JPH0419885Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419885Y2 JPH0419885Y2 JP1984196093U JP19609384U JPH0419885Y2 JP H0419885 Y2 JPH0419885 Y2 JP H0419885Y2 JP 1984196093 U JP1984196093 U JP 1984196093U JP 19609384 U JP19609384 U JP 19609384U JP H0419885 Y2 JPH0419885 Y2 JP H0419885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- delay line
- selection circuit
- luminance signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 5
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 101000964795 Homo sapiens Zinc finger protein 84 Proteins 0.000 description 2
- 102100040636 Zinc finger protein 84 Human genes 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000003760 hair shine Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、テレビジヨン受像機の水平輪郭補
正回路に関するものであり、特に細い白線が輪郭
補正により輝度が上がりブルーミングを起してか
えつて太く見えることを防止するための水平輪郭
補正回路に関する。
正回路に関するものであり、特に細い白線が輪郭
補正により輝度が上がりブルーミングを起してか
えつて太く見えることを防止するための水平輪郭
補正回路に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、テレビジヨン受像機の水平輪郭補正回路
として第3図に示されるようなものが知られてい
る。
として第3図に示されるようなものが知られてい
る。
これは、入力信号を所定時間遅延させる遅延線
1、入力信号の高域成分を抽出するハイパスフイ
ルター(以下HPEという)2およびこれらの出
力信号を加算する加算回路3により構成されたも
のである。
1、入力信号の高域成分を抽出するハイパスフイ
ルター(以下HPEという)2およびこれらの出
力信号を加算する加算回路3により構成されたも
のである。
第4図を参照しながらその動作について説明す
ると、同図aに示されるような入力輝度信号を、
2次のHPF2を通してその高域成分を抽出する
と同図bに示されるような信号波形が得られるか
ら、この信号と入力輝度信号を遅延させた信号と
を加算することにより、同図cに示されるような
高域成分が強調され輪郭のくつきりした映像信号
が得られる。
ると、同図aに示されるような入力輝度信号を、
2次のHPF2を通してその高域成分を抽出する
と同図bに示されるような信号波形が得られるか
ら、この信号と入力輝度信号を遅延させた信号と
を加算することにより、同図cに示されるような
高域成分が強調され輪郭のくつきりした映像信号
が得られる。
ところが、このようなものに於ては、白く細い
縦線はその高域成分が強調されて信号レベルが非
常に大きくなり、ブラウン管上で明るく輝いてブ
ルーミングを起すことにより、結果的には輪郭補
正を行なわない映像より太くなつてしまうという
欠点があつた。
縦線はその高域成分が強調されて信号レベルが非
常に大きくなり、ブラウン管上で明るく輝いてブ
ルーミングを起すことにより、結果的には輪郭補
正を行なわない映像より太くなつてしまうという
欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
この考案の目的は、上記従来装置の欠点を改良
することであり、ブルーミングを起してももとの
線より細く見える程度に白い線を細く補正するこ
とができるテレビジヨン受像機の水平輪郭補正回
路を提供することである。
することであり、ブルーミングを起してももとの
線より細く見える程度に白い線を細く補正するこ
とができるテレビジヨン受像機の水平輪郭補正回
路を提供することである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、この考案の水平輪
郭補正回路は、映像信号の輝度信号成分を所定時
間遅延させる遅延線と、遅延線の出力信号ともと
の輝度信号成分とのうちいずれか黒い方の信号を
選択する選択回路と、選択回路の出力信号の高域
成分を抽出するHPFとHPFの出力信号ともとの
輝度信号成分とを加算する加算回路とにより構成
されている。
郭補正回路は、映像信号の輝度信号成分を所定時
間遅延させる遅延線と、遅延線の出力信号ともと
の輝度信号成分とのうちいずれか黒い方の信号を
選択する選択回路と、選択回路の出力信号の高域
成分を抽出するHPFとHPFの出力信号ともとの
輝度信号成分とを加算する加算回路とにより構成
されている。
(ホ) 作用
このようにしたことにより、選択回路の出力信
号がシヤープになり、従ってハイパスフイルター
の出力信号(の中央の山)もシヤープになるか
ら、ハイパスフイルターの出力信号ともとの輝度
信号成分とを加算した信号は従来装置により得ら
れる補正信号に比べてはるかにシヤープになり、
白い線を極めて細くすることができ、ブルーミン
グを起した場合でも原信号より細く見える。
号がシヤープになり、従ってハイパスフイルター
の出力信号(の中央の山)もシヤープになるか
ら、ハイパスフイルターの出力信号ともとの輝度
信号成分とを加算した信号は従来装置により得ら
れる補正信号に比べてはるかにシヤープになり、
白い線を極めて細くすることができ、ブルーミン
グを起した場合でも原信号より細く見える。
(ヘ) 実施例
この考案の実施例について、第1図を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
入力端子11に遅延線5が接続され、その出力
が、選択回路6を構成する2個のトランジスタ
T1およびT2の一方T1のベースに接続され、ま
た、入力端子11が他方のトランジスタT2のベ
ースに直接接続されている。
が、選択回路6を構成する2個のトランジスタ
T1およびT2の一方T1のベースに接続され、ま
た、入力端子11が他方のトランジスタT2のベ
ースに直接接続されている。
選択回路6は、2個のトランジスタT1および
T2のベースに入力された信号のうちレベルの低
い方の信号、すなわち黒い方の信号を選択して出
力するようになつている。
T2のベースに入力された信号のうちレベルの低
い方の信号、すなわち黒い方の信号を選択して出
力するようになつている。
選択回路6の出力がHPF2を通した後加算回
路3に入力され、また、入力端子11から入力さ
れたもとの輝度信号が時間(位相)を一致させる
ための遅延線4を介して加算回路3に入力されて
いる。
路3に入力され、また、入力端子11から入力さ
れたもとの輝度信号が時間(位相)を一致させる
ための遅延線4を介して加算回路3に入力されて
いる。
次に第2図を参照しながらその動作について説
明する。
明する。
入力輝度信号は遅延線5を通すことにより
で示される波形となり、選択回路6に於て、お
よびの信号波形のうちからレベルの低い方を選
択することによりで示される波形が得られる。
で示される波形となり、選択回路6に於て、お
よびの信号波形のうちからレベルの低い方を選
択することによりで示される波形が得られる。
この信号は中央の山が極めてシヤープになつて
いて2次のHPF2を通すことにより、で示さ
れるような非常に細くかつ鋭い信号が得られるか
ら、この信号と、もとの入力輝度信号を遅延
線4を通して時間を一致させた信号とを加算す
ることによりで示されるような輪郭補正信号が
得られる。
いて2次のHPF2を通すことにより、で示さ
れるような非常に細くかつ鋭い信号が得られるか
ら、この信号と、もとの入力輝度信号を遅延
線4を通して時間を一致させた信号とを加算す
ることによりで示されるような輪郭補正信号が
得られる。
この輪郭補正信号は従来装置で得られる補正
信号に比べて極めて細いから、ブラウン管上で強
く輝いてブルーミングを起し多少太くなつた場合
でも輪郭補正を行なう前の映像よりも細く見え
る。
信号に比べて極めて細いから、ブラウン管上で強
く輝いてブルーミングを起し多少太くなつた場合
でも輪郭補正を行なう前の映像よりも細く見え
る。
なお、上記実施例に於ては、選択回路6を2個
のトランジスタT1およびT2により構成している
が、これに限られるものではなく、オペアンプ等
により構成した周知の選択回路を使用することも
できる。
のトランジスタT1およびT2により構成している
が、これに限られるものではなく、オペアンプ等
により構成した周知の選択回路を使用することも
できる。
また、信号の白、黒が実施例の信号と反転して
いる場合には、選択回路に於てレベルの高い方の
信号を選択するようにしなければならないことは
いうまでもない。
いる場合には、選択回路に於てレベルの高い方の
信号を選択するようにしなければならないことは
いうまでもない。
(ト) 考案の効果
以上説明したように、この考案のテレビジヨン
受像機の水平輪郭補正回路は、映像信号の輝度信
号成分を所定時間遅延させる遅延線と、遅延線の
出力信号ともとの輝度信号成分とのうちいずれか
黒い方の信号を選択する選択回路と、選択回路の
出力信号の高域成分を抽出するHPFと、HPFの
出力信号ともとの輝度信号成分とを加算する加算
回路とにより構成したことにより、白い線を極め
て細くすることができ、仮にブルーミングが起き
ても線が補正前のものより太くなることがないか
ら、画面の平均輝度を上げることができ、また、
全体として非常にシヤープな感じの画質を得るこ
とができるものである。
受像機の水平輪郭補正回路は、映像信号の輝度信
号成分を所定時間遅延させる遅延線と、遅延線の
出力信号ともとの輝度信号成分とのうちいずれか
黒い方の信号を選択する選択回路と、選択回路の
出力信号の高域成分を抽出するHPFと、HPFの
出力信号ともとの輝度信号成分とを加算する加算
回路とにより構成したことにより、白い線を極め
て細くすることができ、仮にブルーミングが起き
ても線が補正前のものより太くなることがないか
ら、画面の平均輝度を上げることができ、また、
全体として非常にシヤープな感じの画質を得るこ
とができるものである。
第1図……この考案の実施例のブロツク図、第
2図……その各部の信号波形を示す説明図、第3
図……従来装置のブロツク図、第4図……その各
部の信号波形を示す説明図。 2……HPF、3……加算回路、4,5……遅
延線、6……選択回路。
2図……その各部の信号波形を示す説明図、第3
図……従来装置のブロツク図、第4図……その各
部の信号波形を示す説明図。 2……HPF、3……加算回路、4,5……遅
延線、6……選択回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 映像信号の輝度信号成分を所定時間遅延させ
る遅延線と、 (ロ) 遅延線の出力信号ともとの輝度信号成分との
うちいずれか黒い方の信号を選択する選択回路
と、 (ハ) 選択回路の出力信号の高域成分を抽出するハ
イパスフイルターと、 (ニ) ハイパスフイルターの出力信号ともとの輝度
信号成分とを加算する加算回路とから成るテレ
ビジヨン受像機の水平輪郭補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984196093U JPH0419885Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984196093U JPH0419885Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111260U JPS61111260U (ja) | 1986-07-14 |
JPH0419885Y2 true JPH0419885Y2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=30753741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984196093U Expired JPH0419885Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419885Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56155566A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-01 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor device |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP1984196093U patent/JPH0419885Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56155566A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-01 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61111260U (ja) | 1986-07-14 |
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