JPH04199796A - テープフィーダおよびテープフィーダからの電子部品のピックアップ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はテープフィーダに係り、詳しくは、移載ヘッド
による電子部品のピンクアップ位置において、テープの
上面を開閉するシャッタ手段の構造に関する。

（従来の技術） 電子部品実装装置の移載ヘッドに、電子部品（以下チッ
プという）を供給するテープフィーダは、電子部品収納
テープが巻回された供給リール、巻取りリール、テープ
のピッチ送り手段等から構成されており、第４図に示す
ように、テープ１００をピッチ送りしながら、そのボケ
７）１０４に収納されたチップＰを、移載ヘッド１０２
のノズル１０３に吸着してピックアンプし、基板に移送
搭載するようになっている。

また上記のようにして、チップＰをノズル１０３による
ビックアンプ位置にピッチ送りする際に、チップＰが振
動によりポケット１０４から飛び出さないように、テー
プ１００のピッチ送りに同期して開閉するシャッタ手段
１０１が設けられる。

（発明が解決しようとする課題） 上記シャッタ手段１０１により、チップＰのポケット１
０４からの飛び出しを防止できるが、ごのシャッタ手段
１０１は、ノズル１０３が下降してチップＰを吸着する
際には、ノズル１０３によるピックアップの障害になら
ないように、ピックアップ位置から退避しておかねばな
らないことから、ピックアップ時には、チップＰの−に
方は開放されることとなり、このためノズル１０３がデ
ツプＰを吸着する際に、チップＰが起立しやすい問題点
があった（同図鎖線参照）。

このようなチップＰの起立は、一般に、「クチ」と呼ば
れる。

そこで本発明は、上記のようなピンクアップ時における
チップのクチを防止できるテープフィーダを提案するこ
とを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は、電子部品収納テープが巻回された供給リール
と、このテープをピッチ送りするピッチ送り手段と、供
給リールから導出されたテープをピッチ送り手段へ案内
するガイド部材と、ピッチ送り手段のピッチ回転に連動
して往復連動じ、移載ヘッドのピックアップ位置におい
て上記テープの上面を開閉するシャッタ手段とを備え、
このシャック手段に、上記移載ヘッドのノズルの下端部
の外寸よりも大きく、且つ上記テープに収納されたチッ
プの外寸よりも小さい開口部を形成したものである。

（作用） 上記構成において、ノズルはシャッタ手段の開口部から
進入してチップを吸着し、次いでシャッタ手段が退避し
た後に、ノズルは上昇してチップをピンクアップするこ
とにより、チップのクチを防止できる。

（実施例） 次に、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図はテープフィーダの側面図である。１はガイド部
材であって、その後部と前部には供給リール２とピッチ
送り手段３が設けられている。供給リール２には、電子
部品収納テープ４が巻回されている。ピッチ送り手段３
は、スブロケット５、爪型６、揺動板７等から成ってい
る。

ガイド部材１の側部には、揺動レバー８がピン９を中心
に揺動自在に設けられている。１０は付勢用のコイルス
プリングである。上記揺動板７と揺動レバー８はシャフ
ト１１で連結されている。１２は巻取りリールであり、
上記ガイド部材１の」二面に沿って配設されたカバー板
１３のエツジに折り返し剥離されたテープ４のカバーテ
ープ４ａを巻取る。

巻取りリール１２の駆動レバー１４は、上記揺動レバー
８の分岐部８ａとスプリング１５により連結されている
。１６は昇降子であり、この昇降子１６が下降して揺動
レバー８を押圧すると、揺動レバー８は反時計方向に揺
動し、シャフト１１は往復動してスプロケット５は時計
方向に回転し、テープ４はガイド部材１に案内されてピ
ッチ送りされるとともに、カバーテープ４ａは巻取りリ
ール１２に巻取られる。

１日はシャッタ手段であって、ガイド部材ｌ上のテープ
４を覆うように配設されている。このシャック手段１８
は、ビン１９により上記揺動板７に連結されており、上
記のように昇降子１６が昇降して、揺動板７が揺動する
と、これに連動してシャッタ手段１８は前後方向に往復
動し、上記移載ヘッド３０のピックアップ位置Ｑにおい
て、テープ４の上面を開閉する。３１はチップＰを吸着
するノズルである。

第２図において、チップＰはテープ４のポケット２１に
収納されている。シャッタ手段１８には、開口部２２が
開口されている。この開口部２２はノズル３１の下端部
の外寸よりも大きく、ノズル３１はこの開口部２２から
進入して、チップＰの上面に着地することができる。ま
たこの開口部２２は、チップＰの外寸よりも小さく、チ
ップＰのポケット２１からの飛び出しを阻止できる。２
３はピッチ送り用のピン孔である。

このテープフィーダは上記のような構成より成り、次に
第３図を参照しながら、動作の説明を行う。なお第３図
において、（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）はそれぞれビックア
ンプ前、ピックアップ時、ピ、り了ツブ後を示しており
、また（ａ）、（ｂ）は、それぞれの側面図と平面図を
示している。

第３図（Ａ）において、シャック手段１８は、チップＰ
１の上面を遮蔽している。この状態で、チップＰ１は開
口部２２の直下にあるが、開口部２２はデツプＰ１の外
寸よりも小さいので、チップＰ１が飛び出すことはない
。

さて、昇降子１６が下降して、スプロケット５がピッチ
回転すると、このチップＰ１はノズル３１のピックアッ
プ位置Ｑへ送られる（第３図（Ｂ）参照）。このとき、
シャッタ手段１８もテープ４と一緒に前進し、チップＰ
１の飛び出しを防止する。次いでノズル３１が下降して
、チップＰ１の上面に近接若しくは着地し、チップＰ１
を吸着する。この状態で、チップＰ１はシャッタ手段１
８に覆われているので、従来手段のように、チップＰ１
のクチを生じることばない。

次いでシャック手段１８はチップＰｉのビックアンプの
障害にならないように後方−１退避し、ノズル３１はチ
ップＰ１をピックアップするく第３図（Ｃ）参照）。図
中、３２はピックアップ時にチップＰを突き上げる突き
」二げビンである。以上のような動作が繰り返されるご
とにより、チップＰは次々にノズル３１にピックアップ
される。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、電子部品収納テープが巻
回された供給リールと、このテープをピッチ送りするピ
・ノチ送り手段と、供給リールから導出されたテープを
ピッチ送り手段へ案内するガイド部材と、ピッチ送り手
段のピッチ回転に連動して往復連動し、移載ヘッドのピ
ックアップ位置において上記テープの」−面を開閉する
シャッタ手段とを備え、このシャッタ手段に、上記移載
ヘッドのノズルの下端部の外寸よりも大きく、且つ上記
テープに収納されたチソプの外寸よりも小さい開口部を
形成しているので、チップのクチを防止し、チップを移
載ヘッドのノズルに確実に吸着してピンクアンプするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すものであって、第１図はテー
プフィーダの斜視図、第２図はシャッタ手段の斜視図、
第３図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）はピックアップ中の側面
図、第４図は従来手段の側面図である。 １・・・ガイド部材 ２・・・供給リール ３・・・ピッチ送り手段 ４・・・テープ １８・・・シャッタ手段 ２２・・・開口部 ３０・・・移載ヘッド ３１・・・ノズル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電子部品収納テープが巻回された供給リールと、この
   テープをピッチ送りするピッチ送り手段と、供給リール
   から導出されたテープをピッチ送り手段へ案内するガイ
   ド部材と、ピッチ送り手段のピッチ回転に連動して往復
   連動し、移載ヘッドのピックアップ位置において上記テ
   ープの上面を開閉するシャッタ手段とを備え、このシャ
   ッタ手段に、上記移載ヘッドのノズルの下端部の外寸よ
   りも大きく、且つ上記テープに収納されたチップの外寸
   よりも小さい開口部を形成したことを特徴とするテープ
   フィーダ。