JPH04201028A - 住宅ユニットの製造方法 - Google Patents

住宅ユニットの製造方法

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Publication number
JPH04201028A
JPH04201028A JP33517090A JP33517090A JPH04201028A JP H04201028 A JPH04201028 A JP H04201028A JP 33517090 A JP33517090 A JP 33517090A JP 33517090 A JP33517090 A JP 33517090A JP H04201028 A JPH04201028 A JP H04201028A
Authority
JP
Japan
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panel
conveyor
rail
gable
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP33517090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Fukuzawa
福澤 義之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニット住宅の構成要素である住宅ユニット
を製造する方法に関する。
〔背景技術〕
ユニット住宅は、工場で予め生産された複数の住宅ユニ
ットを建設現場で組み合わせるユニット工法により建て
られる。それぞれの住宅ユニットは、床パネルと、天井
パネルと、これらの床パネル、天井パネルの両側に接合
される2個の妻パネルとによりボックス型に形成され、
妻パネルは平行な2本の柱の上端間および下端間を粱で
接合した四角枠状に形成され、この妻パネルは床パネル
、天井パネルに接合されるときには垂直とされる。
〔発明か解決しようとする課題〕
妻パネルが生産されるときには、柱と梁とを接合するた
めの溶接作業等の作業性を良好とするため、柱、粱は水
平に倒されて所定の作業か行われ、このため、生産され
た妻パネルは水平な姿勢となっている。
妻パネルと床パネル、天井パネルとを組み合わせて住宅
ユニットを組み立てるためには妻パネルを垂直にしなけ
ればならないため、妻パネルの生産工程の次に妻パネル
を水平姿勢から垂直姿勢に姿勢変更する作業を行わなけ
ればならない。この姿勢変更作業は、妻パネルは大重量
物であることからホイストを使用して行われるか、単に
1台のホイストで妻パネルの一辺を吊り上げてこの姿勢
変更作業を行った場合には、妻パネルは妻パネル搬送コ
ンベアで住宅ユニットの組立工程まで搬送されてきてい
るため、妻パネルの他辺がこの妻パネル搬送コンベアと
常に接触してこれらか擦れ合いながら姿勢変更作業が行
われることになってしまい、妻パネルと妻パネル搬送コ
ンベアの両者が損傷するという問題か生ずる。
本発明の目的は、妻パネルと妻パネル搬送コンベアとの
擦れを発生させることなく妻パネルの姿勢変更作業を行
え、これらの妻パネルとコンヘアとか損傷するのを防止
できるようにした住宅ユニットの製造方法を提供すると
ころにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る住宅ユニットの製造方法は、水平に倒され
てコンヘアで送られてきた妻パネルを複数台のホイスト
でこのコンへアから離れる高さまで吊り上げ、この後、
この妻パネルを空中において水平姿勢から垂直姿勢に姿
勢変更し、垂直とした2個の妻パネルを水平方向に対向
配置した後、これらの妻パネルを床パネルと天井パネル
の両側に接合することにより住宅ユニットを組み立てる
ことを特徴とするものである。
ホイストの台数は2台でもよく、あるいは3台以上でも
よく、また、そのうちの一部のホイストたけにより妻パ
ネルを住宅ユニットの組立位置に送るようにしてもよい
〔作用〕
妻パネルは複数台のホイストでコンヘアから離れる高さ
まで吊り上けられた後、空中で水平姿勢から垂直姿勢に
姿勢変更されるため、この姿勢変更時に妻パネルとコン
ヘアとか擦れることはなく、このため両者の損傷が防止
される。
[実施例] 以下に本発明の一実施例を添付図面に基ついて説明する
図1は、図2で示した天井パネル1と床パネル2と2個
の妻パネル3,4とで組み立てられる図3の住宅ユニッ
ト5の生産工程を示すブロック図である。天井パネル1
は、長辺粱生産ライン6で長辺粱7を生産した後、天井
パネル生産ライン8において2本の平行な長辺粱7を野
縁9で連結して天井用面材10を取り付けることにより
作られる。また、床パネル2は、長辺粱生産ライン6て
生産された長辺粱7を床パネル生産ライン11に送り、
この生産ライン11において2本の平行な長辺粱7を根
太で連結した後に床用面材12を取り付けることにより
作られる。さらに、妻パネル3.4は、柱生産ライン1
3、短辺粱生産ライン14で柱15、短辺粱16を生産
し、妻パネル生産ライン17において2本の平行な柱1
5の上端間および下端間を短辺粱16で溶接接合するこ
とにより作られ、またそれぞれの柱15の上下端には短
辺粱16と直角方向に仕口18が取り付けられる。
以上の天井パネル1、床パネル2、妻パネル3゜4は総
組みライン19に送られ、この総組みライン19におい
て妻パネル3,4は天井パネル1、床パネル2の両側に
配置され、それぞれの仕口18か天井パネル1、床パネ
ル2の各長辺粱7の両端部に嵌合されて溶接されること
により、図3の住宅ユニット5が組み立てられる。
この住宅ユニット5の所定の外面には、外壁パネル取付
ライン20において軽量気泡コンクリート製の外壁パネ
ルか取り付けられ、さらに、住宅ユニット5の内部には
、造作・設備取付ライン21において階段ユニットやキ
ッチンユニット、バスユニット等か取り付けられ、これ
により住宅ユニットか完成する。
このように工場で予め生産された複数の住宅ユニット5
はトラックで建設現場に運ばれ、これらの住宅ユニット
5か前後、左右、上下に組み合わされて結合されること
により、ユニット住宅が呂床上かる。
図4〜図12は図1で示した総組みライン19の具体的
構造を示す。
図4において、Aは天井パネル1、床パネル2、妻パネ
ル3,4で住宅ユニット5が組み立てられる住宅ユニッ
ト組立位置であり、aはその組立中心である。組立位置
Aの上方まで2本の第1天井レール22が延び、このレ
ール22に沿って自走する第1走行体23で吊り下げら
れながら天井パネル1は組立位置Aに送られてくる。床
パネル2を搬送する床パネル搬送コンヘア24と妻パネ
ル3.4を搬送する妻パネル搬送コンベア25は組立位
置Aの近くまで延びている。
妻パネル搬送コンベア25の配置位置Bの上方には2本
の第2天井レール26か設けられ、この天井レール26
に沿って第2走行体27か走行可能となっている。また
、組立位置Aの上方には2本の第3天井レール28が設
けられ、この天井レール28に沿って第3および第4走
行体29,30が走行可能に配置され、第2〜第4走行
体27゜29.30にはレール31〜33か設けられて
いる。配置位置Bと組立位置Aとの間には第4天井レー
ル34が架設され、この天井レール34は合計7本35
〜41ある。
第2走行体27のレール31は、走行体27か天井レー
ル26に沿って走行することにより、それぞれのレール
35〜41と接続可能となっており、第3走行体29の
レール32は、走行体29が天井レール28に沿って走
行することにより、レール35〜39と接続可能であり
、第4走行体30のレール33は、同様に、レール40
.41と接続可能である。レール31には第1ホイスト
42が配置され、レール32および35〜39には第2
、第3ホイスト43.44が配置され、レール33およ
び40.41には第4、第5ホイスト45.46が配置
されており、これらのホイスト43〜46はレール31
に乗り移り可能である。
第2、第3ホイスト43.44は、レール31と、レー
ル35〜38のうちのいずれか1つのレールと、レール
32とを走行することにより、妻パネル3をコンヘア2
5の配置位置Bから組立位置Aの組立中心aより図4中
左側に運ぶものとなっており、これらのホイスト43.
44はレール39を走行することによりコンベア25の
配置位置Bに戻る。また、第4、第5ホイスト45,4
6は、レール31と、レール41と、レール33とを走
行することにより、妻パネル4をコンベア25の配置位
置Bから組立位置への組立中心aより図4中右側に送る
ためのものとなっており、これらのホイスト45.46
はレール4oを走行することによりコンベア25の配置
位置Bに戻る。
このように、本実施例では、レール35〜38は、ホイ
スト43.44を組立位置Aまで移動させるための往レ
ールとなっており、レール39はホイスト43,44を
前記配置位置Bまで戻す復レールとなっており、同様に
、レール41はホイスト45.46の往レール、レール
40は復レールとなっている。
図3の住宅ユニット5には妻パネル3,4間の長辺寸法
しか異なる複数種類のものかあり、レール35〜38は
これらの寸法と対応した間隔て並べられている。このた
め、ホイス1−43.44で組立位置Aに送られる妻パ
ネル3は、ホイスト45.46で組立位置Aに送られる
妻パネル4からそれぞれの寸法り分離れることになる。
図5は前記床パネル搬送コンヘア24と組立位置Aの部
分を示す。組立位置への床上にはコンベア24と平行に
2本の軌条47か敷設され、これらの軌条47に図8で
示すように妻パネル3を垂直に支持する第1支持台48
と妻パネル4を垂直に支持する第2支持台49とが配置
され、これらの支持台48.49は軌条47に沿って走
行自在な移動台車上なっている。
図5の通り、床パネル搬送コンヘア24からは前部コン
ベア50か軌条47側に向かって延ひ、その先には中間
部コンベア51か配置され、さらにその先には後部コン
ベア52か配置されている。
軌条47に対して直角にかつ連続的に並べられたこれら
のコンヘア50〜52はチェーンコンベアであり、中間
部コンベア51は2本の軌条47の間に配置され、後部
コンヘア52は前部コンベア50とは反対側で軌条47
の外側に配置されている。後部コンベア52は組立位置
Aで組み立てられた前記住宅ユニット5を次工程に送り
出すためのものであり、このコンベア52には排出コン
ベア53か接続されている。
前部コンベア50、中間部コンヘア51、後部コンベア
52はコンベア54〜58.59〜63.64〜68か
らなり、軌条47の長手方向に並べられたこれらのコン
ヘア54〜58.59〜63.64〜68により、前記
寸法しか異なる各種の床パネル2、住宅ユニット5を確
実に搬送できるようになっている。
図6の通り、前部コンベア50、中間部コンベア51、
後部コンヘア52は昇降装置69,70゜71上に取り
付けられ、このため、図9の通り、前部コンベア50は
高位C1低位りの2段階レベルに、中間部コンベア51
は高位E1中位F、低位Gの3段階レベルに、後部コン
ヘア52は高位H1低位Iの2段階レベルにそれぞれ上
下動自在となっている。
図7の通り、前部コンベア50の先端部にはガイド部材
72で摺動自在に保持された延長部材73が設けられ、
この延長部材73には図1Oで示したシリンダ74が連
結され、前部コンベア50か高位Cに達しているとき、
延長部材73はシリンダ74により前記軌条47を越え
て中間部コンベア51側に突出するようになっている。
図7の通り、後部コンベア52の後端部にもガイド部材
75で摺動自在に保持された延長部材76が設けられ、
この延長部材76には図10で示すシリンダ77か連結
され、後部コンヘア52か高位Hに達しているとき、延
長部材76は前記軌条47を越えて中間部コンベア51
側に突出するようになっている。
図7の通り、前記第1支持台48にはモータ78か搭載
され、このモータ78の動力は歯車や回転軸からなる動
力伝達経路79を介してピニオンンギャ80に伝達され
、ピニオンギヤ80は前記軌条47に沿って並設されて
いるラック部材81と噛合しているため、第1支持台4
8はモータT8により軌条47上を長いストロークに亘
って移動するようになっている。一方、第2支持台49
には床上に設置されたモータ82の動力で前後進する送
りねじ式のロット83か連結され、第2支持台49はモ
ータ82の動力で軌条47上を短いストロークに亘って
移動するようになっている。
図8の通り、それぞれの支持台48.49の相対向する
下先端部には垂直な妻パネル3,4を載せるための妻パ
ネル載置部材84.85か設けられている。図3で示し
た住宅ユニット5には短辺寸法Wが異なる複数種類のも
のがあり、妻パネル3.4もこの寸法か異なる複数種類
のものかあるため、妻パネル載置部材84.85は、図
示されていないが、図8の紙面表裏方向にそれぞれの寸
法Wと対応して複数設けられている。
両方の支持台48.49の上部における前部コンベア5
0側には、図7の通り、軸86を中心に水平方向に回動
可能な第1、第2アーム87.88が設けられ、これら
のアーム87.88は手作業でまたはロータリアクチュ
エータで回動可能となっている。また、両方の支持台4
8.49の上部における後部コンヘア52側には、カイ
ト棒89に沿って前記寸法Wの方向に移動自在となった
スライダ90が設けられ、スライダ90には軸91を中
心に水平方向に回動可能な第3、第4アーム92.93
か設けられている。図11、図12の通り、スライダ9
0には孔94付きのブラケット95か取り付けられ、ブ
ラケット95はガイド棒89と平行に支持台48.49
に設けられた位置決めバー96の近くに配置されている
。このバー96には複数の孔97か形成され、スライダ
90をガイド棒89に沿って移動させ、孔94,97に
図12で示す位置決めピン98を挿入することによりス
ライダ90はその位置に位置決めされるようになってい
る。複数の孔97の位置はそれぞれの前記寸法Wと対応
した位置に設けられており、スライダをこれらの寸法W
と一致した位置に位置決めできるようになっている。
第1アーム87と第3アーム92、第2アーム88と第
4アーム93はそれぞれ同じ構造となっており、図11
、図12では代表例として支持台48の第3アーム92
、第4アーム93か示されている。第3アーム92は平
面はぼL字型で、その両方の先端部に孔99,100が
形成され、図11において、アーム92を手作業で二点
鎖線から実線の位置まで回動させ、孔99を図12で示
されたスライダ90の孔101と一致させ、これらの孔
99,101に位置決めピン102を挿入することによ
り、アーム92はその位置で位置決めされる。このとき
には孔100は妻パネル3の柱15の上面に形成された
孔103と一致しており、これらの孔100,103に
ピン104を挿入することにより妻パネル3はアーム9
2に固定される。
第4アーム93は図12で示すロータリアクチュエータ
105で図11の二点鎖線から実線の位置まで回動し、
その先端には前記天井パネル1の長辺粱7の端部を載せ
る天井パネル載置部材106が設けられている。
図8の通り、第1支持台48の下部先端には床パネル2
の一方の端部を載せる床パネル載置部材107が設けら
れ、この部材107は、図7の通り、3種類の前記寸法
Wに対応して合計4個108〜111ある。図8の通り
、第2支持台49の前進限近くの床上には、床パネル2
の他方の端部を載せる床パネル載置部材112が設けら
れ、この部材112も図7の通り合計4個113〜11
6ある。床パネル載置部材108〜111,113〜1
16のうち、前部コンベア50に最も近い部材108と
113には位置決め部材117,118(117は図8
、図9、図1Oに示され、l18は図7、図8に示され
ている。)が設けられ、これらの位置決め部材117,
118に床パネル2の前部コンベア50側の長辺梁7の
外側面が当接されると、床パネル2は図9、図10の左
右方向に位置決めされ、前記組立位置Aの組立中心aの
位置と正確に一致するようになっている。
図10の通り、前記2本の軌条47の間には位置決め手
段119が配置され、この手段119は、シリンダ12
0と、ンリンダ120で軸121を中心に垂直面内で揺
動するレバー122とを有し、レバー122により床パ
ネル2の前部コンベア50側の長辺粱7の内側面が位置
決め部材117゜118に押し付けられ、これにより床
パネル2の位置決めかなされるようになっている。位置
決め手段119は、図7の通り、中間部コンベア51の
コンベア59〜63毎に設けられている。
次に作用について説明する。
図4で示した天井パネル1は第1走行体23で組立位置
Aの上方まで送られ、床パネル2は床パネル搬送コンベ
ア24で、妻パネル3,4は妻パネル搬送コンベア25
でそれぞれコンベア24゜25の端部まで送られてくる
第2走行体27は第4天井レール34の復レール39の
位置まで走行し、レール39に達している第2ホイスト
43がレール39を介して第2走行体27のレール31
に乗り移る。図6の通り、このレール31に配置されて
いた第1ホイスト42と第2ホイスト43のワイヤー4
2A、43Aが妻パネル3に掛けられる。コンベア25
で水平に倒されて送られてきた妻ノ、々ネル3はホイス
ト42.43の初めの均等な吊り上げ量により水平姿勢
のまま所定高さまで吊り上げられ、二点鎖線3′で示す
通りコンベア25から離れる。次いで、第2ホイスト4
3だけが吊り上げ量を次第に大きくし、これにより妻パ
ネル3は二点鎖線3′で示す通り水平姿勢から垂直姿勢
に次第にその姿勢を変更する。ホイスト43の吊り上げ
量が所定の大きさまで達した後、第1ホイスト42のワ
イヤー42Aは妻パネル3から分離され、これにより妻
パネル3は垂直姿勢となる。
コノように、本実施例では妻パネル搬送コンベア25で
水平に倒されて送られてきた妻パネル3を水平姿勢から
垂直姿勢に姿勢変更する作業は、2台のホイスト42.
43を使用することにより、妻パネル3がコンベア25
から離れた空中において行うようにしたため、この姿勢
変更作業時に妻パネル3とコンベア25とが擦れること
はなく、このため、妻パネル3およびコンベア25が損
傷する事故の発生を防止できる。
次いで、第2走行体27は第2天井レール26に沿って
走行し、第2走行体27が第4天井レール34を構成し
ている往レール35〜38のうちのいずれか1つであっ
て生産しようとする住宅ユニット5の寸法りと対応した
位置に配置されているレールの位置に達すると、第2ホ
イスト43はこのレールに乗り移り、さらに、このレー
ルの位置まで第3天井レール28に沿って走行してきて
いる第3走行体29のレール32に乗り移る。これによ
り、妻パネル3は組立位置Aにおける第1支持台48の
前方に配置されたことになる。
このように第2ホイスト43が往レール35〜38のい
ずれか1つのレールから第3走行体29のレール32に
向かって走行している間に、第2走行体27は第4天井
レール34の復レール40の位置まで移動する。これに
より第2走行体27の第1ホイスト42が配置されてい
るレール31には復レール40を通って第4ホイスト4
5が乗り移り、これらのホイスト42.45でもう1つ
の妻パネル4が前記妻パネル3と同様に吊り上げられ、
空中において水平姿勢から垂直姿勢に姿勢変更される。
この後、第2走行体27は第4天井レール34の往レー
ル41の位置まで移動し、第1ホイスト42から分離さ
れた妻パネル4は、第4ホイスト45が往レール41を
通って第4走行体30のレール33まで達することによ
り、組立位置Aにおける第2支持台49の前方に配置さ
れる。
後退限に達していた第1支持台48は軌条47に沿って
前進し、第2ホイスト43に吊り下けられている妻パネ
ル3の位置まで達する。この妻パネル3は作業者により
図8で示された支持台48の妻パネル載置部材84上に
載せられる。また、支持台48に登った作業者は図11
で示したスライダ90を前記寸法Wと対応する位置まで
がイド棒89に沿って移動させ、前記位置決めピン98
を孔94.97に挿入することによりスライダ90をそ
の位置に位置決めする。そして作業者は第1アーム87
、第3アーム92を前記軸86,9■を中心に図11の
二点鎖線から実線の位置まで回動させ、図12の位置決
めピン102を孔99゜101に挿入することによりア
ーム87.92を回転不能とし、さらに位置決めピン1
04を孔100.103に挿入することによりアーム8
7゜92に妻パネル3を固定する。
以上により妻パネル3は第1支持台48に垂直な姿勢で
支持されたことになる。
以上と同じ作業は第2支持台49についても行われ、こ
の第2支持台49に妻パネル4は垂直な姿勢で支持され
る。
以上の作業により妻パネル3,4はそれぞれの支持台4
8.49で支持され、これらの妻パネル3.4は水平方
向に対向配置され、第2、第4ホイスト43,4.5は
妻パネル3.4から分離される。
以上のように支持台48.49に妻パネル3゜4を支持
させる作業を行っている間に、図4で示された第2走行
体27は第4天井レール34の復レール39の位置まで
走行し、このレール39における第3ホイスト44か第
2走行体27のレール3Iに乗り移る。これにより第1
、第3ホイスト42.44で次の住宅ユニット5を作る
ために使用する妻パネル3の吊り上げ作業が前述と同様
に行われ、第2走行体27か走行することによりこの妻
パネル3は第3ホイスト44で往レール35〜38のい
ずれか1つに送られる。
この妻パネル3と対をなす妻パネル4についても以上と
同じ作業が第5ホイスト46と復レール40、往レール
41を使用することにより行われる。
以上のように本実施例によれば、妻パネル搬送コンベア
25の配置位置Bと住宅ユニット5の組立位置へとをつ
なぐ第4天井レール34にホイスト43.44と45.
46が移動する往レール35〜38,41.復レール3
9.40を設けたため、ホイスト43.45で吊り下げ
られた妻パネル3,4を組立位置Aにおいて支持台48
.49に支持させる作業および住宅ユニット5の組立作
業を行っている間に、ホイスト42,44.46により
次の住宅ユニット5を作るための妻パネル3,4をコン
ベア25から垂直に吊り上げる作業および組立位置Aに
送る準備を整えてお(作業を行えるようになり、このた
め作業の連続性を確保でき、住宅ユニット5の生産効率
の向上を達成できる。
また、本実施例では第4天井レール34には妻パネル3
を組立位置Aに送るためのレールが複数35〜38あり
、これらのレール35〜38の間隔は住宅ユニット5の
それぞれの前記寸法りと対応したものになっているため
、寸法りが異なる各種の住宅ユニット5を作るための妻
パネル3を組立位置Aのそれぞれの所定の位置に送るこ
とができ、本実施例に係る住宅ユニット生産設備は各種
の住宅ユニットに対する汎用性を有するものとなってい
る。
図5で示された床パネル搬送コンベア24でこのコンベ
ア24の端部まで送られてきた床パネル2は、前部コン
ベア50か昇降装置69で低位りから高位Cに上昇する
ことにより前部コンベア50に受は渡され、さらにコン
ベア50により前記軌条47に向かって搬送される。こ
のとき、コンベア50の先端部に設けられた延長部材7
3は中間部コンベア51に向かって突出し、また、中間
部コンベア51は昇降装置70で高位Eまで上昇してい
る。
このため、前部コンベア50と中間部コンベア51との
間に前記支持台48.49を走行させるための軌条47
が設けられ、コンベア50と51とが大きく離れていて
も、軌条47の上方を越えて突出する延長部材73によ
り床パネル2は前部コンベア50から中間部コンベア5
1に確実に受は渡される。
中間部コンヘア51上に床パネル2が乗り移った後、中
間部コンベア51は中位Fまで下降する。
この高さ位置は、床パネル2か支持台48に設けられた
床パネル載置部材107と床上に設けられた床パネル載
置部材112から上方に僅かに離れた位置である。この
後、中間部コンベア51は逆方向に回転し、これにより
床パネル2は図9中において左移動し、これにより床パ
ネル2の前部コンベア50側の長辺粱7の外側面か図1
0の通り前記位置決め部材117,118に当接し、床
パネル2は正確に位置決めされ、組立位置Aの組立中心
aと一致した位置に配置される。
この後、中間部コンベア51は低位Gまで下降し、これ
により床パネル2は位置決め状態のまま床パネル載置部
材107,112上に載る。次いで、前記位置決め手段
119のシリンダ120か作動し、これにより揺動する
レバー122で床パネル2は位置決め部材117,11
8に押し付けられた状態となり、床パネル2の位置決め
が確実なものとなる。
以上のように本実施例では、中間部コンベア51を高位
E1中位F、低位Gの3段階レベルに上下動自在とした
ため、前部コンベア50かう床パネル2を受は取ること
、床パネル2を位置決め部材117,118に当接させ
るまで移動させて位置決めすること、床パネル2を床パ
ネル載置部材107.112に載置すること、の各作業
を中間部コンベア51の上下動により行える。
以上のようにして組立位置Aに送り込まれた妻パネル3
,4、床パネル2に対して天井パネル1を所定の位置に
配置するためには、支持台48゜49の第2アーム88
、第4アーム93を軸86゜91を中心に図12のロー
タリアクチュエータ105で図11の二点鎖線から実線
の位置まで回動させる。次いで、図4の第1走行体23
で組立位置Aの上方まで送られてきている天井パネル1
をこのパネル1を吊り下げている図6のワイヤー23A
の繰り出しにより下降させ、天井パネル1をアーム88
.93の天井パネル載置部材106上に載せる。このと
き、ロータリアクチュエータ105によるアーム88.
93の回動により天井パネルlは組立位置Aの組立中心
aと一致した位置に位置決め配置されることになる。こ
の後、ワイヤー23’Aを天井パネル1から解き放す。
これにより、天井パネルlは妻パネル3,4を垂直に支
持するための支持台48.49に支持されることになり
、支持台48.49は天井パネルlを支持するためのも
のともなる。
図8は以上の作業後の状態を示している。
この後、第2支持台49は図8中において左側に低速で
移動し、これにより妻パネル4の前記仕口18は天井パ
ネル1および床パネル2の長辺粱7の一方の端部に嵌合
する。支持台49かさらに移動することにより、天井パ
ネル1および床パネル2は押されて移動し、これらのパ
ネル1,2の長辺粱7の他方の端部が妻パネル3の仕口
18に嵌合する。この結果、妻パネル3,4と、これら
の妻パネル3,4の間に配置された天井パネル1、床パ
ネル2とは接続状態となる。
このように本実施例では、支持台49を移動させるだけ
で天井パネルl、床パネル2、妻パネル3.4を接続状
態にでき、これらは仮組立状態となる。
なお、支持台49の移動により床パネル2を図8中左移
動させても、床パネル2は位置決め手段119のレバー
122で位置決め部材117,118に常に押圧されて
いるため、床パネル2の位置決め状態を確保できる。
天井パネル1、床パネル2、妻パネル3,4か接続され
るとき、床パネル2、天井パネルlは前述のように組立
位置Aの組立中心aと一致する位置に位置決めされてい
るため、妻パネル3,4は図8中紙面の表裏方向に僅か
に移動しながら床パネル2、天井パネルと接続され、妻
パネル3,4も正確な位置に位置決めされた状態となる
このようにして天井パネルl、床パネル2、妻パネル3
,4は互いに正しい位置関係となり、このような関係と
なった後、作業者は仕口18の部分で天井パネル1、床
パネル2と妻パネル3,4とを溶接で接合する。これに
よって組立位置Aにおいて住宅ユニット5か組み立てら
れる。
この後、位置決め手段119による位置決めが解除され
、また、図12で示されたピン102゜104が抜かれ
、アーム87,88,92.93が図11の二点鎖線の
位置まで回動される。
中間部コンベア51は低位Gから高位Eまで上昇し、こ
れにより住宅ユニット5はコンベア51上に乗る。この
ときには、後部コンベア52は高位Hまで上昇しており
、かつ、このコンヘア52の前記延長部材76は図9の
通り中間部コンベア51側に突出している。次いで、住
宅ユニット5は中間部コンベア51の回転により延長部
材76を介して後部コンベア52に乗り移り、中間部コ
ンベア51と後部コンベア52の間が前記軌条47のた
めに大きく離れていても、住宅ユニット5は延長部材7
6により確実に後部コンベア52に移行し、この住宅ユ
ニット5は図5で示された排出コンベア53の位置まで
達する。後部コンベア52が低位Iまで下降することに
より、住宅ユニット5は図5で示された排出コンベア5
3上に乗り移る。これ以後、住宅ユニット5はコンベア
53により次工程、すなわち、図1で示した外壁パネル
取付ライン20に送られる。
本実施例では、前述した通り、床パネル載置部材107
,112は前記寸法Wの方向に配置された複数の部材1
08〜111,113〜116からなり、また、第3、
第4アーム92.93はスライダ90により寸法Wの方
向に移動自在となっているため、寸法Wか異なる複数の
住宅ユニットを生産するためにも、本実施例に係る装置
は適用できる。
以上説明した本実施例は一例であり、天井パネル、床パ
ネル、妻パネルにより住宅ユニットを組み立てる組立位
置の構造、この組立位置にこれらのパネルを搬送するた
めの装置等の構造は本実施例に限定されない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コンヘアで水平に倒されて送られてき
た妻パネルを垂直姿勢に姿勢変更する作業をコンベアか
ら離れた空中において行うようにしたため、この姿勢変
更時に妻パネルとコンベアとが擦れることはなく、この
ため、妻パネルとコンベアが損傷する事故を防止できる
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の一実施例に係る住宅ユニットの生産工程
を示すブロック図、図2は住宅ユニットを構成する天井
パネル、床パネル、妻パネルを示す斜視1図、図3は住
宅ユニットの斜視図、図4は図1の総組みラインにおけ
る住宅ユニット組立位置の周辺の天井レールを主に示し
た平面図、図5は同組立位置の周辺のコンベアを主に示
した平面図、図6は図4のVI−VI線断面図、図7は
妻パネルを垂直に支持する2台の支持台を示す平面図、
図8は図7の正断面図、図9は図7で示された中間部コ
ンベアを示す側断面図、図10は図7で示された位置決
め手段を示す側断面図、図11は図7で示されたアーム
の部分の拡大平面図、図12は図11の正断面図である
。 1・・・天井パネル、2・・・床パネル、3・・・妻パ
ネル、22.26,28.34・・・天井レール、23
,27.29.30・・・走行体、24・・・床パネル
搬送コンベア、25・・・妻パネル搬送コンベア、35
〜38.41・・・往レール、39.40・・・復レー
ル、42〜46・・・ホイスト、47・・・軌条、48
.49・・・支持台、50・・・前部コンベア、51・
・中間部コンベア、52・・・後部コンベア、73.7
6・・・延長部材、106・・・天井パネル載置部材、
107,112・・・床パネル載置部材、117,11
8・・・位置決め部材、A・・・住宅ユニット組立位置
、B・・・妻パネル搬送コンベア配置位置、C,E、H
・・・高位、F・・・中位、D、G、I・・・低位。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平に倒されてコンベアで送られてきた妻パネル
    を複数台のホイストでこのコンベアから離れる高さまで
    吊り上げ、この後、この妻パネルを空中において水平姿
    勢から垂直姿勢に姿勢変更し、垂直とした2個の妻パネ
    ルを水平方向に対向配置した後、これらの妻パネルを床
    パネルと天井パネルの両側に接合することにより住宅ユ
    ニットを組み立てることを特徴とする住宅ユニットの製
    造方法。
JP33517090A 1990-11-29 1990-11-29 住宅ユニットの製造方法 Pending JPH04201028A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6428992U (ja) * 1987-08-18 1989-02-21
JPH02250736A (ja) * 1989-03-24 1990-10-08 Sekisui Chem Co Ltd 起立装置

Patent Citations (2)

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