ja) 1989-01-19
JPH0420179Y2 true JPH0420179Y2 (ja) 1992-05-08

Family

ID=31332779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10266487U Expired JPH0420179Y2 (ja) 1986-08-26 1987-07-06

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JP (1) JPH0420179Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683610B2 (ja) * 1989-03-27 1994-10-26 小松ゼノア株式会社 揺動式縁刈機
JP2552262Y2 (ja) * 1992-09-08 1997-10-29 株式会社丸山製作所 縁刈機
WO2020169184A1 (en) * 2019-02-19 2020-08-27 Husqvarna Ab Reciprocating mower unit, system, and methods

Also Published As

Publication number Publication date
JPS649532U (ja) 1989-01-19

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