JP2606090Y2 - バックルのダイヤルロック装置 - Google Patents

バックルのダイヤルロック装置

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JP2606090Y2
JP2606090Y2 JP1993044634U JP4463493U JP2606090Y2 JP 2606090 Y2 JP2606090 Y2 JP 2606090Y2 JP 1993044634 U JP1993044634 U JP 1993044634U JP 4463493 U JP4463493 U JP 4463493U JP 2606090 Y2 JP2606090 Y2 JP 2606090Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、予め設定された開放コ
ードにおいてのみ解錠するバックルのダイヤルロック装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スーツケース等においては、ダイ
ヤルロック装置を備えたバックルが取り付けられおり、
このダイヤルロック装置を備えたバックルにあっては、
バックル本体とダイヤルロック装置とから構成されてい
る。バックル本体には、ロック位置とアンロック位置と
の摺動可能であってロック位置に付勢された操作レバー
が設けられており、該操作レバーをアンロック位置に摺
動させることにより、バックルが解錠されてスーツケー
スを開くことが可能な構成となっている。
【0003】一方ダイヤルロック装置は、バックル本体
に回転自在に配置され上面側に複数の数字が記された3
個のダイヤルと、該ダイヤルの下面側に配置され周部に
凹状カム部が設けられた設定カム、及び該設定カムを前
記ダイヤルの下面に圧接させる圧接用スプリング等を有
している。また、前記バックル本体の裏面中央には、通
常位置と開放コード設定位置とに選択的に操作可能なコ
ード設定用ノブが設けられている。
【0004】そして、コード設定用ノブを開放コード設
定位置に操作すると、設定カムの回転が阻止される。し
たがって、この状態でダイヤルを操作して初期コード
「000」、から任意の開放コード、例えば「121」
を設定すると、設定カムに設けられている凹状カム部
と、ダイヤルの数字の位置とが相対的に変化する。つま
り、初期状態においては3個のダイヤルの数値「00
0」の組み合わせのとき、全ての凹状カム部が同一方向
に向いて、前記操作レバーをアンロック位置に作動させ
ることが可能であったのに対し、開放コード「123」
の組み合わせのとき、全ての凹状カム部が同一方向に向
いて、操作レバーをアンロック位置に作動させることが
可能となる。
【0005】また、このように任意の開放コードを設定
した後、前記コード設定用ノブを通常位置にしてから、
ダイヤルを回転操作すると、この通常位置のモードにお
いてはダイヤルと一体的に設定カムが回転する。したが
って、この通常位置のモードにてダイヤルを操作して前
記開放コード「123」から初期コード「000」にし
ておくと、該初期コード「000」では、各凹状カム部
の向きが不一致となる。また、設定した開放コード「1
23」以外のコードにダイヤルを操作した場合にも同様
であって、各凹状カム部の向きが不一致となり、その結
果、操作レバーをアンロック位置に操作することが不可
能となる。よって、バックル本体を解錠できず、これに
より防盗性が確保される。
【0006】そして、スーツケースの所有者が、ダイヤ
ルを操作して、予め設定した開放コードを設定すると、
全ての凹状カム部の向きが合致する。これにより、操作
レバーをアンロック位置に摺動操作することが可能とな
り、該アンロック位置への摺動操作によりスーツケース
を開くことができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来におけるバックルのダイヤルロック装置にあっ
ては、前述のようにバックル本体の裏面にコード設定用
ノブが配置された構造となっている。このため、開放コ
ードを設定する際及び開放コードを設定した後、バック
ル本体の裏面側に手指を回り込ませて、コード設定用ノ
ブを操作しなければならず、操作が煩雑となってしまう
ものであった。
【0008】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、開放コードの設定操作を容易に行
えるようにしたバックルのダイヤルロック装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本考案にあっては、直線移動してロック位置とアンロ
ック位置とに変位可能な操作レバーを有し、該操作レバ
ーのアンロック位置への変位に伴って解錠するバックル
本体と、該バックル本体の下面側に回転自在に配置さ
れ、複数の数字が記された複数個のダイヤルと、該ダイ
ヤルの下面側に各々配置され、周部に凹状カム部が設け
られた設定カムと、該設定カムを前記ダイヤルの下面に
圧接させる圧接用スプリングと、直線移動自在であっ
て、前記凹状カム部に係合する凸状カム部を有し、該凸
状カム部が前記凹状カム部に係合するように、前記圧接
用スプリングより弱い付勢力により一方向に付勢され、
該付勢に抗して、前記凸状カム部を前記凹状カム部から
離脱させる他方向に移動可能なロックプレートと、該ロ
ックプレートに形成され、前記凹状カム部と凸状カム部
とが係合した状態で前記操作レバーのアンロック位置へ
の変位を許容するとともに、離脱した状態でアンロック
位置への変位を阻止するロック片と、前記ロックプレー
トの前記他方向側の端部に突設された突片と、前記バッ
クル本体の側部にて外部に露出し、前記突片と直交する
方向に直線移動自在であって前記突片を受容する受容凹
部を有し、該受容凹部を前記突片に合致させる通常位置
と、両者が不一致となる開放コード設定位置とに移動自
在なコード設定用ノブとを備えている。また、好ましく
は前記コード設定用ノブは、前記通常位置に付勢されて
いる。
【0010】
【作用】前記構成において、開放コードを設定するに際
しては、先ずコード設定用ノブを開放コード設定位置に
直線移動させる。すると、ロックプレートの端部に突設
されている突片とコード設定用ノブに設けられている受
容凹部とが不一致状態となる。したがって、ロックプレ
ートは付勢に抗して前記他方向に直線移動することが不
可能となり、その結果ロックプレートに設けられている
凸状カム部は、設定カムに設けられている凹状カム部に
係合した状態に維持され、設定カムの回転は阻止され
る。
【0011】よって、この状態でダイヤルを回転操作す
ると、圧接用スプリングによる圧接に抗して、ダイヤル
のみが設定カムを残したまま回転する。そして、ダイヤ
ルの操作により任意の開放コードを設定した後、その操
作をやめると、圧接用スプリングの付勢力により設定カ
ムとダイヤルとが一体化する。
【0012】次に、コード設定用ノブを直線移動させて
通常位置に戻すと、ロックプレートの端部に突設されて
いる突片とコード設定用ノブに設けられている受容凹部
とが一致状態となり、ロックプレートは付勢に抗して
方向へ直線移動することが可能となる。そこで、開放コ
ードをかき乱すべく、ダイヤルを回転操作すると、ダイ
ヤルとともに設定カムが一体的に回転する。このとき、
ロックプレートに対する付勢力は、ダイヤルと設定カム
とを圧接させる圧接用スプリングの付勢力より弱いこと
から、ダイヤルと設定カムとの一体的な回転が、ロック
プレートにより妨げられることはない。
【0013】また、このように設定カムが回転した際に
は、該設定カムの凹状カム部からロックプレートの凸状
カム部が抜け出して、両者が離脱した状態となる。この
とき、前述したようにロックプレートの突片は、受容凹
部と合致していることから、ロックプレートは付勢に抗
して他方向へ直線移動する。そして、凸状カム部が凹状
カム部から離脱して、ロックプレートが摺動することに
より、該ロックプレートに設けられているロック片が操
作レバーの直線移動によるアンロック位置への変位を阻
止する。したがって、開放コードが設定されてない状態
では、バックル本体を解錠することはできない。
【0014】しかし、ダイヤルを操作して開放コードを
設定すると、凹状カム部に凸状カム部が係合する。これ
により、ロックプレートが前記一方向に直線移動して、
前記操作レバーのアンロック位置への変位が許容され、
バックル本体を解錠することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図にしたが
って説明する。すなわち、図1,2に示すように、バッ
クル1は、バックル本体2、ヒンジ部材3、及び操作レ
バー4等で構成されている。前記バックル本体2は合成
樹脂製であって、一端部には係止爪5が形成され、他端
部上面には3個の窓6が形成されている。前記ヒンジ部
材3は、一端部にフック7が設けられた固定板8と、該
固定板8の他端部に枢支された可動板9とで構成され、
該可動板9の自由端部に軸10によりバックル本体2の
他端部2aが枢支される。
【0016】前記操作レバー4は、バックル本体1に
線移動自在に保持されており、図2に示したようにロッ
ク位置Lと、該ロック位置Lより内部に侵入したアンロ
ック位置Uとに直線的に変位自在であって、図示しない
スプリングによりアンロック位置Uに付勢されている。
この操作レバー4には、前記フック7に係合するロック
爪11が形成されているとともに、該ロック爪11と手
指により押圧される押圧部12との間に、2個のストッ
パ13が突設されている。
【0017】かかる、バックル1は前記固定板8にて、
スーツケースの一方のシェルに固定される。そして、バ
ックル本体2に設けられている係止爪5をスーツケース
の他方のシェルに設けられている折り返し部に係合させ
た後、可動板9を固定板8上に折り重ね、ロック爪11
をフック7に係止させることによりロック状態が形成さ
れる。また、このロック状態において、操作レバー4を
ロック位置Lからアンロック位置にUに変位させること
により、ロック爪11がフック7から解離して、スーツ
ケースのシェルを開放することが可能なアンロック状態
が形成されるように構成されている。
【0018】前記バックル本体1の下面側には、3本の
軸が等間隔をおいて突設されており(図示せず)、各軸
にはダイヤル14が回転自在に支持されている。該ダイ
ヤル14には、図3の(a)に示すように、中心部に孔
14cが設けられているとともに、その上面14a側に
0〜9までの数字が等間隔に付されている。また、下面
14b側には同図の(b)に示すように、前記孔14c
と同心円状に円形の凹部14dが形成され、該凹部14
d内には前記各数字0〜9に対応する10個の球面状突
起15が設けられている。
【0019】各ダイヤル14の下面側には、これと同軸
状態であって、前記凹部14dに遊嵌する径よりなる設
定カム16が各々回転自在に支持されている。該設定カ
ム16は、図4の(a)に示すように、中心部に孔16
cが形成されているとともに、その上面16aに前記球
面突起15と合致する位置に10個の球面状凹部17が
形成されている。また、同図の(b)に示すように、下
面16bの周部には凹状カム部18が形成されており、
該凹状カム部18は、平面視において台形であって、両
側部に傾斜面18a,18aを有している。
【0020】前記設定カム16の下面16b側には、圧
接用スプリング19が各々配置されている。該圧接用ス
プリング19は、コイル状であって上端部は前記設定カ
ム16の下面16bに弾接し、上端部はバックル本体1
に両端部を支持された図示しないベースプレートに弾接
している。これにより設定カム16の上面16aは、ダ
イヤル14の下面14に圧接し、前記球面状突起15
が球面状凹部17に突入するように付勢されている。
【0021】前記操作レバー4の上面4a側には、前記
設定カム16と略同一高さ位置にロックプレート20が
配置されている。該ロックプレート20は、前記3個の
ダイヤル14の配列方向に直線移動自在であって、リタ
ーンスプリング26により前記配列方向に沿った矢印A
方向に付勢されている。なお、このリターンスプリング
26は、一端がロックプレート20に弾接し、他端がバ
ックル本体2側に弾接することにより、前記A方向への
直線的な付勢力を発揮している。
【0022】また、前記ロックプレート20には、前記
配列方向と直交する方向に延在する3本のロック片22
が等間隔をおいて一体的に形成されている。各ロック片
22の長手方向の中程部には、前記A方向に突出する凸
状カム部21が一体的に形成されている。該凸状カム部
21は、図5に拡大して示したように、前記凹状カム部
18内に遊挿可能な相似形状であって、両側に傾斜面2
1a,21aを有している。また、ロックプレート20
の反A方向の端部に設けられたロック片22には、この
ロックプレート20の移動方向であって前記反A方向に
突出する突片23が設けられている。
【0023】前記バックル本体1の側部には、図6に示
すように、突片23と対向する受容凹部24を有するコ
ード設定用ノブ24が、前記突片23と直交する方向に
直線移動自在に保持されている。そして、このコード設
定用ノブ24は、図示しないスプリングにより前記直交
する方向である矢印B方向に付勢されて、前記受容凹部
24が突片23と合致する通常位置Nに位置決めされて
いる。したがって、コード設定用ノブ24がこの通常位
置Nにある状態においては、突片23が受容凹部25内
に侵入することにより、ロックプレート20の反付勢方
向(反A方向である矢印C方向)への移動自在性が確保
されている。しかし、前記B方向への付勢に抗して、コ
ード設定用ノブ24を図示した開放コード設定位置Pに
移動させると、突片23と受容凹部24が不一致状態と
なり、これによりロックプレート20の前記C方向への
移動が阻止されるようになっている。
【0024】以上の構成にかかる本実施例において、出
荷時においては図2に示したように、各窓6に表示され
た3個ダイヤル14の数字の組み合わせである開放コー
ドが「000」のとき図6に示したように、各凸状カム
部21が凹状カム部18と係合して状態にある。
【0025】そして、このバックル1が取り付けられて
いるスーツケースのユーザーが、開放コードを設定する
に際しては、先ず手指によりコード設定用ノブ24を、
開放コード設定位置Pに摺動させ、そのまま維持する。
すると、図7に示すように、ロックプレート20の端部
に突設されている突片23とコード設定用ノブ24に設
けられている受容凹部25とが不一致状態となる。した
がって、ロックプレート20はA方向への付勢に抗して
C方向に摺動することが不可能となり、その結果ロック
プレート20に設けられている凸状カム部21は、各設
定カム16に設けられている凹状カム部18に係合した
状態に維持され、設定カム16の回転は阻止される。
【0026】よって、この状態でダイヤル4を回転操作
すると、圧接用スプリング19による圧接に抗して、球
面状突起15が球面状凹部17から抜け出し、ダイヤル
4のみが設定カム16を残したまま回転する。そして、
ダイヤル14の操作により任意の開放コード、例えば
「235」を設定した後、その操作をやめると、圧接用
スプリング19の付勢力により、球面状突起15が球面
状凹部17内に侵入し、設定カム16とダイヤル14と
が一体化する。
【0027】次に、コード設定用ノブ24から手指を離
すと該コード設定用ノブ24は通常位置Nに復帰する。
すると、ロックプレート20の端部に突設されている突
片23とコード設定用ノブ24に設けられている受容凹
部25とが一致状態となり、ロックプレート20はリタ
ーンスプリング21のに抗してC方向に摺動することが
可能となる。そこで、開放コードをかき乱すべく、ダイ
ヤル14を回転操作すると、ダイヤル14とともに設定
カム16が一体的に回転する。すなわち、ロックプレー
ト20に対する付勢力(リターンスプリング26のバネ
力)は、ダイヤル14と設定カム16とを圧接させる圧
接用スプリング19の付勢力より弱いことから、ダイヤ
ル14と設定カム16との一体的な回転が、ロックプレ
ート20により妨げられることはない。
【0028】また、このように設定カム16が回転した
際には、該設定カム16の凹状カム部18からロックプ
レート20の凸状カム部21が抜け出して、図8に示す
ように、両者が離脱した状態となる。このとき、前述し
たようにロックプレート20の突片は、受容凹部25と
合致していることから、ロックプレート20は付勢に抗
して摺動する。そして、凸状カム部21が凹状カム部1
8から離脱して、ロックプレート20が摺動することに
より、該ロックプレート20に設けられているロック片
22が、操作レバー4に設けられているストッパ13と
対向して位置する。その結果、操作レバー4のアンロッ
ク位置への変位が阻止され、開放コード「235」が設
定されてない状態では、バックル1を解錠することはで
きないこととなる。よって、スーツケースの所有者以外
の者がバックル1を解錠することが不可能となり、これ
により防盗性が確保される。
【0029】しかし、ダイヤル14を操作して開放コー
ド「235」を設定すると、凹状カム18部に凸状カム
部21が係合する。これにより、ロックプレート20が
摺動して、該ロックプレート20のロック片22が操作
レバー4のストッパ13と対向する位置から退避する
(図6参照)。よって、操作レバー4の押圧部12を手
指により押圧すれば、操作レバー4のアンロック位置U
への変位が許容され、バックル1を解錠することが可能
となる。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、バ
ックル本体の側部においてコード設定用ノブを直線移動
し、ダイヤルを操作することにより、開放コードを設定
することができる。よって、開放コードを設定する際
に、従来のようにバックル本体の裏面にて操作を行う必
要がなく、開放コード設定時の操作の容易化を図ること
ができる。また、コード設定用ノブを通常位置に付勢す
るようにしたことから、単にコード設定用ノブから手指
を離すことにより、開放コードの設定操作を迅速に終了
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同実施例のバックル本体の平面図である。
【図3】同実施例のダイヤルを示し、(a)は上面図、
(b)は下面図である。
【図4】同実施例の設定カムを示し、(a)は上面図、
(b)は下面図である。
【図5】図1のE部拡大図である。
【図6】バックル本体を下面側から見た図である。
【図7】コード設定用ノブを開放コード設定位置に操作
した状態におけるバックル本体を下面側から見た図であ
る。
【図8】開放コードをかき乱した状態におけるバックル
本体を下面側から見た図である。
【符号の説明】
2 バックル本体 4 操作レバー 14 ダイヤル 16 設定カム 18 凹状カム部 19 圧接用スプリング 20 ロックプレート 21 凸状カム部 22 ロック片 24 コード設定用ノブ 25 受容凹部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線移動してロック位置とアンロック位
    置とに変位可能な操作レバーを有し、該操作レバーのア
    ンロック位置への変位に伴って解錠するバックル本体
    と、 該バックル本体の下面側に回転自在に配置され、複数の
    数字が記された複数個のダイヤルと、 該ダイヤルの下面側に各々配置され、周部に凹状カム部
    が設けられた設定カムと、 該設定カムを前記ダイヤルの下面に圧接させる圧接用ス
    プリングと、直線移動自在であって、 前記凹状カム部に係合する凸状
    カム部を有し、該凸状カム部が前記凹状カム部に係合す
    るように、前記圧接用スプリングより弱い付勢力により
    一方向に付勢され、該付勢に抗して、前記凸状カム部を
    前記凹状カム部から離脱させる他方向に移動可能なロッ
    クプレートと、 該ロックプレートに形成され、前記凹状カム部と凸状カ
    ム部とが係合した状態で前記操作レバーのアンロック位
    置への変位を許容するとともに、離脱した状態でアンロ
    ック位置への変位を阻止するロック片と、 前記ロックプレートの前記他方向側の端部に突設された
    突片と、 前記バックル本体の側部にて外部に露出し、前記突片と
    直交する方向に直線移動自在であって前記突片を受容す
    る受容凹部を有し、該受容凹部を前記突片に合致させる
    通常位置と、両者が不一致となる開放コード設定位置と
    に移動自在なコード設定用ノブと、 を備えたことを特徴とするバックル装置のダイヤルロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記コード設定用ノブは、前記通常位置
    に付勢されていることを特徴とする請求項1記載のバッ
    クルのダイヤルロック装置。
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