JPH0419958A - 車両用ハロゲン入り白熱電球 - Google Patents

車両用ハロゲン入り白熱電球

Info

Publication number
JPH0419958A
JPH0419958A JP12344790A JP12344790A JPH0419958A JP H0419958 A JPH0419958 A JP H0419958A JP 12344790 A JP12344790 A JP 12344790A JP 12344790 A JP12344790 A JP 12344790A JP H0419958 A JPH0419958 A JP H0419958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulb
filament
halogen
temperature
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12344790A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Kondo
近藤 敬三
Tsuyoshi Nagakura
長倉 強
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP12344790A priority Critical patent/JPH0419958A/ja
Publication of JPH0419958A publication Critical patent/JPH0419958A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動二輪取 四輪車等の車両用ハロゲン入り白
熱電球に関するものであム 従来の技術 従来から車両用ハロゲン入り白熱電球として、第5図に
示すよう番二 波長800〜1500nmの赤外線域の
透過率が92〜95%である透光性の石英のバルブ1の
中にこのバルブ軸と平行にかつ直線状に配列された2本
のフィラメント2゜3および反射体4を備えた可変ビー
ム式のものが多用されていも 発明が解決しようとする課題 この種の車両用ハロゲン入り白熱電球では2本のフィラ
メント2,3が直線状に配列され かつ反射体4を備え
ている構造ム 1本のフィラメントを有するハロゲン入
り白熱電球に比して、バルブ1の直径を太く、 しかも
その長さも長くしなければならな同 その結果 バルブ
1の内容積が大きくなり、点灯時にハロゲンサイクルに
必要な温度まで上昇しない低温度域が発生し、この低温
度域にフィラメントから蒸発したタングステンと封入さ
れているハロゲンとの反応物であるハロゲン化合物の凝
集現象が現れて、着色を示す。この着色は封入したハロ
ゲンの種類で異なり、例えば臭素系のハロゲンの場合は
黄色を示す。そして、フィラメント2,3から放射され
る白色光が黄色凝縮物を通過して放射されるものも発生
して、前記白色光が赤味を帯びた光色で放射されるため
に暗く感じ、この結果 視認性を悪くすa また この
ハロゲン化合物の凝縮物は点灯時間とともに増量してい
くために 封入したハロゲン量がこのハロゲン化合物に
吸収されて、バルブ内で有効に働くハロゲン量が減少す
ム したがって、ハロゲンサイクルに必要なハロゲン量
に支障を来して、フィラメント付近のバルブ内壁面に蒸
発したタングステンが付着し、黒色の着色現象が現れ 
光量を大幅に減少させるという問題があった 課題を解決するための手段 本発明の車両用ハロゲン入り白熱電球番よ 波長800
〜1500nmの赤外線域の透過率が92〜95%の範
囲にある透光性バルブの中に このバルブ軸と平行に 
かつ直線状に配置された2本のフィラメントを有し、 
これらフィラメントのう−一方のフィラメントには反射
体を設けるとともに 前記バルブの少なくとも封止部を
除く全外表面に赤外線域を反射する金属酸化物からなる
多層干渉膜を形成したものにおいて、前記反射体を設け
ていない側のフィラメントの消費電力(W)と前記バル
ブの内容積(cm3)との比を16.6W/cm3 以
上23.4W/cm3 未満とした構成を有していも 作用 フィラメントから放射される赤外線を多層干渉膜により
バルブの内側に反射させて、バルブからの放熱を阻止す
ることにより、自らの温度上昇で低温度域の温度上昇を
図り、ハロゲンサイクルに必要な温度を得ることができ
も なム 上記手段において反射体を設けていない側のフィ
ラメントの消費電力(W)とバルブの内容積(cm”)
  との比を規定したのは 通常2本のフィラメントを
同時に点灯することはなく、いずれか片方のみの点灯で
あり、その場合反射体を設けていない側のフィラメント
のみを点灯した時の方が反射体を設けた側のフィラメン
トのみを点灯した時より最冷点温度が低くなるからであ
4実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明すも 第1図は本発明の一実施例である車両用ハロゲン入り白
熱電球であって、通称H4ランプと呼ばれているヘッド
ライトに用いられているものの正面図を示す。
本発明の実施例の車両用ハロゲン入り白熱電球は 波長
800〜1500nmの赤外線域の透過率が92〜95
%の範囲にある透光性1石英バルブ1の中Cミ  この
バルブ軸と平行に かつ直線状に配置されたタングステ
ンからなる第1フイラメント2および第2フイラメント
3を有し、これらフィラメントのうぢ 第1フイラメン
ト2には対向車両側へのまぶしさを緩和させるために 
反射体4を設け、またバルブ1の頂部外面に遮光膜5を
形成していも このガラスバルブ1の全外表面には赤外
線域を反射する金属酸化物からなる多層干渉膜6を形成
していも この多層干渉膜は波長11000nの透過率
が5〜15%で、半値幅が350〜500nmという特
性を有してぃも そして、反射体4を設けていない側の
フィラメント、すなわち第2フイラメント3の消費電力
(W)とバルブ1の内容積(cm3)との比を16.6
W/cm3以上 23.4W/cm1未満としていも 
バルブ1の一端部には口金7か取り付けられていも かかる多層干渉膜の形成方法について次に説明すム チタン化合物を含む溶液にバルブを浸種したt乳これを
一定速度で引き上げ乾燥・焼成してバルブの外表面にチ
タニア膜を形成する。しがるa  シリカ化合物を含む
溶液にバルブを浸種したa  これを一定速度で引き上
げ乾燥・焼成してチタニア膜上にシリカ膜を形成すも 
以降同様の手順を繰り返えして、屈折率の異なる上記二
種類の金属酸化物を交互にバルブ外表面に形成すも こ
れらの膜の暦数は9層であり、奇数番目の膜が屈折率の
大きいチタニア膜で、偶数番目の膜が屈折率の小さいシ
リカ膜となム このようにして形成された多層干渉膜付きバルブの透過
率特性を第2図の曲線■に示す。同図の曲線■は多層干
渉膜なしのバルブ(以下、従来バルブという)の場合で
あム 第2図かられかるように 本発明にかかる多層干
渉膜付きバルブの透過率特性は従来バルブのそれに比し
て、可視光線域である400〜760nmではほとんど
差がないバ 赤外線域ではきわめて異なって11も次に
 本発明にかかる外径14.Omm、内容積2.9cm
3の石英バルブを用し\ 通常の通りの方法にて13.
 2V、  68/62WのH4ランプを製作した こ
こで、消費電力68Wの第2フイラメント3を点灯した
時の低温度域部の測定位置a、  b、  c、  d
の4個所のバルブ表面温度分布を第3図の曲線■に示す
。曲線■は従来ランプの場合であム 第3図かられかる
ようGミ  本発明にかかるランプは従来ランプに比し
約40’Cの上昇が得られ この結果 第4図に示す最
冷点測定位置aにおいても従来230℃であったのが本
発明により270℃に上昇し、ハロゲンサイクルに必要
な最低温度230℃を十分に満たすことができも以上は
 温度の主要因である封入ガス品種および封入ガス圧力
を一定とし、かつフィラメントの色温度を3100〜3
250にの範囲内での実験である力\ さらに かかる
バルブを用し\ 消費電力68Wの第2フイラメント3
を38W、48W。
80Wおよび100Wのものにそれぞれ換えて5種類の
H4ランプを製作し、各々のランプの最冷点測定位置a
の温度を測定した結果を第4図に示す。同図において、
曲線■は本発明ランプの場合、曲線■は従来ランプの場
合であム 第4図かられかるようC:、本発明ランプは
従来ランプに比して、35〜45℃上昇していることが
わかム以上の結果から、従来の車両用ハロゲン入り白熱
電球ではハロゲンサイクルに必要な最低温度230℃を
得るには68Wが下限であったのに対して、本発明の車
両用ハロゲン入り白熱電球では下限が48Wとなり、バ
ルブの内容積(am3)  当りの第2フイラメント3
の消費電力(W)の関係を示すと、68/2. 9=2
3.4W/cm’ から48’/ 2. 9 = 16
. 6 W/ c m3 に内容積負荷を低下させるこ
とができることが明かとなった発明の詳細 な説明したよう(′−本発明は 内容積負荷(W/cm
’)  の低下を可能にしたことにより、より低消費電
力化を図ることができ、またバルブから放射される赤外
線を減量することができることから、照射面の温度低下
を図ることができ、この結果 器具のレンズ等の材質を
ガラスから耐熱製の劣る樹脂に代えることが可能となり
、軽量化および価格低減を図ることのできる車両用ハロ
ゲン入り白熱電球を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である車両用ハロゲン入り白
熱電球の正面医 第2図は波長と透過率との関係を示す
阻 第3図は第2フイラメントの消費電力とバルブの温
度上昇との関係を示す駆集4図はバルブの温度分布旦 
第5図は従来例の車両用ハロゲン入り白熱電球の正面図
であムト・・・・・パル″j、2・・・・・・第1フイ
ラメント、3・・・・・・第2フイラメント、 4・・
・・・・反射化 6・・・・・・多層干渉風 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 ・ ハ゛ルフ′ 迫 長 <ntn) 第 図 :A度測定信S

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 波長800〜1500nmの赤外線域の透過率が92〜
    95%の範囲にある透光性バルブの中に、このバルブ軸
    と平行に、かつ直線状に配置された2本のフィラメント
    を有し、これらフィラメントのうち、一方のフィラメン
    トには反射体を設けるとともに、前記バルブの少なくと
    も封止部を除く全外表面に赤外線域を反射する金属酸化
    物からなる多層干渉膜を形成したものにおいて、前記反
    射体を設けていない側のフィラメントの消費電力(W)
    と前記バルブの内容積(cm^3)との比が16.6W
    /cm^3以上23.4W/cm^3未満であることを
    特徴とする車両用ハロゲン入り白熱電球。
JP12344790A 1990-05-14 1990-05-14 車両用ハロゲン入り白熱電球 Pending JPH0419958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12344790A JPH0419958A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 車両用ハロゲン入り白熱電球

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12344790A JPH0419958A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 車両用ハロゲン入り白熱電球

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0419958A true JPH0419958A (ja) 1992-01-23

Family

ID=14860834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12344790A Pending JPH0419958A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 車両用ハロゲン入り白熱電球

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419958A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9670896B2 (en) 2013-03-07 2017-06-06 W&H Dentalwerk Bürmoos GmbH Dynamoelectric converter and medical or dental device having a dynamoelectric converter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9670896B2 (en) 2013-03-07 2017-06-06 W&H Dentalwerk Bürmoos GmbH Dynamoelectric converter and medical or dental device having a dynamoelectric converter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4653369B2 (ja) 電気ランプ
GB1463939A (en) Incandescent lamps
JPH08241694A (ja) 透明な熱保存性のフィルムを備えた光源
JPH0439854A (ja) 照明装置
US6798138B2 (en) Halogen incandescent lamp for motor vehicles
JP2000090887A (ja) 白熱電球
JPH0419958A (ja) 車両用ハロゲン入り白熱電球
JP4429019B2 (ja) ランプ
JPH0419957A (ja) 車両用ハロゲン入り白熱電球
JPH0419956A (ja) 車両用ハロゲン入り白熱電球
JPH03105849A (ja) ランプ
JP2001160377A (ja) ハロゲン電球、自動車用ヘッドライトおよび照明装置
JP2001283791A (ja) ハロゲン電球および照明装置
JPH01115051A (ja) ハロゲン電球
JPH03192649A (ja) 白熱電球
JP2001093480A (ja) ハロゲン電球および照明装置
JPH03297044A (ja) 放電ランプ装置
JPS5834680Y2 (ja) 白熱電球
JPH10302723A (ja) メタルハライドランプ
JPH103891A (ja) ハロゲン電球の製造方法と該方法で製造された多層膜コーティング型ハロゲン電球
JPH03283351A (ja) 白熱電球
JP2005519439A (ja) 電気ランプ及びそれを具える光プロジェクタ
JPH09161731A (ja) ハロゲン電球
JPH0320959A (ja) 照明装置
JPS609052A (ja) 電球