JPH041982Y2 - - Google Patents

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JPH041982Y2
JPH041982Y2 JP6589386U JP6589386U JPH041982Y2 JP H041982 Y2 JPH041982 Y2 JP H041982Y2 JP 6589386 U JP6589386 U JP 6589386U JP 6589386 U JP6589386 U JP 6589386U JP H041982 Y2 JPH041982 Y2 JP H041982Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は形態変化玩具を構成する二つの構成部
材の係脱機構に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、形態変化玩具として、例えばロボツト等
の形態から自動車等の他の形態に変化するものが
ある。ところが、この種の形態変化玩具におい
て、互いに係止したり、脱れたりするように動作
する二つの構成部材は、直接に係脱させるように
構成されていたので、操作感に乏しいだけでな
く、係止の状態の確実性に欠けるという問題点が
あつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであ
つて、特に、単なる構成部材の組み替えにとどま
らず、形態変化玩具の二つの構成部材を確実に係
止させることができる係止解除構造を提案するこ
とをその技術的課題とする。
(課題を解決するための技術的手段) 上記課題を解決するための技術的手段として、
本考案に係る形態変化玩具を構成する二部材の係
脱機構は、それぞれ形態変化玩具を構成するとと
もに、互いに係脱可能に設けられた下記構成の第
1の構成部材と第2の構成部材とを有することを
特徴とする。
(イ) 前記第1の構成部材に対し第2の構成部材が
横方向及び上下方向にスライド可能に設けられ
ていること。
(ロ) 上記第2の構成部材の一側面には該側面に沿
つて上下方向にスライド可能な係止板が設けら
れ、該係止板は上記第2の構成部材に設けられ
た弾性部材により常時下方に向けて付勢されて
いるとともに、上記係止板の端部には係止前に
上記第2の構成部材の上端又は下端から突出す
る係止爪が形成されていること。
(ハ) 上記第1の構成部材には上記第2の構成部材
の上記係止爪に対応する係止部が設けられるこ
と。
(ニ) 上記第2の構成部材が横方向にスライドする
前に上記係止爪と係止部とは互いに係止する一
方、上記第2の構成部材の横方向スライドに応
じて上記係止爪と係止部の係止状態が脱れるよ
うに形成されていること。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、本考案に係る形態変化玩具
を構成する二部材の係脱機構によれば、第2の構
成部材には第1の構成部材の係止部に係止させる
ための係止板が設けられているので、その係止爪
と係止部との係止を確実にすることができるほ
か、第2の構成部材を横方向にスライドさせるだ
けで係止状態を解除することができる。また、係
止板は弾性部材に付勢されていて、係止状態が解
除されたときは弾性部材の弾性により下方に引戻
されるから、第2の構成部材の内部に納めること
ができ、形態変化後の外観体裁が良好となる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは形態変化玩具を構成する
二部材の係脱機構を示す。なお、係脱機構Aは第
1図a乃至cに示すように玩具本体1がロボツト
状の形態からトランシーバーの形状に可逆的に形
態が変化する形態変化玩具に適用され、この例に
おいて係脱機構Aを構成する第1の構成部材は胴
部材2として、第2の構成部材は脚部材20とし
て示されている。
玩具本体1はロボツト形態において、胴部材2
の両側には腕部材3,3が可動自在に、上面中央
には頭部材4が出没自在に、前面にはカセツトテ
ープ収納凹部5と開口部6が形成されるととも
に、裏面にはアンテナ部材7が折畳み、展開自在
に取着されている。
腕部材3,3は支軸8,8を介して可動自在に
取着された上腕部3a,3aと下腕部3b,3b
とにより形成されるとともに、この上腕部3a,
3aは支軸9a,9aを介して肩部材9,9に可
動自在に取着されている。また、この肩部材9,
9は第2図a,cに示すように支軸10a,10
aを支点に回動自在な連結部材10,10に取着
されており、これによつて、上記腕部材3,3を
胴部材2の裏側に折畳むことができる。そして、
上記下腕部3b,3bの内側面には係止長孔1
1,11が形成されるとともに、先端には手部材
12,12が出没自在に取着されている。
頭部材4は胴部材2の上面中央より出没自在に
設けられるとともに、支軸13a,13aを介し
て覆い部材13が可動自在に取着されている。こ
の覆い部材13は上記支軸13a,13aを支点
に可動させることにより、頭部材4の上部と裏側
に位置させることができる。
次に、カセツトテープ収納凹部5は第3図bに
示すように、その上部に弾性部材14を介して常
時下方に付勢された係止部材15が配されてい
る。これによつて、このカセツトテープ収納凹部
5内にカセツトテープ16を挿入したときに、上
記係止部材15によつてこのカセツトテープ16
を確実に保持することがきる。
20,20は脚部材を示し、この脚部材20,
20は第2図a及び第3図aに示すように上腿部
20a,20aと下腿部20b,20bとによつ
て形成されている。そして、この上腿部20a,
20aの両側下部に設けた支軸21,21が下腿
部20b,20bの内部に設けられた案内溝2
2,22に嵌合され、これによつて、上腿部20
a,20aに対し下腿部20b,20bは上下動
可能で、且つ、この支軸21,21を支点に回動
させることができる。また、上記上腿部20a,
20aの上部には胴部材2の下部に設けた嵌合孔
5a,5aに遊嵌され、且つ、摺動自在な連結部
材23,23に支軸23a,23aを介して可動
自在に取着されている。この連結部材23,23
は嵌合孔5a,5aの範囲内で左右方向に可動自
在であるとともに、その上面には係止爪片23
b,23bが突設されている。
下腿部20b,20bの外側面の嵌合凹溝2
9,29には係止板25,25が上下方向にスラ
イド可能で、その上部が外方に開放するように取
着されている。この係止板25,25の先端部に
は上記胴部材2の両側下方に穿設された係止部2
a,2aに係止される係止爪25a,25aが、
また略中央内側には係止片25c,25cが、下
部内側には係止突片25b,25bがそれぞれ一
体に形成されている。そして、この係止突片25
b,25bには上記下腿部20b,20bの内部
下面に設けられた係止突片20c,20cに一端
が係止された弾性部材27,27の他端が係止さ
れている。これによつて、係止板25,25は下
方に向けて常時付勢されている。
26,26は下腿部20b,20bの内部の係
止板25,25寄りに支軸26a,26aを介し
て回動自在に取着された回動部材を示し、この回
動部材26,26の一端は上記係止板25,25
の係止片25c,25cに係合されるとともに、
他端は上腿部20a,20aに対し下腿部20
b,20bを収縮させたときに、この下腿部20
b,20bの先端が当接して押圧されるように形
成されている。これによつて、下腿部20b,2
0bを伸縮させることにより、係止板25,25
を上下動させることができる。
次に、第2図a,bに示すように胴部材2の内
部にはスライド板30が配設されるとともに、こ
のスライド板30の表面上部には上記頭部材4の
下部に当接される支持突片31,31が、下部に
は上記連結部材23,23の係止爪片23a,2
3aに係止される係止突片32,32がそれぞれ
一体に形成されている。されに、スライド板30
の表面略中部両端には傾斜面を有する係合突部3
3,33が、その上部の裏面には係止片34,3
4がそれぞれ形成されている。そして、この係止
片34,34は同図cに示すように胴部材2の裏
面に穿設した長孔2b,2bより突出されるとと
もに、上記腕部材3,3をこの胴部材2の裏側に
折畳んだときに、その下腕部3b,3bに形成し
た係止長孔11,11に嵌合されるものである。
上記スライド板30の前部には押圧部材36が
配設されるとともに、この押圧部材36の一端に
は押圧片36aが他端にはバネ受部36bが形成
され、且つ、上部にはスライド板30に設けた傾
斜面を有する係合突部33,33に係合する傾斜
面を有する係合片36c,36cが一体に形成さ
れている。そして、上記押圧片36aは胴部材2
の一側に設けられた開口部2cに位置されるとと
もに、バネ受け部36bには弾性部材37が当接
されており、これによつて、押圧部材36は常時
外方に付勢され、且つ、この押圧部材36を内方
に押圧することによつて、スライド板30を上動
させることができる。また、この押圧部材36の
前部には錠機構aが設けられている。
錠機構aは第4図に示すように外周面に所定の
アルフアベツト文字を配し、中央に貫通孔40,
40,40を有する三個の合成樹脂製回転部材4
1,41,41と係止突片42a,42a,42
aが形成された係止手段42とによつて形成され
るとともに、この係止手段42を上記回転部材4
1,41,41に貫通させた状態で胴部材2に固
定された収納凹部43内に収納され、且つ、その
一部は胴部材2の前面開口部より露出されてい
る。そして、係止手段42の一方は上記押圧部材
36の押圧片36aに、他方は上記弾性部材37
に当接されている。これによつて、押圧部材36
と係止手段42は対応して可動するように形成さ
れている。
上記回転部材41は同図bに示すように回転板
41aとこれを収納する回転体41bとから一体
に形成されている。回転板41aは外周面に爪4
4を有するとともに、中央貫通孔40から外周面
の一個の数字に対応する方向に係止孔40aを連
結形成したものである。また、回転板41bは回
転板41aの収納凹部45を有するとともに、そ
の内周面には上記爪44と係合する係合溝46,
46……を形成し、且つ、側壁部47には円孔4
0bが形成されている。そして、回転部材41,
41,41を互いに回動させて係止孔41a,4
1a,41aが係止手段42の係止突片42a,
42a,42aの対応する位置に揃えると、解錠
状態となり、これによつて、上記押圧部材36を
内方に押圧することができるとともに、押圧部材
36の摺動によつてスライド板30が上昇するの
で、これによつえ、玩具本体1の組替えが自由に
行える。これに対し、いずれかの回転部材41の
係止孔41aが揃つていない場合には施錠状態と
なり、係止突片42aは回転部材41の側壁部4
7に係合し、係止手段42の摺動は不可能となる
のと相埃つて押圧部材36の押圧も行なうことが
できないので、玩具本体1の組替えができない。
このような係止孔41a,41a,41aの揃え
は外部から文字合せによつて行なうことができ
る。
なお、アルフアベツト文字合せは回転板41a
の爪44を回転体41bの係合溝46との係合を
変えることによつて容易にいろいろな組合せにす
ることができる。
形態変化玩具を構成する二部材の係脱機構Aは
上述のように構成されているので、その使用にあ
たつては、まず、第1図a、乃至cに示すように
トランシーバー形状において錠機構aの回転部材
41,41,41を回動させて所定の文字を組合
せることによつて施錠状態を解除するとともに、
この状態で押圧部材36を内方に押圧すれば、こ
の押圧部材36の傾斜面を有する係合片36c,
36cとスライド板30の傾斜面を有する係合突
部33,33が係合しているので、このスライド
板30が上方に移動して支持突片31,31によ
つて頭部材4を胴部材2の上面より突出させるこ
とができるのと相篌つて、スライド板30の下部
に設けた係合突片32,32と連結部材23,2
3の係止爪片23a,23aとの係止状態が解除
され、この連結部材23,23に連結されている
脚部材20,20を外方にスライドさせることが
できる。このときに、下腿部20b,20bの外
側面に設けた係止板25,25の係止爪25a,
25aは胴部材2の係止部2a,2aより離嵌さ
れる。そして、この下腿部20b,20bを上腿
部20a,20aに対し引き伸ばす。次に、スラ
イド板30の上昇に伴なつて、このスライド板3
0の裏面に突設された係止片34,34が腕部材
3,3の下腕部3b,3bに設けた係止長孔1
1,11より離嵌されるので、この腕部材3,3
を胴部材2の裏面から両側に展開させることがで
きる。そして、アンテナ部材7をこの胴部材2の
裏面に折畳むことによつてロボツト形態に変化さ
せることができる。
なお、このロボツト形態からトランシーバーの
形態に変化させる場合には、各構成部材を上記と
反対に組替えればよい。
上述のように形態変化玩具を構成する二部材の
係脱機構Aを玩具本体1に利用したことにより、
この玩具本体1がトランシーバーの形態時におい
て、ロボツト形態に変化させる際に、胴部材2と
脚部材20,20を形成する構成部材を係止板2
5,25によつて確実に固定することができる。
また、玩具本体1は錠機構aを解除した場合のみ
の組替えを行うことの楽しみを味わえる。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至cは本考案に係る形態変化玩具を
構成する二部材の係脱機構を利用した形態変化玩
具の形態変化過程を示す斜視図、第2図aは胴部
材の内部構造を示す正面図、同図bはスライド板
と錠機構との関係を示す正面図、同図cはスライ
ド板と腕部材との関係を示す一部破断面図、第3
図aは胴部材と脚部材との取着状態を示す一部破
断面図、同図bは収納凹部の縦断面図、第4図
a,b及びcは錠機構の分解斜視図及び組立状態
断面図である。 符号A……係止解除構造、1……玩具本体、2
……胴部材、2a……係止部、3……腕部材、4
……頭部材、20……脚部材、23……連結部
材、25……係止板、25a……係止爪、30…
…スライド板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれ形態変化玩具を構成するとともに、互
    いに係脱可能に設けられた下記構成の第1の構成
    部材と第2の構成部材とを有することを特徴とす
    る形態変化玩具を構成する二部材の係脱機構。 (イ) 前記第1の構成部材に対し第2の構成部材が
    横方向及び上下方向にスライド可能に設けられ
    ていること。 (ロ) 上記第2の構成部材の一側面には該側面に沿
    つて上下方向にスライド可能な係止板が設けら
    れ、該係止板は上記第2の構成部材に設けられ
    た弾性部材により常時下方に向けて付勢されて
    いるとともに、上記係止板の端部には係止前に
    上記第2の構成部材の上端又は下端から突出す
    る係止爪が形成されていること。 (ハ) 上記第1の構成部材には上記第2の構成部材
    の上記係止爪に対応する係止部が設けられるこ
    と。 (ニ) 上記第2の構成部材が横方向にスライドする
    前に上記係止爪と係止部とは互いに係止する一
    方、上記第2の構成部材の横方向スライドに応
    じて上記係止爪と係止部の係止状態が脱れるよ
    うに形成されていること。
JP6589386U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH041982Y2 (ja)

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JP6589386U JPH041982Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS62177780U JPS62177780U (ja) 1987-11-11
JPH041982Y2 true JPH041982Y2 (ja) 1992-01-23

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