JPH0710311U - バックルのダイヤルロック装置 - Google Patents

バックルのダイヤルロック装置

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JPH0710311U
JPH0710311U JP4463493U JP4463493U JPH0710311U JP H0710311 U JPH0710311 U JP H0710311U JP 4463493 U JP4463493 U JP 4463493U JP 4463493 U JP4463493 U JP 4463493U JP H0710311 U JPH0710311 U JP H0710311U
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健太郎 大山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開放コードの設定操作を容易に行えるように
したバックルのダイヤルロック装置を提供する。 【構成】 ダイヤル14の下面側には、設定カム16が
各々回転自在に支持されており、設定カム16の下面側
には、圧接用スプリング19が各々配置されている。こ
れにより設定カム16の上面は、ダイヤル14の下面に
圧接している。操作レバー4の上面側には、設定カム1
6と略同一高さ位置にロックプレート20が配置されて
いる。ロックプレート20には、3本のロック片22が
等間隔をおいて一体的に形成されている。各ロック片2
2の長手方向の中程部には、A方向に突出する凸状カム
部21が一体的に形成されている。バックル本体1の側
部には、突片23と対向する受容凹部24を有するコー
ド設定用ノブ24が、前記突片23と直交する方向に摺
動自在に保持されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、予め設定された開放コードにおいてのみ解錠するバックルのダイヤ ルロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーツケース等においては、ダイヤルロック装置を備えたバックルが取 り付けられおり、このダイヤルロック装置を備えたバックルにあっては、バック ル本体とダイヤルロック装置とから構成されている。バックル本体には、ロック 位置とアンロック位置との摺動可能であってロック位置に付勢された操作レバー が設けられており、該操作レバーをアンロック位置に摺動させることにより、バ ックルが解錠されてスーツケースを開くことが可能な構成となっている。
【0003】 一方ダイヤルロック装置は、バックル本体に回転自在に配置され上面側に複数 の数字が記された3個のダイヤルと、該ダイヤルの下面側に配置され周部に凹状 カム部が設けられた設定カム、及び該設定カムを前記ダイヤルの下面に圧接させ る圧接用スプリング等を有している。また、前記バックル本体の裏面中央には、 通常位置と開放コード設定位置とに選択的に操作可能なコード設定用ノブが設け られている。
【0004】 そして、コード設定用ノブを開放コード設定位置に操作すると、設定カムの回 転が阻止される。したがって、この状態でダイヤルを操作して初期コード「00 0」、から任意の開放コード、例えば「121」を設定すると、設定カムに設け られている凹状カム部と、ダイヤルの数字の位置とが相対的に変化する。つまり 、初期状態においては3個のダイヤルの数値「000」の組み合わせのとき、全 ての凹状カム部が同一方向に向いて、前記操作レバーをアンロック位置に作動さ せることが可能であったのに対し、開放コード「123」の組み合わせのとき、 全ての凹状カム部が同一方向に向いて、操作レバーをアンロック位置に作動させ ることが可能となる。
【0005】 また、このように任意の開放コードを設定した後、前記コード設定用ノブを通 常位置にしてから、ダイヤルを回転操作すると、この通常位置のモードにおいて はダイヤルと一体的に設定カムが回転する。したがって、この通常位置のモード にてダイヤルを操作して前記開放コード「123」から初期コード「000」に しておくと、該初期コード「000」では、各凹状カム部の向きが不一致となる 。また、設定した開放コード「123」以外のコードにダイヤルを操作した場合 にも同様であって、各凹状カム部の向きが不一致となり、その結果、操作レバー をアンロック位置に操作することが不可能となる。よって、バックル本体を解錠 できず、これにより防盗性が確保される。
【0006】 そして、スーツケースの所有者が、ダイヤルを操作して、予め設定した開放コ ードを設定すると、全ての凹状カム部の向きが合致する。これにより、操作レバ ーをアンロック位置に摺動操作することが可能となり、該アンロック位置への摺 動操作によりスーツケースを開くことができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来におけるバックルのダイヤルロック装置にあっ ては、前述のようにバックル本体の裏面にコード設定用ノブが配置された構造と なっている。このため、開放コードを設定する際及び開放コードを設定した後、 バックル本体の裏面側に手指を回り込ませて、コード設定用ノブを操作しなけれ ばならず、操作が煩雑となってしまうものであった。
【0008】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、開放コードの 設定操作を容易に行えるようにしたバックルのダイヤルロック装置を提供するこ とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するために本考案にあっては、ロック位置とアンロック位置と に変位可能な操作レバーを有し、該操作レバーのアンロック位置への変位に伴っ て解錠するバックル本体と、該バックル本体に回転自在に配置され、上面側に複 数の数字が記された複数個のダイヤルと、該ダイヤルの下面側に配置され、周部 に凹状カム部が設けられた設定カムと、該設定カムを前記ダイヤルの下面に圧接 させる圧接用スプリングと、前記凹状カム部に係合する凸状カム部を有し、該凸 状カム部が前記凹状カム部に係合するように、前記圧接用スプリングより弱い付 勢力により付勢され、該付勢に抗して、前記凸状カム部を前記凹状カム部から離 脱させる位置に摺動可能なロックプレートと、該ロックプレートに形成され、前 記凹状カム部と凸状カム部とが係合した状態で前記操作レバーのアンロック位置 への変位を阻止するとともに、離脱した状態でアンロック位置への変位を許容す るロック片と、前記ロックプレートの摺動方向の端部に突設された突片と、前記 バックル本体の側部にて外部に露出し、前記突片と直交する方向に摺動自在であ って前記突片を受容する受容凹部を有し、該受容凹部を前記突片に合致させる通 常位置と、両者が不一致となる開放コード設定位置とに摺動自在なコード設定用 ノブとを備えている。また、好ましくは前記コード設定用ノブは、前記通常位置 に付勢されている。
【0010】
【作用】
前記構成において、開放コードを設定するに際しては、先ずコード設定用ノブ を開放コード設定位置に摺動させる。すると、ロックプレートの端部に突設され ている突片とコード設定用ノブに設けられている受容凹部とが不一致状態となる 。したがって、ロックプレートは付勢に抗して摺動することが不可能となり、そ の結果ロックプレートに設けられている凸状カム部は、設定カムに設けられてい る凹状カム部に係合した状態に維持され、設定カムの回転は阻止される。
【0011】 よって、この状態でダイヤルを回転操作すると、圧接用スプリングによる圧接 に抗して、ダイヤルのみが設定カムを残したまま回転する。そして、ダイヤルの 操作により任意の開放コードを設定した後、その操作をやめると、圧接用スプリ ングの付勢力により設定カムとダイヤルとが一体化する。
【0012】 次に、コード設定用ノブを通常位置に戻すと、ロックプレートの端部に突設さ れている突片とコード設定用ノブに設けられている受容凹部とが一致状態となり 、ロックプレートは付勢に抗して摺動することが可能となる。そこで、開放コー ドをかき乱すべく、ダイヤルを回転操作すると、ダイヤルとともに設定カムが一 体的に回転する。このとき、ロックプレートに対する付勢力は、ダイヤルと設定 カムとを圧接させる圧接用スプリングの付勢力より弱いことから、ダイヤルと設 定カムとの一体的な回転が、ロックプレートにより妨げられることはない。
【0013】 また、このように設定カムが回転した際には、該設定カムの凹状カム部からロ ックプレートの凸状カム部が抜け出して、両者が離脱した状態となる。このとき 、前述したようにロックプレートの突片は、受容凹部と合致していることから、 ロックプレートは付勢に抗して摺動する。そして、凸状カム部が凹状カム部から 離脱して、ロックプレートが摺動することにより、該ロックプレートに設けられ ているロック片が操作レバーのアンロック位置への変位を阻止する。したがって 、開放コードが設定されてない状態では、バックル本体を解錠することはできな い。
【0014】 しかし、ダイヤルを操作して開放コードを設定すると、凹状カム部に凸状カム 部が係合する。これにより、ロックプレートが摺動して、前記操作レバーのアン ロック位置への変位が許容され、バックル本体を解錠することが可能となる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図にしたがって説明する。すなわち、図1, 2に示すように、バックル1は、バックル本体2、ヒンジ部材3、及び操作レバ ー4等で構成されている。前記バックル本体2は合成樹脂製であって、一端部に は係止爪5が形成され、他端部上面には3個の窓6が形成されている。前記ヒン ジ部材3は、一端部にフック7が設けられた固定板8と、該固定板8の他端部に 枢支された可動板9とで構成され、該可動板9の自由端部に軸10によりバック ル本体2の他端部2aが枢支される。
【0016】 前記操作レバー4は、バックル本体1に摺動自在に保持されており、図2に示 したようにロック位置Lと、該ロック位置Lより内部に侵入したアンロック位置 Uとに変位自在であって、図示しないスプリングによりアンロック位置Uに付勢 されている。この操作レバー4には、前記フック7に係合するロック爪11が形 成されているとともに、該ロック爪11と手指により押圧される押圧部12との 間に、2個のストッパ13が突設されている。
【0017】 かかる、バックル1は前記固定板8にて、スーツケースの一方のシェルに固定 される。そして、バックル本体2に設けられている係止爪5をスーツケースの他 方のシェルに設けられている折り返し部に係合させた後、可動板9を固定板8上 に折り重ね、ロック爪11をフック7に係止させることによりロック状態が形成 される。また、このロック状態において、操作レバー4をロック位置Lからアン ロック位置にUに変位させることにより、ロック爪11がフック7から解離して 、スーツケースのシェルを開放することが可能なアンロック状態が形成されるよ うに構成されている。
【0018】 前記バックル本体1の下面側には、3本の軸が等間隔をおいて突設されており (図示せず)、各軸にはダイヤル14が回転自在に支持されている。該ダイヤル 14には、図3の(a)に示すように、中心部に孔14cが設けられているとと もに、その上面14a側に0〜9までの数字が等間隔に付されている。また、下 面14b側には同図の(b)に示すように、前記孔14cと同心円状に円形の凹 部14dが形成され、該凹部14d内には前記各数字0〜9に対応する10個の 球面状突起15が設けられている。
【0019】 各ダイヤル14の下面側には、これと同軸状態であって、前記凹部14dに遊 嵌する径よりなる設定カム16が各々回転自在に支持されている。該設定カム1 6は、図4の(a)に示すように、中心部に孔16cが形成されているとともに 、その上面16aに前記球面突起15と合致する位置に10個の球面状凹部17 が形成されている。また、同図の(b)に示すように、下面16bの周部には凹 状カム部18が形成されており、該凹状カム部18は、平面視において台形であ って、両側部に傾斜面18a,18aを有している。
【0020】 前記設定カム16の下面16b側には、圧接用スプリング19が各々配置され ている。該圧接用スプリング19は、コイル状であって上端部は前記設定カム1 6の下面16bに弾接し、上端部はバックル本体1に両端部を支持された図示し ないベースプレートに弾接している。これにより設定カム16の上面16aは、 ダイヤル14の下面14aに圧接し、前記球面状突起15が球面状凹部17に突 入するように付勢されている。
【0021】 前記操作レバー4の上面4a側には、前記設定カム16と略同一高さ位置にロ ックプレート20が配置されている。該ロックプレート20は、前記3個のダイ ヤル14の配列方向に摺動自在であって、リターンスプリング26により前記配 列方向に沿った矢印A方向に付勢されている。なお、このリターンスプリング2 6は、一端がロックプレート20に弾接し、他端がバックル本体2側に弾接する ことにより、前記A方向への付勢力を発揮している。
【0022】 また、前記ロックプレート20には、前記配列方向と直交する方向に延在する 3本のロック片22が等間隔をおいて一体的に形成されている。各ロック片22 の長手方向の中程部には、前記A方向に突出する凸状カム部21が一体的に形成 されている。該凸状カム部21は、図5に拡大して示したように、前記凹状カム 部18内に遊挿可能な相似形状であって、両側に傾斜面21a,21aを有して いる。また、ロックプレート20の反A方向の端部に設けられたロック片22に は、このロックプレート20の摺動方向であって前記反A方向に突出する突片2 3が設けられている。
【0023】 前記バックル本体1の側部には、図6に示すように、突片23と対向する受容 凹部24を有するコード設定用ノブ24が、前記突片23と直交する方向に摺動 自在に保持されている。そして、このコード設定用ノブ24は、図示しないスプ リングにより前記直交する方向である矢印B方向に付勢されて、前記受容凹部2 4が突片23と合致する通常位置Nに位置決めされている。したがって、コード 設定用ノブ24がこの通常位置Nにある状態においては、突片23が受容凹部2 5内に侵入することにより、ロックプレート20の反付勢方向(反A方向である 矢印C方向)への移動自在性が確保されている。しかし、前記B方向への付勢に 抗して、コード設定用ノブ24を図示した開放コード設定位置Pに摺動させると 、突片23と受容凹部24が不一致状態となり、これによりロックプレート20 の前記C方向への移動が阻止されるようになっている。
【0024】 以上の構成にかかる本実施例において、出荷時においては図2に示したように 、各窓6に表示された3個ダイヤル14の数字の組み合わせである開放コードが 「000」のとき図6に示したように、各凸状カム部21が凹状カム部18と係 合して状態にある。
【0025】 そして、このバックル1が取り付けられているスーツケースのユーザーが、開 放コードを設定するに際しては、先ず手指によりコード設定用ノブ24を、開放 コード設定位置Pに摺動させ、そのまま維持する。すると、図7に示すように、 ロックプレート20の端部に突設されている突片23とコード設定用ノブ24に 設けられている受容凹部25とが不一致状態となる。したがって、ロックプレー ト20はA方向への付勢に抗してC方向に摺動することが不可能となり、その結 果ロックプレート20に設けられている凸状カム部21は、各設定カム16に設 けられている凹状カム部18に係合した状態に維持され、設定カム16の回転は 阻止される。
【0026】 よって、この状態でダイヤル4を回転操作すると、圧接用スプリング19によ る圧接に抗して、球面状突起15が球面状凹部17から抜け出し、ダイヤル4の みが設定カム16を残したまま回転する。そして、ダイヤル14の操作により任 意の開放コード、例えば「235」を設定した後、その操作をやめると、圧接用 スプリング19の付勢力により、球面状突起15が球面状凹部17内に侵入し、 設定カム16とダイヤル14とが一体化する。
【0027】 次に、コード設定用ノブ24から手指を離すと該コード設定用ノブ24は通常 位置Nに復帰する。すると、ロックプレート20の端部に突設されている突片2 3とコード設定用ノブ24に設けられている受容凹部25とが一致状態となり、 ロックプレート20はリターンスプリング21のに抗してC方向に摺動すること が可能となる。そこで、開放コードをかき乱すべく、ダイヤル14を回転操作す ると、ダイヤル14とともに設定カム16が一体的に回転する。すなわち、ロッ クプレート20に対する付勢力(リターンスプリング26のバネ力)は、ダイヤ ル14と設定カム16とを圧接させる圧接用スプリング19の付勢力より弱いこ とから、ダイヤル14と設定カム16との一体的な回転が、ロックプレート20 により妨げられることはない。
【0028】 また、このように設定カム16が回転した際には、該設定カム16の凹状カム 部18からロックプレート20の凸状カム部21が抜け出して、図8に示すよう に、両者が離脱した状態となる。このとき、前述したようにロックプレート20 の突片は、受容凹部25と合致していることから、ロックプレート20は付勢に 抗して摺動する。そして、凸状カム部21が凹状カム部18から離脱して、ロッ クプレート20が摺動することにより、該ロックプレート20に設けられている ロック片22が、操作レバー4に設けられているストッパ13と対向して位置す る。その結果、操作レバー4のアンロック位置への変位が阻止され、開放コード 「235」が設定されてない状態では、バックル1を解錠することはできないこ ととなる。よって、スーツケースの所有者以外の者がバックル1を解錠すること が不可能となり、これにより防盗性が確保される。
【0029】 しかし、ダイヤル14を操作して開放コード「235」を設定すると、凹状カ ム18部に凸状カム部21が係合する。これにより、ロックプレート20が摺動 して、該ロックプレート20のロック片22が操作レバー4のストッパ13と対 向する位置から退避する(図6参照)。よって、操作レバー4の押圧部12を手 指により押圧すれば、操作レバー4のアンロック位置Uへの変位が許容され、バ ックル1を解錠することが可能となる。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、バックル本体の側部においてコード設定 用ノブを操作し、ダイヤルを操作することにより、開放コードを設定することが できる。よって、開放コードを設定する際に、従来のようにバックル本体の裏面 にて操作を行う必要がなく、開放コード設定時の操作の容易化を図ることができ る。また、コード設定用ノブを通常位置に付勢するようにしたことから、単にコ ード設定用ノブから手指を離すことにより、開放コードの設定操作を迅速に終了 させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同実施例のバックル本体の平面図である。
【図3】同実施例のダイヤルを示し、(a)は上面図、
(b)は下面図である。
【図4】同実施例の設定カムを示し、(a)は上面図、
(b)は下面図である。
【図5】図1のE部拡大図である。
【図6】バックル本体を下面側から見た図である。
【図7】コード設定用ノブを開放コード設定位置に操作
した状態におけるバックル本体を下面側から見た図であ
る。
【図8】開放コードをかき乱した状態におけるバックル
本体を下面側から見た図である。
【符号の説明】
2 バックル本体 4 操作レバー 14 ダイヤル 16 設定カム 18 凹状カム部 19 圧接用スプリング 20 ロックプレート 21 凸状カム部 22 ロック片 24 コード設定用ノブ 25 受容凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック位置とアンロック位置とに変位可
    能な操作レバーを有し、該操作レバーのアンロック位置
    への変位に伴って解錠するバックル本体と、 該バックル本体に回転自在に配置され、上面側に複数の
    数字が記された複数個のダイヤルと、 該ダイヤルの下面側に配置され、周部に凹状カム部が設
    けられた設定カムと、 該設定カムを前記ダイヤルの下面に圧接させる圧接用ス
    プリングと、 前記凹状カム部に係合する凸状カム部を有し、該凸状カ
    ム部が前記凹状カム部に係合するように、前記圧接用ス
    プリングより弱い付勢力により付勢され、該付勢に抗し
    て、前記凸状カム部を前記凹状カム部から離脱させる位
    置に摺動可能なロックプレートと、 該ロックプレートに形成され、前記凹状カム部と凸状カ
    ム部とが係合した状態で前記操作レバーのアンロック位
    置への変位を阻止するとともに、離脱した状態でアンロ
    ック位置への変位を許容するロック片と、 前記ロックプレートの摺動方向の端部に突設された突片
    と、 前記バックル本体の側部にて外部に露出し、前記突片と
    直交する方向に摺動自在であって前記突片を受容する受
    容凹部を有し、該受容凹部を前記突片に合致させる通常
    位置と、両者が不一致となる開放コード設定位置とに摺
    動自在なコード設定用ノブと、 を備えたことを特徴とするバックル装置のダイヤルロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記コード設定用ノブは、前記通常位置
    に付勢されていることを特徴とする請求項1記載のバッ
    クルのダイヤルロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0345797U (ja) * 1989-09-12 1991-04-26

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