JPH04199824A - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JPH04199824A
JPH04199824A JP33577190A JP33577190A JPH04199824A JP H04199824 A JPH04199824 A JP H04199824A JP 33577190 A JP33577190 A JP 33577190A JP 33577190 A JP33577190 A JP 33577190A JP H04199824 A JPH04199824 A JP H04199824A
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JP
Japan
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gas
copper
etching
plasma
alloy
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JP33577190A
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English (en)
Inventor
Shinichi Urano
浦野 新一
Naoto Okazaki
尚登 岡崎
Seiichi Ogino
荻野 誠一
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NISSHIN HIGHTECH KK
Original Assignee
NISSHIN HIGHTECH KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、例えば半導体ウェハ、プリント配線基板等に
おける電極や配線などを形成するための銅、銅合金、金
、金合金、銀および銀合金等の金属膜のドライエツチン
グ方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、シリコン(Si)、ガリウムヒ素(GaAS)半
導体等の各種基板やプリント配線基板等における電極や
配線などを形成するための金属膜として良く知られてい
るものに、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、銅膜
、銅合金膜がある。
これら金属膜から電極や配線等を形成するためのエツチ
ング方法としては、反応性イオンエツチング装置による
ドライエツチングや各種酸性水溶液等からなる反応性水
溶液によるウエットエッチングが知られている。
但し、銅およびその合金については、ドライ条件(気相
)でエツチングされ難く、特に塩素ガス(cpz)等の
反応性ガスを用いる反応性イオンエツチング装置による
エツチング方法では、反応性ガスと銅が化学変化して銅
またはこれを含有する金属薄膜の表面に蒸気圧の低い塩
化銅(CuClヶ)等の銅化合物(CuX)が生成し、
金属薄膜がほとんどエツチングされない。従って銅また
はこれを含有する金属薄膜の所定部分をエツチング除去
し、電極や配線などを形成するためには、各種酸性水溶
液等からなる反応性水溶液によるウェットエンチング方
法が採用されている。
このウェットエツチング方法は、表面に銅またはこれを
含有する金属薄膜と所定マスクパターン薄膜とを積層形
成した基板を、容器の中に入れた反応性水溶液に浸漬す
ることにより、表面に露出した銅またはこれを含有する
金属薄膜を化学反応で反応性水溶液に溶解させ、所定部
分の金属薄膜のみを基板の表面に残し、電極または配線
などを形成するものである。
一方、金、金合金、銀、銀合金のエツチング方法として
は、イオンミリング法を利用することが考えられ。
この方法は、アルゴン(A r )のような不活性ガス
をイオン源にてイオン化し、このイオンビームで金属膜
を物理的にエツチングするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ウェットエツチング方法は、基板の浸漬時間に
よる反応性水溶液の組成や反応性水溶液の液温管理の制
御性が悪く、エツチング量の均一性に欠け、集積度の高
いIC等の量産に適さない。
また、反応性水溶液ではエツチングが等方的に行われる
ため、銅または銅を含有する金属薄膜の横方向のエツチ
ング(アンダーカット)が避けられない。
また、イオンミリング法によるエツチングはエンチング
速度が極めて遅く、生産性が悪い。その上、マスク材や
下地に対する選択性乃至選択比が悪く、微細パターンを
精度良く形成することば困難である。
そこで本発明者の研究によると、銅、銅合金、金、金合
金、銀、銀合金等の金属膜を早(、精度良くエンチング
できるドライエツチング方法として、ハロゲンガスまた
は(および)ハロゲン化物のガスと、中性配位子となる
物質のガスまたはハロゲン化アルミニウムの蒸気ガスを
真空容器に導入し、これら混合ガスを所定真空状態下で
電圧印加のもとにプラズマ化し、該プラズマで前記金属
膜をエンチングするドライエツチング方法が考えられる
この方法によると、ハロゲンガスまたは(および)ハロ
ゲン化物のガスと、中性配位子となる物質のガスまたは
ハロゲン化アルミニウムの蒸気ガスとの両者混合ガスの
プラズマで前記金属膜が比較的早く、比較的精度良くド
ライエツチングされる。
すなわち、例えば銅膜を例にとると、中性配位子を用い
るときは、ハロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物
のガスのプラズマが銅と反応してハロゲン化銅が生成さ
れ、このハロゲン化銅と中性配位子となる物質のガスプ
ラズマとが反応して銅の金属錯体が生成される。この錯
体は蒸気圧が高く、容易に気相中に脱離し、かくして銅
膜がドライエツチングされる。
また、ハロゲン化アルミニウムの蒸気ガスを用いるとき
には、ハロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物のガ
スのプラズマが銅と反応してハロゲン化銅が生成され、
このハロゲン化銅とハロゲン化アルミニウムの蒸気ガス
プラズマとが反応して銅・アルミニウムハロゲン化合物
が生成され、これが容易に気相中へ脱離し、かくして銅
膜がエツチングされる。
金、銀等についても同様にドライエンチングされる。
しかしながら、このエツチング方法にはさらに次の問題
がある。
すなわち、かかるドライエツチングは、物理的、化学的
に異方性エツチングを行うものであるが、同時に、当初
から露出していた、或いはエソチングの進行にともない
露出する金属膜側壁に対する横方向のエツチングも進行
し、その結果、出来上がった電極、配線等の形状が悪く
なるという問題がある。
そこで本発明は、銅、銅合金、金、金合金、銀および銀
合金の少なくとも一種からなる金属膜をドライエツチン
グすることができ、しかも、金属膜の露出側壁に対する
エツチングを防止して、仕上がり形状のよいエツチング
を行えるドライエツチング方法を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的に従い、 ハロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物のガスと、
中性配位子となる物質のガスと、炭化水素および水素化
ケイ素の少なくとも一種とを所定真空状態下の真空容器
へ導入してこれら混合ガスをプラズマ化し、該プラズマ
で銅、銅合金、金、金合金、銀および銀合金の少なくと
も一種からなる金属膜をドライエツチングしつつ、該金
属膜の露出側壁に前記保護膜を形成することを特徴とす
るド、ライエツチング方法を提供する。
また、本発明は前記目的に従い、 ハロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物のガスと、
ハロゲン化アルミニウムの蒸気ガスと、炭化水素および
水素化ケイ素の少なくとも一種とを所定真空状態下の真
空容器へ導入してこれら混合ガスをプラズマ化し、該プ
ラズマで銅、銅合金、金、金合金、銀および銀合金の少
なくとも一種からなる金属膜をドライエツチングしつつ
、該金属膜の露出側壁にエツチング防止保護膜を形成す
ることを特徴とするドライエツチング方法を提供する。
前記ハロゲンガスとしては、フッ素(F2)、塩素(C
j22)、臭素(Brz)、ヨウ素(I2)等のガスを
挙げることができる。
また、前記ハロゲン化物のガスは、フッ化水素(HF)
、塩化水素(HCI) 、臭化水素(HBr)、ヨウ化
水素(Hl)等のハロゲン化水素、フン化炭素(CF、
)等のハロゲン化炭素などのハロゲン元素を含む物質の
ガスである。
前記中性配位子となる物質には、アンモニア(NH3)
、水(F20) 、カルボニル(CO)、ニトロシル(
No)、メチルアミン(NH2(CH3))の如き第1
級アミン、ジメチルアミン(NH2(CH3)、)の如
き第2級アミン、トリメチルアミン(N Ht(CH3
)x)の如き第3級アミン、エチレンジアミン(NHK
(CH2)2 NH2)等の単座または多座配位子を有
する物質を例示できる。
また、ハロゲン化アルミニウムとしては、塩化アルミニ
ウム(AlO2:l)2、臭化アルミニウム(AfBr
:+)、ヨウ化アルミニウム(Affi13)等で、蒸
発すると、二量体分子の、または単量体分子と二量体分
子とが共存する蒸気ガスとなるものなどが考えられる。
前記保護膜を形成するためのガスとしては、広くは、プ
ラズマ中で分解、重合して金属膜側壁等に堆積物を生じ
る性質の物質のガスであり、CHa 、C2Hb 、C
HCl3等の炭化水素、5iHC13、S i 84等
の水素化ケイ素等を挙げることができる。
[作 用] 本発明方法によると、金属膜は、ハロゲンガスまたは(
および)ハロゲン化物のガスと、中性配位子となる物質
のガスまたはハロゲン化アルミニウムの蒸気ガスとの両
者混合ガスのプラズマでトライエンチングされ、同時に
、該金属膜の露出側壁に前記保護膜形成用のガスで該側
壁に対するエツチングを防止する膜が形成される。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に装置例として示す反応性イオンエツチング(R
IE)装置と、これによりハロゲンガスまたは(および
)ハロゲン化物のガスと中性配位子となる物質のガスを
用いて行うドライエツチング例につき説明する。
第1図に示す装置は、真空容器1、該容器に開閉弁2a
、2bおよび流量制御部2cを介して配管接続されたハ
ロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物ガスのボンへ
2、容器1に開閉弁3a、3bおよび流量制御部3Cを
介して配管接続された中性配位子となる物質のガスのボ
ンベ3、容器1に開閉弁4a、4b及び流量制御部4C
を介して配管接続された前処理用のクリプトン(Kr)
、アルゴン(Ar)等の希ガスまたは該希ガスを含むガ
スのボンへ4、容器1に開閉弁5a、5b及び流量制御
部5Cを介して配管接続された三塩化ホウ素ガス(BC
23)等のエツチング促進ガスのボンベ5、容器1に開
閉弁101a、101b及び流量制御部101cを介し
て配管接続された保護膜形成用ガスを供給する容器10
1、容器1に開閉弁61を介して接続され、該容器内を
所定真空状態にする真空ポンプ6、該容器内に電気絶縁
性シール材71を介して設置され、エツチング対象物を
支持するホルダ7、該ホルダに接続された高周波電圧を
印加する高周波電源8を備えている。
以上の装置を用い、エツチング対象物として、電極や配
線を形成するための厚さ5000人の銅(Cu)からな
る金属薄膜を表面に存し、該金属薄膜上にマスク材にて
所定パターンを形成し、該金属薄膜と基板上のシリコン
酸化膜との間にチタン(Ti)からなる厚さ2000人
の下地金属層を有する直径5インチのシリコン半導体ウ
ェハ9を準備し、酸ウェーハを前記ホルダ7上に載置し
た。
なお、下地金属層は、半導体ウェハ等では、配線や電極
を形成するための金属層の下に積層され、本来の金属膜
と同しパターンでエツチングされるもので、通常、金属
膜の付着強化や、拡散防止、オーミックコンタクトをと
る等の目的で設けられる。該下地金属層としては前記例
の他、チタンナイトライド(TiN)、チタンタングス
テン(TiW)、タングステンシリサイド(WSi)、
モリブデンシリサイド(MoSi)等を例示することが
できる。
また、ボンベ4はクリプトン(Kr)ガスボンベ、エツ
チング促進ガスのボンへ5は三塩化ホウ素ガス(BCj
23 )ボンベとした。
そして、エツチングに先立つ第1ステツプとして、先ず
容器1内をIXI 0−3CTOr r)以下の真空状
態とした後、真空容器1内を圧力40(mTorr)に
維持しつつボンへ4からクリプトンガスを流量90(s
ccm)で真空容器1内に導入し、電源8にて13.5
6 (MHz)、500(W)の高周波電圧を60秒印
加し、クリプトンガスのプラズマを発生させ、このプラ
ズマで露出している銅薄膜表面の不純物等を除去した。
次に、予めハロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物
ガスのボンへ2として塩素ガス(Cf2)ボンベを、中
性配位子となる#yJ質のガスボンへ3としてアンモニ
アガス(NH3)ボンへを、保護膜形成用ガスを供給す
る容器101としてクロロホルムの容器をそれぞれ準備
しておき、第2ステツプとして、真空容器1内を圧力4
0(mT。
rr)に維持しつつ容器1内にボンへ5から流量25(
s、ccm)で三塩化ホウ素ガス(BCffi。
)を、ボンへ2から流量20(sccm)で塩素ガス(
Cffiz)を、ボンベ3から流量20(SCcm)で
アンモニアガス(NH,)、容器101から流15(s
ccm)でクロロホルムを導入し、電源8にて13.5
6 [MHz ) 、250 (W)の高周波電圧を3
00秒印加し、これら混合ガスをプラズマ化したところ
、前記ウェハの銅薄膜の5000人の異方性エツチング
が精度良く実現した。
下地金属層も引き続きプラズマによりエツチングされた
このドライエンチングにおいては、露出した銅薄膜部分
においてハロゲン化銅を生成する反応Cu+x/2− 
C1z →CuCj2.と、ハロゲン化銅である塩化銅
とアンモニアガスの中性配位子とが反応して銅の金属錯
体が生成される反応 Cu Cj2x + Y N H:1 →(CuCfx  (NH3) y) が生している。
ハロゲン化銅は蒸気圧が低く、蒸発しにくいが、この金
属錯体(CuC1x  (NH3) y)は蒸気圧が高
く、容易に蒸発し、かくしてエツチングが行われる。
当初から露出していた、或いは該エツチングにより露出
した銅膜側壁には、クロロホルムのプラズマによりポリ
マーの保護膜が形成され、該露出側壁に対する横方向エ
ツチングは防止され、エンチング仕上がり形状は良好で
あった。
なお、前記方法は銅合金についても同様に実施できる。
ドライエツチングにおいて、塩素ガスに代えて他のハロ
ゲンガス等を採用し、アンモニアガスに代えて他の中性
配位子となるガスを使用した場合でも、他の条件はその
まま、または必要に応じて調整、変更等することにより
同様に銅または(および)銅合金層および下地金属層の
ドライエツチングを行うことができる。
銅または銅合金のドライエツチング工程における他のガ
スの組み合わせ例と、その場合の化学反応例を次に列挙
する。
■ 塩素ガス(CL)と水(Hl 0)を使用する場合
Cu十x/2 Hcp2−+CuCfxCu C(2X
+yHz○ −) 〔cucj2x  (Hz O)y E■ 塩素
ガス(CI!、2)とカルボニル(Co)である−酸化
炭素ガスを使用する場合。
Cu十x/2 Hc!2→CuCj2゜CuCfx+y
C○ −> (CuCj2x  (Co) y ’r■ 塩素
ガス(Cl2)とニトロシル(No)である−酸化窒素
ガスを使用する場合。
CLIx/2 ・Cfz →CuCj2゜CuCj2x
+yNO −+ (CuCfx  (No)y ’J■ 塩素ガス
((12)とメチルアミン(N H2(CH3))ガス
を使用する場合。
Cu + x / 2 ・Cl 2 →Cu CI X
Cu Clx + V N Hl(CH:l)→[Cu
C1x  (NH2(CH3)) 、)■ 塩素ガス(
Cffi2)とエチレンジアミン(NH2(CH2)Z
 NH2)ガスを使用する場合。
CLIx/2 ・C1z →CuCj2゜CuCl!、
x +VNHz(CHz)z NH2→(CuCI!、
X (NH2(CH2)2 NH2I Y :1■ ヨ
ウ化水素ガス(Hl)とアンモニアガス(NH:l)を
使用する場合。
Cu+xHI−+Cu lx  (+xH)Cu IX
 +VNH3 −,(CLI IX (NH,)y) ■ ヨウ化水素ガス(Hl)と水(H20)を使用する
場合。
Cu+xHI−*Cu IX (+xH)CuIx+V
HzO →(Cu I X  (H20)y] ■ ヨウ化水素ガス(Hl)とカルボニル(Co)であ
る−酸化炭素ガスを使用する場合。
Cu+xHI−+Cu IX (+xH)Cu IX 
+yCO →(Cu IX  (co)y ) ■ ヨウ化水素ガス(HI)とニトロシル(No)であ
る−酸化窒素ガスを使用する場合。
Cu+xHI−+Cu1.(+xH) Cu IX+yN○ →(Cu Ix  (NO) y:1 [相] ヨウ化水素ガス(Hl)とメチルアミン(NH
2(CHff))ガスを使用する場合。
Cu+xHI−+Cu1x  (千xH)Cu Ix 
+yNHz(CH:+) →(Cu IX  (NH2(CH3)l y:10 
ヨウ化水素ガス(Hl)とエチレンジアミン(N)iz
(CHz)z NHz )ガスを使用する場合。
Cu+xHI−+Cu1X (十xH)Cu IX +
yNH2(CH2)2 NH2→(Cu lx  (N
H2(CH2)2 NHz l y)@ ヨウ素ガス(
■のとアンモニアガス(NH3)を使用する場合。
CLIx/2 ・12 →Cu I。
Cu1X+yNH! →〔CuIX (NH8)y] ■ ヨウ素ガス(I2)と水(H20)を使用する場合
Cu+x/2 ・Iz →Cu lX Cu1)(+yHzO →(Cu rx  (I2 o) y )0 ヨウ素ガ
ス(I2)とカルボニル(Co)である−酸化炭素ガス
を使用する場合。
Cu+x/2 ・12−+Cu lX Cu Ix +yCO →〔CuIX (CO)y] ■ ヨウ素ガス(I2)とニトロシル(NO)である−
酸化窒素ガスを使用する場合。
Cu+x/2 HI2 →Cu lX Cu IX+yN○ →(Cu lx  (No) y) ■ ヨウ素ガス(I2)とメチルアミン(NI2(CH
3))ガスを使用する場合。
Cu+x/2 ・Iz −+Cu IxCu I X 
十yN I2(CI3)→(Cu IX  (NI2(
CH3)) y)■ ヨウ素ガス(I2)とエチレンジ
アミン(NI2(CH2)2 NHz)ガスを使用する
場合。
Cu+x/2 ・Iz −Cu Ix Cu IX +yNHz(CHz)z NHz−[Cu
 IX (NHz(CHz)z NHz )y )■ 
臭化水素ガス(HBr)とアンモニアガス(NH:l)
を使用する場合。
Cu+xHBr→CuBrx  (+xH)Cu B 
r x + y N H3 →(Cu B r x  (N I3)Y )■ 臭化
水素ガス(HBr)と水(I2 o)を使用する場合。
Cu+xHBr−+CuBrX (十xH)CuB r
X +y Hl O →(Cu B r X  (Hz O) y 〕@ 臭
化水素ガス(HBr)とカルボニル(CO)である−酸
化炭素ガスを使用する場合。
Cu+xHB r−+CuB rx  (+xH)Cu
B rx +y C0 →(CuB rx  (co) y) ■ 臭化水素ガス(HBr)とニトロシル(NO)であ
る−酸化窒素ガスを使用する場合。
Cu + x HB ’r −+ Cu B r x 
 (+ x H)CuBrX+yNO →(CuB rx  (No)y ) C臭化水素ガス(HBr)とメチルアミン(NHz(C
H3))ガスを使用する場合。
Cu+xHBr−+CuBrx  (+xH)CuBr
)(+yNHz(CHa) −+ (CuBrx  (NI2(CH3)) y)@
 臭化水素ガス(HBr)とエチレンジアミン(NI2
(CH,)2NHりガスを使用する場合。
Cu十xHBr−+CuBrX (+xH)CuB r
x +yNHz(CHz)z NHz→(Cu B r
X  (NHz(CHz)z NHz ) y 〕[相
] 四フッ化炭素(CF、)とアンモニアガス(NH3
)を使用する場合。
Cu+x/4 ・CFa −+CuFx  (十x/4
 ・C)Cu FX + y NH3 →(CuFx  (NH,)、) [相] 四フッ化炭素(CF4)と水(I20)を使用
する場合。
Cu 十x/4 HCF4 →CuFx  (+x/4
 ・C)Cu F x + y Hz O −、(CuFx  (Hz O)? )[相] 四フフ
化炭素(CF4)とカルボニル(CO)である−酸化炭
素ガスを使用する場合。
Cu+x/4 ・CF4 →CuFX (+x/4− 
C)CuF、+yC○ →(CuFx  (Co) y) 〇 四フッ化炭素(CF4)とニトロシル(No)であ
る−酸化窒素ガスを使用する場合。
Cu+x/4 ・CF4−CuFx  (+x/4 ・
C)CuFx +yNO →〔CuFX (NO)y] [相] 四フッ化炭素(CF4)とメチルアミン(N 
Hz(CI3))ガスを使用する場合。
Cu+x/4 ・CF4 →CuFx  (+x/4 
・C)CuFX + yNH2(CH3) −(CuFx  (NI2(CH3)) ア)[相] 
四フッ化炭素(CF、) とエチレンジアミン(NH2
(CH2)、NHz )ガスを使用する場合。
Cu+x/4 ・CF4−+CuFX (十x/4 ・
C)Cu FX +)’NH2(CH2)Z NH2→
(CuFx  (NHz(CHz)z NHz )y 
)以上説明した方法は、金、金合金、銀、銀合金等にも
同様に適用できる。
また、ドライエツチングにおける前述した化学反応は、
金や銀に関しても同様であり、前述の式においてCuを
Au、Agに替えたものとなる。
(以下、この頁余白) 次に、第2図に装置例として示す反応性イオンエツチン
グ(RIE)装置と、これによりハロゲンガスまたは(
および)ハロゲン化物のガスとハロゲン化アルミニウム
の蒸気ガスを用いて実施するドライエツチング方法につ
き説明する。
第2図に示す装置は、真空容器1、該容器に開閉弁2a
、2bおよび流量制御部2cを介して配管接続されたハ
ロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物ガスのボンベ
2、容器1に開閉弁4a、4b及び流量制御部4cを介
して配管接続されたクリプトン(Kr)、アルゴン(A
r)等の希ガスのボンベ4、容器1に開閉弁5a、5b
及び流量制御部5cを介して配管接続された三塩化ホウ
素ガス(BC/23)等のエツチング促進ガスのボンへ
5、容器1に開閉弁10a、10bおよび流量制御部1
0cを介して配管接続されたハロゲン化アルミニウムの
蒸気ガス生成用恒温槽10、容器1に開閉弁101a、
101bおよび流量制御部101cを介して配管接続さ
れた保護膜形成用ガスを供給する容器101、容器1に
開閉弁61を介して接続され、該容器内を所定真空状態
にする真空ポンプ6、該容器内に電気絶縁性ソール材7
1を介して設置され、エツチング対象物を支持するホル
ダ7、該ホルダに接続された高周波電圧を印加する高周
波電源8を備えている。
なお、恒温槽10は加熱温度を調節してハロゲン化アル
ミニウムの蒸気ガス発生量を調節できるものである。
以上の装置を用い、エツチング対象物として、前記同様
のシリコン半導体ウェーハ90(銅膜厚は5000人)
を準備し、該ウェーハを前記ホルダ7上に載置した。
また、ボンベ4をクリプトン(Kr)ガスボンへ、エツ
チング促進ガスのボンベ5を三塩化ホウ素ガス(BCf
3)ボンベとした。
そして、エツチングに先立つ第1ステツプ(前処理)と
して、先ず、容器1内をlXl0−3(Torr)以下
の真空状態とした後、真空容器1内を圧力40(mTo
rr)に維持しつつボンベ4からクリプトンガスを流量
90(sccm)で真空容器1内に導入し、電源8にて
13.56(MHz ) 、500 (WEの高周波電
圧を60秒印加し、クリプトンガスのプラズマを発生さ
せ、このプラズマで露出している銀薄膜表面の不純物等
を除去した。
次に、予め前記ハロゲンガスまたは(および)ハロゲン
化物ガスのボンベ2として塩素ガス(Cl3)ボンベを
採用しておくとともに、恒温槽10にはハロゲン化アル
ミニウムとして固体塩化アルミニウム(AlCl2)を
入れ、160″Cで加熱してその蒸気ガスを生成できる
ようにしておき、さらに保護膜形成ガスの容器101と
してクロロホルムを収容した容器を準備しておき、真空
容器1内を圧力40(mTorr)に維持しつつ容器l
内にボンベ5から流量25(sccm)で三塩化ホウ素
ガス(BCff3)を、ボンへ2がら流量20(scc
m)で塩素ガス(CI!、2)を、恒温層10から流量
100 (sccm)で塩化アルミニウム(,6/IC
l13)の蒸気ガスを、容器101がら流量5(scc
m)クロロホルムを導入し、電源8にて13.56 C
MHz)、275 [W)の高周波電圧を450秒印加
し、これら混合ガスをプラズマ化したところ、前記ウェ
ハの銅薄膜の異方性エツチングが精度良く実現した。
下地金属層も引き続きプラズマによりエツチングされた
このエツチングにおいては、露出した銅薄膜部分におい
てハロゲン化銅を生成する反応Cu+x/2 ・C12
”CuC1x   と、ハロゲン化銅である塩化銅と塩
化アルミニウム(AICl、)の蒸気ガスとが反応して
銅・アルミニウムハロゲン化合物を生成する反応Cu 
Cf x + ’l’A j2 C42’3→(A E
 y Cu CI K+3Y )とが起こる。
ハロゲン化銅は蒸気圧が低く、蒸発しに(いが、この銅
・アルミニウムハロゲン化合物は容易に気相中に蒸発し
、かくしてエツチングが行われる。
当初から露出していた、或いは該エツチングにより露出
した銅膜側壁には、クロロホルムのプラズマによりポリ
マーの保護膜が形成され、これにより該露出側壁に対す
る横方向エツチングが防止され、エツチング仕上がり形
状は良好であた。
前記第1および第2ステツプは銅合金についても同様に
実施できる。
塩素ガスに代えて他のハロゲンガスまたは(および)ハ
ロゲン化物のガスを採用し、塩化アルミニウム(Aff
Cf3)に代えて他のハロゲン化アルミニウムを採用し
た場合でも、他の条件はそのまま、または必要に応じて
調整、変更等することにより、同様に銅層または(およ
び)銅合金層のエツチングを行える。
銅または銅合金のドライエツチングにおける他のガスの
組み合わせ例とその場合の化学反応例を次に列挙する。
■ 塩素ガス(C1z )と臭化アルミニウム(AIB
rs )の蒸気ガスを使用する場合。
Cu十x/2 ・C1z −+CuCj2XCu Cl
 x + y A I B r 3−> (A/!yC
uCf!XB F3.)■ 塩素ガス(CZZ )とヨ
ウ化アルミニウム(Affix、)の蒸気ガスを使用す
る場合。
Cu十x/2 ”Cff、−+CuCf。
Cu Cf x + y A 421 y−+(Afy
CuCIX l1y) ■ フン化水素ガス(HF)と塩化アルミニウム(Af
Cns)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHF−+CuFx  (十xH)CuFx +
yA#C13 →(A i y c uFx c p 3y )■ フ
ッ化水素ガス(HF)と臭化アルミニウム(AfBr3
)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHF−+CuFx  (+xH)CuFX+y
A’fBrz →(Aj2y CuFx Br5y) ■ フッ化水素ガス(HF)とヨウ化アルミニウム(A
113)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHF−+CuFy  (十xH)Cu F y
 + y A I I 3→(Aj2y Cu Fx 
 l3y)■ フッ素ガス(F2)と塩化アルミニウム
(A/2C!3)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHF−+CuFx  (+xH)Cu Fx 
+ yAf cp3 →(Aly CuFx Cj23y) ■ フッ素ガス(F2)と臭化アルミニウム(Affi
Br:+)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu十x/2 ・F2 →CuF。
CuFX+yAfBr3 −+ (Af、 Cu FX B r3y〕■ フッ素
ガス(F2)とヨウ化アルミニウム(AlI3)の蒸気
ガスを使用する場合。
Cu+x/2 ・Fz →CuFx CLJFX +yAI!、Iz →(A f! y Cu F x I 3ア)■ 塩化
水素ガス(HC1!、)と塩化アルミニウム(Aj2c
ffi、)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHC1−+CuC1x  (+xH)Cu C
I K ’+ y A I Cl 3−+ (A、g、
CuCAxr3y 〕[相] 塩化水素ガス(H’(1
)と臭化アルミニウム(AfBr:+)の蒸気ガスを使
用する場合。
Cu+xHC1−+CuC1x  (+xH)Cu C
l x + y A I B r s→(Affiy 
CuC1x B rzy)■ 塩化水素ガス(HCj2
)とヨウ化アルミニウム(AI!、I:+)の蒸気ガス
を使用する場合。
Cu+xHC1−+CuC1,x  (+xH)CuC
i!、x +yAj21:1 →(A j2y Cu Clx  I ay)@ 臭素
ガス(Brz)と塩化アルミニウム(AffiCA3)
の蒸気ガスを使用する場合。
Cu十x/2 ・Brz →CuBrxCu B r 
X + y A 12 Cl 3→(AAy Cu B
 rX Cp3y)■ 臭素ガス(Br、)と臭化アル
ミニウム(AffiBr3)の蒸気ガスを使用する場合
Cu十x/2 ・Br2→CuBrx CuBrx +yAj2Br3 → (A l y  Cu  B  r x+iy)[
相] 臭素ガス(Br2)とヨウ化アルミニウム(Af
l3)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+x/ 2 ・B I2−+CuB I”XCuB
 rx +yAI I:1 →(A fy Cu B r x  I 3YJ[相]
 臭化水素ガス(HBr)と塩化アルミニウム(AfC
f3)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHBr−+CuBrx  (+xH)Cu B
 r x + y A !!、Cj23→(Afy C
uB rx cp3.)■ 臭化水素ガス(HBr)と
臭化アルミニウム(AI!、Br5)の蒸気ガスを使用
する場合。
Cu+xHBr−+CuBrx  (+xH)CuBr
x +yAnBr。
→(A l y Cu B r xlsy)■ 臭化水
素ガス(HBr)とヨウ化アルミニウム(Afl3)の
蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHBr−+CuBrx  (+xH)Cu B
 r X + y A I I 3−+ (AI!、、
CuBrX r3y)■ ヨウ素ガス(I2)と塩化ア
ルミニウム(AACL)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+x/2 ・Iz →Cu IX CLJ IX+ y A RCly →(AI!、y Cu Ig Cj23y)■ ヨウ素
ガス(I2)と臭化アルミニウム(AI!、Br5)の
蒸気ガスを使用する場合。
Cu+x/2 HI2 →Cu 1x Cu IX+yA/2B I3 →(Ah Cu 1.B I3.) @ ヨウ素ガス(I2)とヨウ化アルミニウム(Afl
iの蒸気ガスを使用する場合。
Cu+x/2−1.−+Cu lX Cu IX +yAI I:+ →(AfyCu Ix+:+y) ■ ヨウ化水素ガス(HI)と塩化アルミニウム(A/
1ICI!、3)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHI−+Cu1x  (+xH)Cu I X
 + y A 42 CP−:1− (Ah Cu r
x Cj23y)@ ヨウ化水素ガス(Hl)と臭化ア
ルミニウム(AfBr3)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu+xHI−+Cu IX (+xH)Cu lX+
yA/2Br+ −) (Aj2yCu lx B ryy][相] ヨ
ウ化水素ガス(HI)とヨウ化アルミニウム(Afl:
+)の蒸気ガスを使用する場合。
Cu十xHI−+Cu IX (+xH)Cu IX+
yA/! 13 →(Aj2y Cu Ix+3yJ 以上説明した方法は金、金合金、銀、銀合金等について
も同様に適用できる。
また、ドライエツチングにおける前述の化学反応は、金
や銀に関しても同様であり、前述の式においてCuをA
u、Agに替えたものとなる。
なお、以上説明した各実施例では反応性イオンエツチン
グ法(RIE)を採用したが、本発明は、この方法に限
らず、その他の各種ドライエツチング法、例えば、電子
サイクロトロン共鳴エツチング(ECR)、マグネトロ
ンエツチング、プラズマエツチング等の各種ドライエツ
チングにも適用可能である。
また、前記各実施例では、エツチング対象物としてシリ
コン半導体ウェーハを例示したが、本発明は、シリコン
半導体、化合物半導体等の各種半導体基板、プリント基
板等に適用できる。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明方法によると、銅、銅合金、
金、金合金、銀および銀合金の少なくとも一種からなる
金属膜をドライエツチングすることができ、しかも、該
金属膜の露出側壁に対するエツチングを防止して仕上が
り形状のよいエツチングを行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施に使用する装置の一例の概略
構成図、第2図は本発明方法の実施に使用する装置の他
の例の概略構成図である。 1・・・真空容器 2・・・ハロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物ガ
スのボンベ 3・・・中性配位子となる物質のガスボンベ4・・・希
ガスボンベ 5・・・エツチング促進ガスボンベ 6・・・真空ポンプ 7・・・ホルダ 8・・・高周波電源 9.90・・・半導体ウエーノ\ 10・・・恒温槽 101・・・保護膜形成用ガスの容器 出願人 日新ハイチ・ンク株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物のガ
    スと、中性配位子となる物質のガスと、炭化水素および
    水素化ケイ素の少なくとも一種とを所定真空状態下の真
    空容器へ導入してこれら混合ガスをプラズマ化し、該プ
    ラズマで銅、銅合金、金、金合金、銀および銀合金の少
    なくとも一種からなる金属膜をドライエッチングしつつ
    、該金属膜の露出側壁にエッチング防止保護膜を形成す
    ることを特徴とするドライエッチング方法。
  2. (2)ハロゲンガスまたは(および)ハロゲン化物のガ
    スと、ハロゲン化アルミニウムの蒸気ガスと、炭化水素
    および水素化ケイ素の少なくとも一種とを所定真空状態
    下の真空容器へ導入してこれら混合ガスをプラズマ化し
    、該プラズマで銅、銅合金、金、金合金、銀および銀合
    金の少なくとも一種からなる金属膜をドライエッチング
    しつつ、該金属膜の露出側壁にエッチング防止保護膜を
    形成することを特徴とするドライエッチング方法。
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